JP3124638U - デッキ部材 - Google Patents

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俊夫 中杉
一豊 呉松
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Abstract

【課題】各種床材の敷設が容易であり、床材にガタが生じるのを防止したデッキ部材の提供を目的とする。
【解決手段】ベース体と、床材を敷設するための中間部材と、複数の支持脚取付部材と、複数の支持脚とを有し、ベース体は平面視略方形形状で支持脚装着孔を上下に貫通して複数有し、中間部材は上面略フラット面を有し、支持脚取付部材は雌ねじ部を上下に貫通して有し、支持脚はボルト部材を有し、ボルト部材の挿入方向先端に工具被操作部を配設してあり、中間部材は下面をデッキ部材ベース体上面に連結し、支持脚取付部材は支持脚装着孔に嵌合連結し、ボルト部材は支持脚取付部材雌ねじ部に工具被操作部を先端にして螺合連結してあることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ベランダ、建築物通路、庭等に建物出入口や通路等との段差を解消するためのデッキ部材に関し、特に各種床材を取り付けるのに適している。
ベランダや庭等と、建物出入口や、通路等の室内側床面との段差を解消する目的で、所定高さに調整可能な水平床面を形成するデッキ部材が採用されている
このデッキ部材では、例えば図12(a)に示すような薄い格子状の取付用中間部材160に専用の床材150を取付け、この中間部材160を図12(b)に示すようにベース体120に取り付けたものが公知である。
しかし床材150は、床材下面の幅方向中央に設けた突条151を中間部材160の溝161に嵌め込むことで中間部材に取り付けてあり、幅方向中央部分のみで床材を支持する構造では、床材が幅中央部の突条部を支点にして左右に振れたりガタが生じやすい問題があった。
また、近年ではより高級感を得るために幅広の床材やタイル材を取り付けたいニーズがある。
しかし、デッキ部材においては、上側から脚部を回転して高さ調整するための穴が必要であり、使用できる床材に制限があった。
実登第3020371号公報には石材またはタイル材を床材として用いる技術を開示するが、施工後の高さ調整ができないものであり、特に床の施工が大変である。
実登第3020371号公報
本考案は上記技術的課題に鑑みて、各種床材の敷設が容易であり、床材にガタが生じるのを防止したデッキ部材の提供を目的とする。
本考案の技術的要旨は、ベース体と、床材を敷設するための中間部材と、複数の支持脚取付部材と、複数の支持脚とを有し、ベース体は平面視略方形形状で支持脚装着孔を上下に貫通して複数有し、中間部材は上面に略フラット面を有し、支持脚取付部材は雌ねじ部を上下に貫通して有し、支持脚はボルト部材を有し、ボルト部材の挿入方向先端に工具被操作部を配設してあり、中間部材は下面をデッキ部材ベース体上面に連結し、支持脚取付部材は支持脚装着孔に嵌合連結し、ボルト部材は支持脚取付部材雌ねじ部に工具被操作部を先端にして螺合連結してあることを特徴とする。
請求項2記載の考案の技術的要旨は、床材は平面視略方形形状の長尺材からなり、裏面に複数の突条を平行に形成してあり、中間部材は略フラット面の上面に床材の突条を嵌合するための嵌合溝を床材の突条配置に対応して有していることを特徴とする。
ここで、床材の裏面に複数の突条を設けるとは、2本以上の突条を長手方向に平行に設ける趣旨であり、この場合に幅方向両側の端部付近に沿って設けるのがよい。
本考案に係るデッキ部材においては、床材を取り付ける中間部材上面を略フラット面としたことから、接着等の貼付で各種床材をこの略フラット面に任意に取り付けることが出来る。
また、長尺床材を敷設する際に床材の裏面に複数の突条を形成し、この複数の突条に対応した嵌合溝で床材を支持すると床材の幅方向のガタが生じなく安定して床材を保持出来る。
よって、床材の裏面に平行に設けた複数の突条で支持するので、従来よりも幅広の長尺床材を安定して固定できる。
図6は本考案に関するデッキ部材の実施例の説明図で、バルコニー等のコンクリート製床面2に適用した状態の側面を模式的に描いてある。
バルコニー1の床面2は室内側床面3より低く形成してあり、出入口4側にはステップ2aを形成し、バルコニー1のはね出し方向側端には排水溝2bが形成してある。
室外と室内の間には出入口として戸4aが取り付けられている。
バルコニー床面2上には、通常のデッキ部材10を複数個敷設し、残りのスペースにデッキ部材10を敷設できなくなった際に残りスペースの寸法に合わせて切断した寸法調整デッキ部材10aを敷設し、バルコニー床面2と室内床面3との段差を解消するようにするが、図1では模式的に一枚ずつ示してある。
図1(b)、図4(a)にデッキ部材10、10aの外観斜視図を示し、図11にデッキ部材10、10aを裏側から見た外観斜視図を示す。
デッキ部材10、10aはベース体20、20aにベース体20、20aを支持する複数の支持脚30a、30b、30cを支持脚取付部材31あるいは支持脚格子取付け部材40を用いて取り付けてあり、ベース体20、20aの上面には中間部材60、60aを用いて床材50、50aを取り付けてある。
デッキ部材10、10aは、それぞれの支持脚30a、30b、30cと支持脚取付部材31、あるいは支持脚格子取付部材40とで形成する高さを適度に調整することで、デッキ部材床面10c、10dを例えば室内床面3との間に段差を生じないように、所定高さに水平に設置可能としてある。
ベース体20の表面を図9(a)に示し、裏面を図9(b)に示す。
また、裏側から見た外観斜視図を図10に示す。
ベース体20は、所定位置に複数の支持脚装着部21と、支持脚装着部21間を連結する縦桟22bと横桟22cとからなる格子体部22とを有して略方形板状に形成してあり、上面の所定位置には係合爪23を複数設けてある。
また、ベース体20の側面部分には、他のベース体20と雄雌の嵌合で連結して複数のデッキ部材を連設出来るようにした、連結オス部24と連結メス部25とを設けてある。
支持脚装着部21は、上下方向の支持脚取付筒21bを設けてその内側にベース体20を上下に貫通する支持脚装着孔21aを形成してある。
この装着用筒21bは図6に示す支持脚取付部材31に取り付けた支持脚を下方から支持脚取付筒21bの下端に嵌合装着するもので、その嵌合装着構造は後述する。
格子体部22は図18に示すように、ベース体20上面から下面に渡る複数の縦桟22bと横桟22cとを所定位置に略升目形に配置して縦桟22bと横桟22cの交差部分に交差部22aを形成したもので、各桟間にベース体20を上下に貫通する複数の格子穴22dを設けてある。
ベース体20は、この格子穴22dを横切るように切断することで、設置スペースに合わせた大きさに容易に切断して寸法調整用のベース体20aとすることが出来る。
図6に示す支持脚30aは、ボルト部材32にスペーサー35を連結してこのスペーサー35に、下端に台座38を取り付けた他のスペーサー35aを連結してあり、ボルト部材32を支持脚取付部材31に取り付けてベース体20に装着してある。
支持脚30bは、ボルト部材32に、下端に台座38を取り付けたスペーサー35を連結してあり、ボルト部材32を支持脚取付部材31に取り付けてベース体20に装着してある。
支持脚30cは、下端に台座38を取り付けたボルト部材32を連結してあり、支持脚取付部材31に取り付けてベース体20a、あるいは、支持脚格子取付部材40に取り付けてベース体20aに装着してある。
次に床材を取り付ける中間部材について説明する。
図1は、ベース体に取り付けた中間部材に、各種床材を載置又は貼り付ける状態の説明図を示す。
図1(a)は床材敷設前の状態を示し、図1(b)は敷設後の状態を示す。
また、図2(a)に中間部材60の表面を示し、図2(b)に裏面を示す。
中間部材60の表側には、略フラット面61を形成してあるので、図1に示すように床材50aはフラット面61に並べて敷設できる。
床材50aの形状と大きさは、中間部材60に取り付けられる範囲の任意のものを用いることが出来る。
フラット面61には、縦方向と横方向との交互に複数のリブ列61aを設けてあり、床材50aがずれにくくなっているため、床材50aを並べて置くだけでもよい。
なお、接着剤を用いて敷設してもよいが、メンテナンスを考えると接着しない方がよい。
中間部材60は、中間部材60の係合爪63と図9(a)に示すベース体20の係合爪23とを互いに係合させてベース体20上に取り付けてある。
図4(b)は、平面視方形形状の長尺床材を取り付けた場合のデッキ部材の外観斜視図を示す。
図3(a)に床材50bの表面を示し、図3(b)に床材50bの裏面を示す。
床材50bは、図4(b)に示すように中間部材60の一方向に複数毎を並べて中間部材60の表面上に敷き詰めて配設できる略矩形板状に形成してある。
床材50bの裏面50dには、床材50bを中間部材60に合わせて取付けて、床材50bを支持するための取付用突条51が、床材裏面50dの幅方向の両側縁付近から下向きとなるように突出させて形成してある。
図2に示す中間部材60は表側に、この取付用突条51を嵌めて床材50bを中間部材60の上の所定位置に並べて配設する床材取付溝62を略フラット面61を凹ませて形成してある。
図5は床材50bのベース体に取り付ける手順の説明図を示す。
床材50bは図5(a)に示す、未取付状態から、図5(b)に示すように中間部材60に取付用突条51と床材取付用溝62とを合わせて嵌め、例えばビス止めする等して固定する。
支持脚取付部材及び支持脚をデッキ部材から取り外した外観図を図7に示す。
図7(a)、図7(b)、図7(c)はそれぞれ支持脚取付部材31に取り付けた支持脚30a、30b、30cを示し、図7(d)は支持脚格子取付部材40から取り外した支持脚30cのみを示す。
ボルト部材32の係合部34にはスペーサー35が螺合により、あるいは台座38が嵌め込みにより連結してある。
図8は支持脚を高さ調整する状態の説明図を示す。
図8(a)、図8(b)、図8(c)は、図7(a)、図7(b)、図7(c)にそれぞれ示す支持脚30a、30b、30cを支持脚取付部材31でデッキ部材ベース体に取り付けた状態を示す。
支持脚30a、30b、30cは、支持脚取付部材31の取付筒受け凹部31bを支持脚取付筒21bに下方から嵌め込んである。
雌ねじ部31aは支持脚装着孔21bに向けた状態としてあり、この支持脚取付部材31の雌ねじ部31aにボルト部材32のボルト部32aを螺合させてベース体20を支持するように取り付けてある。
支持脚30a、30b、30cの高さ調整は、上方から支持脚装着孔21aを通して工具5を差し込んでボルト部33先端の工具被操作部33bに係合させ、工具5を回転することで雌ねじ部31aに対してボルト部33を高さ方向の進退操作させて行う。
工具5がボルト部材32を回転させると、ボルト部材32に連結してあるスペーサー35、35aも共に回転するが、ボルト部材32とスペーサー35とは螺合で連結してあり、スペーサー同士も螺合で連結してあるため、スペーサー35、35aが外れることを防止してある。
床材を中間部材のフラット面に貼り付ける状態の説明図を示す。 中間部材の外観図を示す。 専用の床材の外観図を示す。 (a)は一般的な床材を取付けて分断した一方のデッキ部材の外観斜視図を示し、(b)は専用の床材を用いたデッキ部材の外観斜視図を示す。 専用の床材を用いたデッキ部材の組立手順の説明図を示す。 本発明に関するデッキ部材の実施例を、バルコニー床面に適用した状態の説明図を示す。 支持脚取付部材及び支持脚をデッキ部材から取り外した外観説明図を示す。 支持脚をデッキ部材ベース体に取付けて高さ調整する状態の説明図を示す。 ベース体の外観図を示す。 ベース体を裏側から見た外観斜視図を示す。 デッキ部材を裏側から見た外観斜視図を示す。 従来のデッキ部材構造の説明図を示す。
符号の説明
1 バルコニー
2 バルコニー床面
2a ステップ
2b 排水溝
3 室内床面
4 出入口
5 工具
10 デッキ部材
10a 寸法調整用のデッキ部材
10c、10d デッキ部材床面
20 デッキ部材ベース体
20a 分断したデッキ部材ベース体
21 支持脚装着部
21a 支持脚装着孔
21b 支持脚取付体
22 格子体部
22a 交差部
22b 縦桟
22c 横桟
22d 格子穴
23 デッキ部材ベース体側係合爪
24 連結オス部
25 連結メス部
30a、30b、30c 支持脚
31 支持脚取付部材
31a 雌ねじ部
31b 取付筒受け凹部
32、32a ボルト部材
33 ボルト部
33a 雄ねじ
33b 工具被操作部
34 ボルト部材側の係合部
34a 雄ねじ
34b ピン受け孔
35、35a スペーサー
36 スペーサー側係合凹部
36a 雌ねじ
36b ガイドピン
37 スペーサー側係合凸部
37a 雄ねじ
37b ピン受け孔
38 台座
38a 台座凹部
40 支持脚格子取付部材
50a、50b 床材
50c 床材表面
50d 床材裏面
51 取付用突条
60、60a 中間部材
61 略フラット面
61a リブ
62 床材取付用凹溝
63 中間部材側係合爪
64 ビス穴

Claims (2)

  1. ベース体と、床材を敷設するための中間部材と、複数の支持脚取付部材と、複数の支持脚とを有し、
    ベース体は平面視略方形形状で支持脚装着孔を上下に貫通して複数有し、
    中間部材は上面に略フラット面を有し、
    支持脚取付部材は雌ねじ部を上下に貫通して有し、
    支持脚はボルト部材を有し、
    ボルト部材の挿入方向先端に工具被操作部を配設してあり、
    中間部材は下面をデッキ部材ベース体上面に連結し、
    支持脚取付部材は支持脚装着孔に嵌合連結し、
    ボルト部材は支持脚取付部材雌ねじ部に工具被操作部を先端にして螺合連結してあることを特徴とするデッキ部材。
  2. 床材は平面視略方形形状の長尺材からなり、裏面に複数の突条を平行に形成してあり、
    中間部材は略フラット面の上面に床材の突条を嵌合するための嵌合溝を床材の突条配置に対応して有していることを特徴とする請求項1記載のデッキ部材。
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