JP3122553B2 - 三相配電線における給電回線切換装置 - Google Patents
三相配電線における給電回線切換装置Info
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- JP3122553B2 JP3122553B2 JP7877793A JP7877793A JP3122553B2 JP 3122553 B2 JP3122553 B2 JP 3122553B2 JP 7877793 A JP7877793 A JP 7877793A JP 7877793 A JP7877793 A JP 7877793A JP 3122553 B2 JP3122553 B2 JP 3122553B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/50—Arrangements for eliminating or reducing asymmetry in polyphase networks
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は三相配電線における給
電回線切換装置に関するものである。
電回線切換装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】三相配電線には、各種の単相負荷が適宜
の二相間に接続されて給電回線が形成されている。これ
ら給電回線が特定の相に集中すると各相における負荷電
流の不均衡が生じて、需要家側では電圧降下を生じ、ま
た供給側では発電用モータに負担を生じる。このため、
従来から系統内の給電回線を当該箇所において未接続の
他相に切換えて各相負荷の平衡が図られている。
の二相間に接続されて給電回線が形成されている。これ
ら給電回線が特定の相に集中すると各相における負荷電
流の不均衡が生じて、需要家側では電圧降下を生じ、ま
た供給側では発電用モータに負担を生じる。このため、
従来から系統内の給電回線を当該箇所において未接続の
他相に切換えて各相負荷の平衡が図られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかる給電回路の切換
え作業を行うには、切り離すべき一相に接続された接続
線（以下、「切離線」という。）を未だ接続されていな
い他相に切換え接続するため、工事区間の配電線を停電
状態とした上で行う必要があり、工事区間では給電の再
開に時間がかかった。
え作業を行うには、切り離すべき一相に接続された接続
線（以下、「切離線」という。）を未だ接続されていな
い他相に切換え接続するため、工事区間の配電線を停電
状態とした上で行う必要があり、工事区間では給電の再
開に時間がかかった。
【０００４】そこで、この発明では、工事区間を停電さ
せること無く容易に切り替えることのできる給電回線切
換装置を提供しようとするものである。
せること無く容易に切り替えることのできる給電回線切
換装置を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成させ
るため、この発明では、切離される接続線に対してヒュ
ーズを並列に接続するバイパス線と、未接続の一相と単
相負荷との間に開状態の短絡スイッチを設けた分岐線を
備え、また、バイパス線には、ヒューズに対して直列に
常閉スイッチを設けている。
るため、この発明では、切離される接続線に対してヒュ
ーズを並列に接続するバイパス線と、未接続の一相と単
相負荷との間に開状態の短絡スイッチを設けた分岐線を
備え、また、バイパス線には、ヒューズに対して直列に
常閉スイッチを設けている。
【０００６】
【作用】回線の切換前において、三相配電線の内の二相
に単相負荷を接続する単相二線式の給電回線が形成され
ている。この内の切離線を活線状態で切換を行うには、
切離される接続線に対してバイパス線を並列に接続す
る。また、未接続の一相と単相負荷との間に、開状態の
短絡スイッチを設けた分岐線を接続する。
に単相負荷を接続する単相二線式の給電回線が形成され
ている。この内の切離線を活線状態で切換を行うには、
切離される接続線に対してバイパス線を並列に接続す
る。また、未接続の一相と単相負荷との間に、開状態の
短絡スイッチを設けた分岐線を接続する。
【０００７】 バイパス線と分岐線の接続を終了した後
に、切離線をバイパス線の接続点間において切断して、
バイパス線を切離線に接続してなる給電回路を形成す
る。続いて分岐線の短絡スイッチにより分岐線を閉成す
る。すると、切換線と分岐線との間でショートし、バイ
パス線に直列に接続されているヒューズが溶断してバイ
パス線が電気的に切り離される。そして同時に分岐線に
よる単相二線式の給電回線が形成される。次に、離断し
たヒューズが再点弧することのないように常閉スイッチ
を開放して、断路状態を安定する。なお、この給電回線
切換装置は、構造が簡単であり安価に製造することがで
きるために、計画停電等の他の停電作業時まで、取付け
たままにすることができる。
に、切離線をバイパス線の接続点間において切断して、
バイパス線を切離線に接続してなる給電回路を形成す
る。続いて分岐線の短絡スイッチにより分岐線を閉成す
る。すると、切換線と分岐線との間でショートし、バイ
パス線に直列に接続されているヒューズが溶断してバイ
パス線が電気的に切り離される。そして同時に分岐線に
よる単相二線式の給電回線が形成される。次に、離断し
たヒューズが再点弧することのないように常閉スイッチ
を開放して、断路状態を安定する。なお、この給電回線
切換装置は、構造が簡単であり安価に製造することがで
きるために、計画停電等の他の停電作業時まで、取付け
たままにすることができる。
【０００８】
【発明の効果】 以上説明したように、この発明では、
切離される接続線に対してヒューズを並列に接続するバ
イパス線と、未接続の一相と単相負荷との間に開状態の
短絡スイッチを設けた分岐線を備えているので、活線状
態の下で、開状態にある短絡スイッチを閉状態にするだ
けで給電回線を他相に切り換えることができ、また、構
造が簡単で安価なため、経済的な意味で計画停電等の他
の停電作業時まで取り付けておくことができるという効
果を奏する。
切離される接続線に対してヒューズを並列に接続するバ
イパス線と、未接続の一相と単相負荷との間に開状態の
短絡スイッチを設けた分岐線を備えているので、活線状
態の下で、開状態にある短絡スイッチを閉状態にするだ
けで給電回線を他相に切り換えることができ、また、構
造が簡単で安価なため、経済的な意味で計画停電等の他
の停電作業時まで取り付けておくことができるという効
果を奏する。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図１から図３に
基づいて説明する。図３に実線で示すように、Ａ，Ｂ，
Ｃ相からなる三相電路の配電線１からＡ相電路，Ｂ相電
路の二相に、それぞれ接続線２ａ，２ｂに単相負荷３が
接続されて給電回線２が構成されている。この接続線
（切離線）２ｂを切り離し、未接続のＣ相電路に接続す
る接続線（新設線）２ｃに接続して、給電回線２の内Ｂ
相電路をＣ相電路に切り換える場合について説明する。
基づいて説明する。図３に実線で示すように、Ａ，Ｂ，
Ｃ相からなる三相電路の配電線１からＡ相電路，Ｂ相電
路の二相に、それぞれ接続線２ａ，２ｂに単相負荷３が
接続されて給電回線２が構成されている。この接続線
（切離線）２ｂを切り離し、未接続のＣ相電路に接続す
る接続線（新設線）２ｃに接続して、給電回線２の内Ｂ
相電路をＣ相電路に切り換える場合について説明する。
【００１０】図１に示すように、この実施例の回線切換
装置４には、常閉スイッチ５とヒューズ６とを直列に接
続し、この両端が切離線２ｂに接続可能とされたバイパ
ス線７が設けられている。このヒューズ６は大，小の電
流領域において遮断能力に優れた限流ヒューズからなり
取り替え可能とされている。また、短絡スイッチ９を介
装して分岐線８が設けられ、Ｃ相電路と単相負荷３間に
接続可能とされている。
装置４には、常閉スイッチ５とヒューズ６とを直列に接
続し、この両端が切離線２ｂに接続可能とされたバイパ
ス線７が設けられている。このヒューズ６は大，小の電
流領域において遮断能力に優れた限流ヒューズからなり
取り替え可能とされている。また、短絡スイッチ９を介
装して分岐線８が設けられ、Ｃ相電路と単相負荷３間に
接続可能とされている。
【００１１】このような構成とされたこの実施例におい
て、活線下でＢ相電路からＣ相電路へ回線を切り換える
作業について説明すると、まず、バイパス線７を接続点
７ａ，７ｂで切離線２ｂに並列に接続して並列回路を形
成する。そして、両接続点７ａ，７ｂ間の切断点Ｘで切
離線２ｂを切断する。これにより、バイパス線７により
給電回路２が形成される。続いて、未接続のＣ相の接続
点８ａと単相負荷３との間の接続点８ｂに短絡スイッチ
９を開状態とした分岐線８を接続して図１の状態にされ
る。
て、活線下でＢ相電路からＣ相電路へ回線を切り換える
作業について説明すると、まず、バイパス線７を接続点
７ａ，７ｂで切離線２ｂに並列に接続して並列回路を形
成する。そして、両接続点７ａ，７ｂ間の切断点Ｘで切
離線２ｂを切断する。これにより、バイパス線７により
給電回路２が形成される。続いて、未接続のＣ相の接続
点８ａと単相負荷３との間の接続点８ｂに短絡スイッチ
９を開状態とした分岐線８を接続して図１の状態にされ
る。
【００１２】次に、図２に示すように、短絡スイッチ９
を投入してこの分岐線８とバイパス線７間を接続する。
これにより系路内では、Ｂ相電路とＣ相電路間が短絡し
てヒューズ６が溶断して、Ｂ相電路との接続が切り離さ
れる。なお、ヒューズ６の溶断により故障電流を遮断す
る時間は商用周波の０．５〜２サイクル程度であり、給
電回路２内に障害が波及するおそれはない。これによ
り、この給電回路２はＡ相電路と分岐線８（新設線２
ｃ）によるＣ相電路により切り換えられ、給電が継続さ
れる。
を投入してこの分岐線８とバイパス線７間を接続する。
これにより系路内では、Ｂ相電路とＣ相電路間が短絡し
てヒューズ６が溶断して、Ｂ相電路との接続が切り離さ
れる。なお、ヒューズ６の溶断により故障電流を遮断す
る時間は商用周波の０．５〜２サイクル程度であり、給
電回路２内に障害が波及するおそれはない。これによ
り、この給電回路２はＡ相電路と分岐線８（新設線２
ｃ）によるＣ相電路により切り換えられ、給電が継続さ
れる。
【００１３】この実施例では、バイパス線７に常閉スイ
ッチ５を設けているので、この常閉スイッチ５を開放し
て、Ｂ相電路に対する断路状態を安定させ、離断したヒ
ューズ６が再点弧することのないように両接点７ａ，７
ｂ間を確実に開路する。また、切離線２ｂ、バイパス線
７及び分岐線８の短絡スイッチ９などは、切換後に不要
となるが、これらは三相配電線の計画停電等の他の停電
作業時に、撤去することができる。
ッチ５を設けているので、この常閉スイッチ５を開放し
て、Ｂ相電路に対する断路状態を安定させ、離断したヒ
ューズ６が再点弧することのないように両接点７ａ，７
ｂ間を確実に開路する。また、切離線２ｂ、バイパス線
７及び分岐線８の短絡スイッチ９などは、切換後に不要
となるが、これらは三相配電線の計画停電等の他の停電
作業時に、撤去することができる。
【図１】切換作業時の給電回路図である。
【図２】短絡スイッチ投入時の給電回路図である。
【図３】切換前の給電回路図である。
１…配電線 ２…給電回線 ２ａ…接続線 ２ｂ…接続線（切離線） ２ｃ…接続線（新設線） ３…単相負荷 ４…回線切換装置 ６…ヒューズ ７…バイパス線 ８…分岐線 ９…短絡スイッチ Ｘ…切断点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−87934（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−218229（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−12626（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−78461（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−165389（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−917（ＪＰ，Ａ) 実開 昭49−52034（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭44−13329（ＪＰ，Ｂ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02J 3/26 H02G 1/02
Claims (1)
- 【請求項１】 三相配電線の内の二相に単相負荷を接続
する単相二線式の給電回線の一方の接続線を他の一相に
切換接続する給電回線切換装置であって、 切離される接続線に対して、ヒューズを並列に接続する
バイパス線と、未接続の一相と単相負荷との間に開状態
の短絡スイッチを設けた分岐線を備え、また、バイパス
線には、ヒューズに対して直列に常閉スイッチを設けた
ことを特徴とする三相配電線における給電回線切換装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7877793A JP3122553B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 三相配電線における給電回線切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7877793A JP3122553B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 三相配電線における給電回線切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06269128A JPH06269128A (ja) | 1994-09-22 |
| JP3122553B2 true JP3122553B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=13671334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7877793A Expired - Fee Related JP3122553B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 三相配電線における給電回線切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3122553B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4633951B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2011-02-16 | テンパール工業株式会社 | 単相３線式電路の電灯負荷制限器 |
| KR101122499B1 (ko) * | 2010-07-26 | 2012-03-16 | 대원전기 주식회사 | 전선이선기구 및 바이패스케이블을 이용한 무정전 배전공법 |
| JP6292967B2 (ja) * | 2014-05-01 | 2018-03-14 | 三菱電機株式会社 | 三相切替装置および三相切替システム |
| CN104578117B (zh) * | 2014-12-31 | 2018-02-13 | 北京中电博达科技有限公司 | 一种基于电力载波通信的智能选相开关及其控制电路 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP7877793A patent/JP3122553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06269128A (ja) | 1994-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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