JP3123201B2 - ディスクカートリッジ用ケース - Google Patents

ディスクカートリッジ用ケース

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JP3123201B2
JP3123201B2 JP04103968A JP10396892A JP3123201B2 JP 3123201 B2 JP3123201 B2 JP 3123201B2 JP 04103968 A JP04103968 A JP 04103968A JP 10396892 A JP10396892 A JP 10396892A JP 3123201 B2 JP3123201 B2 JP 3123201B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスク等の記録ディスクをカートリッジに収納して構成
されたディスクカートリッジを収納するためのディスク
カートリッジ用ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ディスクをカートリッジに収
納して構成されたディスクカートリッジや、記録テープ
が嵌装されたテープリールをカセットに収納して構成さ
れたテープカセット等を収納するケースとして、いわゆ
るスリーブケースが提案されている。
【0003】このスリーブケースは、ポリプロピレン
(PP)やポリエチレンテレフタレート(PET)等の
合成樹脂材料よりなるシート材料が屈曲形成されて筺体
状となされ、前方側にスリット状開口部を有する袋状の
構造を有して構成されている。すなわち、上記ディスク
カートリッジ等は、このスリーブケースの前方側のスリ
ット状開口部を介して、このスリーブケース内に挿入さ
れて収納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にスリーブケースとして構成されたディスクカートリッ
ジ用ケースは、シート材料を屈曲形成して構成している
ため、このシート材料の厚みを屈曲が可能な程度までし
か厚くすることができず、充分な剛性を有するものとし
て構成することが困難である。
【0005】このディスクカートリッジ用ケースは、充
分な剛性を有していないと、上記ディスクカートリッジ
を確実に保護することができない。すなわち、上記ディ
スクカートリッジは、このディスクカートリッジ用ケー
スに収納された状態においても、外圧が加えられると、
該ディスクカートリッジ用ケースが容易に変形してしま
うため、該外圧の影響を受けて、破損や変形を生ずる虞
れがある。また、複数のディスクカートリッジをそれぞ
れこのディスクカートリッジ用ケースに収納した状態で
積み重ねたときには、これらディスクカートリッジの重
量によって各ディスクカートリッジ用ケースが変形して
しまうため、各ディスクカートリッジは、変形や破損を
生ずる虞れがある。
【0006】また、上記ディスクカートリッジ用ケース
においては、収納されたディスクカートリッジが収納状
態で係止されることがないので、振動や衝撃等により該
ディスクカートリッジがこのディスクカートリッジ用ケ
ースより抜け出してしまう虞れがある。このディスクカ
ートリッジ用ケースに収納したディスクカートリッジの
搬送中等にこのディスクカートリッジがケースより抜け
出ると、床面への落下等が生じ、衝撃によるディスクカ
ートリッジの破損を招来する虞れがある。
【0007】さらに、上述のようなディスクカートリッ
ジ用ケースは、シート材料を屈曲形成して構成している
ため、前方側のスリット状開口部の形状が不安定で変形
し易い。そのため、上記ディスクカートリッジの挿入操
作が困難となる虞れがある。
【0008】ここで、上記ディスクカートリッジケース
を、上記ディスクカートリッジのカートリッジの如く、
天板側をなす部材と底板側をなす部材とを突き合わせ結
合して構成することが考えられる。この場合には、これ
ら各部材は、射出成型等の手段により一体的に形成され
るので、屈曲形成等の加工をなされることがない。した
がって、これら各部材は、充分に剛性の高い材料により
形成することができる。
【0009】ところが、このディスクカートリッジ用ケ
ースをなす各部材をネジ止めにより接合させることとす
ると、このディスクカートリッジ用ケースは、構成が複
雑化し、また、上記ディスクカートリッジに重ならない
位置においてネジ代を設けなければならないために該デ
ィスクカートリッジに比して天板部及び底板部を大型化
する必要が生ずる。
【0010】上記各部材をいわゆる超音波融着によって
接合させることとすると、これら各部材の表面部に超音
波の伝播による傷損を被る虞れがあり、いわゆる外観部
品としてのケースとしては不都合である。また、この超
音波融着を行うときには、上記各部材同士がの接合され
る部分であるいわゆる融着リブ部が削れ、粉体が発生す
る虞れがある。このような粉体が発生すると、この粉体
がこのディスクカートリッジ用ケースに収納されるディ
スクカートリッジ内に侵入する虞れがある。この粉体が
上記ディスクカートリッジ内に侵入すると、このディス
クカートリッジ内の記録ディスクに対する情報信号の記
録及び/又は再生が良好に行えなくなる。さらに、超音
波融着により接合された上記各部材は、高温高湿の環境
における耐久性が充分に確保されず、互いに剥離してし
まう虞れがある。
【0011】そして、上記各部材をいわゆる接着剤を用
いて接合させる場合には、これら各部材を接合させて
後、該接着剤の硬化に所定の時間を要し、迅速な接合が
行えない。また、この場合には、上記接着剤が上記各部
材間より外方側にはみ出さないように、該接着剤の塗布
量等を管理する必要があり、作業が煩雑となる。さら
に、この場合には、特に、未使用の接着剤の硬化や、接
着力の低下等が生ずることのないように、該接着剤の保
管上の煩雑な管理が必要である。そして、接着剤により
接合された上記各部材は、高温高湿の環境における耐久
性が充分に確保されず、互いに剥離してしまう虞れがあ
る。
【0012】さらに、上記各部材の側壁部にそれぞれ係
合突片を設け、これら係合突片同士を係合させて、これ
ら各部材を接合させることが考えられる。しかし、この
ように上記係合突片同士を係合させて上記各部材を接合
させた場合には、上記該各部材の熱膨張や外力による変
形等が生じたときに、係合部の近傍、すなわち、上記係
合突片の端部の近傍位置に、いわゆるクラック(亀裂)
が生ずる虞れがある。すなわち、上記各係合突片同士の
係合により接合された上記各部材は、温度変化の激しい
環境における耐久性が充分に確保されず、破損してしま
う虞れがある。
【0013】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、組立て、製造の工程の簡素化が
可能でありながら、環境の変化に対しても充分な耐久性
を有し、収納するディスクカートリッジを確実に保護す
ることができるディスクカートリッジ用ケースを提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスクカートリッ
ジ用ケースは、天板部とこの天板部の下面部の両側側部
分及び後方側部分に下方に向けて突設された側壁部とこ
れら側壁部の下端側に突設された係合突片とを有する第
1の部材と、上記天板部と略々同一形状の底板部とこの
底板部の上面部の両側側部分及び後方側部分に上方に向
けて突設された側壁部とこれら側壁部の上端側に突設さ
れた係合突片とを有し上記各側壁部を上記天板部材の側
壁部に重ね合わせるとともに上記各係合突片を該天板部
材の係合突片に係合させ該底板部の両側側部分及び後方
側部分を該天板部の両側側部分及び後方側部分に接合さ
せて該底板部を該天板部に平行となして該天板部材と共
働して前方側にスリット状開口部を形成する第2の部材
とを備え、上記第1及び/又は第2の部材は、上記係合
突片の少なくとも一端側部分に、該係合突片の端部近傍
部分より上記天板部または上記底板部に亘る補強部を有
してなるものである。
【0015】
【作用】本発明に係るディスクカートリッジ用ケースに
おいては、天板部及び側壁部を有する第1の部材及び/
又は底板部及び側壁部を有する第2の部材は、該側壁部
に形成された係合突片の少なくとも一端側部分に、該係
合突片の端部近傍部分より上記天板部または上記底板部
に亘る補強部を有しているので、該各係合突片同士の係
合作業中や環境温度の変化及び外力の印加があったとき
等においても、該係合突片の端部近傍のクラックの発生
が防止される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。本発明に係るディスクカートリッジ
用ケースは、図1に示すように、光ディスクや光磁気デ
ィスク等の記録ディスク117をカートリッジ102に
収納して構成されたディスクカートリッジ101を収納
するためのケースである。
【0017】上記ディスクカートリッジ101は、図1
及び図2に示すように、上下ハーフ103,104が突
き合わせ結合されて薄い筺体状に構成された上記カート
リッジ102と、このカートリッジ102に回転可能に
収納された上記記録ディスク117とを有して構成され
ている。
【0018】上記記録ディスク117は、合成樹脂材料
よりなる円盤状のディスク基板と、このディスク基板の
主面部上に被着形成された信号記録層とを有して構成さ
れている。この記録ディスク117は、中央部に穿設さ
れたチャッキング孔114を有しており、上記ディスク
基板の一方の主面部の該チャッキング孔114の周囲部
がチャッキング基準面部116となされて構成されてい
る。そして、上記ディスク基板の他方の主面部には、上
記チャッキング孔114を閉蓋して、金属材料よりなる
チャッキングプレート115が取付けられている。
【0019】上記カートリッジ102は、一辺の長さが
上記記録ディスク117の直径に略々対応した長さであ
る略々矩形状の主面部を有する薄い筺体状に構成されて
いる。このカートリッジ102の上下両主面部には、略
々矩形形状の一対の記録再生用開口部106,107が
互いに相対向する位置に形成されている。上記下ハーフ
104に設けられた記録再生用開口部107は、上記記
録ディスク117の一方の主面部の一部を、内外周に亘
って外方に臨ませている。また、上記上ハーフ103に
設けられた記録再生用開口部106は、上記記録ディス
ク117の他方の主面部の一部を、内外周に亘って外方
に臨ませている。
【0020】上記各記録再生用開口部106,107
は、上記カートリッジ102にスライド可能に取付けら
れたシャッタ部材105により、開閉可能となされてい
る。このシャッタ部材105は、薄い金属板等の材料が
略々コ字状に屈曲形成されて、上記各記録再生用開口部
106,107に対応する一対のシャッタ板部を有して
構成されている。これらシャッタ板部は、このシャッタ
部材105の中央部分によって互いに一端側部分を連設
された状態となされ、互いに平行に相対向している。こ
のシャッタ部材105は、中央部分を上記カートリッジ
102の一側面部にスライド可能に支持されて、上記各
シャッタ板部をこのカートリッジ102の各主面部に沿
わせている。そして、このシャッタ部材105は、上記
各シャッタ板部を上記各記録再生用開口部106,10
7に対応する位置となすことにより、これら記録再生用
開口部106,107を閉蓋する。そして、このシャッ
タ部材105は、図1及び図2中矢印Bで示すように、
図1中矢印Aで示すこのディスクカートリッジ101の
記録再生装置等への挿入操作方向に対する後方側にスラ
イドされることにより、上記各シャッタ板部を上記カー
トリッジ102の主面部上の後方側に移動させ、上記各
記録再生用開口部106,107を開蓋する。
【0021】また、上記カートリッジ102には、下方
側の主面部の中央位置に、円形のチャッキング用開口部
108が設けられている。このチャッキング用開口部1
08は、上記チャッキング孔114,上記チャッキング
基準面部116及び上記チャッキングプレート115を
外方側に臨ませている。
【0022】そして、上記カートリッジ102の下方側
の主面部には、上記記録再生装置等においてこのカート
リッジ102の位置決めを行うための、一対の位置決め
孔112,113が設けられている。これら位置決め孔
112,113は、上記カートリッジ102の下方側の
主面部の前端部近傍と後端部近傍とに配分されて設けら
れている。
【0023】さらに、上記カートリッジ102の下方側
の主面部には、一対のクランピング凹部110,109
及びディスク種別識別用凹部111が設けられている。
これらクランピング凹部110,109は、上記カート
リッジ102の下方側の主面部の前方側に、両側側に配
分されて設けられている。これらクランピング凹部11
0,109は、それぞれ上記カートリッジ102の一側
面部及び他側面部に開放されている。上記ディスク種別
識別用凹部111は、上記カートリッジ102の下方側
の主面部の前方側に設けられている。このディスク種別
識別用凹部111は、上記カートリッジ102の前端面
部に開放されている。このディスク識別用凹部111
は、上記記録ディスク117の種別を標示するため、複
数の種別に対応して定められた複数の深さのうちの一の
深さを有して形成されている。
【0024】そして、本発明に係るディスクカートリッ
ジ用ケースは、図1、図3乃至図7に示すように、第1
の部材となる天板部材1と第2の部材となる底板部材2
とを有して構成されている。
【0025】上記天板部材1は、上記カートリッジ10
2の主面部の形状及び大きさに略々対応した形状及び大
きさの天板部1aを有し、略々平板状の形状となされ
て、合成樹脂等の材料により一体的に形成されている。
この天板部材1は、例えば、いわゆるアクリル樹脂(ポ
リメチルメタクリレート等)、ABS樹脂、ポリカーボ
ネイト及びポリスチレン等の透明な材料により形成され
ている。
【0026】この天板部材1は、図8に示すように、下
面部の両側側部分に、上記天板部1aの側縁部に平行な
一対の内側側壁部11,12を有している。また、この
天板部材1は、下面部の後方側部分に、上記天板部1a
の後縁部に平行な側壁部である内側後壁部15を有して
いる。これら各内側側壁部11,12及び内側後壁部1
5は、上記天板部1aに対して一体的に形成され、互い
に連設されて前方側を除くコ字状の周壁をなしている。
これら各内側側壁部11,12及び内側後壁部15は、
上記カートリッジ102の厚さに略々等しい高さを有し
て突設されている。また、これら各内側側壁部11,1
2及び内側後壁部15は、上記天板部1aの両側縁部及
び後縁部よりも、該各壁部11,12,15の厚みに相
当する程度だけ内方側に位置して形成されている。
【0027】上記各内側側壁部11,12の互いに離反
する側である外側側の側面部には、図8、図9、図19
及び図20に示すように、係合突片となる側方係合突条
13,14がそれぞれに対応して外方側に向けて突設さ
れている。これら側方係合突条13,14は、上記各内
側側壁部11,12の前端部近傍より後端側に亘って、
上記天板部1aの両側縁部に平行に延在されて突設され
ている。これら側方係合突条13,14は、上記各内側
側壁部11,12の下端部よりやや上方側、すなわち、
上記天板部1aに接近する側に位置して形成されてい
る。また、上記内側後壁部15の外側側、すなわち、後
方側の側面部には、係合突片となる後方係合突条16が
後方側に向けて突設されている。この後方係合突条16
は、上記内側後壁部15の一側側より他側側に亘って、
上記天板部1aの後側縁部に平行に延在されて突設され
ている。この後方係合突条16は、上記内側後壁部15
の下端部よりやや上方側、すなわち、上記天板部1aに
接近する側に位置して形成されている。
【0028】そして、上記各内側側壁部11,12の外
側側の側面部には、係止突起23,24がそれぞれに対
応して外方側に向けて突設されている。これら係止突起
23,24は、上記各内側側壁部11,12の前方側で
あって、上記各側方係合突条13,14の上面側に隣接
した位置に設けられている。これら係止突起23,24
は、上記各側方係合突条13,14よりもやや少ない突
出量を有して形成されている。これら係止突起23,2
4は、前方側端面が上記内側側壁部11,12に対して
略々垂直となされ、後方側端面が該内側側壁部11,1
2に対して傾斜され、後方側ほど徐々に突出量が減少す
る形状となされている。
【0029】また、上記各内側側壁部11,12の外側
面部の後方側位置には、一対の縦溝部39,40が対応
して設けられている。これら縦溝部39,40は、上記
各内側側壁部11,12の基端側より下端側に亘って、
すなわち、上記天板部1aの下面部より上記各内側側壁
部11,12の下端部近傍に亘って形成されている。
【0030】上記天板部1aの下面部には、両側側位置
と後方側位置とに、段差状に膨出された一対の側方段差
部48,49及び後方段差部50が形成されている。こ
れら段差部48,49,50は、僅かな膨出量を有して
形成され、このディスクカートリッジ用ケースに上記デ
ィスクカートリッジ101が挿入されたときに、このデ
ィスクカートリッジ101が上記天板部1aの中央部に
摺接することを防止するためのものである。
【0031】そして、上記天板部1aの前端側には、上
方側切り欠き部5が形成されている。この上方側切り欠
き部5は、このディスクカートリッジ用ケースに収納さ
れた上記ディスクカートリッジ101の後端側部分を外
方に臨ませるためのものである。
【0032】一方、上記底板部材2は、上記底板部1a
と略々同一形状の底板部2bを有し、略々平板状の形状
となされて、合成樹脂等の材料により一体的に形成され
ている。この底板部材2は、例えば、耐熱性ABS樹脂
及びポリカーボネイト等の如き良好な耐熱性を有する材
料により形成されている。
【0033】この底板部材2は、図7に示すように、上
面部の両側側部分に、上記底板部2aの側縁部に平行な
一対の外側側壁部17,18を有している。また、この
底板部材2は、上面部の後方側部分に、上記底板部2a
の後縁部に平行な側壁部である外側後壁部19を有して
いる。これら各外側側壁部17,18及び外側後壁部1
9は、上記底板部2aに対して一体的に形成され、互い
に連設されて前方側を除くコ字状の周壁をなしている。
これら各内側側壁部22,22及び内側後壁部25は、
上記カートリッジ102の厚さに略々等しい高さを有し
て突設されている。また、これら各外側側壁部17,1
8及び外側後壁部19は、上記底板部2aの両側縁部及
び後縁部に沿って形成されている。
【0034】上記各外側側壁部17,18の互いに対向
する側である内側側の側面部には、図10、図17及び
図18に示すように、側方係合溝20,21がそれぞれ
に対応して内方側に向けて形成されている。これら側方
係合溝20,21は、上記各外側側壁部17,18の前
端部近傍より後端側に亘って、上記底板部2aの上面部
に平行となされて設けられている。これら側方係合溝2
0,21は、上記各外側側壁部17,18の基端部より
やや上方側、すなわち、上記底板部2aよりやや離間し
た位置に形成されている。これら側方係合溝20,21
の上方部は、係合突片となる。また、上記外側後壁部1
9の内側側、すなわち、前方側の側面部には、後方側の
係合突片となる鍔部22が前方側に向けて突設されてい
る。この鍔部22は、上記外側後壁部19の一側側より
他側側に亘って、この外側後壁部19の上端縁に沿っ
て、上記底板部2aの上面部に平行となされて突設され
ている。この鍔部22の下側部と上記底板部2aとは、
後方係合溝を構成している。
【0035】上記鍔部22の両端側位置には、図18及
び図21に示すように、この鍔部22に連設されて、一
対のリブ状の補強部27,28が設けられている。これ
ら補強部27,28は、上記外側後壁部19の内面部に
一体的に突設された突条であって、それぞれ上記鍔部2
2より上記底板部2aに亘って設けられている。
【0036】なお、上記各側方係合溝20,21内の下
方側には、この側方係合溝20,21内の側面部より上
記底板部2aに亘って、複数の補強リブ43が設けられ
ている。
【0037】そして、上記各外側側壁部17,18の内
側側の側面部には、係止凹部25,26がそれぞれに対
応して内方側に開口して設けらている。これら係止凹部
25,26は、上記各係止突起23,24に対応して、
上記各外側側壁部17,18の前方側位置に、上記各側
方係合溝20,21の上方側に連通して設けられてい
る。これら係止凹部25,26は、上記各側方係合溝2
0,21よりもやや浅い深さを有して形成されている。
【0038】上記各外側側壁部17,18の外側面部の
上縁側には、凹部37,38が形成されている。これら
凹部37,38は、上記各外側側壁部17,18の前端
部より後端部に亘って、該各外側側壁部17,18の上
端縁に沿って段差状に形成されている。これら凹部3
7,38の上方側は、上記各外側側壁部17,18の上
端縁側に開放されている。
【0039】また、上記各外側側壁部17,18の後方
側位置には、上記各縦溝部39,40に対応して、一対
の切り欠き部41,42が対応して設けられている。こ
れら切り欠き部41,42は、上記各外側側壁部17,
18の上端部より基端側に向かって形成されている。
【0040】そして、上記底板部2aの前端側には、下
方側切り欠き部6が形成されている。この下方側切り欠
き部6は、このディスクカートリッジ用ケースに収納さ
れた上記ディスクカートリッジ101の後端側部分を外
方に臨ませるためのものである。
【0041】上記底板部2a上には、両側側位置と後方
側位置とに、段差状に膨出された一対の側方段差部3
0,31及び後方段差部32が形成されている。これら
段差部30,31,32は、僅かな膨出量を有して形成
され、このディスクカートリッジ用ケースに上記ディス
クカートリッジ101が挿入されたときに、このディス
クカートリッジ101が上記底板部2aの中央部に摺接
することを防止するためのものである。
【0042】そして、上記後方段差部32上には、誤挿
入防止突起29が突設されている。この誤挿入防止突起
29は、上記底板部2aの後方部の中央位置よりもやや
一側側にずれた位置に形成されており、上記ディスクカ
ートリッジ101のディスク識別用凹部111に対応す
る位置に設けられている。
【0043】そして、上記天板部材1及び底板部材2
は、図11に示すように、上記各側方係合突条13,1
4が上記各側方係合溝20,21に係合し、また、図1
2に示すように、上記後方係合突条16が上記鍔部22
と上記底板部2aとの間、すなわち、上記後方係合溝に
嵌入係合することにより、互いに接合される。これら天
板部材1と底板部材2との接合は、該天板部材1を該底
板部材2の前方側に位置させ、上記各側方係合突条1
3,14の後端側を上記各側方係合溝20,21の前方
側に挿入し、次いで、該天板部材1を後方側に移動させ
て、上記各側方係合突条13,14を上記各側方係合溝
20,21内をスライドさせることにより行う。上記天
板部材1が、上記天板部1aを上記底板部2aに対向さ
せる位置までスライドされると、上記後方係合突条16
が上記後方係合溝に嵌入係合するとともに、上記各係止
突起23,24が上記各係止凹部25,26に対応して
嵌入する。上記各係止突起23,24が上記各係止凹部
25,26に嵌入するときには、これら係止突起23,
24は、まず、上記各外側側壁部17,18の前端側よ
りこれら各外側側壁部17,18間に進入し、これら外
側側壁部17,18を外方側に押圧してやや可撓変位さ
せ、次いで、該各係止凹部25,26に対向する位置に
至ったときに、該各外側側壁部17,18の初期状態へ
の復帰によって、これら係止凹部25,26に嵌合す
る。
【0044】そして、上記天板部材1及び上記底板部材
2は、上記天板部1a及び上記底板部2aの両側側部分
及び後端側部分を互いに係合されて、該天板部1a及び
該底板部2aを互いに平行となし、前方側にスリット状
開口部を形成する。このスリット状開口部は、長さが上
記カートリッジ102の一辺の長さに略々対応してお
り、幅が該カートリッジ102の厚さに略々対応してい
る。このとき、上記各内側側壁部11,12及び内側後
壁部15の下端部は、上記底板部2aの上面部に当接し
ている。また、上記各外側側壁部17,18及び外側後
壁部19の上端部は、上記天板部1aの下面部の周縁部
近傍に当接している。
【0045】また、上記各外側側壁部17,18の外側
面部の上端側に形成された凹部37,38と上記天板部
1a両側縁部近傍とにより、側方溝部7,8が形成され
ている。すなわち、上記外側側壁部17,18の上端縁
は、図11に示すように、上記天板部1aの側方側縁部
に対して、上記各凹部37,38の深さに相当する距離
だけ内側側である位置に当接している。これら側方溝部
7,8は、このディスクカートリッジ用ケース側面部の
前端側より後端側に亘って形成されている。これら側方
溝部7,8の底部の後方側位置には、上記各外側側側壁
部17,18に設けられた切り欠き部41,42と上記
各内側側側壁部11,12に形成された縦溝部39,4
0とによって構成された有底孔がそれぞれ位置してい
る。
【0046】そして、上記スリット状開口部の内方側位
置、すなわち、上記各部材1,2間には、これら各部材
1,2間に挿入されるディスクカートリッジ101を係
止するための一対のロック部材9,10が配設されてい
る。これらロック部材9,10は、ポリアセタール(P
OM)の如き可撓性及び弾発性を有する材料により、図
13乃至図16に示すように、両端側の被保持部44,
45と、これら被保持部44,45間に渡る弾性アーム
部46とを有して、一体的に形成されている。上記各被
保持部44,45は、それぞれ略々円柱形状に形成さ
れ、互いに軸心を平行となしている。そして、上記弾性
アーム部46は、上記各被保持部44,45の周側面部
間に渡る湾曲したアーム状に形成されている。この弾性
アーム部46は、上記各被保持部44,45の軸心に直
交する方向に湾曲形成されており、この湾曲により形成
される膨出部の頂点を該各被保持部44,45に対して
等距離である位置となしている。このロック部材9,1
0の湾曲により形成された膨出部は、上記ディスクカー
トリッジ101を係止するための係止面部47となされ
ている。
【0047】上記各ロック部材9,10は、上記底板部
材2に形成された一対のロック部材取付け部33,34
にそれぞれ保持されて取付けられる。これらロック部材
取付け部33,34は、図17に示すように、上記各外
側側壁部17,18の互いに相対向する内側部に、これ
ら外側側壁部17,18の後方側に位置して形成されて
いる。これらロック部材取付け33,34は、それぞれ
前後一対の保持突起54,55を有している。これら保
持突起54,55は、上記各外側側壁部17,18の下
方部よりそれぞれ内側側に向けて突設され、上記底板部
2aにも連続している。すなわち、これら保持突起5
4,55は、上記各外側側壁部17,18と上記底板部
2aとの隅部に設けられている。これら保持突起54,
55は、上記ロック部材9,10の長さに略々対応する
距離を隔てて相対向して形成されている。これら保持突
起54,55は、互いに相対向する側に、保持凹部5
2,53を有している。これら保持凹部52,53は、
上方側に開放された凹部であって、横断面形状が前後方
向を長径方向とする楕円形、または、長円形の一部をな
している。上記各ロック部材9,10は、上記各被保持
部44,45を上記各保持凹部52,53に対応させて
嵌入させて、上記各保持突起54,55により保持され
ている。
【0048】これらロック部材9,10は、上記各被保
持部44,45の軸心を上記底板部2aに対して垂直と
なし、上記係止面部47を該底板部2aの内方側に向け
ている。すなわち、これらロック部材9,10の湾曲ア
ーム部46は、上記底板部2aの内方側に膨出されたよ
うになされている。そして、これらロック部材9,10
は、上記各湾曲アーム部46の上記各外側側壁部17,
18に接近する方向への弾性変位が可能となされてい
る。このように上記湾曲アーム部46が弾性変位された
とき、上記各被保持部44,45は、上記各保持凹部5
2,53内において、前後方向に移動される。
【0049】一方、上記天板部材1の上記各内側側壁部
11,12は、後方側部分が切り欠かれて、該後方側部
分が、上記各ロック部材9,10の幅に相当する長さだ
け中央部分及び前方側部分よりも上記天板部1aよりの
垂下距離が短くなされている。すなわち、上記各内側側
壁部11,12は、上記各ロック部材保持部33,34
に保持されたロック部材9,10に当接しないようにな
されているとともに、これらロック部材9,10の上記
ロック部材保持部33,34よりの上方への脱落を防止
している。
【0050】なお、上記各ロック部材取付け部33,3
4の裏側、すなわち、上記各外側側壁部17,18の外
側側の後方側位置には、この底板部材2を一体的に射出
成型して形成するときに、いわゆるヒケが発生し易い。
このヒケは、これらロック部材取付け部33,34が設
けられた部分が上記各外側側壁部17,18の他の部分
よりも肉厚となるために、成型時の冷却工程において該
部分が内方側に陥没して生ずる。このようなヒケの発生
を防止するため、上記各外側側壁部17,18の上記各
ロック部材取付け部33,34に対応する位置は、肉逃
げ孔35,36が設けられて中空状態となさている。
【0051】上述のように構成された本発明に係るディ
スクカートリッジ用ケースによって上記ディスクカート
リッジ101を収納して保持するには、上記天板部1a
と上記底板部2aとの間に、図1中に矢印Aで示すよう
に、上記スリット状開口部を介して、上記ディスクカー
トリッジ101を前方部より挿入させる。
【0052】このディスクカートリッジ101の前方部
が上記ディスクカートリッジ用ケースの後方側に達する
と、上記カートリッジ102の前方部の両側側面部は、
上記各ロック部材9,10の係止面部47,47を押圧
して、上記各湾曲アーム部46,46を上記各外側側壁
部17,18に接近させる方向に変位させる。そして、
上記カートリッジ102の前端部が上記ディスクカート
リッジ用ケースの内側側壁部15に略々当接する所定位
置まで挿入されると、上記各ロック部材9,10は、上
記各クランピング凹部110,109に対応して対向さ
せられる。このとき、上記各ロック部材9,10の湾曲
アーム部46,46は、弾性力により初期状態に復帰
し、上記係止面部47,47を上記各クランピング凹部
110,109に対応して嵌入させる。このように上記
各ロック部材9,10の係止面部47,47が上記各ク
ランピング凹部110,109に嵌入されることによ
り、上記カートリッジ102は、係止され、衝撃や振動
等による後方側、すなわち、上記ディスクカートリッジ
用ケースより上記スリット状開口部を介して外方側に抜
け出る方向への移動が規制される。
【0053】また、このとき、上記誤挿入防止突起29
は、上記ディスクカートリッジ101のディスク識別用
凹部111内に嵌入されている。
【0054】そして、このように上記ディスクカートリ
ッジ用ケース内の所定位置となされたディスクカートリ
ッジ101は、上記各部材1,2間に収納され、これら
各部材1,2により保護される。
【0055】このディスクカートリッジ用ケースに収納
されたディスクカートリッジ101をこのディスクカー
トリッジ用ケースより取出すには、上記上方側及び下方
側切り欠き部5,6を介して外方側に臨んだ上記カート
リッジ102の後方部分を手指等により把持し、該ディ
スクカートリッジ用ケースに対して後方側に引っ張る。
すると、上記各ロック部材9,10は、上記カートリッ
ジ102の前方部の両側部によって係止面部47,47
を押圧され、上記各湾曲アーム部46,46を上記各外
側側壁部17,18に接近させる方向に変位させて、上
記カートリッジ102に対する係止を解除する。このと
き、上記ディスクカートリッジ101は、上記スリット
状開口部を介して、このディスクカートリッジ用ケース
より取り出されることが可能となされている。そして、
さらに上記カートリッジ102を後方側に移動させる
と、上記各ロック部材9,10は初期状態に復帰し、ま
た、上記ディスクカートリッジ101は上記ディスクカ
ートリッジ用ケースの外方側に抜き取られる。
【0056】このディスクカートリッジ用ケースにおい
ては、上記各補強部27,28が設けられていることに
より、上記天板部材1及び底板部材2を互いに接合させ
るときやこれら部材1,2が互いに接合された後の温度
変動による該各部材1,2の熱膨張等による上記外側後
壁部19におけるクラック(亀裂)の発生が防止されて
いる。このクラックは、図23及び図24に示すよう
に、上記補強部27,28を設けることなく、上記鍔部
22のみを上記外側側壁部19より突出させるようにし
て設けた場合には、この鍔部22の両端部近傍におい
て、該外側側壁部19の厚み方向に生じ易い。このディ
スクカートリッジ用ケースにおいては、上記各補強部2
7,28が設けられていることにより、上記鍔部22の
端部近傍におけるクラックの発生が防止されている。
【0057】なお、本発明に係るディスクカートリッジ
用ケースにおける補強部は、上述の実施例中に示した如
きリブ状の補強部27,28に限定されず、図22に示
すように、上記外側後壁部19の上記鍔部22及び上記
後方係合溝の両側側となる部分の全面に亘って形成した
補強部28aとしてもよい。すなわち、この場合には、
上記外側後壁部19は、上記鍔部22及び上記後方係合
溝の両側側となる部分が、上記鍔部22の突出量に応じ
て肉厚となされた状態となっている。この場合にも、上
記鍔部22の端部近傍におけるクラックの発生を防止す
ることができる。
【0058】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスクカ
ートリッジ用ケースにおいては、天板部及び側壁部を有
する第1の部材及び/又は底板部及び側壁部を有する第
2の部材は、該側壁部に形成された係合突片の少なくと
も一端側部分に、該係合突片の端部近傍部分より上記天
板部または上記底板部に亘る補強部を有している。
【0059】したがって、このディスクカートリッジ用
ケースにおいては、上記各係合突片同士の係合作業中や
環境温度の変化及び外力の印加があったとき等において
も、該係合突片の端部近傍のクラックの発生が防止され
る。
【0060】すなわち、本発明は、組立て、製造の工程
の簡素化が可能でありながら、環境の変化に対しても充
分な耐久性を有し、収納するディスクカートリッジを確
実に保護することができるディスクカートリッジ用ケー
スを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジ用ケース及
びこのディスクカートリッジ用ケースに収納されるディ
スクカートリッジの構成を示す斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジの構成を示す底面側
より臨んだ斜視図である。
【図3】上記ディスクカートリッジ用ケースの構成を示
す平面図である。
【図4】上記ディスクカートリッジ用ケースの構成を示
す背面図である。
【図5】上記ディスクカートリッジ用ケースの構成を示
す底面図である。
【図6】上記ディスクカートリッジ用ケースの構成を示
す正面図である。
【図7】上記ディスクカートリッジ用ケースの構成を示
す分解斜視図である。
【図8】上記ディスクカートリッジ用ケースを構成する
天板部材の構成を示す底面側より臨んだ斜視図である。
【図9】上記天板部材の構成を示す側面図である。
【図10】上記ディスクカートリッジ用ケースを構成す
る底板部材の構成を示す側面図である。
【図11】上記ディスクカートリッジ用ケースにおける
天板部材と底板部材との側方側における係合状態を示す
要部拡大断面図である。
【図12】上記天板部材と上記底板部材との後方側にお
ける係合状態を示す要部拡大断面図である。
【図13】上記ディスクカートリッジ用ケースを構成す
るロック部材の形状を示す正面側より臨んだ斜視図であ
る。
【図14】上記ロック部材の形状を示す背面側より臨ん
だ斜視図である。
【図15】上記ロック部材の形状を示す平面図である。
【図16】上記ロック部材の形状を示す側面図である。
【図17】上記ディスクカートリッジ用ケースを構成す
る底板部材の形状を示す平面図である。
【図18】上記底板部材の形状を示す正面図である。
【図19】上記ディスクカートリッジ用ケースを構成す
る天板部材の形状を示す正面図である。
【図20】上記天板部材の形状を示す底面図である。
【図21】上記底板部材の要部の構成を示す要部拡大斜
視図である。
【図22】上記底板部材の要部の構成の他の例を示す要
部拡大斜視図である。
【図23】本発明が適用されないディスクカートリッジ
用ケースの底板部材の構成を示す斜視図である。
【図24】本発明が適用されないディスクカートリッジ
用ケースの底板部材の要部の構成を示す要部拡大斜視図
である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・天板部材 1a・・・・・・・・・・天板部 2・・・・・・・・・・・・底板部材 2a・・・・・・・・・・底板部 11,12・・・・・・内側側壁部 13,14・・・・・・側方係合突条 15・・・・・・・・・・・・内側後壁部 16・・・・・・・・・・・・後方係合突条 17,18・・・・・・外側側壁部 19・・・・・・・・・・・・外側後壁部 20,21・・・・・・側方係合溝 22・・・・・・・・・・・・鍔部 27,28・・・・・・補強部 28a・・・・・・・・・・補強部 101・・・・・・・・・・・・ディスクカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/57 G11B 23/02 G11B 23/023

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板部と、この天板部の下面部の両側側
    部分及び後方側部分に下方に向けて突設された側壁部
    と、これら側壁部の下端側に突設された係合突片とを有
    する第1の部材と、 上記天板部と略々同一形状の底板部と、この底板部の上
    面部の両側側部分及び後方側部分に上方に向けて突設さ
    れた側壁部と、これら側壁部の上端側に突設された係合
    突片とを有し、上記各側壁部を上記天板部材の側壁部に
    重ね合わせるとともに上記各係合突片を該天板部材の係
    合突片に係合させ、該底板部の両側側部分及び後方側部
    分を該天板部の両側側部分及び後方側部分に接合させ
    て、該底板部を該天板部に平行となして、該天板部材と
    共働して前方側にスリット状開口部を形成する第2の部
    材とを備え、 上記第1及び/又は第2の部材は、上記係合突片の少な
    くとも一端側部分に、該係合突片の端部近傍部分より上
    記天板部または上記底板部に亘る補強部を有してなるデ
    ィスクカートリッジ用ケース。
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