JP2005349224A - 家具転倒防止器具 - Google Patents

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Michiko Imamoto
美千子 今本
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Abstract

【課題】 取付け様とする目的である家具等の、本体の最下位の側面の位置に装着して、隣接する床面を利用する機構方式で、地震動と共に共振して生じる揺れで、家具の底面と床面との僅かな間隙を捉えて、装置の爪受用ピンが押しバネによって下がり爪受から爪が外れ、突き出し棒が床面に平行して飛び出し、床面に接着して振れを抑制させることのできる、家具転倒防止器具を提供する。
【解決手段】 部屋に設置された家具の、最下位の側面の左右両端に各1体(2体で1対)を装着することにより、防振効果を高める機構に構成する。防振器具は左用、右用とも兼用の仕様にする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、地震の振動で転倒の恐れのあるタンス、書棚、食器棚、ロッカーなど家具類の転倒を防止する、家具転倒防止器具に関するものである。
技術の背景
特許広報の文献を閲覧して見ると、これらの転倒防止の器具はおおむね3種類の仕様タイプに大別されている。
上述3種類のうちの1種類目の例としては、タンス、書棚、食器棚などの天板と天井の間に突っ張り棒状の物をあてがう方式で、長さが調整できるものや、緩衝装置を組み込んだものなど、下記例
特許公開 平8−275836号 公開特許広報 特許公開 平8−228870号 公開特許広報
上述の2種類目の例としては、タンス、書棚、食器棚などをL字型状の取り付金具で、床面や壁面に直接ネジで取付けたり、又ベルトで締め付けて固定する方式など、下記例
特許公開 平7−227328号 公開特許広報
上述の3種類目の例としては、タンス、書棚、食器棚などの下面の前側と床面の間に、傾斜のついたクサビを噛み合せ、転倒を防ぐタイプのものなど、下記例
特許公開 平8−308668号 公開特許広報
特許文献の1と2の例の転倒防止器具は、家具の天板と天井の間に突っ張り棒状のものをあてがう式の物であるが、一般的な家庭に用いられる建築工法だと、天井の造作は吊り下げ方式が採用されていて、該当の突っ張り棒状のものが軟弱な天井を突き破る恐れが懸念される、これは欠陥要素と捉えられる。
特許文献3の例の転倒防止器具は、タンスや書棚など家具にL字型の金物状の物をネジなどで締め付け、その反対側を床面や壁面にネジなどで締め付けて固定する方式であるが、家具並びに床面や壁面に、ねじ込み跡を残すことになり、借家などの場合明け渡しの時に、修復に余計な費用をかけなければ成らない、これは欠陥要素と捉えられる。
特許文献4の例の転倒防止器具は、一般家庭の装飾的要素の室内備品へ使用には、違和感を覚えるものであり、これは欠陥要素と捉えられる。
上述の〔0008〕〔0009〕〔0010〕の欠陥要素を、欠陥と捉え解決の課題とする。
上述の課題を解決させる為にこの発明では、家具本体の下位の側面で、かつ底面の部位周辺の比較的目立ちにくい位置に装着して、隣接する床面を利用する式で、転倒防止器具装置の突き出し棒がその床面に対し平行に飛び出して、突き出し棒が床面に接する様にして転倒を防止するのが特徴である。
この発明は装置の機能効果を高めるため、2体(1対)を図1の様に左右の側に各1体を装着する、そのためこの転倒防止器具は、左右いずれの方側にも取り付けが可能な形体にした特徴を持つ。
この発明は、一度地震動で装置の機能が働いた後は、次の事態に備える為の操作が容易におこなえる様な機構である。転倒防止器具の構造体を分解調整するなどの煩わしい手間は一切不要で、一度地震動に共振して飛び出した突き出し棒は、押し戻すだけで爪が爪受けに引っ掛かり元の位置に収まる機構を備えた特徴を持つ。
本発明の転倒防止器具は地震による家具の傾きで、家具の底面の後部位が2〜3ミリ浮き上がれば、瞬時に、転倒防止器具の突き出し棒の爪が、爪受けから外れてインナーケース面を滑走して飛び出し、床面に接着して振れの増幅を抑止して、家具の転倒を効果的に防止することができるものである。
まず始めに、3A、3B、3C、3D、3Eについて解説しておく。 3Aアウトケースには10止板Bを取り付けた状態にしておく、 3B突き出し棒には7爪と8ピストン受と9止板Aの3点を取り付けた状態にしておく、 3Cインナーケースには4固定支持板を取り付けて6引バネと3ピストンを組み合わせておく、同時に1爪受および2爪受用ピンを組み合わせ5押バネをはめた状態にしておく。
上述の3A〜3Cの取り付けや組み合せした状態のものを次の手順で組み合わせる、3Cインナーケースのピン穴に、1爪受の切欠部が上側になるように納めて5押バネをはめる、次にこの状態の上側より3ピストンと4固定支持板と6引きバネをまたがせながら3B突き出し棒を納めて組む、さらにその上側から5押バネを押さえ込みながら3Aアウトケースを覆い被せる、この状態の下側から、3Dの支持板の2爪受用ピン穴に合わせながらはめ合わせれば組立が完了する。
2A図は〔3図〕3B突き出し棒を押し込んで、バネ板材で加工された7爪が1爪受けにはまった状態の組立図で、上述〔0017〕でのべた、組立が完了した状態のものである。
2B図は〔3図〕3B突き出し棒が、地震の振動で家具と床面の間に2〜3ミリ隙間が生じれば、1爪受が5押しバネによって押し下げられて7爪が1爪受けから外れる、すると3ピストンが6引バネで4固定支持板方向に引き寄せられる、この時9止板Aを介して3B突き出し棒も引かれて飛び出す。突き出し棒が飛び出した状態を示した図である。
1B図は2A図中(〔0017〕でのべた組立が完了状態)のY方向から視た断面図である、
又、1C図は2A図中(〔0017〕でのべた組立が完了状態)のZ方向から視た断面図である。
1A 家具転倒防止器具の発明に係わる、器具の装着の概略図である。 1B 〔図2〕2AのY−Y方向から視た断面図である。 1C 〔図2〕2BのZ−Z方向から視た断面図である。 2A 〔図3〕3Bの突き出し棒の作動前の図面である。(爪が爪受けに掛かった状態) 2B 〔図3〕3Bの突き出し棒の作動後の図面である。(爪が爪受けから外れた状態) 3A アウトケース 3B 突き出し棒 3C インナーケース 3D 支持板 3E L字型接続板
符号の説明
1 爪受
2 爪受用ピン
3 ピストン
4 固定支持板
5 押バネ
6 引バネ
7 爪
8 ピストン受
9 止板A
10 止板B

Claims (4)

  1. この家具転倒防止器具は、部屋に設置した家具本体の側面の最下部の位置に設置するもので、地震動に共振して床面の間に生じる隙間に、転倒防止器具装置の爪受けが押しバネに押し下げられて爪受から爪が外れ、突き出し棒が床面に対しほぼ平行に飛び出して、床面に接触して振動を抑止して転倒を防止するのが特徴である。
  2. 機能の効果を高める為に、家具の左右に各1体(2体で1対)装着するもので、そのため、この転倒防止器具は左右いずれの方向にも取付けが可能な形態である。
  3. この家具転倒防止器具は多様な形態の家具に利用範囲を広めるため、強接着テープを使用して取付けも出来るように器具本体の側面は、最大広く確保して全面を強接着テープに対応した形態である。
  4. この機構は繰り返し機能を働かせることの出来る特徴を持つものである、可動以前の状態に戻す(セット状態)には構造体の突き出し棒を、飛び出してきた方向に押し戻すだけの操作で、突き出し棒の爪が爪受けに掛かる機構である、この爪はバネ材を使用しているので、押し込むだけで組み込まれ収まる仕様である。
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