JP3120895U - 逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬品を用いないで、水中の広い範囲でボーフラを駆除できる駆除器を提供する。
【解決手段】水中を上下するボーフラ3を誘導するために水中に、誘導部5が保持される。この誘導部5は、逆漏斗形を有し、透明である。逆漏斗形の頂部7には、誘導されたボーフラ3を捕獲するために捕獲室9が連通状態で着脱可能に接続される。この捕獲室9は、誘導部5よりも小さく、内部に水面13を有する。また捕獲室9は、密閉可能で、内部に閉じ込めた空気による浮力を利用して、駆除器1全体を浮かべる。誘導部5の逆漏斗形の頂部7は、楕円形で、小さな径が7mmから3mmの大きさで、周囲にパッキン15が設けられ、且つ、捕獲室9の底部には、逆漏斗形の頂部7が貫入する貫通孔17が形成される。さらに、捕獲室9は、水面13上に位置する蓋11を有する。
【選択図】図1

Description

この考案は、薬品を用いないでボーフラを駆除できる駆除器の構造に関する。
屋外の水溜りにボーフラがわいて困るときに、水溜りに薬品などを入れたくない場合がある。例えば、水溜りに動植物を育っている場合などである。
下記特許文献1には、薬品を用いずに、水溜りに装置を浮かべ、この装置にボーフラが迷い込んで出られなくなることで駆除を行う技術が開示される。
特開2005−87199
しかしながら、特許文献1の装置は、ボーフラが装置に迷い込むには、ボーフラが水面付近を水平方向に活発に移動することが前提となる。しかし、ボーフラは水中と水底を上下はするものの、水平方向の動きはそれほど活発ではなく、よって装置に迷い込む確率もそれほど高くない。よって、駆除の効率がそれほど良くなかった。
この考案は、以上の問題点を解決するために、ボーフラが水中を上下する習性を利用して、駆除の効率を高くできるボーフラ駆除器を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、水中を上下するボーフラを誘導するために水中に保持され、逆漏斗形を有する透明な誘導部と、前記保持を行う保持手段と、前記誘導されたボーフラを捕獲するために前記誘導部の逆漏斗形の頂部に連通状態で着脱可能に接続され、前記誘導部よりも小さく、内部に水面を有する捕獲室と、を備えることを特徴とする逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器である。
第二考案は、さらに、前記保持手段は、前記捕獲室を密閉可能にし、内部に閉じ込めた空気による浮力を利用する前記捕獲室が兼ねることを特徴とする逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器である。
第三考案は、さらに、前記誘導部の逆漏斗形の頂部は、楕円形で、小さな径が7mmから3mmの大きさで、周囲にパッキンが設けられ、且つ、捕獲室の底部には、前記逆漏斗形の頂部が貫入する貫通孔が形成され、よって前記連通状態での着脱が可能になることを特徴とする逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器である。
第四考案は、さらに、前記捕獲室は、水面上に位置する蓋を有することを特徴とする逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器である。
第一、第二、第三、又は第四考案によれば、逆漏斗形を有する透明な誘導部によって、水中の水平方向の広い範囲で、上下するボーフラを誘導することができ、誘導されたボーフラは空気を吸うために捕獲室に入り、逆漏斗形の小さな頂部から逆戻りしにくいので、捕獲室に捕獲できる。捕獲したボーフラは、捕獲室を外して、水と共に地面などに捨てることで駆除を行える。このように水平方向の広い範囲で誘導できるので、駆除の効率を高くできる。
第二、第三、又は第四考案によれば、捕獲室の内部に閉じ込めた空気による浮力を利用して、駆除器を浮かべ、誘導部を水中に保持できるので、例えば水底に誘導部を支える脚を設けるなどの必要がない。また、捕獲室の水面の位置決めが容易になる。
第三、又は第四考案によれば、誘導部の逆漏斗形の頂部を、楕円形で、小さな径が7mmから3mmの大きさとすることで、ボーフラが誘導部から捕獲室に入りやすく逆戻りしにくくできる。
また、逆漏斗形の頂部の周囲にパッキンが設けられ、且つ、捕獲室の底部には、逆漏斗形の頂部が貫入する貫通孔が形成されることから、連通状態での着脱がより容易になる。 第四考案によれば、駆除器を半分程度を水中に没した状態で、蓋により空気量を調整して、捕獲室内の水面の位置を容易に調整できる。
この考案の実施形態を、図1〜図3に示す。
図1、図2に示すように、この駆除器1は、水中を上下するボーフラ3を誘導するために、水中に誘導部5が保持される。この誘導部5は、水中の水平方向の広い範囲を覆うために逆漏斗形を有し、プラスチック製やアクリル製などで、太陽光などを遮らないように透明である。
この誘導部5の逆漏斗形の突出した頂部7には、誘導されたボーフラ3を捕獲するために捕獲室9が連通状態で着脱可能に接続される。この捕獲室9は、小さな瓶のような形状を有し、頂部10にネジ式の蓋11を有する。そして、プラスチック製やアクリル製などで、太陽光などを遮らないように透明である。また、誘導部5よりも小さく、内部に空気12と水面13を有する。
そして、捕獲室9は、蓋11により、密閉可能で、内部に閉じ込めた空気による浮力を利用して、駆除器1全体を浮かべる。また、半分程度を水中に没した状態で、蓋11により空気量を調整して、捕獲室9内の水面13の位置を調整できる。
誘導部5の逆漏斗形の頂部7は、楕円形で(図3(B))、例えば大きな径Aが6cmで、小さな径Bが7mmから3mmの大きさで、頂部7の高さHは5cmであり、周囲にゴムパッキン15(図3(A))が設けられる。且つ、捕獲室9の底部には、この逆漏斗形の頂部7が貫入する貫通孔17が形成される。また、ゴムパッキン15が嵌合する嵌合溝15Aを有する。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、逆漏斗形を有する透明な誘導部5によって、水中の水平方向の広い範囲で、上下するボーフラ3を誘導することができる。誘導されたボーフラ3は空気を吸うために捕獲室9に入り、逆漏斗形の小さな頂部7から逆戻りしにくい。特に、頂部7を楕円形とし、小さな径が7mmから3mmの大きさとすることで、ボーフラ3が誘導部5から捕獲室9に入りやすく逆戻りしにくくできる。
捕獲したボーフラ3は、捕獲室9を外して、水と共に地面などに捨てることで駆除を行える。
捕獲室9の内部に閉じ込めた空気による浮力を利用して、駆除器1を浮かべ、誘導部5を水中に保持できるので、例えば水底に誘導部5を支える脚を設けるなどの必要がない。また、蓋11により捕獲室9の水面13の位置決めが容易になる。
また、逆漏斗形の頂部7の周囲にパッキンが設けられ、且つ、捕獲室9の底部には、逆漏斗形の頂部7が貫入する貫通孔17が形成されることから、頂部7と貫通孔17の隙間にバラツキがあっても、貫通した連通状態での着脱がより容易になる。
また、捕獲室9が蓋11を有することで、駆除器1を半分程度を水中に没した状態で、蓋11により空気量を調整して、捕獲室9内の水面13の位置を容易に調整できる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、誘導部5を保持する保持手段は、浮力を有する捕獲室9が兼ねるものであったが、他の実施形態では、他の手段、例えば水底に対して誘導部5を支える脚であっても良い。この場合には、誘導部5の縁に複数の脚を設け、脚の長さは水深に合わせて調整可能にする。
以上の実施形態では、誘導部5の逆漏斗形は平面形状が円形(図2)であったが、他の実施形態では四角形などの他の形状でもかまわない。
以上の実施形態では、誘導部5の逆漏斗形の頂部7は、楕円形であったが、他の実施形態では、長四角などであっても良い。
以上の実施形態では、捕獲室9は、水面13上に位置する蓋11を有するものであったが、他の実施形態では、蓋11はなくてもかまわない。駆除器1全体を横にして水面13に位置させ、水に浸かっている深さを調整することで、捕獲室9に浸入する水の量を調整でき、よって捕獲室9内の水面13の位置を調整できる。
この考案の一実施形態にかかる逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器の使用状態を示す縦断面図である。 図1の斜視図である。 (A)は図1の要部を示す拡大図、(B)は(A)の平面図である。
符号の説明
1…駆除器、3…ボーフラ、5…誘導部、7…頂部、9…捕獲室、11…蓋、13…水面、15…ゴムパッキン、17…貫通孔。

Claims (4)

  1. 水中を上下するボーフラを誘導するために水中に保持され、逆漏斗形を有する透明な誘導部と、前記保持を行う保持手段と、前記誘導されたボーフラを捕獲するために前記誘導部の逆漏斗形の頂部に連通状態で着脱可能に接続され、前記誘導部よりも小さく、内部に水面を有する捕獲室と、を備えることを特徴とする逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器。
  2. 前記保持手段は、前記捕獲室を密閉可能にし、内部に閉じ込めた空気による浮力を利用する前記捕獲室が兼ねることを特徴とする請求項1に記載の逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器。
  3. 前記誘導部の逆漏斗形の頂部は、楕円形で、小さな径が7mmから3mmの大きさで、周囲にパッキンが設けられ、且つ、捕獲室の底部には、前記逆漏斗形の頂部が貫入する貫通孔が形成され、よって前記連通状態での着脱が可能になることを特徴とする請求項1、又は2に記載の逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器。
  4. 前記捕獲室は、水面上に位置する蓋を有することを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の逆漏斗形誘導方式ボーフラ駆除器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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