JPS5818866B2 - デンリヨクケイトウ ノ ジコハキユウボウシソウチ - Google Patents

デンリヨクケイトウ ノ ジコハキユウボウシソウチ

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Publication number
JPS5818866B2
JPS5818866B2 JP47007600A JP760072A JPS5818866B2 JP S5818866 B2 JPS5818866 B2 JP S5818866B2 JP 47007600 A JP47007600 A JP 47007600A JP 760072 A JP760072 A JP 760072A JP S5818866 B2 JPS5818866 B2 JP S5818866B2
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JP
Japan
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power
circuit
output
load
failure
Prior art date
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Expired
Application number
JP47007600A
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English (en)
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JPS4877342A (ja
Inventor
久保木実
小林勇二
村井勝治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Tohoku Electric Power Co Inc, Hitachi Ltd filed Critical Tohoku Electric Power Co Inc
Priority to JP47007600A priority Critical patent/JPS5818866B2/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はループ構成された電力系統が事故によりしゃ
断されループ解ダルたとき、系統間同期外れなどの重大
事故に波及するのを未然に防止する事故波及未然防止装
置を提供することを目的とする。
これまで電源、負荷が比較的密集した放射状系統におい
て、重大事故発生時、事故前の発電力と負荷の大きさを
記憶しておき、事故による電源負荷の脱落量に応じて電
源負荷を制限する電力系統安定化装置が実用に供されて
いる。
この発明は広い地域にわたって電源、負荷が分布し、こ
れらが相互に連系されループ系統を構成している系統に
適用し、ループ解列に至る重大事故発生時、事故発生地
点において連系線の事故前の汐流の方向とその大きさを
比較的簡易な電力汐流検出リレーと限時回路よりなる装
置により記憶して電源、負荷制限を行なうことによって
系統間同期外れなどの波及事故に至るのを未然に防止し
、電力系統の安定運転を連続させようとするものである
この発明は別の言い方をすれば電力系統の過渡安定度を
考慮した安定運転確保のための事故波及防止装置を提供
しようとするものである。
即ち、本発明の適用が意図されている電力系統は、ルー
プ構成であるから、定態的に見れば電力の需給状態はル
ープ解列の場合と言えどもバランスしており、その面か
ら見ただけでは何の対策もとる必要はないと言える。
しかしながら、ループ系統を構成する送電ルートの一つ
が解列されると、そのルートの汐流は他のルートを迂回
して流れることになる。
従って、単に定態的には需給はバランスしていると言え
るが、このことだけで放置しておくと、この電力系統の
過渡安定度は極めて悪いものとなる。
そのため、解列したルートの汐流が大きいときは、系統
全体に擾乱が拡大し、電力系統の各所の電源が次々と脱
調し、系統がかいめつすることにもなりかねない。
従って、解列したルートの事故前の汐流に見合った負荷
制限又は電源制限を行って、解列されたときは直ちに、
その解列状態においてそのルートの接続された隣接電気
所が安定運転できるようにすることが必要となる。
この発明はこの要請に応えることができる。第1図はこ
の発明が適用される電力系統図であり、11〜19は送
電線、01〜G5は発電機、L1〜L10は負荷、Tr
l 〜Tr14は変圧器、CTI〜CT6は電流変成器
、PD1〜PD5は電圧変成器、CB1〜CB4はしゃ
断器、RYI〜RY6はこの発明の事故波及未然防止装
置を示す。
電源、負荷が広範囲に分布している電力系統においては
、隣接変電所間で自由に電力融通ができ、末端負荷変電
所においても電圧低下が少なく、事故によって送電線が
停止しても変電所が全停することがないようにするため
第1図に示すループ系統構成が広く採用されている。
ところが第1図に示すループ構成さd大系統で、例えば
送電線11に2回線故障が発生してCB1〜4が開放さ
れ2回線しゃ断されれば、故障発生前11により送電さ
れていた電力Pが19→17→18または19→17→
16→15→14→13→12のようにう回して送電さ
れるため、1部の送電線が過負荷したり、末端の負荷変
電所で系統電圧が低下したり、発電機Gl、G4.G5
と発電機G2 、G3の間の相差角が開いて、はなはだ
しいときは系統間同期外れに移行する惧れがある。
この発明は上述の2回線故障に至る重大事故を検出して
過負荷、電圧低下、系統間同期外れなどに至るのを防止
する簡易にして確実な装置を提供するもので、第1図の
RY1〜RY6はその配置を示す。
第2図および第3図は第1図のRY1〜RY5に示すこ
の発明の事故波及未然防止装置の原理と構成を示すブロ
ック図である。
同図においてCB1−b、CB2−bは第1図のしゃ断
器CBI、CB2の補助す接点(しゃ断器開放時閉路す
る接点)、27は不足電圧検出リレー、64Vは地絡過
電圧検出リレー、137〜237は不足電流検出リレー
、TLO〜TL3は限時回路、ORはオア回路、AND
はアンド回路、RTは2回線しゃ断検出信号、FDは故
障検出信号、91は電力汐流検出リレー、INHはイン
ヒビット回路、F1〜F3はしゃ断負荷選択回路を示す
第2図は事故波及未然防止装置RYのうちの故障検出回
路を示しており、故障発生前には端子FD、RTは出力
無しである。
第3図はRYのうちの故障前電力汐流検出回路を示して
おり、第2図回路の端子FD1RTの出力により制御さ
れる。
第5図は横軸に時間の経過を示し縦軸に第3図回路各部
の出力状況を示しており、この図は第4図のように時間
の経過とともに汐流電力変化したときの様子を表わして
いる。
第4図のように受電電力変化するとき、第3図の電力汐
流検出リレー91の出力端子1が、ついで2が出力有り
となり、限時回路TL1.TL?の動作時間T1後に端
子4,5に出力有りとなる。
故障発生前に端子FDに出力無しのため、端子4゜5の
出力はインヒビット回路■NH1,1NH2を介して端
子9,10の出力となり、限時回路TL4.TL5の動
作時間T3後に端子12゜13に出力有りとなる。
第4図の電力変化例によれば、電力Pの大きさは3段目
以上のときに端子3に出力有りとなる(2段目以上のと
きに端子2に出力有りとなり1段目以上のとき端子1に
出力有りとなる。
)ので、端子3,6,11.14は終始出力無しである
尚、第5図において斜線部T、、T3は限時回路の動作
時間、斜線部T。
。T2.T4は限時回路の復帰時間である。
端子FD、RTに出力無しのため、アンド回路AND4
、AND5 、AND5は出力無しである。
第3図回路は通常は以上のような出力状況となっており
、例えば第1図送電線11の故障が発生し、これが短絡
であるとき第2図の不足電圧検出リレー27が動作して
出力し、地絡のとき地絡過電圧検出リレー64Vが出力
する。
この出力は」−子回路OR1、限時回路TLOを介して
端子FDを出力有りとする。
この結果、第3図インヒビット回路INHI〜1. N
H3の出力は出力無しとなり、限時回路TL4.TL
、5は復帰時間T4.後に出力無しとなる。
このことは限時回路TL4 。TL5 、TL5によっ
て、故障発生より13時間前の電力の大きさPが1.故
障発生後T4時間記憶されたことを意味する。
一方、図示せぬ保護継電装置によって故障区間のしゃ断
器が開放されると、系統電圧が正常値に復し不足電圧検
出リレー27もしくは地絡電圧検出リレー64Vが復帰
する。
この結果、限時回路TLOも復帰しT。
時間後に端子FDを出力無しとする。
以上の動作説明は、故障検出した第1図の全ての事故波
及未然防止装置RYに共通に生じほぼ同時に進行するが
、以下の説明はRYlとRY2〜R’Y6とで相違する
事故波未然防止装置RY1(以下単にRYlという)は
、しゃ断器の開放された送電線から各種の入力を得て作
動するものであり、しゃ断器CB1.CB2の開放によ
り接点CB1−b。
CB2−bが閉じるためアンド回路ANI)2がTo時
間だけ出力し端子RTを出力有りとする。
RY2〜RY6の入力とする対象しゃ断器は開放されな
いので、これらの端子RTは出力無しである。
RYlのアンド回路AND4 、AND5はTo時間だ
け全入力端子が入力有りとなり、出力端子15.16を
出力有りとしてしゃ断負荷選択回路F1..F2を駆動
する。
Fl、F2が駆動されるのは、端子FDに出力有り(電
力系統故障発生)かつ端子RTに出力有り(二回線故障
)のときであり、しゃ断器の開放された電気所(変電所
あるいは発電所)において故障前電力に見合った電力の
負荷もしくは電源をしゃ断する。
RY2〜RY6では限時回路TLQの復帰により端子F
Dが出力無しとなり、インヒビット回路INIj1〜I
NH,,3は端子4,5,6の出力状態を端子9゜10
.11に伝える。
このため限時回路TL4〜TL6はT3時間後に入力に
対応した出力状態となり、故障発生前と同様の状態とな
る。
以上の説明は、第1図の送電線11に故障発生ししゃ断
器CB1〜CB4を開放したときのものであるが、送電
線19の故障の際の誤操作によりCB3 、CB4をも
開放してしまったときの動作を以下に説明する。
但し、この場合には二回線故障の検出をアンド回路AN
D2により行なわすjこアンド回路AND3で行なうこ
とのみが相違するのでこのことのみを説明すると、CB
3 、CB4の開放により電流変成器CT1の検出する
電流が零となり不足電流検出リレー137.237がと
もに出力しアンド回路A、ND 1 、 A、ND 3
、オア回路OR2を介して端子RTを出力有りとする。
尚、RYlではしゃ断器CB3 、CB4の開閉状態を
監視していないのでアンド回路AND2は出力しない。
以上のようにして記憶された事故前汐流信号に故障検出
信号、2回線しゃ断検出信号を加えてアンド回路AND
4−AND6を動作させ第5図に示すように出力端子1
5〜17に出力信号を与えてしゃ断負荷選択回路F1〜
F3を動作させ、しゃ断すべき負荷を選択する。
ここでしゃ断負荷回線数は轟然のことなからFl<F2
<F3で故障前汐流の大きさが大きい程しゃ断する負荷
を増加させる必要がある。
To−T4は、例えばT。
−1°0秒、T1=1秒、T2=15秒、T3−10秒
、T4=15秒程度が良い。
以上は第1図のPに示すようにPYlが受電汐流を検出
している場合について説明したが、送電汐流を検出して
いる場合はしゃ断負荷選択回路F1〜F3がしゃ断電源
選択回路になり、負荷しゃ断をやるかわりに電源しゃ断
をやることになるだけで、その他については全く同様に
なる。
以上のように、本発明では、事故前汐流の時々刻々の変
化を常時監視しながら、電気所間の連絡が断たれたのを
検出して汐流に応じた負荷制限または電源制限を行うか
ら、系統運用上極めて好都合な制御ができ、一つの事故
が全系統に影響を及ぼすというような事態を確実に回避
することができる。
例えば、発電機G2に接続された電気所が送電線11よ
り電力P1を受電していた状態で41開放されれば、P
lは1.9,17.l!6.lj5゜14.133,1
2のルートでこの電気所に受電されることとなり、この
結果一部ルートの過負荷、過電流を生じ、かつ二電源間
の位相差拡大による動揺、脱調が予想されるが、本発明
では受電の際に負荷をしゃ断してしまうので電力P1の
逆流回り込みを生じないので、これらが問題とならない
送電しているときは電源をPlだけしや断するので、送
電線12にP1分送電することによる常置を生じず過度
安定度改善される。
尚、これらしゃ断により定態的には電力過不足となるが
、これは発電機側のガバナ機構により吸収される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用されるべき系統の例を示す単線図
、第2図、第3図は本発明の実施例を示すブ七ツク図、
第4図、第5図は本発明を説明するための波形図である
。 符号の説明、l・・・・・・送電線、G・・・・・・発
電機、L・・・・・・負荷、Tr・・・・・・変圧器、
CT・・・・・・変流器、RY・・・・・・電力系統の
事故波及防止装置、CB−b・・・・・・しゃ断器補助
す接点、27・・・・・・不足電圧検出リレー、64・
・・・・・地絡過電圧検出リレー、137 、237・
・・・・・不足電流検出リレー、TL・・・・・・限時
回路、A付D・・・・・・アンド回路、OR・・・・・
・オア回路、RT・・・・・・2回線しゃ断検出回路、
FD・・・・・・故障検出信号、91・・・・・・電力
汐流検出リレー、INH・・・・・・インヒビット回路
、F・・・・・・しゃ断負荷選択回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一つの電気所から引出された二つの送電ルートが他
    の電気所と接続されてループ系統を構成する電力系統の
    適宜の電気所に設置される電力系統の事故波及防止装置
    であって、電力系統に故障の発生したことを検出する故
    障検出手段、該故障検出手段が出力した際に前記送電ル
    ートの故障発生前の汐流方向と大きさとを出力する汐流
    検出手段、自己電気所に接続された送電ルートが断され
    たことを検出する分離検出手段、送電ルートの分離が検
    出されたときにこの送電ルートについての前記汐流検出
    手段の汐流方向からこの送電ルートに接続された電気所
    の負荷もしくは電源を選択し、その汐流の大きさから負
    荷もしくは電源のしゃ断量を定めてしゃ断するしゃ断制
    御手段、とから構成されることを特徴とする電力系統の
    事故波及防止装置。
JP47007600A 1972-01-21 1972-01-21 デンリヨクケイトウ ノ ジコハキユウボウシソウチ Expired JPS5818866B2 (ja)

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JPH0632259U (ja) * 1992-10-07 1994-04-26 鹿島建設株式会社 運搬用台車

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JPH0632259U (ja) * 1992-10-07 1994-04-26 鹿島建設株式会社 運搬用台車

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JPS4877342A (ja) 1973-10-17

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