JP3124147U - 熱感知装置および建築物 - Google Patents

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Abstract

【課題】吹き抜け空間を有する建築物の屋内で火災が発生しても、この火災を確実に感知できる熱感知装置を提供すること。
【解決手段】熱感知装置71は、立体駐車場を有する建物に設けられる。熱感知装置71は、熱を含む空気を蓄えるための蓄熱パネル711と、この蓄熱パネル711の内側に設けられた差動式スポット型感知器712とを有する。この火災の熱を含む空気を蓄熱パネル711で集めることができるので、立体駐車場を有する建物の屋内で火災が発生しても、蓄熱パネル711内に設けられた差動式スポット型感知器712で、確実に火災を感知できる。
【選択図】図5

Description

本考案は、例えば、熱感知装置に関する。具体的には、吹き抜け空間を有する建築物の屋内に設置される熱感知装置に関する。
従来より、タワー方式の機械式立体駐車場が知られている。(例えば、特許文献1参照)。この機械式立体駐車場は、例えば、車両が出入りする入出庫バースと、この入出庫バースから上方に設けられ車両が格納される格納庫と、入出庫バースおよび格納庫の間で車両を運搬する昇降装置とを備える。
この機械式立体駐車場によれば、パレットに車両を載せた後、このパレットを昇降装置で移動させて、格納庫の所定の位置に格納する。
また、以上のような機械式立体駐車場には、自動火災報知設備として、例えば、差動分布型熱感知器が設けられる。
この熱感知器は、車両火災が発生した場合、以下のように動作する。すなわち、車両火災は、例えば、煙草の不審火、エンジンオイル漏れ、ガソリン漏れ、電気配線の短絡等が原因で発生する。
この車両火災によって発生する熱により、熱感知器の空気管が膨張して、火災信号を受信機に出力して発報する。
特開2003−82874号公報
ところで、近年、都心に高層マンションが多く建設されている。このような高層マンションでは、駐車台数が多くなるうえに、駐車場スペースの確保が困難となっている。そこで、この高層マンション内に、あるいは隣接して、高層の機械式立体駐車場を建設することが提案されている。
しかしながら、高層の機械式立体駐車場では、吹き抜け空間が上下に長く延びる構造となっている。したがって、火災が発生しても、この火災の熱が拡散して、立体駐車場内の温度は、一般の火災のように急激に上昇することはない。よって、差動分布型熱感知器の空気管内の空気がそれほど膨張せず、車両火災を確実に感知できないおそれがある。
本考案の目的は、吹き抜け空間を有する建築物の屋内で火災が発生しても、この火災を確実に感知できる熱感知装置を提供することにある。
本考案の熱感知装置は、吹き抜け空間を有する建築物に設けられる熱感知装置であって、熱を含む空気を蓄えるための蓄熱パネルと、この蓄熱パネルの内側に設けられた熱感知器とを有することを特徴とする。
この考案によれば、この火災の熱を含む空気を蓄熱パネルで集めることができるので、吹き抜け空間を有する建築物の屋内で火災が発生しても、蓄熱パネル内に設けられた熱感知器で、確実に火災を感知できる。
本考案では、前記蓄熱パネルは、平面部と、この平面部の外周に立設された壁部とを備えることが好ましい。
この考案によれば、蓄熱パネルが簡易な構造になるので、製造コストを削減できる。
本考案では、前記平面部の面積は、0.08m以上であることが好ましい。
この考案によれば、熱感知器が発報するために十分な熱を、確実に集めることができるので、より確実に火災の熱を感知できる。
本考案では、前記熱感知器は、差動式スポット型感知器であることが好ましい。
この考案によれば、熱をより高感度で感知できる。
本考案では、前記熱感知器は、閉鎖型水噴霧ヘッドであることが好ましい。
この考案によれば、熱をより高感度で感知して、消火水を噴霧できる。
本考案の建築物は、吹き抜け空間を有する建築物であって、上述した熱感知装置を有することを特徴とする。
本考案では、前記吹き抜け空間は、立体駐車場であることが好ましい。
本考案では、前記吹き抜け空間は、車路であることが好ましい。
本考案の熱感知装置によれば、この火災の熱を蓄熱パネルで集めるので、蓄熱パネル内に設けられた熱感知器で、確実に火災の熱を感知できる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
[第1実施形態]
図1は、本考案の第1実施形態に係る熱感知装置71が適用された建物50の基準階の平面図である。
建物50は、断面ロの字形状の建物本体51と、この建物本体51の内部空間52に設けられた吹き抜け空間としての立体駐車場1とを備えている。
図2は、立体駐車場1の基準階の平断面図である。図3は、立体駐車場1の部分側断面図である。図4は、立体駐車場1の地下2階の平面図である。
立体駐車場1は、地下約10m、地上約90mである。この立体駐車場1の内部は、間仕切壁55で仕切られて、4つのシャフト部53が形成されている。これらシャフト部53は、それぞれ、第1立体駐車部11、第2立体駐車部12、第3立体駐車部13、第4立体駐車部14で構成される。
以下、第1立体駐車部11について説明するが、その他の立体駐車部12〜14についても同様の構成である。
第1立体駐車部11は、車両Vが出入りする入出庫バース21と、この入出庫バース21の上方に設けられ車両Vが格納される2つの格納庫22、23と、入出庫バース21および格納庫22、23の間で車両Vを運搬する昇降装置24とを備える。
シャフト部53の底部には、図示しないピット部が設けられ、入出庫バース21は、このピット部の直上に位置している。この入出庫バース21は、第1立体駐車部11および第2立体駐車部12については、地下2階に設けられているが、第3立体駐車部13および第4立体駐車部14については、1階に設けられている。
入出庫バース21は、入庫しようとする車両が進入する進入口であるとともに、出庫しようとする車両が退出する退出口でもある。この入出庫バース21は、扉211で開閉される。また、入出庫バース21の外側には、この扉211や昇降装置24を操作する操作盤212が設けられている。
格納庫22、23は、それぞれ、鉄骨で形成されて、上下方向に延びている。これら格納庫22と格納庫23との間には、昇降装置24が昇降する昇降スペース25が形成されている。格納庫22、23には、それぞれ、複数の収容スペース31が積層して形成されており、各収容スペース31には、対応するパレット30が格納されている。
昇降装置24は、パレット30を支持するパレット支持部241と、このパレット支持部241を水平移動または旋回させる水平ウインチ機構、パレット支持部241を昇降させる昇降ウインチ機構とを備える。
パレット支持部241は、格納庫22、23の間に形成された昇降スペース25を昇降する。水平ウインチ機構および昇降ウインチ機構は、それぞれ、モータと、このモータの回転を伝達するワイヤとを含んで構成される。このうち、モータは、ピット部に設けられる。
上述した第1立体駐車部11は、車両Vを入庫させる場合、以下のように動作する。まず、所定のパレット30を入出庫バース21に位置させる。次に、このパレット30に車両Vを乗り入れて、パレット30上に車両Vを載置する。その後、オペレータが操作盤212を操作すると、入出庫バース21の扉211が閉じる。
そして、水平ウインチ機構は、パレット支持部241を旋回させて、車両Vが載置されたパレット30を約90度旋回させる。次に、昇降ウインチ機構は、パレット支持部241を上昇させて、車両Vが載置されたパレット30を、対応する収容スペース31の高さまで移動させる。そして、水平ウインチ機構は、パレット30を水平移動させて、対応する収容スペース31に車両Vを格納する。
一方、第1立体駐車部11は、車両Vを出庫させる場合、以下のように動作する。オペレータが操作盤212を操作すると、昇降ウインチ機構は、パレット支持部241を昇降させて、所望の車両が格納された収容スペース31の高さに移動する。次に、収容スペース31に収容されたパレット30を水平移動させて、このパレット30をパレット支持部241上に移動させる。次に、昇降ウインチ機構は、パレット支持部241を、入出庫バース21の高さまで下降させた後、水平ウインチ機構は、パレット30を約90度旋回させる。そして、入出庫バース21の扉を開ける。
以上の立体駐車場1には、防災設備60が設けられている。防災設備60は、自動火災報知設備61と、ガス消火設備62と、これら自動火災報知設備61およびガス消火設備62を制御する制御盤およびガス消火設備操作盤63とを備える。ガス消火設備操作盤63は、入出庫バース21の外側に設けられている(図4参照)。
自動火災報知設備61は、複数の熱感知装置71と、複数の煙感知装置72とを備える。
図5は、熱感知装置71の斜視図である。
熱感知装置71は、蓄熱パネル711と、この蓄熱パネル711に設けられた熱感知器としての差動式スポット型感知器(電子式2種)712とを備える。
この熱感知装置71は、格納庫22、23に取り付けられている。具体的には、熱感知装置71は、シャフト部53の互いに対角線上となる角部に、収容スペース31の略4〜5段ごとに設けられている(図2、3参照)。
この蓄熱パネル711は、熱を含む空気を蓄えるものであり、平面部711Aと、この平面部711Aの外周に立設された壁部711Bとで構成される。具体的には、平面部711Aは400mm×200mmであり、壁部711Bの高さは、50mmである。
図6は、煙感知装置72の斜視図である。
煙感知装置72は、蓄煙パネル721と、この蓄煙パネル721に設けられた光電アナログ式スポット型感知器(1種)722とを備える。
この煙感知装置72は、格納庫22、23に取り付けられている。具体的には、煙感知装置72は、シャフト部53の互いに対角線上となる角部に、収容スペース31の略6〜7段ごとに設けられている(図2、3参照)。
この蓄煙パネル721は、煙を蓄煙するものであり、平面部721Aと、この平面部721Aの外周に立設された壁部721Bとで構成される。具体的には、平面部721Aは400mm×200mmであり、壁部721Bの高さは、50mmである。
以上の熱感知装置71の差動式スポット型感知器712、および、煙感知装置72の光電アナログ式スポット型感知器722は、図示しないボンベ庫に設けられた制御盤に接続されている。
図7は、ガス消火設備62の概略構成を示す側面図である。
ガス消火設備62は、窒素ガスが貯蔵されたガス貯蔵容器と、このガス貯蔵容器に配管622を介して接続された複数の噴射ヘッド621とを備える。この配管には、制御弁が設けられ、この制御弁は、上述した制御盤に接続されている。噴射ヘッド621は、シャフト部53内部に高さ方向に一定間隔置きに配置されている。
制御盤は、ガス消火設備62を自動起動方式および手動起動方式に設定できるようになっている。なお、ガス消火設備62は、自動起動方式に設定されていても、手動で起動することができる。
ガス消火設備62が自動起動方式に設定されている場合の防災設備60の動作を、図8、9を参照しながら説明する。まず、車両火災が発生し(ST1)、この火災の熱を差動式スポット型感知器712が感知した場合、熱感知装置71が発報する(ST2−1)。すると、防災センターの制御盤の画面に火災地区・エリアが表示される(ST2−2)。
一方、火災の煙を光電アナログ式スポット型感知器722が感知した場合、煙感知装置72が発報する(ST3−1)。すると、立体駐車場1内に音声による注意警報が発せられ(ST3−2)、入出庫バース21のシャッターが閉鎖される(ST3−3)。そして、図9に示すように、防災センターの制御盤の画面に火災地区が表示される(ST3−4)。
具体的には、図9では、立体駐車場1の模式図81が表示されている。この模式図81は、第1立体駐車部11から第4立体駐車部14の模式図で構成される。各立体駐車部11〜14の模式図は、上下方向に2〜3フロア程度で区切られて、複数のブロック82に分かれている。なお、ここでは、第1立体駐車部11の模式図81Aおよび第2立体駐車部12の模式図81Bのみが表示されている。煙感知装置72が発報することにより、対応するブロック82が点滅して、火災地区を表示するようになっている。
2つ以上の熱感知装置71が発報し、かつ、煙感知装置72が発報した場合、ガス消火設備が起動する(ST4)。また、煙感知装置72が発報し、かつ、操作盤の放出ボタンが押された場合も、同様に、ガス消火設備62が起動する。なお、煙感知装置72のみが発報した場合や、ガス消火設備操作盤63の放出ボタンが押されたのみの場合は、ガス消火設備62は起動しない。これは、いたずらを防止するためである。
ガス消火設備62が起動すると、音声による退避警報が発せられる(ST5)。そして、入出庫バース21のシャッターが完全に閉鎖されると、窒素ガス消化剤の放出が開始されて、ダンパーが閉鎖される。この窒素ガス消化剤の放出は、充満表示灯が点滅するまで行われる(ST6)。これにより、車両火災が消火される(ST7)。
次に、ガス消火設備62が手動起動方式に設定されている場合の防災設備60の動作を、図10を参照しながら説明する。まず、車両火災が発生し(ST1)、この火災の発生を発見者が発見し、インターホンや無線電話で防災センターに通報する(ST2)。すると、この通報を受けて、防災センターの要員が現場に到着し、ガス消火設備操作盤63の扉を開く(ST3)。すると、音声による退避警報が発せられるとともに、防災センターの制御盤の画面に火災地区が表示される(ST4)。その後、要員がガス消火設備操作盤63の放出ボタンを押すと(ST5)、ガス消火設備が起動する(ST6)。これにより、入出庫バース21のシャッターが閉鎖される。入出庫バース21のシャッターが完全に閉鎖されると、窒素ガス消化剤の放出が開始されて、ダンパーが閉鎖される。この窒素ガス消化剤の放出は、充満表示灯が点滅するまで行われる(ST7)。これにより、車両火災が消火される(ST8)。
したがって、本実施形態によれば以下の効果がある。
(1)立体駐車場1の屋内で、車両の燻焼火災が発生すると、この火災の熱が昇降スペース25を通る上昇気流に乗ってしまって、熱が拡散する。しかしながら、熱感知装置71を蓄熱パネル711と差動式スポット型感知器712とで構成したので、この火災の熱を含む空気を蓄熱パネル711で集めることができるので、蓄熱パネル711内に設けられた差動式スポット型感知器712で、確実に火災を感知できる。
(2)差動式スポット型感知器712を設けたので、熱をより高感度で感知できる。
(3)蓄熱パネル711を、平面部711Aと、この平面部711Aの外周に立設された壁部711Bとを含んで構成したので、蓄熱パネル711が簡易な構造になるので、製造コストを削減できる。
(4)平面部711Aの面積を0.08mとしたので、差動式スポット型感知器712が発報するために十分な熱を確実に集めることができ、より確実に火災の熱を感知できる。
[第2実施形態]
図11および図12は、本考案の第2実施形態に係る熱感知装置71および熱感知装置としての閉鎖型水噴霧装置73が適用された建物50Aの車路1Aの平面図および断面図である。
車路1Aは、天井が高くなっており、泡消火設備を設けることができないため、熱感知装置71のほか、閉鎖型水噴霧装置73を有する水噴霧消火設備が設けられている。
具体的には、閉鎖型水噴霧装置73は、車路1Aに高さAで一定間隔おきに設けられている。一方、熱感知装置71は、車路1Aの閉鎖型水噴霧装置73同士の間に、高さAで、閉鎖型水噴霧装置73よりも広い間隔で設けられている。
図13は、閉鎖型水噴霧装置73の斜視図である。
この閉鎖型水噴霧装置73は、上述の蓄熱パネル711と、熱感知器としての閉鎖型水噴霧ヘッド732と、を備える。閉鎖型水噴霧ヘッド732は、熱を感知して、所定温度に到達すると、自動的に消火水を噴霧する。
したがって、本実施形態によれば、上述の(1)〜(4)に加え、以下の効果がある。
(5)閉鎖型水噴霧ヘッド732を設けたので、熱をより高感度で感知して、消火水を噴霧できる。
なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、本考案の熱感知装置を立体駐車場に適用したが、これに限らず、ラック式の大型倉庫にも応用できる。
以上の熱感知装置、つまり、蓄熱パネル内に取り付けた差動式スポット型感知器、および、蓄熱パネル内に取り付けた閉鎖型水噴霧ヘッドについて、本出願人は、東京消防庁予防部予防課、所轄消防署予防課の関係者の立合のもと、作動実証実験を行った。その結果、これら差動式スポット型感知器および閉鎖型水噴霧ヘッドの技術上の基準と同等以上の効力があることが認められた。また、スプリンクラヘッドに有効であることを併せて確認した。この作動実証実験の実験データについては、今後、有効活用していくつもりである。
本考案の第1実施形態に係る熱感知装置が適用された建物の基準階を示す平面図である。 前記実施形態に係る立体駐車場の基準階の平断面図である。 前記実施形態に係る立体駐車場の部分側断面図である。 前記実施形態に係る立体駐車場の地下2階の平面図である。 前記実施形態に係る熱感知装置の斜視図である。 前記実施形態に係る煙感知装置の斜視図である。 前記実施形態に係るガス消火設備の概略構成を示す側面図である。 前記実施形態に係る立体駐車場における防災設備の自動起動方式の場合の動作を示すフローチャートである。 前記実施形態に係る防災設備の制御盤の画面を示す図である。 前記実施形態に係る立体駐車場における防災設備の手動起動方式の場合の動作を示すフローチャートである。 本考案の第2実施形態に係る熱感知装置が適用された建物の車路を示す平面図である。 前記実施形態に係る車路の断面図である。 前記実施形態に係る閉鎖型水噴霧装置の斜視図である。
符号の説明
1 立体駐車場(吹き抜け空間)
1A 車路(吹き抜け空間)
50、50A 建物(建築物)
71 熱感知装置
73 閉鎖型水噴霧装置(熱感知装置)
711、731 蓄熱パネル
712 差動式スポット型感知器(熱感知器)
711A 平面部
711B 壁部
732 閉鎖型水噴霧ヘッド(熱感知器)

Claims (8)

  1. 吹き抜け空間を有する建築物に設けられる熱感知装置であって、
    熱を含む空気を蓄えるための蓄熱パネルと、この蓄熱パネルの内側に設けられた熱感知器とを有することを特徴とする熱感知装置。
  2. 請求項1または2に記載の熱感知装置において、
    前記蓄熱パネルは、平面部と、この平面部の外周に立設された壁部とを備えることを特徴とする熱感知装置。
  3. 請求項1から3のいずれかに記載の熱感知装置において、
    前記平面部の面積は、0.08m以上であることを特徴とする熱感知装置。
  4. 請求項1に記載の熱感知装置において、
    前記熱感知器は、差動式スポット型感知器であることを特徴とする熱感知装置。
  5. 請求項1に記載の熱感知装置において、
    前記熱感知器は、閉鎖型水噴霧ヘッドであることを特徴とする熱感知装置。
  6. 吹き抜け空間を有する建築物であって、
    請求項1から4のいずれかに記載の熱感知装置を有することを特徴とする建築物。
  7. 請求項6に記載の建築物において、
    前記吹き抜け空間は、立体駐車場であることを特徴とする建築物。
  8. 請求項6に記載の建築物において、
    前記吹き抜け空間は、車路であることを特徴とする建築物。
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