JP3119456U - 無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート - Google Patents
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Abstract
【課題】無線綴じ製本の一部にポリプロピレン・シートを使って環境問題を解決すると共に、製本用接着剤の使用をも可能にすること。
【解決手段】PPシート10は、ポリプロピレン(PP)からなるシート本体1と、シート本体の背側に巻き付けて貼着された所定幅のタック紙2とを含む。タック紙2の内側でシート本体に筋押し加工によって折曲げ用溝3が設けられる。シート本体1には、収納ポケット5が設けられてもよい。また、シート本体に文字、絵画、図形、写真等が印刷されてもよい。シート本体は、裏側表紙と製本本体20の最終ページとの間、表側表紙と製本本体の最始ページとの間、製本本体の中間ページに組み付けられてもよい。中間ページは複数でもよい。
【選択図】図1
【解決手段】PPシート10は、ポリプロピレン(PP)からなるシート本体1と、シート本体の背側に巻き付けて貼着された所定幅のタック紙2とを含む。タック紙2の内側でシート本体に筋押し加工によって折曲げ用溝3が設けられる。シート本体1には、収納ポケット5が設けられてもよい。また、シート本体に文字、絵画、図形、写真等が印刷されてもよい。シート本体は、裏側表紙と製本本体20の最終ページとの間、表側表紙と製本本体の最始ページとの間、製本本体の中間ページに組み付けられてもよい。中間ページは複数でもよい。
【選択図】図1
Description
本考案は、無線綴じ製本に組み付けるのに適したポリプロピレン・シートに関する。
従来の製本技術においては、大別すると、針金綴じ、糸綴じのように針金や糸等の綴じ具を用いた製本と、一般無線綴じ、アジロ綴じ、平綴じ等のように製本用接着剤を使用する製本とがある。本考案の説明において、「無線綴じ」の用語は、製本用接着剤を用いた製本、すなわち、一般無線綴じ、アジロ綴じ、平綴じ等を意味する。一方、これまで、無線綴じ製本の一部のページに塩化ビニール系のプラスチック・シートが使用されているものがある。このプラスチック・シートは公告用ページまたはレシートもしくはカード等を入れるポケットを有するページ等に利用されている(特許文献1)。しかし、近年、環境問題の観点から塩化ビニール系のプラスチック・シートが使用できなくなってきた。
塩化ビニール系のプラスチック・シートは、製本用接着剤を使用することができるが、他のプラスチック・シートでは製本用接着剤を使用できないものもある。例えば、クリアファイル等に使用されているポリプロピレン(以下、単にPPと言う。)は、環境問題は起こさないが、製本用接着剤を使用できない。
実用新案登録第3010832号公報
従って、本考案は、無線綴じ製本の一部のページにポリプロピレン・シートを使って環境問題を解決すると共に、製本用接着剤の使用をも可能にすることにある。
無線綴じ製本用ポリプロピレン・シートは、ポリプロピレンからなるシート本体と、およびシート本体の背側(ノド)に巻き付けて貼着された所定幅のタック紙とを含む。タック紙の内側でシート本体に筋押し加工によって折曲げ用溝が設けられる。
シート本体には、収納ポケットが設けられてもよい。また、シート本体に文字、絵画、図形、写真等が印刷されてもよい。
シート本体は、裏側表紙と製本本体の最終ページとの間、表側表紙と製本本体の最始ページとの間、または製本本体の中間ページに組み付けられてもよい。中間ページは複数でもよい。
本考案によれば、無線綴じ製本の一部のページに組み付けるプラスチック・シートにポリプロピレンを使っているので、環境問題を起こさない。また、シート本体の背側にタック紙を巻き付けて貼着しているので、製本用接着剤の使用をも可能にする。さらに、シート本体に筋押し加工によって折曲げ用溝を設けているので、シート本体の折曲げが容易になると共に、余剰製本用接着剤が漏出しても、その溝が余剰漏出接着剤を吸収することができる。
図1−5を参照して、本考案に基づく無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート10の実施例について説明する。図1、2に示すように、無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート10(以下、単にPPシート10と言う。)は、ポリプロピレン(PP)からなるシート本体1と、およびシート本体1の背側(ノド)に巻き付けて貼着された所定幅のタック紙2とを含む。タック紙2の内側でシート本体1に筋押し加工によって折曲げ用溝3が設けられる。タック紙2は、公知の自動包装機械によって自動的に、または適当なジグを用いて手動でシート本体1に貼着される。折曲げ用溝3は、シート本体1の折曲げを容易にすると共に、後述する余剰の製本用接着剤4(図4の(B)図参照)が漏出しても、接着剤4を吸収することができる。
図3に示すように、シート本体1には、収納ポケット5が設けられてもよい。収納ポケット5は、透明または半透明のPPフィルム51の3辺をシート本体1に貼着または融着することによって形成される。ポケット5には、購買レシートまたは記録カード(図示せず)が収納されてもよい。また、シート本体1に文字、絵画、図形、写真等(図示せず)が印刷されて公告等に利用されてもよい。
図4は、本考案に基づくPPシート10を無線綴じ製本本体20に組み付ける工程を示す説明図である。先ず、(A)図に示すように、PPシート10の上に製本本体20を乗せて整合させる。次いで、(B)図に示すように、PPシート10および製本本体20の背側(ノド)に製本用接着剤4を塗布する。最後に、(C)図に示すように、PPシート10および製本本体20を挟み付けるように表紙30の背部分内面31を背側の接着剤4に貼着する。
シート本体1は、裏側表紙30と製本本体20の最終ページとの間(図4の(C)図)、表側表紙30と製本本体20の最始ページとの間(図5の(A)図)、または製本本体20の中間ページ(図5の(B)図)に組み付けられてもよい。中間ページは複数でもよい(図示せず)。
本考案のポリプロピレン・シートは、一般の無線綴じ製本ばかりではなく、一般の書類整理用ファイル等の文房具にも広く利用できる。
1 シート本体 2 タック紙
3 折曲げ用溝 4 製本用接着剤
5 ポケット 10 PPシート
20 製本本体 30 表紙
31 背部分内面 51 PPフィルム
3 折曲げ用溝 4 製本用接着剤
5 ポケット 10 PPシート
20 製本本体 30 表紙
31 背部分内面 51 PPフィルム
Claims (7)
- ポリプロピレンからなるシート本体と、および該シート本体の背側に巻き付けて貼着された所定幅のタック紙とを含み、前記タック紙の内側で前記シート本体に筋押し加工によって折曲げ用溝が設けられた、無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート。
- 前記シート本体に収納ポケットを設けた、請求項1に記載の無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート。
- 前記シート本体に文字、絵画、図形、写真等が印刷された、請求項1に記載の無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート。
- 前記シート本体が裏側表紙と製本本体の最終ページとの間に組み付けられた、請求項1−3のうち任意の一項に記載の無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート。
- 前記シート本体が表側表紙と製本本体の最始ページとの間に組み付けられた、請求項1−3のうち任意の一項に記載の無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート。
- 前記シート本体が製本本体の中間ページに組み付けられた、請求項1−3のうち任意の一項に記載の無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート。
- 前記シート本体が製本本体の中間の複数ページに組み付けられた、請求項1−3のうち任意の一項に記載の無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005008641U JP3119456U (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005008641U JP3119456U (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2005008641U Expired - Fee Related JP3119456U (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 無線綴じ製本用ポリプロピレン・シート |
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