JP3123923B2 - 水耕栽培用培地 - Google Patents
水耕栽培用培地Info
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- JP3123923B2 JP3123923B2 JP08118822A JP11882296A JP3123923B2 JP 3123923 B2 JP3123923 B2 JP 3123923B2 JP 08118822 A JP08118822 A JP 08118822A JP 11882296 A JP11882296 A JP 11882296A JP 3123923 B2 JP3123923 B2 JP 3123923B2
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- cultivated
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-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Hydroponics (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は園芸用の植物の水
耕栽培に用いる水耕栽培用培地に関する。
耕栽培に用いる水耕栽培用培地に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、園芸用植物を植木鉢やプランタ
ーなどの容器を用いて室内で栽培する際、植木鉢から土
がこぼれたりするため、これを嫌って水耕栽培を行なう
場合がある。また、家庭や食品を扱う商店において、土
壌に含まれる雑菌や虫などを室内に持ち込まず清潔に栽
培し、かつ植物に応じた栽培環境を容易に管理するため
にも、水耕栽培は好まれるようになってきている。
ーなどの容器を用いて室内で栽培する際、植木鉢から土
がこぼれたりするため、これを嫌って水耕栽培を行なう
場合がある。また、家庭や食品を扱う商店において、土
壌に含まれる雑菌や虫などを室内に持ち込まず清潔に栽
培し、かつ植物に応じた栽培環境を容易に管理するため
にも、水耕栽培は好まれるようになってきている。
【0003】このような水耕栽培に用いる培地として、
実開平4−55245号公報に記載されたものは、ポリ
ウレタンなどの多孔質素材からなるマット成形体からな
る植物育成用培地の上面の所定位置に、複数の孔を形成
し、これらの孔に肥料、遠赤外線放射物質、Mg、C
a、Mo、Feなどの植物に必要な元素を含むバーミキ
ュライトやセラミックスを収容したものである。
実開平4−55245号公報に記載されたものは、ポリ
ウレタンなどの多孔質素材からなるマット成形体からな
る植物育成用培地の上面の所定位置に、複数の孔を形成
し、これらの孔に肥料、遠赤外線放射物質、Mg、C
a、Mo、Feなどの植物に必要な元素を含むバーミキ
ュライトやセラミックスを収容したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の水耕栽培用培地でも充分に植物が生長しない場合があ
り、特に葉の形成層、根や茎の生長点などで成育障害が
おこることがあった。
の水耕栽培用培地でも充分に植物が生長しない場合があ
り、特に葉の形成層、根や茎の生長点などで成育障害が
おこることがあった。
【0005】また、一般的なポリウレタンなどの多孔質
素材は、開口率が充分でないので、根の育成が阻害され
るという問題点もある。
素材は、開口率が充分でないので、根の育成が阻害され
るという問題点もある。
【0006】そこで、この発明は、上記した問題点を解
決して、水耕栽培用培地を、植物の組織の分化と生長に
可及的に異常が起こらないように、かつ簡易に栽培でき
るものとすることを第1の課題とし、さらに植物の根の
発育が阻害されないように栽培できる水耕栽培用培地と
することを第2の課題としている。
決して、水耕栽培用培地を、植物の組織の分化と生長に
可及的に異常が起こらないように、かつ簡易に栽培でき
るものとすることを第1の課題とし、さらに植物の根の
発育が阻害されないように栽培できる水耕栽培用培地と
することを第2の課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題を解決
するため、この発明においては、三次元網目構造の多孔
質素材からなる水耕栽培用培地の表面に、被栽培植物の
差し込み孔を形成すると共に、前記表面には所定の深さ
に達する肥料等の収容孔を複数個形成し、この収容孔の
少なくとも一つに遅効性肥料を収容し、他の収容孔の少
なくとも一つにはトルマリン鉱石を焼結したセラミック
スを収容した構成を採用したのである。
するため、この発明においては、三次元網目構造の多孔
質素材からなる水耕栽培用培地の表面に、被栽培植物の
差し込み孔を形成すると共に、前記表面には所定の深さ
に達する肥料等の収容孔を複数個形成し、この収容孔の
少なくとも一つに遅効性肥料を収容し、他の収容孔の少
なくとも一つにはトルマリン鉱石を焼結したセラミック
スを収容した構成を採用したのである。
【0008】また、上記の第2の課題を解決するため、
上記構成に加えて、三次元網目構造の多孔質素材が、発
泡膜を除去した発泡ポリウレタンであるという構成を採
用したのである。前記の被栽培植物の差し込み孔は、必
ずしも1つでなくともよく、2つ以上の複数個を所要の
配置で形成してもよい。
上記構成に加えて、三次元網目構造の多孔質素材が、発
泡膜を除去した発泡ポリウレタンであるという構成を採
用したのである。前記の被栽培植物の差し込み孔は、必
ずしも1つでなくともよく、2つ以上の複数個を所要の
配置で形成してもよい。
【0009】この発明の水耕栽培用培地は、その上面な
どの表面に肥料等の収容孔として、丸穴、長穴、細長い
穴、切れ目(スリット)などの周知形状の孔を複数個有
するが、そのうちの少なくとも一つにトルマリン鉱石を
焼結したセラミックスを収容しているので、栽培用水が
前記セラミックスに染み込んで広い面積でトルマリン鉱
石に接する。
どの表面に肥料等の収容孔として、丸穴、長穴、細長い
穴、切れ目(スリット)などの周知形状の孔を複数個有
するが、そのうちの少なくとも一つにトルマリン鉱石を
焼結したセラミックスを収容しているので、栽培用水が
前記セラミックスに染み込んで広い面積でトルマリン鉱
石に接する。
【0010】また、高温に加熱されて焼結したセラミッ
クス粒子は、鉱物質が酸化された状態になっているか
ら、特定の無機物質が水溶化し易くなっているとも考え
られ、植物の水耕栽培時に不足しがちな微量元素も栽培
用水中に溶け出して、被栽培植物に供給される。
クス粒子は、鉱物質が酸化された状態になっているか
ら、特定の無機物質が水溶化し易くなっているとも考え
られ、植物の水耕栽培時に不足しがちな微量元素も栽培
用水中に溶け出して、被栽培植物に供給される。
【0011】そして、ピエゾ電気、パイロ電気を発生す
るために電気石とも呼ばれるトルマリン鉱石は、ホウ素
を含むシクロケイ酸塩鉱物であるから、特に高等植物で
必須の微量成分であるホウ素が栽培用水中に供給され、
これを被栽培植物に吸収させてホウ素の不足による成育
障害を防止することができる。
るために電気石とも呼ばれるトルマリン鉱石は、ホウ素
を含むシクロケイ酸塩鉱物であるから、特に高等植物で
必須の微量成分であるホウ素が栽培用水中に供給され、
これを被栽培植物に吸収させてホウ素の不足による成育
障害を防止することができる。
【0012】また、三次元網目構造の多孔質素材が、発
泡膜を除去した発泡ポリウレタンである発明では、上記
の作用に加えて、培地内で生長する根が多孔質素材の発
泡膜によってその生長を阻害されることがないので、植
物を良好に育成できる培地になる。
泡膜を除去した発泡ポリウレタンである発明では、上記
の作用に加えて、培地内で生長する根が多孔質素材の発
泡膜によってその生長を阻害されることがないので、植
物を良好に育成できる培地になる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の水耕栽培用培地に用い
る三次元網目構造の多孔質素材は、連通気孔を有するス
ポンジ状の発泡体であり、発泡ポリウレタン(ポリウレ
タンフォーム)の比較的軟質かつ弾性のあるのものが、
植物の根の成育や取扱い性が良いので推奨できる。
る三次元網目構造の多孔質素材は、連通気孔を有するス
ポンジ状の発泡体であり、発泡ポリウレタン(ポリウレ
タンフォーム)の比較的軟質かつ弾性のあるのものが、
植物の根の成育や取扱い性が良いので推奨できる。
【0014】そして、このような三次元網目構造の多孔
質素材が、発泡膜を除去した発泡ポリウレタンであれ
ば、培地内で生長する根の生長を阻害されることがなく
好ましい。ポリウレタンの発泡膜を除去するには、発泡
ポリウレタンを所定時間溶剤に含浸するなどの周知の手
法を採用する。
質素材が、発泡膜を除去した発泡ポリウレタンであれ
ば、培地内で生長する根の生長を阻害されることがなく
好ましい。ポリウレタンの発泡膜を除去するには、発泡
ポリウレタンを所定時間溶剤に含浸するなどの周知の手
法を採用する。
【0015】この発明に用いるトルマリン鉱石を焼結し
たセラミックスは、トルマリン鉱石を微粉砕したものを
直径3〜5mm程度の粒状等に取扱い易い適宜の形状に
成形し、これを加熱し焼結したものである。
たセラミックスは、トルマリン鉱石を微粉砕したものを
直径3〜5mm程度の粒状等に取扱い易い適宜の形状に
成形し、これを加熱し焼結したものである。
【0016】前記トルマリン鉱石は、ペグマタイト、銅
鉱床、花コウ岩中に産するホウ素を含むシクロケイ酸塩
鉱物であり、一般式XY9 B3 Si6 O27(O,OH,
F)4 (X=Ca,Na,K,Mn,Y=Mg,Fe,
Al,Cr,Mn,Ti,Li)で表わされるものであ
る。
鉱床、花コウ岩中に産するホウ素を含むシクロケイ酸塩
鉱物であり、一般式XY9 B3 Si6 O27(O,OH,
F)4 (X=Ca,Na,K,Mn,Y=Mg,Fe,
Al,Cr,Mn,Ti,Li)で表わされるものであ
る。
【0017】この発明に用いる遅効性肥料としては、植
物の育成に必要な窒素、リン酸、カリウムすなわちN、
P、Kなどを含有し、水に対する溶解性がコントロール
されていて長期間栄養成分を供給できるものを採用する
ことが好ましい。
物の育成に必要な窒素、リン酸、カリウムすなわちN、
P、Kなどを含有し、水に対する溶解性がコントロール
されていて長期間栄養成分を供給できるものを採用する
ことが好ましい。
【0018】水に対する溶解性をコントロールするに
は、例えば固形肥料を直径2〜5mm程度の粒状に成形
し、その表面を難水溶性の有孔性フィルムで覆う(いわ
ゆるコーティング肥料)などの周知の手法を採用するこ
とができる。このようなコーティング肥料の市販品とし
ては、チッソ旭肥料社製のものを適用できる。
は、例えば固形肥料を直径2〜5mm程度の粒状に成形
し、その表面を難水溶性の有孔性フィルムで覆う(いわ
ゆるコーティング肥料)などの周知の手法を採用するこ
とができる。このようなコーティング肥料の市販品とし
ては、チッソ旭肥料社製のものを適用できる。
【0019】この発明の実施形態を添付図面に基づい
て、以下に説明する。図1に示すように、第1の実施形
態の水耕栽培用培地Aは、発泡膜を除去した発泡ポリウ
レタン製のほぼ円柱形の水耕栽培用培地素材を用い、そ
の中央に軸方向に貫通するように円形の被栽培植物の差
し込み孔1を形成すると共に、その周囲に湾曲した長穴
状の肥料等の収容孔2、3を所定の深さで2個形成し、
これら収容孔2、3の一つに遅効性肥料を収容し、他の
収容孔にはトルマリン鉱石を焼結したセラミックスを収
容した水耕栽培用培地Aである。
て、以下に説明する。図1に示すように、第1の実施形
態の水耕栽培用培地Aは、発泡膜を除去した発泡ポリウ
レタン製のほぼ円柱形の水耕栽培用培地素材を用い、そ
の中央に軸方向に貫通するように円形の被栽培植物の差
し込み孔1を形成すると共に、その周囲に湾曲した長穴
状の肥料等の収容孔2、3を所定の深さで2個形成し、
これら収容孔2、3の一つに遅効性肥料を収容し、他の
収容孔にはトルマリン鉱石を焼結したセラミックスを収
容した水耕栽培用培地Aである。
【0020】また、上記の円柱形の水耕栽培用培地Aの
外周面には、一対の半円形の流通溝4を軸方向に形成し
ており、後述する使用状態で植木鉢の内側との間の水の
流通性を良好に保つ構造である。
外周面には、一対の半円形の流通溝4を軸方向に形成し
ており、後述する使用状態で植木鉢の内側との間の水の
流通性を良好に保つ構造である。
【0021】また、一対の流通溝4の長手方向に沿って
水耕栽培用培地を上から2/3程度まで2分割するスリ
ット5が形成されており、培地の上部を開いて被栽培植
物の茎、根などを差し込み易くしている。
水耕栽培用培地を上から2/3程度まで2分割するスリ
ット5が形成されており、培地の上部を開いて被栽培植
物の茎、根などを差し込み易くしている。
【0022】また、差し込み孔1は、培地素材と同材料
からなるスリーブ6を嵌め込み可能であり、比較的細い
茎や根の被栽培植物を確実に保持できるようにしてい
る。このようなスリーブ6は、前記したスリット5に対
応するスリット7を有し、その下端には培地素材と同材
料からなる円柱栓8を嵌め込んで、差し込み孔1aを所
定の深さにしている。差し込み孔1、1aの深さは、被
栽培用植物の茎の長さに応じ、円柱栓8の嵌め込み高さ
を調節してその深さを適宜に調節できる。
からなるスリーブ6を嵌め込み可能であり、比較的細い
茎や根の被栽培植物を確実に保持できるようにしてい
る。このようなスリーブ6は、前記したスリット5に対
応するスリット7を有し、その下端には培地素材と同材
料からなる円柱栓8を嵌め込んで、差し込み孔1aを所
定の深さにしている。差し込み孔1、1aの深さは、被
栽培用植物の茎の長さに応じ、円柱栓8の嵌め込み高さ
を調節してその深さを適宜に調節できる。
【0023】2つの収容孔2、3は、その形成工程を容
易にするために、円柱形の水耕栽培用培地素材を貫通す
る穴を形成した後、これの上下端に同形同素材の下栓9
および上栓10を差し込んでおり、両栓の間の中空部分
に図外の粒状の遅効性肥料とトルマリン鉱石を焼結した
セラミックスを収容している。
易にするために、円柱形の水耕栽培用培地素材を貫通す
る穴を形成した後、これの上下端に同形同素材の下栓9
および上栓10を差し込んでおり、両栓の間の中空部分
に図外の粒状の遅効性肥料とトルマリン鉱石を焼結した
セラミックスを収容している。
【0024】図2に示すように、上記の水耕栽培用培地
を使用するには、被栽培植物Bの根をスリット5を開い
た状態でスリーブ6の内側に挟み、スリット5を閉じた
状態で植木鉢Cに収容して、適宜に水を供給する。適用
できる被栽培植物Bの具体例としては、ゼラニウム、ガ
ーベラ、テラスライム、コリウム、パンジー、チューリ
ップ、フリージア、ペペロニア、ピレア、セダム、クロ
トン、パキラなどが挙げられる。
を使用するには、被栽培植物Bの根をスリット5を開い
た状態でスリーブ6の内側に挟み、スリット5を閉じた
状態で植木鉢Cに収容して、適宜に水を供給する。適用
できる被栽培植物Bの具体例としては、ゼラニウム、ガ
ーベラ、テラスライム、コリウム、パンジー、チューリ
ップ、フリージア、ペペロニア、ピレア、セダム、クロ
トン、パキラなどが挙げられる。
【0025】図3に示すように、第2の実施形態の水耕
栽培用培地A´は、第1の実施形態(図1)において、
湾曲した長穴状の肥料等の収容孔2、3に代えて湾曲し
たスリット11、12を上面から好ましくは約2/3の
所定の深さで2箇所に切り込んで形成し、かつ差し込み
孔1aを二箇所形成したこと以外は、第1の実施形態と
全く同様に製造したものである。この場合、スリット1
1、12の一つの内部にコーティングした粒状肥料等の
遅効性肥料を挿入し、他の収容孔にはトルマリン鉱石を
焼結したセラミックスを挿入して収容した水耕栽培用培
地A´とした。
栽培用培地A´は、第1の実施形態(図1)において、
湾曲した長穴状の肥料等の収容孔2、3に代えて湾曲し
たスリット11、12を上面から好ましくは約2/3の
所定の深さで2箇所に切り込んで形成し、かつ差し込み
孔1aを二箇所形成したこと以外は、第1の実施形態と
全く同様に製造したものである。この場合、スリット1
1、12の一つの内部にコーティングした粒状肥料等の
遅効性肥料を挿入し、他の収容孔にはトルマリン鉱石を
焼結したセラミックスを挿入して収容した水耕栽培用培
地A´とした。
【0026】このように形成された水耕栽培用培地A´
は、前記した水耕栽培用培地Aと同様にして使用できる
ほか、複数の被栽培植物を植え込んでボリューム感のあ
る形態で栽培でき、しかも第1の実施形態のものより下
栓9および上栓10などの部品点数が少なく、スリット
11、12の形成方法が簡単であるから、低コストに製
造できる点で好ましいものであった。
は、前記した水耕栽培用培地Aと同様にして使用できる
ほか、複数の被栽培植物を植え込んでボリューム感のあ
る形態で栽培でき、しかも第1の実施形態のものより下
栓9および上栓10などの部品点数が少なく、スリット
11、12の形成方法が簡単であるから、低コストに製
造できる点で好ましいものであった。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、三次
元網目構造の多孔質素材からなる培地に形成した肥料等
の収容孔の少なくとも一つにトルマリン鉱石を焼結した
セラミックスを収容しているので、植物の水耕栽培時に
不足しがちなホウ素を含む微量元素が栽培用水中に溶け
出して被栽培植物に供給され、植物の組織の分化と生長
に可及的に異常が起こらないように、かつ簡易に栽培で
きる水耕栽培用培地になる利点がある。
元網目構造の多孔質素材からなる培地に形成した肥料等
の収容孔の少なくとも一つにトルマリン鉱石を焼結した
セラミックスを収容しているので、植物の水耕栽培時に
不足しがちなホウ素を含む微量元素が栽培用水中に溶け
出して被栽培植物に供給され、植物の組織の分化と生長
に可及的に異常が起こらないように、かつ簡易に栽培で
きる水耕栽培用培地になる利点がある。
【0028】また、三次元網目構造の多孔質素材が、発
泡膜を除去した発泡ポリウレタンである発明では、上記
の効果に加えて植物の根の発育が阻害されないように栽
培できる水耕栽培用培地になる利点もある。
泡膜を除去した発泡ポリウレタンである発明では、上記
の効果に加えて植物の根の発育が阻害されないように栽
培できる水耕栽培用培地になる利点もある。
【図1】第1の実施形態の水耕栽培用培地の部品分解斜
視図
視図
【図2】第1の実施形態の使用状態を説明する斜視図
【図3】第2の実施形態の使用状態を説明する斜視図
1 差し込み孔 2、3 収容孔 4 流通溝 5、7スリット 6 スリーブ 8 円柱栓 9 下栓 10 上栓 11、12 スリット A 水耕栽培用培地 B 被栽培植物 C 植木鉢
Claims (1)
- 【請求項1】 三次元網目構造の多孔質素材である発泡
膜を除去した発泡ポリウレタンからなる水耕栽培用培地
の表面に、被栽培植物の差し込み孔を形成すると共に、
前記表面には所定の深さに達する肥料等の収容孔を複数
個形成し、この収容孔の少なくとも一つに遅効性肥料を
収容し、他の収容孔の少なくとも一つにはトルマリン鉱
石を焼結したセラミックスを収容してなる水耕栽培用培
地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08118822A JP3123923B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 水耕栽培用培地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08118822A JP3123923B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 水耕栽培用培地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09298964A JPH09298964A (ja) | 1997-11-25 |
JP3123923B2 true JP3123923B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=14746014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08118822A Expired - Fee Related JP3123923B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 水耕栽培用培地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3123923B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101749458B1 (ko) * | 2016-06-15 | 2017-06-21 | 영 성 왕 | 식물관리재배기의 근권부영역에 추가적으로 공급되는 완효성 알갱이비료용 공급장치 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP08118822A patent/JP3123923B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09298964A (ja) | 1997-11-25 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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