JPH11341611A - 磁気浮上式鉄道の地上コイル装置 - Google Patents
磁気浮上式鉄道の地上コイル装置Info
- Publication number
- JPH11341611A JPH11341611A JP10144706A JP14470698A JPH11341611A JP H11341611 A JPH11341611 A JP H11341611A JP 10144706 A JP10144706 A JP 10144706A JP 14470698 A JP14470698 A JP 14470698A JP H11341611 A JPH11341611 A JP H11341611A
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- Japan
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- hole
- track
- locking portion
- fastening means
- locking
- Prior art date
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- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 締結部材が緩むのを防止する。
【解決手段】 磁気浮上式車両に搭載された超電導磁石
装置との間で電磁作用を行うように、絶縁体13でコイ
ル導体12が被覆された地上コイル体15を軌道11に
配置した磁気浮上式鉄道の地上コイル装置において、絶
縁体13と一体化され軌道側とは反対側に形成された第
1の係止部14b及び軌道11側に向かって貫通した第
1の貫通穴14aを有する金属製ブッシュ14と、第1
の係止部14bと係止可能な第2の係止部16b及び第
1の貫通穴14aと同軸上に形成された第2の貫通穴1
6aを有する座金16と、各貫通穴14a、16aを貫
通して軌道11に螺合され、地上コイル体15を軌道1
1に取り付ける締結手段17とを備えたものである。
装置との間で電磁作用を行うように、絶縁体13でコイ
ル導体12が被覆された地上コイル体15を軌道11に
配置した磁気浮上式鉄道の地上コイル装置において、絶
縁体13と一体化され軌道側とは反対側に形成された第
1の係止部14b及び軌道11側に向かって貫通した第
1の貫通穴14aを有する金属製ブッシュ14と、第1
の係止部14bと係止可能な第2の係止部16b及び第
1の貫通穴14aと同軸上に形成された第2の貫通穴1
6aを有する座金16と、各貫通穴14a、16aを貫
通して軌道11に螺合され、地上コイル体15を軌道1
1に取り付ける締結手段17とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気浮上式鉄道
の地上コイル装置に関するものである。
の地上コイル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図50は、例えば特開平7−18436
3号公報に記載された従来の磁気浮上式鉄道の地上コイ
ル装置の平面図及び図51は図50のXXXXXI−X
XXXXI線の断面図である。図50及び図51におい
て、コイル導体1を絶縁体2で被覆して金属製ブッシュ
3を絶縁体2と一体化した地上コイル体4が、軌道5の
インサート6に螺合されたつば部7aを有する複数のス
タッドボルト7及びナット8でブッシュ3を介して軌道
5に固定されている。
3号公報に記載された従来の磁気浮上式鉄道の地上コイ
ル装置の平面図及び図51は図50のXXXXXI−X
XXXXI線の断面図である。図50及び図51におい
て、コイル導体1を絶縁体2で被覆して金属製ブッシュ
3を絶縁体2と一体化した地上コイル体4が、軌道5の
インサート6に螺合されたつば部7aを有する複数のス
タッドボルト7及びナット8でブッシュ3を介して軌道
5に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気浮上式鉄道
の地上コイル装置は以上のように構成されているので、
列車の走行により発生する電磁力やコイル導体の熱伸縮
による変動荷重が作用し、ナットが回転して緩む恐れが
あるという問題点があった。
の地上コイル装置は以上のように構成されているので、
列車の走行により発生する電磁力やコイル導体の熱伸縮
による変動荷重が作用し、ナットが回転して緩む恐れが
あるという問題点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、ナット等の締結部材が緩むの
を防止することができる磁気浮上式鉄道の地上コイル装
置を提供することを目的とするものである。
るためになされたもので、ナット等の締結部材が緩むの
を防止することができる磁気浮上式鉄道の地上コイル装
置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる磁気浮
上式鉄道の地上コイル装置は、磁気浮上式車両に搭載さ
れた超電導磁石装置との間で電磁作用を行うように、絶
縁体でコイル導体が被覆された地上コイル体を軌道に配
置した磁気浮上式鉄道の地上コイル装置において、絶縁
体と一体化され軌道側とは反対側に形成された第1の係
止部及び軌道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有す
る金属製ブッシュと、第1の係止部と係止可能な第2の
係止部及び第1の貫通穴と同軸上に形成された第2の貫
通穴を有する座金と、各貫通穴を貫通して軌道に螺合さ
れ、地上コイル体を軌道に取り付ける締結手段とを備え
たものである。また、絶縁体と一体化され軌道側とは反
対側に形成された第1の係止部及び軌道側に向かって貫
通した第1の貫通穴を有する金属製ブッシュと、第1の
係止部に係止可能な第2の係止部、第1の貫通穴と同軸
上に形成された第2の貫通穴及び第3の係止部を有する
座金と、第3の係止部に係止される第4の係止部、第1
の貫通穴と同軸上に形成された第3の貫通穴及び折り曲
げ部を有する緩み止め部材と、各貫通穴を貫通して軌道
に螺合され、地上コイル体を軌道に取り付ける締結手段
とを備え、締結手段が軌道に螺合されてから折り曲げ部
を折り曲げて締結手段に当接させ、締結手段の回転が阻
止されるようにしたものである。
上式鉄道の地上コイル装置は、磁気浮上式車両に搭載さ
れた超電導磁石装置との間で電磁作用を行うように、絶
縁体でコイル導体が被覆された地上コイル体を軌道に配
置した磁気浮上式鉄道の地上コイル装置において、絶縁
体と一体化され軌道側とは反対側に形成された第1の係
止部及び軌道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有す
る金属製ブッシュと、第1の係止部と係止可能な第2の
係止部及び第1の貫通穴と同軸上に形成された第2の貫
通穴を有する座金と、各貫通穴を貫通して軌道に螺合さ
れ、地上コイル体を軌道に取り付ける締結手段とを備え
たものである。また、絶縁体と一体化され軌道側とは反
対側に形成された第1の係止部及び軌道側に向かって貫
通した第1の貫通穴を有する金属製ブッシュと、第1の
係止部に係止可能な第2の係止部、第1の貫通穴と同軸
上に形成された第2の貫通穴及び第3の係止部を有する
座金と、第3の係止部に係止される第4の係止部、第1
の貫通穴と同軸上に形成された第3の貫通穴及び折り曲
げ部を有する緩み止め部材と、各貫通穴を貫通して軌道
に螺合され、地上コイル体を軌道に取り付ける締結手段
とを備え、締結手段が軌道に螺合されてから折り曲げ部
を折り曲げて締結手段に当接させ、締結手段の回転が阻
止されるようにしたものである。
【0006】また、絶縁体と一体化され軌道側とは反対
側に形成された第1の係止部及び軌道側に向かって貫通
した第1の貫通穴を有する金属製ブッシュと、第2の係
止部及び第1の貫通穴と同軸上に形成された第2の貫通
穴とを有する座金と、両係止部に係止される第3の係止
部、第1の貫通穴と同軸上に形成された第3の貫通穴及
び折り曲げ部を有する緩み止め部材と、各貫通穴を貫通
して軌道に螺合され、地上コイル体を軌道に取り付ける
締結手段とを備え、締結手段が軌道に螺合されてから折
り曲げ部を折り曲げて締結手段に当接させ、締結手段の
回転が阻止されるようにしたものである。また、締結手
段をボルト、又は一方のねじ部が軌道に螺合された両ね
じボルトと、他方のねじ部に螺合されたナットとで構成
したものである。また、絶縁体と一体化され軌道側とは
反対側に形成された第1の係止部、及び軌道側に向かっ
て貫通した第1の貫通穴を有する金属製ブッシュと、第
1の係止部に係止可能な第2の係止部、第1の貫通穴と
同軸上に形成された第2の貫通穴、及び所定の円周上に
形成された複数個の第3の係止部を有する座金と、第3
の係止部に対向する円周上の頭部を貫通した第3の貫通
穴が形成され、第1の貫通穴及び第2の貫通穴を貫通し
て軌道に螺合され、地上コイル体を軌道に取り付けるボ
ルトと、第3の貫通穴を貫通して第3の係止部に係止さ
れた緩み止め部材とを備えたものである。
側に形成された第1の係止部及び軌道側に向かって貫通
した第1の貫通穴を有する金属製ブッシュと、第2の係
止部及び第1の貫通穴と同軸上に形成された第2の貫通
穴とを有する座金と、両係止部に係止される第3の係止
部、第1の貫通穴と同軸上に形成された第3の貫通穴及
び折り曲げ部を有する緩み止め部材と、各貫通穴を貫通
して軌道に螺合され、地上コイル体を軌道に取り付ける
締結手段とを備え、締結手段が軌道に螺合されてから折
り曲げ部を折り曲げて締結手段に当接させ、締結手段の
回転が阻止されるようにしたものである。また、締結手
段をボルト、又は一方のねじ部が軌道に螺合された両ね
じボルトと、他方のねじ部に螺合されたナットとで構成
したものである。また、絶縁体と一体化され軌道側とは
反対側に形成された第1の係止部、及び軌道側に向かっ
て貫通した第1の貫通穴を有する金属製ブッシュと、第
1の係止部に係止可能な第2の係止部、第1の貫通穴と
同軸上に形成された第2の貫通穴、及び所定の円周上に
形成された複数個の第3の係止部を有する座金と、第3
の係止部に対向する円周上の頭部を貫通した第3の貫通
穴が形成され、第1の貫通穴及び第2の貫通穴を貫通し
て軌道に螺合され、地上コイル体を軌道に取り付けるボ
ルトと、第3の貫通穴を貫通して第3の係止部に係止さ
れた緩み止め部材とを備えたものである。
【0007】また、絶縁体と一体化され軌道側に向かっ
て貫通した第1の貫通穴を有し、第1の貫通穴と同軸の
所定の円周上に複数個の係止部が形成された金属製のブ
ッシュと、第1の貫通穴と同軸上に形成された第2の貫
通穴及び係止部と対向するように所定の円周上に形成さ
れた複数個の第3の貫通穴を有する座金と、係止部に対
向するように頭部の円周上に貫通した第4の貫通穴が形
成され、第1の貫通穴及び第2の貫通穴を貫通して軌道
に螺合され、地上コイル体を軌道に取り付けるボルト
と、第3の貫通穴及び第4の貫通穴を貫通して係止部に
係止された緩み止め部材とを備えたものである。また、
緩み止め部材は第4の貫通穴の外側で第3の貫通穴及び
第4の貫通穴の軸方向の移動が阻止されるように、ボル
トの頭部に係止されものである。また、絶縁体と一体化
され軌道側とは反対側に形成された第1の係止部及び軌
道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有する金属製ブ
ッシュと、第1の係止部に係止可能な第2の係止部、第
1の貫通穴と同軸上に形成された第2の貫通穴、及び第
2の係止部の反対の面に形成された複数個の第3の係止
部を有する座金と、第1の貫通穴と同軸上に形成された
第3の貫通穴、第3の係止部と係止可能な第4の係止
部、及び折り曲げ部を有する緩み止め部材と、各貫通穴
を貫通して軌道に螺合され、地上コイル体を軌道に取り
付ける締結手段とを備え、締結手段が軌道に螺合されて
から折り曲げ部を折り曲げて締結手段に当接させ、締結
手段の回転が阻止されるようにしたものである。さら
に、絶縁体と一体化され軌道側とは反対側に形成された
第1の係止部及び軌道側に向かって貫通した第1の貫通
穴を有する金属製ブッシュと、第1の係止部に係止可能
な第2の係止部、第1の貫通穴と同軸上に形成された第
2の貫通穴、及び第2の係止部の反対側の面に形成され
た複数個の第3の係止部を有する座金と、第1の貫通穴
と同軸上に形成された第3の貫通穴、一方の面に形成さ
れ第3の係止部と係止可能な第4の係止部、及び他方の
面に形成された第5の係止部を有する緩み止め部材と、
各貫通穴を貫通して軌道に螺合され、地上コイル体を軌
道に取り付ける締結手段とを備えたものである。
て貫通した第1の貫通穴を有し、第1の貫通穴と同軸の
所定の円周上に複数個の係止部が形成された金属製のブ
ッシュと、第1の貫通穴と同軸上に形成された第2の貫
通穴及び係止部と対向するように所定の円周上に形成さ
れた複数個の第3の貫通穴を有する座金と、係止部に対
向するように頭部の円周上に貫通した第4の貫通穴が形
成され、第1の貫通穴及び第2の貫通穴を貫通して軌道
に螺合され、地上コイル体を軌道に取り付けるボルト
と、第3の貫通穴及び第4の貫通穴を貫通して係止部に
係止された緩み止め部材とを備えたものである。また、
緩み止め部材は第4の貫通穴の外側で第3の貫通穴及び
第4の貫通穴の軸方向の移動が阻止されるように、ボル
トの頭部に係止されものである。また、絶縁体と一体化
され軌道側とは反対側に形成された第1の係止部及び軌
道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有する金属製ブ
ッシュと、第1の係止部に係止可能な第2の係止部、第
1の貫通穴と同軸上に形成された第2の貫通穴、及び第
2の係止部の反対の面に形成された複数個の第3の係止
部を有する座金と、第1の貫通穴と同軸上に形成された
第3の貫通穴、第3の係止部と係止可能な第4の係止
部、及び折り曲げ部を有する緩み止め部材と、各貫通穴
を貫通して軌道に螺合され、地上コイル体を軌道に取り
付ける締結手段とを備え、締結手段が軌道に螺合されて
から折り曲げ部を折り曲げて締結手段に当接させ、締結
手段の回転が阻止されるようにしたものである。さら
に、絶縁体と一体化され軌道側とは反対側に形成された
第1の係止部及び軌道側に向かって貫通した第1の貫通
穴を有する金属製ブッシュと、第1の係止部に係止可能
な第2の係止部、第1の貫通穴と同軸上に形成された第
2の貫通穴、及び第2の係止部の反対側の面に形成され
た複数個の第3の係止部を有する座金と、第1の貫通穴
と同軸上に形成された第3の貫通穴、一方の面に形成さ
れ第3の係止部と係止可能な第4の係止部、及び他方の
面に形成された第5の係止部を有する緩み止め部材と、
各貫通穴を貫通して軌道に螺合され、地上コイル体を軌
道に取り付ける締結手段とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1の要部を示す断面図、図2は図1のブッシュを示す平
面図、図3は図2のIII−III線の断面図、図4は
図1の座金を示す平面図及び図5は図4のV−V線の断
面図である。図1〜図5において、9はコンクリート等
で構成された構造体で、地上に設置されている。10は
構造体9に埋設された当接面10aを有するインサート
で、ねじ部10bが形成されている。なお、9,10で
軌道11が構成されている。12は所定の形状に巻回さ
れたコイル導体、13はコイル導体12を被覆した絶縁
体、14は絶縁体13に一体化された金属製ブッシュ
で、貫通穴14a及び軸方向に凸形状の係止部14bが
形成されている。なお、12〜14で地上コイル体15
が構成されている。16はブッシュ14と当接しブッシ
ュ14の貫通穴14aと同軸上の貫通穴16aを有する
座金で、係止部14bと係止される凸形状の係止部16
bが形成されている。17は各貫通穴14a、16aを
貫通してインサート10のねじ部10bに螺合されたボ
ルトからなる締結手段で、地上コイル体15を軌道11
に取り付けている。
1の要部を示す断面図、図2は図1のブッシュを示す平
面図、図3は図2のIII−III線の断面図、図4は
図1の座金を示す平面図及び図5は図4のV−V線の断
面図である。図1〜図5において、9はコンクリート等
で構成された構造体で、地上に設置されている。10は
構造体9に埋設された当接面10aを有するインサート
で、ねじ部10bが形成されている。なお、9,10で
軌道11が構成されている。12は所定の形状に巻回さ
れたコイル導体、13はコイル導体12を被覆した絶縁
体、14は絶縁体13に一体化された金属製ブッシュ
で、貫通穴14a及び軸方向に凸形状の係止部14bが
形成されている。なお、12〜14で地上コイル体15
が構成されている。16はブッシュ14と当接しブッシ
ュ14の貫通穴14aと同軸上の貫通穴16aを有する
座金で、係止部14bと係止される凸形状の係止部16
bが形成されている。17は各貫通穴14a、16aを
貫通してインサート10のねじ部10bに螺合されたボ
ルトからなる締結手段で、地上コイル体15を軌道11
に取り付けている。
【0009】次に組み立て要領について説明する。図1
〜図5において、地上コイル体15は複数個のブッシュ
14が設けられて、複数個所で締結手段17により軌道
11に固定される。まず、座金16の係止部16bを絶
縁体13と一体化されたブッシュ14の係止部14bに
嵌合するように係止してから、締結手段17により地上
コイル体15を軌道11に取り付ける。以上のように、
ブッシュ14の係止部14bと座金16の係止部16b
とが係止された状態で締結手段17により固定されてい
るので、締結手段17の回転が阻止されて緩みを防止す
ることができる。上記構成において、ブッシュ14の係
止部14bを凸形状とし、座金16の係止部16bを凹
形状にしたものについて説明したが、図6及び図7に示
すように貫通穴18a及び凹形状の係止部18bが形成
されたブッシュ18と、図8及び図9に示すように貫通
穴19a及び凸形状の係止部19bが形成された座金1
9とが互いに係止されるように構成しても同様の効果を
期待することができる。
〜図5において、地上コイル体15は複数個のブッシュ
14が設けられて、複数個所で締結手段17により軌道
11に固定される。まず、座金16の係止部16bを絶
縁体13と一体化されたブッシュ14の係止部14bに
嵌合するように係止してから、締結手段17により地上
コイル体15を軌道11に取り付ける。以上のように、
ブッシュ14の係止部14bと座金16の係止部16b
とが係止された状態で締結手段17により固定されてい
るので、締結手段17の回転が阻止されて緩みを防止す
ることができる。上記構成において、ブッシュ14の係
止部14bを凸形状とし、座金16の係止部16bを凹
形状にしたものについて説明したが、図6及び図7に示
すように貫通穴18a及び凹形状の係止部18bが形成
されたブッシュ18と、図8及び図9に示すように貫通
穴19a及び凸形状の係止部19bが形成された座金1
9とが互いに係止されるように構成しても同様の効果を
期待することができる。
【0010】実施の形態2.図10は実施の形態2の要
部を示す断面図、図11は図10の座金を示す平面図及
び図12は図11のXII−XII線の断面図である。
図10〜図12において、9〜13は実施の形態1のも
のと同様のものである。20は絶縁体13と一体化され
た金属製ブッシュで、貫通穴20a及び軸方向に凹形状
の係止部20bが形成されている。なお、12、13、
20で地上コイル体21が構成されている。22はブッ
シュ20と当接しブッシュ20の貫通穴20aと同軸上
の貫通穴22aが形成された座金で、係止部20bに係
止される凸形状の係止部22b及び貫通穴22aの外側
に四角穴形状の係止部22cが形成されている。23は
座金22と当接しブッシュ20の貫通穴20aと同軸上
の貫通穴23aが形成された緩み止め部材で、係止部2
2cに係止される係止部23b及び折り曲げ部23cが
形成されている。24は各貫通穴20a、22a、23
aを貫通してインサート10のねじ部10bに螺合され
たボルトからなる締結手段で、地上コイル体21を軌道
11に取り付けている。
部を示す断面図、図11は図10の座金を示す平面図及
び図12は図11のXII−XII線の断面図である。
図10〜図12において、9〜13は実施の形態1のも
のと同様のものである。20は絶縁体13と一体化され
た金属製ブッシュで、貫通穴20a及び軸方向に凹形状
の係止部20bが形成されている。なお、12、13、
20で地上コイル体21が構成されている。22はブッ
シュ20と当接しブッシュ20の貫通穴20aと同軸上
の貫通穴22aが形成された座金で、係止部20bに係
止される凸形状の係止部22b及び貫通穴22aの外側
に四角穴形状の係止部22cが形成されている。23は
座金22と当接しブッシュ20の貫通穴20aと同軸上
の貫通穴23aが形成された緩み止め部材で、係止部2
2cに係止される係止部23b及び折り曲げ部23cが
形成されている。24は各貫通穴20a、22a、23
aを貫通してインサート10のねじ部10bに螺合され
たボルトからなる締結手段で、地上コイル体21を軌道
11に取り付けている。
【0011】次に組み立て要領について説明する。図1
0〜図12において、地上コイル体21は複数個所で締
結手段24により軌道11に固定される。まず、ブッシ
ュ20の係止部20bに座金22の係止部22bを嵌合
して係止する。次に、緩み止め部材23の折り曲げ部2
3cを延ばした状態で、係止部23bを座金22の係止
部22cに係止する。そして、各貫通穴20a、22
a、23aを貫通させた締結手段24をインサート10
のねじ部10bに螺合させて、地上コイル体21を軌道
11に取り付ける。さらに、延ばした状態にある緩み止
め部材23の折り曲げ部23cを折り曲げて締結手段2
4に当接させる。以上のように、緩み止め部材23の折
り曲げ部23cを締結手段24と当接させているので、
締結手段24の回転を阻止することができる。上記構成
において、座金22の係止部22cを四角穴形状とした
ものについて説明したが、図13及び図14に示すよう
に貫通穴25aを有する座金25に凸形状の係止部25
b及び外周に切り欠き形状の係止部25cを形成し、係
止部25cに緩み止め部材23の係止部23bを係止さ
せるように構成しても同様の効果を期待することができ
る。
0〜図12において、地上コイル体21は複数個所で締
結手段24により軌道11に固定される。まず、ブッシ
ュ20の係止部20bに座金22の係止部22bを嵌合
して係止する。次に、緩み止め部材23の折り曲げ部2
3cを延ばした状態で、係止部23bを座金22の係止
部22cに係止する。そして、各貫通穴20a、22
a、23aを貫通させた締結手段24をインサート10
のねじ部10bに螺合させて、地上コイル体21を軌道
11に取り付ける。さらに、延ばした状態にある緩み止
め部材23の折り曲げ部23cを折り曲げて締結手段2
4に当接させる。以上のように、緩み止め部材23の折
り曲げ部23cを締結手段24と当接させているので、
締結手段24の回転を阻止することができる。上記構成
において、座金22の係止部22cを四角穴形状とした
ものについて説明したが、図13及び図14に示すよう
に貫通穴25aを有する座金25に凸形状の係止部25
b及び外周に切り欠き形状の係止部25cを形成し、係
止部25cに緩み止め部材23の係止部23bを係止さ
せるように構成しても同様の効果を期待することができ
る。
【0012】実施の形態3.図15は実施の形態3の要
部を示す断面図、図16は図15の座金を示す平面図及
び図17は図16のXVII−XVII線の断面図であ
る。図15〜図17において、9〜13は実施の形態1
のものと同様のものであり、20、21は実施の形態2
のものと同様のものである。26はブッシュ20と当接
しブッシュ20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴26a
を有する座金で、係止部20bに係止される凸形状の係
止部26b及び外周に切り欠き形状の係止部26cが形
成されている。27は座金26と当接しブッシュ20の
貫通穴20aと同軸上の貫通穴27aを有する緩み止め
部材で、係止部26cに係止される舌形状の係止部27
b及び折り曲げ部27cが形成されている。28は各貫
通穴20a、26a、27aを貫通してインサート10
のねじ部10bに螺合されたボルトからなる締結手段
で、地上コイル体21を軌道11に取り付けている。
部を示す断面図、図16は図15の座金を示す平面図及
び図17は図16のXVII−XVII線の断面図であ
る。図15〜図17において、9〜13は実施の形態1
のものと同様のものであり、20、21は実施の形態2
のものと同様のものである。26はブッシュ20と当接
しブッシュ20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴26a
を有する座金で、係止部20bに係止される凸形状の係
止部26b及び外周に切り欠き形状の係止部26cが形
成されている。27は座金26と当接しブッシュ20の
貫通穴20aと同軸上の貫通穴27aを有する緩み止め
部材で、係止部26cに係止される舌形状の係止部27
b及び折り曲げ部27cが形成されている。28は各貫
通穴20a、26a、27aを貫通してインサート10
のねじ部10bに螺合されたボルトからなる締結手段
で、地上コイル体21を軌道11に取り付けている。
【0013】次に組み立て要領について説明する。図1
5〜図17において、ブッシュ20の係止部20bに座
金26の係止部26bを嵌合して係止する。次に、緩み
止め部材27の折り曲げ部27cを延ばした状態で、係
止部27bを座金26の係止部26cに係止する。そし
て、各貫通穴20a、26a、27aを貫通させた締結
手段28をインサート10のねじ部10bに螺合させ
て、地上コイル体21を軌道11に取り付ける。さら
に、延ばした状態にある折り曲げ部27cを折り曲げて
締結手段28に当接させる。以上のように、緩み止め部
材27の折り曲げ部27cを締結手段28と当接させて
いるので、締結手段28の回転を阻止することができ
る。
5〜図17において、ブッシュ20の係止部20bに座
金26の係止部26bを嵌合して係止する。次に、緩み
止め部材27の折り曲げ部27cを延ばした状態で、係
止部27bを座金26の係止部26cに係止する。そし
て、各貫通穴20a、26a、27aを貫通させた締結
手段28をインサート10のねじ部10bに螺合させ
て、地上コイル体21を軌道11に取り付ける。さら
に、延ばした状態にある折り曲げ部27cを折り曲げて
締結手段28に当接させる。以上のように、緩み止め部
材27の折り曲げ部27cを締結手段28と当接させて
いるので、締結手段28の回転を阻止することができ
る。
【0014】実施の形態4.図18は実施の形態4の要
部を示す断面図、図19は図18の要部を示す断面図、
図20は図18のブッシュを示す平面図、図21は図2
0のXXI−XXI線の断面図、図22は図18の座金
の平面図及び図23は図22のXXIII−XXIII
線の断面図である。図18〜図23において、9〜13
は実施の形態1のものと同様のものである。29は絶縁
体13と一体化され貫通穴29aを有する金属製ブッシ
ュで、外周に切り欠き形状の係止部29bが形成されて
いる。なお、12、13、29で地上コイル体30が構
成されている。31はブッシュ29と当接しブッシュ2
9の貫通穴29aと同軸上の貫通穴31aを有する座金
で、外周に切り欠き形状の係止部31bが形成されてい
る。32は座金31と当接しブッシュ29の貫通穴29
aと同軸上の貫通穴32aを有する緩み止め部材で、係
止部29c、31bに係止される舌形状の係止部32b
及び折り曲げ部32cが形成されている。33は各貫通
穴29a、31a、32aを貫通してインサート10の
ねじ部10bに螺合されたボルトからなる締結手段で、
地上コイル体30を軌道11に取り付けている。以上の
ように、緩み止め部材32の折り曲げ部32cを締結手
段33に当接させているので、締結手段33の回転を阻
止することができる。
部を示す断面図、図19は図18の要部を示す断面図、
図20は図18のブッシュを示す平面図、図21は図2
0のXXI−XXI線の断面図、図22は図18の座金
の平面図及び図23は図22のXXIII−XXIII
線の断面図である。図18〜図23において、9〜13
は実施の形態1のものと同様のものである。29は絶縁
体13と一体化され貫通穴29aを有する金属製ブッシ
ュで、外周に切り欠き形状の係止部29bが形成されて
いる。なお、12、13、29で地上コイル体30が構
成されている。31はブッシュ29と当接しブッシュ2
9の貫通穴29aと同軸上の貫通穴31aを有する座金
で、外周に切り欠き形状の係止部31bが形成されてい
る。32は座金31と当接しブッシュ29の貫通穴29
aと同軸上の貫通穴32aを有する緩み止め部材で、係
止部29c、31bに係止される舌形状の係止部32b
及び折り曲げ部32cが形成されている。33は各貫通
穴29a、31a、32aを貫通してインサート10の
ねじ部10bに螺合されたボルトからなる締結手段で、
地上コイル体30を軌道11に取り付けている。以上の
ように、緩み止め部材32の折り曲げ部32cを締結手
段33に当接させているので、締結手段33の回転を阻
止することができる。
【0015】実施の形態5.図24は実施の形態5の要
部を示す断面図、図25は図24の座金を示す平面図及
び図26は図25のXXVI−XXVI線の断面図であ
る。図24〜図26において、9〜13は実施の形態1
のものと同様のものであり、20、21は実施の形態2
のものと同様のものである。34はブッシュ20と当接
しブッシュ20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴34a
が形成された座金で、係止部20bに係止される凸形状
の係止部34b及び貫通穴20aと同軸の所定の円周上
に貫通した複数個の係止部34cが形成されている。3
5は各貫通穴20a、34aを貫通してインサート10
のねじ部10bに螺合されたボルトからなる締結手段
で、地上コイル体21を軌道11に取り付けている。な
お、締結手段35の頭部には係止部34cに対向する所
定の円周上に貫通穴35aが形成されている。36は貫
通穴35aを貫通して座金34の係止部34cに係止さ
れた割ピン等の緩み止め部材で、ばね力等を利用して係
止部34cに固定されている。
部を示す断面図、図25は図24の座金を示す平面図及
び図26は図25のXXVI−XXVI線の断面図であ
る。図24〜図26において、9〜13は実施の形態1
のものと同様のものであり、20、21は実施の形態2
のものと同様のものである。34はブッシュ20と当接
しブッシュ20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴34a
が形成された座金で、係止部20bに係止される凸形状
の係止部34b及び貫通穴20aと同軸の所定の円周上
に貫通した複数個の係止部34cが形成されている。3
5は各貫通穴20a、34aを貫通してインサート10
のねじ部10bに螺合されたボルトからなる締結手段
で、地上コイル体21を軌道11に取り付けている。な
お、締結手段35の頭部には係止部34cに対向する所
定の円周上に貫通穴35aが形成されている。36は貫
通穴35aを貫通して座金34の係止部34cに係止さ
れた割ピン等の緩み止め部材で、ばね力等を利用して係
止部34cに固定されている。
【0016】次に組み立て要領について説明する。図2
4〜図26において、地上コイル体21は複数個所で締
結手段35により軌道11に固定される。まず、ブッシ
ュ20の係止部20bに座金34の係止部34bを嵌合
して係止する。次に、各貫通穴20a、34aを貫通さ
せた締結手段35をインサート10のねじ部10bに螺
合させて、地上コイル体21を軌道11に取り付ける。
さらに、締結手段35の締め付け終了後に締結手段35
の貫通穴35aを貫通させた緩み止め部材36を、座金
34に設けられた複数個の係止部34cで位置が一致し
たところに弾性を利用して係止させる。以上のように、
締結手段35の貫通穴35aを貫通させた緩み止め部材
36を座金34の係止部34cに係止させることによ
り、締結手段35の回転を阻止することができる。
4〜図26において、地上コイル体21は複数個所で締
結手段35により軌道11に固定される。まず、ブッシ
ュ20の係止部20bに座金34の係止部34bを嵌合
して係止する。次に、各貫通穴20a、34aを貫通さ
せた締結手段35をインサート10のねじ部10bに螺
合させて、地上コイル体21を軌道11に取り付ける。
さらに、締結手段35の締め付け終了後に締結手段35
の貫通穴35aを貫通させた緩み止め部材36を、座金
34に設けられた複数個の係止部34cで位置が一致し
たところに弾性を利用して係止させる。以上のように、
締結手段35の貫通穴35aを貫通させた緩み止め部材
36を座金34の係止部34cに係止させることによ
り、締結手段35の回転を阻止することができる。
【0017】実施の形態6.図27は実施の形態6の要
部を示す断面図、図28は図27のブッシュを示す平面
図、図29は図28のXXIX−XXIX線の断面図、
図30は図27の座金を示す平面図、及び図31は図3
0のXXXI−XXXI線の断面図である。図27〜図
31において、9〜13は実施の形態1のものと同様の
ものである。37は絶縁体13と一体化された金属製ブ
ッシュで、貫通穴37a及び貫通穴37aと同軸の所定
の円周上に複数個の切り欠き形状の係止部37bが形成
されている。なお、12、13、37で地上コイル体3
8を構成している。39はブッシュ37と当接しブッシ
ュ37の貫通穴37aと同軸上の貫通穴39aが形成さ
れた座金で、貫通穴37aと同軸の所定の円周上に係止
部37bと対向するように複数個の貫通穴39bが形成
されている。40は貫通穴37a、39aを貫通してイ
ンサート10のねじ部10bに螺合されたボルトからな
る締結手段で、地上コイル体38を軌道11に取り付け
ている。なお、締結手段40の頭部には係止部37bに
対向する所定の円周上に貫通穴40aが形成されてい
る。41は貫通穴39b、40aを貫通してブッシュ3
7の係止部37bに係止された割ピン等の緩み止め部材
で、ばね力等を利用して係止部37bに固定されてい
る。次に組み立て要領について説明する。図27〜図3
1において、地上コイル体38は複数個所で締結手段4
0により軌道11に固定される。まず、各貫通穴37
a、39aを貫通させた締結手段40をインサート10
のねじ部10bに螺合させて、地上コイル体38を軌道
11に取り付ける。次に、各貫通穴39b、40aを貫
通させた緩み止め部材41を弾性を利用してブッシュ3
7の係止部37bに固定する。以上のように、締結手段
40の貫通穴40aと座金39の貫通穴39bとを貫通
させた緩み止め部材41をブッシュ37の係止部37b
に係止させることにより、締結手段40の回転を阻止す
ることができる。
部を示す断面図、図28は図27のブッシュを示す平面
図、図29は図28のXXIX−XXIX線の断面図、
図30は図27の座金を示す平面図、及び図31は図3
0のXXXI−XXXI線の断面図である。図27〜図
31において、9〜13は実施の形態1のものと同様の
ものである。37は絶縁体13と一体化された金属製ブ
ッシュで、貫通穴37a及び貫通穴37aと同軸の所定
の円周上に複数個の切り欠き形状の係止部37bが形成
されている。なお、12、13、37で地上コイル体3
8を構成している。39はブッシュ37と当接しブッシ
ュ37の貫通穴37aと同軸上の貫通穴39aが形成さ
れた座金で、貫通穴37aと同軸の所定の円周上に係止
部37bと対向するように複数個の貫通穴39bが形成
されている。40は貫通穴37a、39aを貫通してイ
ンサート10のねじ部10bに螺合されたボルトからな
る締結手段で、地上コイル体38を軌道11に取り付け
ている。なお、締結手段40の頭部には係止部37bに
対向する所定の円周上に貫通穴40aが形成されてい
る。41は貫通穴39b、40aを貫通してブッシュ3
7の係止部37bに係止された割ピン等の緩み止め部材
で、ばね力等を利用して係止部37bに固定されてい
る。次に組み立て要領について説明する。図27〜図3
1において、地上コイル体38は複数個所で締結手段4
0により軌道11に固定される。まず、各貫通穴37
a、39aを貫通させた締結手段40をインサート10
のねじ部10bに螺合させて、地上コイル体38を軌道
11に取り付ける。次に、各貫通穴39b、40aを貫
通させた緩み止め部材41を弾性を利用してブッシュ3
7の係止部37bに固定する。以上のように、締結手段
40の貫通穴40aと座金39の貫通穴39bとを貫通
させた緩み止め部材41をブッシュ37の係止部37b
に係止させることにより、締結手段40の回転を阻止す
ることができる。
【0018】実施の形態7.図32は実施の形態7の要
部を示す断面図、図33は図32の要部を示す平面図、
図34は図32の座金の平面図及び図35は図32の緩
み止め部材の正面図である。図32〜図35において、
9〜13は実施の形態1のものと同様のものであり、2
0、21は実施の形態2のものと同様のものである。4
2はブッシュ20と当接しブッシュ20の貫通穴20a
と同軸上の貫通穴42aが形成された座金で、係止部2
0bに係止される凸形状の係止部42b、及び貫通穴4
2aの外側の所定の円周上に長穴形状の複数個の係止部
42cが形成されている。43は貫通穴20a、42a
を貫通してインサート10のねじ部10bに螺合された
ボルトからなる締結手段で、地上コイル体21を軌道1
1に取り付けている。なお、締結手段43の頭部には係
止部42cに対向する所定の円周上に貫通穴43a、及
び貫通穴43aとほぼ直交する方向に穴形状の係止部4
3bが形成されている。44は各貫通穴43aを貫通し
た弾性を有する緩み止め部材で、一方の係止部44aが
弾性を利用して座金42の係止部42cに係止され、他
方の係止部44bが弾性を利用して締結手段43の係止
部43bに係止されている。
部を示す断面図、図33は図32の要部を示す平面図、
図34は図32の座金の平面図及び図35は図32の緩
み止め部材の正面図である。図32〜図35において、
9〜13は実施の形態1のものと同様のものであり、2
0、21は実施の形態2のものと同様のものである。4
2はブッシュ20と当接しブッシュ20の貫通穴20a
と同軸上の貫通穴42aが形成された座金で、係止部2
0bに係止される凸形状の係止部42b、及び貫通穴4
2aの外側の所定の円周上に長穴形状の複数個の係止部
42cが形成されている。43は貫通穴20a、42a
を貫通してインサート10のねじ部10bに螺合された
ボルトからなる締結手段で、地上コイル体21を軌道1
1に取り付けている。なお、締結手段43の頭部には係
止部42cに対向する所定の円周上に貫通穴43a、及
び貫通穴43aとほぼ直交する方向に穴形状の係止部4
3bが形成されている。44は各貫通穴43aを貫通し
た弾性を有する緩み止め部材で、一方の係止部44aが
弾性を利用して座金42の係止部42cに係止され、他
方の係止部44bが弾性を利用して締結手段43の係止
部43bに係止されている。
【0019】次に組み立て要領について説明する。図3
2〜図35において、地上コイル体21は複数個所で締
結手段43により軌道11に固定される。まず、ブッシ
ュ20の係止部20bに座金42の係止部42bを嵌合
して係止する。次に、各貫通穴20a、42aを貫通さ
せた締結手段43をインサート10のねじ部10bに螺
合させて、地上コイル体21を軌道11に取り付ける。
さらに、締結手段43の締め付け終了後に、緩み止め部
材44を締結手段43の貫通穴43aを貫通させて、一
方の係止部44aを座金42の係止部42cに係止させ
る。そして、緩み止め部材44の他方の係止部44bを
弾性を利用して締結手段43の係止部43bに係止させ
る。以上のように、締結手段43の貫通穴43aを貫通
させた緩み止め部材44の係止部44aを座金42の係
止部42cと係止させ、係止部44bを締結手段43の
係止部43bと係止させることにより、締結手段43の
回転を阻止することができる。上記構成において、座金
42の係止部42cは長穴形状のものについて説明した
が、図36に示すように貫通穴45a、凸形状の係止部
45b及び切り欠き状の係止部45cのように構成して
も同様の効果が期待できる。
2〜図35において、地上コイル体21は複数個所で締
結手段43により軌道11に固定される。まず、ブッシ
ュ20の係止部20bに座金42の係止部42bを嵌合
して係止する。次に、各貫通穴20a、42aを貫通さ
せた締結手段43をインサート10のねじ部10bに螺
合させて、地上コイル体21を軌道11に取り付ける。
さらに、締結手段43の締め付け終了後に、緩み止め部
材44を締結手段43の貫通穴43aを貫通させて、一
方の係止部44aを座金42の係止部42cに係止させ
る。そして、緩み止め部材44の他方の係止部44bを
弾性を利用して締結手段43の係止部43bに係止させ
る。以上のように、締結手段43の貫通穴43aを貫通
させた緩み止め部材44の係止部44aを座金42の係
止部42cと係止させ、係止部44bを締結手段43の
係止部43bと係止させることにより、締結手段43の
回転を阻止することができる。上記構成において、座金
42の係止部42cは長穴形状のものについて説明した
が、図36に示すように貫通穴45a、凸形状の係止部
45b及び切り欠き状の係止部45cのように構成して
も同様の効果が期待できる。
【0020】実施の形態8.図37は実施の形態8の要
部を示す断面図、図38は図37の要部を示す平面図及
び図39は図38のXXXIX−XXXIX線の断面図
である。図37〜図39において、9〜13は実施の形
態1のものと同様のものであり、37〜39は実施の形
態6のものと同様のものである。46は貫通穴37a、
39aを貫通してインサート10のねじ部10bに螺合
されたボルトからなる締結手段で、地上コイル体38を
軌道11に取り付けている。なお、締結手段46の頭部
には係止部37bに対向する円周上に貫通穴46a、及
び貫通穴46aとほぼ直交する方向に穴形状の係止部4
6bが形成されている。47は各貫通穴39b、46a
を貫通した弾性を有する緩み止め部材で、一方の係止部
47aが弾性を利用してブッシュ37の係止部37bに
係止され、他方の係止部47bが弾性を利用して締結手
段46の係止部46bに係止されている。
部を示す断面図、図38は図37の要部を示す平面図及
び図39は図38のXXXIX−XXXIX線の断面図
である。図37〜図39において、9〜13は実施の形
態1のものと同様のものであり、37〜39は実施の形
態6のものと同様のものである。46は貫通穴37a、
39aを貫通してインサート10のねじ部10bに螺合
されたボルトからなる締結手段で、地上コイル体38を
軌道11に取り付けている。なお、締結手段46の頭部
には係止部37bに対向する円周上に貫通穴46a、及
び貫通穴46aとほぼ直交する方向に穴形状の係止部4
6bが形成されている。47は各貫通穴39b、46a
を貫通した弾性を有する緩み止め部材で、一方の係止部
47aが弾性を利用してブッシュ37の係止部37bに
係止され、他方の係止部47bが弾性を利用して締結手
段46の係止部46bに係止されている。
【0021】次に組み立て要領について説明する。図3
7〜図39において、地上コイル体38は複数個所で締
結手段46により軌道11に固定される。また、各貫通
穴37a、39aを貫通させた締結手段46をインサー
ト10のねじ部10bに螺合させて、地上コイル体38
を軌道11に取り付ける。さらに、締結手段46の締め
付け終了後に、緩み止め部材47を貫通穴39b、46
aを貫通させて、係止部47aをブッシュ37の係止部
37bと係止させる。そして、緩み止め部材47の他方
の係止部47bを弾性を利用して締結手段46の係止部
46bに係止させる。以上のように、締結手段46の貫
通穴39b、46aを貫通させた緩み止め部材47の各
係止部47a、47bをそれぞれブッシュの係止部37
b及び締結手段46の係止部46bに係止させることに
より、締結手段46の回転を阻止することができる。
7〜図39において、地上コイル体38は複数個所で締
結手段46により軌道11に固定される。また、各貫通
穴37a、39aを貫通させた締結手段46をインサー
ト10のねじ部10bに螺合させて、地上コイル体38
を軌道11に取り付ける。さらに、締結手段46の締め
付け終了後に、緩み止め部材47を貫通穴39b、46
aを貫通させて、係止部47aをブッシュ37の係止部
37bと係止させる。そして、緩み止め部材47の他方
の係止部47bを弾性を利用して締結手段46の係止部
46bに係止させる。以上のように、締結手段46の貫
通穴39b、46aを貫通させた緩み止め部材47の各
係止部47a、47bをそれぞれブッシュの係止部37
b及び締結手段46の係止部46bに係止させることに
より、締結手段46の回転を阻止することができる。
【0022】実施の形態9.図40は実施の形態9の要
部を示す断面図、図41は図40の座金を示す平面図、
図42は図41のXXXXII−XXXXII線の断面
図、図43は図40の緩み止め部材の平面図、図44は
図43の側面図及び図45は図43のXXXXV−XX
XXV線の断面図である。図40〜図45において、9
〜13は実施の形態1のものと同様のものであり、2
0、21は実施の形態2のものと同様のものである。4
8はブッシュ20と当接しブッシュ20の貫通穴20a
と同軸上の貫通穴48aを有する座金で、係止部20b
に係止される凸形状の係止部48b、及び係止部48b
とは反対の面の所定の円周上に凹形状の複数個の係止部
48cが形成されている。49は座金48と当接しブッ
シュ20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴49aを有す
る緩み止め部材で、座金48の係止部48cと係止可能
に打ち出された係止部49b及び折り曲げ部49cが形
成されている。50は各貫通穴20a、48a、49a
を貫通してインサート10のねじ部10bに螺合された
ボルトからなる締結手段で、地上コイル体21を軌道1
1に取り付けている。
部を示す断面図、図41は図40の座金を示す平面図、
図42は図41のXXXXII−XXXXII線の断面
図、図43は図40の緩み止め部材の平面図、図44は
図43の側面図及び図45は図43のXXXXV−XX
XXV線の断面図である。図40〜図45において、9
〜13は実施の形態1のものと同様のものであり、2
0、21は実施の形態2のものと同様のものである。4
8はブッシュ20と当接しブッシュ20の貫通穴20a
と同軸上の貫通穴48aを有する座金で、係止部20b
に係止される凸形状の係止部48b、及び係止部48b
とは反対の面の所定の円周上に凹形状の複数個の係止部
48cが形成されている。49は座金48と当接しブッ
シュ20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴49aを有す
る緩み止め部材で、座金48の係止部48cと係止可能
に打ち出された係止部49b及び折り曲げ部49cが形
成されている。50は各貫通穴20a、48a、49a
を貫通してインサート10のねじ部10bに螺合された
ボルトからなる締結手段で、地上コイル体21を軌道1
1に取り付けている。
【0023】次に組み立て要領について説明する。図4
0〜図45において、地上コイル体21は複数個所で締
結手段50により軌道11に固定される。まず、ブッシ
ュ20の係止部20bに座金48の係止部48bを嵌合
して係止する。次に、座金48の係止部48cに緩み止
め部材49の係止部49bを係止させる。そして、緩み
止め部材49の折り曲げ部49cを延ばした状態で、各
貫通穴20a、48a、49aを貫通させた締結手段5
0をインサート10のねじ部10bに螺合させて、地上
コイル体21を軌道11に取り付ける。締結手段50の
締め付け終了後に折り曲げ部49cを折り曲げて締結手
段50に当接させる。以上のように、緩み止め部材49
の折り曲げ部49cを締結手段50と当接させているの
で、締結手段50の回転を阻止することができる。
0〜図45において、地上コイル体21は複数個所で締
結手段50により軌道11に固定される。まず、ブッシ
ュ20の係止部20bに座金48の係止部48bを嵌合
して係止する。次に、座金48の係止部48cに緩み止
め部材49の係止部49bを係止させる。そして、緩み
止め部材49の折り曲げ部49cを延ばした状態で、各
貫通穴20a、48a、49aを貫通させた締結手段5
0をインサート10のねじ部10bに螺合させて、地上
コイル体21を軌道11に取り付ける。締結手段50の
締め付け終了後に折り曲げ部49cを折り曲げて締結手
段50に当接させる。以上のように、緩み止め部材49
の折り曲げ部49cを締結手段50と当接させているの
で、締結手段50の回転を阻止することができる。
【0024】実施の形態10.図46は実施の形態10
の要部を示す断面図、図47は図46の緩み止め部材を
示す平面図及び図48は図47の側面図である。図46
〜図48において、9〜13は実施の形態1のものと同
様のものであり、20、21は実施の形態2のものと同
様のものである。51はブッシュ20と当接しブッシュ
20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴51aが形成され
た座金で、係止部20bに係止される凸形状の係止部5
1bが形成されている。52は座金51と当接しブッシ
ュ20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴52aが形成さ
れた弾性を有する緩み止め部材で、座金51と当接する
一方の面に打ち出された係止部52b、及び他方の面に
打ち出された係止部52cがそれぞれ凸形状に形成され
ている。53は各貫通穴20a、51a、52aを貫通
してインサート10のねじ部10bに螺合されたボルト
からなる締結手段で、地上コイル体21を軌道11に取
り付けている。次に組み立て要領について説明する。図
46〜図48において、地上コイル体21は複数個所で
締結手段53により軌道11に固定される。まず、ブッ
シュ20の係止部20bに座金51の係止部51bを嵌
合して係止する。次に、緩み止め部材52の係止部52
b側を座金51に当接させる。そして、各貫通穴20
a、51a、52aを貫通させた締結手段53をインサ
ート10のねじ部10bに螺合させて、地上コイル体2
1を軌道11に取り付ける。以上のように、軌道11に
螺合された締結手段53が緩み止め部材52の凸形状の
係止部52b、52cを押圧することにより、緩み止め
部材52の弾性が作用して締結手段53の回転を阻止す
ることができる。
の要部を示す断面図、図47は図46の緩み止め部材を
示す平面図及び図48は図47の側面図である。図46
〜図48において、9〜13は実施の形態1のものと同
様のものであり、20、21は実施の形態2のものと同
様のものである。51はブッシュ20と当接しブッシュ
20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴51aが形成され
た座金で、係止部20bに係止される凸形状の係止部5
1bが形成されている。52は座金51と当接しブッシ
ュ20の貫通穴20aと同軸上の貫通穴52aが形成さ
れた弾性を有する緩み止め部材で、座金51と当接する
一方の面に打ち出された係止部52b、及び他方の面に
打ち出された係止部52cがそれぞれ凸形状に形成され
ている。53は各貫通穴20a、51a、52aを貫通
してインサート10のねじ部10bに螺合されたボルト
からなる締結手段で、地上コイル体21を軌道11に取
り付けている。次に組み立て要領について説明する。図
46〜図48において、地上コイル体21は複数個所で
締結手段53により軌道11に固定される。まず、ブッ
シュ20の係止部20bに座金51の係止部51bを嵌
合して係止する。次に、緩み止め部材52の係止部52
b側を座金51に当接させる。そして、各貫通穴20
a、51a、52aを貫通させた締結手段53をインサ
ート10のねじ部10bに螺合させて、地上コイル体2
1を軌道11に取り付ける。以上のように、軌道11に
螺合された締結手段53が緩み止め部材52の凸形状の
係止部52b、52cを押圧することにより、緩み止め
部材52の弾性が作用して締結手段53の回転を阻止す
ることができる。
【0025】実施の形態11.図49は実施の形態11
の要部を示す断面図である。図49において、9〜1
2、14、16、17は実施の形態1のものと同様のも
のである。54はコイル導体12を被覆した凹部54a
を有する絶縁体で、凹部54aにブッシュ14が一体化
されている。なお、12、14、54で地上コイル体5
5が構成されている。上記構成において、組立要領につ
いては実施の形態1と同様である。以上のように、ブッ
シュ14を絶縁体54の凹部54aに配置することによ
り、締結手段17を絶縁体54の面内に収納することが
できるので、装置全体の小形化を図ることができる。な
お、実施の形態1から実施の形態10においても実施の
形態11と同様の構成にすることにより、小形化を図る
ことができる。
の要部を示す断面図である。図49において、9〜1
2、14、16、17は実施の形態1のものと同様のも
のである。54はコイル導体12を被覆した凹部54a
を有する絶縁体で、凹部54aにブッシュ14が一体化
されている。なお、12、14、54で地上コイル体5
5が構成されている。上記構成において、組立要領につ
いては実施の形態1と同様である。以上のように、ブッ
シュ14を絶縁体54の凹部54aに配置することによ
り、締結手段17を絶縁体54の面内に収納することが
できるので、装置全体の小形化を図ることができる。な
お、実施の形態1から実施の形態10においても実施の
形態11と同様の構成にすることにより、小形化を図る
ことができる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、ブッシュの係止部と
座金の係止部とが係止された状態で締結手段により固定
することにより、締結手段の回転が阻止されので、締結
手段の緩みを防止することができる。また、緩み止め部
材の折り曲げ部を締結手段と当接させることにより、締
結手段の回転が阻止されるので、締結手段の緩みを防止
することができる。また、締結手段の貫通穴を貫通させ
た緩み止め部材を座金の係止部に係止させることによ
り、締結手段の回転が阻止されるので、締結手段の緩み
を防止することができる。また、締結手段の貫通穴を貫
通させた緩み止め部材の一方の係止部を座金の係止部に
係止させ、他方の係止部を締結手段の係止部に係止させ
ることにより、締結手段回転が阻止されるので、締結手
段の緩みを防止することができる。
座金の係止部とが係止された状態で締結手段により固定
することにより、締結手段の回転が阻止されので、締結
手段の緩みを防止することができる。また、緩み止め部
材の折り曲げ部を締結手段と当接させることにより、締
結手段の回転が阻止されるので、締結手段の緩みを防止
することができる。また、締結手段の貫通穴を貫通させ
た緩み止め部材を座金の係止部に係止させることによ
り、締結手段の回転が阻止されるので、締結手段の緩み
を防止することができる。また、締結手段の貫通穴を貫
通させた緩み止め部材の一方の係止部を座金の係止部に
係止させ、他方の係止部を締結手段の係止部に係止させ
ることにより、締結手段回転が阻止されるので、締結手
段の緩みを防止することができる。
【図1】 実施の形態1の要部を示す断面図である。
【図2】 図1のブッシュを示す平面図である。
【図3】 図2のIII−III線の断面図である。
【図4】 図1の座金を示す平面図である。
【図5】 図4のV−V線の断面図である。
【図6】 図1の別のブッシュを示す平面図である。
【図7】 図6のVII−VII線の断面図である。
【図8】 図1の別の座金を示す平面図である。
【図9】 図8のIX−IX線の断面図である。
【図10】 実施の形態2の要部を示す断面図である。
【図11】 図10の座金を示す平面図である。
【図12】 図11のXII−XII線の断面図であ
る。
る。
【図13】 図10の別の座金を示す平面図である。
【図14】 図13のXIV−XIV線の断面図であ
る。
る。
【図15】 実施の形態3の要部を示す断面図である。
【図16】 図15の座金を示す平面図である。
【図17】 図16のXVII−XVII線の断面図で
ある。
ある。
【図18】 実施の形態4の要部を示す断面図である。
【図19】 図18の要部を示す断面図である。
【図20】 図18のブッシュを示す平面図である。
【図21】 図20のXXI−XXI線の断面図であ
る。
る。
【図22】 図18の座金を示す平面図である。
【図23】 図22のXXIII−XXIII線の断面
図である。
図である。
【図24】 実施の形態5の要部を示す断面図である。
【図25】 図24の座金を示す平面図である。
【図26】 図25のXXVI−XXVI線の断面図で
ある。
ある。
【図27】 実施の形態6の要部を示す断面図である。
【図28】 図27のブッシュを示す平面図である。
【図29】 図28のXXIX−XXIX線の断面図で
ある。
ある。
【図30】 図27の座金を示す平面図である。
【図31】 図30のXXXI−XXXI線の断面図で
ある。
ある。
【図32】 実施の形態7の要部を示す断面図である。
【図33】 図32の要部を示す断面図である。
【図34】 図32の座金を示す平面図である。
【図35】 図32の緩み止め部材の正面図である。
【図36】 図32の別の座金を示す平面図である。
【図37】 実施の形態8の要部を示す断面図である。
【図38】 図37の要部を示す平面図である。
【図39】 図38のXXXIX−XXXIX線の断面
図である。
図である。
【図40】 実施の形態9の要部を示す断面図である。
【図41】 図40の座金を示す平面図である。
【図42】 図41のXXXXII−XXXXII線の
断面図である。
断面図である。
【図43】 図40の緩み止め部材の平面図である。
【図44】 図43の側面図である。
【図45】 図43のXXXXV−XXXXV線の断面
図である。
図である。
【図46】 実施の形態10の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図47】 図46の緩み止め部材の平面図である。
【図48】 図47の側面図である。
【図49】 実施の形態11の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図50】 従来の磁気浮上式鉄道の地上コイル装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図51】 図50のXXXXXI−XXXXXI線の
断面図である。
断面図である。
11 軌道、12 コイル導体、13、54 絶縁体、
14、20、29、37 ブッシュ、14a,16a、
20a、22a、23a、25a、26a、27a、2
9a、31a、32a、34a、35a、37a、39
a、39b、40a、42a、43a、45a、46
a、48a、49a、51a、52a 貫通穴、14
b、16b、20b、22b、22c、23b、25
b、25c、26b、26c、27b、29b、31
b、32b、34b、34c、37b、42b、42
c、43b、44a、44b、45b、45c、46
b、47a、47b、48b、48c、49b、51
b、52b、52c 係止部、15、21、30、38
地上コイル体、16、22、25、26、31、3
4、39、42、45、48、51、52、55 座
金、17、24、28、33、35、40、43、4
6、50、53 締結手段、23、27、32、36、
41、44、47、49 緩み止め部材、23c、27
c、32c、49c 折り曲げ部。
14、20、29、37 ブッシュ、14a,16a、
20a、22a、23a、25a、26a、27a、2
9a、31a、32a、34a、35a、37a、39
a、39b、40a、42a、43a、45a、46
a、48a、49a、51a、52a 貫通穴、14
b、16b、20b、22b、22c、23b、25
b、25c、26b、26c、27b、29b、31
b、32b、34b、34c、37b、42b、42
c、43b、44a、44b、45b、45c、46
b、47a、47b、48b、48c、49b、51
b、52b、52c 係止部、15、21、30、38
地上コイル体、16、22、25、26、31、3
4、39、42、45、48、51、52、55 座
金、17、24、28、33、35、40、43、4
6、50、53 締結手段、23、27、32、36、
41、44、47、49 緩み止め部材、23c、27
c、32c、49c 折り曲げ部。
Claims (10)
- 【請求項1】 磁気浮上式車両に搭載された超電導磁石
装置との間で電磁作用を行うように、絶縁体でコイル導
体が被覆された地上コイル体を軌道に配置した磁気浮上
式鉄道の地上コイル装置において、上記絶縁体と一体化
され上記軌道側とは反対側に形成された第1の係止部及
び上記軌道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有する
金属製ブッシュと、上記第1の係止部と係止可能な第2
の係止部及び上記第1の貫通穴と同軸上に形成された第
2の貫通穴を有する座金と、上記各貫通穴を貫通して上
記軌道に螺合され、上記地上コイル体を上記軌道に取り
付ける締結手段とを備えたことを特徴とする磁気浮上式
鉄道の地上コイル装置。 - 【請求項2】 磁気浮上式車両に搭載された超電導磁石
装置との間で電磁作用を行うように、絶縁体でコイル導
体が被覆された地上コイル体を軌道に配置した磁気浮上
式鉄道の地上コイル装置において、上記絶縁体と一体化
され上記軌道側とは反対側に形成された第1の係止部及
び上記軌道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有する
金属製ブッシュと、上記第1の係止部に係止可能な第2
の係止部、上記第1の貫通穴と同軸上に形成された第2
の貫通穴及び第3の係止部を有する座金と、上記第3の
係止部に係止される第4の係止部、上記第1の貫通穴と
同軸上に形成された第3の貫通穴及び折り曲げ部を有す
る緩み止め部材と、上記各貫通穴を貫通して上記軌道に
螺合され、上記地上コイル体を上記軌道に取り付ける締
結手段とを備え、上記締結手段が上記軌道に螺合されて
から上記折り曲げ部を折り曲げて上記締結手段に当接さ
せ、上記締結手段の回転が阻止されるようにしたことを
特徴とする磁気浮上式鉄道の地上コイル装置。 - 【請求項3】 磁気浮上式車両に搭載された超電導磁石
装置との間で電磁作用を行うように、絶縁体でコイル導
体が被覆された地上コイル体を軌道に配置した磁気浮上
式鉄道の地上コイル装置において、上記絶縁体と一体化
され上記軌道側とは反対側に形成された第1の係止部及
び上記軌道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有する
金属製ブッシュと、第2の係止部及び上記第1の貫通穴
と同軸上に形成された第2の貫通穴とを有する座金と、
上記両係止部に係止される第3の係止部、上記第1の貫
通穴と同軸上に形成された第3の貫通穴及び折り曲げ部
を有する緩み止め部材と、上記各貫通穴を貫通して上記
軌道に螺合され、上記地上コイル体を上記軌道に取り付
ける締結手段とを備え、上記締結手段が上記軌道に螺合
されてから上記折り曲げ部を折り曲げて上記締結手段に
当接させ、上記締結手段の回転が阻止されるようにした
ことを特徴とする磁気浮上式鉄道の地上コイル装置。 - 【請求項4】 締結手段はボルトであることを特徴とす
る請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の磁気浮
上式鉄道の地上コイル装置。 - 【請求項5】 締結手段は一方のねじ部が軌道に螺合さ
れた両ねじボルトと、他方のねじ部に螺合されたナット
とで構成されていることを特徴とする請求項1から請求
項3のいずれか一項に記載の磁気浮上式鉄道の地上コイ
ル装置。 - 【請求項6】 磁気浮上式車両に搭載された超電導磁石
装置との間で電磁作用を行うように、絶縁体でコイル導
体が被覆された地上コイル体を軌道に配置した磁気浮上
式鉄道の地上コイル装置において、上記絶縁体と一体化
され上記軌道側とは反対側に形成された第1の係止部、
及び上記軌道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有す
る金属製ブッシュと、上記第1の係止部に係止可能な第
2の係止部、上記第1の貫通穴と同軸上に形成された第
2の貫通穴、及び所定の円周上に形成された複数個の第
3の係止部を有する座金と、上記第3の係止部に対向す
る円周上の頭部を貫通した第3の貫通穴が形成され、上
記第1の貫通穴及び第2の貫通穴を貫通して上記軌道に
螺合され、上記地上コイル体を上記軌道に取り付ける締
結手段と、上記第3の貫通穴を貫通して上記第3の係止
部に係止された緩み止め部材とを備えたことを特徴とす
る磁気浮上式鉄道の地上コイル装置。 - 【請求項7】 磁気浮上式車両に搭載された超電導磁石
装置との間で電磁作用を行うように、絶縁体でコイル導
体が被覆された地上コイル体を軌道に配置した磁気浮上
式鉄道の地上コイル装置において、上記絶縁体と一体化
され上記軌道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有
し、上記第1の貫通穴と同軸の所定の円周上に複数個の
係止部が形成された金属製のブッシュと、上記第1の貫
通穴と同軸上に形成された第2の貫通穴及び上記係止部
と対向するように所定の円周上に形成された複数個の第
3の貫通穴を有する座金と、上記係止部に対向するよう
に頭部の円周上に貫通した第4の貫通穴が形成され、上
記第1の貫通穴及び上記第2の貫通穴を貫通して上記軌
道に螺合され、上記地上コイル体を上記軌道に取り付け
る締結手段と、上記第3の貫通穴及び上記第4の貫通穴
を貫通して上記係止部に係止された緩み止め部材とを備
えたことを特徴とする磁気浮上式鉄道の地上コイル装
置。 - 【請求項8】 緩み止め部材は第4の貫通穴の外側で第
3の貫通穴及び上記第4の貫通穴の軸方向の移動が阻止
されるように、締結手段の頭部に係止されていることを
特徴とする請求項6又は請求項7に記載の磁気浮上式鉄
道の地上コイル装置。 - 【請求項9】 磁気浮上式車両に搭載された超電導磁石
装置との間で電磁作用を行うように、絶縁体でコイル導
体が被覆された地上コイル体を軌道に配置した磁気浮上
式鉄道の地上コイル装置において、上記絶縁体と一体化
され上記軌道側とは反対側に形成された第1の係止部及
び上記軌道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有する
金属製ブッシュと、上記第1の係止部に係止可能な第2
の係止部、上記第1の貫通穴と同軸上に形成された第2
の貫通穴、及び上記第2の係止部の反対の面に形成され
た複数個の第3の係止部を有する座金と、上記第1の貫
通穴と同軸上に形成された第3の貫通穴、上記第3の係
止部と係止可能な第4の係止部、及び折り曲げ部を有す
る緩み止め部材と、上記各貫通穴を貫通して上記軌道に
螺合され、上記地上コイル体を上記軌道に取り付ける締
結手段とを備え、上記締結手段が上記軌道に螺合されて
から上記折り曲げ部を折り曲げて上記締結手段に当接さ
せ、上記締結手段の回転が阻止されるようにしたことを
特徴とする磁気浮上式鉄道の地上コイル装置。 - 【請求項10】 磁気浮上式車両に搭載された超電導磁
石装置との間で電磁作用を行うように、絶縁体でコイル
導体が被覆された地上コイル体を軌道に配置した磁気浮
上式鉄道の地上コイル装置において、上記絶縁体と一体
化され上記軌道側とは反対側に形成された第1の係止部
及び上記軌道側に向かって貫通した第1の貫通穴を有す
る金属製ブッシュと、上記第1の係止部に係止可能な第
2の係止部、上記第1の貫通穴と同軸上に形成された第
2の貫通穴、及び上記第2の係止部の反対側の面に形成
された複数個の第3の係止部を有する座金と、上記第1
の貫通穴と同軸上に形成された第3の貫通穴、一方の面
に形成され上記第3の係止部と係止可能な第4の係止
部、及び他方の面に形成された第5の係止部を有する緩
み止め部材と、上記各貫通穴を貫通して上記軌道に螺合
され、上記地上コイル体を上記軌道に取り付ける締結手
段とを備えたことを特徴とする磁気浮上式鉄道の地上コ
イル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144706A JPH11341611A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 磁気浮上式鉄道の地上コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144706A JPH11341611A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 磁気浮上式鉄道の地上コイル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11341611A true JPH11341611A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15368402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10144706A Pending JPH11341611A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 磁気浮上式鉄道の地上コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11341611A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS445207Y1 (ja) * | 1965-12-02 | 1969-02-25 | ||
JPS6386103U (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-06 | ||
JPH0215570Y2 (ja) * | 1984-06-28 | 1990-04-26 | ||
JPH07184363A (ja) * | 1993-11-15 | 1995-07-21 | Central Japan Railway Co | 地上コイル装置及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP10144706A patent/JPH11341611A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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JPS445207Y1 (ja) * | 1965-12-02 | 1969-02-25 | ||
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