JP3111918U - しおり - Google Patents

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JP3111918U
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Abstract

【課題】構造や使用方法が簡単で使い易く、しかも耐久性があって、簡単に滑り落ちないしおりを提供する。
【解決手段】可撓性のシートで円環形に形成され、該円環の外径が書物やノートの紙幅より大となっていることを特徴とするしおりである。可撓性のシートとしては通常プラスチックシートが用いられるが厚手の紙でも良い。また、色彩は白でなく、赤,緑,青,黄,橙等鮮やかな色彩に着色する。
【選択図】図1

Description

本考案は、書物やノート等の紙面間に目印として挟んでおくためのしおりに関するものである。
従来のしおりは、やや厚手の一枚の紙を短冊状に形成し、その上部に飾り紐を結びつけたものが広く用いられてきた。しかし、1枚だけのしおりは紙面のページ間に挟むだけであり、簡単に滑り落ちるという欠点があった。
そこで、可撓性のシートを用いて帯状に形成したしおり本体の1方端部の片面に、剥離紙で保護した接着剤層を設けたものが出願されている(特許文献1参照。)。
また、可撓性の横長シートを用いて形成した本体シートの一面側でその中央部の位置に貼り付けしおりの一方端部を該本体シートの幅方向に沿って固定し、前記貼り付けしおりの一面側に接着剤層を設け、その接着剤層を保護シートで保護したものも公開されている(特許文献2参照。)。
特開平10−351425号公報 特開平11−11045号公報
しかし、接着剤層を設けたしおり(特許文献1,特許文献2)は何回も使用する間に接着剤層の接着力が低下し、簡単に滑り落ちるという欠点があった。
また、本を開けても滑り落ちないしおりとして、細長いプラスチックフィルムまたは紙を本などの表紙に縦に配置し、表紙の長さで上部側と下部側に折り曲げ、下部折り曲げ部分は表紙にはさみ、上部折り曲げ部分を読みたいページにはさむしおりも公開されている(特許文献3参照。)。さらに、書物の未読側ページに挿入される栞本体部と、該本体部の挟まれたページに対し複数ページ離れた目印のページに挟み込むようにした栞部を備えた栞が提案されている(特許文献4参照。)。
特開2001−322368号公報 特開2005−1370号公報
しおりの上部と下部を折り曲げてはさみ込むしおり(特許文献3)は上部と下部の両方を折り曲げることが必要となり、使用するとき手間がかかるという問題がある。
また、栞本体部と栞部とで複数ページを挟み込むもの(特許文献4)は、この挟む力が弱すぎると栞が容易に脱落するおそれがあり、挟む力が強すぎると抵抗が大きくなり、ページをめくりにくくなる欠点があった。
本考案が解決しようとする課題は、構造や使用方法が簡単で使い易く、しかも耐久性があって、簡単に滑り落ちないしおりを提供することにある。
可撓性のシートで円環形に形成され、該円環の外径が書物やノートの紙幅より大となっていることを特徴とするしおりである。
可撓性のシートとしては通常プラスチックシートが用いられる。
ここでプラスチックとは、熱と圧力あるいはその両者によって塑性変形させて成形することができる高分子物質の総称であって合成樹脂のほか、セルロイドやアセチルセルロース等も含まれる。
合成樹脂としては、通常ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,ポリ塩化ビニルのほかアクリル樹脂,尿素樹脂,フェノール樹脂等も使用できる。
ただし、軟質で曲がり易い物よりも適当な硬さがあるものが使い易い。
しおりの円環の外径が書物やノートの紙幅より大であるのは、しおりを書物やノートの綴じ目に達するまで挟み込んだとき、書物等の開き側端から円環の一部が突出するため目印になり易く、また、円環の突出部分が書物等の上下端の中間に位置することになることとも併せて、親指を当てやすくなり、素早くページを開くことができるからである。
形状を円環としたのは、角がないため取り扱い上危なくないことと、書物等に挟み込んだときに円環の上部分から下部分にかけて広く抑えがきき、簡単に滑り落ちることがないからである。また、円環であれば、方向を気にしなくてもよく使い易い。
円環の幅は、10〜15mmの範囲が望ましい。この範囲であれば円環の形状が安定して、書物等を開ける時の抑えがきいて開けやすいとともに、書物等に挿し込みやすい。書物等の開き側端からの円環の突出幅も10〜15mmの範囲が望ましい。この範囲であれば親指を当てて素早くページを開きやすい。
しおりの厚さは、ある程度の厚さがあることが望ましい。あまり薄すぎると曲がり易く、取り扱いが不便となるからである。厚さは、しおりの材料によって異なるが例えば塩化ビニルで0.2〜0.5mm程度でよいが、必ずしもこれに限定するものではない。
書物やノートに使用されている紙は通常白であるため、しおりは白以外の目立つ鮮やかな色彩に彩色されていることが好ましい。例えば、赤,青,緑,黄,橙等各種の色彩に彩色することができる。
円環形のしおりを製作するにあたって、円環の内側の切り抜かれた円形の部分を活用するためには、大形の円環の内側にそれより小さい円環を同心円状に切り抜くこともできる。そこで表1に紙のサイズを示した。
Figure 0003111918
表1でみると、B4用のしおりは外径257mm大とすると、その内側を利用してA4用のしおり外径210mm大の円環を切り抜き、さらにその内側には、B5用の外径182mm大の円環、さらにその内側にA5用の外径148mmの円環を切り抜くようにすると、材料を有効に用いて大小のしおりの組を作ることができる。
本考案で用いる可撓性のシートは必ずしもプラスチックシートに限定するものではない。紙あるいは金属製シートであっても良い。
紙製シートは耐久性は不十分であるとしても安価に供給できることから、書物ごとに付属させることもできる。書物の背に紐を付けてしおりとするより、紙製の円環形のしおりを製本のとき、書物一冊ごとにはさみ込む方法も便利であると考えられる。
本考案の円環形のしおりは、構造や使用方法が簡単で、書物等に挟みこんだときの円環形のしおりの突出部分に親指を当てて素早くページを開くことができて、使い易く、しかも耐久性があって、書物等に挟みこんだときに円環の上下部分が抑えとなって簡単には滑り落ちないという利点がある。
次に本考案を図に基づいて説明する。図1は円環形のしおり1を書物2に奥まで挿し込んだ状態を示す斜視図である。円環形のしおり1は書物2の綴じ目3に一端が達するように挿し込み、他端は書物2の開き側端4から外部に突出している。
図2は書物を開いた状態を示す斜視図である。円環形のしおり1の一端が書物2の綴じ目3に達していることがわかる。
図3は円環形のしおり1の平面図である。
次に円環形のしおりの1例を示す。プラスチックシートとして赤色のポリスチレン製のシートで厚さ0.3mmのものを用いる。図3に示すように、A6版(105×148mm)の書物用のしおりとして、外径Dが110mm,幅Wが10mm,内径が100mmの円環を前記プラスチックシートを切抜いて作製する。図4に示すように、A6版の書物2にしおり1を奥まで挿し込んだときの円環の突出部分の幅wは10mm、突出部分の高さHは75mmである。
円環形のしおりを書物に挿し込んだ状態を示す斜視図である。 円環形のしおりを挿し込んだ書物を開いた状態を示す斜視図である。 円環形のしおりの平面図である。 円環形のしおりを書物に挿し込んだ状態を示す側面図である。
符号の説明
1 円環形のしおり
2 書物
3 綴じ目
4 開き側端
D しおりの外径
W しおりの幅
w しおりの突出部分の幅
H しおりの突出部分の高さ

Claims (5)

  1. 可撓性のシートで円環形に形成され、該円環の外径が書物あるいはノートの紙幅より大となっていることを特徴とするしおり。
  2. 可撓性のシートがプラスチックシートであることを特徴とする請求項1記載のしおり。
  3. 円環の幅が10〜15mmであることを特徴とする請求項1又は2記載のしおり。
  4. 書物あるいはノートに挿し込んでその綴じ目に達したとき、書物あるいはノートの開き側端からの円環の突出部分の幅が10〜15mmであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のしおり。
  5. 可撓性のシートが白以外の色彩に彩色されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のしおり。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0472134A (ja) * 1990-07-12 1992-03-06 Mitsubishi Materials Corp アルミニウム缶
JPH0487940A (ja) * 1990-07-26 1992-03-19 Mitsubishi Materials Corp アルミニウム缶

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