JP3123211U - 縦書き書籍用の栞具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ページを指示する部材がその間に挟むのに不都合のないサイズと柔軟性を有し、行の指示も可能であり、これを付した状態で本を箱に収納することも可能であること。
【解決手段】帯状の基材1と、基材1の上端から上方に突出させた3本の位置決め係止突起2、2、2と、基材1の一端に結合した栞紐3とで構成した。基材1は厚紙を使用して構成し、その裏面に接着剤4を塗布し、剥離紙5でこれを剥離自在にカバーした。位置決め突起2は3本を定間隔で配した。またこれらの位置決め突起2、2、2は、基材1と一体に構成した。更に位置決め突起2、2、2は、上端を拡大した膨張部に構成した。栞紐3は繊維製の紐である。基材1を本の表紙又は裏表紙の上端内面に取り付けた場合に、その本の中央部側になる端部に栞紐3の上端を固設する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、読書を途中で中断する場合に読みかけ場所を指示して次に読み進める際にその読みかけ場所を正確に見つけることができるようにするための縦書き書籍用の栞具に関するものである。
この種の栞具には、いくつかの提案がある。
その1は、しおりと、そのしおりの縦方向に自在にスライドし、かつ回転もしくは回動自在に取り付けた指標とで構成した指標付きしおり(特許文献1)である。
この指標付きしおりによれば、書籍類の読みかけのページにしおりを固定し、指標をしおりに沿って縦方向に動かし、かつ回動させて、読みかけの行を指示させることができる。従ってその機能を抽象的に見た場合には、非常に便利な物であると思われるが、この指標付きしおりは、指標をしおりに沿ってスライド自在に移動可能に構成するものであるから、そのしおり及び指標はそれ相応の強度を持った部材で構成する必要がある。また指標は更に回動自在な構成でもあるから、大型で柔軟性のないものとなり、書籍類のページの間に挟み込む部材としては不適なものと云わざるを得ない。
その2は、隣接する二辺が開口した袋状の栞本体と、その一面に重ねて配したサイズの異なる複数の区分栞と、栞本体の閉じた二辺が作る頂点から突出させた耳部と、で構成した脱落防止及び読みかけ場所特定機能付きの耳だし栞(特許文献2)である。
この栞は、読みかけのページに袋状の栞本体を被せ、その内側に位置する栞本体の縦方向又は横方向のいずれかの辺で読みかけ行付近を指示するか、または複数の区分栞と栞本体等とによって形成される袋状の部分を読みかけのページに被せ、該当する区分栞の縦方向又は横方向のいずれかの辺で読みかけ行付近を指示するものと思われる。また場合により、栞本体又は区分栞の該当する辺付近を適宜折り曲げることで、読みかけ行をより正確に指示しようとする物であると思われる。
しかしこの栞は、栞本体を読みかけページに外装被覆するものであり、かつその一面には複数の区分栞を重ねて配した物であるため、厚みが厚くなり、大げさな物となる。またそれ故これを書籍類に挟んだ状態のまま箱に装入する等の取り扱いは無理になる可能性もある。更に行指示を正確に行うために区分栞を折り曲げる等の操作が必要になるが、区分栞はこれによって傷むため、耐久性にも問題が生じる。
その3は、しおり本体の中央部に上下にスライドする矢印部材を取り付け、上部にはグリップ止めを、下部には、ルーペを、それぞれ設け、しおり本体の片側には縦方向に沿って目盛りを付して構成したポイントしおり(特許文献3)である。
このポイントしおりは、書籍類の読みかけのページの間に挟み、矢印部材を上下にスライドさせて読みかけ行を指示することができる。そこでそのようにした上で、該書籍類を閉じることとすれば、特許文献1と同様に、その後に読み続ける場合には、ページと行とが正確に指示され、同じ部分を繰り返して読んだり、読み飛ばしてしまうようなことがない利点があることは認められる。しかし、これも特許文献1の指標付きしおりと同様に、大型で柔軟性のない物とならざるを得ず、書籍のページの間に挟み込む部材としては不適な物といわざるを得ない。
特開2005−138566号公報 特開2006−007574号公報 特開2001−10254号公報
本考案は、以上の従来例の問題点を解消し、ページを指示する部材がその間に挟むのに不都合のないサイズと柔軟性を有し、行の指示もある程度の範囲で可能であり、これを付した状態で箱に収納することも可能な縦書き書籍用の栞具を提供することを解決の課題とする。
本考案の1は、書籍類の表紙又は裏表紙の上端内面に沿って取り付ける基材と、該基材から上方に突出させた複数の栞紐引っ掛け用の位置決め係止突起であって、適宜間隔で突出させた位置決め係止突起と、該基材を書籍の表紙又は裏表紙の上端内面に沿って取り付けた場合に該書籍の中央側に対応する端部付近に結合した栞紐とで構成した縦書き書籍用の栞具である。
本考案の2は、本考案の1の縦書き書籍用の栞具に於いて、前記基材の裏面に接着剤を塗布し、かつ該接着剤を剥離紙で被覆したものである。
本考案の3は、本考案の1又は2の縦書き書籍用の栞具に於いて、前記位置決め係止突起の上端に膨張部を構成したものである。
本考案の1の縦書き書籍用の栞具によれば、基材を書籍類の表紙又は裏表紙の上端内面に貼り付け、栞紐を、直接に書籍類のページの間に挟んで、或いは読みかけの行に対応する位置決め係止突起に掛け渡した上で、ページの間に挟んで使用することができる。引き続いて読む場合は、栞紐の挟んであるページを開き、更に栞紐の垂下している付近の行を見直しすれば、読みかけの行がすぐ分かることになる。従ってページのみならず、読みかけの行も、位置決め係止突起の設置間隔の精度で指示することが可能である。
更にページの間に挿入する部材が栞紐であるため、本を閉じるのに不都合はなく、その状態で箱に収納するのに問題が生じることもない。
本考案の2の縦書き書籍用の栞具によれば、基材の裏面に予め接着剤が塗布してあり、剥離紙で保護されているので、これを剥がして、書籍類の表紙又は裏表紙の上端内面に容易に接着固定することができる。
本考案の3の縦書き書籍用の栞具によれば、前記位置決め係止突起の上端に膨張部を構成したため、栞紐をこれに掛け渡した場合、容易に外れることがなく好都合である。
以下、本考案の実施の形態を、実施例に基づいて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施例の縦書き書籍用の栞具は、図1〜図3に示すように、基本的に、帯状の基材1と、該基材1の上端から上方に突出させた3本の位置決め係止突起2、2、2と、該基材1の一端に結合した栞紐3とで構成したものである。
前記基材1は、薄いプラスチックの板材やボール紙等の厚紙を使用して構成することができる。この実施例では、厚紙を採用し、更にその裏面に、図2及び図3に示すように、接着剤4を塗布し、剥離紙5でこれを剥離自在にカバーするものとした。
前記位置決め突起2は、この実施例では、3本をその上端から立ち上げたが、その数はこれに限定される物ではなく、これより多くても少なくても良い。数を多くすれば、読みかけの行をより精度高く指示することができることになる。この位置決め突起2は、定間隔で配するのが適当であり、この実施例の場合は、相互を基材1の長さ方向の1/4の間隔で3本が立ち上げてある。またこれらの位置決め突起2、2、2は、該基材1と一体に構成し、該基材1から上方に連続する構成とした。また該位置決め突起2、2、2は、上端を拡大した膨張部に構成した。
前記栞紐3は、繊維製の紐であり、一般に栞として使用されているそれを採用した。前記のように、基材1の一端側に固設するが、その位置は、書籍類の表紙又は裏表紙の上端内面に取り付けた場合に、該書籍類の中央側になる端部に固設する。該栞紐3の端部は接着剤により該部位に固設した。
従って本考案の縦書き書籍用の栞具によれば、図4に示すように、基材1を本6の表紙6a又は裏表紙6bの上端内面に固設して使用することができる。この実施例の場合は、栞紐3を基材1の左端部に固設したので、同図に示すように、表紙6aの上端内面に固設して使用することにした。表紙6aの上端内面への基材1の固設は、前記したように、剥離紙5を剥がして接着剤4を露出させ、これを介して該部位に接着して行うのは云うまでもない。
この後は、栞紐3は、ページ7のいずれかに挟んでおいたり、或いは外部に垂らしておくこととすればよい。その状態で、不都合なく読書を継続することができる。読書を一時停止する場合は、前記栞紐3を読みかけのページ7と隣接するページ7の間に挟むわけであるが、図4に示すように、このとき同時に、読みかけの行に最も近い位置決め突起2を探し、これに掛け渡した上で、該栞紐3を垂下させ、本6を閉じることとすればよい。
更にその後に読書を進める場合には、栞紐3の挟んであるページ7を開き、該栞紐3の垂下している付近の行を読み返せば、読みかけの行が容易に見出し得ることになる。
更にページ7、7の間に挿入する部材が栞紐3であるため、本6を閉じるのに不都合はなく、その状態で箱に装入するのに問題が生じることもない。
また前記位置決め係止突起2、2、2の上端に膨張部を構成したため、栞紐3をこれに掛け渡した場合、容易に外れることがない。
一実施例の縦書き書籍用の栞具の一部切欠概略正面図。 一実施例の縦書き書籍用の栞具の剥離紙を僅かに剥がした状態の一部切欠概略背面図。 一実施例の縦書き書籍用の栞具の剥離紙を僅かに剥がした状態の概略平面図。 ページを開いた本に取り付けた状態の一実施例の縦書き書籍用の栞具の一部切欠概略正面説明図。
符号の説明
1 基材
2 位置決め係止突起
3 栞紐
4 接着剤
5 剥離紙
6 本
6a 表紙
6b 裏表紙
7 ページ

Claims (3)

  1. 書籍類の表紙又は裏表紙の上端内面に沿って取り付ける基材と、
    該基材から上方に突出させた複数の栞紐引っ掛け用の位置決め係止突起であって、適宜間隔で突出させた位置決め係止突起と、
    該基材を書籍の表紙又は裏表紙の上端内面に沿って取り付けた場合に該書籍の中央側に対応する端部付近に結合した栞紐と、
    で構成した縦書き書籍用の栞具。
  2. 前記基材の裏面に接着剤を塗布し、かつ該接着剤を剥離紙で被覆した請求項1の縦書き書籍用の栞具。
  3. 前記位置決め係止突起の上端に膨張部を構成した請求項1又は2の縦書き書籍用の栞具。
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