JP3122716U - 引出し棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】引出しを備えた棚に関するもので、収納物が増えたときに、棚の容積を大きくして周囲が乱雑になるのを防止することができる、構造が簡単でかつ外観にも優れた引出し棚を提供する。
【解決手段】棚幅を広げたり狭めたりすることが可能な引出し棚を提供する。2段以上の引出しを備え、最上段の引出し1の上に上板3があり、最下段の引出し2の下に下板4がある。上板3と下板4との間の少なくとも一組の上下に隣接する引出し1、2の間に、上下に添設された上中板5と下中板6とからなる中板7がある。上板3と上中板5とが一方の側板9に固定され、下板4と下中板6は、前記他方の側板10に固定されている。上中板5と下中板6との間には、棚の幅方向のガイドが設けられており、上中板5と下中板6とは、このガイドに沿って幅方向に摺動可能である。
【選択図】 図2

Description

この考案は、引出しを備えた棚に関するもので、幅寸法(引出しの引き出し方向と直交する方向の寸法)を変更できるようにした引出し棚の構造に関するものである。
一般的に棚は、収納しようとする物の量に比べて棚の容積が大き過ぎると、棚が占める設置スペースに無駄が生じ、また収納する物の量に比べて棚の容積が小さいと物が棚からはみ出して周囲が乱雑になる。例えば、学習机の上などに設置される比較的小型の引出し棚を考えた場合、日常的に使用する筆記具や鋏などの文具を当該引出し棚の引出しに収納することになるが、頻繁に使用するものは、いちいち引出しに出し入れするのが面倒なので、すぐに手に取れる机の上や引出し棚の上に置いて使用するようになる。また、人形やプラモデルなどの飾り物が引出し棚の上に置かれることも多く、学年が進んで文具の量が増えてくると、引出しに収納しきれなくなったり、棚の上のスペースがなくなって、机の上が乱雑になる。
棚は、収納物の多少に応じて容積と設置スペースとを変更可能であることが望ましいが、そのような構造を採用すると、構造が複雑になって価格が高くなり、棚自体の重量も重くなるという問題が生ずる。特に床面に設置するような大型の棚では、たとえ容積を変更できるような構造を採用したとしても、重量が大きいために、棚に物を収納したまま棚の容積を変更することは、通常困難である。一方、机の上に設置される本立てでは、左右の側板から内側に伸びる底板を幅方向に摺動可能に組合せることによって、収納する本の量に応じて左右の側板の間隔を変更可能にしたものが古くから実用されている。
この考案は、卓上に設置されるような、比較的小型の引出し棚において、収納物が増えたときに、棚の容積を大きくして周囲が乱雑になるのを防止することができる、構造が簡単でかつ外観にも優れた引出し棚を提供することを課題としている。
この考案は、必要に応じて幅を広げたり狭めたりすることが可能な引出し棚を提供することにより、上記課題を解決したものである。
この考案の引出し棚は、2段以上の引出しを備えており、最上段の引出し1の上に上板3があり、最下段の引出し2の下に下板4がある。上板3と下板4との間の少なくとも一組の上下に隣接する引出し1、2の間には、上下に添設された上中板5と下中板6とからなる中板7がある。この中板7を設けた箇所以外における上下に隣接する引出し2a、2bの間の仕切り板8は、あってもなくてもよい。引出し2a、2bのガイド構造(引出し方向のガイド構造)によっては、仕切り板8を設けない構造が可能である。また、中板7の直上の引出し1のガイド構造によっては、上中板5を幅方向に細長い帯板状のものとすることができ、また上中板5を棚の前面から見えない位置に配置することも可能である。
この考案の引出し棚は、従来の一般的な引出し棚と同様に、左右に側板9、10を備えている。従来の引出し棚においては、上板3と下板4は、その両側縁が左右の側板9、10に固定されているが、この考案の引出し棚では、上板3と上中板5とが一方の側板9に固定され、他方の側板10には固定されていない。また、下板4と下中板6は、前記他方の側板10に固定され、前記一方の側板9には固定されていない。場合のよっては、下板4の下に底板11を前記一方の側板9に固定して設けることができる。底板11を設けたときは、下板4は、最下段の引出し2のガイド構造によっては、幅方向に細長い帯板状のものとすることができ、棚の正面から見えない位置に配置することもできる。
上中板5と下中板6との間には、棚の幅方向、すなわち引出し1、2の引出し方向と直交する方向のガイドが設けられており、上中板5と下中板6とは、このガイドに沿って幅方向に摺動可能である。すなわち、上中板5を固定している前記一方の側板9と下中板6を固定している前記他方の側板10との間隔をガイドに沿う上中板5と下中板6の摺動により、広くしたり狭くしたりすることができる。そして、左右の側板9、10の間隔を広げたとき、下中板6より上方の引出し1と前記他方の側板10との間、および上中板5の下方の引出し2と前記一方の側板9との間に、物を収納するための空間13、14が形成される。
棚の背面の背板15は、あってもなくてもよいが、両側板9、10を広げたときに形成される収納空間13、14から棚の背後に収納物が落下したり散逸したりするのを防止するために、あった方が好ましい。この場合、背板15の少なくとも下中板6より上方の部分は、前記他方の側板10に固定して設けるのが好ましい。
棚の幅方向のガイド溝16と、これに嵌合するピン17とで形成されるガイドを設けたときは、両側の側板9、10の間隔を狭めたときの幅の2倍近い間隔まで広げることができる。また、平行な2本のガイド溝16を設けて、そのそれぞれに各1本のピン17を摺動自在に嵌合させた構造のガイドとしたときは、両側板9、10を一杯に広げたときに、2本のピン17がそれぞれのガイド溝の端部に当接して、広げられた棚の左部分と右部分との方向を同一方向になるように規定することができる。
この考案の引出し棚は、左右の側板の間隔を広げることによって、棚内に物を収容するための追加的な空間を作り出すことができる。追加的に形成される収容空間の面積は、棚を広げたことによる棚の設置スペースの増加分の整数倍、すなわち中板を1枚(上中板と下中板の組を一組)設けたときは2倍、2枚設けたときは3倍となり、設置スペースをより有効に利用できる。
この考案の引出し棚により、収容物が少ないときは、棚幅を狭くした状態で使用し、収容物が増えて棚に入らなくなったときや、引出しに収容しないで、単に棚の上に置いておきたい物が増えたときに、棚の幅を広げることによって、それらの物を収容するための空間を追加的に形成することができるので、収容物が増えて机の上が乱雑になる事態を回避することができる。
そして、この考案の引出し棚は、構造が簡単で安価に提供することができると共に、美観にも優れ、幅を広げたときに形成される空間を収納量を変更できる本立てとして使用することもでき、収容しようとする物の種類や量に対応した使い方ができるという効果がある。
以下、図面を参照して、この考案の引出し棚の具体例を説明する。図1はこの考案の引出し棚の第1実施形態を示した図で、9及び10は左右の側板、3は上板、4は下板、5は上中板、6は下中板、15は背板、1a、1b及び2は引出しである。以下の説明において、左及び右の語は、図1、2における左右、すなわち引出し棚を前方から見たときの左及び右を意味する。
図1、2より理解されるように、上板3及び上中板5は、その左側縁が左側板9に固定されており、その間の引出し1a、1bは、上板3又は上中板5に設けたガイドによって前方に引き出せるように支持されている。この引出しのガイドは、例えば引出し1(1a、1b)の左右の側板の上縁内側を案内する前後方向の桟を上板3の下面に設けるか、又はこれらの引出しの左右の側板の下縁内側を案内する前後方向の桟を上中板5の上面に設けることによって実現できる。
一方、下中板6及び下板4は、その右側縁を右側板10に固定されており、その間の引出し2は、引出し1a、1bと同様な構造で、下中板6と下板4の間に手前に引き出し可能に設けられている。デザイン上の観点から、格子状にした背板15は、右側板10の後縁と下中板6の後縁とに固定されている。
上中板5の下面には、図3、4に示すように、左右方向のガイド溝16が設けられており、一方、下中板6の上面の左端の部分にガイド溝16に嵌合するピン17が植立されている。上中板5は、ピン17がガイド溝16に嵌合した状態で下中板6の上面に載置された状態となっている。
図の例では、左右の側板9、10の間隔を狭めた図1の状態で、両側板9、10の上縁部と背板15の上縁部とで、上板3の側縁及び後縁に回り口が形成されるようになっているが、これは主としてデザイン上の配慮である。
上記構造の説明から理解されるように、上中板5と下中板6とは、ガイド溝16の方向に相対移動させることができ、その相対移動に伴って両側板9、10の間隔、従って棚の全体の幅が広げられたり狭められたりする。そして、幅を広げたときに、物を収容するための追加的な収納空間13、14が作り出される。この収納空間13、14の面積は、両側板9、10の間隔を調整することによって調節できる。
棚の幅を中程度に広げたとき、すなわちピン17がガイド溝16の中間位置にあるときは、背板15と上板3又は中板7(上中板5と下中板6)の後縁とのガイド作用により、左右の棚の方向が同方向となるように規定できる。一方、広げたときの棚の幅をできるだけ大きくしようとすると、図2に示す棚を広げた状態で背板15と上板3又は上中板5の後縁との重なり幅Wが狭くなって、左右の棚の方向を規定する作用が低下する。
図5、6に示すように、上中板5と下中板6との間に2本のガイド溝16とこれに摺動自在に嵌合する2本のピン17を設け、2本のピン17が共にガイド溝16の右側端部に達したときに、当該ピンとガイド溝の端部との当接によって、左右の棚の方向が同方向に規定されるようにすることができる。また、図4のピンに代えて左右方向に適当な長さを有するキーや左右方向に離れた2本のピンを設けることによって、左右の棚の方向が同方向に規定されるようにすることもできる。
図7、8は、この考案の第2実施形態を示したものである。この第2実施形態は、中板7の下に2段の引出し2a、2bが設けられていること、下板4の下に底板11が設けられている点が第1実施形態のものと異なっている。下板4の下に底板11を設けたことに対応させて、右側板10の下縁は、下板4より底板11の厚さ分だけ下方に突出している。
この底板11を設けた構造では、図1で説明したガイド溝16とピン17のガイド構造を下板4と底板11との間に設けることができる。
棚幅を最小にしたときの第1実施例を前方から見た斜視図 棚幅を最大にしたときの第1実施例の前方から見た斜視図 第1実施例の上中板の下面図 第1実施例の下中板に植立したピンを示す上面図 上中板の他の例を示す下面図 下中板に植立したピンの他の例を示す上面図 棚幅を最小にした第2実施例を前方から見た斜視図 棚幅を最大にした第2実施例の前方から見た斜視図
符号の説明
1,2 引出し
3 上板
4 下板
5 上中板
6 下中板
9,10 側板
11 底板
16 ガイド溝
17 ピン

Claims (4)

  1. 左右の側板(9,10)と、上板(3)と、下板(4)と、この上板と下板との間に位置する中板(7)とを備え、前記上板と中板との間及び下板と中板との間にそれぞれ一段ないし複数段の引出し(1,2)を備えた引出し棚において、
    前記中板が添設された上中板(5)と下中板(6)とで形成され、上板(3)と上中板(5)とが前記左右の側板の一方に固定され、下板(4)と下中板(6)とが他方に固定され、上下の中板(5,6)の間に前記引出しの引出し方向と直交する方向のガイド(16,17)を備え、前記上中板と下中板とがこのガイド方向に摺動可能であることを特徴とする、引出し棚。
  2. 左右の側板(9,10)と、上板(3)と、下板(4)と、この上板と下板との間に位置する中板(7)とを備え、前記上板と中板との間及び下板と中板との間にそれぞれ一段ないし複数段の引出し(1,2)を備えた引出し棚において、
    前記中板が添設された上中板(5)と下中板(6)とで形成され、前記下板の下面に添設された底板(11)を備え、上板(3)と上中板(5)と底板(11)とが前記左右の側板の一方に固定され、下板(4)と下中板(6)とが他方に固定され、前記上中板と下中板との間又は下板と底板との間に、前記引出しの引出し方向と直交する方向のガイド(16,17)を備え、前記上中板と下中板とがこのガイド方向に摺動可能であることを特徴とする、引出し棚。
  3. 前記ガイドがガイド溝(16)とこれに摺動自在に嵌合するピン(17)とで形成されている、請求項1又は2記載の引出し棚。
  4. 前記ガイド溝が平行な2本のガイド溝(16)とこれらのそれぞれに摺動自在に嵌合する各1本のピン(17)で形成され、この2本のピンが前記2本のガイド溝の端部に当接して上中板(5)と下中板(6)の方向を規定する、請求項3記載の引出し棚。
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