JP3122147U - 鋸付き剪定鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】 剪定鋏と鋸を一体として、剪定鋏と鋸の交換作業を完全に撤廃して、細い枝葉から太い木枝までの剪定作業を効率よく行うことができ、作業性が良好な鋸付き剪定鋏を提供する。
【解決手段】 端部に切刃4を備える一の把持柄体7と、端部に受刃5を備える他の把持柄体6と、一の把持柄体7と他の把持柄体6との交差部分に設置される支軸8と、一の把持柄体7又は他の把持柄体6に隣接して支軸8に回動自在に設置される鋸部3と、他の把持柄体6に設置され鋸部3を収納する収納部とを有するものである。
【選択図】 図1

Description

本考案は、鋸と剪定鋏を一体とした鋸付き剪定鋏に関する。
従来、果樹や庭木等の剪定作業では、剪定鋏を使用して不要な小枝等を切断することが多い。しかしながら、剪定鋏では果樹や庭木の先端に生える細い枝や葉は容易に切断することができるが、幹に近づくと枝が太くなるので剪定鋏での切断が困難になり、この場合、作業者は剪定鋏に替えて鋸を使用して太枝の切断を行っている。
通常、作業者は、用具を収納した収納ケース等を腰に装着しており、必要な用具をこの収納ケースから順次出し入れして作業を進めるが、剪定鋏を入れて鋸を取る、又は、鋸を入れて剪定鋏を取るというような剪定鋏と鋸の交換作業は煩雑で時間を要するものである。また、収納ケースを使用しないで地面等の作業者から離れた場所に用具を置く場合はなおさらである。そして、剪定作業は高所で行われることが多く、脚立等に乗った状態では、これらの用具の交換作業はバランスを崩しやすく、作業者や用具が落下する危険が伴っており、さらに、剪定鋏や鋸のような刃物が落下すると、周囲にいる人にも危険が及んでしまう。そこで、このような課題に対処するべく様々な技術が開発されており、これまでにもいくつかの発明が開示されている。
例えば、特許文献1には、「鋸と剪定バサミ」という名称で、鋸と剪定鋏を一体型にした両用の剪定用具に関する発明が開示されている。
この特許文献1に開示された発明は、支軸によって回転して鋸柄に収納可能な鋸刃を備える鋸において、支軸を共有して、鋸柄に剪定鋏の受け刃を固設するとともに先端に押さえ刃を備える把持柄を受け刃と噛合可能に設置したものである。
この両用一体型剪定用具は、未使用時には鋸刃が鋸柄に収納され、また、押さえ刃を備える剪定鋏の把持柄は鋸柄に設置される固定具に掛止されて固定されている。そして、鋸を使用する場合は、鋸柄から鋸刃を回転させて取り出して鋸柄を把持して鋸引き作業を行う。一方、剪定鋏を使用する場合は、鋸刃が収納された状態で、固定具による把持柄の掛止を解除して、押さえ刃を備える把持柄と受け刃が設置された鋸柄を把持してこれらの柄の開閉操作により、押さえ刃と受け刃を噛合させる。このように一つの用具に鋸機能と鋏機能を備えることで、頻繁な道具の交換を不要とし連続的な剪定作業を可能にしている。
また、特許文献2には、「剪定鋏」という名称で、被切断物が刃の先方に滑動せずに確実に切断できる剪定鋏に関する発明が開示されている。
この特許文献2に開示された発明は、一対の刃体を備える剪定鋏において、上縁が鋸刃形状で滑り止め機能を有する滑り止め片を一の刃体の刃縁から突出させて固設したものである。したがって、太枝等の被切断物を一対の刃体に挟持すると、被切断物は一の刃体に固設された鋸刃形状の滑り止め片に当接して、この滑り止め片が被切断物に食い込んで滑らないように保持するので、切断を確実に行うことができる。
特開2003−88243号公報 特開2005−253329号公報
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1に開示された発明においては、鋸に剪定鋏が設置される構造であり、剪定鋏における把持柄の一方が鋸柄となり、鋸柄は通常の剪定鋏の把持柄よりも大きいので把持しにくく、剪定鋏による切断がうまく行えないという課題があった。また、鋸から剪定鋏に切り替えるためには鋸刃を鋸柄に収納する必要があり、この作業によって剪定作業は中断し、また、作業者は両手を使用して行わなければならないので煩雑で作業効率が下がるという課題もあった。
また、特許文献2に開示された発明は、剪定鋏に被切断物の滑り止め機構を具設して被切断物を確実に切断するものであり、鋸を使用した鋸引きによって被切断物の切断を行うものではないので剪定鋏では困難となる太枝や木を容易に切断することができないという課題があった。
本考案はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、剪定鋏と鋸を一体として、剪定鋏と鋸の交換作業を完全に廃して、細い枝葉から太い木枝までの剪定作業を効率よく行うことができ、作業性が良好な鋸付き剪定鋏を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案である鋸付き剪定鋏は、端部に切刃を備える一の把持柄体と、端部に受刃を備える他の把持柄体と、一の把持柄体と他の把持柄体との交差部分に設置される支軸と、一の把持柄体又は他の把持柄体に隣接して支軸に回動自在に設置される鋸部と、他の把持柄体に設置され鋸部を収納する収納部とからなることを特徴とするものである。
このような構成の鋸付き剪定鋏によれば、収納部に収納される鋸部を支軸を軸として回動して一の把持柄体又は他の把持柄体に隣接させると、剪定鋏による切断機能に加えて、鋸部が鋸として作用する。
また、請求項2記載の考案は、請求項1記載の鋸付き剪定鋏において、切刃又は受刃の側面には鋸部が予め定められる所定の角度以上に回動することを抑制するストッパーが備えられることを特徴とするものである。
このような構成の鋸付き剪定鋏においては、請求項1に記載の考案の作用に加えて、ストッパーは鋸部を所定の角度以上に回動することを抑制するように作用する。
そして、請求項3記載の考案は、請求項1記載の鋸付き剪定鋏において、支軸近傍の鋸部を収容するカバーを有し、このカバーには鋸部が予め定められる所定の角度以上に回動することを抑制するストッパーを備えることを特徴とするものである。
このような構成の鋸付き剪定鋏においては、カバーは支軸近傍の鋸部を収容して保護するように作用する。また、このカバーに備えられるストッパーは、請求項2に記載の考案と同様に、鋸部を所定の角度以上に回動することを抑制するように作用する。
そして、請求項4記載の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の鋸付き剪定鋏において、収納部内に設置され鋸部を吸着する吸着部を具備することを特徴とするものである。
このような構成の鋸付き剪定鋏においては、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、吸着部は、収納部に収納される鋸部を吸着するように作用する。
最後に、請求項5記載の考案は、請求項4に記載の鋸付き剪定鋏において、収納部内に設置され吸着部から鋸部を付勢して取り出し可能に保持する弾性部を具備することを特徴とするものである。
このような構成の鋸付き剪定鋏においては、請求項4に記載の考案の作用に加えて、弾性部は、吸着部から鋸部を容易に取り出すことができるように保持するという作用がある。
以上説明したように、本考案の請求項1に記載の鋸付き剪定鋏においては、鋸部を収納部から取り出して一の把持柄体又は他の把持柄体に隣接して設置すると、鋸部は鋸として機能するので、剪定作業において、細い枝葉は剪定鋏を用いて切断し、一方、太い木枝は鋸引きによって切断することができ、剪定鋏と鋸の交換作業を撤廃して迅速な剪定作業を行うことができる。また、用具の交換を行わないので、交換時に作業者がバランスを崩したり、用具を落下したりするようなことがなく、作業者及び周囲の安全性を向上することができる。
また、本考案の請求項2に記載の鋸付き剪定鋏においては、ストッパーにより鋸部は所定の角度で固定されるので、鋸引き作業において鋸部はぐら付くことなく、確実に切断を行うことができる。
そして、本考案の請求項3に記載の鋸付き剪定鋏においては、カバーによって支軸近傍の鋸部が収容されるので、支軸近傍の鋸部が使用者の手等を損傷させることを防止するとともに支軸近傍の鋸部自体が保護される。また、請求項2に記載された考案と同様に、カバーに設置されるストッパーによって鋸部が固定されるので、鋸引きによる切断作業が容易となる。
そして、本考案の請求項4に記載の鋸付き剪定鋏によれば、鋸部は吸着部によって吸着された状態で収納されるので、鋏を使用している場合などに収納部から鋸部が不用意に出現することがなく安全である。
最後に、本考案の請求項5に記載の鋸付き剪定鋏においては、弾性部によって鋸部が付勢されるので、吸着部に吸着された鋸部の収納部からの取り出しが容易となる。
以下に、本考案の最良の実施の形態に係る鋸付き剪定鋏を図1乃至図6を参照しながら説明する。
実施例1について、図1乃至図5を参照しながら説明する。図1は、本考案の本実施例1に係る鋸付き剪定鋏の正面図であり、また、図2は本実施例1に係る鋸付き剪定鋏の背面図である。
図1及び図2において、鋸付き剪定鋏1は、剪定鋏2の切刃4に隣接して鋸3が設置されたものである。剪定鋏2は一般的な構造を有するものであり、一方の把持柄7の先端に切刃4を備え、他方の把持柄6の先端に受刃5を備え、これらの把持柄6及び把持柄7が交差する部分に支軸8が貫設されてナット13で固定され、支軸8を軸とした把持柄6,7の開閉動作により切刃4と受刃5が開閉し、切刃4と受刃5に挟まれる枝葉等の被切断物が切断できるようになっている。なお、符号11はフックであり、不使用時の把持柄6及び把持柄7を掛止して固定するものであり、また、符号12はばねであり、把持柄6,7の閉動作によって把持柄6,7の開動作に付勢するものである。
そして、鋸3は、片側に鋸刃3aが形成されており、その基端部において剪定鋏2の支軸8から延設された支軸8aに回動自在に設置されている。また、鋸3の基端部にはカバー9が装着されており、このカバー9は、鋸3の基端部を保護するとともに、鋸3の設置時や回動時において薄く鋭利な基端部が作業者や他の物品を損傷することを防止している。そして、符号10はカバー9に設置されるストッパー10であり、鋸3の回動を予め設定された所定の角度で抑止するものである。
なお、鋸3の形状及び材質は特に限定されるものではないが、後述するように、不使用時には、支軸8aを軸として回動して把持柄6に設置される収納部に収納されるのでこの収納部に収納可能な形状であることが好ましい。
鋸付き剪定鋏1の使用に際しては、後述する収納状態からフック11を外して把持柄6,7の掛止状態を解除し、続いて、鋸3をストッパー10によって固定されるまで回動して、図1及び図2に示す状態にする。そして、使用者は、利き手で鋸3が親指側になるように把持柄6,7を把持し、把持柄6,7の開閉操作を行うと剪定鋏2を機能させることができる。また、把持柄6,7を把持して前後に動作させると鋸3による鋸引き作業が可能となる。したがって、剪定作業においては、細い枝葉は剪定鋏2を用いて切断し、剪定鋏2では切断できない太い木枝に遭遇した場合は、被切断物に鋸刃3aを当接して鋸引き作業を行うと簡単に太い木枝を切断することができる。
このように本実施例1では、鋸3を設置して剪定作業を行うことにより、従来の剪定作業のように、剪定鋏と鋸のそれぞれの用具を被切断物に合わせて交換する必要がなく、連続して作業を行うことができる。
もちろん、鋸3を収納した状態で剪定鋏2だけを使用することも可能であり、逆に、把持柄6,7をフックによる掛止状態として鋸3だけ回動して設置して鋸引き作業を行うことも可能である。
また、本実施例1では、鋸3は切刃4側に設置しているが、受刃5側に設置することもできる。
次に、本実施例1に係る鋸付き剪定鋏の収納時の構造について図3及び図4を参照しながら説明する。
図3(a)は、本実施例1に係る鋸付き剪定鋏の収納時の正面図であり、(b)は同じく鋸付き剪定鋏の収納時の側面図である。また、図4は、図3(b)中にA−A線で示された部分の矢視断面図である。なお、図3において、図1及び図2に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図3(a)において、収納時の鋸付き剪定鋏1では、把持柄6及び把持柄7はフック11によって掛止されて開閉動作が抑止され、切刃4及び受刃5も閉じて開閉することなく安全が保たれている。また、鋸3は、支軸8aを軸として回動して把持柄6に設置される収納部に鋸刃3aが対向するように収納されており、鋸刃3aが剥き出しになるのを防止している。
ここで、符号14はストッパーであり、カバー9に設置されるストッパー10と同様に、鋸3の回動を所定の角度で抑止するものであるが、必ずしも切刃4側に設けられる必要はなく、鋸3の回動を抑止するための角度によっては受刃5側に設けるようにしてもよい。このようにストッパー10及びストッパー14を併設すると、より強固に鋸3の回動を抑止することができ、鋸引き作業時に鋸3がぐら付くことがなく、より一層安定して作業を行うことができるが、いずれか一方だけを設置するのでも構わない。ストッパー14のみを設ける場合としては、例えばカバー9を設けない場合やストッパー10を備えていない小さなカバー9が設けられるような場合が考えられる。
次に、図3(b)において、鋸付き剪定鋏1の収納時を側面からみると、把持柄6は把持柄7よりも鋸3が設置される側が幅広に形成されており、この幅広の部分が収納部15となり鋸3が収納される。このように収納時には鋸3は、鋸付き剪定鋏1の側面から出ることがないので安全であり、また、鋸3自体も保護されている。
なお、収納部15設置に伴う把持柄6の幅広化は、作業者の把持動作に不具合を与えるものではないが、把持柄6に載置される指の形状に合わせた凸部を表面に形成したり、摩擦が大きくなるように滑り止め加工を施したりすると、女性などの手が小さい作業者でも滑らずに把持しやすくなるので望ましい。
次に、図4において、支軸8近傍の断面図によると、支軸8は、切刃4及び受刃5を貫通してこれらの刃を軸支し、受刃5側の端部では、切刃4及び受刃5が抜脱しないようにナット13が螺合されている。そして、切刃4側では、支軸8にはワッシャ16を介して突部17が形成され、さらに、小径の支軸8aが延設されている。この支軸8aには鋸3が貫設されて軸支され、端部ではナット18が螺合されて鋸3の抜脱を防止している。また、突部17にはカバー9が嵌着されており、ストッパーを備えるカバー9が鋸3の回動に連動しないためには突部17の正面形状は円形ではなく、六角形や四角形等の多角形状であることが好ましい。なお、支軸8aは支軸8に対して必ずしも小径にする必要はないが、設置する鋸3の幅寸法に合わせて形成するとよい。
続いて、本実施例1に係る鋸付き剪定鋏の収納部の内部について図5を参照しながら説明する。
図5は、本実施例1に係る鋸付き剪定鋏の収納部の内部を示す概念図である。
図5において、収納部15の内壁で収納される鋸3の近傍には吸着部として磁石19が固設されている。したがって、鋼等の磁性材料を用いた鋸3を収納部15に収納すると、鋸3は磁力によって磁石19に吸着された状態で保持され、不使用時に不用意に鋸3が収納部15から出現することを防止している。
なお、本実施例1では、磁石19を用いているが、磁石19の代わりに挟持部材を設置して鋸3を両側から挟持して収納部15内に保持するような吸着部としてもよい。
また、磁石19と磁石19を設置する内壁の間にばねを介設して、鋸3を収納した状態のときにばねが収縮するように掛止し、鋸3を取り出す際にこの掛止状態を解除できる機構を設けると、ばねの付勢力によって磁石19とともに鋸3が突出するので、鋸3の取り出しを容易に行うことができる。
なお、ばね以外の弾性部材でも代用可能である。もちろん、このばねなどの弾性部材による付勢力は、あまり強いと鋸3を取り出す場合に危険にもなるので、磁石19による吸着力で取り出し辛いことを解消できる程度に、磁力に抗して取り出し容易な程度に調整するとよい。
さらに、ばねなどの弾性部材は、磁石19とそれを設置する収納部15の内壁の間に介するように設置されなくとも磁石19とは別に鋸3を保持できるような構造として収納部15の内壁側に設けておいてもよい。
このように構成された本実施例1では、予め、鋸を設置しておくと、剪定鋏と鋸の交換作業を完全に撤廃し、鋸と剪定鋏の両方を使用して細い枝葉から太い木枝までの剪定作業を効率よく安全に行うことができる。
また、鋸は基端部にカバーが装着され、磁石等の吸着部によって収納部から不意に出現することがないように収納されているので、安全性の高いものとなっている。
最後に、図6を参照しながら本考案の実施の形態に係る実施例2について説明する。図6は、実施例2に係る鋸付き剪定鋏の外形図である。図1あるいは図2に示される実施例1と同一の構成要素には同一符号を付して、その構成の説明は省略する。
図6において、実施例2に係る鋸付き剪定鋏1は、鋸3が受刃5の側面に設けられるものである。鋸3が受刃5側に設けられることから、この鋸3の回動を予め設定された所定の角度で抑止するために、凸状に設けられるストッパー14も受刃5側に設けられている。このストッパー14によって鋸3が固定される角度は、実施例1でも同様であるが、予め作業者が鋸引き作業を行ない易い角度として設定されることが望ましい。
鋸3は、前述のとおり切刃4側あるいは受刃5側のいずれに設けてもよいが、本実施例2のように受刃5側に設けることによって、右ききの作業者が右手で鋸付き剪定鋏1を持って太い木枝を切断する際に、鋸3が手前側に存在することになって作業の手元を確認しやすいという利点がある。
鋸3の使用後には、図中矢印で示されるように鋸3を回動させて、把持柄6に設けられた収納部に鋸3を収納するが、この点は実施例1と同様である。
本実施例では、ストッパー10を備えたカバー9を設けていないが、実施例1と同様に設けてもよい。
以上説明したように、請求項1乃至請求項5に記載された本考案は、鋸と剪定鋏の交換作業を無くして作業効率を向上した鋸付き剪定鋏を提供可能であり、剪定従事者を始め、一般家庭において利用可能である。
本考案の実施例1に係る鋸付き剪定鋏の正面図である。 実施例1に係る鋸付き剪定鋏の背面図である。 (a)は実施例1に係る鋸付き剪定鋏の収納時の正面図であり、(b)は同じく鋸付き剪定鋏の収納時の側面図である。 図3(b)中にA−A線で示された部分の矢視断面図である。 実施例1に係る鋸付き剪定鋏の収納部の内部を示す概念図である。 実施例2に係る鋸付き剪定鋏の外形図である。
符号の説明
1…鋸付き剪定鋏 2…剪定鋏 3…鋸 3a…鋸刃 4…切刃 5…受刃 6,7…把持柄 8…支軸 9…カバー 10…ストッパー 11…フック 12…ばね 13…ナット 14…ストッパー 15…収納部 16…ワッシャ 17…突部 18…ナット 19…磁石

Claims (5)

  1. 端部に切刃を備える一の把持柄体と、端部に受刃を備える他の把持柄体と、前記一の把持柄体と前記他の把持柄体との交差部分に設置される支軸と、前記一の把持柄体又は他の把持柄体に隣接して前記支軸に回動自在に設置される鋸部と、前記他の把持柄体に設置され前記鋸部を収納する収納部とを有することを特徴とする鋸付き剪定鋏。
  2. 前記切刃又は受刃の側面には前記鋸部が予め定められる所定の角度以上に回動することを抑制するストッパーが備えられることを特徴とする請求項1記載の鋸付き剪定鋏。
  3. 前記支軸近傍の前記鋸部を収容するカバーを有し、このカバーには前記鋸部が予め定められる所定の角度以上に回動することを抑制するストッパーを備えることを特徴とする請求項1記載の鋸付き剪定鋏。
  4. 前記収納部内に設置され前記鋸部を吸着する吸着部を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の鋸付き剪定鋏。
  5. 前記収納部内に設置され前記吸着部から前記鋸部を付勢して取り出し可能に保持する弾性部を具備することを特徴とする請求項4に記載の鋸付き剪定鋏。
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