JP3120332U - コネクタ構造物 - Google Patents
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Abstract
【課題】回路基板と支持部材の間の緩みを防止し、ひいては回路基板の導電半田付け点とケーブルのリードの間の接続を安定させる。
【解決手段】一対のコネクタを電気的に接続するためのコネクタ構造物であって、回路基板1、ケーブル2及び支持部材4から構成され、回路基板1は先端部10、中端部11及び末端部12を有し、一対をなすコネクタの電気パットが電気的に接続されるように前記先端部10に導電パット101が複数設置され、且つ、前記末端部12に導電半田付け点121が複数設置され、ケーブル2にリード20が複数本設けられ、且つ、これらのリード20が導電半田付け点121に半田付けされ、上記回路基板1における中端部11と末端部12が係止式の射出形成により上記支持部材4内にはめ込まれる。
【選択図】図3
【解決手段】一対のコネクタを電気的に接続するためのコネクタ構造物であって、回路基板1、ケーブル2及び支持部材4から構成され、回路基板1は先端部10、中端部11及び末端部12を有し、一対をなすコネクタの電気パットが電気的に接続されるように前記先端部10に導電パット101が複数設置され、且つ、前記末端部12に導電半田付け点121が複数設置され、ケーブル2にリード20が複数本設けられ、且つ、これらのリード20が導電半田付け点121に半田付けされ、上記回路基板1における中端部11と末端部12が係止式の射出形成により上記支持部材4内にはめ込まれる。
【選択図】図3
Description
本考案のコネクタ構造物は特に電気的なコネクタ構造物に関する。
電気的なコネクタは様々な型式を含み、また各種電子製品に広く応用できる。例えば、高周波接続器は通信製品にとって欠かすことのできない部品である。
現在知られているコネクタ構造物は、例えば台湾の特許文献1「界面カード接続器」といった、プラスチック板とゴムを含むものである。当該プラスチック板は差込部分を有する。当該ゴムは出入り口と二箇所の保護板を有する。各保護板は差込口を有する。前記プラスチック板は前記差込口内に差し込まれており、前記プラスチック板の差込部分はゴムで覆われた出入り口で、電気的に一対のコネクタの電気パッドと接続される。
上記で述べた現在周知のコネクタ構造物は、ゴムの構成が複雑で、当該コネクタ構造物は当該プラスチック板と当該ゴムを組み立てることによりやっと完成する。そのため、当該コネクト構造物の原価が高くなる。このほかに、当該プラスチック板は当該差込口内に差し込まれており、当該ゴムにしっかりと結び付けられていない。その結果、当該コネクタ構造物がコネクタと結合する際に、当該プラスチック板がゆるむことがあり、当該コネクタ構造物とコネクタとの間の電気的な接続が不安定となる。
上述のとおり、周知のコネクタ構造物は、実際の使用上、不便な点、欠点があることが明らかで、改善を行う必要がある。
本発明者は上述の欠点を改善しようと、研究に深く専念し、学理の運用とも照らし合わせ、ついに、合理的に設計し、上述の欠点を有効に改善した本考案を提出する。
台湾特許380770号明細書
本考案の主な目的は、コネクタ構造物の回路基板がその支持部材にしっかりと結び付けられ、回路基板と支持部材との間のゆるみを防ぎ、かつ、原価を下げることにある。
本考案の第二の目的は、コネクタ構造物の回路基板の導電半田付け点とケーブルのリードの間の結合をより強固なものとすることである。
上述の目的を達成するため、本考案においては、コネクタ構造物が一対をなすコネクタと電気的に接続されることが重要な点であり、当該コネクタ構造物は回路基板、ケーブル、支持部材を含む。当該回路基板は先端部、中端部、末端部を有する。当該先端部は複数の導電パットを有し、電気的にコネクタの電気パットと接続される。また、末端部は複数の導電半田付け点を有する。ケーブルは複数のリードを有し、リードは導電半田付け点に半田付けされる。回路基板の中端部と末端部は係止式の射出形成により支持部材内にはめ込まれる。
上記回路基板は、係止式の射出形成によりしっかりと且つたやすく上記支持部材に結合され、上記回路基板と上記支持部材の間のゆるみが防止され、かつ、本考案のコネクタ構造物のコストを下げることができる。このほかに、上記支持部材は上記回路基板の末端部を覆うことで、上記回路基板の導電パットと上記ケーブルの間の接続を安定させることができる。
以下、添付の図面を参照しながら本考案が予め設定する目的を達成するために用いる技術手段と効果について更に詳しく述べる。以下の説明により、本考案の目的、特徴を確認し、更に深く掘り下げて具体的に理解することができるであろう。図については参考及び説明の為に用いるだけであり、本考案を制限するものではない。
図1から図6に示すとおり、本考案のコネクタ構造物は、一対をなすコネクタ(図は省略)と電気的に接続されるものである。当該コネクタ構造物は回路基板1、ケーブル2、バンド3、支持部材4を含む。
回路基板1は先端部10、中端部11、末端部12を有する。先端部10の表面には複数の導電パット101があり、コネクタの電気的パットと電気的に接続される。当該末端部12の表面には複数の導電半田付け点121がある。当該中端部11と末端部12は更に電子部品(図は省略)を有する。
ケーブル2は複数のリード20を含む。
バンド3は絶縁素材(柔らかいプラスチックのようなもの)から作られている。ケーブル2の各リード20の一部分は係止式の射出形成により当該バンド3内にはめ込まれ、各リード20の末端は回路基板1の内相応する導電半田付け点121に整列させられる。本実施形態においては、当該回路基板1の末端部12はその一側面から外側に突起する凸部122を更に含む。当該凸部122は回路基板1の方向を向いており、リード20を導電半田付け点121に正確に半田付けすることができる。
支持部材4は絶縁素材(柔らかいプラスチックのようなもの)から作られている。回路基板1の中端部11と末端部12は係止式の射出形成(insertmolding)により支持部材内4にはめ込まれ、回路基板1が支持部材4にしっかりと簡単に結びつけられ、かつ、導電半田付け点121と各リード20の末端が当該支持部材4に保護される。このため、当該支持部材4はカム40を含み、当該カム40は孔401を支持部材4の側面近くに有し、外殻(図は省略)を支持部材4上に正確に組み立てやすくしている。
このほかに、回路基板1の中端部11は少なくとも1つの貫通孔111を有する。図1及び図3が示すとおり、当該回路基板1の中端部11は2個の貫通孔111を側面2箇所にそれぞれ有する。支持部材4の一部分は当該貫通孔111内にあり、回路基板1と支持部材4とが更にしっかり結びつけられる。
当該回路基板1の中端部11はそのひとつの側面から外側に向かって突出する少なくとも1つの翼部112を備え、かつ当該翼部112が貫通孔111を有する。図1及び図3が示すとおり、当該回路基板1の中端部11はその2つの側面から外側に向かって対照的に個々に突出する2つの翼部112を有し、各翼部112が貫通孔111を有する。翼部112は支持部材4にはめ込まれ、支持部材4の一部分は貫通孔111内に形成され、回路基板1と支持部材4とが更にしっかり結びつけられる。
回路基板1と支持部材4との結合が安定するため、本考案のコネクタ構造物はコネクタと結合する際に回路基板1にゆるみが生じず、回路基板1の導電パット101とコネクタの電気的コネクタ間の電気的接続が安定する。
以上述べたように、本考案のコネクタ構造物には下記の特徴がある。
1.回路基板1が係止式の射出形成により支持部材4内にしっかりと結合される。それにより、回路基板1と支持部材4の間のゆるみを防ぎ、本考案のコネクタ構造物とコネクタの電気的な接続を安定させることができる。
2.回路基板1が係止式の射出形成により支持部材4内に簡単に結合される。それにより、本考案のコネクタ構造物の原価を下げることができる。
3.支持部材4が回路基板1の末端部を覆い、回路基板1の導電半田付け点121とケーブル2とを更にしっかりと結びつける。
1.回路基板1が係止式の射出形成により支持部材4内にしっかりと結合される。それにより、回路基板1と支持部材4の間のゆるみを防ぎ、本考案のコネクタ構造物とコネクタの電気的な接続を安定させることができる。
2.回路基板1が係止式の射出形成により支持部材4内に簡単に結合される。それにより、本考案のコネクタ構造物の原価を下げることができる。
3.支持部材4が回路基板1の末端部を覆い、回路基板1の導電半田付け点121とケーブル2とを更にしっかりと結びつける。
以上の説明については、本考案の具体的な実施例について詳しく説明、図示するためだけのものであり、本考案及び本考案の特徴を制限するものではない。技術領域について通常の知識を持つものが、本考案の主旨により修飾・変化させたものも、本考案の特許範囲に含まれるべきである。
1 回路基板
10 先端部
101 導電パット
11 中端部
111 貫通穴
112 翼部
12 末端部
121 導電半田付け点
122 凸部
2 ケーブル
20 リード
3 バンド
4 支持部材
40 カム
401 欠切部
10 先端部
101 導電パット
11 中端部
111 貫通穴
112 翼部
12 末端部
121 導電半田付け点
122 凸部
2 ケーブル
20 リード
3 バンド
4 支持部材
40 カム
401 欠切部
Claims (6)
- 一対をなすコネクタと電気的に接続するためのコネクタ構造物であって、
先端部、中端部及び末端部を有し、前記一対をなすコネクタの電気パットが電気的に接続されるように前記先端部に導電パットが複数設置され、且つ、前記末端部に導電半田付け点が複数設置される回路基板と、
リードが複数本設けられ、且つ、これらのリードが前記導電半田付け点に半田付けされるケーブルと、
上記回路基板における中端部と末端部が係止式の射出形成により内部にはめ込まれる支持部材とを含むことを特徴とするコネクタ構造物。 - 上記回路基板における中端部には少なくとも一つの貫通穴が設けられることを特徴とする請求項1に記載するコネクタ構造物。
- 上記回路基板における中端部にはその一つの側面から外へ突起する少なくとも一つの翼部があることを特徴とする請求項1に記載するコネクタ構造物。
- 上記回路基板における中端部にはその一つの側面から外へ突起する少なくとも一つの翼部があり、上記少なくとも一つの翼部は貫通穴を含むことを特徴とする請求項1に記載するコネクタ構造物。
- 上記回路基板にはその一つの側面から外へ突起する凸部があることを特徴とする請求項1に記載するコネクタ構造物。
- 上記支持部材にカムがあり、上記カムには上記支持部材の一つの側面に近い位置に欠切部が設けられることを特徴とする請求項1に記載するコネクタ構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000128U JP3120332U (ja) | 2006-01-11 | 2006-01-11 | コネクタ構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006000128U JP3120332U (ja) | 2006-01-11 | 2006-01-11 | コネクタ構造物 |
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JP3120332U true JP3120332U (ja) | 2006-03-30 |
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Family Applications (1)
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JP2006000128U Expired - Fee Related JP3120332U (ja) | 2006-01-11 | 2006-01-11 | コネクタ構造物 |
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JP (1) | JP3120332U (ja) |
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2006
- 2006-01-11 JP JP2006000128U patent/JP3120332U/ja not_active Expired - Fee Related
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