JP3128595U - 水槽用備品、及び観賞魚水槽用ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】水槽の上面に蓋を設置することなく、エアーストーンから発生する気泡の破裂に基づく水の飛散を防止することが可能な水槽用備品及び観賞魚水槽用ポンプを提供する。
【解決手段】水槽用ポンプ1は、水中に配置されたエアーストーン5を収納する筐体3と、筐体3に形成されエアーストーン5に接続されたチューブ7を挿通するチューブ挿通孔11と、筐体3におけるエアーストーン5が収納された空間に水を流入させる開口部13とを備える。
【選択図】 図1

Description

本考案は、水槽用備品及び観賞魚水槽用ポンプに関する。
従来、観賞魚用の水槽内部の溶存酸素量を向上させる目的で設置されるエアーストーンは、エアーストーンが露出された状態で水槽内部に設置されていた。この様な場合、エアーストーンから排出された気泡は、水面に向けて上昇し、水面に達した瞬間に破裂する。そして、気泡が破裂すると周囲にある水は、破裂の衝撃によって周囲に飛散する。そして、水槽内の水が周囲に飛散すると、飛散した箇所に水垢、及び藻類を発生させる原因となる。また、特に、水槽内の水が海水等である場合には、水が飛散した箇所に塩ダレによる汚れを発生させてしまう。この様な汚れを防止する手段として、水槽の上面に蓋を配置する方法が一般的に用いられている。
しかしながら、水槽の上面に蓋を設置した場合、飛散した水は蓋に付着し、蓋に汚れを発生させることとなり好ましくない。また、水槽の上面に配置された蓋は、水槽の上部に固定された照明器具から照射される光を透過する必要があるが、飛散した水により蓋に汚れが付着した場合、光の透過性が損なわれ、水草や観賞魚の成長に悪影響を及ぼすこととなる。
そこで、本考案はこの様な実情に鑑みてなされたものであり、水槽の上面に蓋を設置することなく、エアーストーンから発生する気泡の破裂に基づく水の飛散を防止することが可能な水槽用備品及び観賞魚水槽用ポンプを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本考案にかかる水槽用備品は、水中に配置されたエアーストーンを収納する筐体と、前記筐体に形成され前記エアーストーンに接続されたチューブを挿通するチューブ挿通孔と、前記筐体における前記エアーストーンが収納された空間に水を流入させる開口部とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、エアーストーンから発生した気泡が水面に到達して破裂した際に、飛散した水は、筐体の内部に飛び散り、水が外部に飛散することを防止することができる。また、エアーストーンから発生する気泡は浮上するにつれて徐々に広がって行くが、エアーストーンは筐体内部に収納されている為、気泡が筐体の外部に脱出してしまうことを防止することができる。
また、本考案にかかる観賞魚水槽用ポンプは、空気を搬送するチューブの先端にエアーストーンが固定された観賞魚水槽用ポンプにおいて、水中に配置されたエアーストーンを収納する筐体と、前記筐体に形成され前記チューブを挿通するチューブ挿通孔と、前記筐体における前記エアーストーンが収納された空間に水を流入させる開口部とを備え、前記エアーストーンは、前記筐体における前記開口部近傍に配置されることを特徴としている。
この構成によれば、エアーストーンは、筐体に収納され、且つ、水を筐体内部に流入させる開口部近傍に配置されている為、エアーストーンから発生した気泡によって、エアレーションを発生させることができる。
この様に本考案によれば、水槽の上面に蓋を設置することなく、エアーストーンから発生する気泡の破裂に基づく水の飛散を防止することができる。
また、本考案にかかる観賞魚水槽用ポンプによれば、上記水槽用備品による効果に加え、水槽内部でエアレーションを発生させることができる為、水槽内の水の溶存酸素量を適切な量に保つことができる。
以下、本考案を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示す様に、実施の形態にかかる水槽用ポンプ1は、水の飛散を防止する筐体3と、筐体3内部に収納されるエアーストーン5と、エアーストーン5に接続されたチューブ7と、チューブ7に接続されたポンプ9とを備える。
筐体3は、エアーストーン5を収納すると共に、エアーストーン5から発生した気泡が水面で破裂した際に飛散する水が外部に脱出することを防止する。この様な筐体3は、例えば透明なプラスチック系材料を、底面が開口した箱型に形成して成る。筐体3の上面には、チューブ7を挿通する挿通孔11が形成されている。筐体3の開口した底面は、水槽内部の水を、筐体3内部に流入させる為の流入口13である。そして、エアストーン5は、エアストーン5の下端部が、流入口13の開口部と一致する様に、筐体3内部に配置される。本実施の形態では、流入口13は、エアレーションの効率を向上させるために筐体3の底面に形成されているものとして詳細な説明を行うが、流入口13は、必ずしも筐体3の底面に形成されている必要はない。
筐体3の大きさとしては、筐体3内部でエアレーションを発生させることが可能な大きさであれば良く、エアーストーン5の周囲に数センチ程度のスペースを設ける程度の大きさで足りる。
この様な筐体3は、図2に示す様に、吸盤等の固定部材15によって水槽Sの内部壁面Wに固定される。具体的には、筐体3は、水中に配置されたエアーストーンを内部空間に収納する様に内部壁面Wに固定される。さらに筐体3は、その上部が水面Fに露出する様に、且つ、下部に形成された流入口13が水中に位置する様に、内部壁面Wに固定される。そして、この様に水槽S内部に配置された筐体3の内部の上部近傍には、筐体3及び水面Fによって密閉空間が形成される。そして、エアーストーン5から発生した気泡Bは、浮上するに従って徐々に拡散する。そして、気泡Bが、水面Fに到達すると破裂するが、気泡Bの破裂によって飛散する水は、筐体3の内部壁面に付着し、外部に飛散することはない。
また、同図に示す様に、エアーストーン5は、筐体3の内部に収納されている為、エアーストーンから発生した気泡Bが筐体3の外部に脱出してしまうことを防止することができる。また、エアーストーン5は、流入口13近傍に配置されている為、エアーストーン5から発生した気泡Bが矢印X方向に従って上昇すると、筐体3内部の水は矢印Y方向に下降し、筐体3内部でエアレーションを発生させることができる。これにより、水槽S内部の溶存酸素量を適切に保つことができる。具体的には、筐体3内部における気泡Bには、水の流れによる矢印X方向(上方向)への圧力P1と、気泡B自身の浮力による矢印Y方向(下方向)への圧力P2との2種類の圧力が加わることとなる。そして、気泡Bに対して、圧力P2の他に圧力P1を加えることによって、気泡Bに加わる圧力P2を低減させることができる。そして、気泡Bに加わる圧力P2を低減させることで、気泡Bは、水流によって攪拌され、筐体3内部で細かい上下運動を行い、気泡Bがエアストーン5から水面Fに達するまでの時間は、圧力P2のみによって上昇する時間と比較して長くなる。すなわち、筐体3内部でエアレーションを発生させることで、気泡Bが水内部に滞在する時間を、エアレーションが発生していないときの滞在時間と比較して長くすることができる。そして、水槽用ポンプ1は、ポンプ9から供給される空気量を増やすことなく、気泡Bが水内部に滞在する時間を長くさせることで、水槽S内部の溶存酸素量を上昇させることができる。
この様に、飛散した水の飛び散る範囲を、筐体3の内部に収めることによって、水槽Sの上面に蓋を配置する必要が無くなる。また、筐体3の大きさが蓋に比べて小さい為、筐体3内部の清掃を容易に行うことができる。また、筐体3は、飛散した水が飛び散ることを防止することができれば良い為、プラスチック等の軽量な材質で形成することが可能となり、蓋の取り扱いと比較して容易に取り扱うことができる。
本考案は、上述の実施の形態に限られるものではなく、各構成は、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述の実施の形態では、筐体3の水平断面の形状を長方形であるものとして詳細な説明を行ったが、かかる形状は図3乃至図6に示す様な形状に変更することができる。
図3に示す様に、筐体の断面形状を直角三角形とすることによって、筐体を水槽のコーナーに配置することができ、水槽内部の空間を有効利用することができる。
また、図4乃至図6に示す様に、筐体の断面形状を角部が切り落とされた長方形、半円形、又は円形とすることによって、水槽の美観を向上させることができる。
本考案の実施の形態として示す水槽用ポンプの斜視図である。 同水槽用ポンプの断面図である。 同水槽用ポンプの変形例である。 同水槽用ポンプの変形例である。 同水槽用ポンプの変形例である。 同水槽用ポンプの変形例である。
符号の説明
1 水槽用ポンプ
3 筐体
5 エアーストーン
7 チューブ
9 ポンプ
11 挿通孔
13 流入口
15 固定部材
B 気泡
F 水面
S 水槽
W 内部壁面

Claims (3)

  1. 水中に配置されたエアーストーンを収納する筐体と、
    前記筐体に形成され前記エアーストーンに接続されたチューブを挿通するチューブ挿通孔と、
    前記筐体における前記エアーストーンが収納された空間に水を流入させる開口部とを備えること、
    を特徴とする水槽用備品。
  2. 前記筐体を水槽の内側壁面に固定する固定部材を備えること、
    を特徴とする請求項1記載の水槽用備品。
  3. 空気を搬送するチューブの先端にエアーストーンが固定された観賞魚水槽用ポンプにおいて、
    水中に配置されたエアーストーンを収納する筐体と、
    前記筐体に形成され前記チューブを挿通するチューブ挿通孔と、
    前記筐体における前記エアーストーンが収納された空間に水を流入させる開口部とを備え、
    前記エアーストーンは、前記筐体における前記開口部近傍に配置されること、
    を特徴とする観賞魚水槽用ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009107630A1 (ja) 2008-02-26 2009-09-03 Takada Shunsuke 水槽用飛沫抑制装置
CN115885915A (zh) * 2022-11-24 2023-04-04 武汉理工大学 一种多点位供氧装置

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