JP3122515U - 家具の固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な作業で設置箇所の間隙に合わせた適切な嵌り具合に調整しつつ、家具を充分に固定することができる強度を確保する。
【解決手段】 固定具10は、1対の係合部材12と、これらの1対の係合部材12が取り付けられるプレート状の軸14とを備えている。一方の係合部材12Bは、軸14に摺動自在に取り付けられる摺動係合部材である。この摺動自在な係合部材12Bは、揺動により摺動係合部材12Bの軸14への固定を解除すると共に摺動係合部材12Bをレバー34の揺動方向に変位させるレバー34を備えている。このレバー34は、固定具10の左右方向に向けて揺動する。1対の係合部材12は、固定具10を設置した場合に、軸14よりも壁面3側に突出して、軸14と壁面3との間に間隙を形成する突出部38を備えている。
【選択図】 図2

Description

本考案は、家具と天井等との間に嵌合して設置され、平時における家具のぐらつきや、地震時等における家具の転倒やズレ等の変位を防止する家具の固定具の改良に関し、特に、嵌り具合の調整や設置を簡易に行うことに関するものである。
地震時等における家具のぐらつきや転倒等を防止するためには、一般に、外筒と、この外筒から出し入れ自在な内筒とを備え、内筒の出し入れによる全長の調整が可能な固定具が使用されることがある。この一般的な家具の固定具では、その全長を、家具の天井面と家屋の天井との間に間隔に合わせて調整し、家具と天井間に嵌合して、家具の設置を安定させる。
しかし、この一般的な固定具では、外筒側から内筒にネジ部材を押し当てて、家具と天井との間の間隔に合わせた全長を維持しているため、その維持強度が必ずしも高くはなく、大きな力が加わった場合には、内筒が外筒内に入り込んで全長が短くなり、家具を安定的に固定することができなくなる問題があった。
この点を考慮して、外筒と内筒にそれぞれ間欠的に設けられた複数の貫通孔を形成し、これらの外筒と内筒の貫通孔を付合させて、この貫通孔に連結ねじを螺合して内筒を外筒に固定する転倒防止具も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この従来技術では、転倒防止具の全長の調整や設置に際して、連結ねじの取り外しや螺合作業を必要とするため、非常に手間が掛かる問題があった。特に、これらの転倒防止具は、家具と天井との間に設置される関係上、その調整や設置作業を比較的高所で行うことが必要となる関係上、連結ネジの螺合、取り外しという細かな作業を必要とすると、嵌り具合の調整や設置が困難となる問題があった。
また、この従来技術では、連結ねじによる固定強度は向上するものの、その強度を確保するために複数の貫通孔をある程度の間隔を空けて間欠的に形成する必要があることから、転倒防止具を任意の長さに調節することができない。このことは、家具と天井との間の間隙が必ずしも一定ではないことを考慮すると、現実的には使用することに困難性を伴う。具体的には、設置箇所に合致しない長さのまま使用しようとすると、短すぎる場合には、家具を安定的に固定することができず、一方、長すぎる場合には設置自体をすることができないか、あるいは、無理に設置すると家具又は天井のいずれか一方を損傷させるおそれがある。
更に、従来の転倒防止具の殆どは、天井と家具の天面に圧接して転倒を防止するものであったため、必ずしも充分な固定強度を確保することができない問題があった。即ち、従来の転倒防止具は、天井と家具の天面との間の上下方向における2点支持のみによって、家具の変位を防止し、左右方向の振動に対しては、十分な配慮が成されていなかった。また、実際の家屋において家具が近接して設置される壁面には、床面付近や上方に壁から僅かに突出する長押(なげし)が存在し、家具を壁面に完全に密着させて設置できることはほとんどなく、家具と壁面との間に隙間が存在する結果、振動時には、左右方向だけではなく前後方向にも変位するおそれがある。このため、家具の変位の防止を必要とする実際の地震時には、家屋や家具には、縦揺れのみならず、横揺れも加わることから、場合によっては、転倒防止具が前後左右方向にも振れて、天井と家具との間から外れるおそれがあった。
以上のように、従来の転倒防止具では、設置や位置調整の簡便性を優先させると設置強度が低下し、一方、設置強度を向上させると設置や位置調整が困難となり、設置や位置調整が容易でありつつ、同時に充分な固定強度を確保することができる転倒防止具は提供されていなかった。
特開平8−299091号公報
本考案が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑み、家具を充分に固定することができる強度を有しつつ、簡易な作業で、設置箇所の間隙に合わせた適切な嵌り具合に調整して、設置することができる家具の固定具を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するための第1の手段として、家具と天井又は壁面との間に設置されて家具の変位を防止する家具の固定具であって、家具又は天井若しくは壁面に各々係合して家具と天井又は壁面との間に嵌合される1対の係合部材と、これらの1対の係合部材が取り付けられる軸とから成り、少なくとも一方の係合部材は、軸に摺動自在に取り付けられる摺動係合部材であって、摺動係合部材は、摺動係合部材を位置決めする位置調整手段を備えていることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の解決手段において、1対の係合部材は、固定具を設置した場合に、軸よりも壁面側に突出して、軸と壁面との間に間隙を形成する突出部を備えていることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第2の解決手段において、突出部は、壁面に当接する一方、軸を家具の背面に押しつけることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第4の手段として、上記第1乃至第3のいずれかの解決手段において、摺動係合部材は、摺動係合部材を軸に固定する固定部材と、固定部材による固定を解除することにより摺動係合部材の摺動を許容して摺動係合部材を位置決めする位置調整手段とを備え、位置調整手段は、揺動により固定部材による固定を解除すると共に摺動係合部材をレバーの揺動方向に変位させるレバーを備えていることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第4の解決手段において、位置調整手段のレバーは、固定具を設置した場合に摺動係合部材から壁面以外の方向に突出し、壁面以外の方向に向けて揺動させることにより摺動係合部材の位置を調整することを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第6の手段として、上記第4又は第5のいずれかの解決手段において、位置調整手段は、レバーその他の操作部以外は、外部から接触できないように摺動係合部材の内部に収納されていることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第7の手段として、上記第1乃至第6のいずれかの解決手段において、軸は、家具と壁面との間に挿入することができるプレート形状を有していることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第8の手段として、上記第4乃至第7のいずれかの解決手段において、固定部材は、軸が貫通する貫通孔を有しこの貫通孔を軸に押圧させて摺動係合部材の変位を規制するプレートと、通常ではプレートを軸に押圧するように付勢するバネとから成り、位置調整手段は、プレートに係合してバネの付勢力に抗してプレートの軸への押圧を解除するレバーを備えていることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第9の手段として、上記第8の解決手段において、位置調整手段は、バネの付勢力に抗してプレートの軸への押圧を解除して摺動係合部材の位置決めを可能とする位置決め部材と、位置決め部材により位置決めされた状態からバネの付勢力に抗してプレートの軸への押圧を解除して摺動係合部材の位置の微調整を可能とする微調整部材とを備え、微調整部材が、レバーを備えていることを特徴とする家具の固定部材を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第10の手段として、上記第8又は第9のいずれかの解決手段において、固定部材は相互に不干渉に設置された第1の固定部材及び第2の固定部材とから成り、各固定部材は、軸が貫通する貫通孔を有し貫通孔を軸に押圧させて摺動係合部材の変位を規制するプレートと、通常ではプレートを軸に押圧するように付勢するバネとから成り、位置調整手段は、第1の固定部材のバネの付勢力に抗して第1のプレートの軸への押圧を解除して摺動係合部材の位置決めを可能とする位置決め部材と、位置決め部材により位置決めされた状態から第2の固定部材のバネの付勢力に抗して第2のプレートの軸への押圧を解除して摺動係合部材の位置の微調整を可能とする微調整部材とを備え、微調整部材が、レバーを備えていることを特徴とする家具の固定部材を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第11の手段として、上記第11の解決手段において、位置決め部材は、摺動係合部材の外部に突出する第1のプレートの端部であって、第1のプレートを第1のバネの付勢力に抗して揺動させて、第1のプレートの軸への押圧を解除することを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第12の手段として、上記第9乃至第11のいずれかの解決手段において、摺動係合部材は、位置決め部材によるプレートの軸への押圧の解除により、軸の家具側又は天井側若しくは壁面側のいずれの方向にも自由に摺動できることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第13の手段として、上記第8乃至第12のいずれかの解決手段において、バネは、軸の周囲に巻き付けられたコイルバネであり、位置調整手段は、コイルバネの付勢力に抗してバネを収縮させることにより、プレートの軸への押圧を解除することを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第14の手段として、上記第1乃至第13のいずれかの解決手段において、摺動係合部材は、家具側に配置される係合部材であることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案は、上記の課題を解決するための第15の手段として、上記第14の解決手段において、天井又は壁面側に配置される他方の係合部材は、軸の天井又は壁面側の端部に固定して設置されていることを特徴とする家具の固定具を提供するものである。
本考案によれば、上記のように、位置決め可能な1対の係合部が、摺動係合部材の軸への固定を解除すると同時に摺動係合部材を揺動方向に変位させるレバーを備えた位置調整手段を有するため、このレバーを下方等に押し下げるだけで、軸への固定の解除と摺動係合部材の下方への変位を同時に行うことができるので、高所でネジ等を螺合する作業に比べ、非常に楽な姿勢で容易に、固定具を設置することができる実益がある。
のみならず、本考案によれば、同時に、このレバーにより、摺動係合部材の位置を任意の位置に微調整することができるため、1対の係合部材間の間隔を、簡易に設置箇所の寸法に合わせて調整して設置することができ、家具の固定強度を向上させることができる実益もある。
この場合、本発明によれば、上記のように、このレバーは、家具の左右方向や前面方向等の建築物の壁面方向以外の方向に向けて揺動して、摺動係合部材の位置を調整するため、設置作業の容易性を確保することができると同時に、レバーが固定具の設置の支障となることがない実益がある。
また、本考案によれば、上記のように、摺動係合部材の位置調整手段は、摺動係合部材の軸への固定を解除する位置決め部材と、摺動係合部材の位置の微調整を可能とする微調整部材とを備えているため、位置決め部材により摺動係合部材を、長距離に亘って一度に移動させることができ、当初の設置時等や摺動係合部材の長距離に移動が必要な場合にも、1対の係合部材間の間隔を、簡易な作業で家具と天井等との間の設置箇所の寸法に概ね合致させた上で、細かな位置調整をすることができ、簡易な作業で適切に設置することができる実益がある。
また、本考案によれば、上記のように、位置調整手段は、レバーその他の操作部以外は、外部から接触できないように、摺動係合部材の内部に収納されているため、外部に位置調整のための機構が露出せず、インテリアの一つとして外観を損なわないと同時に、機構部分が外部の埃や塵等から保護されると共に一部が破損等しても家具と壁面との隙間等に落下することなく摺動係合部材内にとどまり、更には、作業時に機構の動きにより作業者が思わぬ怪我等を負うこともなく、保全性、安全性を確保することができる実益がある。
更に、本考案によれば、上記のように、位置決め可能な1対の係合部材が、固定具を設置した場合に軸よりも壁面側に突出して軸と壁面との間に間隙を形成する突出部を備えているため、壁面の下方に長押が存在して家具と壁面との間に隙間が存在しても、この突出部がその間隙を埋めて壁面に密接するため、上下方向だけではなく、水平方向への固定強度を高めることができると同時に、壁面上方に長押が存在する場合にも、長押をまたぐように軸を配置させつつ、充分な固定強度を確保することができる実益がある。
この場合、特に、本考案によれば、上記のように、上記のように、家具と天井等との間に設置される家具の固定具において、下方側に位置する家具側の係合部材を摺動自在としているため、できるだけ低い箇所での作業が可能となり、設置が容易となる実益がある。
一方で、本考案によれば、上記のように、天井又は壁面側に配置される他方の係合部材を、軸の天井又は壁面側の端部に固定して設置しているため、作業者から比較的遠い高所に位置する係合片に対しては何ら作業をすることなく、この軸の端部に設置された天井又は壁面側の係合部材を単に天井や壁面に当接させて家具側の係合部材の位置を調整するだけで、家具と天井等との間に簡易にかつ適切に設置することができると同時に、天井等側の係合部材は変位することがないため、充分な強度を確保することもできる実益がある。
本考案の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明すると、図1乃至図8は、本考案の家具の固定具10を示し、この家具の固定具10は、家具1と天井2との間に設置されて家具1の変位を防止するものであって、図1及び図2に示すように、家具1又は天井2に各々係合して家具1と天井2との間に嵌合される1対の係合部材12と、これらの1対の係合部材12が取り付けられる軸14とから成っている。
軸14は、衝撃が加わっても容易に変形しないよう、工具鋼等のある程度の強度を有する金属製材料から、図1乃至図4に示すように、長尺状に形成される。この軸14は、図1及び図2に示すように、家具1と壁面3との間に挿入することができるプレート形状を有し、図1乃至図4に示すように、長手方向の両端面を左右に向けて、天井2から家具1に向けて下垂して延びるように配置される。なお、この軸14は、想定しうる家具1と天井2との間の間隙に対応することができるように、充分な長さ、具体的には、必要に応じて、50cm〜1m程度の長さに設定する。
1対の係合部材12の各々は、図1乃至図6に示すように、天井2や家具1の天面1a等に係合する縦断面が略L字形状の係合部12aと、この略L字状の2辺に跨がるように斜めに設置される補強部12bとを備えている。従って、1対の係合部材12は、この係合部12aにより、天井2や家具1の天面1aに圧接されると共に、補強部12bにより上下方向への荷重を分散して受け止めることができるため、単なる断面L字形状の係合部材よりも固定強度が高い。
これらの1対の係合部材12のうち、図1及び図2に示すように、天井2側に配置される係合部材12Aは、図1乃至図4に示すように、軸14の天井2側の端部に固定して設置されている。具体的には、図5及び図6に示すように、係合部材12Aは、上下方向に向けて配置される係合部12aに軸挿入溝16が形成されており、この軸挿入溝16に軸14の端部を挿入することにより、軸14の端部に固定して取り付けることができる。従って、この天井2側の係合部材12Aは、軸14に固定して設置されて、変位することがないため、充分な強度をもって天井2に係合することができる。なお、この天井2側に配置される係合部材12Aは、図1乃至図6に示すように、この軸挿入溝16等を形成することができると同時に、補強部12b内部等に空間を有する筺体状の立体的な形状を有する。
一方、1対の係合部材12のうち、家具1側に配置される他方の係合部材12Bは、図1乃至図8に示すように、プレート形状を有する軸14に摺動自在に取り付けられる摺動係合部材12Bとなっている。具体的には、この摺動係合部材12Bは、図1乃至図8に示すように、内部にプレート形状を有する軸14を貫通させることができる軸貫通孔18を有し、この軸貫通孔18に軸18を貫通させることにより、軸14に摺動自在に取り付けられる。
この摺動係合部材12Bは、特に図5乃至図8に示すように、摺動係合部材12Bを軸14に固定する固定部材20と、この固定部材20による固定を解除することにより摺動係合部材12Bの摺動を許容して摺動係合部材12Bを位置決めする位置調整手段22とを備えている。
固定部材20は、後述する位置調整手段22が位置決め部材28と微調整部材30とを備えている図示の実施の形態では、摺動係合部材部材12Bの固定及び位置調整を、位置決め部材28及び微調整部材30とのそれぞれ毎に分断して機能させるために、図5乃至図7に示すように、固定部材は相互に不干渉に設置された第1の固定部材20A及び第2の固定部材20Bとから成っている。
これらの第1及び第2の各固定部材20は、図示の実施の形態では、図5乃至図7に示すように、軸14の周囲に押圧されて摺動係合部材12Bの変位を規制するプレート24(第1のプレート24A、第2のプレート24B)と、通常ではこのプレート24を軸14に押圧するように付勢するバネ26(第1のバネ26A、第2のバネ26B)とから成っている。
これらの各プレート24は、図5乃至図7に示すように、軸14が貫通する貫通孔24aを有し、この貫通孔24aを軸14に押圧させることにより、軸14に係合して、摺動係合部材12Bの変位を規制する。この場合、第1及び第2の2つのプレート24A、24Bを設定している図示の実施の形態では、摺動係合部材12Bが2カ所で固定されることになり、固定強度が高まる。なお、貫通孔24aの内径は、後述するように軸14に対してプレート24を揺動させることができるように、図5乃至図7に示すように、軸14の外径よりも、若干大きめに形成される。
なお、これらの各プレート24は、一端が、摺動係合部材12B内の適宜の箇所に枢支等されて揺動自在に設置される。具体的には、図示の実施の形態では、これらの各プレート24は、バネ26により下方に向けて付勢されているため、図5及び図7に示すように、後述するレバー34や位置決め部材となる第1のプレート24Aの端部24bと反対側の一端を、第1のプレート24Aにあっては摺動係合部材12内に設置された支持軸25に、第2のプレート24Bにあってはバネ受け32に支持させることにより、これらの支持軸25やバネ受け32を支点として、テコのように揺動することができる。この場合、充分な強度を確保するため、少なくとも、第1のプレート24Aを支持する支持軸25は、金属製とすることが好ましい。
また、各バネ26は、図示の実施の形態では、図5乃至図8に示すように、軸14の周囲に巻き付けられたコイルバネであるのが示されている。このバネ26は、図5乃至図7に示すように、一端が摺動係合部材12B内で固定される一方、他端がプレート24に係合することにより、プレート24を軸14に押しつけるように押圧する。この場合、バネ26の自然長を、固定端からプレート24までの間隙よりも長い長さに設定することにより、バネ26は、通常では伸張しようとする付勢力によりプレート24を軸14に押しつける。
なお、図示の実施の形態では、バネ26は、上方が固定端とされ、従って、プレート24を下方へ押し下げることにより、プレート24の貫通孔24aを軸14に押し付けるように設定されている。具体的には、下方に配置される第1のバネ26Aは、図5及び図7に示すように、摺動係合部材12B内に形成されたバネ受け32に、上方に配置される第2のバネ26Bは、数度右傾号部材12B内の天面に、それぞれ上端が当接して固定端とされている。但し、必ずしも、図示の形態に限定されるものではなく、バネ26の下方を固定端として、プレート24を上方へ押し上げることにより、プレート24を軸14に押しつける設定とすることもできる(この場合、次に述べる位置調整手段22(特に、位置決め部材28)は、プレート24を下方へ押し下げることにより、摺動係合部材12Bの軸14への固定を解除するように設定することになる。)。
一方、位置調整手段22は、図示の実施の形態では、図5乃至図8に示すように、バネ26(第1のバネ26A)の付勢力に抗してプレート24(第1のプレート24A)の軸14への押圧を解除して摺動係合部材12の位置決めを可能とする位置決め部材28と、この位置決め部材28により位置決めされた状態からバネ26(第2のバネ26B)の付勢力に抗してプレート24(第2のプレート24B)の軸14への押圧を解除して摺動係合部材12Bの位置の微調整を可能とする微調整部材30とを備えている。
この位置決め部材28は、具体的には、特に図5及び図7に示すように、摺動係合部材12Bの外部に突出する第1のプレート24Aの端部24bであって、第1のプレート24Aを第1のバネ26Aの付勢力に抗して揺動させて、第1のプレート24Aの軸14への押圧を解除する。この場合、上述したように、図示の実施の形態では、図7に示すように、第1のプレート24Aは、第1のバネ26Aにより下方に押し下げられて軸14に固定されるため、位置決め部材28である第1のプレート24Aの端部24bは、この図7に示す状態から図5に示すように、上方へ押し上げることにより、第1のバネ26Aの付勢力に抗してバネ26Aを収縮させつつ、第1のプレート24A自体を、その貫通孔24aが軸14の外周から離反するように揺動させて、第1のプレート24Aの軸14への固定を解除する。これにより、摺動係合部材12Bは、軸14の家具1側又は天井2側のいずれの方向にも自由に、長い距離を摺動することができ、特に、最初の設置時において、摺動係合部材12Bの大まかな位置決めをすることができる。
一方、微調整部材30は、図示の実施の形態では、揺動により固定部材20による固定を解除すると共に摺動係合部材12Bを、自身の揺動方向に変位させるレバー34を備えている。このレバー34は、図示の実施の形態では、図7に示すように位置決め部材28により位置決めされた状態から、図5に示すように、下方に向けて揺動させることにより、レバー34の先端部34Aが上昇して、第2のプレート24Bに下方から係合し、この第2のプレート24Bを、第2のバネ26Bの付勢力に抗して第2のバネ26Bを収縮させながら、上方へ押し上げることにより、第2のプレート24Bの軸14への押圧を解除する。
従って、このレバー34を下方に押し下げるだけで、摺動係合部材12Bの固定を解除することができると共に、その下方への押し下げ力によって、同時に摺動係合部材12Bを、レバー34の揺動方向、即ち、下方に向かって変位させることができる。即ち、この微調整部材30であるレバー34は、摺動係合部材12Bの固定の解除と下方への変位を兼任しており、これにより、位置決め部材28により大まかな位置決めをした後に、摺動係合部材12Bの位置を微調整して、適切な位置に調整することができる、特に、この場合、このレバー34により、摺動係合部材12Bの位置を任意の位置に微調整することができるため、1対の係合部材12間の間隔を、簡易な作業でありながら設置箇所の寸法に合わせて調整して設置することができ、家具の固定強度を向上させることができる。
また、この場合、このレバー34は、特に、図3に示すように、固定具10を設置した場合に摺動係合部材12から壁面3以外の方向に突出するように配置する。具体的には、図示の実施の形態では、レバー34は、図5及び図7、図8に示すように、摺動係合部材12Bの前後方向に軸線を向けて配置された枢軸36により枢支されて、摺動係合部材12Bの左右方向、即ち、壁面3と平行な方向に向けて揺動自在に設置され、壁面3以外の方向(図示の実施の形態では、固定具を正面(作業者の視点)から見て右方向)に向けて揺動させることにより、摺動係合部材12Bの位置を調整することができる。従って、固定具10の設置作業の容易性を確保することができると同時に、レバー34が固定具10の設置の支障となることがない。
また、この位置調整手段20は、図1乃至図8に示すように、レバー34や位置決め部材28となる第1のプレート24Aの端部24b等の操作部以外は、外部から接触できないように摺動係合部材12の内部に収納されている。具体的には、特に図8から解るように、摺動係合部材12を分割された2以上の部材から構成し、これを螺合等させることにより、位置調整手段20を内部に収納することができる。従って、摺動係合部材12Bは、図1乃至図8に示すように、内部に位置調整手段20を収納することができる筺体状の立体的な形状を有する。
これにより、外部に位置調整のための機構が露出せず、固定具10のインテリアの一つとして外観を損なわないと同時に、機構部分が外部の埃や塵等から保護されると共に一部が破損等しても家具1と壁面3との隙間等に落下することなく摺動係合部材12B内にとどまり、更には、作業時に機構の動きにより作業者が思わぬ怪我等を負うこともなく、保全性、安全性を確保することができる。
なお、図示の実施の形態では、位置決め部材28である第1のプレート24Aの端部24bがレバー34の揺動の支障とならないように、位置決め部材28を下方に、レバー34を備えた微調整部材30を上方に設置したが、必ずしも、これに限定されるものではなく、特にレバー34の揺動方向との関係を考慮して、その位置関係は任意に設定することができる。また、図示の実施の形態は、第1のプレート24Aは、1枚のプレートであるのが示されているが、固定強度等を確保するため、2枚以上のプレートを重ねて、第1のプレートとすることもできる。
更に、図示の実施の形態では、位置調整手段22は、位置決め部材28と微調整部材30とを有していたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、摺動係合部材12Bの固定の解除と変位とを行うレバー34に、位置決めと微調整の機能を同時に兼任させることもできる。この場合には、構成が簡易となると共に、製造も容易で、コストを低減することができる。
また、本考案においては、これらの筺退場の立体的な形状を有する1対の係合部材12は、図2、図4、図6に示すように、固定具10を設置した場合に、軸14よりも壁面3側に突出して、軸14と壁面3との間に間隙を形成する突出部38を備えている。
この突出部38による間隙により、軸14は、図2に示すように、背後の壁面3から、いわば若干浮くようにして離反して設置される。このため、図2に示すように、壁面3上方に長押4が存在する場合にも、軸14を、この長押4をまたぐようにして配置させて、固定具10を設置することができる。また、壁面3の下方に長押4が存在して家具1と壁面3との間に隙間が存在しても、この突出部がその間隙を埋めるようにして、固定具10を設置することができる。従って、この突出部38の突出厚みは、この長押4の厚みを考慮して、3〜15mm程度の範囲で、適宜設定することができる。この場合、軸14が長押4に押し当てられる場合には、固定具10が水平方向にも固定されて固定強度が高まる。
一方、軸14を家具1の背面に密着させて設置した場合に、特に図2に示すように、突出部38が壁面3に当接する場合には、この突出部38により、固定具10が壁面3との間でも固定されると共に軸14を家具1の背面に押しつけ、固定具10が従来の上下方向の固定だけではなく、水平方向にも固定されるため、縦揺れ、横揺れのいずれに対しても強度が向上する。
なお、係合部材12A、12Bのうち、家具1又は天井2に係合する係合面には、図1乃至図6に示すように、弾性変形可能な緩衝材40を設置することが望ましい。この緩衝材40としては、ゴムやスポンジ等を使用することができる。
これらのゴムやスポンジ等の緩衝材40により、1対の係合部材12A、12Bを強固な力で家具1や天井2との間に嵌合させても、家具1や天井2の損傷を防止することができると同時に、家具1と天井2間の間隙と、1対の係合部材12A、12B間の間隔との間に多少の誤差が生じても、その誤差を吸収して、1対の係合部材12A、12Bを家具1と天井2との間に確実に固定することができる。また、この緩衝材40自体が、上述したゴムやスポンジ等の滑り抵抗の高い材質である場合には、家具1や天井2に対する固定具10の変位を、確実に抑制することもできる。
次に、本発明の家具の固定具10の使用方法について説明すると、天井2側の係合部材12Aを設置すべき箇所の天井2に係合させると共に、軸14を天井2と家具1との間の壁面3に沿って配置する。この場合、軸14が、家具1と天井2との間の間隙よりも長い場合には、剰余の軸14部分を家具1の背面と壁面3との間に挿入して配置する。また、家具1側の摺動自在な係合部材12Bを、家具1と天井2との間に位置するように配置する。なお、この場合、少なくとも、軸14を家具1の背面に密着させ、更に可能であれば、できるだけ突出部38を壁面3にも密着させた方が上述したように固定強度が高まるので、望ましい。
この場合、作業者から比較的遠い高所に位置する天井2側の係合部材12Aは、軸14の端部に固定して設置されているため、この天井2側の係合部材12Aに対しては何ら作業をすることなく、上記のように、単に天井2に当接させるだけで簡易にかつ適切に配置することができる。
次いで、家具1側の摺動係合部材12Bと家具1との間に大きな隔たりがあるときには、位置決め部材28である第1のプレート24Aの端部24bを上方に押し上げて、摺動係合部材12Bを家具1の天面付近にまで摺動させる。なお、この作業は、設置までに事前に行うこともできる。その後、レバー34を、徐々に下方に押し下げていき、適度な力で押しても、係合部材12Bを押し下げることができない位置にまで下げて微調整することにより、1対の係合部材12A、14Bを、家具1と天井2との間に嵌合させる。
この場合、特に、下方(作業者側)に位置する家具1側の係合部材12Bを摺動自在としているため、できるだけ低く、作業者に近い箇所での作業が可能であると共に、連結ネジの螺合等をすることなく、レバー34により摺動係合部材12Bを押し下げるだけで、適切に位置調整及び設置をすることができ、非常に簡易な作業でありながら、家具1を確実に、かつ、安定的に固定することができる。
なお、上記の実施の形態では、固定具10を、家具1と天井2との間に設置する場合を例二節下が、固定具10の設置箇所に特に限定はなく、例えば、図示の実施の形態と異なり、軸14を水平方向に配置して、家具1同士の間、あるいは、家具1と壁面3との間に設置することができる。また、これらの場合には、一方の係合部材12Bのみを摺動自在とした上記の実施の形態と異なり、1対の係合部材12A、14Bのいずれをも、摺動自在として、1対の係合部材12A、14B間の間隔を相対的に調整することができるように設定することもできる。
本考案は、特に、例えば、家庭や事業所等に設置される棚等の家具に、広く適用することができる。
本考案の家具の固定具において摺動係合部材を下方へ摺動させた状態の正面図である。 本考案の家具の固定具において摺動係合部材を下方へ摺動させた状態の側面図である。 本考案の家具の固定具において摺動係合部材を上方へ摺動させた状態の正面図である。 本考案の家具の固定具において摺動係合部材を上方へ摺動させた状態の正面図である。 図4におけるA−A線の断面図である。 図3におけるC−C線の断面図である。 図2におけるB−B線の断面図である。 図1におけるD−D線の断面図である。
符号の説明
1 家具
2 天井
3 壁面
4 長押
10 固定具
12 1対の係合部材
12A 係合部材(天井又は壁面側)
12B 摺動係合部材(家具側)
12a 係合部
12b 補強部
14 軸
16 軸挿入溝
18 軸貫通孔
20 固定部材
20A 第1の固定部材
20B 第2の固定部材
22 位置調整手段
24 プレート
24A 第1のプレート
24B 第2のプレート
24a 貫通孔
24b 第1のプレートの端部
26 バネ
26A 第1のバネ
26B 第2のバネ
28 位置決め部材
30 微調整部材
32 バネ受け
34 レバー
36 枢軸
38 突出部
40 緩衝材

Claims (15)

  1. 家具と天井又は壁面との間に設置されて前記家具の変位を防止する家具の固定具であって、前記家具又は天井若しくは壁面に各々係合して前記家具と前記天井又は壁面との間に嵌合される1対の係合部材と、前記1対の係合部材が取り付けられる軸とから成り、少なくとも一方の前記係合部材は、前記軸に摺動自在に取り付けられる摺動係合部材であって、前記摺動係合部材は、前記摺動係合部材を位置決めする位置調整手段を備えていることを特徴とする家具の固定具。
  2. 請求項1に記載された家具の固定具において、前記1対の係合部材は、前記固定具を設置した場合に、前記軸よりも壁面側に突出して、前記軸と前記壁面との間に間隙を形成する突出部を備えていることを特徴とする家具の固定具。
  3. 請求項2に記載された家具の固定具において、前記突出部は、前記壁面に当接する一方、前記軸を前記家具の背面に押しつけることを特徴とする家具の固定具。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された家具の固定具であって、前記摺動係合部材は、前記摺動係合部材を前記軸に固定する固定部材と、前記固定部材による固定を解除することにより前記摺動係合部材の摺動を許容して前記摺動係合部材を位置決めする位置調整手段とを備え、前記位置調整手段は、揺動により前記固定部材による固定を解除すると共に前記摺動係合部材をレバーの揺動方向に変位させる前記レバーを備えていることを特徴とする家具の固定具。
  5. 請求項4に記載された家具の固定具において、前記位置調整手段の前記レバーは、前記固定具を設置した場合に前記摺動係合部材から前記壁面以外の方向に突出し、前記壁面以外の方向に向けて揺動させることにより前記摺動係合部材の位置を調整することを特徴とする家具の固定具。
  6. 請求項4又は請求項5のいずれかに記載された家具の固定具において、前記位置調整手段は、前記レバーその他の操作部以外は、外部から接触できないように前記摺動係合部材の内部に収納されていることを特徴とする家具の固定具。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された家具の固定具において、前記軸は、前記家具と前記壁面との間に挿入することができるプレート形状を有していることを特徴とする家具の固定具。
  8. 請求項4乃至請求項7のいずれかに記載された家具の固定具において、前記固定部材は、前記軸が貫通する貫通孔を有し前記貫通孔を前記軸に押圧させて前記摺動係合部材の変位を規制するプレートと、通常では前記プレートを前記軸に押圧するように付勢するバネとから成り、前記位置調整手段は、前記プレートに係合して前記バネの付勢力に抗して前記プレートの前記軸への押圧を解除する前記レバーを備えていることを特徴とする家具の固定具。
  9. 請求項8に記載された家具の固定具において、前記位置調整手段は、前記バネの付勢力に抗して前記プレートの前記軸への押圧を解除して前記摺動係合部材の位置決めを可能とする位置決め部材と、前記位置決め部材により位置決めされた状態から前記バネの付勢力に抗して前記プレートの前記軸への押圧を解除して前記摺動係合部材の位置の微調整を可能とする微調整部材とを備え、前記微調整部材が、前記レバーを備えていることを特徴とする家具の固定部材。
  10. 請求項8又は請求項9のいずれかに記載された家具の固定具において、前記固定部材は相互に不干渉に設置された第1の固定部材及び第2の固定部材とから成り、前記各固定部材は、前記軸が貫通する貫通孔を有し前記貫通孔を前記軸に押圧させて前記摺動係合部材の変位を規制するプレートと、通常では前記プレートを前記軸に押圧するように付勢するバネとから成り、前記位置調整手段は、前記第1の固定部材のバネの付勢力に抗して前記第1のプレートの前記軸への押圧を解除して前記摺動係合部材の位置決めを可能とする位置決め部材と、前記位置決め部材により位置決めされた状態から前記第2の固定部材のバネの付勢力に抗して前記第2のプレートの前記軸への押圧を解除して前記摺動係合部材の位置の微調整を可能とする微調整部材とを備え、前記微調整部材が、前記レバーを備えていることを特徴とする家具の固定部材。
  11. 請求項10に記載された家具の固定具において、前記位置決め部材は、前記摺動係合部材の外部に突出する前記第1のプレートの端部であって、前記第1のプレートを前記第1のバネの付勢力に抗して揺動させて、前記第1のプレートの前記軸への押圧を解除することを特徴とする家具の固定具。
  12. 請求項9乃至請求項11のいずれかに記載された家具の固定具において、前記摺動係合部材は、前記位置決め部材による前記プレートの前記軸への押圧の解除により、前記軸の家具側又は前記天井側若しくは壁面側のいずれの方向にも自由に摺動できることを特徴とする家具の固定具。
  13. 請求項8乃至請求項12のいずれかに記載された家具の固定具において、前記バネは、前記軸の周囲に巻き付けられたコイルバネであり、前記位置調整手段は、前記コイルバネの付勢力に抗して前記バネを収縮させることにより、前記プレートの前記軸への押圧を解除することを特徴とする家具の固定具。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれかに記載された家具の固定具において、前記摺動係合部材は、前記家具側に配置される係合部材であることを特徴とする家具の固定具。
  15. 請求項14に記載された家具の固定具において、前記天井又は前記壁面側に配置される他方の係合部材は、前記軸の前記天井又は壁面側の端部に固定して設置されていることを特徴とする家具の固定具。
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