JP3123235U - 腰板 - Google Patents
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Abstract
【課題】接着剤によって側壁に短時間で容易に直接施工できるだけでなく、断熱性、衝撃吸収性能、デザイン性などに優れた、建築物内の側壁用腰板を提供する。
【解決手段】笠木と幅木との間に1以上のコルク板が挟持されて、建築物内の側壁に取り付けられてなる腰板である。コルク板は、各コルク板間にコルク板の伸び縮みのための目地を有するものであって良い。また、コルク板としては、ポリウレタン樹脂被覆コルク板或いはワックスコートコルク板であることが好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】笠木と幅木との間に1以上のコルク板が挟持されて、建築物内の側壁に取り付けられてなる腰板である。コルク板は、各コルク板間にコルク板の伸び縮みのための目地を有するものであって良い。また、コルク板としては、ポリウレタン樹脂被覆コルク板或いはワックスコートコルク板であることが好ましい。
【選択図】図1
Description
本考案は、断熱性や衝撃吸収性能などに優れた、建築物内の側壁腰板に関する。
建築物内の側壁には、側壁保護や室内の美観などのため、腰板が設けられている。具体的には例えば、施工を短時間で容易に行うことのできる、裏打板と人大板との複合構造の腰板用パネルが知られている(特許文献1参照。)。この腰板用パネルは、裏打板の一部を建築物側壁に釘打ちして取り付ける構成である。
特開2000−073513号公報
しかしながら、このような前記従来公知の腰板用パネルは可撓性に乏しい木材などの木質系の板などで構成されているため、釘などにより側壁に取り付け施工する手間がかかる。
また近年、介護施設等の増加とその品質の高度化の要望により、施設内側壁にも車いすやペットなどに対応することのできるよう様々な高度の性能が求められている。
また近年、介護施設等の増加とその品質の高度化の要望により、施設内側壁にも車いすやペットなどに対応することのできるよう様々な高度の性能が求められている。
本考案の目的は、接着剤によって側壁に短時間で容易に直接施工できるだけでなく、断熱性、衝撃吸収性能、デザイン性などに優れた、建築物内の側壁用腰板を提供することである。
前記目的を達成するため、本考案は次の(1)〜(7)である。
(1) 笠木と幅木との間に1以上のコルク板が挟持されて、建築物内の側壁に取り付けられてなること、を特徴とする腰板。
(2) 前記コルク板が、各コルク板間にコルク板の伸び縮みのための目地を有する2以上のコルク板からなる、前記(1)の腰板。
(3) 前記側壁上の前記目地が形成される表面に、該表面をすべて覆うように前記コルク板と同系色の表面を有する目地底シート材を設けてなる、前記(2)の腰板。
(4) 前記側壁上の前記目地に、前記コルク板と同系色の表面を有する目地材を設けてなる、前記(2)の腰板。
(5) 前記コルク板が、第1のコルク板の表面の一部に1以上の枠を備え、該枠内に第2のコルク板を備えてなる、前記(1)〜(4)のいずれかの腰板。
(6) 前記コルク板が、ポリウレタン樹脂被覆コルク板である、前記(1)〜(5)のいずれかの腰板。
(7) 前記コルク板が、ワックスコートコルク板である、前記(1)〜(5)のいずれかの腰板。
(1) 笠木と幅木との間に1以上のコルク板が挟持されて、建築物内の側壁に取り付けられてなること、を特徴とする腰板。
(2) 前記コルク板が、各コルク板間にコルク板の伸び縮みのための目地を有する2以上のコルク板からなる、前記(1)の腰板。
(3) 前記側壁上の前記目地が形成される表面に、該表面をすべて覆うように前記コルク板と同系色の表面を有する目地底シート材を設けてなる、前記(2)の腰板。
(4) 前記側壁上の前記目地に、前記コルク板と同系色の表面を有する目地材を設けてなる、前記(2)の腰板。
(5) 前記コルク板が、第1のコルク板の表面の一部に1以上の枠を備え、該枠内に第2のコルク板を備えてなる、前記(1)〜(4)のいずれかの腰板。
(6) 前記コルク板が、ポリウレタン樹脂被覆コルク板である、前記(1)〜(5)のいずれかの腰板。
(7) 前記コルク板が、ワックスコートコルク板である、前記(1)〜(5)のいずれかの腰板。
本考案により初めて、接着剤によって側壁に短時間で容易に直接施工できるだけでなく、断熱性、衝撃吸収性能、デザイン性などに優れた、建築物内の側壁用腰板を提供することが可能となった。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、建築物内の側壁に本考案の第1実施例の腰板を設置した状況を示す外観図である。図2は、図1の建築物内の側壁用腰板のA−A線側断面図である。図3は、図1の建築物内の側壁用腰板のB−B線側断面図である。
図1は、建築物内の側壁に本考案の第1実施例の腰板を設置した状況を示す外観図である。図2は、図1の建築物内の側壁用腰板のA−A線側断面図である。図3は、図1の建築物内の側壁用腰板のB−B線側断面図である。
図1に示す本考案の第1実施例の側壁用腰板1は、笠木2と幅木3との間に複数枚のポリウレタン樹脂被覆コルク板4が挟持されて、建築物内の側壁50に取り付けられてなる。
ポリウレタン樹脂被覆コルク板4は、コルク板の表面をポリウレタン樹脂で被覆して、強度や耐久性などを改善したものである。本実施例において、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4は互いにコルク板同士の伸び縮み幅に対応する目地8を形成するように、笠木2と床51上の幅木3との間に挟持されており、目地底テープ7を介して或いは直接に建築物内の側壁50に接着剤によって取り付けられている。
笠木2と幅木3の表面側のポリウレタン樹脂被覆コルク板4を挟持する端部には、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4が表面側に離脱しないように、笠木2の止め部5と幅木3の止め部6が形成されている。笠木2と幅木3の裏面側は、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4と共に、建築物内の側壁50に接着剤により取り付けられている。
目地底テープ7の表面は、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4と同系色に着色されて目地8を目立たなくして、腰板1のデザイン性を確保している。目地底テープ7の裏面は、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4の目地8が形成される側壁50の部位に、目地幅よりやや広い幅だけ側壁50を覆うように、接着されている。
笠木2と幅木3の表面側のポリウレタン樹脂被覆コルク板4を挟持する端部には、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4が表面側に離脱しないように、笠木2の止め部5と幅木3の止め部6が形成されている。笠木2と幅木3の裏面側は、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4と共に、建築物内の側壁50に接着剤により取り付けられている。
目地底テープ7の表面は、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4と同系色に着色されて目地8を目立たなくして、腰板1のデザイン性を確保している。目地底テープ7の裏面は、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4の目地8が形成される側壁50の部位に、目地幅よりやや広い幅だけ側壁50を覆うように、接着されている。
側壁50の表面色調がポリウレタン樹脂被覆コルク板4の色調と違和感がない場合、本実施例の他の態様では、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4の目地8が形成される側壁50の部位に、目地底テープ7が設けられておらず、笠木2と幅木3とポリウレタン樹脂被覆コルク板4が直接に建築物内の側壁50に接着剤により取り付けられている。
本実施例の更に他の態様では、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4は、ポリウレタン樹脂が被覆されていないコルク板或いはワックスがコートされたコルク板である。
図4は、建築物内の側壁に本考案の第2実施例の腰板を設置した状況を示す外観図である。図5は、図4の建築物内の側壁用腰板のA′−A′線側断面図である。
図4に示す本考案の第2実施例の腰板1′は、笠木2と幅木3との間に第1実施例におけるものよりやや小さい複数枚のポリウレタン樹脂被覆コルク板4が互いにコルク板同士の伸び縮み幅に対応する目地(空間)8を形成するように横長に挟持されて、建築物内の側壁50に取り付けられてなる。
目地(空間)8には、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4が側壁50に取り付けられた後に、目地材7′が側壁50に直接に接着剤によって取り付けられている。目地材7′の表面は、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4と同系色に着色されて目地(空間)8を目立たなくして、腰板1のデザイン性を確保している。
ポリウレタン樹脂被覆コルク板4と止め部5付き笠木2と止め部6付き幅木3は、第1実施例におけるものと同じである。
ポリウレタン樹脂被覆コルク板4と止め部5付き笠木2と止め部6付き幅木3は、第1実施例におけるものと同じである。
ポリウレタン樹脂被覆コルク板4がかなり小さいものである場合、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4それぞれは伸び縮みが少ないため、本実施例の他の態様では、目地(空間)8と目地材7′が設けられていない。
側壁50の表面色調がポリウレタン樹脂被覆コルク板4の色調と違和感がない場合、本実施例の更に他の態様では、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4の目地(空間)8に、目地材7′が設けられていない。
本実施例の前記態様とは別の態様では、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4は、ポリウレタン樹脂が被覆されていないコルク板或いはワックスがコートされたコルク板である。
図6は、建築物内の側壁に本考案の第3実施例の腰板を設置した状況を示す外観図である。図7は、図6の建築物内の側壁用腰板のA″−A″線側断面図である。図8は、図6の建築物内の側壁用腰板のB′−B′線側断面図である。
図6に示す本考案の第3実施例の腰板1″は、第1実施例の側壁用腰板1において、(第1の)ポリウレタン樹脂被覆コルク板4の表面中央部に更に、枠9付き(第2の)ポリウレタン樹脂被覆コルク板4′が取り付けられたものである。
第2のポリウレタン樹脂被覆コルク板4′は、第1のポリウレタン樹脂被覆コルク板4より小さく、枠9内にピッタリ収まるものであり、第1のポリウレタン樹脂被覆コルク板4の表面上の枠9内に枠9と共に接着剤によって取り付けられている。
本実施例の他の態様では、装飾のため、第1実施例の側壁用腰板1において、(第1の)ポリウレタン樹脂被覆コルク板4の表面中央部に更に、枠9付き(第2の)ポリウレタン樹脂被覆コルク板4′が2個以上取り付けられている(図示省略)。
本実施例の更に他の態様では、ポリウレタン樹脂被覆コルク板4は、ポリウレタン樹脂が被覆されていないコルク板或いはワックスがコートされたコルク板である。
1、1′、1″ 腰板
2 笠木
3 幅木
4、4′ ポリウレタン樹脂被覆コルク板
5 笠木の止め部
6 幅木の止め部
7 目地底テープ
7′ 目地材
8 目地(空間)
9 枠
2 笠木
3 幅木
4、4′ ポリウレタン樹脂被覆コルク板
5 笠木の止め部
6 幅木の止め部
7 目地底テープ
7′ 目地材
8 目地(空間)
9 枠
Claims (7)
- 笠木と幅木との間に1以上のコルク板が挟持されて、建築物内の側壁に取り付けられてなること、を特徴とする腰板。
- 前記コルク板が、各コルク板間にコルク板の伸び縮みのための目地を有する2以上のコルク板からなる、請求項1に記載の腰板。
- 前記側壁上の前記目地が形成される表面に、該表面をすべて覆うように前記コルク板と同系色の表面を有する目地底シート材を設けてなる、請求項2に記載の腰板。
- 前記側壁上の前記目地に、前記コルク板と同系色の表面を有する目地材を設けてなる、請求項2に記載の腰板。
- 前記コルク板が、第1のコルク板の表面の一部に1以上の枠を備え、該枠内に第2のコルク板を備えてなる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の腰板。
- 前記コルク板が、ポリウレタン樹脂被覆コルク板である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の腰板。
- 前記コルク板が、ワックスコートコルク板である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の腰板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003225U JP3123235U (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | 腰板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003225U JP3123235U (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | 腰板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3123235U true JP3123235U (ja) | 2006-07-06 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006003225U Expired - Fee Related JP3123235U (ja) | 2006-04-27 | 2006-04-27 | 腰板 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3123235U (ja) |
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2006
- 2006-04-27 JP JP2006003225U patent/JP3123235U/ja not_active Expired - Fee Related
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