JP3121718B2 - 地上コイル装置及びその製造方法 - Google Patents

地上コイル装置及びその製造方法

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JP3121718B2
JP3121718B2 JP06070722A JP7072294A JP3121718B2 JP 3121718 B2 JP3121718 B2 JP 3121718B2 JP 06070722 A JP06070722 A JP 06070722A JP 7072294 A JP7072294 A JP 7072294A JP 3121718 B2 JP3121718 B2 JP 3121718B2
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健 梅木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気浮上式鉄道のコン
クリート軌道に敷設する地上コイル装置とその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば、特開平5−15135
号公報に開示された従来の地上コイル装置を示す平面
図、図13は図12の地上コイル装置の要部を詳細に示
す断面図、図14は図12の地上コイル装置をコンクリ
ート軌道の側壁に取り付けた状態を示す断面図である。
まず、図12と図13において、1はアルミニウム線材
をコイル状に巻回したコイル導体、2はコイル導体1を
熱硬化性樹脂の注型により被包した絶縁外被、2aは絶
縁外被2の一部を構成する取り付けリブ、3はコイル導
体1と共に熱硬化性樹脂で一体注型した金属ブッシュ、
4は金属ブッシュ3の外周面に被着処理をした化成被
膜、5は絶縁外被1の表面に被着した導電性のシールド
層、6はシールド層5の上に被着した耐候性の保護層で
ある。次に図14において、10はコンクリート軌道の
側壁、11は側壁10に埋設したインサート、12はイ
ンサート11に螺着したスタッドボルト、13はスタッ
ドボルト12に嵌め入れたワッシャ、14はスタッドボ
ルト12に螺嵌したナットである。
【0003】従来の地上コイル装置は以上の通りであ
り、コイル導体1には高電圧が印加されるので、コイル
導体1を絶縁性能のすぐれた熱硬化性のエポキシ樹脂で
注型し被包して絶縁外被2を形成するとともに、車両の
走行時に車上コイル装置との電磁作用による大きな機械
的応力を生じるので、絶縁外被2の一部をなす取り付け
リブ2aに金属ブッシュ3を一体注型で埋め込み、コン
クリート軌道の側壁10に埋設したインサート11にス
タッドボルト12を螺着して、このスタッドボルト12
に金属ブッシュ3を差し入れ、ワッシャ13を嵌めてナ
ット14で締め付け強固に固定する。
【0004】ところで、取り付けリブ2aに金属ブッシ
ュ3を一体注型で埋め込む際のエポキシ樹脂の硬化、冷
却に伴う熱応力や車両の走行、停止に伴うコイル導体1
の温度の急変による熱応力で取り付けリブ2aにクラッ
クの生じる可能性があるので、これを防ぐために金属ブ
ッシュ3にエポキシ樹脂と線膨張係数の近似したアルミ
ニウムを用いており、また、車両が走行する際の機械的
応力に対しては金属ブッシュ3の外周面に化成被膜4を
形成し、金属ブッシュ3と取り付けリブ2aとの接着を
強固にして剥離しないようにしている。また、絶縁外被
2は表面が汚損したり、金属片が付着するとその電位分
布が乱れ、電界の集中する部分の絶縁性能が低下するほ
か、コイル導体1に高電圧を印加すると、漏洩電流によ
り表面の電位が上昇し、人体に影響する可能性がある。
そのため、絶縁外被2の表面に導電性のシールド層5を
被着してコイル導体1の端子に接続するケーブルの外被
を通じて接地し、表面の電位分布を均一にするととも
に、人体が触れても影響のないようになっている。ま
た、車両が走行する際に、シールド層5に渦電流を誘起
するので、シールド層5に電気抵抗の大きいカーボンを
充填してこれを抑制し、さらに、シールド層5の上には
アクリル系塗料により耐候性の保護層6を被着してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の地上コイル装置
は以上のように構成されており、金属ブッシュ3のアル
ミニウムは比抵抗が小さいので、車両の走行時に車上コ
イル装置の磁界により金属ブッシュ3に大きな渦電流を
誘起し、この渦電流と車上コイル装置の磁界との電磁作
用により車両に制動力を与えて車両の推進上好ましくな
く、また、金属ブッシュ3の外周面に被着形成した化成
被膜4と取り付けリブ2aのエポキシ樹脂とが熱応力や
機械的応力により剥離してボイドができると、そこに部
分放電を生じて絶縁性能に大きな影響を与えるほか、剥
離が進行してクラックを生じると、車両の走行時の機械
的応力で金属ブッシュ3が脱落して大事故に発展する可
能性がある。
【0006】また金属ブッシュ3を熱硬化性のエポキシ
樹脂で注型して取り付けリブ2aに埋め込む際に、金属
ブッシュ3の両端面の外側周辺部にエポキシ樹脂のバリ
が付着するので、このバリをグラインダなどで研削して
除去すると、金属ブッシュ3の両端面を損傷して面精度
が悪くなり、所定の締め付け面積が得られず、コンクリ
ート軌道の側壁10に固定するときの信頼性が低下する
などの課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、金属ブッシュに誘起する渦電流を
抑制して車両に制動力を与えることがなく、また、金属
ブッシュの外周面と取り付けリブのエポキシ樹脂が剥離
してその間にボイドができても、そこに部分放電を生じ
ることのない地上コイル装置を得ることを第一の目的と
し、これに加えて、金属ブッシュの締め付けを行なうそ
の両端面にエポキシ樹脂のバリが付着することのない地
上コイル装置を得ることを第二の目的とし、さらに、こ
れらの地上コイル装置の製造方法を得ることを第三の目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る地上コイ
ル装置は、第一に、コイル導体を被包する絶縁外被の一
部をなす取り付けリブに金属ブッシュを埋め込み、コン
クリート軌道の側壁に金属ブッシュを用いて固定し、車
輌に装着した車上コイル装置と電磁作用により共働して
車輌を推進する地上コイル装置において、非磁性鋼から
なり円筒形状をした金属ブッシュの外周面に導電性被膜
を形成し、金属ブッシュの両端部を取り付けリブから所
定の長さだけ突き出させて絶縁外被の表面に被着した導
電性のシールド層と導電性被膜とを導電接続したもので
ある。
【0009】第二に、非磁性鋼からなり円筒形状をして
両端部をそれぞれ内側端面と外側端面とからなり所定の
段差を有する段付き端面にした金属ブッシュの外周面に
導電性被膜を形成し、外側端面を取り付けリブから所定
の長さだけ突き出させて絶縁外被の表面に被着した導電
性のシールド層と導電性被膜とを導電接続したものであ
る。
【0010】第三に、非磁性鋼からなり円筒形状をして
両端部をそれぞれ内側端面と外側端面とからなり所定の
段差を有する段付き端面にした金属ブッシュの外周面に
導電性被膜を形成し、外側端面と取り付けリブの表面と
を同一平面にして絶縁外被の表面と外側端面とに被着し
た導電性のシールド層と導電性被膜とを導電接続したも
のである。
【0011】また、以上のいずれの地上コイル装置にお
いても、金属ブッシュの外周面にローレット加工のあや
目を施したり、導電性被膜に弾性を持たせ、あるいはカ
ーボンを充填し、または、金属ブッシュの外周面を凹凸
面にする。
【0012】次に、第一の地上コイル装置の製造方法は
非磁性鋼からなり円筒形状をして外周面に導電性被膜を
形成した金属ブッシュとコイル導体とを金型の所定位置
に配置し、熱硬化性樹脂の注型によりコイル導体を被包
して絶縁外被を形成するとともに、金属ブッシュを絶縁
外被の一部をなす取り付けリブに埋め込んでその両端部
を取り付けリブから突き出させる工程、金属ブッシュの
取り付けリブから突き出た両端部の外周面と端面に付着
した熱硬化性樹脂のバリを除去する工程、絶縁外被の表
面に面荒しを施し、導電性塗料のシールド層を被着して
導電性被膜とシールド層とを導電接続する工程を備え
る。
【0013】また、第二の地上コイル装置の製造方法は
非磁性鋼からなり円筒形状をして両端部をそれぞれ内側
端面と外側端面とからなり所定の段差を有する段付き端
面にし、外周面に導電性被膜を形成した金属ブッシュと
コイル導体とを金型の所定位置に配置し、熱硬化性樹脂
の注型によりコイル導体を被包して絶縁外被を形成する
とともに、金属ブッシュを絶縁外被の一部をなす取り付
けリブに埋め込んで外側端面を取り付けリブから突き出
させる工程、金属ブッシュの取り付けリブから突き出た
両端部の外周面に付着した熱硬化性樹脂のバリを除去す
る工程、絶縁外被の表面に面荒しを施し、導電性塗料の
シールド層を被着して導電性被膜とシールド層とを導電
接続する工程を備える。
【0014】さらに、第三の地上コイル装置の製造方法
は非磁性鋼からなり円筒形状をして両端部をそれぞれ内
側端面と外側端面とからなり所定の段差を有する段付き
端面にし、外周面に導電性被膜を形成した金属ブッシュ
とコイル導体とを金型の所定位置に配置し、熱硬化性樹
脂の注型によりコイル導体を被包して絶縁外被を形成す
るとともに、金属ブッシュを絶縁外被の一部をなす取り
付けリブに埋め込んで外側端面と取り付けリブの表面を
同一平面にする工程、外側端面に付着した熱硬化性樹脂
のバリを除去する工程、絶縁外被の面荒しを施した表面
と外側端面とに導電性塗料のシールド層を被着して導電
性被膜とシールド層とを導電接続する工程を備える。
【0015】
【作用】この発明においては、金属ブッシュが非磁性鋼
からなるので、車上コイル装置の磁界により誘起する渦
電流を抑制し、また、その外周面に導電性被膜を形成し
て絶縁外被の表面のシールド層と導電接続し接地してい
るので、導電性被膜と取り付けリブが熱応力や機械的応
力で剥離してボイドができても、そこに部分放電を生じ
ることはない。
【0016】また、金属ブッシュは両端部をそれぞれ内
側端面と外側端面とからなり所定の段差を有する段付き
端面にし、外側端面でシールをして注型するので、締め
付けを行う内側端面に熱硬化性樹脂のバリが付着するこ
とはない。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す断面図であ
り、図において1,2,2a,5,6は従来の技術で説
明したものと同じものである。23は非磁性鋼からなり
円筒形状をした金属ブッシュ、23aは金属ブッシュ2
3の端面、24は金属ブッシュ23の外周面に形成した
導電性被膜である。
【0018】実施例1は以上のように構成され、金属ブ
ッシュ23の外周面に導電性被膜24を形成したうえ、
この金属ブッシュ23とコイル導体1とを熱硬化性のエ
ポキシ樹脂で一体注型してコイル導体1を絶縁外被2で
被包し、金属ブッシュ23を絶縁外被2の一部をなす取
り付けリブ2aに埋め込む。そして、絶縁外被2の表面
に導電性のシールド層、その上に耐候性の保護層6を被
着する。金属ブッシュ23の両端部は取り付けリブ2a
より1mm以上突き出ているので、導電性被膜24とシー
ルド層5は導電接続される。金属ブッシュ23は非磁性
鋼からなり、車両の走行時に車上コイル装置の磁界によ
り金属ブッシュ23に誘起する渦電流を抑制して車両に
制動力を与えることはない。また、金属ブッシュ23と
取り付けリブ2aのエポキシ樹脂が剥離するときは、導
電性被膜24はエポキシ樹脂との接着力の方が大きいの
で導電性被膜24と金属ブッシュ23の間で剥離してボ
イドができるが、金属ブッシュ23と導電性被膜24は
同電位であるのでボイドに部分放電を生じることはな
い。なお、この実施例1では金属ブッシュ23とコイル
導体とを熱硬化性のエポキシ樹脂で一体注型する際に金
型を用いて金属ブッシュ23の端面23aでシールする
ので、金属ブッシュ23の外周面に形成した導電性被膜
24で取り付けリブ2aから突き出ている部分と金属ブ
ッシュ23の端面23aにはエポキシ樹脂のバリが付着
する。絶縁外被2の表面にシールド層5を被着するに先
立ってこれらのバリを除去する必要があり、導電性被膜
24も剥れることがあるので、その場合は導電性被膜2
4の補修を行なう。
【0019】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
す断面図であり、図において、1,2,2a,5,6,
24については実施例1ですでに説明した。123は非
磁性鋼からなり円筒形状をして両端部をそれぞれ所定の
段差を有する段付き端面にした金属ブッシュ、123
a,123bはそれぞれ金属ブッシュ123の両端部の
段付き端面を構成する内側端面と外側端面である。
【0020】この実施例2でも実施例1と同様に、金属
ブッシュ123の外周面に導電性被膜24を形成したう
え、コイル導体1と共に熱硬化性のエポキシ樹脂で一体
注型してコイル導体1を絶縁外被2で被包し、金属ブッ
シュ123を取り付けリブ2aに埋め込む。その際、金
属ブッシュ123の外側端面123bを取り付けリブ2
aより1mm以上突き出させて導電性被膜24とシールド
層5を導電接続し、また、金型のシールを外側端面12
3bで行なうので、外側端面123bにはエポキシ樹脂
のバリが付着するが、内側端面123aには付着せず、
したがって、内側端面123aを損傷することはない。
これにより実施例1で得られる効果に加えて、コンクリ
ート軌道の側壁10に固定するときの信頼性が高くな
る。なお、外側端面123bに付着したバリはとくに除
去する必要はない。
【0021】実施例3.図3はこの発明の実施例3を示
す断面図であり、図において、1,2,2a,5,6,
24については実施例1ですでに説明した。223は非
磁性鋼からなり円筒形状をして両端部をそれぞれ所定の
段差を有する段付き端面にした金属ブッシュで、実施例
2で用いた金属ブッシュ123より段差が大きくなって
いる。223a、223bはそれぞれ金属ブッシュ22
3の両端部の段付き端面を構成する内側端面と外側端面
である。
【0022】この実施例3は実施例2と類似している
が、金属ブッシュ223を取り付けリブ2aに埋め込む
際に、金属ブッシュ223の外側端面223bを取り付
けリブ2aの表面と同一平面にし、絶縁外被2の表面と
外側端面とに導電性のシールド層5を被着して導電性被
膜24と導電接続する。この場合も金型のシールを外側
端面223bで行なうので、外側端面223bにはエポ
キシ樹脂のバリが付着するが、内側端面223aには付
着しない。これによっても実施例2と同様の効果が得ら
れる。なお、外側端面223bに付着したバリはシール
ド層5の被着に先立って除去する必要があるが容易に行
なうことができる。
【0023】実施例4.図4に示すのは実施例1に一部
分変更を加えた実施例であり、ローレット加工のあや目
を施した金属ブッシュ33を用い、その外周面に導電性
被膜24を形成して実施例1と同様にシールド層5と導
電接続したものである。この実施例では、金属ブッシュ
33と取り付けリブ2aのエポキシ樹脂との間に働く応
力をローレット加工のあや目で分散させて応力集中を防
ぐので、取り付けリブ2aの耐クラック性を改善するこ
とができる。また、金属ブッシュ33と取り付けリブ2
aの間に働く応力は取り付けリブ2aの両表面近傍でと
くに大きくなると考えられるので、図5に示すように金
属ブッシュ43の両端部分を除いてローレット加工のあ
や目を施し、その両端部分は取り付けリブ2aのエポキ
シ樹脂と剥離しやすくしてエポキシ樹脂を自由に収縮さ
せてもよく、応力が緩和して取り付けリブ2aの耐クラ
ック性が高くなる。次に、図6に示すように金属ブッシ
ュ53の両端部分を除いてローレット加工のあや目を施
し、その両端部分に導電性のシリコーンゴムからなるク
ッション層25を形成し、その上に導電性被膜24を形
成して取り付けリブ2aの両表面近傍でとくに大きくな
る応力をクッション層25で吸収してもよい。さらに、
図7に示すように金属ブッシュ63の外周面全体を凹凸
面にしてその両端部分に導電性のシリコーンゴムからな
るクッション層25を形成しても上記と同様の効果が期
待できる。
【0024】ところで、この実施例4ではこれまでに実
施例1に一部分変更を加えた実施例について種々説明し
てきたが、同様に、実施例2に一部分変更を加えること
も可能である。図示は省略するが、金属ブッシュの外周
面にローレット加工のあや目を施し、その上に導電性被
膜24を形成してシールド層5と導電接続する例、金属
ブッシュの両端部分を除いてローレット加工のあや目を
施し、その上に導電性被膜24を形成してシールド層5
と導電接続する例、金属ブッシュの両端部分を除いてロ
ーレット加工のあや目を施し、その両端部分に導電性の
シリコーンゴムからなるクッション層25を形成し、そ
の上に導電性被膜24を形成してシールド層5と導電接
続する例、金属ブッシュの外周面全体を凹凸面にしてそ
の両端部分に導電性のシリコーンゴムからなるクッショ
ン層25を形成し、その上に導電性被膜24を形成して
シールド層5と導電接続する例などであり、実施例1に
一部分変更を加えた実施例の場合と同様の効果がある。
【0025】実施例5.図8に示すのは実施例3に一部
分変更を加えた実施例であり、ローレット加工のあや目
を施した金属ブッシュ233を用い、その外周面に導電
性被膜24を形成して実施例3と同様にシールド層5と
導電接続する。金属ブッシュ233と取り付けリブ2a
のエポキシ樹脂との間に働く応力をローレット加工のあ
や目で分散させて応力集中を防ぐので、取り付けリブ2
aの耐クラック性を改善することができる。図9に示す
のは金属ブッシュ243の両端部分を除いてローレット
加工のあや目を施し、その両端部分を取り付けリブ2a
のエポキシ樹脂と剥離しやすくして取り付けリブ2aの
応力を緩和した実施例であり、図10に示すのは金属ブッ
シュ253の両端部分を除いてローレット加工のあや目
を施し、その両端部分に導電性のシリコーンゴムからな
るクッション層25を形成し、その上に導電性被膜24
を形成して取り付けリブ2aの両表面近傍の大きな応力
をクッション層25で吸収する実施例、図11に示すの
は金属ブッシュ263の外周面全体を凹凸面にしてその
両端部分に導電性のシリコーンゴムからなるクッション
層25を形成し、その導電性被膜24を形成して取り付
けリブ2aの両表面近傍の応力をクッション層25で吸
収する実施例である。
【0026】実施例6.実施例1ないし実施例5で導電
性被膜24を弾性のあるものにすると、金属ブッシュ2
3,33,43,53,63,123,223,23
3,243,253,263の非磁性鋼と取り付けリブ
2aのエポキシ樹脂との線膨張率の差に起因する熱応力
を吸収するので、これによっても取り付けリブ2aの耐
クラック性を改善することができる。
【0027】実施例7.また、実施例1ないし実施例5
で導電性被膜24にカーボンをを充填すると、車上コイ
ル装置の磁界により導電性被膜24に誘起する渦電流が
抑制され、導電性被膜膜24の温度が高くならず、取り
付けリブ2aのエポキシ樹脂との接着力を保つことがで
きる。
【0028】以上説明した実施例1ないし実施例5の金
属ブッシュ23,33,43,53,63,123,2
23,233,243,253,263に用いる非磁性
鋼にはオーステナイト組織を示すニッケル鋼、高マンガ
ン鋼、ニッケルクロム鋼などがある。
【0029】実施例8.実施例1の地上コイル装置の製
造方法を図1について説明する。まず、非磁性鋼からな
り円筒形状をした金属ブッシュ23の外周面に導電性被
膜24を形成してコイル導体1とともに金型の所定位置
に配置し、金属ブッシュ23の端面23aで金型のシー
ルをしてエポキシ樹脂の注型によりコイル導体1を被包
して絶縁外被2を形成するとともに、金属ブッシュ23
を絶縁外被2の一部をなす取り付けリブ2aに一体注型
で埋め込んでその両端部を1mm以上突き出させた状態に
する。ついで、金属ブッシュ23の取り付けリブ2aか
ら突き出た両端部の外周面と端面23aに付着したエポ
キシ樹脂のバリを研削して除去する。その後、絶縁外被
2の表面に面荒しを施し、導電性塗料を塗着してシール
ド層5を形成し、導電性被膜24と導電接続する。シー
ルド層5の上にはアクリル系塗料を塗着して保護層6を
形成する。以上により実施例1の地上コイル装置を容易
に製造することができる。
【0030】実施例9.実施例2の地上コイル装置の製
造方法を図2について説明する。まず、非磁性鋼からな
り円筒形状をして両端部をそれぞれ内側端面123aと
外側端面123bとからなり所定の段差を有する段付き
端面にした金属ブッシュ123の外周面に導電性被膜2
4を形成してコイル導体1とともに金型の所定位置に配
置し、金属ブッシュ123の外側端面123bで金型の
シールをしてエポキシ樹脂の注型によりコイル導体1を
被包して絶縁外被2を形成するとともに、金属ブッシュ
123を絶縁外被2の一部をなす取り付けリブ2aに一
体注型で埋め込んで外側端面123bが1mm以上突き出
た状態にする。ついで、金属ブッシュ123の取り付け
リブ2aから突き出ている両端部の外周面に付着したエ
ポキシ樹脂のバリを研削して除去する。その後、絶縁外
被2表面に面荒しを施し導電性塗料を塗着してシールド
層5を形成し、導電性被膜24と導電接続する。シール
ド層5の上にはアクリル系塗料を塗着して保護層6を形
成する。以上により実施例2の地上コイル装置を容易に
製造することができる。
【0031】実施例10.実施例3の地上コイル装置の
製造方法を図3について説明する。まず、非磁性鋼から
なり円筒形状をして両端部をそれぞれ内側端面223a
と外側端面223bとからなり所定の段差を有する段付
き端面にした金属ブッシュ223の外周面に導電性被膜
24を形成してコイル導体1とともに金型の所定位置に
配置し、金属ブッシュ223の外側端面223bで金型
のシールをしてエポキシ樹脂の注型によりコイル導体1
を被包して絶縁外被2を形成するとともに、金属ブッシ
ュ223を絶縁外被2の一部をなす取り付けリブ2aに
一体注型で埋め込んで外側端面223bと取り付けリブ
2aの表面を同一平面の状態にする。ついで、金属ブッ
シュ223の外側端面223bに付着したエポキシ樹脂
のバリを研削して除去する。その後、絶縁外被2の表面
に面荒しを施してその表面と金属ブッシュ223の外側
端面223bとに導電性塗料を塗着してシールド層5を
形成し、導電性被膜24と導電接続する。シールド層5
の上にはアクリル系塗料を塗着して保護層6を形成す
る。以上により実施例3の地上コイル装置を容易に製造
することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明によれば次
に記載するような効果がある。
【0033】非磁性鋼からなり円筒形状をした金属ブッ
シュの外周面に導電性被膜を形成し、金属ブッシュの両
端部を取り付けリブから所定の長さだけ突き出させて絶
縁外被の表面に被着した導電性のシールド層と導電性被
膜とを導電接続するので、金属ブッシュに誘起する渦電
流を抑制して車輌に制動力を与えることはなく、また、
金属ブッシュと取り付けリブが剥離してその間にボイド
ができても、そのボイドに部分放電を生ぜず、絶縁外被
の絶縁性能が低下したり、取り付けリブにクラックを生
じることがない。
【0034】非磁性鋼からなり円筒形状をして両端部を
それぞれ内側端面と外側端面とからなり所定の段差を有
する段付き端面にした金属ブッシュの外周面に導電性被
膜を形成し、外側端面を取り付けリブから突き出させて
絶縁外被の表面に被着した導電性のシールド層と導電性
被膜とを導電接続するので、金属ブッシュに誘起する渦
電流を抑制して車輌に制動力を与えることはなく、ま
た、金属ブッシュと取り付けリブが剥離してその間にボ
イドができても、そのボイドに部分放電を生ぜず、絶縁
外被の絶縁性能が低下したり、取り付けリブにクラック
を生じることがなく、さらに、金属ブッシュの内側端面
に熱硬化性樹脂のバリが付着せず、コンクリート軌道の
側壁に固定するときの信頼性が高くなる。
【0035】非磁性鋼からなり円筒形状をして両端部を
それぞれ内側端面と外側端面とからなり所定の段差を有
する段付き端面にした金属ブッシュの外周面に導電性被
膜を形成し、外側端面と取り付けリブの表面とを同一平
面にして絶縁外被の表面と外側端面とに被着した導電性
のシールド層と導電性被膜とを導電接続するので、金属
ブッシュに誘起する渦電流を抑制して車輌に制動力を与
えることはなく、また、金属ブッシュと取り付けリブが
剥離してその間にボイドができても、そのボイドに部分
放電を生ぜず、絶縁外被の絶縁性能が低下したり、取り
付けリブにクラックを生じることがなく、さらに、金属
ブッシュの内側端面に熱硬化性樹脂のバリが付着せず、
コンクリート軌道の側壁に固定するときの信頼性が高く
なり、外側端面にのみ熱硬化性樹脂のバリが付着する
が、その除去は容易である。
【0036】金属ブッシュの外周面にローレット加工の
あや目を施すことにより金属ブッシュと取り付けリブと
の間に働く応力が分散し、取り付けリブの耐クラック性
が改善される。
【0037】導電性被膜に弾性を持たせることにより金
属ブッシュの非磁性鋼と取り付けリブの熱硬化性樹脂と
の線膨張率の差に起因する熱応力が吸収され、取り付け
リブの耐クラック性が改善される。
【0038】導電性被膜にカーボンを充填することによ
り導電性被膜に誘起する渦電流が抑制され、導電性被膜
の温度が高くならず、取り付けリブのエポキシ樹脂との
接着力を保つことができる。
【0039】地上コイル装置の製造方法として、外周面
に導電性被膜を形成した金属ブッシュとコイル導体とを
金型の所定位置に配置し、熱硬化性樹脂の注型により絶
縁外被を形成して金属ブッシュを取り付けリブに埋め込
み、その両端部を取り付けリブから突き出させる工程、
金属ブッシュの取り付けリブから突き出た両端部の外周
面と端面に付着した熱硬化性樹脂のバリを除去する工
程、絶縁外被の表面に面荒しを施し、シールド層を被着
して導電性被膜と導電接続する工程を備えるので、製造
が容易である。
【0040】また、両端部をそれぞれ内側端面と外側端
面とからなり所定の段差を有する段付き端面にして外周
面に導電性被膜を形成した金属ブッシュとコイル導体と
を金型の所定位置に配置し、熱硬化性樹脂の注型により
絶縁外被を形成して金属ブッシュを取り付けリブに埋め
込み、外側端面を取り付けリブから突き出させる工程、
金属ブッシュの取り付けリブから突き出た両端部の外周
面に付着した熱硬化性樹脂のバリを除去する工程、絶縁
外被の表面に面荒しを施し、シールド層を被着して導電
性被膜と導電接続する工程を備えるので、製造が容易で
あり、熱硬化性樹脂のバリを除去する工程が簡略化され
る。
【0041】さらに、両端部をそれぞれ内側端面と外側
端面とからなり所定の段差を有する段付き端面にして外
周面に導電性被膜を形成した金属ブッシュとコイル導体
とを金型の所定位置に配置し、熱硬化性樹脂の注型によ
り絶縁外被を形成して金属ブッシュを取り付けリブに埋
め込み、外側端面と取り付けリブの表面を同一平面にす
る工程、外側端面に付着した熱硬化性樹脂のバリを除去
する工程、絶縁外被の表面に面荒しを施し、外側端面と
ともにシールド層を被着して導電性被膜と導電接続する
工程を備えるので、製造が容易であり、熱硬化性樹脂の
バリを除去する工程は一層、簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例2を示す断面図である。
【図3】この発明の実施例3を示す断面図である。
【図4】実施例1に一部分変更を加えた実施例を示す断
面図である。
【図5】実施例1に一部分変更を加えた実施例を示す断
面図である。
【図6】実施例1に一部分変更を加えた実施例を示す断
面図である。
【図7】実施例1に一部分変更を加えた実施例を示す断
面図である。
【図8】実施例3に一部分変更を加えた実施例を示す断
面図である。
【図9】実施例3に一部分変更を加えた実施例を示す断
面図である。
【図10】実施例3に一部分変更を加えた実施例を示す
断面図である。
【図11】実施例3に一部分変更を加えた実施例を示す
断面図である。
【図12】従来の地上コイル装置を示す平面図である。
【図13】図12の地上コイル装置の要部を示す断面図
である。
【図14】図12の地上コイル装置をコンクリート軌道
の側壁に取り付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コイル導体 2 絶縁外被 2a 取り付けリブ 5 シールド層 23 金属ブッシュ 23a 端面 24 導電性被膜 25 クッション層 33 金属ブッシュ 43 金属ブッシュ 53 金属ブッシュ 63 金属ブッシュ 123 金属ブッシュ 123a 内側端面 123b 外側端面 223 金属ブッシュ 223a 内側端面 223b 外側端面 233 金属ブッシュ 243 金属ブッシュ 253 金属ブッシュ 263 金属ブッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板橋 好文 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 伊丹製作所内 (72)発明者 桑山 昌之 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 伊丹製作所内 (72)発明者 安東 敏治 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 伊丹製作所内 (72)発明者 田口 賢二 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 伊丹製作所内 (56)参考文献 特開 平5−15135(JP,A) 特開 平5−161337(JP,A) 特開 平5−58282(JP,A) 特開 平7−142248(JP,A) 特開 昭58−86859(JP,A) 実開 昭56−171581(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 41/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル導体を被包する絶縁外被の一部を
    なす取り付けリブに金属ブッシュを埋め込み、コンクリ
    ート軌道の側壁に上記金属ブッシュを用いて固定し、車
    輌に装着した車上コイル装置と電磁作用により共働して
    上記車輌を推進する地上コイル装置において、非磁性鋼
    からなり円筒形状をした上記金属ブッシュの外周面に導
    電性被膜を形成し、上記金属ブッシュの両端部を上記取
    り付けリブから所定の長さだけ突き出させて上記絶縁外
    被の表面に被着した導電性のシールド層と上記導電性被
    膜とを導電接続することを特徴とする地上コイル装置。
  2. 【請求項2】 金属ブッシュの両端部をそれぞれ内側端
    面と外側端面とからなり所定の段差を有する段付き端面
    にして、上記外側端面を取り付けリブから突き出させた
    ことを特徴とする請求項1に記載の地上コイル装置。
  3. 【請求項3】 コイル導体を被包する絶縁外被の一部を
    なす取り付けリブに金属ブッシュを埋め込み、コンクリ
    ート軌道の側壁に上記金属ブッシュを用いて固定し、車
    輌に装着した車上コイル装置と電磁作用により共働して
    上記車輌を推進する地上コイル装置において、非磁性鋼
    からなり円筒形状をして両端部をそれぞれ内側端面と外
    側端面とからなり所定の段差を有する段付き端面にした
    上記金属ブッシュの外周面に導電性被膜を形成し、上記
    外側端面と上記取り付けリブの表面とを同一平面にして
    上記絶縁外被の表面と上記外側端面とに被着した導電性
    のシールド層と上記導電性被膜とを導電接続することを
    特徴とする地上コイル装置。
  4. 【請求項4】 金属ブッシュの外周面にローレット加工
    のあや目を施したことを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のいずれかに記載の地上コイル装置。
  5. 【請求項5】 導電性被膜に弾性を持たせたことを特徴
    とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の地上
    コイル装置。
  6. 【請求項6】 導電性被膜にカーボンを充填したことを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    地上コイル装置。
  7. 【請求項7】 金属ブッシュの外周面を凹凸面にしたこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の地上コイル装置。
  8. 【請求項8】 非磁性鋼からなり円筒形状をして外周面
    に導電性被膜を形成した金属ブッシュとコイル導体とを
    金型の所定位置に配置し、熱硬化性樹脂の注型により上
    記コイル導体を被包して絶縁外被を形成するとともに、
    上記金属ブッシュを上記絶縁外被の一部をなす取り付け
    リブに埋め込んでその両端部を上記取り付けリブから突
    き出させる工程、上記金属ブッシュの上記取り付けリブ
    から突き出た上記両端部の外周面と端面に付着した上記
    熱硬化性樹脂のバリを除去する工程、上記絶縁外被の表
    面に面荒しを施し、導電性塗料のシールド層を被着して
    上記導電性被膜と上記シールド層とを導電接続する工程
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の地上コイル
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 非磁性鋼からなり円筒形状をして両端部
    をそれぞれ内側端面と外側端面とからなり所定の段差を
    有する段付き端面にし、外周面に導電性被膜を形成した
    金属ブッシュとコイル導体とを金型の所定位置に配置
    し、熱硬化性樹脂の注型により上記コイル導体を被包し
    て絶縁外被を形成するとともに、上記金属ブッシュを上
    記絶縁外被の一部をなす取り付けリブに埋め込んで上記
    外側端面を上記取り付けリブから突き出させる工程、上
    記金属ブッシュの上記取り付けリブから突き出た上記両
    端部の外周面に付着した上記熱硬化性樹脂のバリを除去
    する工程、上記絶縁外被の表面に面荒しを施し、導電性
    塗料のシールド層を被着して上記導電性被膜と上記シー
    ルド層とを導電接続する工程を備えたことを特徴とする
    請求項2に記載の地上コイル装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 非磁性鋼からなり円筒形状をして両端
    部をそれぞれ内側端面と外側端面とからなり所定の段差
    を有する段付き端面にし、外周面に導電性被膜を形成し
    た金属ブッシュとコイル導体とを金型の所定位置に配置
    し、熱硬化性樹脂の注型により上記コイル導体を被包し
    て絶縁外被を形成するとともに、上記金属ブッシュを上
    記絶縁外被の一部をなす取り付けリブに埋め込んで上記
    外側端面と上記取り付けリブの表面を同一平面にする工
    程、上記外側端面に付着した上記熱硬化性樹脂のバリを
    除去する工程、上記絶縁外被の面荒しを施した表面と上
    記外側端面とに導電性塗料のシールド層を被着して上記
    導電性被膜と上記シールド層とを導電接続する工程を備
    えたことを特徴とする請求項3に記載の地上コイル装置
    の製造方法。
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