JP3123784U - ティッシュボックス用マグネットホルダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本考案のティッシュボックス用マグネットホルダ1においては、ティッシュボックス10の両側板部12とそれぞれ当接する二本一組とする本体2と、この本体2の両側にその長さ方向に沿い収納可能に設けられ、先端に差し込み爪4を有する二個一対の摺動板3と、各摺動板3にそれぞれ設けられた磁石部5とを有して構成されている。
【選択図】 図3
Description
このようなティッシュボックスにあっては、使い勝手を高めるため、種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
したがって、いずれの従来技術においても、ティッシュボックスが不必要に動くことなく設置することができるばかりでなく、場合によっては壁などに立て掛けた状態のままでも使用できるようになっている。
また、第2の従来技術のものは、取り付け具本体の側片に設けられた保持爪がティッシュボックスを長手方向に沿って挟み込むことで、ティッシュボックスに取り付け具が装着される構成であるので、ティッシュボックスを長期間使い続けた場合、ティッシュボックスにおいて、保持爪によって挟み込まれた部分がへたってしまい、保持爪による挟み込み力が次第に減少する。そのため、壁などにティッシュボックスを立て掛けた場合、ティッシュボックスに対する取り付け具の装着力が低下し、ティッシュボックスが壁などから落下するおそれがある。特に、立て掛けられたティッシュボックスが横長の状態で使用した場合、ティッシュボックス自体の重さも作用し、落下しやすくなってしまう結果、長期間の使用に対する信頼性に乏しいという問題がある。
請求項1記載の本考案は、ティッシュボックスにおける長手方向の両側の側板部にそれぞれ装着され、かつ前記ティッシュボックスを磁力によって磁着性材料に付着させるティッシュボックス用マグネットホルダであって、前記ティッシュボックスにおける前記側板部の巾と略同様の長さを有し、かつ前記側板部と各々当接する二個一対からなる筒状の本体と、該各本体の両側にそれぞれ摺動自在に挿通され、先端に、前記各側板部の両側に該各側板部と直交して設けられた差し込み口に差し込み可能に設けられた差し込み爪を有する摺動板と、該各摺動板の下部に前記ティッシュボックスの底板部と平行に設けられ、該底板部を支持する磁石部とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の本考案は、前記差し込み爪は、前記各摺動板の先端に摺動板と平行に折り返して形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の本考案は、前記摺動板は、これと前記本体との何れか一方に設けられた長孔と、前記何れか他方に設けられて前記長孔と係合する突起とからなるガイド機構により、前記本体及び前記側板部に沿って摺動可能とされることを特徴とする。
請求項2によれば、ティッシュボックスの側板部に沿って摺動すると、側板部に対して差し込み爪を簡単に抜き差しすることができる効果が得られる。
請求項3によれば、摺動板をティッシュボックスの側板部に沿って簡単に摺動させることができる効果が得られる。
本考案のティッシュボックス用マグネットホルダ1を述べる前に、図1および図2を用いて市販のティッシュボックス10について以下に説明する。市販のティッシュボックス10は図2に示すように、矩形状をなす前板部及び後板部11,11と、上板部13と、底板部14と、両側板部12,12とによって長方形の箱形形状をなしており、上板部13にはティッシュを取り出すための取出口15が設けられている。また、ティッシュボックス10の各側板部12,12の両端部には、側板部12と直交方向に差し込み口16が設けられている。
但し、本実施形態においては、図3に示すように、ガイド突起6bが蓋部材6に設けられる一方、本体2にガイド突起6bを挿入し得る程度の大きさの長孔2aが設けられているが、それらを逆の形態にして設けてもよいのは言うまでもない。
このような蓋部材6を有する本体2、差し込み爪4及び取付板7を有する摺動板3のそれぞれは、合成樹脂によって図3に示すように個々に形成された後、それらが図5〜図7に示すように互いに組み付けられたり、また取付板7に磁石部5が接着剤などによって取り付けられたりすることで、ティッシュボックス用マグネットホルダ10が構成されることとなる。
なお、図3において、符号2cは、本体2においてガイド突起6bと対応する位置に設けられた孔である。
まず、装着に際しては、予め本体2の両側から摺動板3を図7に示すようにそれぞれ引き出しておき、次いで図示していないが、本体2の蓋部材6側をティッシュボックス10の両側壁部12に押し当ると共に、摺動板3の取付板7上にティッシュボックス10の底面を載置させた後、その状態のままで摺動板3を、図1に矢印にて示すように、元の位置まで移動し、これにより、差し込み爪4をティッシュボックス10の差し込み口16の下部差し込み口16bに外側から差し込むことで、ティッシュボックス10の両側にマグネットホルダ1をそれぞれ装着する。
これにより、ティッシュボックス10の底面には、長手方向の両端部にマグネットホルダ1が装着されているので、金属面などのような磁着性材料からなる部分に、磁石部5の磁力によって立て掛けて置くことができる。
そのため、側片の保持爪によってティッシュボックスを挟み込む第2の従来技術に比較すると、ティッシュボックスの側片がへたってくるようなことがないので、特にティッシュボックスを壁などに横長の状態で立て掛けておいても、長期間でも安定した状態で使用することができ、それだけ信頼性を高めることができる。
そして、摺動板3は、本体2に設けられた長孔3aと、この長孔3aと係合するガイド突起6bとからなるガイド機構により、本体2及びティッシュボックス10の側板部12に沿って摺動可能とされるので、側板部12に沿って簡単に摺動させることができる。これらにより、ティッシュボックス10に対するマグネットホルダ1の着脱を簡単に行うことができ、使い勝手をより高めることができる。
なお、本実施形態においては、摺動板3の差し込み爪4がティッシュボックス10において、下部差し込み口16bに差し込まれるように構成された例を示したが、上部差し込み口16aに差し込むように構成することもでき、要は、所期の機能を有すればよく、図示例に限定されるものではない。
2 本体
3 摺動板
3a 長孔
4 差し込み爪
5 磁石部
6 蓋部材
6b ガイド突起
7 取付板
10 ティッシュボックス
12 側板部
14 底板部
16 差し込み口
16a 上部差し込み口
16b 下部差し込み口
Claims (3)
- ティッシュボックスにおける長手方向の両側の側板部にそれぞれ装着され、かつ前記ティッシュボックスを磁力によって磁着性材料に付着させるティッシュボックス用マグネットホルダであって、
前記ティッシュボックスにおける前記側板部の巾と略同様の長さを有し、かつ前記側板部と各々当接する二個一対からなる筒状の本体と、
該各本体の両側にそれぞれ摺動自在に挿通され、先端に、前記各側板部の両側に該各側板部と直交して設けられた差し込み口に差し込み可能に設けられた差し込み爪を有する摺動板と、
該各摺動板の下部に前記ティッシュボックスの底板部と平行に設けられ、該底板部を支持する磁石部とを備えることを特徴とするティッシュボックス用マグネットホルダ。 - 前記差し込み爪は、前記各摺動板の先端に摺動板と平行に折り返して形成されていることを特徴とする請求項1記載のティッシュボックス用マグネットホルダ。
- 前記摺動板は、これと前記本体との何れか一方に設けられた長孔と、前記何れか他方に設けられて前記長孔と係合する突起とからなるガイド機構により、前記本体及び前記側板部に沿って摺動可能とされることを特徴とする請求項1又は2記載のティッシュボックス用マグネットホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003655U JP3123784U (ja) | 2006-05-16 | 2006-05-16 | ティッシュボックス用マグネットホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006003655U JP3123784U (ja) | 2006-05-16 | 2006-05-16 | ティッシュボックス用マグネットホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3123784U true JP3123784U (ja) | 2006-07-27 |
Family
ID=43473761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006003655U Expired - Lifetime JP3123784U (ja) | 2006-05-16 | 2006-05-16 | ティッシュボックス用マグネットホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3123784U (ja) |
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2006
- 2006-05-16 JP JP2006003655U patent/JP3123784U/ja not_active Expired - Lifetime
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