JP3124326B2 - 時分割多重通信ネットワークにおける構成情報作成装置 - Google Patents

時分割多重通信ネットワークにおける構成情報作成装置

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JP3124326B2
JP3124326B2 JP03237994A JP23799491A JP3124326B2 JP 3124326 B2 JP3124326 B2 JP 3124326B2 JP 03237994 A JP03237994 A JP 03237994A JP 23799491 A JP23799491 A JP 23799491A JP 3124326 B2 JP3124326 B2 JP 3124326B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時分割多重通信ネットワ
ークにおける構成情報作成装置に関する。近年において
は、低設備コストで効率のよいデータ通信を行うために
時分割多重(TDM)通信が幅広く適用されている。
【0002】時分割多重通信においては、リンク(伝送
路)接続された複数のTDM装置がネットワークの監視
制御を行うようになっている。この監視制御を行うため
には、その監視制御を行うための構成情報を人が作成し
て各TDM装置にインプットしなければならない。
【0003】しかし、その作成作業は手間暇がかかると
同時にミスが多いので、あまり有効な方法ではない。そ
こで、構成情報を自動的に作成する構成情報作成装置が
必要とされている。
【0004】
【従来の技術】従来、ネットワークのスーパーバイザに
設けられる構成情報作成装置は、TDM装置が必要とす
る構成情報を作成する機能をサポートしてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した構
成情報作成装置はあくまで情報作成のサポートを行うの
みであり、構成情報中に含まれるTDMに必要な伝送路
のタイムスロット割付情報は、人が机上で検討してい
た。
【0006】しかし、タイムスロット割付情報を人が机
上で検討するには複雑なため容易でなく且つ情報量も多
いために、タイムスロット割付情報を作成する過程で誤
りが生じたり、その情報を入力する過程で誤りが多発す
ると言った問題があった。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、伝送路のタイムスロット割付を装置内で自
動的に生成できるようにすることによって、人による検
討や入力作業を不要にすると共に、誤りのない構成情報
を容易に得ることのできる時分割多重通信における構成
情報作成装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の構成情報
作成装置の原理構成図を示す。この図に示す構成情報作
成装置は、ネットワークを構成する伝送路のノードとし
て用いられるTDM装置が、伝送路の監視制御を行うた
めに必要な構成情報を作成するものであり、入力制御手
段12と、記憶手段11と、自動割付手段13とを具備
して構成されている。
【0009】入力制御手段12は、図示せぬ入力手段か
ら入力される複数種類の回線定義情報及び伝送路定義情
報をチェックして記憶手段11へ出力するものである。
記憶手段11は、複数種類の回線定義情報及び伝送路定
義情報に基づく構成情報を記憶するものである。
【0010】自動割付手段13は、本発明の主要構成要
素となるものであり、複数種類の回線定義情報を伝送路
のタイムスロットやタイムスロット内のサブスレートタ
イムスロットに割り付けるためのタイムスロット割付情
報を生成し、記憶手段11に構成情報として出力するも
のである。
【0011】この自動割付手段13に、図2に示すよう
に、記憶手段11に記憶された複数種類の回線定義情報
を、記憶手段11の特定領域或いは他の記憶手段に展開
する展開手段14と、記憶手段11の特定領域或いは他
の記憶手段に展開された回線定義情報の各々を、同一伝
送路毎に任意チャネル数にまとめるパッキングが必要か
どうかを判断する判断手段15と、判断手段15によっ
てパッキングが必要とされた回線定義情報のパッキング
を行うパッキング手段16と、パッキング手段16によ
ってパッキングの行われた回線定義情報及び、判断手段
15によってパッキングが不必要とされた回線定義情報
を、所望の原則に基づいて配列する回線ソート手段17
と、タイムスロットの先頭より空きのあるタイムスロッ
トをサーチして、回線ソート手段17によって配列され
た回線定義情報を割りつける回線割付手段18とを設け
て構成するのが好ましい。
【0012】また、回線ソート手段17が、入力手段に
より入力される複数種類の回線定義情報の内、手動指定
された回線定義情報を優先して配列する原則と、複数種
類の回線定義情報の内、速度の速い回線定義情報順に配
列する原則と、複数種類の回線定義情報の内、同一種類
の回線定義情報毎にまとめる原則と、複数種類の回線定
義情報の内、回線番号順に配列する原則とに基づいて、
パッキングの行われた回線定義情報及びパッキングが不
必要とされた回線定義情報の配列を行うようにするのが
好ましい。
【0013】他の構成手段を以下に記述する。図3に示
すように、自動割付手段13をTDM装置に設けて構成
情報作成装置を構成する。
【0014】図4に示すように、構成情報作成装置に、
TDM装置を監視する監視手段を設けて構成する。図5
に示すように、構成情報作成装置に、記憶手段11に記
憶されたタイムスロット割付情報を監視用回線や伝送路
経由でTDM装置に伝送する情報伝送手段21を設けて
構成する。
【0015】図6に示すように、自動割付手段13に、
構成情報の内の運用されている回線定義情報と運用され
ていない回線定義情報とを区別して管理する情報管理手
段22と、運用されていない回線定義情報のタイムスロ
ット割付を認識して解除する割付解除手段23とを設け
て構成情報作成装置を構成する。
【0016】図7に示すように、記憶手段11に記憶さ
れた構成情報を退避する退避領域24を設け、更に、自
動割付手段13に、タイムスロット割付情報を構成情報
に追加する直前に構成情報を退避領域に退避させる退避
処理手段25を設け、入力処理手段12に、タイムスロ
ット割付情報を追加した後に、退避領域24の構成情報
を復元することによってタイムスロット割付情報を追加
する直前の状態に戻す復元処理手段26を設けて構成情
報作成装置を構成する。
【0017】図8に示すように、自動割付手段13に、
記憶手段11の構成情報の内の運用状態の回線定義情報
を運用されていない状態に変化させることによって、回
線定義情報のタイムスロット割付を回線単位で解除し、
タイムスロット割付が解除された回線定義情報を次のタ
イムスロット割付の対象とする解除割付指定手段27を
設けて構成情報作成装置を構成する。
【0018】図9に示すように、自動割付手段13に、
任意のタイムスロットやタイムスロット内のサブスレー
トタイムスロットへの回線定義情報の割り付けを予約
し、この予約されたタイムスロットやタイムスロット内
のサブスレートタイムスロットには自動でタイムスロッ
ト割付が行われないようにする予約手段28と、その予
約を解除する予約解除手段29とを設けて構成情報作成
装置を構成する。
【0019】
【作用】上述した図1に示す構成の構成情報作成装置に
よれば、キーボード等の入力手段から、複数種類の回線
定義情報と使用する各伝送路の定義情報とが入力制御手
段12に入力される。そして、入力制御手段12から全
ての回線定義情報が記憶手段11へ入力され、これが構
成情報として記憶された時点で、その記憶された構成情
報を基に自動割付手段13によって各伝送路内のタイム
スロット割付情報が自動生成されて記憶手段11の構成
情報に付加される。
【0020】従って、各伝送路のタイムスロット割付を
事前に人が検討して作成したり、この作成されたタイム
スロット割付情報を入力手段から入力したりするといっ
た作業が不要となるので、従来生じていたタイムスロッ
ト割付情報作成時の誤り及び入力時の誤りがなくなる。
また、入力の手間もかからなくなる。
【0021】但し、自動割付手段13がタイムスロット
割付情報を自動生成するに当たって、自動割付手段13
に図2に示すような各手段を設けた場合、まず、展開手
段14によって、記憶手段11に記憶された複数種類の
回線定義情報が、記憶手段11の特定領域或いは他の記
憶手段に展開される。
【0022】次に、判断手段15によって、その展開さ
れた回線定義情報の各々をパッキングする必要があるか
どうかが判断される。パッキングが必要であればパッキ
ング手段16によって回線定義情報のパッキングが行わ
れる。
【0023】パッキング不要であれば回線定義情報はそ
のまま回線ソート手段17へ出力される。次に、回線ソ
ート手段17によって、パッキング手段16によりパッ
キングの行われた回線定義情報及び、判断手段15によ
りパッキングが不必要とされた回線定義情報が、前述し
た原則に基づいて配列される。
【0024】そして、回線割付手段18によって、タイ
ムスロットの先頭より空きのあるタイムスロットがサー
チされ、先に配列された回線定義情報が割りつけられ
る。次に、図3に示す構成においては、TDM装置に自
動割付手段13が設けられたことによって、TDM装置
がタイムスロット割付情報を自動生成して構成情報が作
成される。
【0025】この場合、入力制御手段12(図1)と記
憶手段11(図1)とを有して構成される構成情報入力
装置において、記憶手段11に回線定義情報が記憶され
た後、この回線定義情報がTDM装置の記憶部に入力さ
れて構成情報が作成される。
【0026】図1の構成においては、タイムスロット割
付情報を含む全ての構成情報をTDM装置に入力してい
たが、図3の構成の場合、自動割付手段13により生成
される情報を除く情報のみをTDM装置に入力すればよ
いので、TDM装置へ受け渡しを行う情報量が大幅に削
減される。
【0027】情報の受け渡しは、一般的に構成情報作成
装置で作成された構成情報をフロッピーディスク等に記
憶してTDM装置へ渡すか、或いは監視用回線や伝送路
を介してTDM装置に伝送して渡すかの2通りの方法が
ある。
【0028】次に、図4に示す構成においては、構成情
報作成装置に監視手段20が設けられており、これによ
ってTDM装置を監視することによりネットワークを監
視できるようにしたので、構成情報作成装置で作成され
た構成情報をそのまま監視用の情報としても利用するこ
とができる。また、監視用の装置を別に設けなくともよ
いので合理的である。
【0029】図5に示す構成においては、タイムスロッ
ト割付情報を伝送する情報伝送手段21が設けられてい
るので、構成情報作成装置からTDM装置への情報受け
渡し単位を、冗長な入力情報を含んだ構成情報全体でな
く、監視制御を行うのに最低限必要なタイムスロット割
付情報のみで可能となった。
【0030】従って、構成情報作成装置からTDM装置
への効率の良い伝送を実現することができる。図6に示
す構成によれば、タイムスロットやタイムスロット内の
サブスレートタイムスロットへの自動回線割り付けの自
由度を高めることにより最適割り付けを行うことができ
る。これは、例えば回線定義情報(以降単に回線とい
う)Aを運用中に回線B,回線C,…と順番に割り付け
ると、割り付けの自由度が低くなり割り付けにムラが生
じるので、回線Bの追加があり、更に回線Cの追加があ
った場合に、情報管理手段22により管理されることに
より運用されていないことが把握された回線B,Cを、
割付解除手段23によって一旦解除し、回線B,Cを同
時に割り付けることによって実現される。
【0031】ここで、情報管理手段22による回線の管
理と、割付解除手段23による回線の解除とを例えばフ
ラグを目安にして行うようにした場合の最適割り付けを
図10を参照して説明する。
【0032】図10の符号30において、既に回線Aが
自動割り付けされて運用状態にあるとする。但し、運用
状態を示すフラグは×印となっている。この状態におい
て、回線Bが追加入力され、符号31に示すように、割
り付け情報bが自動割り付けされたとする。回線Bはま
だ運用状態ではないのでフラグは○印となっている。
【0033】更に符号32で示すように、回線Cが追加
入力されたとする。この状態で回線Cを自動割り付けす
ると前述したようにムラが生じることになるので、符号
33で示すように、回線Bの割付情報bを一旦解除す
る。
【0034】そして、符号34で示すように、回線B,
Cを同時に割り付ける。これによって、割付情報b,c
が割り付けられ、自由度の高い割り付けが実現される。
図7に示す構成においては、自動割付手段13により自
動割付処理が実行される前に記憶手段11の構成情報が
退避処理手段25によって退避領域24に退避される。
そして、入力制御手段12による入力処理が実行される
前に退避領域24の構成情報の有無が確認され、構成情
報が存在する場合には、前回の自動割付の有効/無効が
操作員に問い合わせられ、無効であれば退避領域24の
構成情報が復元処理手段26により記憶手段11へ出力
されて記憶され、有効であれば直ちに追加入力情報を記
憶手段11へ記憶する入力処理が実行される。
【0035】例えば図11の符号34において、既に回
線Aが自動割り付けされて運用状態にあるとする。この
符号34で示す状態を、退避処理手段25によって符号
35で示すように退避領域24に退避させておく。
【0036】このような状態において、符号36に示す
ように、回線Bが追加入力され、割付情報bが自動割り
付けされたとする。ここで、回線Cを入力する前に入力
制御手段12によって、回線Cをそのまま自動割り付け
するか、或いは退避領域24の状態を復元して再度回線
Bと共に自動割り付けするかが選択される。
【0037】そのまま自動割り付けが行われる場合に
は、符号36で示す状態に回線Cが追加入力され、符号
37で示す状態となり、符号38で示すように自動割り
付けされる。
【0038】一方、退避領域24の状態が復元される場
合には、復元処理手段26によって退避領域の符号34
で示す状態が復元され、回線Cが追加入力されることに
より、符号39で示すように回線B,Cが入力された状
態となる。そして、符号40で示すように回線B,Cに
割付情報b,cが自動割り付けされる。
【0039】従って、前回入力された回線を含めて、最
適な自動割り付けを行うことが可能であり、また、前回
自動割り付けされた部分を変更したくない場合にも対応
可能である。
【0040】図8に示す構成によれば、解除割付指定手
段27によって既に運用されている回線のタイムスロッ
ト割付を回線単位で解除し、この解除された情報と追加
入力された情報とを合わせて自動割り付けを行うことが
できる。
【0041】例えば図12の符号41に示すように、既
に回線A,Bが自動割り付けされて運用状態にあるとす
る。但し、図12においてフラグの×印は回線が運用さ
れていることを示し、○印は回線が運用されていないこ
とを示す。
【0042】符号42で示すように回線Cが入力され、
符号43で示すように割付情報cが自動割り付けされ
る。ここで最適な割り付けが行われなかった場合、符号
44で示すように解除割付指定手段27によって、回線
bのフラグが○印に変更され、符号45で示すように回
線B,Cの割付情報b,cが解除される。
【0043】そして、符号46で示すように、回線B,
Cの割付情報b,cが共に割り付けられる。つまり、割
り付けられた既設の回線を任意に解除して割り付けを行
うことができるので、より最適な自動割り付けを実現す
ることができる。
【0044】図9に示す構成によれば、予約手段28に
よって所望とするタイムスロットやタイムスロット内の
サブスレートタイムスロットを予約し、この予約された
タイムスロットやタイムスロット内のサブスレートタイ
ムスロットには自動でタイムスロット割付が行われない
ようにすることができる。また、予約解除手段29によ
ってタイムスロットやタイムスロット内のサブスレート
タイムスロットの予約を解除できる。
【0045】例えば、図13の符号47に示す4つのタ
イムスロット1〜4の内、符号48で示すようにタイム
スロット3を予約手段28により予約したとする。この
状態で自動割り付けが行われた場合、符号49で示すよ
うにタイムスロット1,2,4に回線が割り付けられ
る。
【0046】その後、予約解除手段29によってタイム
スロット3の予約が解除されて運用されることになる。
このように何も割り付けられていないタイムスロットが
組み込まれるようにすれば、例えば将来の回線増設や回
線速度の変更計画に備えて、タイムスロットの使用計画
を事前に盛り込むことができる。
【0047】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図14はネットワーク構成図であり、○印
はTDM装置、TDM装置間の線分は伝送路であり、各
伝送路に付された1〜5は伝送路番号、50はスーパー
バイザ(SV)、51はSV50に設置された構成情報
作成装置、SV50と隣接するTDM装置の線分は監視
用回線である。
【0048】但し、この構成情報作成装置51は、上述
の「課題を解決するための手段」及び「作用」の所で説
明したものなので、ここではその構成及び動作説明につ
いては省略する。
【0049】また、各伝送路1〜5はそれぞれNTTの
スーパデジタル回線であり、1つの伝送路の回線速度は
678Mbpsであるとする。また、1つの伝送路は12の
タイムスロットに分割されており、1タイムスロットの
回線速度は64Kbpsであるとする。
【0050】更に、1タイムスロットは、回線速度が6
4Kbpsに満たない回線を効率良く収容できるよう、主に
低速データ回線を収容する2.4K集中多重フレームの
場合は20個のサブスレートタイムスロットに、主に音
声回線を収容する8K多重フレームの場合は8個のサブ
スレートタイムスロットに分割されるとする。
【0051】即ち、n個のサブスレートタイムスロット
には、2.4K集中多重フレームの場合は(2.4×
n)Kbpsの回線を、8K多重フレームの場合は(8×
n)Kbpsの回線を収容可能である。
【0052】以下、構成情報作成装置51によって、ネ
ットワークの各伝送路に伝送路番号の若番より自動回線
割り付けを行う場合を説明する。最初に、番号1の伝送
路に回線定義情報の割り付けを行う場合を説明する。伝
送路1を通過する回線は、TDM装置間の監視回線であ
るNMC回線、高速データ回線、音声回線、シグナリン
グ回線、低速データ回線の5種類である。
【0053】但し、高速データ回線は384Kbps×1本
の画像データ、音声回線は32Kbps×4本及び16Kbps
×4本、シグナリング回線は音声回線と同本数であり、
0.8Kbps×8本、低速データ回線は9.6Kbps×5
本、4.8Kbps×4本及び2.4Kbps×2本であるとす
る。
【0054】このような各回線を伝送路1に割り付ける
場合、まず、構成情報作成装置に伝送路番号1と、NM
C回線定義情報、高速データ回線定義情報、音声回線定
義情報、シグナリング回線定義情報、低速データ回線定
義情報とを入力する。
【0055】これによって、伝送路番号1と各回線定義
情報とが図1に示す入力制御手段12によりチェックさ
れて記憶手段11に記憶される。次に、自動割付手段1
3の図2に示す展開手段14が、記憶手段11に記憶さ
れた各回線定義情報を同記憶手段11の所定領域に展開
する。
【0056】この展開された各回線定義情報は、判断手
段15によってパッキングの必要性が検討され、必要な
ものがパッキング手段16によってパッキングされる。
ここでパッキングの対象となる回線定義情報は、シグナ
リング回線定義情報である。これは、シグナリング回線
定義情報が0.8Kbpsと2.4K多重フレームのサブタ
イムスロットの1個分の2.4Kbpsよりも低速であるた
めである。パッキングに際しては6チャネル単位でパッ
キングされ、1本の4.8Kbpsの低速データ回線として
扱われる。
【0057】次に、そのパッキングされたシグナリング
回線定義情報と、他の回線定義情報が回線ソート手段1
7によって配列される。この配列は、入力手段により入
力される複数種類の回線定義情報の内、手動指定された
回線定義情報を優先して配列する原則と、複数種類の回
線定義情報の内、速度の速い回線定義情報順に配列する
原則と、複数種類の回線定義情報の内、同一種類の回線
定義情報毎にまとめる原則と、複数種類の回線定義情報
の内、回線番号順に配列する原則とに基づいて行われ
る。
【0058】但し、NMC回線定義情報は、割り付けの
際に図15(a)に示すように、第1番目のタイムスロ
ットの先頭から2.4K集中多重フレームの4つのサブ
レートタイムスロットに割り付けられるので、各原則に
従わない。
【0059】各原則に基づいた配列は、この場合、高速
データ回線定義情報、音声回線定義情報、シグナリング
回線定義情報、低速データ回線定義情報の順となる。次
に、回線割付手段18によって、先に配列された各回線
定義情報の割り付けを行うためのタイムスロット割付情
報が生成される。
【0060】まず、図15(a)に示すNMC割り付け
を行うためのタイムスロット割付情報が生成される。次
に、(b)に示す高速データ割り付けを行うためのタイ
ムスロット割付情報が生成される。この高速データ回線
はNMCが割り付けられるタイムスロット以外のタイム
スロットに連続で割り付けられる。この例では384Kb
psなので、図示するように第2タイムスロット〜第7タ
イムスロットに割り付けられる。
【0061】(c)に示す音声の割り付けを行うための
タイムスロット割付情報が生成される。音声系回線は、
速度の大きい(圧縮率の小さい)ものから順にタイムス
ロットの最後尾より8K多重フレームで割り付けられ
る。
【0062】ここでは全ての回線定義情報の回線容量が
768Kbpsであるために12個のタイムスロットが適用
されるので、図示するように第11及び第12タイムス
ロットに32Kbps×4の情報が割り付けられ、第10タ
イムスロットに16Kbps×4の情報が割り付けられる。
【0063】次に、(d)に示すシグナリング割り付け
を行うためのタイムスロット割付情報が生成される。こ
の場合、2.4K集中多重フレームである先頭タイムス
ロットのサブレートタイムスロットの最後から割り付け
が行われる。
【0064】最後に、(e)に示す低速データ割り付け
を行うためのタイムスロット割付情報が生成される。こ
の場合、高速データ回線定義情報の後に2.4K集中多
重フレームで低速データの大きいものから割り付けが行
われる。
【0065】即ち、この例では、第8タイムスロットに
9.6Kbps×5の情報が割り付けられ、第9タイムスロ
ットに4.8Kbps×4及び2.4Kbps×2の情報が割り
付けられる。
【0066】以上生成された各タイムスロット割付情報
が構成情報として付加され、記憶手段11に記憶され
る。この記憶された構成情報は、監視用回線や伝送路経
由で各TDM装置に送られるか、又は、一旦フロッピー
ディスクに記憶されたあと、TDM装置に入力される。
【0067】なお、1タイムスロットを2.4Kbps単位
に分割する別の方法として2.4K分散多重フレームが
あるが、2.4K集中多重フレームとの違いは、サブレ
ートタイムスロットを複数必要とする回線を割りつける
場合に、サブレートタイムスロットを集中(連続)に割
りつけるか、分散(飛び飛び)に割りつけるかである。
2.4K分散多重フレームについても、回線定義情報の
入力時に分散割り付けを指定すれば、自動割り付けを可
能としているが、本実施例では説明を省略している。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送路のタイムスロット割付を構成情報作成装置により
自動的に生成できるので、人による検討や入力作業を不
要にすることができ、これによって、誤りのない構成情
報を容易に得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成情報作成装置の原理構成図であ
る。
【図2】構成情報作成装置の自動割付手段の原理説明図
である。
【図3】自動割付手段をTDM装置に設けた場合の原理
説明図である。
【図4】構成情報作成装置に監視手段を設けた場合の原
理説明図である。
【図5】構成情報作成装置にタイムスロット割付情報を
伝送する情報伝送手段を設けた場合の原理説明図であ
る。
【図6】構成情報作成装置の自動割付手段に情報管理手
段及び割付解除手段を設けた場合の原理説明図である。
【図7】構成情報作成装置に退避領域を設け、自動割付
手段に退避処理手段を設け、入力制御手段に復元処理手
段を設けた場合の原理説明図である。
【図8】構成情報作成装置の自動割付手段に解除割付指
定手段を設けた場合の原理説明図である。
【図9】構成情報作成装置の自動割付手段に予約手段及
び予約解除手段を設けた場合の原理説明図である。
【図10】図6に示す機能の自動割付手段が設けられた
構成情報作成装置によって最適割り付けが行われる場合
の説明図である。
【図11】図7に示す機能の自動割付手段が設けられた
構成情報作成装置によって最適割り付けが行われる場合
の説明図である。
【図12】図8に示す機能の自動割付手段が設けられた
構成情報作成装置によって最適割り付けが行われる場合
の説明図である。
【図13】図9に示す機能の自動割付手段が設けられた
構成情報作成装置によってタイムスロット予約が行われ
る場合の説明図である。
【図14】ネットワーク構成図である。
【図15】実施例によるタイムスロット自動割り付け説
明図である。
【符号の説明】
11 記憶手段 12 入力制御手段 13 自動割付手段 14 展開手段 15 判断手段 16 パッキング手段 17 回線ソート手段 18 回線割付手段 20 監視手段 21 情報伝達手段 22 情報管理手段 23 割付解除手段 24 退避手段 25 退避処理手段 26 復元処理手段 27 解除割付指定手段 28 予約手段 29 予約解除手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−206938(JP,A) 特開 昭62−206939(JP,A) 特開 昭62−206949(JP,A) 特開 昭63−202145(JP,A) 特開 昭63−314940(JP,A) 特開 昭64−49349(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 12/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路のノードとして用いられるTDM
    装置が該伝送路の監視制御を行うために必要な構成情報
    を作成する構成情報作成装置において、 前記構成情報が記憶される記憶手段と、 入力手段から入力される複数種類の回線定義情報及び伝
    送路定義情報をチェックして該記憶手段へ出力する入力
    制御手段と、 該複数種類の回線定義情報を該伝送路のタイムスロット
    やタイムスロット内のサブスレートタイムスロットに割
    り付けるためのタイムスロット割付情報を生成し、該記
    憶手段に構成情報として出力する自動割付手段とを具備
    前記自動割付手段に、 伝送路番号に基づく伝送路単位に前記記憶手段に記憶さ
    れた前記複数種類の回線定義情報を、前記記憶手段の特
    定領域或いは他の記憶手段に展開する展開手段と、 前記記憶手段の特定領域或いは該他の記憶手段に展開さ
    れた回線定義情報の各々を、同一伝送路毎に任意チャネ
    ル数にまとめるパッキングが必要かどうかを判断する判
    断手段と、 該判断手段によってパッキングが必要とされた回線定義
    情報のパッキングを行うパッキング手段と、 該パッキング手段によってパッキングの行われた回線定
    義情報及び、該判断手段によってパッキングが不必要と
    された回線定義情報を、所定の原則に基づいて配列する
    回線ソート手段と、 前記タイムスロットの先頭より空きのあるタイムスロッ
    トをサーチして、該回線ソート手段によって配列された
    回線定義情報を割り付ける回線割付手段とを設け たこと
    を特徴とする時分割多重通信ネットワークにおける構成
    情報作成装置。
  2. 【請求項2】 前記回線ソート手段が、 入力手段により入力される前記複数種類の回線定義情報
    の内、手動指定された回線定義情報を優先して配列する
    原則と、 該複数種類の回線定義情報の内、速度の速い回線定義情
    報順に配列する原則と、 該複数種類の回線定義情報の内、同一種類の回線定義情
    報毎にまとめる原則と、 該複数種類の回線定義情報の内、回線番号順に配列する
    原則とに基づいて、 前記パッキング手段によりパッキングの行われた回線定
    義情報及び、前記判断手段によりパッキングが不必要と
    された回線定義情報の配列を行うようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の 時分割多重通信ネットワークにお
    ける構成情報作成装置。
  3. 【請求項3】 伝送路のノードとして用いられるTDM
    装置が該伝送路の監視制御を行うために必要な構成情報
    を作成する構成情報作成装置において、 前記構成情報が記憶される記憶手段と、 入力手段から入力される複数種類の回線定義情報及び伝
    送路定義情報をチェックして該記憶手段へ出力する入力
    制御手段と、 該複数種類の回線定義情報を該伝送路のタイムスロット
    やタイムスロット内のサブスレートタイムスロットに割
    り付けるためのタイムスロット割付情報を生成し、該記
    憶手段に構成情報として出力する自動割付手段と、 前記記憶手段に記憶された構成情報を退避する退避領域
    とを具備し、 前記自動割付手段に、前記タイムスロット割付情報を該
    構成情報に追加する直前に該構成情報を該退避領域に退
    避させる退避処理手段を設け、 前記入力処理手段に、該タイムスロット割付情報を追加
    した後に、該退避領域の構成情報を復元することによっ
    て該タイムスロット割付情報を追加する直前の状態に戻
    す復元処理手段を設けたことを特徴とする 時分割多重通
    信ネットワークにおける構成情報作成装置。
  4. 【請求項4】 伝送路のノードとして用いられるTDM
    装置が該伝送路の監視制御を行うために必要な構成情報
    を作成する構成情報作成装置において、 前記構成情報が記憶される記憶手段と、 入力手段から入力される複数種類の回線定義情報及び伝
    送路定義情報をチェックして該記憶手段へ出力する入力
    制御手段と、 該複数種類の回線定義情報を該伝送路のタイムスロット
    やタイムスロット内のサブスレートタイムスロットに割
    り付けるためのタイムスロット割付情報を生成 し、該記
    憶手段に構成情報として出力する自動割付手段とを具備
    し、 前記自動割付手段に、 任意の前記タイムスロットやタイムスロット内のサブス
    レートタイムスロットへの前記回線定義情報の割り付け
    を予約し、この予約されたタイムスロットやタイムスロ
    ット内のサブスレートタイムスロットには自動でタイム
    スロット割付が行われないようにする予約手段と、該予
    約を解除する予約解除手段とを設けたことを特徴とする
    時分割多重通信ネットワークにおける構成情報作成装
    置。
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