JP3121093U - 会話学習用教材 - Google Patents

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Abstract

【課題】応答文等の後行音声の再生音を聴取しながら、これに対応する質疑文等の先行音声の文言の発声練習を行う際に、その発声開始タイミングを明確に知らせることができる会話学習用教材を提供する。
【解決手段】質疑文等の先行音声信号Saと該質疑文に答える応答文等の後行音声信号Sbとの各音声信号を分離して、記録媒体の独立した2つのチャンネルRchとLchとにシーケンシャルに再生可能に交互に記録してなる対話形式の会話学習用教材において、該後行音声に対応する該先行音声の発声練習開始タイミングを知らせる告知音信号Scを、該後行音声の信号記録側のチャンネルに該先行音声信号の記録開始点の直前に符合させて記録させておく。
【選択図】図2

Description

本考案は、会話学習用教材に係わり、特に、質疑文等の先行音声とこれに答える応答文等の後行音声とからなる対話形式の会話音声を、記録媒体の独立した2つの記録チャンネルにシーケンシャルに再生可能に収録した会話学習用教材の改良に関する。
従来より、英会話等の外国語の会話学習用教材として、二人の話者による質疑文等の先行音声とこれに答える応答文等の後行音声とからなる対話形式の会話音声を、カセット式磁気テープやCD等の各種記録媒体に収録したものが広く流通頒布されている。
ここで、各種記録媒体の音声再生装置は2チャンネル・ステレオ再生機能及び再生チャンネルの選択機能を有しているのが一般的で、右側あるいは左側のいずれか一方のチャンネルに記録された音声信号の再生音のみを聴取することが可能となっている。
そこで、この再生機能を利用して、対話形式の二人の話者の音声信号をそれぞれ分離して個別に独立した2つの記録チャンネル、即ち左側のLチャンネルと右側のRチャンネルとに、シーケンシャルに経時的に再生可能に収録しておくことによって、一方の話者の再生音声のみを聴取しながら他者の会話音声の発声練習をすることができるようになしている。
しかしながら、上記のような従来の会話学習用教材では、一方の話者の質疑文等の先行音声に答える他者の応答文等の後行音声の発声練習を行う場合にあっては、その先行音声の再生音のみを聴きながら、その先行音声の再生終了時点でその応答文等の後行音声の発声を開始して練習を行えば良いが、これとは逆に後行音声に対応する先行音声の発声練習を行おうとすると、その発声開始時期のタイミングを把握することが困難で、当該発声開始タイミングが遅れ気味になってしまう。つまり、練習する先行音声の文言の発声練習を完了し得ないうちに後行音声が再生されてしまうという事態に陥り易いという課題があった。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、応答文等の後行音声の再生音を聴取しながらこれに対応する質疑文等の先行音声の文言の発声練習を行う際に、その発声開始タイミングを明確に知らせることができる会話学習用教材を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る考案の会話学習用教材は、質疑文等の先行音声と該質疑文に答える応答文等の後行音声との各音声信号を分離して、記録媒体の独立した2つのチャンネルにシーケンシャルに再生可能に記録してなる対話形式の会話学習用教材であって、該後行音声に対応する該先行音声の発声練習開始タイミングを知らせる告知音信号が、該後行音声の音声信号記録側のチャンネルに該先行音声信号の記録開始点の直前に符合されて記録されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る考案の会話学習用教材は、前記記録媒体がカセット式磁気テープでなり、該カセット式磁気テープのLチャンネルとRチャンネルとに前記先行音声信号とその応答音声信号とが分離されて交互に記録されていることを特徴とする。
また、請求項3に係る考案の会話学習用教材は、前記記録媒体がカセット式磁気テープでなり、該カセット式磁気テープのLチャンネルとRチャンネルとに前記先行音声信号とその後行音声信号とが分離されて交互に記録されていることを特徴とする。
前記構成による会話学習用教材によれば、後行音声信号の再生音を聴きながら当該後行音声に対応する先行音声の発声練習を行うにあたって、後行音声信号の記録側のチャンネルに当該後行音声に対応する先行音声の発声練習開始タイミングを知らせる告知音信号が記録されているので、当該告知音が再生された時点で先行音声の発声練習を開始することで、爾後にシーケンシャルに経時的に再生される後行音声にタイミングを合わせて先行音声の文言の発声練習をすることができ、後行音声の再生が始まる迄に先行音声の文言の発声を完了するように発声練習することで、自然な会話速度を習得できるようになる。
以下に、本考案に係る会話学習用教材の好適な一実施の形態例について、添附図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本考案に係る会話学習用教材の基本的な構成について述べる。即ち、この会話学習用教材は、二人の話者による対話形式の質疑応答会話が記録媒体に収録されてなる。ここで、上記記録媒体としては、2つの独立したチャンネルに個別に記録された音声信号をステレオ再生装置等の再生手段によって個別に左右の音声出力手段(スピーカ、イヤホン等)からシーケンシャルに経時的に再生出力し得るものであれば如何なる記録媒体であっても良い。即ち、左側の音声信号を記録したLチャンネル(Lch)と右側の音声信号を記録したRチャンネル(Rch)とを有して、音楽等のステレオ音声の再生用記録メディアとして供されているものであれれば、カセット磁気テープ等の磁気式、CDやMD等の光学式、CFカード等のICメモリーカード式の他、如何なるメディアの記録媒体であっても良い。
そして、上記のような各種の記録媒体のいずれかに対し、例えばそのLチャンネルに一方の話者の音声信号を、Rチャンネルに他方の話者の音声信号をそれぞれ分離させて個別にシーケンシャルに交互に記録しておく。つまり、このようにして記録された両チャンネルの音声信号はステレオ再生装置が備える再生モードの切り換え機能によって選択的に再生し得る。即ち、ステレオ再生装置はステレオ再生、モノラル再生、Lチャンネル再生、Rチャンネル再生の各再生モードを選択できる再生モード切り換えスイッチを備えているので、Lチャンネルに記録されている音声信号の再生音のみを聞きながら、Rチャンネルに記録されている音声信号の文言を発声練習することができるし、またその逆に、Rチャンネルに記録されている音声信号の再生音のみを聞きながら、Lチャンネルに記録されている音声信号の文言を発声練習することができる。あるいは、イヤホンを用いて聴取すれば、左右のいずれか片方のみを使用することで同様のことが行い得る。
音声信号として記録される二人の話者A,Bの一連の会話としては、質疑文等の先行音声と、これに続けて答える応答文等の後行音声とからなり、例えば以下の様な一連の先行音声と後行音声とが音声信号化されて、上記記録媒体のLチャンネルとRチャンネルとに話者A,B別に分離されて交互に記録される。

話者A:Hello! It's been a long time!
話者B:Hi! It sure has! How are you?
話者A:I'm doing fine,thanks. And you?
話者B:I'm fine. By the way,how is Mr.Smith.
話者A:He's fine.
話者B:I Haven't seen him for a long time.Please give him my best.
話者A:I will.
ところで、上記のような二人の話者A,Bの会話のうち、話者Bの音声信号のみの再生音を聴きながら話者Aの音声信号の文言を発声練習しようとすると、話者Aの会話が先行しているため、その後を追う話者Bの会話である後行音声の再生が始まる迄に、当該話者Aが発している音声信号の文言を適切なスピードで自然に発声完了し得る発声開始タイミングが掴みにくい。
そこで、本考案の会話学習用教材にあっては、その先行する音声信号の文言の発声練習を開始するタイミングを告知するための告知音信号を、当該話者Bの後行音声信号の記録側チャンネルに当該後行音声信号よりも所定時間tを先行させて、各後行音声信号毎に対応させて記録してある。そして、この所定時間は話者Aの先行する音声信号の文言を適切なスピードで発声し終える時間tに設定している。具体的には、話者Aによる先行音声の記録開始点の直前に符合させて、その告知音信号を話者Bの音声信号記録側のチャンネルに記録してある。
即ち、このような告知音信号を設けているため、後行音声信号の再生音を聴きながら当該後行音声に対応する質疑文等の先行音声の発声練習を行うにあたって、当該告知音が再生された時点で、これを合図にして先行音声の発声練習を開始することで、爾後にシーケンシャルに再生される後行音声にタイミングを合わせて先行音声の文言の発声練習をすることができ、後行音声の再生が始まる迄の所定時間の内に、先行音声の文言の発声を完了するように発声練習を繰り返すことで、自然な会話速度を習得できるようになる。
図1と図2には当該会話学習用教材の具体的な実施形態として、カセット式磁気テープを記録媒体に採用した場合を模式図的に例示してある。即ち、音楽や音声等の録音再生用として広く普及しているカセット式磁気テープは一般的に、図1に示すように、磁気テープ2を4トラック2チャンネル構成のステレオ仕様で使用しており、往路たるA面側では第1トラックがLチャンネルとされ、第2トラックがRチャンネルとなされいる。また、復路たるB面側では第3トラックがRチャンネルとされ、第4トラックがLチャンネルとなされいる。
ここで、本考案の会話学習用教材では、A面及びB面のそれぞれのLチャンネルに話者Aの音声信号Saを、Rチャンネルに話者Bの音声信号Sbを各々分離させて個別に記録させており、かつRチャンネルには上記話者Aの音声信号Saの記録開始点の直前に対応させた告知音信号Scが、Lチャンネルには上記話者Bの音声信号Sbの記録開始点の直前に対応させた告知音信号Scが各々記録されている。
つまり、図3に示すように話者Aと話者Bとが一連の会話をしている場合には、それらの各音声信号Sa1,Sb1,Sa2,Sb2,…と、これらに対応する告知音信号Sc1,Sc2,Sc3,Sc4,…とが順次に記録されることになる。つまり、各告知音信号Sc1,Sc2,Sc3,Sc4,…は対応される各後行音声信号Sa1,Sb1,Sa2,Sb2,…の記録開始点に所定時間tだけ先行して記録される。そして、これらの各音声信号と告知音信号は磁気テープ2の走行に伴って逐次にシーケンシャルに経時的に再生されるので、ステレオ再生していると話者Aと話者Bとの各会話が左右のスピーカやイヤホン等から交互に再生される直前に、その逆チャンネル側からその各会話に対応した告知音が例えばポッというような音で小さく再生されることになる。
従って、LチャンネルあるいはRチャンネルのいずれか一方のみの再生音を選択的に聴取している場合には、告知音が鳴ると無音状態が所定時間続いた後に、選択しているチャンネルの話者の音声信号が再生されることになる。よって、聴取していないチャンネルに記録されている先行音声の文言の発声練習を、当該告知音を合図にして行えるようになり、爾後にシーケンシャルに再生される後行音声信号の再生音に対して適切なタイミングで先行音声の文言の発声練習ができるようになる。
なお、図3中に仮想線で示すように、各告知音信号Sc1,Sc2,Sc3,Sc4,…はRとLとの両チャンネルに同じタイミングで記録させておいても良い。この様に両チャンネルに各告知音信号Sc1,Sc2,Sc3,Sc4,…を記録しておけば、会話練習する先行音声に応答する後行音声の再生がなされる直前にも告知音が鳴ることになるので、当該告知音は会話練習する文言の発声終了タイミング点を知らせるものとなり、発声練習のスピードの遅速、即ち合否を後行音声がいきなり再生される直前に告知できるようになる。
会話学習用教材の記録媒体として用いるカセット式磁気テープのトラックとチャンネルとの関係を説明する模式図である。 カセット式磁気テープの2つのチャンネルに記録される先行音声信号と後行音声信号、及び告知音信号との関係を概念的に説明する模式図である。 同上、二人の話者による一連の会話を収録した場合の先行音声信号と後行音声信号、及び告知音信号との関係を概念的に説明する模式図である。
符号の説明
2 磁気テープ(記録媒体)
Lch Lチャンネル
Rch Rチャンネル
Sa 話者Aの音声信号
Sb 話者Bの音声信号
Sc 告知音信号

Claims (3)

  1. 質疑文等の先行音声と該質疑文に答える応答文等の後行音声との各音声信号を分離して、記録媒体の独立した2つのチャンネルにシーケンシャルに再生可能に記録してなる対話形式の会話学習用教材であって、
    該後行音声に対応する該先行音声の発声練習開始タイミングを知らせる告知音信号が、該後行音声の音声信号記録側のチャンネルに該先行音声信号の記録開始点の直前に符合されて記録されていることを特徴とする会話学習用教材。
  2. 前記記録媒体がカセット式磁気テープでなり、該カセット式磁気テープのLチャンネルとRチャンネルとに前記先行音声信号とその応答音声信号とが分離されて交互に記録されていることを特徴とする請求項1に記載の会話学習用教材。
  3. 前記記録媒体がCDあるいはMD等の光学式記録媒体でなり、該光学式記録媒体のLチャンネルとRチャンネルとに前記先行音声信号と後行音声信号とが分離されて交互に記録されていることを特徴とする請求項1に記載の会話学習用教材。
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