JP3120876B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3120876B2 JP3120876B2 JP03277639A JP27763991A JP3120876B2 JP 3120876 B2 JP3120876 B2 JP 3120876B2 JP 03277639 A JP03277639 A JP 03277639A JP 27763991 A JP27763991 A JP 27763991A JP 3120876 B2 JP3120876 B2 JP 3120876B2
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- electric heating
- heating element
- temperature detecting
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
像形成する画像形成装置に関するものであり、特にレー
ザビームプリンタ,複写機等に適用される。
う画像形成装置において、図7に示すように、1つの温
度検出素子102によって電気発熱体101の温度を検
出し、その検出結果を温度制御回路103および異常温
度処理手段104に入力する。温度制御回路103の出
力によって制御される電気発熱体ドライバ106は、ス
イッチ回路105を介して電気発熱体101をドライブ
する。スイッチ回路105は異常温度処理手段104か
らの異常温度処理信号に基づいてドライバ106による
電気発熱体101のドライブをオフする。このように、
1つの温度検出素子102を用いて、温度制御を行うと
共に、異常温度処理を行っていた。
出素子は故障率が高く、電気発熱体への取付けの信頼性
が低いため、上記従来例のように1つの温度検出素子の
みに頼る構成では電気発熱体の過昇温防止手段としては
信頼性が不十分であった。
り、リニアリティのある温度分解能が得られないため、
制御温度と異常温度が大きく異なる場合、検出誤差を生
じるか、リニアリティ補正回路を付加する必要があっ
た。
した画像形成装置を提供することにある。
め、本発明は、電気発熱体による加熱定着を行う画像形
成装置において、前記電気発熱体の温度を検出する複数
の温度検出手段と、該複数の温度検出手段の検出結果に
基づいて前記電気発熱体の温度を所定の温度に制御する
温度制御手段とを具え、検出温度における高分解能で検
出できる範囲を、前記各温度検出手段毎に異ならしめた
ことを特徴とする。
果に基づいて電気発熱体の温度を所定の温度に制御する
際に、検出温度における高分解能で検出できる範囲を、
前記各温度検出手段毎に異ならしめることによって、広
範囲の温度において正確に温度検出が行えるようにな
り、装置の安全性をあげることができる。
に説明する。
第1の実施例を示すものである。図1は同実施例の電気
構成を示すブロック、図2は故障モードを示すFTA
(Failure Tree Analysis)であ
る。図3は温度検出素子の温度に対する抵抗値の変化を
示す図であり、図4は図2を実施した場合の電気回路で
ある。
合を示す。
発熱体、202は第1の温度検出素子、207は第2の
温度検出素子、203は温度制御回路、204は異常温
度処理手段、205はスイッチ回路、206は電気発熱
体ドライバである。
検出した温度から203の温度制御回路は電気発熱体2
01が所定の温度になるように、206の電気発熱体ド
ライバにより電気発熱体201を制御する。また、20
2,207の2つの温度検出素子から検出した温度が異
常温度でないか204の異常温度処理回路によって常時
検知し、スイッチ回路205を制御する。もし、異常温
度を検知した場合は205のスイッチをOFFする。ま
た同時に203の温度制御回路も異常を検知して、20
6の電気発熱体ドライバをOFFする。
具体的にしたものである。
の温度検出素子である第1のサーミスタ、507は同じ
く第2のサーミスタ、503は温度制御回路、504は
異常温度検出処理回路、505はスイッチ回路であるリ
レー、506は電気発熱体ドライバである。
タ出力の2つのコンパレータC1,C2を設けて各々2
つのサーミスタ502,507の出力を基準値(Vre
fに基づく)と比較することによって常時監視し、異常
温度検出時はトランジスタTr1をOFFすることによ
ってスイッチ回路であるリレー505をOFFする。R
1〜R9は抵抗である。
ートP0は第2のサーミスタ電圧の検出に用いる入力ア
ナログポート、ポートP1は第1のサーミスタ電圧の検
出に用いる入力アナログポート、ポートP2は電気発熱
体をドライブするドライブ信号を出力する出力ポートで
ある。
抗特性を示すものである。401は第1の温度検出素子
としてのサーミスタの特性、402は第2の温度検出素
子としてのサーミスタの特性、横軸404は温度、縦軸
403は抵抗値である。このように第1のサーミスタと
第2のサーミスタは検出温度の高分解能である範囲が異
なっており、温度制御を行う場合は第1のサーミスタの
プライオリティを上げることによって低い温度範囲の分
解能を上げ、異常温度範囲の制御を行う場合は、第2の
サーミスタのプライオリティを上げることによって高い
温度範囲の分解能を上げ、このようにして必要温度範囲
を全域カバーすることができる。
(Failure Tree Analysis)を示
すものである。301は電気発熱体の制御が不能にな
り、温度が上昇し続け、最悪は発火,発煙に至る場合で
ある。
としては、 ・303の異常温度処理回路が故障した場合(半田劣化
によるオープン,素子劣化,異物の混入によるショート
等)、 ・あるいは304のスイッチ接点の焼付,スイッチ回路
が故障した場合、 ・あるいは305の温度検出素子が故障した場合(温度
検出素子の劣化,コネクタ不良,取付け不良,半田劣化
によるオープン,異物の混入によるショート等)が想定
される。
い原因としては、 ・309の温度制御回路の故障した場合(半田劣化によ
るオープン,素子劣化,異物の混入によるショート,C
PUの暴走等)、 ・あるいは310の電気発熱体のドライブ回路の故障
(半田劣化によるオープン,素子劣化,異物の混入によ
るショート等)、 ・あるいは311の温度検出素子が故障した場合(温度
検出素子の劣化,コネクタ不良,取付け不良,半田劣化
によるオープン,異物の混入によるショート等) が想定される。
される温度検出素子は、高温から低温までの温度サイク
ルの激しい個所で使用されるため、温度検出素子の故障
率は、取付けが原因となるものを含め、他の部品の故障
率に比べ、極めて高いのが現状である。
06で第1温度検出素子が故障に至り、かつ307,3
13で第2温度検出素子が故障したときにのみ、31
1,305の温度検出素子故障になるよう構成している
ために温度検出素子の信頼性が飛躍的に向上する。
の実施例を示すものである。
度−抵抗特性の異なる2つの温度検出素子を用いた場合
を示したが、第2の実施例では、図6で示すような熱応
答速度の異なる温度検出素子を用いた場合を示す。第2
の実施例では、温度検出素子の特性が第1の実施例とは
異なるだけで、他の電気的構成は同じである。
2は温度制御用の第1の温度検出素子、603は異常温
度処理手段のために設けられた第2の温度検出素子、6
04は加熱定着を行う記録材であり、605,606は
記録材の通過範囲を示す領域である。
録材の通過域に設置することにより、記録材の温度を制
御するのに適した構成とし、またもう一つを記録材の通
過域以外に設置することにより、最も高温となる個所の
温度を検出できるようにして異常温度の検知に適した構
成としている。
02と603は熱応答速度が異なるように各々703,
704のように設定してあり、記録材の通過域に設置さ
れた温度検出素子602には熱応答速度の早い素子構成
とし、記録材の非通過域に設置された温度検出素子60
3には、安価な熱応答速度の遅い素子構成のものを用い
た。
を異なる個所に設置し、2つの温度検出素子のうち、一
方を熱応答速度の早い比較的高価な温度検出素子用いて
電気発熱体の温度制御のプライオリティを上げ、もう一
方を比較的安価な温度検出素子を用いて異常温度処理の
プライオリティを上げることにより、低コストで装置の
安全性を上げることができる。
複数の温度検出手段の検出結果に基づいて電気発熱体の
温度を所定の温度に制御する際に、検出温度における高
分解能で検出できる範囲を、前記各温度検出手段毎に異
ならしめることによって、広範囲の温度において正確に
温度検出を行うことができ、装置の安全性をあげること
ができる。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
子 103,203,503 温度制御回路 104,207,504 異常温度処理回路 401,402 温度−抵抗値特性 703,704 熱応答速度特性
Claims (2)
- 【請求項1】 電気発熱体による加熱定着を行う画像形
成装置において、 前記電気発熱体の温度を検出する複数の温度検出手段
と、 該複数の温度検出手段の検出結果に基づいて前記電気発
熱体の温度を所定の温度に制御する温度制御手段とを具
え、検出温度における高分解能で検出できる範囲を、前記各
温度検出手段毎に異ならしめた ことを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】 さらに、前記複数の温度検出手段の検出
結果に基づいて前記電気発熱体に対する異常温度処理を
行う異常温度処理手段とを具えたことを特徴とする請求
項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03277639A JP3120876B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03277639A JP3120876B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05112065A JPH05112065A (ja) | 1993-05-07 |
JP3120876B2 true JP3120876B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=17586235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03277639A Expired - Lifetime JP3120876B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120876B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4801954B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-10-26 | 株式会社リコー | 定着装置および該定着装置を有する画像形成装置 |
JP5460455B2 (ja) * | 2010-05-06 | 2014-04-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP5659624B2 (ja) * | 2010-08-24 | 2015-01-28 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP03277639A patent/JP3120876B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05112065A (ja) | 1993-05-07 |
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