JP3123146U - バック楽ちんセット - Google Patents

バック楽ちんセット Download PDF

Info

Publication number
JP3123146U
JP3123146U JP2006003077U JP2006003077U JP3123146U JP 3123146 U JP3123146 U JP 3123146U JP 2006003077 U JP2006003077 U JP 2006003077U JP 2006003077 U JP2006003077 U JP 2006003077U JP 3123146 U JP3123146 U JP 3123146U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
sheet
chin
tip
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006003077U
Other languages
English (en)
Inventor
勲夫 太田
路子 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2006003077U priority Critical patent/JP3123146U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3123146U publication Critical patent/JP3123146U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成の冶具を用いて自分の愛用する薬剤などを背中など手の届かない部位に簡単に塗布できる冶具ならびに薬剤塗布補助具をセットで提供する。
【解決手段】背中等自らの手が届かない部位に薬剤を塗布する薬剤塗布具において、少なくとも柄の片方の先端部の形状が球面状であり、これに背面に粘着剤を設けた着脱可能な薬剤塗布シートを貼り付け、薬剤塗布シートの薬剤塗布部に薬剤を塗布して使用するように構成したことを特徴とする薬剤塗布具およびこれに用いる薬剤塗布シート。
【選択図】図2

Description

本発明は、背中など手の届かない部位に他人の手を煩わせることなく薬剤等を塗りつけるための孫の手状薬剤塗布具に関するものである。
背中など手の届かない部位に軟膏などの薬剤を塗布するには通常人の手を借りざるを得ない状況であった。これを解決するため一人で軟膏、湿布薬等を塗りつける孫の手状薬塗り具は各種のものが提案されてきた。一つには直接軟膏等の入ったチューブを孫の手の先端に取り付けるもの、またローラを先端部に設けて薬剤を塗布するもの、貼り薬も使用できる様にローラを設けたものなど各種のものが提案されてきたが未だに広く普及するに至っていない。
従来提案された孫の手状薬剤塗布具はローラ付きなど構成が複雑であったり、塗布、貼付のほか位置認識突起、薬剤保護カバー付きなど多用途ではあるがどうしても複雑、高価にならざるを得ず、複雑ゆえに高齢者にとっては使いづらかったり使い方によっては器具そのものによって背中に引っ掻き傷などのダメージを与えてしまう危険を伴なうものであった。

特開1997-225038号公報 特開1998-075986号公報 特開1999-076421号公報 特開1999-178933号公報 特開2001-321449号公報 特開2002-058749号公報 特開2002-136602号公報 特開2003-102774号公報 特開2004-209011号公報 特開2004-209047号公報 特開2005-205131号公報 特開2005-278869号公報 特開2006-020862号公報 特開2006-034929号公報 特開2006-075563号公報 実用新案登録第3032904号公報 実用新案登録第3083807号公報 実用新案登録第3088728号公報 実用新案登録第3096652号公報
解決しようとする問題点は、簡単な構成の冶具を用いて自分の愛用する薬剤などを背中など手の届かない部位に簡単に塗布できる冶具ならびに薬剤塗布補助具をセットで開発することである。
本発明は、孫の手状柄の片方先端部に薬剤を装着して背中等自らの手が届かない部位に薬剤を塗布する薬剤塗布具において、少なくとも柄の片方の先端部が凸状で、背面に粘着剤、表面に薬剤塗布層を設けた着脱可能な薬剤塗布補助具を凸状部に貼り付けるように構成したことを特徴とした薬剤塗布具であり、この目的の薬剤塗布具ならびに薬剤塗布補助具はバック(背中)を楽に、爽快にしてくれるものであるからそれぞれバック楽ちん棒、バック楽ちんシートと呼称する。
本発明のバック楽ちんセットは、広く普及している孫の手の先端部形状を、本目的に合致するように改良を加え肌にやさしく接触する球面状とし、新たにこれに用いるのにふさわしい、背面に粘着剤、前面にガーゼやコットン綿を設けた着脱容易なバック楽ちんシートを球面にかぶせ、シートの薬剤塗布層に必要量の薬剤を塗りつけて使用するもので、使用の都度新鮮で衛生的なものを使用でき、着衣をつけたままで誰でも簡単に手の届かない部位に薬剤を塗りつけることができるようになった。
本発明のバック楽ちんセットは薬剤塗布具としてのバック楽ちん棒ならびに薬剤塗布補助具として専用のバック楽ちんシートを使用するものであり、以下に実施態様について述べる。
図1は、本発明のバック楽ちんセットの全体図を示し、竹製、木製、プラスチック製ないし金属製のバック楽ちん棒(柄)1の少なくとも1方の先端部2は突起部を有している。
図2は図1の先端部2の斜視図を示し、形状は球面状凸面をなしており、凸面を覆うようにバック楽ちんシート3が設けられており、バック楽ちんシート3の一方の端は先端部2のたとえば背面に接着し、他端は凸面の外側に貼り付けられている。
バック楽ちんシート3の薬剤塗布層6に軟膏などの所定薬剤を使用の都度塗りつけて使用し、使用後はバック楽ちんシート3はバック楽ちん棒1の凸状端部から剥がして捨て去ればよい。
図3にバック楽ちんシート3の断面構成を示す。
紙、コットン、プラスチックなどの基材シート5の前面に滅菌処理された新鮮なガーゼやコットン綿などの柔らかい薬剤塗布部6を有し、背面に粘着剤7が設けられて構成されている。
図4に使用前のバック楽ちんシートの一例を示す。取り扱い上、粘着剤面には剥離シートが必要であり、薬剤塗布層も衛生上保護シートが必要であり、図4ではこれらを兼務する保護シート8が図示してある。使用前は図のA−Bラインで折り曲げて保存されており、使用の際は保護シート8を剥離し、一端をたとえば端部2の凸面の外側に貼り付け、他端を凸部の下部に貼付する。図4でバック楽ちんシートの一部にくびれ(C−Dライン)を設けているのは図2のC−Dラインで折り曲げた時シートの両端でカドが生じるのを避けるためである。ついで軟膏などの薬剤4を凸部の薬剤塗布部6に塗りつけて使用される。
図5は竹などを折り曲げて構成した本発明で使用するバック楽ちん棒の先端部の他の形状の例を示すが、これらの形状に限られるものではなく、着衣のままで挿入し易い凸状形状であり、バック楽ちんシート3が簡単に、しっかりと貼付できかつ使用時に背中にダメージを与えることなく快適にフィットするような形状が選ばれるべきである。バック楽ちん棒1の他の先端を本来の孫の手として使用するような形状に構成しておけば、本願のバック楽ちん棒は薬剤塗布と孫の手の両方の目的を果たせるものとなる。
そもそも背中など手の届かない部位に、人手を煩わさず薬剤を自らの手で塗布するのに必要な要件は以下の通りである。(1)柄の外端から突起部の外端までの奥行きは5mm〜35mm程度が好ましい。冬場などにも塗布したい場合が生じるから着衣のままで塗布するには、突起部があまりに出っ張ると首の背面部より背中に挿入しにくい上に、塗布した薬剤が着衣や目的箇所以外の肩や背中に付着してしまい易い。しかしあまり突起部が小さいと薬剤を塗布している部位の感触が得にくくまた薬剤を目的箇所に均一に塗布しにくい。突起部の幅は特に限定はないが通常20〜40mm辺りが適当である。(2)突起部は鋭利なカドがないことが必須である。突起部と反対の面は挿入時に着衣に接し易いからカドがあると着衣へのひっかかりが生じ易く対象部位へのスムーズな挿入の障害になる。また突起部側にカドがあると誤って皮膚に傷をつける恐れが生じるからである。(3)柄の長さは身長や腕の長さによって多少個人差はあるが、おおむね市販の孫の手程度すなわち40cm前後が適切である。(4)バック楽ちんシートはしっかりと突起部に装着されていないと途中で剥がれたりすると着衣を汚す。一方薬剤塗布が終わった時点では簡単に剥がせて常に清潔、新鮮なものが簡単に使える必要があり背面粘着剤型が最適である。バック楽ちんシートに固めの基材シートを用いる場合は当然カドを極力なくしておくことが必要であり、図2および図4で述べた通り、先端突起部の形状に対応して折り曲げカドが生じないようにあらかじめシートにくびれを入れておくのが望ましい。以上の点で背面に粘着剤を設けたバック楽ちんシートを突起部を有するバック楽ちん棒に適用することによって、たいした出っ張りを作らない、カドを作らない、取り外しが容易、着衣のままで操作が可能という高齢者にとっても極めて扱い易い薬剤塗布具が実現する。

広く用いられている孫の手は背中のかゆい部位を掻くためのもので、先端部がL字型などの形状をしており、かゆさを軽減するためのものであるがゆえに引っ掻き効果がなければならず、すべすべした凸面形状では役にたたず、本発明のバック楽ちんシートを市販の孫の手に適用するのはふさわしくなかった。また救急絆創膏やファーストエイド製品として重宝されているたとえば商品名「バンドエイド」で知られる、絆創膏に滅菌したガーゼが貼り付けられたものは傷口を応急処置するにはふさわしいものであるが、薬剤塗布面と粘着剤面が同一面上にあるため本願目的には使用するのにはふさわしくない。一方女性が生理時に使用する目的で表面にコットンシート、背面に粘着剤が設けられたものが市販されており、薬剤塗布面と粘着剤層が反対側である点本願目的に合致しているが、あくまでも生理対策用のもので形状、サイズなど本願のすっきりシートに適用するのにはふさわしいものではなかった。
本発明の一方端に突部を有する孫の手状柄の先端部に、シート前面にガーゼやコットン綿を、背面に粘着剤を設けたバック楽ちんシートを装着し、これに薬剤を塗布して、自分の手の届かない部位に薬剤を塗りつけて、使用後はバック楽ちんシートを剥がして廃棄することによって、自分に必要な薬剤を常に新鮮で衛生的な状態で使用できるようになり、従来のように人の手を煩わせる必要から開放された。勿論薬剤ばかりでなく背中など手の届かない部位にローションや日焼け止めなどを塗るのにも快適に利用できることは言うまでもない。
本発明のバック楽ちんセットを示すものである。 図1の先端突起部2にバック楽ちんシートを設けた時の斜視図である。 本発明に使用するバック楽ちんシートの構成を示す断面図である。 本発明で使用するバック楽ちんシートの使用前の状態を示す一例である。 本発明で使用するバック楽ちん棒の先端突起部にバック楽ちんシートを貼付し、薬剤を塗布した他の例である。
符号の説明
1 バック楽ちん棒
2 バック楽ちん棒の片方の先端部
3 バック楽ちんシート
4 薬剤
5 基材シート
6 薬剤塗布部
7 粘着剤
8 剥離兼保護シート

Claims (3)

  1. 孫の手状柄の片方先端部に薬剤を装着して背中等自らの手が届かない部位に薬剤を塗布する薬剤塗布具において、少なくとも柄の片方の先端部が凸状で、背面に粘着剤、表面に薬剤塗布層を設けた着脱可能なシートを凸状部に貼り付けるように構成したことを特徴としたバック楽ちんセット。
  2. 請求項1のバック楽ちんセットに使用する柄は木製、竹製、プラスチック製、金属製のいずれかであり、凸状先端部の形状が球面状であることを特徴としたバック楽ちん棒。
  3. 請求項1のバック楽ちんセットおよび請求項2のバック楽ちん棒に使用する薬剤塗布シートは、紙、コットン、プラスチックシートなどの基材シートの片側にガーゼ、コットン綿などの薬剤塗布層が設けられており、裏面に粘着剤が設けられ、使用前には粘着剤及び薬剤塗布層を保護するための包装がなされていることを特徴としたバック楽ちんシート。
JP2006003077U 2006-04-22 2006-04-22 バック楽ちんセット Expired - Lifetime JP3123146U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003077U JP3123146U (ja) 2006-04-22 2006-04-22 バック楽ちんセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003077U JP3123146U (ja) 2006-04-22 2006-04-22 バック楽ちんセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3123146U true JP3123146U (ja) 2006-07-06

Family

ID=43473167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006003077U Expired - Lifetime JP3123146U (ja) 2006-04-22 2006-04-22 バック楽ちんセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3123146U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200416533Y1 (ko) 피부미용팩
KR20090066415A (ko) 흉터 방지용 탄력 밴드
JP3123146U (ja) バック楽ちんセット
CN1293953A (zh) 药物癣可贴
KR20130024281A (ko) 손미용 장갑
CN210078049U (zh) 一种手部烧伤敷药装置
TWM423535U (en) Palm keratin and thick callus removal device
KR200390977Y1 (ko) 일회용밴드
JP3115897U (ja) 甲部スキンケアシート
JP2578261Y2 (ja) 湿布剤
JP3171007U (ja) 腕肩美容パックシート
CN205054588U (zh) 水刺无纺布硅胶医用胶贴
JP3089772U (ja) 指サック
JP5695263B1 (ja) 医療用の指先保護部材
CN209951563U (zh) 预剪切肌内效贴
CN213373017U (zh) 指尖包覆创可贴
JP3244151U (ja) 粘着テープで肌に直接貼り付けない傷用パッド
KR200293549Y1 (ko) 위생적인 처리가 가능한 생리대
JPH11157250A (ja) 指サック
CN213099312U (zh) 一种药液泡指套
JP3003260U (ja) パッド付き絆創膏
CN208677632U (zh) 一种口腔护理装置
JP3186899U (ja) ネイル装飾除去シート
JP3214427U (ja) 皮膚科医が考案した一人暮らしの人にも簡単にできる軟膏塗布具(ointment applier)
JP3104194U (ja) 化粧用防水パフ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S801 Written request for registration of abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R321801

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S801 Written request for registration of abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R321801

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 3

S801 Written request for registration of abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R321801

ABAN Cancellation of abandonment
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350