JP3124104U - 買物用バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】買物かご内に納まる大きさを有して買物かごの開口した上端縁にそって取り付け可能であり、購入代金を読み取った商品を収容し、支払いをした後には買物かごから引き出して持ち運びが可能な買物用バッグを提供する。
【解決手段】スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4に複数のフック9を設け、このフック9を買物かご3の上端縁5に引っ掛け可能としたものである。フック9は、開口周縁4の長辺部7と短辺部8の中央に設けたものであり、あるいは開口周縁4の両側長辺部7の両端に設けたものであり、更には、開口周縁4の4隅に設けたものである。
【選択図】図1

Description

本考案は買物用バッグに関し、特に、スーパーマーケットや量販店のような大型店舗に備えられている買物かご内に装着し、購入した商品を収容する買物かごから商品を移し変えて収容するとともにそのまま持ち運びのできる買物用バッグに関するものである。
スーパーマーケットや量販店のようなセルフサービスで商品を購入する店舗では、店内で商品購入に際して使用するプラスチック製の買物かごが常備してある。客はこの買物かごに購入すべき商品を入れ、チェックアウトカウンターに持参して支払い精算をする。
チェックアウトカウンターは、中央のバーコードリーダーの両側に買物かご載せるカウンターを有している。片側のカウンターは購入した商品を収容した買物かごを載せ、反対側のカウンターは商品移し変え用の空き買物かごを載せるようになっている。
レジ係りの店員は、片側のカウンターに置かれた買物かごから取り出した商品の価格をバーコードリーダーで読み取り、反対側のカウンターに設置した空き買物かごに移し変える。全ての商品のチェックアウト作業を終了すると店員は商品持ち帰り用のレジ袋を商品を移し変えた側の買物かご内に入れる。客は、金銭の支払いを済ませると他の場所にあるテーブルに買物かごを運び、商品をレジ袋に入れて持ち帰る。
店員は、次の客の商品精算のために空きかごをバーコードリーダー横の商品を移し変えるべき位置のカウンターに設置する。通常は、先の客が使用してカウンターに置かれている空いた買物かごをバーコードリーダーの反対側に移し変えて使用している。しかし、買物かごをバーコードリーダーの反対側に移し変える作業は、長時間立ち姿でいる店員には労力負担が大きいものである。
また、家に持ち帰った商品は、冷蔵庫や他の場所に移し変えて保管するが、レジ袋はそのまま廃棄するかゴミ入れに使用して廃棄するものであり、買物後のレジ袋の有効活用がなされていないのが現状である。更に、レジ袋は丈夫なものであるが、牛乳や酒等の箱パックの角部で破れて商品の持ち運びができなくなる事態を生ずることがある。
レジ袋を無駄に消費することを防ぎ、また、資源を有効に活用するためにレジ袋の有料化が図られているが、反対意見が多く、現実化されていない。客が買物用のバッグを持参して商品を購入すればレジ袋の無駄な消費を防ぐことができ、資源の有効利用を図ることができる。
しかし、チェックアウト後の商品を買物かごからバッグに移し変えるのは面倒な作業である。そこで、商品を移し変える側の空き買物かごにあらかじめバッグを装着し、価格を読み取った商品は、直接、バッグ内に入れて支払いが済むと買物かごから取り出してそのまま持ち帰ることができ、レジ袋を必要としない買物用バッグが提供されている。
実用新案登録第3067165号(特許文献1)に記載される買物用バッグは、箱状の物1の内側に買物袋2を広げた状態で置き、買物袋の上部を箱状物1の四方外側へ折り返して使用するものである。精算した商品は買物袋に入れればよく、精算が終了すると買物袋の上部を持って持ち上げれば、商品はそのまま持ち帰ることができる。
また、特開2002−199920号(特許文献2)に開示される発明は、購入した商品を収容する買物かごから空き買物かごに商品を移し変えるに際して空き買物かご内に装着する買物用バッグに関するものである。この買物用バッグは、上方を開口した袋状のバッグ本体2に連続してカバー部5を形成したものである。
客は、カウンター上の空き買物かごにバッグ本体2を入れ、カバー部5を買物かごの周壁上端部から外側に折り返して装着する。店員は、バーコードリーダーで金額を読み取った商品をバッグ本体2内に入れる。全ての商品の読み取りを終了し、支払いが済むと客は提げ手を持ってバッグ本体2を買物かごから引き上げればよく、商品を持ち帰ることができる。
実用新案登録第3067165号公報 特開2002−199920号公報
特許文献1及び2に記載する発明は、いずれも買物用バッグの上部を買物かごの上端縁に折り返し、商品を買物用バッグに直接に入れるものであるが、買物かごには一対の取っ手が設けてあり、買物用バッグはこの取っ手の上に被せるように取り付けるので、商品精算が済んで買物用バッグを持ち上げる時に取っ手に引っかかり、簡単に取り出しにくいものであった。
特に、特許文献2に記載する発明は、バッグ本体2にカバー部5を連設しなければならず、全体が大型となって持ち運びに不便であり、折りたたんでもかさばるものである。しかも、カバー部5を形成するために余分な生地を使用するので、縫製が面倒であり、単価が高くなる問題点を有している。
更に、買物の都度、バッグの上部を買物かごの上端縁に折り返して取り付けることは面倒なものであり、折り返しを切り返すことでバッグが傷みやすく、長期間の使用には耐えないものであった。
本考案は、上記する従来技術の問題点に鑑み、買物かご内に納まる大きさと形状を有して買物かごの開口した上端縁にそって取り付け可能であり、購入代金を読み取った商品を収容し、支払いをした後には買物かごから引き出して持ち運びが可能な買物用バッグを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本考案買物用バッグは、スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4に複数のフック9を設け、このフック9を買物かご3の上端縁5に引っ掛け可能としたものである。フック9は、開口周縁4の長辺部7と短辺部8の中央に設けたものであり、あるいは開口周縁4の両側長辺部7の両端に設けたものであり、更には、開口周縁4の4隅に設けたものである。
また、本考案買物用バッグは、スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4を袋状の紐挿通部14とし、開口周縁4の両側長辺部7にそった紐挿通部14内に連結用紐13を挿し通し、連結用紐13の両端を紐挿通部14から引き出したものである。
更に、本考案買物用バッグは、スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4を袋状の紐挿通部14とし、開口周縁4の両側短辺部8中央から紐挿通部14内に連結用紐13を挿し通し、連結用紐13の両端を紐挿通部14から引き出したものである。
更にまた、本考案買物用バッグは、スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4にそって2本の連結用紐13を縫い付けるように挿し通し、連結用紐13の両端を引き出したものであり、上記の各考案において連結用紐13は布製であるか伸縮性を有するものである。
本考案買物用バッグを構成するバッグ本体1は、スーパーマーッケットや量販店が備え付けてある買物かご3に納まる袋状体であり、広げた時に方形状に形成されるバッグ本体1の開口周縁4を買物かご3の上端縁5に着脱可能としてある。
従って、買物をし、チェックアウトカウンターで料金読み取りが済んだ商品は、バーコードリーダーの横に商品移し変えのためにあらかじめ置いてある空き買物かご3に装着したバッグ本体1に入れればよく、支払いが済めばバッグ本体1を買物かご3から引き出して持ち帰ることができる。
着脱手段として開口周縁4に複数のフック9を設けておけば、フック9を買物かご3の上端縁5に引っ掛けるだけで簡単に取り付けることができる。開口周縁4は方形状に広げられるので、価格を読み取った商品はバッグ本体1内に入れやすくなる。商品精算後は取っ手2を持ってバッグ本体1を買物かご3から引き上げるだけでフック9が外れて取り出すことができ、着脱は容易である。
フック9はバッグ本体1に紐を使用して連結しておけば、紐の長さだけフック9を延ばすことができるので、仮に、バッグ本体1の開口周縁4が買物かご3の上端縁5より小さくても紐の長さ範囲でバッグ本体1を買物かご3内に収めることが可能である。
バッグ本体1と買物かご3の着脱手段として連結用紐13を使用することで装着が容易となる。バッグ本体1の開口周縁4の両側長辺部7に挿し通した2本の連結用紐13を使用すれば、両側に引き出した2本の連結用紐13を買物かご3の両側の上端縁5に巻き回して結び合わせることでバッグ本体1を買物かご3内に簡単に取り付けることができる。
開口周縁4の4隅に紐13を取り付け、2本の紐13を上端縁5に巻き付けても着脱が容易である。
布製以外に連結用紐13として伸縮性を有する紐を使用し、2本の紐13を環状に結び合わせ引き延ばすだけで上端縁5への着脱が可能である。特に連結具16を使用すれば、連結具16で2本の連結用紐13を引き絞り、あらかじめ結び合わせておいた紐13を環状に引き伸ばすことで上端縁5に巻き回すことができ、着脱が容易となる。更に、紐13を使用すれば、買物をした後に2本の紐13を巾着状に引き絞って商品を包み込むことができる。
本考案買物用バッグを使用して買物をすれば、レジ袋を必要とせず、資源の有効活用を図ることができる。しかも、買物かごからレジ袋に商品の移し変えをする必要がないので、移し変えに際して使用するテーブルは不要なものとなる。更に、バッグ本体1を引き出した後の空き買物かご3はバーコードリーダー横のカウンターにそのまま置かれているので、レジ店員は商品を移し変えるための空き買物かごを移動して設置をする必要がなく、労力を軽減できる。
以下、図面に従って本考案の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本考案買物用バッグの第一の実施形態を示すものであり、バッグ本体1は、布や合成樹脂等の適度の柔軟性を有する材質からなる生地を上部を開口した袋状に縫製仕上げたものであり、品物を入れ取っ手2を持って持ち運びができるようになっている。
バッグ本体1は、スーパーマーケットや量販店等の店内に備えてある合成樹脂製の買物かご3内に納まる大きさや形状を有しており、全体を広げた時のバッグ本体1の開口周縁4は買物かご3の開口した上端縁5と同じく長方形状の大きさとなっている。尚、長方形状の上端縁5は、一般的には扁平鍔状に外部へ水平に突出した形状となっている。
尚、図2の買物かご3は一例を示すものであるが、スーパーマーケットや量販店等の店舗によって外観のデザインは相違するも底面よりも上端縁5方向へ拡開状に広げた箱状体であって一対の取っ手6を設け、横長な長方形とした大きさや形状は同じであり、バッグ本体1は異なる店舗の買物かご3に対応することができる。
第1の実施形態における買物用バッグの特徴は、バッグ本体1を買物かご3内に収容して広げた時、バッグ本体1の開口周縁4と買物かご3の上端縁5とが接するようにして着脱可能としたことである。
そして、着脱のための第1手段としてバッグ本体1を広げた時に方形状となる開口周縁4の長辺部7と短辺部8の4辺中央にフック9を外向きに固定する。このフック9は、金属製あるいは合成樹脂製の材質からなり、全体として下向きU字形状や半円形状としてあり、フック9の固定手段は、例えば、接着剤を使用したり縫い付ける等任意である。
このようにバッグ本体1の上部4辺にフック9を設けたことにより、図3に示すように、バッグ本体1を買物かご3内に入れてフック9を買物かご3の上端縁5に引っ掛ければ、バッグ本体1の開口周縁4は買物かご3の上端縁5内面に張り付けた状態となり、バッグ本体1は買物かご3内に広げた状態で取り付けられることになる。
客は、スーパーマーケットや量販店で購入した商品を備え付けの買物かごに入れ、前記したチェックアウトカウンターに持参し、片側のカウンターに載せる。バーコードリーダーの反対側においてカウンター上には商品を移し変えるための空き買物かご3が置いてあるので、客はこの空き買物かご3内に前記のようにしてバッグ本体1を取り付ければよい。
レジ係り店員は、買物かご3から取り出した商品の価格をバーコードリーダーで読み取り、この商品をバッグ本体1内に入れる。全ての商品の価格を読み取り、支払いが済むと客は取っ手2を持ってバッグ本体1を買物かご3から引き上げれば、フック9は自動的に外れるのでバッグ本体1を簡単に取り出すことができる。
尚、買物かご3の取っ手6は通常はコ字形状となっているので、チェックアウトカウンターに置いてある買物かご3の取っ手6は両側に倒れて上端縁5上に載っている。しかし、両取っ手6の回動連結部10間は離れているのでバッグ本体1の長辺部7の開口周縁4に付けたフック6は上端縁5に引っ掛けやすい。
しかし、倒れた取っ手6は、買物かご3の長辺側から短辺側にかけた上端縁5に載っていることがある。この場合を考慮してフック9は取っ手6の上から上端縁5にかけて引っ掛けることのできる大きさであることが望ましい。
上記の説明においてフック9は、バッグ本体1の開口周縁3の両側長辺部7および両側短辺部8の中央に設けた場合であるが、これに限定するものではない。例えば、両側長辺部7の両端にフック7を設けてもよく、長辺部7の2個のフック9を買物かご3の長辺側の上端縁5に取っ手6を介して引っ掛ければバッグ本体1の開口周縁4は買物かご3の上端縁5にそって方形状に開くことができる。
あるいは、開口周縁4の4隅にフック9を設けてもよい。フック9は買物かご3の上端縁5の4隅に取っ手6を介して引っ掛けることができ、バッグ本体1の開口周縁4は方形状に開いて保持することができる。
尚、フック9は4個の場合を説明したが、数は限定するものではなく任意に選択することができる。また、フック9を長辺部7に2個設けた場合や、4隅に設けた場合、フック9は取っ手6の上から引っ掛けることになるが、取っ手6を持ち上げて上端縁5に引っ掛けるようにしてもよい。
上記の説明ではフック9は、その基部をバッグ本体1に直接に固定した状態であるが、これに限定するものではない。例えば、フック9の基部を適当な長さの紐を介してバッグ本体1に連結し、バッグ本体1の外側あるいは内側にぶら下げてもよく、バッグ本体1を買物かご3内に入れてフック9を上端縁5に引っ掛けてもよい。
更には、図4に示すように、バッグ本体1の内側あるいは外側にフック9の基部を挿し込むことのできる取付具11を設け、この取付具11にフック9を取り付けるようにしてもよい。フック9の基部を取付具11に挿し込み、抜けることのないようにしておけばよく、フック9を買物かご3の上端縁5に引っ掛けることができる。使用しない時にはフック9をバッグ本体1内に収容しておけばよい。
図5は、本考案買物用バッグの第2の実施形態を示すものであり、前記の実施形態と同じ部分は同じ符号を使用している。
この実施形態においては、バッグ本体1の開口周縁4と買物かご3の上端縁5との着脱手段として連結用の紐12を使用することに特徴を有している。
即ち、バッグ本体1の少なくとも両側長辺部7にそった開口周縁4を細長い袋状にして紐挿通部13を形成し、紐挿通部13の両端部に紐挿通孔14を形成する。いずれか片側の紐挿通孔14から紐挿通部13内に連結用紐12を挿し通して反対側の紐挿通孔14から引き出し、連結用紐12の両端を紐挿通部13の両側に長く引き延ばしたものである。
このような構成のバッグ本体1を前記と同じく買物かご3内に入れ、外部に引き出した両側の連結用紐12は、例えば、買物かご3の鍔状とした上端縁5の下側に回して結べばよい。図6は一例を示すものであり、まず、片側の短辺側の上端縁5の両側から下側に2本の紐12を回して結びつけ、その後、反対側の上端縁5下側に2本の紐12を引っ張って結びつける。
このようにすれば、開口周縁4の両側長辺部7は長さ方向に引っ張られた状態となり、バッグ本体1の開口周縁4は方形状に広がって買物かご3の上端縁5に接して取り付けられ、バッグ本体1は買物かご3内に装着することができる。
2本の連結用紐12は、買物かご3の短辺側の上端縁5だけではなく長辺側の上端縁5下側に回して結んでもよく、いずれにしてもバッグ本体1は広げた状態で買物かご3内に設置されることになる。また、買物かご3の側面には多数の孔が形成してあるので、この孔を利用して2本の紐12を結ぶようにしてもよい。尚、開口周縁4を袋状の紐挿通部13に形成するには、開口周縁4を外側あるいは内側に折り返し、折り返し先端縁を縫製仕上げをすればよい。
バッグ本体1の両側に引き延ばした2本の連結用紐12を連結するのに公知の連結具を使用すれば便利である。図7は、従来のバッグやナップザック等でに使用される合成樹脂製の連結具15の一例を示すものであり、片側を開口した扁平筒状体である連結具本体16の両面に連結用紐12の貫通孔17を形成する。
この連結具本体16内には中実状の挟持体18が連結具本体16の開口部を通して出入り可能に挿し込んであり、挟持体18の胴部には2本の紐12を挿通可能な貫通孔19が形成してある。
連結具本体16内に固定したスプリング20の先端と挟持体18の下面とは連結してある。常態ではスプリング20の伸弾性作用で挟持体18は連結具本体16の外側に飛び出ているが、図示しないストッパーの作用で抜け出ることがないようになっている。
連結具15の上下を指で掴み、挟持体18をスプリング20の伸弾性に抗して連結具本体16内に押し込み、貫通孔17と貫通孔19とを一致させた状態で2本の連結用紐12を両貫通孔17、19間に通し、挟持体18を離せば、スプリング20の伸弾性で挟持体18は外側に飛び出し、スプリング20の圧力で連結用紐12は連結具本体16と挟持体18間に固定されることになる。
2本の紐12を上端縁5に巻き回し、貫通孔17と貫通孔19を通した紐12にそって連結具15を引き上げれば2本の紐12は絞られ、上端縁5に巻き付き、スプリング20の圧力で緩むことはない。
連結用紐12としては通常の布製の紐でもよいが、連結具15を使用する場合には伸縮性を有するゴム製の紐を使用すると上端縁5への着脱を容易にすることができる。即ち、バッグ本体1の両短辺部8側において2本のゴム製連結用紐12を連結具本体16と挟持体18の貫通孔17、19に挿し通して引き絞り、環状の大きさは上端縁5に巻き回した時よりも小さくしておく。
バッグ本体1を買物かご3内に入れ、片側の紐12を大きく引き伸ばして買物かご3短辺側の上端縁5の下側に巻き回わせば、紐12は縮む作用が働くので上端縁5に巻き付く。同じようにして反対側の上端縁5に紐12を巻き付ければよく、バッグ本体1を買物かご3内に取り付けることができる。
上記の説明では2本の紐12を使用して長辺部7の紐挿通部13に別々に通した場合であるが、1本の紐12を使用して両側の紐挿通部13に通してもよい。この場合には紐12の一端を片側の長辺部7の一方の紐挿通孔14から紐挿通部13に通して反対側の挿通孔14から引き出す。更に、短辺部8の外側を通して紐12の先端を反対側の長辺部7の挿通孔14から入れ、そのまま紐挿通部13にそって通して反端側の挿通孔14から引き出せばよい。
紐12は両側の紐挿通部13を一回りして両端は片側の短辺部8側に引き延ばした状態となる。紐12の中央部は短辺部8の外側に露出しているので、買物かご3に取り付ける場合には、紐12の中央部を買物かご3の片側の上端縁5に巻き回し、反対側に引き延ばした2本の紐12を買物かご3の上端縁5に巻き回して引き結べばよい。1本の紐12が環状になって両側の上端縁5に巻き付くようになる。
尚、連結用の紐12は、長辺部7の両端から引き出した場合について説明したが、これに限定することはない。開口周縁4の全長に紐挿通部13を形成し、両側短辺部8の中央にそれぞれ紐挿通孔14を形成し、片側の挿通孔14から2本の紐12を両側の長辺部7内を通して反対側の短辺部8に形成した紐挿通孔14から引き出してもよい。両短辺部8に引き延ばした2本の紐12を環状にして買物かご3の短辺側の上端縁5に巻きまわして結び合わせればよい。
尚、1本の紐12を使用する場合には、片側の短辺部8の紐挿通孔14から片側の長辺部7の紐挿通部13内に紐12を挿し通し、反対側の長辺部7の紐挿通部13を通して一巡させ、紐12の両端を片側短辺部8の紐挿通孔14から引き出す。反対側の短辺部8の紐挿通孔14には紐12の中央部が位置するので、この中央部の紐12を紐挿通孔14か引き出し環状にして形成すればよい。
上記のように短辺部8から紐12を引き出す場合でも連結具15を使用することができる。この場合、布製紐12ではなくゴム製の紐12を使用することも可能である。尚、紐12を使用してバッグ本体1を買物かご3に取り付ける場合でもフック9を補助的に使用することは可能である。
連結用紐12をバッグ本体1の開口周縁4に取り付けるために袋状の紐挿通部13を形成したが、これに限定するものではない。例えば、連結用紐12を開口周縁4にそって縫い通すように挿通し、両端を長く引き伸ばすようにしてもよい。縫い通すために開口周縁5には複数の孔を適当な間隔で形成すれば便利である。
この場合には、2本の紐12を両側の長辺部7にそって平行に縫い通し、紐12の両端を両側に長く延ばしてもよい。前記の場合と同じく両側2本の紐12を買物かご3の上端縁5に巻き回して結び付ければよい。
あるいは、2本の紐12を片側の短辺部8中央から両側の長辺部7にそって平行に縫い通し、反対側の短辺部8中央から紐12を長く引き延ばしてもよい。バッグ本体1の短辺部8両側に引き出した2本の紐12を買物かご3の上端縁5に巻きまわして結べばよく、バッグ本体1は買物かご3内に広げた状態で装着される。これは布製紐ではなく伸縮性を有する紐12も同様であり、連結具15を使用して2本の紐12を引き絞るようにしてもよい。
尚、連結用紐12を使用して買物かご3内にバッグ本体1を取り付けるに際し、紐挿通部13を形成し、この中に紐12を挿通する必要はない。適当な長さに形成した単体4本の連結用紐12をバッグ本体1の開口周縁4の4隅に連結するようにしてもよい。形状としては図5の場合と同じである。
即ち、4本の紐12の一端を開口周縁4の4隅に適宜の手段で結びつける。そして、両側2本の紐12を前記と同じようにして上端縁5の下側に巻き回し、結び合わせればよい。この場合にも連結具15を使用することは可能である。
更に、前記したフック9や連結用紐12を使用して買物かご3内に収容するバッグ本体1において、図8に示すように、ゴムのように伸縮性を有する連結用紐12の両端を、バッグ本体1の短辺部8側において長辺部7両端に連結し、環状に形成してもよい。
この環状体の大きさは、買物かご3の短辺側の上端縁5に巻き回した大きさよりも小さく形成してある。従って、バッグ本体1を買物かご3内に入れ、両側の環状の紐12を引っ張って上端縁5に巻き回すだけで装着が可能である。尚、伸縮性を有する紐12は環状にすることなく、短辺部8にそった線状としてもよい。線状としても伸びるので上端縁5に巻き回すことは可能である。
また、図示していないが、買物を終了し、商品を収容したバッグ本体1の開口上面をカバーで覆うようにしてもよい。例えば、方形状としたカバーの片側長辺部をバッグ本体の長辺部7に縫着あるいはホックを使用して取り付ける。
カバーの反対側は自由端としておき、この自由端はバッグ本体1の反対側の長辺部7にホックを使用して連結できるようにしておく。通常は、自由端側を折り畳んでおき、バッグ本体1内に形成したポケット内に収容しておく。
バッグ本体1内に商品を入れた後、カバーをポケットから引き出して商品の上に広げ、自由端側をバッグ本体1の長辺部7に連結すればよい。カバーによってバッグ本体1内を見られることがなく、また、自転車のカゴの中に入れた時、カバーが遮蔽体となるので商品が盗まれることがない。
本考案買物用バッグは、スーパーマーッケットや量販店の店舗に備え付けの買物かごに簡単に着脱でき、価格を読み取った商品は買物かご3内に入れたバッグ本体1に入れ、客はバッグ本体1を取り上げて持ち帰ればよく、チェックアウトカウウンターの流れがよくなり、店舗の活性化を図ることができる。
本考案買物用バッグの第一の実施形態を示す斜視図である。 店舗に備え付けの買物かごの一例を示す斜視図である。 買物かご内にバッグ本体を入れた状態の斜視図である。 フックの一例を示す斜視図である。 本考案買物用バッグの第二の実施形態を示す斜視図である。 買物かご内にバッグ本体を入れ、紐を上端縁に巻き回した状態の斜視図である。 連結用紐の連結具を示す正面図である。 バッグ本体に取り付ける連結用紐の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 バッグ本体
2 取っ手
3 買物かご
4 開口周縁
5 上端縁
6 取っ手
7 長辺部
8 短辺部
9 フック
10 回動連結部
11 取付具
12 連結用紐
13 紐挿通部
14 紐挿通孔
15 連結具
16 連結具本体
17 貫通孔
18 挟持体
19 貫通孔
20 スプリング

Claims (11)

  1. スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4に複数のフック9を設け、このフック9を買物かご3の上端縁5に引っ掛け可能としたことを特徴とする買物用バッグ。
  2. フック9は、開口周縁4の長辺部7と短辺部8の中央に設けたものである請求項1に記載する買物用バッグ。
  3. フック9は、開口周縁4の両側長辺部7の両端に設けたものである請求項1に記載する買物用バッグ。
  4. フック9は、開口周縁4の4隅に設けたものである請求項1に記載する買物用バッグ。
  5. スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4を袋状の紐挿通部13とし、開口周縁4の両側長辺部7にそった紐挿通部13内に連結用紐12を挿し通し、連結用紐12の両端を紐挿通部13から引き出したことを特徴とする買物用バッグ。
  6. スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4を袋状の紐挿通部13とし、開口周縁4の両側短辺部8中央から紐挿通部13内に連結用紐12を挿し通し、連結用紐12の両端を紐挿通部13から引き出したことを特徴とする買物用バッグ。
  7. スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4にそって2本の連結用紐12を縫い通し、連結用紐12の両端を引き延ばしたことを特徴とする買物用バッグ。
  8. スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4の4隅に連結用紐12を取り付けたことを特徴とする買物用バッグ。
  9. 連結用紐12は布製である請求項5、6、7及び8に記載する買物用バッグ。
  10. 連結用紐12は伸縮性を有するものである請求項5、6、7及び8に記載する買物用バッグ。
  11. スーパーマーケットや量販店のような店舗に備え付けてある買物かご内に装着可能であり、上部を開口し、長方形袋状体に形成したバッグ本体1の開口周縁4の両側短辺部8に伸縮性を有する連結用紐12を取り付けたことを特徴とする買物用バッグ。
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