JP3122970U - 直動軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化および高剛性化を容易に図れ、高精度に直動させることが可能な直動軸受装置の提供。
【解決手段】直動軸受装置100に、軸方向と直交する断面が正方形の柱状に形成された第1部材110と、この第1部材110の側面111と対向する対向面123が側面111と平行な平面状に形成された第2部材120と、を設けている。第1部材110および第2部材120の間に、球状の複数の転動体130を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナ140を設けている。
【選択図】図1
【解決手段】直動軸受装置100に、軸方向と直交する断面が正方形の柱状に形成された第1部材110と、この第1部材110の側面111と対向する対向面123が側面111と平行な平面状に形成された第2部材120と、を設けている。第1部材110および第2部材120の間に、球状の複数の転動体130を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナ140を設けている。
【選択図】図1
Description
本考案は、柱状の第1部材と、この第1部材の側面を覆う第2部材と、を備え、第1部材および第2部材のうち一方を他方に対して第1部材の軸方向に案内する直動軸受装置に関する。
従来、柱状の第1部材、および、この第1部材を略囲む第2部材のうち一方を、他方に対して第1部材の軸方向に直動させる構成が知られている。
このような構成において、低摩擦で高精度な直線案内が必要な場合、静圧空気軸受装置が利用される。
しかしながら、静圧空気を利用する場合、剛性が低いため、高い剛性を得るためには広い軸受面積が必要であり、ボールを利用する構成や、ころを利用する構成(例えば特許文献1ないし特許文献3参照)と比べて、機器の小型化が困難であるという問題があった。
しかしながら、静圧空気を利用する場合、剛性が低いため、高い剛性を得るためには広い軸受面積が必要であり、ボールを利用する構成や、ころを利用する構成(例えば特許文献1ないし特許文献3参照)と比べて、機器の小型化が困難であるという問題があった。
ボールを利用する構成としては、図6に示すように、略棒状のガイド900に断面V形状のV溝901を形成し、このような2個のガイド900をV溝901が対向する状態で図示しない第1部材および第2部材のそれぞれに設ける。そして、対向するV溝901の間にボール950を配設して、ボール950の回転により、第1部材を第2部材に対して直動させる構成が採られている。
さらに、ボールを利用する他の構成としては、図7に示すように、ガイド910に断面円弧状の円弧溝911を形成し、2個のガイド910を円弧溝911が対向する状態で第1部材および第2部材のそれぞれに設ける。そして、対向する円弧溝911の間にボール950を配設して、第1部材を第2部材に対して直動させる構成が採られている。
また、特許文献1に記載のものは、リテーナに直動方向に配列された2個のポケットに、円柱形のころをそれぞれはめ込んでいる。さらに、一対のサイドカバーの間にリテーナ、ころなどを組み込んだ状態で、サイドカバーをインナーレースの両側部に取り付けている。このインナーレースは、ころが転動できる平らな転動面を有している。
また、インナーレースを第2軸に固定するとともに、アウターレースを箱軸に仮止めする。次に、箱軸に第2軸を挿入して、六角穴付き止めねじでアウターレースを押圧し、アウターレースをころに当接させる。そして、アウターレースを箱軸に固定することにより、箱軸に対して第2軸を軸方向に移動自在に支持する構成が採られている。
また、インナーレースを第2軸に固定するとともに、アウターレースを箱軸に仮止めする。次に、箱軸に第2軸を挿入して、六角穴付き止めねじでアウターレースを押圧し、アウターレースをころに当接させる。そして、アウターレースを箱軸に固定することにより、箱軸に対して第2軸を軸方向に移動自在に支持する構成が採られている。
特許文献2に記載のものは、八角形状の軸部と、八角形断面の貫通孔を有し軸部に外嵌されるガイドブッシュと、を備えている。また、軸部の外平面およびガイドブッシュの内平面の間に予圧状態で介在され上下に並列された複数のローラと、これらローラを自転自在に保持する八角筒状のリテーナと、を備えている。
そして、ローラを自転させることにより、ガイドブッシュを直動させる構成が採られている。
そして、ローラを自転させることにより、ガイドブッシュを直動させる構成が採られている。
特許文献3に記載のものは、内周面が正六角形断面に形成された固定スリーブと、外形が正六角形断面の出力スリーブと、を備えている。また、固定スリーブおよび出力スリーブの間の6つの隙間には、多数のローラが軸線方向に転がり可能に一定の間隔で介在されている。さらに、これらローラを各別に収容する矩形の貫通孔群を6つの平面部に形成した略六角筒状のローラ保持器が固定スリーブおよび出力スリーブの隙間に介在されている。
そして、多数のローラが転がることにより、出力スリーブを直動させる構成が採られている。
そして、多数のローラが転がることにより、出力スリーブを直動させる構成が採られている。
しかしながら、上述したような図6,7に示すようなボールを利用する構成では、差動すべりが発生して摩擦抵抗が大きくなり、スムーズに直動させることができないおそれがある。さらに、ガイド900,910の長さ方向に沿って、すなわち一列でしかボール950を配設できないため、高い剛性を得られないおそれがある。
さらに、図6,7や特許文献1ないし特許文献3に記載のような構成では、1つの当接面に対して、ボール950やころを1個、あるいは複数個のころを一方向に並ぶ状態に設けているので、当接面の粗さや形状精度、ボール950やころの真円度により、高精度に直動させることができないおそれがある。
さらに、図6,7や特許文献1ないし特許文献3に記載のような構成では、1つの当接面に対して、ボール950やころを1個、あるいは複数個のころを一方向に並ぶ状態に設けているので、当接面の粗さや形状精度、ボール950やころの真円度により、高精度に直動させることができないおそれがある。
本考案の目的は、このような実情などに鑑みて、小型化および高剛性化を容易に図れ、高精度に直動させることが可能な直動軸受装置を提供することである。
本考案の直動軸受装置は、柱状の第1部材と、この第1部材の軸方向と平行な側面を覆う第2部材と、を備え、前記第1部材および前記第2部材のうち一方を他方に対して前記第1部材の軸方向に案内する直動軸受装置において、前記第1部材は、前記軸方向と直交する断面が多角形の柱状に形成され、前記第2部材は、前記第1部材の前記側面に対向する対向面が前記側面と平行な平面状を有する形状に形成され、球状の複数の転動体と、前記第1部材の側面および前記第2部材の対向面の間に設けられ、前記複数の転動体を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナと、を備えることを特徴とする。
この考案によれば、軸方向と直交する断面が多角形の柱状に形成された第1部材、および、この第1部材の側面と対向する対向面が第1部材の側面と平行な平面状に形成された第2部材の間に、球状の複数の転動体を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナを設けている。
このため、第1部材の側面および第2部材の対向面を平行な状態とし、これらの間で転動体を転がらせる構成としているので、図6,7に示すような従来の構成と比べて差動すべりの発生を抑制可能となる。したがって、摩擦抵抗を低減させることが可能となり、第1部材および第2部材のうちいずれか一方を他方に対してスムーズに直動させることが可能となる。
また、第1部材の1つの側面に対して、複数の転動体を複数列状に並べた状態で設けているので、高剛性化を容易に図ることが可能となる。さらに、第1部材の側面や第2部材の対向面の粗さや形状精度、転動体の真円度に誤差が生じたとしても、これらを平均化させることが可能となり、高精度に直動させることが可能となる。
さらに、球状の転動体を利用しているので、静圧空気を利用する構成と比べて容易に小型化を図ることが可能となる。
このため、第1部材の側面および第2部材の対向面を平行な状態とし、これらの間で転動体を転がらせる構成としているので、図6,7に示すような従来の構成と比べて差動すべりの発生を抑制可能となる。したがって、摩擦抵抗を低減させることが可能となり、第1部材および第2部材のうちいずれか一方を他方に対してスムーズに直動させることが可能となる。
また、第1部材の1つの側面に対して、複数の転動体を複数列状に並べた状態で設けているので、高剛性化を容易に図ることが可能となる。さらに、第1部材の側面や第2部材の対向面の粗さや形状精度、転動体の真円度に誤差が生じたとしても、これらを平均化させることが可能となり、高精度に直動させることが可能となる。
さらに、球状の転動体を利用しているので、静圧空気を利用する構成と比べて容易に小型化を図ることが可能となる。
本考案の直動軸受装置において、前記転動体は、前記第1部材および前記第2部材により予圧された状態で設けられていることが好ましい。
この考案によれば、転動体を第1部材および第2部材により予圧された状態で設けている。
このため、ラジアル方向およびアキシアル方向の軸変位に対する剛性を高めることが可能となる。また、より高精度に直動させることが可能となる。
このため、ラジアル方向およびアキシアル方向の軸変位に対する剛性を高めることが可能となる。また、より高精度に直動させることが可能となる。
本考案の直動軸受装置において、前記リテーナは、互いに隣り合う前記列の間隔と、前記列を構成する前記転動体の間隔と、が等しい状態で前記転動体を保持していることが好ましい。
この考案によれば、リテーナにて、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体の間隔と、が等しい状態で転動体を保持している。
このため、第1部材の側面および転動体の接触部分の間隔を、列が並ぶ方向および列の方向で均一にすることにより、第1部材の側面における単位面積あたりの予圧を略均一にすることが可能となる。したがって、さらに高精度に直動させることが可能となる。
このため、第1部材の側面および転動体の接触部分の間隔を、列が並ぶ方向および列の方向で均一にすることにより、第1部材の側面における単位面積あたりの予圧を略均一にすることが可能となる。したがって、さらに高精度に直動させることが可能となる。
本考案の直動軸受装置において、前記第1部材の側面および前記第2部材の対向面のうち少なくともいずれか一方は、ラップ加工により平面状に形成されていることが好ましい。
この考案によれば、第1部材の側面および第2部材の対向面のうち少なくともいずれか一方の面を、ラップ加工により平面状に形成している。
このため、ラップ加工した面の形状精度を高めることが可能となり、より高精度に直動させることが可能となる。
このため、ラップ加工した面の形状精度を高めることが可能となり、より高精度に直動させることが可能となる。
本考案の直動軸受装置において、前記第1部材の側面および前記第2部材の対向面のうち少なくともいずれか一方は、ポリシング加工により平面状に形成されていることが好ましい。
この考案によれば、第1部材の側面および第2部材の対向面のうち少なくともいずれか一方の面を、ポリシング加工により平面状に形成している。
このため、ポリシング加工した面の形状精度を、ラップ加工した場合よりも高めることが可能となり、さらに高精度に直動させることが可能となる。
このため、ポリシング加工した面の形状精度を、ラップ加工した場合よりも高めることが可能となり、さらに高精度に直動させることが可能となる。
本考案の直動軸受装置において、前記リテーナは、前記第1部材の複数の連続する前記側面にわたって一体的に設けられていることが好ましい。
この考案によれば、リテーナを、複数の連続する第1部材の側面にわたって一体的に設けている。
このため、リテーナを側面ごとに別体として設ける構成と比べて、リテーナの配設作業を容易にすることが可能となり、製造性の向上を容易に図れる。
このため、リテーナを側面ごとに別体として設ける構成と比べて、リテーナの配設作業を容易にすることが可能となり、製造性の向上を容易に図れる。
本考案の直動軸受装置において、前記第2部材は、前記第1部材の全ての前記側面を覆う筒状に形成され、前記リテーナは、前記第1部材の全ての前記側面および前記第2部材の対向面の間に設けられていることが好ましい。
この考案によれば、第2部材を、第1部材の全ての側面を覆う筒状に形成している。さらに、リテーナを第1部材の全ての側面および第2部材の対向面の間に設けている。
このため、第1部材の全ての側面に転動体を設けることにより、さらなる高剛性化を図れる。また、直動方向に交差するあらゆる方向に対する遊びがないため、さらに高精度に直動させることが可能となる。さらに、第1部材および第2部材の間への、第1部材の軸方向と交差する方向からの異物の侵入を抑制可能となり、高精度な直動を長期間維持することが可能となる。
このため、第1部材の全ての側面に転動体を設けることにより、さらなる高剛性化を図れる。また、直動方向に交差するあらゆる方向に対する遊びがないため、さらに高精度に直動させることが可能となる。さらに、第1部材および第2部材の間への、第1部材の軸方向と交差する方向からの異物の侵入を抑制可能となり、高精度な直動を長期間維持することが可能となる。
本考案の直動軸受装置において、前記第1部材は、前記軸方向と直交する断面が正多角形の柱状に形成され、前記第2部材は、前記第1部材の前記断面の形状に対応する断面正多角形の筒状に形成されていることが好ましい。
この考案によれば、第1部材を軸方向と直交する断面が正多角形の柱状に形成するとともに、第2部材を第1部材の断面形状に対応する断面正多角形の筒状に形成している。
このため、転動体が設けられる全ての側面の大きさを同一にすることにより、全ての側面に対して同一状態で転動体を設けることが可能となり、さらに高精度に直動させることが可能となる。
このため、転動体が設けられる全ての側面の大きさを同一にすることにより、全ての側面に対して同一状態で転動体を設けることが可能となり、さらに高精度に直動させることが可能となる。
本考案の直動軸受装置において、前記第2部材は、前記第1部材の前記側面における一部分以外の部分を覆う断面略コ字状の筒状に形成されていることが好ましい。
この考案によれば、第2部材を第1部材の側面における一部分以外の部分を覆う断面略コ字状の筒状に形成している。
このため、第1部材における第2部材で覆われていない部分に、転動体およびリテーナを設けない構成となるので、直動案内させる対象である被案内物の配設位置を、第1部材の直動方向両端側や、転動体などが設けられない部分すなわち断面コ字状の開口部分に設定することが可能となる。一方、第2部材を第1部材の全ての側面を覆う筒状に形成した場合、被案内物の配設位置を第1部材の直動方向両端側のみにしか設定できない。
したがって、直動軸受装置の汎用性を高めることが可能となり、利用拡大を容易に図ることが可能となる。
このため、第1部材における第2部材で覆われていない部分に、転動体およびリテーナを設けない構成となるので、直動案内させる対象である被案内物の配設位置を、第1部材の直動方向両端側や、転動体などが設けられない部分すなわち断面コ字状の開口部分に設定することが可能となる。一方、第2部材を第1部材の全ての側面を覆う筒状に形成した場合、被案内物の配設位置を第1部材の直動方向両端側のみにしか設定できない。
したがって、直動軸受装置の汎用性を高めることが可能となり、利用拡大を容易に図ることが可能となる。
本考案の直動軸受装置において、前記第1部材は、前記軸方向と直交する断面がN(Nは4以上の偶数)角形の柱状に形成され、前記第2部材は、前記第1部材の互いに対向する一対の前記側面以外の前記側面を覆う形状に形成されていることが好ましい。
この考案によれば、第1部材を軸方向と直交する断面がN(Nは4以上の偶数)角形の柱状に形成するとともに、第2部材を第1部材の互いに対向する一対の側面以外の側面を覆う形状に形成している。
このため、第1部材における互いに対向する一対の側面に、転動体およびリテーナを設けない構成となるので、被案内物の配設位置を、第1部材の直動方向両端側や、転動体などが設けられない一対の側面側に設定することが可能となる。一方、第2部材を第1部材の全ての側面を覆う筒状に形成した場合、被案内物の配設位置を第1部材の直動方向両端側のみにしか設定できない。
したがって、直動軸受装置の汎用性を高めることが可能となり、利用拡大を容易に図ることが可能となる。
また、第1部材の互いに対向する一対の側面における転動体の配設状態を、全ての対向する一対の側面について等しくすることが可能となる。一方、第2部材を断面略コ字状の筒状に形成する場合、断面略コ字状の開口部に対向する側面と、この側面に対向する側面と、における転動体の配設状態を等しくすることができない。
したがって、より高精度に直動させることが可能となる。
このため、第1部材における互いに対向する一対の側面に、転動体およびリテーナを設けない構成となるので、被案内物の配設位置を、第1部材の直動方向両端側や、転動体などが設けられない一対の側面側に設定することが可能となる。一方、第2部材を第1部材の全ての側面を覆う筒状に形成した場合、被案内物の配設位置を第1部材の直動方向両端側のみにしか設定できない。
したがって、直動軸受装置の汎用性を高めることが可能となり、利用拡大を容易に図ることが可能となる。
また、第1部材の互いに対向する一対の側面における転動体の配設状態を、全ての対向する一対の側面について等しくすることが可能となる。一方、第2部材を断面略コ字状の筒状に形成する場合、断面略コ字状の開口部に対向する側面と、この側面に対向する側面と、における転動体の配設状態を等しくすることができない。
したがって、より高精度に直動させることが可能となる。
本考案の直動軸受装置において、前記第2部材は、前記対向面を有する複数の分割部材を組み合わせることにより形成されていることが好ましい。
この考案によれば、第2部材を、対向面を有する複数の分割部材を組み合わせることにより形成している。
このため、第2部材を1つの部材で形成する構成と比べて、転動体、リテーナの配置作業を容易にすることが可能となり、製造性の向上をより容易に図れる。
このため、第2部材を1つの部材で形成する構成と比べて、転動体、リテーナの配置作業を容易にすることが可能となり、製造性の向上をより容易に図れる。
[第1実施形態]
以下に、本考案の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
以下に、本考案の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔直動軸受装置の構成〕
まず、本考案の第1実施形態に係る直動軸受装置の構成について説明する。
図1は、本考案の第1実施形態に係る直動軸受装置の正面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。図3は、直動軸受装置の要部を拡大した正面図である。
まず、本考案の第1実施形態に係る直動軸受装置の構成について説明する。
図1は、本考案の第1実施形態に係る直動軸受装置の正面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。図3は、直動軸受装置の要部を拡大した正面図である。
直動軸受装置100は、図1,2に示すように、断面正方形の柱状(以下、断面正方形柱状と称す)に形成されている。この直動軸受装置100は、断面正方形柱状の例えば軸方向一端側に取り付けられる被案内物10を、軸方向に沿って直動させる状態に案内する。ここで、被案内物10としては、被測定物の輪郭や表面粗さを測定する測定器のプローブが例示できる。
そして、直動軸受装置100は、柱状の第1部材110と、この第1部材110の側面111を覆う第2部材120と、球状の複数の転動体130と、第1部材110および第2部材120の間に設けられ転動体130を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナ140と、を備えている。
そして、直動軸受装置100は、柱状の第1部材110と、この第1部材110の側面111を覆う第2部材120と、球状の複数の転動体130と、第1部材110および第2部材120の間に設けられ転動体130を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナ140と、を備えている。
第1部材110は、金属など剛性を有する材料により、断面正方形の角隅部が曲線状を有する断面正方形柱状に形成されている。なお、第1部材110を構成する材料としては、プラスチックを適用してもよい。
この第1部材110の4個の側面111は、ポリシング加工により平面状に形成されている。また、第1部材110の軸方向一端側には、図2に示すように、プローブなどの被案内物10が取り付けられる。
この第1部材110の4個の側面111は、ポリシング加工により平面状に形成されている。また、第1部材110の軸方向一端側には、図2に示すように、プローブなどの被案内物10が取り付けられる。
第2部材120は、第1部材110を、その軸方向に沿って直動させる状態に案内する。この第2部材120は、第1部材110と同様の材料により、断面正方形の筒状に形成されている。この第2部材120は、第1部材110の軸方向寸法よりも小さい軸方向寸法の筒状に形成されている。
また、第2部材120は、長方形板状の2個の幅広板状部材121と、この幅広板状部材121と等しい厚さ寸法を有するとともに幅広板状部材121よりも小さい幅寸法を有する長方形板状の2個の幅狭板状部材122と、を備えている。ここで、幅広板状部材121および幅狭板状部材122は、本考案の分割部材として機能している。
そして、第2部材120は、幅広板状部材121が対向する状態で設けられ、この幅広板状部材121の幅方向両端側に幅狭板状部材122が立設する状態で設けられることにより、断面正方形の筒状に形成されている。
また、第2部材120の第1部材110の側面111と対向する対向面123は、ポリシング加工により側面111と平行な平面状に形成されている。
また、第2部材120は、長方形板状の2個の幅広板状部材121と、この幅広板状部材121と等しい厚さ寸法を有するとともに幅広板状部材121よりも小さい幅寸法を有する長方形板状の2個の幅狭板状部材122と、を備えている。ここで、幅広板状部材121および幅狭板状部材122は、本考案の分割部材として機能している。
そして、第2部材120は、幅広板状部材121が対向する状態で設けられ、この幅広板状部材121の幅方向両端側に幅狭板状部材122が立設する状態で設けられることにより、断面正方形の筒状に形成されている。
また、第2部材120の第1部材110の側面111と対向する対向面123は、ポリシング加工により側面111と平行な平面状に形成されている。
転動体130は、例えば金属など剛性を有する材料により球状に形成されている。
これら転動体130は、図3に示すように、互いに平行に設けられた第1部材110の側面111および第2部材120の対向面123により、予圧された状態で設けられている。
これら転動体130は、図3に示すように、互いに平行に設けられた第1部材110の側面111および第2部材120の対向面123により、予圧された状態で設けられている。
リテーナ140は、第1部材110の全ての側面111を覆う断面正方形の筒状に形成されたリテーナ基部141を備えている。
このリテーナ基部141は、側面111および対向面123の間隔よりも小さい厚さ寸法を有している。また、リテーナ基部141は、転動体130の直径寸法よりも若干大きい内径寸法を有する260個の転動体保持孔142を備えている。
このリテーナ基部141は、側面111および対向面123の間隔よりも小さい厚さ寸法を有している。また、リテーナ基部141は、転動体130の直径寸法よりも若干大きい内径寸法を有する260個の転動体保持孔142を備えている。
転動体保持孔142は、転動体130の外縁を転がり可能に保持する。そして、これら転動体保持孔142は、第1部材110の軸方向に沿って等しい間隔で13個並び、かつ、第1部材110の外周方向に沿って略等しい間隔で20個並ぶ状態で設けられている。
具体的には、転動体保持孔142は、各側面111に対して、軸方向に沿って間隔L1で13個並び、かつ、この軸方向と直交する外周方向に沿って間隔L1で5個並ぶ状態で設けられている。
すなわち、リテーナ140は、転動体130を、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体130の間隔と、が等しい状態で保持する。
具体的には、転動体保持孔142は、各側面111に対して、軸方向に沿って間隔L1で13個並び、かつ、この軸方向と直交する外周方向に沿って間隔L1で5個並ぶ状態で設けられている。
すなわち、リテーナ140は、転動体130を、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体130の間隔と、が等しい状態で保持する。
〔第1実施形態の作用効果〕
上述した第1実施形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
上述した第1実施形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)直動軸受装置100に、軸方向と直交する断面が正方形の柱状に形成された第1部材110、および、この第1部材110の側面111と対向する対向面123が側面111と平行な平面状に形成された第2部材120の間に、球状の複数の転動体130を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナ140を設けている。
このため、図3に示すように、側面111および対向面123を平行な状態とし、これらの間で転動体130を転がらせる構成としているので、図6,7に示すような従来の構成と比べて差動すべりの発生を抑制できる。したがって、摩擦抵抗を低減させることができ、第1部材110を第2部材120に対してスムーズに直動させることができる。
また、1つの側面111に対して、複数の転動体130を複数列状に並べた状態で設けているので、高剛性化を容易に図ることができる。
さらに、側面111や対向面123の粗さや形状精度、転動体130の真円度に誤差が生じたとしても、これらを平均化させることができ、高精度に直動させることができる。
さらに、球状の転動体130を利用しているので、静圧空気を利用する構成と比べて容易に小型化を図ることができる。
このため、図3に示すように、側面111および対向面123を平行な状態とし、これらの間で転動体130を転がらせる構成としているので、図6,7に示すような従来の構成と比べて差動すべりの発生を抑制できる。したがって、摩擦抵抗を低減させることができ、第1部材110を第2部材120に対してスムーズに直動させることができる。
また、1つの側面111に対して、複数の転動体130を複数列状に並べた状態で設けているので、高剛性化を容易に図ることができる。
さらに、側面111や対向面123の粗さや形状精度、転動体130の真円度に誤差が生じたとしても、これらを平均化させることができ、高精度に直動させることができる。
さらに、球状の転動体130を利用しているので、静圧空気を利用する構成と比べて容易に小型化を図ることができる。
(2)転動体130を、第1部材110および第2部材120により予圧された状態で設けている。
このため、ラジアル方向およびアキシアル方向の軸変位に対する剛性を高めることができる。また、より高精度に直動させることができる。
このため、ラジアル方向およびアキシアル方向の軸変位に対する剛性を高めることができる。また、より高精度に直動させることができる。
(3)リテーナ140にて、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体130の間隔と、が等しい状態で転動体130を保持している。
このため、側面111および転動体130の接触部分の間隔を、列が並ぶ方向および列の方向で均一にすることにより、側面111における単位面積あたりの予圧を略均一にすることができる。したがって、さらに高精度に直動させることができる。
このため、側面111および転動体130の接触部分の間隔を、列が並ぶ方向および列の方向で均一にすることにより、側面111における単位面積あたりの予圧を略均一にすることができる。したがって、さらに高精度に直動させることができる。
(4)第1部材110の側面111および第2部材120の対向面123を、ポリシング加工により平面状に形成している。
このため、ポリシング加工した側面111および対向面123の形状精度を、ラップ加工した場合よりも高めることができ、さらに高精度に直動させることができる。
このため、ポリシング加工した側面111および対向面123の形状精度を、ラップ加工した場合よりも高めることができ、さらに高精度に直動させることができる。
(5)リテーナ140を構成するリテーナ基部141を、筒状に形成している。すなわち、リテーナ140を、第1部材110の連続する側面111にわたって一体的に設けている。
このため、リテーナ140を側面111ごとに別体として設ける構成と比べて、リテーナ140の配設作業を容易にすることが可能となり、製造性の向上を容易に図ることができる。
このため、リテーナ140を側面111ごとに別体として設ける構成と比べて、リテーナ140の配設作業を容易にすることが可能となり、製造性の向上を容易に図ることができる。
(6)第2部材120を、第1部材110の全側面111を覆う筒状に形成している。さらに、リテーナ140を全側面111および対向面123の間に設けている。
このため、第1部材110の全側面111に転動体130を設けることにより、さらなる高剛性化を図れる。また、直動方向に交差するあらゆる方向に対する遊びがないため、さらに高精度に直動させることができる。さらに、第1部材110および第2部材120の間への、第1部材110の軸方向と交差する方向からの異物の侵入を抑制でき、高精度な直動を長期間維持することができる。
このため、第1部材110の全側面111に転動体130を設けることにより、さらなる高剛性化を図れる。また、直動方向に交差するあらゆる方向に対する遊びがないため、さらに高精度に直動させることができる。さらに、第1部材110および第2部材120の間への、第1部材110の軸方向と交差する方向からの異物の侵入を抑制でき、高精度な直動を長期間維持することができる。
(7)第1部材110を断面正方形柱状に形成するとともに、第2部材を断面正方形の筒状に形成している。
このため、転動体が設けられる全ての側面の大きさを同一にすることにより、全ての側面に対して同一状態で転動体を設けることが可能となり、さらに高精度に直動させることが可能となる。
このため、転動体が設けられる全ての側面の大きさを同一にすることにより、全ての側面に対して同一状態で転動体を設けることが可能となり、さらに高精度に直動させることが可能となる。
(8)第2部材120を、幅広板状部材121および幅狭板状部材122を組み合わせることにより形成している。
このため、第2部材120を1つの部材で形成する構成と比べて、転動体130、リテーナ140の配置作業を容易にすることができ、製造性の向上をより容易に図ることができる。
このため、第2部材120を1つの部材で形成する構成と比べて、転動体130、リテーナ140の配置作業を容易にすることができ、製造性の向上をより容易に図ることができる。
[第2実施形態]
次に、本考案の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
次に、本考案の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
〔直動軸受装置の構成〕
次に、本考案の第2実施形態に係る直動軸受装置の構成について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一名称および同一符号を付し説明を省略または簡略にする。また、第1実施形態と同様の構成については、同一名称を付し説明を簡略にする。
図4は、本考案の第2実施形態に係る直動軸受装置の正面図である。
次に、本考案の第2実施形態に係る直動軸受装置の構成について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一名称および同一符号を付し説明を省略または簡略にする。また、第1実施形態と同様の構成については、同一名称を付し説明を簡略にする。
図4は、本考案の第2実施形態に係る直動軸受装置の正面図である。
直動軸受装置300は、図4に示すように、断面長方形の柱状に形成されている。
そして、直動軸受装置300は、柱状の第1部材310と、この第1部材310の側面311を覆う第2部材320と、転動体130と、転動体130を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナ340と、を備えている。
そして、直動軸受装置300は、柱状の第1部材310と、この第1部材310の側面311を覆う第2部材320と、転動体130と、転動体130を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナ340と、を備えている。
第1部材310は、断面長方形の角隅部が曲線状を有する断面長方形の柱状に形成されている。
ここで、第1部材310における断面長方形の長辺に対応する一組の側面を第1,第2側面311,312と、短辺に対応する一組の側面を第3,第4側面313,314と、称して説明する。
この第1部材310の第1〜第4側面311〜314は、ポリシング加工により平面状に形成されている。また、第1部材310の軸方向一端側には、ここでは図示しないが、プローブなどの被案内物が取り付けられる。
ここで、第1部材310における断面長方形の長辺に対応する一組の側面を第1,第2側面311,312と、短辺に対応する一組の側面を第3,第4側面313,314と、称して説明する。
この第1部材310の第1〜第4側面311〜314は、ポリシング加工により平面状に形成されている。また、第1部材310の軸方向一端側には、ここでは図示しないが、プローブなどの被案内物が取り付けられる。
第2部材320は、断面略コ字状、かつ、第1部材310の軸方向寸法よりも小さい軸方向寸法の筒状に形成されている。
具体的には、第2部材320は、長方形板状の1個の幅広板状部材321と、この幅広板状部材321と等しい厚さ寸法を有するとともに幅広板状部材321よりも小さい幅寸法を有する長方形板状の2個の第1幅狭板状部材322と、この第1幅狭板状部材322と等しい厚さ寸法を有するとともに第1幅狭板状部材322よりも小さい幅寸法を有する長方形板状の2個の第2幅狭板状部材323と、を備えている。ここで、幅広板状部材321および第1,第2幅狭板状部材322,323は、本考案の分割部材として機能している。
そして、第2部材320は、幅広板状部材321の幅方向両端側に第1幅狭板状部材322が立設する状態で設けられるとともに、第1幅狭板状部材322の立設先端に第2幅狭板状部材323が幅広板状部材321と対向する状態で設けられることにより、断面略コ字状の筒状に形成されている。
この第2部材320は、断面略コ字状の開口部が第1部材310の第1側面311に対向する状態で設けられる。すなわち、第2部材320は、第1部材110における一部分以外の部分を覆う状態で設けられる。
また、第2部材320における第1部材310の第1〜第4側面311〜314と対向する対向面324は、ポリシング加工により第1〜第4側面311〜314と平行な平面状に形成されている。
そして、第2部材320は、幅広板状部材321の幅方向両端側に第1幅狭板状部材322が立設する状態で設けられるとともに、第1幅狭板状部材322の立設先端に第2幅狭板状部材323が幅広板状部材321と対向する状態で設けられることにより、断面略コ字状の筒状に形成されている。
この第2部材320は、断面略コ字状の開口部が第1部材310の第1側面311に対向する状態で設けられる。すなわち、第2部材320は、第1部材110における一部分以外の部分を覆う状態で設けられる。
また、第2部材320における第1部材310の第1〜第4側面311〜314と対向する対向面324は、ポリシング加工により第1〜第4側面311〜314と平行な平面状に形成されている。
転動体130は、図3に示すように、互いに平行に設けられた第1部材310の第1〜第4側面311〜314および第2部材320の対向面324により、予圧された状態で設けられている。
リテーナ340は、第2部材320に対応する断面略コ字状の筒状に形成されたリテーナ基部341を備えている。
このリテーナ基部341は、第1〜第4側面311〜314およびこれらに対向する対向面324の間隔よりも小さい厚さ寸法を有し、転動体130の直径寸法よりも若干大きい内径寸法を有する286個の転動体保持孔342を備えている。
このリテーナ基部341は、第1〜第4側面311〜314およびこれらに対向する対向面324の間隔よりも小さい厚さ寸法を有し、転動体130の直径寸法よりも若干大きい内径寸法を有する286個の転動体保持孔342を備えている。
これら転動体保持孔342は、ここでは図示しないが、第1部材310の軸方向に沿って間隔L2で13個並び、かつ、図4に示すように、第1部材310の外周方向に沿って略等しい間隔で22個並ぶ状態で設けられている。
具体的には、転動体保持孔342は、第2側面312に対して、外周方向に沿って間隔L2で8個並ぶ状態で設けられている。また、第3,第4側面313,314に対して、外周方向に間隔L2で5個並ぶ状態で設けられている。さらに、第1側面311の第2幅狭板状部材323に対向するそれぞれの部分に対して、外周方向に間隔L2で2個並ぶ状態で設けられている。
すなわち、リテーナ340は、転動体130を、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体130の間隔と、が等しい状態で保持する。
具体的には、転動体保持孔342は、第2側面312に対して、外周方向に沿って間隔L2で8個並ぶ状態で設けられている。また、第3,第4側面313,314に対して、外周方向に間隔L2で5個並ぶ状態で設けられている。さらに、第1側面311の第2幅狭板状部材323に対向するそれぞれの部分に対して、外周方向に間隔L2で2個並ぶ状態で設けられている。
すなわち、リテーナ340は、転動体130を、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体130の間隔と、が等しい状態で保持する。
〔第2実施形態の作用効果〕
上述した第2実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(4)、および、(8)と同様の作用効果に加え、以下のような作用効果を奏することができる。
上述した第2実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(4)、および、(8)と同様の作用効果に加え、以下のような作用効果を奏することができる。
(9)リテーナ340を構成するリテーナ基部341を第2部材320に対応する断面略コ字状の筒状に形成して、第1部材310の連続する第1〜第4側面311〜314にわたって一体的に設けている。
このため、第1実施形態の(5)と同様の作用効果を奏することができる。
このため、第1実施形態の(5)と同様の作用効果を奏することができる。
(10)第2部材320を、第1部材310の第1側面311の一部分以外の部分を覆う断面略コ字状の筒状に形成している。
このため、第1部材310における第2部材320で覆われていない部分に、転動体130およびリテーナ340を設けない構成となるので、直動案内させるプローブなどの被案内物の配設位置を、第1部材310の直動方向両端側や、第1部材310における断面コ字状の開口部分に対応する部分に設定することができる。一方、第2部材120を第1部材110の全ての側面111を覆う筒状に形成した第1実施形態では、被案内物の配設位置を第1部材110の軸方向両端側のみにしか設定できない。
したがって、第1実施形態の構成と比べて直動軸受装置300の汎用性を高めることができ、利用拡大を容易に図ることができる。
このため、第1部材310における第2部材320で覆われていない部分に、転動体130およびリテーナ340を設けない構成となるので、直動案内させるプローブなどの被案内物の配設位置を、第1部材310の直動方向両端側や、第1部材310における断面コ字状の開口部分に対応する部分に設定することができる。一方、第2部材120を第1部材110の全ての側面111を覆う筒状に形成した第1実施形態では、被案内物の配設位置を第1部材110の軸方向両端側のみにしか設定できない。
したがって、第1実施形態の構成と比べて直動軸受装置300の汎用性を高めることができ、利用拡大を容易に図ることができる。
[第3実施形態]
次に、本考案の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
次に、本考案の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
〔直動軸受装置の構成〕
次に、本考案の第3実施形態に係る直動軸受装置の構成について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一名称および同一符号を付し説明を省略または簡略にする。また、第1実施形態と同様の構成については、同一名称を付し説明を簡略にする。
図5は、本考案の第3実施形態に係る直動軸受装置の正面図である。
次に、本考案の第3実施形態に係る直動軸受装置の構成について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一名称および同一符号を付し説明を省略または簡略にする。また、第1実施形態と同様の構成については、同一名称を付し説明を簡略にする。
図5は、本考案の第3実施形態に係る直動軸受装置の正面図である。
直動軸受装置500は、図5に示すように、断面長方形の柱状に形成されている。
そして、直動軸受装置500は、柱状の第1部材510と、この第1部材510の側面511を覆う第2部材520と、転動体130と、転動体130を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナ540と、を備えている。
そして、直動軸受装置500は、柱状の第1部材510と、この第1部材510の側面511を覆う第2部材520と、転動体130と、転動体130を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナ540と、を備えている。
第1部材510は、対向する一組の内角が約90°の断面六角形の柱状に形成されている。
ここで、第1部材510における断面六角形の一方の約90°の内角を形成する2辺に対応する側面を第1,第2側面511,512と、他方の約90°の内角に対応する側面を第3,第4側面513,514と、他の側面を第5,第6側面515,516と、それぞれ称して説明する。
この第1部材510の第1〜第6側面511〜516は、ポリシング加工により平面状に形成されている。また、第1部材510の軸方向一端側には、ここでは図示しないが、プローブなどの被案内物が取り付けられる。
ここで、第1部材510における断面六角形の一方の約90°の内角を形成する2辺に対応する側面を第1,第2側面511,512と、他方の約90°の内角に対応する側面を第3,第4側面513,514と、他の側面を第5,第6側面515,516と、それぞれ称して説明する。
この第1部材510の第1〜第6側面511〜516は、ポリシング加工により平面状に形成されている。また、第1部材510の軸方向一端側には、ここでは図示しないが、プローブなどの被案内物が取り付けられる。
第2部材520は、第1部材510を覆う2個の側方部材521を備えている。
これら側方部材521は、一方の側面が断面く字状に切り欠かれ、かつ、第1部材510の軸方向寸法よりも小さい軸方向寸法のブロック状に形成されている。
これら側方部材521は、一方の側面が断面く字状に切り欠かれ、かつ、第1部材510の軸方向寸法よりも小さい軸方向寸法のブロック状に形成されている。
具体的には、側方部材521は、断面台形の柱状に形成された2個の分割部材としての台形柱状部材522をそれぞれ備えている。これら台形柱状部材522は、上底の一端と接続する辺とのなす角度が直角、かつ、他端と接続する辺とのなす角度が鈍角の断面略台形状に形成されている。
そして、側方部材521は、台形柱状部材522の上底に対応する面同士が対向する状態で設けられることにより、一方の側面が断面く字状に切り欠かれた形状に形成されている。一方の側方部材521は、断面く字状の切欠部分が第1,第2側面511,512に対向する状態で設けられる。また、他方の側方部材521は、断面く字状の切欠部分が第3,第4側面513,514に対向する状態で設けられる。すなわち、第2部材520は、第1部材510の互いに対向する第5,第6側面515,516以外の第1〜第4側面511〜514を覆う状態で設けられる。
また、側方部材521における第1〜第4側面511〜514と対向する対向面523は、ポリシング加工により第1〜第4側面511〜514と平行な平面状に形成されている。
そして、側方部材521は、台形柱状部材522の上底に対応する面同士が対向する状態で設けられることにより、一方の側面が断面く字状に切り欠かれた形状に形成されている。一方の側方部材521は、断面く字状の切欠部分が第1,第2側面511,512に対向する状態で設けられる。また、他方の側方部材521は、断面く字状の切欠部分が第3,第4側面513,514に対向する状態で設けられる。すなわち、第2部材520は、第1部材510の互いに対向する第5,第6側面515,516以外の第1〜第4側面511〜514を覆う状態で設けられる。
また、側方部材521における第1〜第4側面511〜514と対向する対向面523は、ポリシング加工により第1〜第4側面511〜514と平行な平面状に形成されている。
転動体130は、図3に示すように、互いに平行に設けられた第1部材510の第1〜第4側面511〜514および第2部材520の対向面523により、予圧された状態で設けられている。
リテーナ540は、第2部材520の側方部材521に対応する断面く字状に形成された2個のリテーナ基部541を備えている。
これらリテーナ基部541は、第1〜第4側面511〜514およびこれらに対向する対向面523の間隔よりも小さい厚さ寸法を有し、転動体130の直径寸法よりも若干大きい内径寸法を有する104個の転動体保持孔542をそれぞれ備えている。
これらリテーナ基部541は、第1〜第4側面511〜514およびこれらに対向する対向面523の間隔よりも小さい厚さ寸法を有し、転動体130の直径寸法よりも若干大きい内径寸法を有する104個の転動体保持孔542をそれぞれ備えている。
これら転動体保持孔542は、ここでは図示しないが、第1部材510の軸方向に沿って間隔L3で13個並び、かつ、図5に示すように、第1部材510の外周方向に沿って略等しい間隔で8個並ぶ状態で設けられている。
具体的には、一方のリテーナ基部541の転動体保持孔542は、第1,第2側面511,512に対して、外周方向に沿って間隔L3で4個ずつ並ぶ状態で設けられている。また、他方のリテーナ基部541の転動体保持孔542も、同様に設けられている。
すなわち、リテーナ540は、転動体130を、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体130の間隔と、が等しい状態で保持する。
具体的には、一方のリテーナ基部541の転動体保持孔542は、第1,第2側面511,512に対して、外周方向に沿って間隔L3で4個ずつ並ぶ状態で設けられている。また、他方のリテーナ基部541の転動体保持孔542も、同様に設けられている。
すなわち、リテーナ540は、転動体130を、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体130の間隔と、が等しい状態で保持する。
〔第3実施形態の作用効果〕
上述した第3実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(4)、および、(8)と同様の作用効果に加え、以下のような作用効果を奏することができる。
上述した第3実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(4)、および、(8)と同様の作用効果に加え、以下のような作用効果を奏することができる。
(11)リテーナ540を構成するリテーナ基部541を第2部材520に対応する断面く字状に形成して、第1部材510の連続する第1,第2側面511,512、第3,第4側面513,514にわたって一体的に設けている。
このため、第1実施形態の(5)と同様の作用効果を奏することができる。
このため、第1実施形態の(5)と同様の作用効果を奏することができる。
(12)第1部材510を軸方向と直交する断面が六角形の柱状に形成するとともに、第2部材520を第1部材510の互いに対向する第5,第6側面515,516以外の第1〜第4側面511〜514を覆う形状に形成している。
このため、第1部材510の第5,第6側面515,516に、転動体130およびリテーナ540を設けない構成となるので、プローブなどの被案内物の配設位置を、第1部材510の直動方向両端側や、転動体130などが設けられない第5,第6側面515,516に設定することが可能となる。
したがって、直動軸受装置500の汎用性を高めることができ、利用拡大を容易に図ることができる。
また、第5,第6側面515,516に転動体130を設けないとともに、第1〜第4側面511〜514に転動体130を等しい状態で設ける構成としているので、第1部材510の互いに対向する一対の側面における転動体130の配設状態を、全ての対向する一対の第1〜第6側面511〜516について等しくすることができる。
一方、第2実施形態のように第2部材320を断面略コ字状に形成する場合、断面略コ字状の開口部に対向する第1側面311と、この第1側面311に対向する第2側面312と、における転動体130の配設状態を等しくすることができない。
したがって、より高精度に直動させることができる。
このため、第1部材510の第5,第6側面515,516に、転動体130およびリテーナ540を設けない構成となるので、プローブなどの被案内物の配設位置を、第1部材510の直動方向両端側や、転動体130などが設けられない第5,第6側面515,516に設定することが可能となる。
したがって、直動軸受装置500の汎用性を高めることができ、利用拡大を容易に図ることができる。
また、第5,第6側面515,516に転動体130を設けないとともに、第1〜第4側面511〜514に転動体130を等しい状態で設ける構成としているので、第1部材510の互いに対向する一対の側面における転動体130の配設状態を、全ての対向する一対の第1〜第6側面511〜516について等しくすることができる。
一方、第2実施形態のように第2部材320を断面略コ字状に形成する場合、断面略コ字状の開口部に対向する第1側面311と、この第1側面311に対向する第2側面312と、における転動体130の配設状態を等しくすることができない。
したがって、より高精度に直動させることができる。
[実施形態の変形]
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
以下において、第1実施形態に対する変形の構成を例示するが、第2,第3実施形態についても同様の構成を適用してもよい。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
以下において、第1実施形態に対する変形の構成を例示するが、第2,第3実施形態についても同様の構成を適用してもよい。
すなわち、側面111および対向面123のうち少なくともいずれか一方に対して、ラップ加工する構成としてもよい。
このような構成にしても、ラップ加工およびポリシング加工をしない構成と比べて、形状精度を高めることができ、より高精度に直動させることができる。
このような構成にしても、ラップ加工およびポリシング加工をしない構成と比べて、形状精度を高めることができ、より高精度に直動させることができる。
また、第1部材110の側面111および第2部材の対向面123のうちいずれか一方のみに対して、ポリシング加工またはラップ加工をする構成としてもよい。さらに、側面111および対向面123の両方に対してラップ加工やポリシング加工をしない構成としてもよい。
これらのような構成にすれば、直動軸受装置100の製造性を向上させることができる。
これらのような構成にすれば、直動軸受装置100の製造性を向上させることができる。
さらに、転動体130を予圧しない状態で設ける構成としてもよい。
また、リテーナ140にて、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体130の間隔と、が異なる状態で転動体130を保持する構成としてもよい。
そして、リテーナ140を筒状のリテーナ基部141により構成したが、4個の板状部材を組み合わせて筒状に形成する構成としてもよい。
さらに、第2部材120を幅広板状部材121および幅狭板状部材122を組み合わせることにより筒状に形成したが、筒状の1つの部材で構成してもよい。
また、第1部材110の形状としては、断面が正方形の形状に限らず、三角形、五角形、六角形、八角形などとしてもよい。特に、第3実施形態においては、断面が四角形、八角形、十角形などN(Nは4以上の偶数)角形の形状としてもよい。
また、リテーナ140にて、互いに隣り合う列の間隔と、列を構成する転動体130の間隔と、が異なる状態で転動体130を保持する構成としてもよい。
そして、リテーナ140を筒状のリテーナ基部141により構成したが、4個の板状部材を組み合わせて筒状に形成する構成としてもよい。
さらに、第2部材120を幅広板状部材121および幅狭板状部材122を組み合わせることにより筒状に形成したが、筒状の1つの部材で構成してもよい。
また、第1部材110の形状としては、断面が正方形の形状に限らず、三角形、五角形、六角形、八角形などとしてもよい。特に、第3実施形態においては、断面が四角形、八角形、十角形などN(Nは4以上の偶数)角形の形状としてもよい。
また、本考案の直動軸受装置を、第2部材を第1部材に対して第1部材の軸方向に案内する構成に適用してもよい。
本考案は、柱状の第1部材と、この第1部材の側面を覆う第2部材と、を備え、第1部材および第2部材のうち一方を他方に対して第1部材の軸方向に案内する直動軸受装置に適用できる。特に、被測定物の輪郭や表面粗さを測定する測定器のプローブを直動させる直動軸受装置に好適である。
100,300,500…直動軸受装置
110,310,510…第1部材
111,311〜314,511〜516…側面
120,320,520…第2部材
121,321…分割部材としての幅広板状部材
122…分割部材としての幅狭板状部材
123,324,523…対向面
130…転動体
140,340,540…リテーナ
322…分割部材としての第1幅狭板状部材
323…分割部材としての第2幅狭板状部材
522…分割部材としての台形柱状部材
110,310,510…第1部材
111,311〜314,511〜516…側面
120,320,520…第2部材
121,321…分割部材としての幅広板状部材
122…分割部材としての幅狭板状部材
123,324,523…対向面
130…転動体
140,340,540…リテーナ
322…分割部材としての第1幅狭板状部材
323…分割部材としての第2幅狭板状部材
522…分割部材としての台形柱状部材
Claims (11)
- 柱状の第1部材と、この第1部材の軸方向と平行な側面を覆う第2部材と、を備え、前記第1部材および前記第2部材のうち一方を他方に対して前記第1部材の軸方向に案内する直動軸受装置において、
前記第1部材は、前記軸方向と直交する断面が多角形の柱状に形成され、
前記第2部材は、前記第1部材の前記側面に対向する対向面が前記側面と平行な平面状を有する形状に形成され、
球状の複数の転動体と、
前記第1部材の側面および前記第2部材の対向面の間に設けられ、前記複数の転動体を複数列状に並べた状態で転がり可能に保持するリテーナと、
を備えることを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項1に記載の直動軸受装置において、
前記転動体は、前記第1部材および前記第2部材により予圧された状態で設けられている
ことを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項2に記載の直動軸受装置において、
前記リテーナは、互いに隣り合う前記列の間隔と、前記列を構成する前記転動体の間隔と、が等しい状態で前記転動体を保持している
ことを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の直動軸受装置において、
前記第1部材の側面および前記第2部材の対向面のうち少なくともいずれか一方は、ラップ加工により平面状に形成されている
ことを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の直動軸受装置において、
前記第1部材の側面および前記第2部材の対向面のうち少なくともいずれか一方は、ポリシング加工により平面状に形成されている
ことを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の直動軸受装置において、
前記リテーナは、前記第1部材の複数の連続する前記側面にわたって一体的に設けられている
ことを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の直動軸受装置において、
前記第2部材は、前記第1部材の全ての前記側面を覆う筒状に形成され、
前記リテーナは、前記第1部材の全ての前記側面および前記第2部材の対向面の間に設けられている
ことを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項7に記載の直動軸受装置において、
前記第1部材は、前記軸方向と直交する断面が正多角形の柱状に形成され、
前記第2部材は、前記第1部材の前記断面の形状に対応する断面正多角形の筒状に形成されている
ことを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の直動軸受装置において、
前記第2部材は、前記第1部材の前記側面における一部分以外の部分を覆う断面略コ字状の筒状に形成されている
ことを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の直動軸受装置において、
前記第1部材は、前記軸方向と直交する断面がN(Nは4以上の偶数)角形の柱状に形成され、
前記第2部材は、前記第1部材の互いに対向する一対の前記側面以外の前記側面を覆う形状に形成されている
ことを特徴とする直動軸受装置。 - 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の直動軸受装置において、
前記第2部材は、前記対向面を有する複数の分割部材を組み合わせることにより形成されている
ことを特徴とする直動軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002962U JP3122970U (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 直動軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006002962U JP3122970U (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | 直動軸受装置 |
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JP3122970U true JP3122970U (ja) | 2006-06-29 |
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JP (1) | JP3122970U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107339328A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-11-10 | 苏州安岢栎热能科技有限公司 | 一种用于热转换轮风口调节的连接轴盖 |
-
2006
- 2006-04-19 JP JP2006002962U patent/JP3122970U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107339328A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-11-10 | 苏州安岢栎热能科技有限公司 | 一种用于热转换轮风口调节的连接轴盖 |
CN107339328B (zh) * | 2017-07-31 | 2023-08-25 | 苏州安岢栎热能科技有限公司 | 一种用于热转换轮风口调节的连接轴盖 |
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