JP3120179U - 自動分析装置 - Google Patents

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晃大 山野
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Abstract

【課題】多くの種類の検体容器を使用することができる自動分析装置を提供すること。
【解決手段】容器寸法を決定する容器形状関数をサーバコンピュータ12もしくはコンパクトディスクドライブ4による外部記憶媒体から取得し、ハードディスクドライブ3へ複数の容器形状関数を記憶する手段を備え、検体搬送ディスク22に設置された検体容器21を認識し、ハードディスクドライブ3へ記憶された複数の容器形状の中から合致する容器形状を選択する認識手段を備え、選択した容器形状の容器形状関数に基づき、検体容器21からの液体分注を制御する。
【選択図】図1

Description

本考案は、血液,尿等の生体サンプルの定性・定量分析を行う自動分析装置に係り、特に多種類の形状の検体容器,試薬容器を使用することができる自動分析装置に関する。
従来の自動分析装置では、分注の正確性や再現性を保証するため、使用する容器(検体容器,試薬容器)を予め指定して実用に供している。一般的には自動分析装置で3種類程度の検体容器が指定されている。
容器形状が先細りになっており、かつ、液体分注量の少ない検体容器を用いた場合は、分注中に追加下降動作を伴う吸引動作となる。予め指定された検体容器である場合は、容器の形状が予めわかっているため、正確な追加下降動作が可能である。形状が認識されていない容器では追加下降動作量を装置が認識できず、吸引量に対して液面下降量が大きくなり、空吸いをしてしまったり、分注ノズルを検体に侵入させすぎて、キャリーオーバが発生する懸念がある。または、先細りの壁面に付着した液により、誤った位置で液面検知することにより、実際の液面よりも高い位置で吸引動作を行うことにより、液体吸引量の正確性が確保できない問題がある。
このため、予め登録されている数種類の検体容器のいずれが使用されているかをセンサーで検知し、検知された検体容器の形状に合わせて分注ノズルの降下速度等を調整する技術が例えば特許文献1に記載されている。
特開平10−115620号公報
医療の現場では、自動分析装置以外にも血球係数装置など多くの種類の分析装置が使用されており、それぞれで異なる形状の検体容器が採用されている場合がある。この場合、自動分析装置で使用できる検体容器が限られていると、分析装置間での検体容器の入換え作業が必要であり、また、容器入換えは、容器に付着した検体は移動できないので検体の微減が発生することから、多くの種類の検体容器を使用したいというニーズが高まっている。
本願考案の目的は、多くの種類の検体容器を使用することができる自動分析装置を提供することにある。
本考案は、任意の容器を使用するため、事前に容器形状を登録しておき、認識した容器の容器形状に基づき、容器からの液体吸引量の正確性を確保することを最も主要な特徴とする。
本考案の自動分析装置は、事前に容器形状を登録しておくため、任意の容器に分注された微量な検体に対しても、正確な吸引量を高速に吸引する分注制御を行うことができるという利点がある。
以下、本考案の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案装置の1実施例の構成図であって、検体試料の複数分析項目を測光方式によって分析する多項目化学分析装置の全体構成を示す概略図である。
図1において、検体を収容した多数の検体容器21が検体搬送ディスク22に配列されている。検体分注器24の動作は、インターフェイス7を介して各機構部の動作制御および測定データの演算をするマイクロコンピュータ1によって制御される。
マイクロコンピュータ1は、ネットワーク回線11を介して、外部のサーバコンピュータ12と接続されている。外部のサーバコンピュータ12は、容器形状データベース13を持ち、容器形状関数プログラムを容器の種類毎に複数個記憶している。
容器形状関数プログラムは、容器底からの高さを入力すると、容器内の液量を近似式に従い出力する。また、容器内の液量を入力すると、近似式の逆変換を用いて容器底からの高さを出力する。
マイクロコンピュータ1は、装置起動後に、容器形状関数プログラム、もしくは、容器形状関数の係数パラメータをダウンロードし、ハードディスクドライブ3に記憶する。
もしくは、コンパクトディスクドライブ4のような、外部記憶媒体からの読み込みを行うことで、ハードディスクドライブ3に記憶してもよい。
もしくは、CRT6に表示される操作画面から、キーボード5のような入力装置を用いて、ハードディスクドライブ3に記憶してもよい。
それぞれの検体容器には、図2に示すように検体容器21の外壁にバーコードが印刷された検体バーコードラベル53が貼付されている。このバーコードに含まれる検体情報は、数字と文字の組合せからなる検体IDと検体容器種類である。検体容器21が検体搬送ディスク22に収納されたのに伴って、検体情報がバーコード読取器28によって読み取られ、検体IDと検体容器種類は、メモリエリア2に記憶される。バーコードは、他の記憶媒体であってもよい。
あるいは、図2に示す検体容器21の外壁にバーコードが印刷できない場合が考えられる。この場合、高さ検知器30を用いる。図3に示すように、検体容器高さ検知器30で測定された高さ領域に対し、検体容器高さ領域31のように、各範囲について検体容器種類を割当てておく。検体容器高さ検知器でなくとも、画像認識や検体容器幅検知器による認識でもよい。
検体容器21が検体搬送ディスク22に収納されたのに伴って、検体容器高さが高さ検知器30によって読み取られ、検体と検体容器高さに対応する検体容器種類は、メモリエリア2に記憶される。
検体分注に際して、メモリエリア2に記載された検体IDと検体容器種類から、検体分注を行う検体の検体容器種類を特定し、検体容器種類に対応する容器形状関数プログラムを選択し、検体分注器24を用いて検体吸引動作を制御する。
検体吸引動作では、液面検知器29を用いて液面を検出するまで、検体分注器24を下降させ、液面が検出された時点の容器底からの液面高さを測定する。次に検体分注器24により、容器内の液体の吸引を開始する。開始後、液面は検体容器の形状に従って下降していくため、継続的に検体分注器24を追加下降させる。これは公知の技術である。
本考案では、検体容器の形状を外部のサーバコンピュータ12から取得しているため、容器底からの液面高さと、容器内の液体を吸引する速度から、液面の下降速度が算出できる。これにより、追加下降量を算出することができる。また、検体容器以外にも、試薬容器,反応容器など、液体分注される容器であれば適用できる。
本考案の主体は、容器形状を登録する手段と容器の認識手段と容器からの液体分注制御の実装方法にあるので、電子,機構系の説明は省略する。
本考案の一実施例の自動分析装置の全体構成を示す概略図である。 図1で使用する検体容器とその外壁に添付された検体情報の例を示す外観図である。 図1で使用する検体容器とその高さ領域から容器種類を選択する方法の例を示す外観図である。
符号の説明
1…マイクロコンピュータ、2…メモリエリア、3…ハードディスクドライブ、4…コンパクトディスクドライブ、5…キーボード、6…CRT(表示装置)、7…インターフェイス、11…ネットワーク回線、12…サーバコンピュータ、13…容器形状データベース、21…検体容器、22…検体搬送ディスク、23…検体バーコード読取器、24…検体分注器、25…試薬分注器、26…試薬搬送ディスク、27…試薬容器、28…試薬バーコード読取器、29…液面検知器、30…検体容器高さ検知器、31…検体容器高さ領域、53…検体バーコードラベル。

Claims (10)

  1. 容器寸法を決定する容器形状関数を外部から取得する手段を備え、複数の容器形状関数を記憶する手段を備え、設置された容器を認識し、複数の容器形状の中から合致する容器形状を選択する認識手段を備え、選択した容器形状の容器形状関数に基づき、容器からの容器移動および液体分注を制御し、残液量を計算することを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1記載の自動分析装置において、容器形状関数を外部から取得する手段として、記憶媒体から容器形状関数プログラム、もしくは、容器形状関数の係数パラメータを読み込む手段を備えることを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項1記載の自動分析装置において、容器形状関数を外部から取得する手段として、ネットワークに接続され、特定のサーバから容器形状関数プログラム、もしくは、容器形状関数の係数パラメータをダウンロードする手段を備えることを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項1記載の自動分析装置において、容器形状関数を外部から取得する手段として、測定器を用いて容器形状を測定し、既知の容器形状関数の係数パラメータを生成する手段を備えることを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項1記載の自動分析装置において、容器形状関数を外部から取得する手段として、操作画面から既知の容器形状関数を選択し、容器形状関数の係数パラメータを入力する手段を備えることを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項1記載の自動分析装置において、複数の容器形状関数を記憶する手段として、容器形状パラメータとして容器ID,容器名,容器の異常下降無視領域,液揺れ頻度など、の容器形状以外の容器属性情報を記憶することを特徴とする自動分析装置。
  7. 請求項1記載の自動分析装置において、設置された容器を認識し、複数の容器形状の中から合致する容器形状を選択する認識手段として、容器に記憶媒体を添付しておき、記憶媒体に容器形状関数プログラム、もしくは、容器形状関数の係数パラメータ、もしくは容器形状関数を一意に決定するパラメータを記憶し、これを読み取る手段を備えることを特徴とする自動分析装置。
  8. 請求項1記載の自動分析装置において、設置された容器を認識し、複数の容器形状の中から合致する容器形状を選択する認識手段として、自動分析装置に設置された容器を、撮影画像または高さ検知器、または幅検知器、または操作画面から入力した容器指定によって認識する手段を備えることを特徴とする自動分析装置。
  9. 請求項1記載の自動分析装置において、設置された容器の容器形状関数を用いて、容器からの液体吸引後の液面下降量を計算し、吸引時の分注器の汚染および液不足を防止するため、容器からの液体吸引時に行う追下降動作の制御を行うことを特徴とする自動分析装置。
  10. 請求項1記載の自動分析装置において、設置された容器の容器形状関数を用いて、容器内の液量を計算しておき、容器移動時の液揺れを防止するため、移動速度を変えるように移動動作の制御を行うことを特徴とする自動分析装置。
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