JP3123507B2 - バス回路 - Google Patents

バス回路

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JP3123507B2
JP3123507B2 JP10123164A JP12316498A JP3123507B2 JP 3123507 B2 JP3123507 B2 JP 3123507B2 JP 10123164 A JP10123164 A JP 10123164A JP 12316498 A JP12316498 A JP 12316498A JP 3123507 B2 JP3123507 B2 JP 3123507B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00315Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス回路に関し、
特に、第1のデバイスと第2のデバイスとを伝送路を介
して接続するバス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のバス回路では、送信側デバ
イスと受信側デバイスとを伝送路を介して接続し、信号
の送受信を行う。
【0003】図8を参照すると、この種の従来技術は、送出
側デバイス1100に設けられた出力バッファ1110
と、受信側デバイス1200に設けられたレシーバ12
10とが伝送路1300を介して接続されている。
【0004】出力バッファ1110において、出力端子11
12は伝送路1300に接続されている。出力バッファ
1110は送出側電源VDDと出力端子1112との間
に電流経路を形成することにより伝送路1300にハイ
レベル信号を出力するものであり、例えば、CMOSイ
ンバータである。このとき、出力バッファ1110は、
入力信号が印可されるゲート端子を有し、送出側デバイ
ス電源VDDと伝送路1300との間に接続されたPM
OSトランジスタ1113と、入力信号が印可されるゲ
ート端子を有し、接地電位GNDと伝送路1300との
間に接続されたNMOSトランジスタ1114とを含
む。
【0005】受信側デバイス1200において、レシーバ1
210の入力端子は伝送路1300に接続されている。
レシーバ1210の入力端子と受信側デバイス電源Vd
dとの間にはダイオード1220が設けられている。ダ
イオード1220は伝送路1300を介して受信した信
号の波形を成形する。(以下、第1の従来技術とい
う)。
【0006】一方、米国特許公報5,338,978には、
低電位電源を有するデバイスと高電位電源を有するデバ
イスとが伝送路を介して接続されたバス回路において、
高電位電源を有するデバイスによる高電位が低電位電源
を有するデバイスの出力端子に現れた場合に、出力バッ
ファ回路のプルアップトランジスタを介して低電位電源
に電流が流れるのを防ぐため、出力端子と低電位電源と
の間の電流経路を遮断させるようにした回路が開示され
ている(以下、第2の従来技術という)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1の従来技術
では、送出側デバイスの電源が投入され、受信側デバイ
スの電源が投入されていない場合に、送信側デバイスの
出力バッファのPMOSトランジスタがオン状態になっ
ていると、送出側デバイスの電源から受信側デバイスの
電源に電流が流れる。この電流が流れすぎることにより
レシーバや、レシーバの入力端子と受信側デバイス電源
との間に設けられたダイオードが破壊されてしまうとい
う問題がある。
【0008】また、上述の第2の従来技術は、バッファ回路
への電源供給が停止された場合の問題に着目しているに
過ぎず、電源を投入する場合のバッファ回路を介して他
のデバイスに流れる電流を遮断することはできないとい
う問題がある。
【0009】本発明の目的は、送信側デバイスの電源から受
信側デバイスの電源に電流が流れることを防ぐことがで
きるバス回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のバス回路は、第1の電源に接続された第1の
回路と、第2の電源に接続された第2の回路と、前記第
1および第2の回路を接続する伝送路と、前記伝送路を
介して前記第1の電源と前記第2の電源との間に形成さ
れる電流経路を、前記第1の電源の供給が開始されてか
ら所定期間だけ遮断する遮断回路とを含む。
【0011】また、本発明の他のバス回路は、前記遮断回路
は、前記第1の電源と前記第2の電源とを結ぶ経路中に
設けられ当該経路を接続または切断するよう開閉するス
イッチ回路と、前記第1の電源の供給が開始されてから
前記所定期間の間前記スイッチ回路を閉塞させる回路と
を含む。
【0012】また、本発明の他のバス回路は、前記回路は前
記第1の電源の供給開始から前記所定期間後に前記スイ
ッチ回路を開かせる制御信号を出力し、前記スイッチ回
路は前記回路から前記制御信号を受け取るまで閉塞状態
保つことを特徴とする。
【0013】また、本発明の他のバス回路は、前記回路は前
記第1の電源の電位を入力し前記所定期間経過後に当該
電位を出力する遅延回路を含み、前記スイッチ回路は制
御端子を有するとともに該制御端子に入力された前記遅
延回路の出力に応じて前記第1の電源と前記第2の電源
との間に電流経路を形成するように接続されたトランジ
スタであることを特徴とする。
【0014】また、本発明のバス回路は、伝送路と、第1の
電源に接続され前記伝送路に信号を出力する出力回路
と、第2の電源に接続され前記伝送路を介して前記出力
回路が出力した信号を受信する受信回路と、前記伝送路
と前記出力回路との間に設けられ、前記第1の電源が供
給開始されてから所定期間経過するまで前記出力回路の
出力が前記伝送路に伝送されるのを遮断する遮断回路と
を含む。
【0015】また、本発明の他のバス回路は、前記遮断回路
は、前記第1の電源に接続された入力端子と、この入力
端子に印可された電位が前記所定期間だけ遅延されて出
力される出力端子とを有する遅延回路と、前記遅延回路
からの出力に応じて前記出力回路と前記伝送路との間の
電流経路を形成するスイッチ回路とを含む。
【0016】また、本発明の他のバス回路は、前記スイッチ
回路は、前記遅延回路の出力端子に接続された制御端子
を有し、前記制御端子への入力信号に応じて前記第1の
電源と前記伝送路との間に電流経路を形成するよう接続
されたトランジスタを含む。
【0017】また、本発明のバス回路は、伝送路と、この伝
送路にハイレベルの論理信号を出力するための電流経路
を第1の電源と出力端子との間に有し、該第1の電源の
供給が開始されてから所定期間経過するまでは当該電流
経路を遮断させる出力回路と、第2の電源に接続され前
記伝送路を介して前記出力回路の前記出力端子に接続さ
れた受信回路とを含む。
【0018】また、本発明の他のバス回路は、前記出力回路
は、前記第1の電源に接続された入力端子と、この入力
端子に印可された電位が前記所定期間だけ遅延されて出
力される出力端子とを有する遅延回路と、前記第1の電
源と前記伝送路との間に接続され、前記遅延回路の前記
出力端子からの出力に応じて前記電流経路を遮断するス
イッチ回路とを含む。
【0019】また、本発明の他のバス回路は、前記スイッチ
回路は、前記遅延回路の出力端子に接続された制御端子
を有し、前記制御端子への入力信号に応じて前記第1の
電源と前記伝送路との間に電流経路を形成するよう接続
されたトランジスタを含む。
【0020】また、本発明の他のバス回路は、前記所定時間
は前記第1の電源が供給開始されてから少なくとも前記
第2の電源が供給開始されるまでの時間であることを特
徴とする。
【0021】また、本発明の他のバス回路は、前記所定期間
は、前記第1の電源が供給開始されてから前記第2の電
源が供給開始されるまでの時間から、前記第1の電源か
ら前記第2の電源までの信号伝播時間を減じたものであ
ることを特徴とする。
【0022】また、本発明の他のバス回路は、前記受信回路
は入力端子を有し、該入力端子から前記第2の電源に向
かう電流経路を形成するダイオードをさらに含む。
【0023】また、本発明のバス回路は、第1の電源と出力
端子との間に電流経路を形成することによりハイレベル
の論理信号を伝送路に出力するバス回路において、前記
第1の電源の供給が開始されてから所定期間が経過する
まで前記電流経路を遮断する遮断回路を含む。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明のバス回路の実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。
【0025】図1を参照すると、本発明のバス回路は、送信
側デバイス100と、受信側デバイス200と、伝送路
300と、遮断回路400とを有する。送信側デバイス
100の出力と、受信側デバイス200の入力とは遮断
回路400および伝送路300を介して接続されてい
る。
【0026】送信側デバイス100は、出力バッファ110
を含む。送信側デバイス100は、例えば、大規模集積
回路(Large Scale Integration:LSI)である。送
信側デバイス100は電源VDDを有する。
【0027】出力バッファ110は入力端子111と出力端
子112とを有する。入力端子111には伝送路300
に出力されるハイレベルまたはロウレベルの論理を有す
る信号が印可される。出力バッファ110の出力端子1
12は遮断回路400を介して伝送路300に接続され
ている。本実施の形態では、出力バッファ110はCM
OSインバータであり、PMOSトランジスタ113と
NMOSトランジスタ114とを含む。
【0028】PMOSトランジスタ113はゲート端子を有
する。ゲート端子には入力端子101が接続されてい
る。PMOSトランジスタ113は電源端子VDDと出
力端子112との間に接続されている。本実施の形態で
は、電源端子VDDの電位は、3.3ボルトである。
【0029】NMOSトランジスタ114はゲート端子を有
する。ゲート端子は入力端子101と接続されている。
NMOSトランジスタ114は出力端子112とグラン
ド端子GNDとの間に接続されている。NMOSトラン
ジスタ114は、グランド端子GNDに代えて、電源端
子VDDより電位の低い電源端子と出力端子112との
間にに接続されていてもよい。
【0030】受信側デバイス200は、レシーバ回路210
と、ダイオード220とを含む。受信側デバイス200
は、例えば、LSIである。受信側デバイス200は電
源Vddを有する。本実施の形態では、電源端子VDD
の電位は、2.5ボルトである。
【0031】レシーバ回路210は入力端子を有する。入力
端子は伝送路300に接続されている。レシーバ回路2
10は、送出側デバイス10が送出した出力信号を伝送
路300を介して受信する。レシーバ回路210は電源
Vddに接続されている。
【0032】ダイオード220は、伝送路300と電源端子
Vddとの間に接続されている。ダイオード220のア
ノードは伝送路300およびレシーバ210の入力端子
に接続されている。カソードは電源端子Vddに接続さ
れている。ダイオード220は、伝送路300を介しレ
シーバに入力される信号の電位が(電源端子の電位+ダ
イオード220の順方向電圧)を越えたときに、伝送路
300と電源端子Vddとの間に電流経路を形成して伝
送路300を流れる電流のオーバーシュートを防ぐ。ダ
イオード220の順方向電圧は、例えば、0.4ボルト
である。
【0033】遮断回路400は、NMOSトランジスタ41
0と遅延回路420とを含む。遮断回路400は、送信
側デバイス100の外側近傍に設けられている。
【0034】NMOSトランジスタ410は、遅延回路40
2に接続されたゲート端子を有し、送信側デバイス10
0の出力バッファ110の出力端子112と伝送路30
0との間に接続されている。NMOSトランジスタ41
0はトランスファゲートであってよい。
【0035】遅延回路420は、電源端子VDDに接続され
た第1の端子と、NMOSトランジスタ410のゲート
端子に接続された第2の端子とを有する。遅延回路42
0は第1の端子に印可された電源端子VDDの電位を所
定期間だけ遅延させて第2の端子から出力する。この所
定期間は遅延回路420の遅延時間であり、電源VDD
に電源が供給開始されてから少なくとも電源Vddに電
源供給開始される迄の時間に設定される。より好ましく
は、所定期間は、電源VDDに電源供給開始されてから
電源Vddに電源供給開始されるまでの時間から、電源
VDDから電源Vddまでの信号伝搬時間を減じたもの
である。具体的には、受信側デバイスに電源が投入され
る時刻をTrec秒、送信側デバイスに電源が投入され
る時刻をTsend秒、NMOSトランジスタのスイッ
チング時間Ts秒、伝送路の遅延時間Td秒およびダイ
オードの伝搬時間Ttrans秒とすると、(Trec
−Tsend−Ts−Td−Ttrans)秒またはそ
れ以上に設定されるのが好ましい。本実施の形態では、
遅延回路402は2つのインバータ421および422
が2段接続されてなる。
【0036】次に、本実施の形態の動作について図1および
2を参照して説明する。
【0037】送信側デバイス100に電源が投入されると、
電源VDDに3.3ボルトの電位が現れる。一方、受信
側デバイス200の電源Vddにはまだ2.5ボルトの
電位は現れていない。受信側デバイス200には電源が
投入されていないためか、または、電源が投入されてい
ても電源Vddに2.5ボルトの電位が現れる時間が電
源VDDに3.3ボルトの電位が現れる時間よりも遅い
ためである。
【0038】送信側デバイス100において、出力バッファ
111の入力端子101に印可される出力信号は、電源
VDDが投入されてから初期化が行われるまでの期間は
不定状態である。入力端子101に印可される信号がロ
ウレベルである場合、PMOSトランジスタ113がオ
ン状態となり、送信側デバイス用電源VDDと出力バッ
ファ111の出力端子113との間に電流経路が形成さ
れる。
【0039】送信側デバイス用電源VDDは遮断回路400
の遅延回路420の第1の端子にも印可される。遅延回
路420は、第1の端子に送信側デバイス用電源VDD
が印可され始めてから所定期間が経過するまでは、第2
の端子にロウレベルの電位を出力している。NMOSト
ランジスタ410は、ゲート端子にロウレベルの電位が
入力されているため、オン状態にはならず、よって、遮
断回路400は出力バッファを介して送信側デバイス用
電源VDDから伝送路に送出される電流を遮断する。こ
のように、遮断回路400により、出力バッファ110
の出力端子112と伝送路300との間には電流経路が
形成されない。
【0040】遅延回路420の遅延時間である所定期間が経
過したとき、遅延回路420は第2の端子にハイレベル
3.3ボルトの電位を出力する。NMOSトランジスタ
410は、ゲート端子にハイレベルの電位が印可される
ため、オフ状態からオン状態に遷移する。送信側デバイ
ス用電源VDDから出力バッファ110を介して流れる
電流は、NMOSトランジスタ410を介して伝送路3
00に送出される。
【0041】遅延回路420の遅延時間は、電源VDDに電
源が供給開始されてから少なくとも電源Vddに電源供
給開始される迄の時間に設定されているため、送信側デ
バイス用電源VDDからの電流がNMOSトランジスタ
410を介して伝送路300に送出されたときには、受
信側デバイス200は電源投入が完了している。したが
って、受信側デバイス用電源Vddには2.5ボルトの
電位が現れているため、ダイオード220のアノード端
子に印可される電位が(電源端子の電位+ダイオード2
20の順方向電圧)を越えたときのみダイオード220
を介して送信側デバイス用電源VDDから受信側デバイ
ス用電源Vddに電流が流れる。このときダイオード2
20を流れる電流は瞬間的であるため、ダイオードが破
壊されることはない。具体的には、このときダイオード
を流れる電流は数ナノ秒だけである。
【0042】以上のように、本実施の形態では、送信側デバ
イス100と受信側デバイス200とをつなぐ伝送路3
00に設けられ、送信側デバイス100の電源VDDに
電位が現れてから所定期間だけ経過してから送信側デバ
イス100の出力を伝送路に送出させる遮断回路400
を設けたため、送信側デバイス100の電源VDDに電
位が現れてから受信側デバイス200の電源Vddに電
位が現れるまでの間、送信側デバイス100の電源VD
Dから受信側デバイス200の電源Vddへ向かうに電
流経路を遮断することができる。
【0043】次に、本発明の第2の実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。この第2の実施の形態の
特徴は遮断回路の構成にある。他の構成は、第1の実施
の形態のそれと同様である。
【0044】図2を参照すると、遮断回路401は、NPN
トランジスタ411と遅延回路420とを含む。遅延回
路420は第1の実施例のそれと同様の構成を有する。
【0045】NPNトランジスタ411は、遅延回路420
に接続されたゲート端子を有し、送信側デバイス100
の出力バッファ110の出力端子112と、伝送路30
0にとの間に接続されている。NPNトランジスタ41
1はトランスファゲートであってよい。
【0046】次に、本発明の第3の実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。
【0047】図3を参照すると、第3の実施の形態のバス回
路は、送信側デバイス102と、受信側デバイス200
と、伝送路300とを有する。送信側デバイス102の
出力と、受信側デバイス200の入力とは伝送路300
を介して接続されている。受信側デバイス200の構成
は、第1の実施例のそれと同様である。
【0048】送信側デバイス102は、出力バッファ120
を含む。送信側デバイス102は、例えば、LSIであ
る。送信側デバイス102は電源VDDを有する。
【0049】出力バッファ120は入力端子121と出力端
子122とを有する。入力端子121には伝送路300
に出力されるハイレベルまたはロウレベルの論理を有す
る信号が印可される。出力バッファ120の出力端子1
22は伝送路300に接続されている。出力バッファ1
20は、PMOSトランジスタ123と、NMOSトラ
ンジスタ124と、NMOSトランジスタ125と、遅
延回路126とを含む。
【0050】PMOSトランジスタ123はゲート端子を有
し、ゲート端子には入力端子121が接続されている。
PMOSトランジスタ123はNMOSトランジスタ1
24を介して出力端子122に接続されている。すなわ
ち、PMOSトランジスタ123は、電源端子VDDと
NMOSトランジスタ124との間に接続されている。
本実施の形態では、電源端子VDDの電位は、3.3ボ
ルトである。
【0051】NMOSトランジスタ124はゲート端子を有
する。ゲート端子は遅延回路126の出力端子と接続さ
れている。NMOSトランジスタ124は、PMOSト
ランジスタ123と出力端子122との間に接続されて
いる。NMOSトランジスタ124は、ゲート端子に入
力された信号に応じてPMOSトランジスタ123と出
力端子122との間に電流経路を形成する。
【0052】NMOSトランジスタ125はゲート端子を有
する。ゲート端子は入力端子121と接続されている。
NMOSトランジスタ125は、出力端子122とグラ
ンド端子GNDとの間に接続されている。NMOSトラ
ンジスタ125は、電源端子VDDより電位の低い電源
端子と出力端子122との間に接続されていてもよい。
【0053】遅延回路126は、電源端子VDDに接続され
た入力端子と、NMOSトランジスタ124のゲート端
子に接続された出力端子とを有する。遅延回路126は
入力端子に印可された電源端子VDDの電位を所定期間
だけ遅延させて出力端子から出力する。この所定期間は
遅延回路126の遅延時間であり、送出側デバイス10
2の電源VDDに電源が供給開始されてから少なくとも
受信側デバイス200の電源Vddに電源供給開始され
るまでの時間に設定される。より好ましくは、所定期間
は、電源VDDに電源供給開始されてから電源Vddに
電源供給開始されるまでの時間から、電源VDDから電
源Vddまで信号が伝播するときの信号伝搬時間を減じ
たものである。具体的には、受信側デバイスに電源が投
入される時刻をTrec秒、送信側デバイスに電源が投
入される時刻をTsend秒、NMOSトランジスタの
スイッチング時間Ts秒、伝送路の遅延時間Td秒およ
びダイオードの伝搬時間Ttrans秒とすると、(T
rec−Tsend−Ts−Td−Ttrans)秒ま
たはそれ以上に設定されるのが好ましい。本実施の形態
では、遅延回路126は2つのインバータが2段接続さ
れてなる。
【0054】本実施の形態では、NMOSトランジスタ12
4と遅延回路126とにより、送出側デバイス102の
電源VDDに電源が供給開始されてから少なくとも受信
側デバイス200の電源Vddに電源供給開始されるま
での時間だけ電源端子VDDと出力端子122との間に
形成される電流経路を遮断する遮断回路が形成されてい
る。
【0055】次に、本実施の形態の動作について図3を参照
して説明する。
【0056】送信側デバイス102に電源が投入されると、
電源VDDに3.3ボルトの電位が現れる。一方、受信
側デバイス200の電源Vddにはまだ2.5ボルトの
電位は現れていない。受信側デバイス200には電源が
投入されていないためか、または、電源が投入されてい
ても電源Vddに2.5ボルトの電位が現れる時間が電
源VDDに3.3ボルトの電位が現れる時間よりも遅い
ためである。
【0057】送信側デバイスにおいて、出力バッファ120
の入力端子121に印可される出力信号は、電源が投入
されてから初期化が行われるまでの期間は不定状態であ
る。入力端子101に印可される信号がロウレベルであ
る場合、PMOSトランジスタ123がオン状態とな
る。
【0058】送信側デバイス用電源VDDは遅延回路126
の入力端子にも印可される。遅延回路126は、入力端
子に送信側デバイス用電源VDDが印可され始めてから
所定期間が経過するまでは、出力端子からロウレベルの
電位を出力している。NMOSトランジスタ124は、
ゲート端子にロウレベルの電位が入力されているため、
オン状態にはならず、よって、電源端子VDDと出力端
子122との間に電流経路は形成されない。すなわち、
遅延回路126とNMOSトランジスタ124とにより
形成される遮断回路により、出力バッファを介して送信
側デバイス用電源VDDからの電流が伝送路に送出され
るのが抑止される。
【0059】遅延回路126の遅延時間である所定期間が経
過したとき、遅延回路126は出力端子にハイレベル
3.3ボルトの電位を出力する。NMOSトランジスタ
124は、ゲート端子にハイレベルの電位が印可される
ため、オフ状態からオン状態に遷移する。PMOSトラ
ンジスタ123がオン状態であれば、送信側デバイス用
電源VDDからPMOSトランジスタ123およびNM
OSトランジスタ124を介して電流経路が形成され
る。
【0060】遅延回路126の遅延時間は、送端側デバイス
102の電源VDDに電源が供給開始されてから少なく
とも受信側デバイス200の電源Vddに電源供給開始
されるまでの時間に設定されているため、送信側デバイ
ス用電源VDDからの電流がPMOSトランジスタ12
3およびNMOSトランジスタ124を介して伝送路3
00に送出されたときには、受信側デバイス200は電
源投入が完了している。したがって、受信側デバイス用
電源Vddには2.5ボルトの電位が現れているため、
ダイオード220のアノード端子に印可される電位が
(電源端子の電位+ダイオード220の順方向電圧)を
越えたときのみダイオード220を介して送信側デバイ
ス用電源VDDから受信側デバイス用電源Vddに電流
が流れる。このときダイオード220を流れる電流は瞬
間的であるため、ダイオードが破壊されることはない。
具体的には、このときダイオードを流れる電流は数ナノ
秒だけである。
【0061】以上のように、本実施の形態では、送信側デバ
イス102に設けられ、送信側デバイス102の電源V
DDに電位が現れてから所定期間だけ経過してから送信
側デバイス102の出力を伝送路に送出させる出力バッ
ファ120を設けたため、送信側デバイス102の電源
VDDに電位が現れてから受信側デバイス200の電源
Vddに電位が現れるまでの間、送信側デバイス102
の電源VDDから受信側デバイス200の電源Vddへ
向かって形成される電流経路を遮断することができる。
【0062】また、本実施の形態では、遅延回路126とN
MOSトランジスタ124とからなる遮断回路が、送出
側デバイス102の出力バッファ120の一部として形
成されているため、第1の実施の形態の構成と比べ回路
規模を小さくできる効果もある。より具体的には、本実
施の形態のように送信側デバイス102がLSIである
とき、遮断回路を有する送信側デバイスを1つのLSI
で実現できる。
【0063】次に、本発明の第4の実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。この第4の実施の形態の
特徴は出力バッファの構成にある。他の構成は、第3の
実施の形態のそれと同様である。
【0064】図4を参照すると、送信側デバイス103は出
力バッファ130を含む。出力バッファ130は入力端
子131と出力端子132とを有する。入力端子131
には伝送路300に出力されるハイレベルまたはロウレ
ベルの論理を有する信号が印可される。出力バッファ1
30の出力端子132は伝送路300に接続されてい
る。出力バッファ130は、PMOSトランジスタ13
3と、NPNトランジスタ134と、NMOSトランジ
スタ135と、遅延回路136とを含む。PMOSトラ
ンジスタ133、NMOSトランジスタ135および遅
延回路136のそれぞれは、第3の実施の形態のPMO
Sトランジスタ123、NMOSトランジスタ125お
よび遅延回路126のそれぞれと同一の構成を有する。
【0065】NPNトランジスタ134はベース端子を有す
る。ベース端子は遅延回路136の出力端子と接続され
ている。NPNトランジスタ134は、PMOSトラン
ジスタ133と出力端子132との間に接続されてい
る。NPNトランジスタ134は、ゲート端子に入力さ
れた信号に応じてPMOSトランジスタ133と出力端
子122との間に電流経路を形成する。
【0066】本実施の形態において、送信側デバイス103
は、バイポーラ−CMOSプロセス(BiCMOSプロ
セス)で製造される。
【0067】次に、本発明の第5の実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。この第5の実施の形態の
特徴は出力バッファの電源端子VDDと出力端子との間
に接続されたトランジスタの構成にある。他の構成は、
第3の実施の形態のそれと同様である。
【0068】図4を参照すると、送信側デバイス104は、
出力バッファ140を含む。送信側デバイス104は、
例えば、LSIである。送信側デバイス104は電源V
DDを有する。
【0069】出力バッファ140は入力端子141と出力端
子142とを有する。入力端子141には伝送路300
に出力されるハイレベルまたはロウレベルの論理を有す
る信号が印可される。出力バッファ140の出力端子1
42は伝送路300に接続されている。出力バッファ1
40は、PMOSトランジスタ143と、NMOSトラ
ンジスタ144と、NMOSトランジスタ145と、遅
延回路146とを含む。
【0070】PMOSトランジスタ143はゲート端子を有
し、ゲート端子には入力端子141が接続されている。
PMOSトランジスタ143はNMOSトランジスタ1
44と出力端子142との間に接続されている。
【0071】NMOSトランジスタ144はゲート端子を有
する。ゲート端子は遅延回路146の出力端子と接続さ
れている。NMOSトランジスタ144は、電源端子V
DDとPMOSトランジスタ143との間に接続されて
いる。本実施の形態では、電源端子VDDの電位は、
3.3ボルトである。NMOSトランジスタ144は、
ゲート端子に入力された信号に応じてPMOSトランジ
スタ143と電源端子VDDとの間に電流経路を形成す
る。
【0072】NMOSトランジスタ145、遅延回路146
は、第3の実施例のNMOSトランジスタ125、遅延
回路126の各々と同一の構成を有する。
【0073】次に、本実施の形態の動作について図5を参照
して説明する。
【0074】送信側デバイス104に電源が投入されると、
電源VDDに3.3ボルトの電位が現れる。一方、受信
側デバイス200の電源Vddにはまだ2.5ボルトの
電位は現れていない。受信側デバイス200には電源が
投入されていないためか、または、電源が投入されてい
ても電源Vddに2.5ボルトの電位が現れる時間が電
源VDDに3.3ボルトの電位が現れる時間よりも遅い
ためである。
【0075】送信側デバイス104において、出力バッファ
140の入力端子141に印可される出力信号は、電源
が投入されてから初期化が行われるまでの期間は不定状
態である。入力端子141に印可される信号がロウレベ
ルである場合、PMOSトランジスタ143がオン状態
となる。
【0076】送信側デバイス用電源VDDは遅延回路146
の入力端子にも印可される。遅延回路146は、入力端
子に送信側デバイス用電源VDDが印可され始めてから
所定期間が経過するまでは、出力端子からロウレベルの
電位を出力している。NMOSトランジスタ144は、
ゲート端子にロウレベルの電位が入力されているため、
オン状態にはならず、よって、電源端子VDDと出力端
子142との間に電流経路は形成されない。すなわち、
遅延回路146とNMOSトランジスタ144とにより
形成される遮断回路により、出力バッファを介して送信
側デバイス用電源VDDからの電流が伝送路に送出され
るのが抑止される。
【0077】遅延回路146の遅延時間である所定期間が経
過したとき、遅延回路146は出力端子にハイレベル
3.3ボルトの電位を出力する。NMOSトランジスタ
144は、ゲート端子にハイレベルの電位が印可される
ため、オフ状態からオン状態に遷移する。PMOSトラ
ンジスタ143がオン状態であれば、送信側デバイス用
電源VDDからPMOSトランジスタ143およびNM
OSトランジスタ144を介して電流経路が形成され
る。
【0078】遅延回路146の遅延時間は、送端側デバイス
104の電源VDDに電源が供給開始されてから少なく
とも受信側デバイス200の電源Vddに電源供給開始
されるまでの時間に設定されているため、送信側デバイ
ス用電源VDDからの電流がPMOSトランジスタ14
3およびNMOSトランジスタ144を介して伝送路3
00に送出されたときには、受信側デバイス200は電
源投入が完了している。したがって、受信側デバイス用
電源Vddには2.5ボルトの電位が現れているため、
ダイオード220のアノード端子に印可される電位が
(電源端子の電位+ダイオード220の順方向電圧)を
越えたときのみダイオード220を介して送信側デバイ
ス用電源VDDから受信側デバイス用電源Vddに電流
が流れる。このときダイオード220を流れる電流は瞬
間的であるため、ダイオードが破壊されることはない。
具体的には、このときダイオードを流れる電流は数ナノ
秒だけである。
【0079】次に、本発明の第6の実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。この第6の実施の形態の
特徴は出力バッファの電源端子VDDとPMOSトラン
ジスタ143との間に設けられたトランジスタの構成に
ある。他の構成は、第5の実施の形態のそれと同様であ
る。
【0080】図6を参照すると、送信側デバイス105は出
力バッファ150を含む。出力バッファ150は入力端
子151と出力端子152とを有する。入力端子151
には伝送路300に出力されるハイレベルまたはロウレ
ベルの論理を有する信号が印可される。出力バッファ1
50の出力端子152は伝送路300に接続されてい
る。出力バッファ150は、PMOSトランジスタ15
3と、NPNトランジスタ154と、NMOSトランジ
スタ155と、遅延回路156とを含む。PMOSトラ
ンジスタ153、NMOSトランジスタ155および遅
延回路156のそれぞれは、第5の実施の形態のPMO
Sトランジスタ143、NMOSトランジスタ145お
よび遅延回路146のそれぞれと同一の構成を有する。
【0081】NPNトランジスタ154はベース端子を有す
る。ベース端子は遅延回路156の出力端子と接続され
ている。NPNトランジスタ154は、PMOSトラン
ジスタ153と電源端子VDDとの間に接続されてい
る。NPNトランジスタ154は、ゲート端子に入力さ
れた信号に応じてPMOSトランジスタ153と電源端
子VDDとの間に電流経路を形成する。
【0082】本実施の形態において、送信側デバイス103
5は、BiCMOSプロセスで製造される。
【0083】次に、本発明の第7の実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。この第7の実施の形態の
特徴は、第1乃至6の実施の形態における遅延回路42
0、126、136、146および156の内部構成に
ある。他の構成は、第1乃至6の実施の形態のそれぞれ
の構成と同様である。
【0084】図7を参照すると、遅延回路430は、インダ
クタンス素子431と、コンデンサ432および433
とからなる。インダクタンス素子431の両端はそれぞ
れ、遅延回路の入力端子および出力端子となる。コンデ
ンサ432の一端は遅延回路の入力端子に接続され、他
端は接地電位GNDに接続されている。コンデンサ43
3一端は遅延回路の出端子に接続され、他端は接地電位
GNDに接続されている。
【0085】本実施の形態では、送信側デバイスの電源VD
Dおよび受信側デバイスの電源Vddをそれぞれを3.
3ボルトおよび2.5ボルトとしたが、送信側および受
信側デバイスの電位はこれに限定されず、種々の電位に
設定できる。
【0086】本実施の形態では、バッファ回路110として
CMOSインバータの例を開示したが、これに限定され
ない。少なくともプルアップ回路を含むバッファ回路で
あれば、如何なるものであっても適用できる。
【0087】第1、第3および第5の実施の形態では、2段
のインバータからなる遅延回路とNMOSトランジスタ
とから遮断回路を構成したが、遮断回路の構成はこれに
限定されるものではない。例えば、1段のインバータか
らなる遅延回路とPMOSトランジスタとから遮断回路
を構成してもよい。
【0088】第2、第4および第6の実施の形態では、2段
のインバータからなる遅延回路とNPNトランジスタと
から遮断回路を構成したが、遮断回路の構成はこれに限
定されるものではない。例えば、1段のインバータから
なる遅延回路とPNPトランジスタとから遮断回路を構
成してもよい。
【0089】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明で
は、送信側デバイスの電源VDDに電位が現れてから所
定期間だけ経過してから送信側デバイスの出力を伝送路
に送出させる遮断回路を設けたため、送信側デバイスの
電源VDDに電位が現れてから受信側デバイスの電源V
ddに電位が現れるまでの間、送信側デバイスの電源V
DDから受信側デバイスの電源Vddへ向かって形成さ
れる電流経路を遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の回路図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の回路図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の回路図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態の回路図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態の回路図である。
【図7】本発明の他の遅延回路を示す図である。
【図8】従来のバス回路を示す図である。
【符号の説明】
100、102、103、104、105 送信側デバ
イス 200 受信側デバイス 300 伝送路 400 遮断回路 420、126、136、146、156 遅延回路

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源に接続された第1の回路と、 第2の電源に接続された第2の回路と、 前記第1および第2の回路を接続する伝送路と、前記第1の電源の電位を入力し前記第1の電源の供給が
    開始されてから少なくとも前記第2の電源が供給開始さ
    れるまでの時間経過後に当該電位を出力する遅延回路
    と、 前記第1の電源と前記第2の電源とを結ぶ経路中に設け
    られ当該経路を接続または切断するよう開閉するもので
    あって、制御端子を有し該制御端子に入力された前記遅
    延回路の出力に応じて前記第1の電源と前記第2の電源
    との間に電流経路を形成するスイッチ回路と を含むこと
    を特徴とするバス回路。
  2. 【請求項2】 伝送路と、 第1の電源に接続され前記伝送路に信号を出力する出力
    回路と、 第2の電源に接続され前記伝送路を介して前記出力回路
    が出力した信号を受信する受信回路と、 前記伝送路と前記出力回路との間に設けられ、前記第1
    の電源が供給開始されてから少なくとも前記第2の電源
    が供給開始されるまでの時間前記出力回路の出力が前記
    伝送路に伝送されるのを遮断する遮断回路とを含み、 前記遮断回路は、前記第1の電源に接続された入力端子
    と、この入力端子に印可された電位が前記第1の電源が
    供給開始されてから少なくとも前記第2の電源が供給開
    始されるまでの時間だけ遅延されて出力される出力端子
    とを有する遅延回路と、前記遅延回路からの出力に応じ
    て前記出力回路と前記伝送路との間の電流経路を形成す
    るスイッチ回路とを含 むことを特徴とするバス回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ回路は、前記遅延回路の出
    力端子に接続された制御端子を有し、前記制御端子への
    入力信号に応じて前記第1の電源と前記伝送路との間に
    電流経路を形成するよう接続されたトランジスタを含む
    ことを特徴とする請求項2記載のバス回路。
  4. 【請求項4】 前記遮断回路は、前記第1の電源が供給
    開始されてから前記第2の電源が供給開始されるまでの
    時間から、さらに前記第1の電源から前記第2の電源ま
    での信号伝播時間を減じて得る時間前記出力回路の出力
    が前記伝送路に伝送されるのを遮断することを特徴とす
    る請求項2記載のバス回路。
  5. 【請求項5】 前記受信回路は入力端子を有し、該入力
    端子から前記第2の電源に向かう電流経路を形成するダ
    イオードをさらに含むことを特徴とする請求項2記載の
    バス回路。
  6. 【請求項6】 前記遮断回路は、前記第1の回路の外側
    近傍に設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    バス回路。
  7. 【請求項7】 前記遅延回路はインバータを含むことを
    特徴とする請求項2記載のバス回路。
  8. 【請求項8】 前記遅延回路はインダクタンス素子とコ
    ンデンサ素子とを含むことを特徴とする請求項2記載の
    バス回路。
  9. 【請求項9】 前記スイッチ回路はトランスファゲート
    を含むことを特徴とする請求項3記載のバス回路。
  10. 【請求項10】 伝送路と、 この伝送路にハイレベルの論理信号を出力するための電
    流経路を第1の電源と出力端子との間に有し、該第1の
    電源の供給が開始されてから前記第1の電源が供給開始
    されてから少なくとも前記第2の電源が供給開始される
    までの時間経過するまでは当該電流経路を遮断させる出
    力回路と、 第2の電源に接続され前記伝送路を介して前記出力回路
    の前記出力端子に接続された受信回路とを含み、 前記出力回路は、前記第1の電源に接続された入力端子
    と、この入力端子に印可された電位が前記第1の電源が
    供給開始されてから少なくとも前記第2の電源が供給開
    始されるまでの時間だけ遅延されて出力される出力端子
    とを有する遅延回路と、前記第1の電源と前記伝送路と
    の間に接続され、前記遅延回路の前記出力端子からの出
    力に応じて前記電流経路を遮断するスイッチ回路とを含
    むことを特徴とするバス回路。
  11. 【請求項11】 前記スイッチ回路は、前記遅延回路の
    出力端子に接続された制御端子を有し、前記制御端子へ
    の入力信号に応じて前記第1の電源と前記伝送路との間
    に電流経路を形成するよう接続されたトランジスタを含
    むことを特徴とする請求項10記載のバス回路。
  12. 【請求項12】 前記出力回路は、第1および第2のトラ
    ンジスタを含み、 前記第1のトランジスタは前記第1の電源と前記伝送路と
    の間に設けられ、 前記第2のトランジスタは前記第1の電源より電位が低い
    電源と前記伝送路との間に設けられ、 前記トランジスタは前記第1のトランジスタと前記伝送
    路との間に設けられていることを特徴とする請求項10
    記載のバス回路。
  13. 【請求項13】 前記出力回路は、第1および第2のトラ
    ンジスタを含み、 前記第1のトランジスタは前記第1の電源と前記伝送路と
    の間に設けられ、 前記第2のトランジスタは前記第1の電源より電位が低い
    電源と前記伝送路との間に設けられ、 前記トランジスタは前記第1のトランジスタと前記第1
    の電源との間に設けられていることを特徴とする請求項
    10記載のバス回路。
  14. 【請求項14】 前記出力回路は、前記第1の電源が供
    給開始されてから前記第2の電源が供給開始されるまで
    の時間から、さらに前記第1の電源から前記第2の電源
    までの信号伝播時間を減じて得る時間前記電流経路を遮
    断することを特徴とする請求項10記載のバス回路。
  15. 【請求項15】 前記受信回路は入力端子を有し、該入
    力端子から前記第2の電源に向かう電流経路を形成する
    ダイオードをさらに含むことを特徴とする請求項10記
    載のバス回路。
  16. 【請求項16】 前記遅延回路はインバータを含むこと
    を特徴とする請求項10記載のバス回路。
  17. 【請求項17】 前記遅延回路はインダクタンス素子と
    コンデンサ素子とを含むことを特徴とする請求項10記
    載のバス回路。
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