JP3122819U - 電子レンジ用加熱促進皿 - Google Patents
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Abstract
【課題】主として食品である被加熱物を支持する面積を極小にして、できるだけ短時間で、その全面を均一に加熱することで、被加熱物が食品であれば、その全体を均等に加熱することで、食品内部に含まれている余分な水分、油分を被加熱物に触れないように除去することで美味しく加熱することの出来る電子レンジ用加熱促進皿を提供する。
【解決手段】耐熱性プラスチックよりなる平板部の上面に耐熱性プラスチックよりなる一定高さの細棒を多数植立してなる。
【選択図】図1
【解決手段】耐熱性プラスチックよりなる平板部の上面に耐熱性プラスチックよりなる一定高さの細棒を多数植立してなる。
【選択図】図1
Description
この考案は、電子レンジを使用して、食料又は非食料の被加熱物を加熱する電子レンジ用加熱促進皿であって、更に詳しくは、これらの被加熱物の全面をほぼ均一に加熱するようにした電子レンジ用加熱促進皿に関する。
通常、電子レンジを使用して被加熱物を加熱しようとするとき、被加熱物を平皿の上に置いて、電子レンジ内部を加熱した場合、冷凍食品を解凍したりする場合、又は水抜き又は油抜きをする場合、平皿と密着する被加熱物の裏面に油分や水分が滲み出し、平皿面と被加熱物付着して、ベタ付いたりする等の欠点がある。これを解決するものとして、以下の特許文献がある。
この考案が解決しようとする課題は、電子レンジで例えば天ぷら等を電子レンジで加熱する場合、天ぷら等の被加熱物を皿に置いた状態で電子レンジのタ−ンテ−ブルの上に置き、電子レンジ庫内に置いた状態で、電子レンジ加熱した場合、マイクロ波が直接当たる表面側は速く加熱されるが、裏面側は皿に密着しているため、加熱温度が低くなりと同時に、皿に密着する裏面側が天ぷら内部から滲みだした油分又水分等の滲出液が付着してべとつき、天ぷらの食味を損なうことになる。そこで、この考案は、主として食品である被加熱物を支持する面積を極小にしてできるだけ短時間で、その全面を均一に加熱することで、被加熱物が食品であれば、その全体を均等に加熱し、食品内部に含まれている余分な水分、油分を除去することで美味しく加熱することの出来る電子レンジ用加熱促進皿を提供しようとするものである。
前記の課題を解決するために、この考案は、耐熱性プラスチックよりなる平板部の上面に耐熱性プラスチックよりなる一定高さの細棒を多数植立してなるものである。
更に、平板部の外周は、上方向に曲折してなる外周枠と一体的に連設して全体として皿状となるように形成してなるものである。
外周枠は、その上端部は細棒の高さより低してなる。
外周枠の所定箇所に凹所を形成してある。
外周枠の所定箇所には、ヒレ状の突出片を形成してある。
皿状及び多数の細棒はその上端部が点状である。
この考案は、被加熱物は平板部に植立された多数の支持細棒によって支持されるので、電子レンジによって加熱されるとき、被加熱物の全面が同時的に加熱されると共に、被加熱物は電子レンジにて加熱されるときに、余分の水分及び油分が支持部より下に落ちることで被加熱物と油分又水分等の滲出液とが分離されるため、被加熱物の支持部でべたつくことがなくなり、一回の加熱操作作用でその全面がほぼ均等の温度で加熱、解凍作業も円滑に行われることになる。最近、肉などに含まれる動物性脂肪のとりすぎが、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中等の原因となっていることが指摘されているが、肉の調理に際して、本願考案の電子レンジ用加熱促進皿を使用すれば、これらの動物性脂肪分を肉内より除去することで、健康によい肉の調理が可能となる。
耐熱性プラスチックよりなる平板部の上面に耐熱性プラスチックよりなる一定高さの支持細棒を多数植立してなる電子レンジ用加熱促進皿としてある。
図1において、この考案に係る電子レンジ用加熱促進皿は、電子レンジ加熱対応の既存の耐熱性プラスチックよりなる平板部1の表面2の上面には、電子レンジ加熱対応の耐熱性プラスチックよりなる一定高さによりなる支持細棒3を多数植立してなるものである。上記平板部1は、その外周は、上方に曲折させしめた外周枠板4を形成して、平板部1と枠板4とは全体として一体的に形成した平皿状の載置台としてある。上記、平皿状の載置台の形状は、電子レンジ固有のタ−ンテ−ブルの外形の大きさに対応して、タ−ンテ−ブルの外形より小とする。そして、平皿状の載置台の外形は、通常は円形状であるが、その他の形状も当然に本件考案の電子レンジ用加熱促進皿8として予定するものである。
前記支持細棒3は、平板部1の表面2の上面にほぼ所定間隔毎に多数配設してなり、その上部に被加熱物5は載置しやすいように支持細棒3の高さをほぼ均等となるようにしてあるものである。支持細棒3の太さ0・3mm、そのの上端部は点状であるから、多数の支持細棒3で支持する被加熱物5は、その支持面積を極小にすることができる。
外周枠4は、その上端部は支持細棒の高さより低してある。例えば、外周枠4の高さは7mm、支持細棒の高さは13mmとするのが適当である。加熱促進皿の厚さは0・3mm、そして、一の支持細棒3と、一の支持細棒3と隣接する他の支持細棒3との間隔は、15mm程度が適当である。
前記、平板部1、支持細棒3及び外周枠板4からなる電子レンジ用加熱促進皿8は、その性質上、電子レンジの内部に入れてその上部に置かれた被加熱物5を加熱するための加熱促進皿であるので、当然のことながら、その温度に耐える電子レンジ加熱適応型の耐熱性プラスチック例えば、ポリメチルペンテン(TPX)、耐熱性ABS樹脂が適当である。
前記支持細棒3の間隔は、電子レンジ内部に発生するマイクロ波が部分的に遮断されないよう、支持細棒3と、それと隣接する他の支持細棒3との間に遮断部分を最小限にするべく、一定間隔毎に多数の支持細棒3を配置してなるものである。
電子レンジ用加熱促進皿8の外径は、電子レンジ庫内11のタ−ンテ−ブル12の外径より小とするのが望ましい。
被被加熱物5を所定間隔毎に多数配設した支持細棒3の上に置き、電子レンジ庫内で加熱するとき、被被加熱物5内部に含まれた余分の水分、油分は多数の支持細棒3を伝って平板部1に流れ、被加熱物と油分又水分等の滲出液とが分離され、被被加熱物5の全体は余分な水分、油分が除かれると、共に被被加熱物5の全体が均等に加熱されることになる。上述のように、電子レンジ用加熱促進皿8上の多数配設した支持細棒3の上で被被加熱物5した際に油分又水分等の滲出液は、電子レンジ用加熱促進皿8の平板部1の表面2に流れ、そこに溜められ、電子レンジ庫内11のタ−ンテーブル12に流れることがないから、油分又水分等の滲出液で電子レンジ庫内11の下部及び電子レンジ庫内11のタ−ンテ−ブル12を汚すことはない。
なお、9は電子レンジ用加熱促進皿8の下部支持枠である。
なお、9は電子レンジ用加熱促進皿8の下部支持枠である。
図3、は、電子レンジの庫内温度の均一分布を促進するために、電子レンジ用加熱促進皿8の外周部に複数箇所の小凹所部6を形成することによって、電子レンジ用加熱促進皿8の回転時に複数箇所の凹所部6によって庫内の加熱時に発生するマイクロ波を強制的に散乱せしめることによって電子レンジ10の庫内の温度の均一化を図るものである。
図5は、電子レンジ10の庫内温度の均一分布をより早期に促進するために、電子レンジ用加熱促進皿8の外周部に複数箇所により大きな凹所部6を形成することによって、電子レンジ用加熱促進皿8の外周部に複数箇所のより大きな凹所部6とすることによって庫内の加熱時に発生するマイクロ波を強制的に散乱させることもできる。
図6は、電子レンジの庫内温度の均一分布をより早期に促進するために、電子レンジ用加熱促進皿8の外周部に複数箇所にヒレ状の突出物7を突出させることによって庫内のグリル用ヒ−タ−13の加熱時に発生するマイクロ波を強制的に散乱させ庫内温度の均一化をはかるようにした。
この考案は、上述のように最短の加熱時間で且つ被加熱物の全面を同時的に消費電力を最小にして均一に加熱することができ、且つ加熱後の被加熱物を最も美味しくすることができる。加熱食品の種類、特に肉類の調理に際して、動物肉に含まれる動物性脂肪を適当に除去することによって、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中等の発生の原因を極力減少させることができ、健康的な各種の調理が可能となる。
1...平板部
2...表面
3...支持細棒
4...外周枠板
5...被加熱物
6...凹所部
7...ヒレ状の突出物
8...電子レンジ用加熱促進皿
9...下部支持枠
10..電子レンジ
11..電子レンジ庫内
12..タ−ンテ−ブル
13..グリル用ヒ−タ−
2...表面
3...支持細棒
4...外周枠板
5...被加熱物
6...凹所部
7...ヒレ状の突出物
8...電子レンジ用加熱促進皿
9...下部支持枠
10..電子レンジ
11..電子レンジ庫内
12..タ−ンテ−ブル
13..グリル用ヒ−タ−
Claims (6)
- 耐熱性プラスチックよりなる平板部の上面に耐熱性プラスチックよりなる一定高さの細棒を多数植立してなることを特徴とする電子レンジ用加熱促進皿。
- 平板部の外周は、上方向に曲折してなる外周枠と一体的に連設して全体として皿状となるように形成した請求項1記載の電子レンジ用加熱促進皿。
- 外周枠は、その上端部は細棒の高さより低してなる請求項2記載の電子レンジ用加熱促進皿。
- 外周枠は、所定箇所に凹所を形成した請求項2、請求項3記載の電子レンジ用加熱促進皿。
- 外周枠は、その外周所定箇所にヒレ状の突出片を形成した請求項2、請求項3、又は請求項4記載の電子レンジ用加熱促進皿。
- 細棒はその上端部が点状である請求項1、請求項2、請求項3、請求項4及び請求項5記載の電子レンジ用加熱促進皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000936U JP3122819U (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 電子レンジ用加熱促進皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000936U JP3122819U (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 電子レンジ用加熱促進皿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3122819U true JP3122819U (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=43472860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000936U Expired - Lifetime JP3122819U (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 電子レンジ用加熱促進皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122819U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020093027A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 由美 角住 | 油切れの良い揚げ物トレー |
-
2006
- 2006-01-16 JP JP2006000936U patent/JP3122819U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020093027A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 由美 角住 | 油切れの良い揚げ物トレー |
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