JP3119960B2 - 論理シミュレーションシステム - Google Patents

論理シミュレーションシステム

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JP3119960B2
JP3119960B2 JP05056854A JP5685493A JP3119960B2 JP 3119960 B2 JP3119960 B2 JP 3119960B2 JP 05056854 A JP05056854 A JP 05056854A JP 5685493 A JP5685493 A JP 5685493A JP 3119960 B2 JP3119960 B2 JP 3119960B2
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路をシミュレー
トして、その論理シミュレーション結果情報をディスプ
レイ画面に表示する構成を採る論理シミュレーションシ
ステムに関し、特に、ユーザの必要とする論理シミュレ
ーション結果情報を適格に表示できるようにすること
で、論理シミュレーション解析を効率的に実行できるよ
うにする論理シミュレーションシステムに関する。
【0002】近年、計算機システム等に実装する論理回
路は益々高集積度化が進み、これに伴って、その解析に
要する時間が膨大なものとなってきている。これから、
論理シミュレーションシステムにあって、設計した論理
回路の動作確認や誤動作の解析を簡単に実行できるよう
にする構成の構築が叫ばれている。
【0003】
【従来の技術】従来の論理シミュレーションシステムで
は、フリーフォーマット表示形式に従って論理シミュレ
ーション結果情報をディスプレイ画面に表示するという
方法を採るか、ストリーム表示形式に従って論理シミュ
レーション結果情報をディスプレイ画面に表示するとい
う方法を採っていた。
【0004】すなわち、指定した時刻の論理シミュレー
ション結果情報をユーザ定義の表示形式に従って表示す
るというフリーフォーマット表示形式の方法を採るか、
信号端子の論理シミュレーション結果情報を時刻の流れ
に沿った形で表示するというストリーム表示形式の方法
を採っていたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フリー
フォーマット表示形式に従って論理シミュレーション結
果情報を表示する構成を採ると、論理シミュレーション
結果情報となる信号端子の信号値を一画面に多数表示で
きるものの、信号値の時間的な流れを把握できないこと
から、論理回路の誤りを発見したときに、その誤りの原
因解析に時間を要することになるという問題点があっ
た。
【0006】一方、ストリーム表示形式に従って論理シ
ミュレーション結果情報を表示する構成を採ると、信号
端子の信号値の時系列データを表示することから、論理
回路の誤りを発見したときに、その誤りの原因解析が容
易になるものの、時系列データを表示することから一画
面に表示できる信号端子数が少なくなり、これがため
に、別画面表示を煩雑に行うことになることで論理回路
の原因解析に時間を要することになるという問題点があ
った。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、ユーザの必要とする論理シミュレーション結
果情報を適格に表示できるようにすることで、論理シミ
ュレーション解析を効率的に実行できるようにする新た
な論理シミュレーションシステムの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を具備する論理シミュレ
ーションシステム、2は論理シミュレーションシステム
1の備える端末、3は端末2の備えるキーボードやマウ
ス等の入力装置である。
【0009】本発明の論理シミュレーションシステム1
は、入出力制御手段10と、論理回路データ情報管理手
段11と、論理シミュレーション手段12と、設定手段
13と、第1の管理テーブル14と、第2の管理テーブ
ル15と、第3の管理テーブル16と、現表示時刻管理
テーブル17と、結果表示制御手段18と、変更手段1
9と、検索手段20と、時刻設定手段21と、選択手段
22と、登録手段23と、判定手段24と、指定手段2
5と、方向選択手段26と、特定手段27とを備える。
【0010】この入出力制御手段10は、端末2との間
のインタフェース処理を実行する。論理回路データ情報
管理手段11は、論理シミュレーション対象となる論理
回路データ情報を管理する。論理シミュレーション手段
12は、論理回路データ情報管理手段11の管理する論
理回路の論理シミュレーションを実行して、その論理シ
ミュレーション結果情報を第1の管理テーブル14に登
録する。設定手段13は、ユーザと対話することで、任
意の態様を許す論理シミュレーション結果情報の1つ又
は複数の表示形式を設定する。
【0011】第1の管理テーブル14は、論理シミュレ
ーション結果情報をなす信号端子毎の信号値の時系列デ
ータを管理する。第2の管理テーブル15は、設定手段
13により設定されるユーザ定義のフリーフォーマット
表示形式の表示態様を管理する。第3の管理テーブル1
6は、論理シミュレーション結果情報の時系列表示形式
となるシステム定義のストリーム表示形式の表示態様を
管理する。現表示時刻管理テーブル17は、現表示時刻
の論理シミュレーション時刻を管理する。
【0012】結果表示制御手段18は、第1の管理テー
ブル14/第2の管理テーブル15/第3の管理テーブ
ル16/現表示時刻管理テーブル17の管理データを使
って、論理シミュレーション結果情報を端末2のディス
プレイ画面に表示する。
【0013】変更手段19は、ユーザと対話すること
で、現表示時刻管理テーブル17の管理する現表示時刻
を更新する。検索手段20は、ユーザから検索要求があ
るときに、第1の管理テーブル14の管理データを検索
することで、指定された信号端子の信号値が指定された
ものに変化する論理シミュレーション時刻を検索する。
時刻設定手段21は、検索手段20の検索する論理シミ
ュレーション時刻を現表示時刻として現表示時刻管理テ
ーブル17に設定する。
【0014】選択手段22は、ユーザと対話すること
で、ディスプレイ画面上に表示されるフリーフォーマッ
ト表示形式中の信号値を選択し、また、ディスプレイ画
面に表示されるストリーム表示形式中の信号端子を選択
する。登録手段23は、選択手段22によりフリーフォ
ーマット表示形式中の信号値が選択されるときには、そ
の信号値の指す信号端子を第3の管理テーブル16に登
録する。判定手段24は、選択手段22によりストリー
ム表示形式中の信号端子が選択されるときには、その信
号端子が第2の管理テーブル15に登録されているか否
かを判定し、また、特定手段27の特定する信号端子が
第2の管理テーブル15に登録されているか否かを判定
する。
【0015】指定手段25は、ユーザと対話すること
で、ディスプレイ画面上に表示されるストリーム表示形
式中の信号端子を指定する。方向選択手段26は、ユー
ザと対話することで、前段方向か後段方向のいずれかを
選択する。特定手段27は、指定手段25により信号端
子が指定されるときに、論理回路データ情報管理手段1
1の論理回路データ情報を参照することで、その信号端
子に関連付けられる信号端子(その信号端子が信号値に
影響を与える信号端子や、その信号端子の信号値の原因
となる信号端子)であって、方向選択手段26の選択し
た方向に属する1つ又は複数の信号端子を特定して第3
の管理テーブル16に登録する。
【0016】
【作用】本発明では、結果表示制御手段18は、第1の
管理テーブル14/第2の管理テーブル15の管理デー
タを参照することで、フリーフォーマット表示形式態様
の持つ信号端子の現表示時刻の信号値を特定すること
で、現表示時刻におけるフリーフォーマット表示形式で
の論理シミュレーション結果情報を特定するとともに、
第1の管理テーブル14/第3の管理テーブル16の管
理データを参照することで、ストリーム表示形式態様の
持つ信号端子の現表示時刻を含む信号値の時系列データ
を特定することで、現表示時刻を含むストリーム表示形
式での論理シミュレーション結果情報を特定する。そし
て、その特定したフリーフォーマット表示形式での論理
シミュレーション結果情報と、ストリーム表示形式での
論理シミュレーション結果情報とをディスプレイ画面に
同時表示する。
【0017】このとき、結果表示制御手段18は、スト
リーム表示形式の論理シミュレーション結果情報を表示
するときに、現表示時刻を識別可能とする表示態様で表
示していくことがあり、また、変更手段19や時刻設定
手段21に従って現表示時刻が変更されるときにあっ
て、フリーフォーマット表示形式中の信号値変化の発生
した信号値部分については、その旨を識別可能とする表
示態様で表示していくことがあり、また、論理シミュレ
ーション結果情報の信号値を16進数で表示すること
で、複数の信号端子の信号値をまとめて表示していくこ
とがある。
【0018】そして、結果表示制御手段18は、選択手
段22がユーザと対話することでフリーフォーマット表
示形式中の信号値を選択するときには、その信号値の指
す信号端子の時系列論理シミュレーション結果情報をス
トリーム表示形式でもってディスプレイ画面に表示して
いく。このとき、この追加表示のストリーム表示形式の
信号値については、その旨を識別可能とする表示態様で
表示していくことがある。更に、選択手段22がユーザ
と対話することでストリーム表示形式中の信号端子を選
択するときにあって、判定手段24によりその信号端子
がフリーフォーマット表示形式中に割り付けられている
と判断するときには、その信号端子のフリーフォーマッ
ト表示形式の信号値については、その旨を識別可能とす
る表示態様で表示していく。
【0019】そして、結果表示制御手段18は、指定手
段25がユーザと対話することでストリーム表示形式中
の信号端子を指定するときには、特定手段27の特定す
る信号端子の時系列論理シミュレーション結果情報をス
トリーム表示形式でもってディスプレイ画面に表示して
いく。このとき、この追加表示のストリーム表示形式の
信号値については、その旨を識別可能とする表示態様で
表示していくことがあり、また、判定手段24により特
定手段27の特定する信号端子がフリーフォーマット表
示形式中に割り付けられていると判断するときには、そ
の信号端子のフリーフォーマット表示形式の信号値につ
いては、その旨を識別可能とする表示態様で表示してい
くことがある。
【0020】このように、本発明の論理シミュレーショ
ンシステム1では、多数の信号端子の信号値を表示可能
にするフリーフォーマット表示形式での論理シミュレー
ション結果情報と、信号端子の信号値の時間的な流れを
把握可能にするストリーム表示形式での論理シミュレー
ション結果情報とを同一ディスプレイ画面上に同時に表
示することを基本構成にして、フリーフォーマット表示
形式の表示データから必要とするストリーム表示形式の
論理シミュレーション結果情報を呼び出したり、ストリ
ーム表示形式の表示データから必要とするフリーフォー
マット表示形式の論理シミュレーション結果情報を呼び
出したり、更に、ストリーム表示形式の表示データから
必要とするストリーム表示形式の論理シミュレーション
結果情報を呼び出したりする構成を採ることから、ユー
ザは、論理シミュレーション解析を効率的に実行できる
ようになるのである。
【0021】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図2に、本発明を具備する論理シミュレーションシ
ステム1の一実施例を図示する。図中、図1で説明した
ように、2は端末、3は入力装置である。
【0022】この実施例の論理シミュレーションシステ
ム1は、シミュレーション結果表示制御機構30と、シ
ミュレーションテーブル管理機構31と、論理シミュレ
ーション機構32と、論理回路データファイル33とを
備える。そして、このシミュレーション結果表示制御機
構30は、フリーフォーマットウィンドウ設定機構34
と、ウィンドウ割付機構35と、結果表示制御機構36
とを備える。
【0023】この論理シミュレーション機構32は、論
理回路の論理シミュレーション処理を実行するものであ
り、論理回路データファイル33は、この論理シミュレ
ーション機構32の論理シミュレーション対象となる図
3に例示するような論理回路データ情報を管理する。こ
こで、図中のDATABi(i=0〜6)はユーザ定義
の信号端子名を表しているが、論理回路データ情報は実
際には信号端子番号で記述されており、論理回路データ
ファイル33は、この信号端子番号とユーザ定義の信号
端子名との対応関係を管理する構成を採っている。
【0024】図1で説明したように、本発明の論理シミ
ュレーションシステム1では、フリーフォーマット表示
形式で表される論理シミュレーション結果情報と、スト
リーム表示形式で表される論理シミュレーション結果情
報とを同一ディスプレイ画面上にマルチウィンドウを用
いて同時に表示することを基本構成にしている。この内
のストリーム表示形式の表示態様については、システム
側で予め用意するものであるが、フリーフォーマット表
示形式の表示態様については、ユーザが自由に定義する
ことになる。
【0025】このフリーフォーマット表示形式の表示態
様の設定処理を司るものが図2に示したフリーフォーマ
ットウィンドウ設定機構34であって、このフリーフォ
ーマットウィンドウ設定機構34は、ユーザに対して、
画面イメージでもって、どの表示位置にどの信号端子の
信号値を表示させるという表示態様を指定させて、これ
を論理シミュレーションシステム1の内部データ形式に
変換していくことで、図4に例示するような1つ又は複
数のフリーフォーマット表示形式を設定していくことに
なる。
【0026】ここで、ストリーム表示形式とフリーフォ
ーマット表示形式のいずれもが、複数の信号端子を1つ
のグループとして定義することを許しており、例えば、 GROUP #GRP1('DATA0','DATA1','DATA2','D
ATA3'); というように、4つの信号端子DATAi(i=0〜
3)を「#GRP1」というグループ名で定義して、こ
のグールプ名を用いて、この4つの信号端子DATAi
の信号値を2進数や16進数で表示させるように指定さ
せることも可能である。この指定に従って、例えば“0
011”という2進数でもって、この4つの信号端子D
ATAiの持つ信号値の表示が実現されることになり、
また、例えば“3”という16進数でもって、この4つ
の信号端子DATAiの持つ信号値の表示が実現される
ことになる。
【0027】図2に示したシミュレーションテーブル管
理機構31は、論理シミュレーション結果情報の表示処
理に必要となる各種のテーブルデータを管理する。図5
に、このシミュレーションテーブル管理機構31の管理
データの一実施例を図示する。
【0028】図中、40は1ウィンドウ管理テーブルで
あって、端末2のディスプレイ画面に表示されるウィン
ドウの持つ属性情報を管理するものである。具体的に
は、割り付けられたウィンドウがフリーフォーマットウ
ィンドウなのかストリームウィンドウなのかを管理する
ウィンドウ種別エントリーと、割り付けられたウィンド
ウの表示位置を管理する表示位置エントリーと、割り付
けられたウィンドウの表示態様データの展開位置を管理
する管理テーブル位置エントリーと、前に特定されたフ
リーフォーマットウィンドウの表示内容データの展開位
置を管理する表示内容エントリーとを備える。
【0029】41はフリーフォーマットウィンドウ管理
テーブルであって、フリーフォーマットウィンドウ設定
機構34により設定されたフリーフォーマット表示形式
の表示態様データを管理するものである。具体的には、
どの表示位置にどの信号端子の信号値を表示させるとい
う表示態様データを管理することになる。上述の1ウィ
ンドウ管理テーブル40は、ウィンドウ種別エントリー
でフリーフォーマットウィンドウ種別を管理するときに
は、割り付けられたフリーフォーマット表示態様データ
を管理するこのフリーフォーマットウィンドウ管理テー
ブル41の展開位置を管理する。
【0030】42はストリームウィンドウ管理テーブル
であって、システム定義のストリーム表示形式の表示態
様データを管理するものである。具体的には、1行目に
はどの信号端子の信号値を表示させ、2行目にはどの信
号端子の信号値を表示させるという表示態様データを管
理することになる。上述の1ウィンドウ管理テーブル4
0は、ウィンドウ種別エントリーでストリームウィンド
ウ種別を管理するときには、割り付けられたストリーム
表示態様データを管理するこのストリームウィンドウ管
理テーブル42の展開位置を管理する。
【0031】43は信号値テーブルであって、論理シミ
ュレーション機構32の論理シミュレーション結果情報
を管理するものである。具体的には、信号端子毎の信号
値の時系列データを信号端子毎に管理する。44は時刻
管理テーブルであって、論理シミュレーションの開始時
刻/終了時刻と、現表示時刻を示す論理シミュレーショ
ン表示時刻とを管理する。45は表示内容テーブルであ
って、前に特定されたフリーフォーマットウィンドウの
表示内容データを再利用のために管理する。上述の1ウ
ィンドウ管理テーブル40は、表示内容エントリーでこ
の表示内容テーブル45の展開位置を管理することにな
る。
【0032】図2に示したウィンドウ割付機構35は、
ユーザと対話することで、端末2のディスプレイ画面
に、ストリームウィンドウとフリーフォーマットウィン
ドウとを割り付ける処理を行う。すなわち、ウィンドウ
割付機構35は、例えば、ユーザが2種類のフリーフォ
ーマットウィンドウを表示することを希望するときに
は、ストリームウィンドウを表示することに加えて、デ
フォルトとして用意される2つのフリーフォーマットウ
ィンドウ用のウィンドウ枠を開設する構成を採って、ユ
ーザと対話することで、この2つのウィンドウ枠のそれ
ぞれにユーザの希望するフリーフォーマット表示形式を
割り付けるのである。2種類以上のフリーフォーマット
ウィンドウを表示するときにも同様である。
【0033】そして、更に、ウィンドウ割付機構35
は、ユーザとの対話に従って、このフリーフォーマット
ウィンドウ用のウィンドウ枠の大きさや配置を変える機
能を持っており、また、ユーザが一度に表示できない多
数のフリーフォーマットウィンドウを表示することを希
望するときには、重ね合わせの表示方法に従って表示し
ていくという機能も持っている。
【0034】図2に示した結果表示制御機構36は、シ
ミュレーションテーブル管理機構31の管理データを使
って表示対象となる論理シミュレーション結果情報を特
定して、その特定した論理シミュレーション結果情報を
ウィンドウ割付機構35の指示するウィンドウ形態に従
って端末2のディスプレイ画面に表示する処理を行う。
【0035】図6に、この結果表示制御機構36の表示
する論理シミュレーション結果情報の表示例を図示す
る。図中、50,51はフリーフォーマットウィンド
ウ、52はストリームウィンドウ、53はアイコン部、
54はコマンド入力部である。
【0036】このストリームウィンドウ52は、信号端
子名を表示する信号端子名表示部55と、論理シミュレ
ーション時刻を表示する時刻表示部56と、信号端子の
信号値を表示する信号値表示部57とから構成されてお
り、時刻管理テーブル44の管理する論理シミュレーシ
ョン表示時刻と、その論理シミュレーション表示時刻に
対応付けられる信号値表示部57の信号値部分について
は、図中の時刻t0の部分に示すように色が変えられるこ
とになる。
【0037】一方、アイコン部53は、図7に示すよう
に、信号端子名表示部55及び信号値表示部57を上方
向にスクロールする上スクロールキー58と、信号端子
名表示部55及び信号値表示部57を下方向にスクロー
ルする下スクロールキー59と、信号端子名表示部55
がスクロール対象となっているときには、信号端子名表
示部55を左方向にスクロールし、時刻表示部56及び
信号値表示部57がスクロール対象となっているときに
は、時刻表示部56及び信号値表示部57を左方向にス
クロールする左スクロールキー60と、信号端子名表示
部55がスクロール対象となっているときには、信号端
子名表示部55を右方向にスクロールし、時刻表示部5
6及び信号値表示部57がスクロール対象となっている
ときには、時刻表示部56及び信号値表示部57を右方
向にスクロールする右スクロールキー61と、信号端子
名表示部55をスクロール対象とするか、時刻表示部5
6及び信号値表示部57をスクロール対象とするかを選
択するスクロール対象選択ボタン62と、信号端子のト
レース方向を選択するトレース方向選択ボタン63とを
備える。
【0038】図8に、結果表示制御機構36のプログラ
ム構成の一実施例を図示する。この図に示すように、結
果表示制御機構36は、ウィンドウマネージャ70と、
イベント処理プロセス71と、ストリームウィンドウ表
示プロセス72と、フリーフォーマットウィンドウ表示
プロセス73と、表示時刻変更プロセス74と、信号端
子表示プロセス75と、表示色変更プロセス76と、F
INDコマンド処理プロセス77と、モード切換プロセ
ス78とを備える。
【0039】図9ないし図16に、これらの結果表示制
御機構36の備えるプロセスの実行する処理フローの一
実施例を図示する。次に、これらの処理フローに従っ
て、本発明の処理について詳細に説明する。
【0040】イベント処理プロセス71は、端末2から
イベントが入力されてくると、図9の処理フローに示す
ように、先ず最初に、ステップ1で、この入力イベント
の受付処理を実行し、次に、ステップ2で、入力イベン
トがストリームウィンドウ表示プロセス72の起動を指
示するイベントであるか否かを判断して、起動指示のイ
ベントであると判断するときには、ストリームウィンド
ウ表示プロセス72を起動し、そうでないと判断すると
きには、ステップ3に進んで、入力イベントがフリーフ
ォーマットウィンドウ表示プロセス73の起動を指示す
るイベントであるか否かを判断して、起動指示のイベン
トであると判断するときには、フリーフォーマットウィ
ンドウ表示プロセス73を起動する。
【0041】一方、ステップ3で、入力イベントがフリ
ーフォーマットウィンドウ表示プロセス73の起動を指
示するイベントでないと判断するときには、ステップ4
に進んで、入力イベントが表示時刻変更プロセス74の
起動を指示するイベントであるか否かを判断して、起動
指示のイベントであると判断するときには、表示時刻変
更プロセス74を起動し、そうでないと判断するときに
は、ステップ5に進んで、入力イベントが信号端子表示
プロセス75の起動を指示するイベントであるか否かを
判断して、起動指示のイベントであると判断するときに
は、信号端子表示プロセス75を起動する。
【0042】一方、ステップ5で、入力イベントが信号
端子表示プロセス75の起動を指示するイベントでない
と判断するときには、ステップ6に進んで、入力イベン
トが表示色変更プロセス76の起動を指示するイベント
であるか否かを判断して、起動指示のイベントであると
判断するときには、表示色変更プロセス76を起動し、
そうでないと判断するときには、ステップ7に進んで、
入力イベントがFINDコマンド処理プロセス77の起
動を指示するイベントであるか否かを判断して、起動指
示のイベントであると判断するときには、FINDコマ
ンド処理プロセス77を起動する。
【0043】一方、ステップ7で、入力イベントがFI
NDコマンド処理プロセス77の起動を指示するイベン
トでないと判断するときには、ステップ8に進んで、入
力イベントがモード切換プロセス78の起動を指示する
イベントであるか否かを判断して、起動指示のイベント
であると判断するときには、モード切換プロセス78を
起動し、そうでないと判断するときには、ステップ9に
進んで、入力イベントが処理終了を指示する終了イベン
トであるか否かを判断して、終了イベントであると判断
するときには処理を終了し、そうでないと判断するとき
にはステップ1に戻っていく。
【0044】このようにして、イベント処理プロセス7
1は、図9の処理フローを実行することで、入力イベン
トの指すプロセスを起動していくよう処理するのであ
る。ストリームウィンドウ表示プロセス72は、イベン
ト処理プロセス71から起動されると、図10の処理フ
ローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、時刻管
理テーブル44から現表示時刻を示す論理シミュレーシ
ョン表示時刻を読み出し、次に、ステップ2で、この読
み出した論理シミュレーション表示時刻を標準時刻とし
て、ストリームウィンドウ表示データを作成する。すな
わち、ストリームウィンドウ管理テーブル42の指定す
るストリームウィンドウの表示形式に、読み出した論理
シミュレーション表示時刻近傍の信号値テーブル43の
信号値時系列データを当てはめていくことで、ストリー
ムウィンドウ表示データを作成するのである。
【0045】そして、続くステップ3で、作成したスト
リームウィンドウ表示データをウィンドウ割付機構35
の割り付けたストリームウィンドウに表示していく。こ
のようにして、図6に示したようなストリームウィンド
ウ52が表示されることになる。このとき、ストリーム
ウィンドウ表示プロセス72は、時刻表示部56の論理
シミュレーション表示時刻部分と、その論理シミュレー
ション表示時刻に対応付けられる信号値表示部57の信
号値部分については色を変えて表示していくことで、そ
の旨を表示していくことになる。
【0046】一方、フリーフォーマットウィンドウ表示
プロセス73は、イベント処理プロセス71から起動さ
れると、図11の処理フローに示すように、先ず最初
に、ステップ1で、時刻管理テーブル44から現表示時
刻を示す論理シミュレーション表示時刻を読み出し、次
に、ステップ2で、この読み出した論理シミュレーショ
ン表示時刻を標準時刻として、フリーフォーマットウィ
ンドウ表示データを作成する。すなわち、フリーフォー
マットウィンドウ管理テーブル41の指定するフリーフ
ォーマットウィンドウの表示形式に、読み出した論理シ
ミュレーション表示時刻の信号値テーブル43の信号値
データを当てはめていくことで、フリーフォーマットウ
ィンドウ表示データを作成するのである。
【0047】そして、続くステップ3で、作成したフリ
ーフォーマットウィンドウ表示データをウィンドウ割付
機構35の割り付けたフリーフォーマットウィンドウに
表示していく。このようにして、図6に示したようなフ
リーフォーマットウィンドウ50,51が表示されるこ
とになる。
【0048】このように、ストリームウィンドウ表示プ
ロセス72及びフリーフォーマットウィンドウ表示プロ
セス73の処理に従って、ストリーム表示形式に従う論
理シミュレーション結果情報と、フリーフォーマット表
示形式に従う論理シミュレーション結果情報とが、端末
2のディスプレイ画面に同時表示されることになるので
ある。
【0049】表示時刻変更プロセス74は、イベント処
理プロセス71から起動されると、図12の処理フロー
に示すように、先ず最初に、ステップ1で、新たな論理
シミュレーション表示時刻となる指示された変更後の時
刻を取得し、次に、ステップ2で、ディスプレイ画面に
表示されているウィンドウがあるか否かを判断して、な
いと判断するときには処理を終了し、あると判断すると
きは、続くステップ3で、表示している論理シミュレー
ション表示時刻と変更後の新たな論理シミュレーション
表示時刻とが違うのか否かを判断する。
【0050】このステップ3の判断で違わないと判断す
るときには処理を終了し、違うと判断するときには、ス
テップ4に進んで、時刻管理テーブル44の論理シミュ
レーション表示時刻を更新するとともに、処理すべきウ
ィンドウ、すなわち表示中のウィンドウがストリームウ
ィンドウであるか否かを判断し、ストリームウィンドウ
のみであると判断するときには、ステップ5に進んで、
更新前の論理シミュレーション表示時刻から指示された
新たな論理シミュレーション表示時刻までの信号値を信
号値テーブル43から読み出して表示し、続くステップ
6で、指示された新たな論理シミュレーション表示時刻
の表示部分の色を変えて表示する。
【0051】一方、ステップ4の判断で、処理すべきウ
ィンドウがフリーフォーマットウィンドウのみであると
判断するときには、ステップ7に進んで、信号値テーブ
ル43から新たな論理シミュレーション表示時刻の信号
値を取得し、続くステップ8で、現在表示している信号
値と比較して違うところだけを色を変えて表示する。そ
して、ステップ4の判断で、ストリームウィンドウとフ
リーフォーマットウィンドウの双方が表示中であると判
断するときには、ステップ5ないしステップ8の処理を
同時に実行していく。
【0052】このようにして、表示時刻変更プロセス7
4の処理に従って、論理シミュレーション表示時刻がユ
ーザの指定するものに更新され、更に、ストリームウィ
ンドウ中の現論理シミュレーション表示時刻の表示部分
が色を変えて表示されるとともに、フリーフォーマット
ウィンドウ中の信号値表示の内の論理シミュレーション
表示時刻の更新により変化する信号値部分が色を変えて
表示されるようになるのである。
【0053】信号端子表示プロセス75は、イベント処
理プロセス71から起動されると、図13及び図14の
処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、
イベント種別を取得し、次に、ステップ2で、取得した
イベント種別からフリーフォーマットウィンドウからの
イベントであるか否かを判断して、フリーフォーマット
ウィンドウからのイベントであると判断するときには、
ステップ3に進んで、指定されたフリーフォーマットウ
ィンドウ上の信号値位置より表示すべき信号端子を取得
し、続くステップ4で、取得した信号端子をストリーム
ウィンドウ管理テーブル42に登録することで、信号値
テーブル43から取得した信号端子の信号値時系列デー
タを読み出して、ディスプレイ画面のストリームウィン
ドウに追加表示していくことで処理を終了する。このと
き、この追加表示する信号値については色を変えて表示
していく。
【0054】一方、ステップ2で、フリーフォーマット
ウィンドウからのイベントでないと判断するときには、
ステップ5に進んで、ストリームウィンドウからのイベ
ントであるか否かを判断して、ストリームウィンドウか
らのイベントであると判断するときには、ステップ6に
進んで、後述するモード切換プロセス78の処理に従っ
てバックトレースモード(信号の流れに対して戻る方向
をバック方向と定義する)にセットされているか否かを
判断する。
【0055】このステップ6でバックトレースモードに
セットされていると判断するときには、ステップ7に進
んで、指定されたストリームウィンドウ上の信号端子位
置より指示された信号端子を取得し、続くステップ8
で、論理回路データファイル33を検索することで、そ
の取得した信号端子の前段位置に連鎖する1つ又は複数
の信号端子を取得してストリームウィンドウ管理テーブ
ル42に登録することで、信号値テーブル43からその
前段に位置する信号端子の信号値時系列データを読み出
して、ディスプレイ画面のストリームウィンドウに追加
表示していくことで処理を終了する。このとき、この追
加表示する信号値については色を変えて表示していく。
【0056】一方、ステップ6でバックトレースモード
にセットされていないと判断するときには、ステップ9
に進んで、後述するモード切換プロセス78の処理に従
ってフォワードトレースモード(信号の流れ方向をフォ
ワード方向と定義する)にセットされているか否かを判
断して、セットされていないと判断するときには処理を
終了し、セットされていると判断するときには、ステッ
プ10に進んで、指定されたストリームウィンドウ上の
信号端子位置より指示された信号端子を取得する。続い
て、ステップ11で、論理回路データファイル33を検
索することで、その取得した信号端子の後段位置に連鎖
する1つ又は複数の信号端子を取得してストリームウィ
ンドウ管理テーブル42に登録することで、信号値テー
ブル43からその後段に位置する信号端子の信号値時系
列データを読み出して、ディスプレイ画面のストリーム
ウィンドウに追加表示していくことで処理を終了する。
このとき、この追加表示する信号値については色を変え
て表示していく。
【0057】一方、ステップ5で、ストリームウィンド
ウからのイベントでないと判断するときには、ステップ
12に進んで、ストリームウィンドウへの追加イベント
であるか否かを判断して、追加イベントでもないと判断
するときには処理を終了し、追加イベントであると判断
するときには、ステップ13に進んで、16進数表示の
指定であるか否かを判断する。このステップ13で16
進数表示指定であると判断するときには、ステップ14
に進んで、端末2から入力されてくる信号端子を取得し
てストリームウィンドウ管理テーブル42に登録し、続
くステップ15で、信号値テーブル43からこの登録し
た信号端子の信号値時系列データを読み出して16進数
に変換して、ディスプレイ画面のストリームウィンドウ
に追加表示していくことで処理を終了する。一方、ステ
ップ13で16進数表示指定でないと判断するとき、す
なわち2進数表示指定であると判断するときには、ステ
ップ16に進んで、端末2から入力されてくる信号端子
を取得してストリームウィンドウ管理テーブル42に登
録し、続くステップ17で、信号値テーブル43からこ
の登録した信号端子の信号値時系列データを読み出し
て、ディスプレイ画面のストリームウィンドウに追加表
示していくことで処理を終了する。
【0058】このようにして、信号端子表示プロセス7
5の処理に従って、フリーフォーマットウィンドウ上の
信号端子の指定から、その信号端子の信号値時系列デー
タがストリームウィンドウに表示されるとともに、スト
リームウィンドウ上の信号端子の指定から、その信号端
子に影響を与える前段/後段の信号端子の信号値時系列
データがストリームウィンドウに表示されるようになる
のである。
【0059】表示色変更プロセス76は、イベント処理
プロセス71から起動されると、図15の処理フローに
示すように、先ず最初に、ステップ1で、指定されたス
トリームウィンドウ上の信号端子位置より指示された信
号端子を取得し、次に、ステップ2で、表示されている
フリーフォーマットウィンドウがあるか否かを判断し
て、ないと判断するときにはそのまま処理を終了する。
【0060】一方、ステップ2で、フリーフォーマット
ウィンドウがあると判断するときには、ステップ3に進
んで、取得した信号端子がフリーフォーマットウィンド
ウ管理テーブル41に登録されているか否かを検索し
て、登録されていないと判断するときにはそのまま処理
を終了し、登録されていると判断するときには、ステッ
プ4に進んで、フリーフォーマットウィンドウ上に表示
されている取得した信号端子の信号値部分を色を変えて
再表示する。
【0061】このようにして、表示色変更プロセス76
の処理に従って、ストリームウィンドウ上の信号端子の
指定から、その信号端子の信号値がフリーフォーマット
ウィンドウに表示されているときには、その信号値の色
が変えられて表示されるようになるのである。
【0062】FINDコマンド処理プロセス77は、イ
ベント処理プロセス71から起動されると、図16の処
理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、入
力されてくるFINDコマンドのコマンド解析を実行
し、次に、ステップ2で、この解析により文法上の間違
いがあるか否かを判断して、あると判断するときには、
ステップ3に進んで、エラーメッセージを出力して処理
を終了する。すなわち、“DATA”と定義される信号
端子が16進数の“3”という信号値となる時刻の検索
を指示する「FIND 'DATA’=H '3’」という
FINDコマンドが入力されてくるときには、このFI
NDコマンドの解析を実行して、文法上に間違いがある
ときには、エラーメッセージを出力していくのである。
【0063】一方、ステップ2で、文法上の間違いがな
いと判断するときには、ステップ4に進んで、信号値テ
ーブル43を検索することで、FINDコマンドの指定
条件を充足する時刻を検索し、続くステップ5で、その
検索した時刻を時刻管理テーブル44の論理シミュレー
ション表示時刻に登録して論理シミュレーション表示時
刻を更新していくことで、検索結果の時刻でストリーム
ウィンドウ及びフリーフォーマットウィンドウを再表示
していく。
【0064】このようにして、FINDコマンド処理プ
ロセス77の処理に従って、FINDコマンドの指定条
件を充足する時刻を論理シミュレーション表示時刻とし
て、ストリームウィンドウ及びフリーフォーマットウィ
ンドウの表示データが更新されていくようになるのであ
る。
【0065】モード切換プロセス78は、イベント処理
プロセス71から起動されると、図17の処理フローに
示すように、先ず最初に、ステップ1で、現在のモード
がフォワードトレースモードであるのか否かを判断し
て、フォワードトレースモードであると判断するときに
は、ステップ2に進んで、モードをバックトレースモー
ドに変更し、一方、フォワードトレースモードでないと
判断するとき、すなわち、現在のモードがバックトレー
スモードであると判断するときには、ステップ3に進ん
で、モードをフォワードトレースモードに変更する。そ
して、ステップ2及びステップ3での変更処理を終了す
ると、続くステップ4で、アイコン部53を再表示して
処理を終了する。
【0066】このようにして、モード切換プロセス78
の処理に従って、信号端子表示プロセス75の処理に必
要となるモードが選択されるようになるのである。次
に、図18ないし図22に従って、このように構成され
る実施例の論理シミュレーション結果情報の表示処理の
一例について具体的に説明する。
【0067】端末2のディスプレイ画面に、論理シミュ
レーション表示時刻を“t0”とする図18に示すよう
な論理シミュレーション結果情報が表示されるときにあ
って、ユーザが入力装置3で論理シミュレーション時刻
“t1”を指示すると、図19に示すように、この“t
1”が新たな論理シミュレーション表示時刻となって、
論理シミュレーション結果情報が表示される。このと
き、図中の部分のように、フリーフォーマットウィン
ドウ上の信号値に変化が生ずる場合には、その信号値部
分の色が変わる。
【0068】この図19に示すような論理シミュレーシ
ョン結果情報が表示されるときにあって、ユーザが入力
装置3での信号値を指示すると、図20に示すよう
に、その信号値の指す信号端子の持つ信号値時系列デー
タがストリームウィンドウに表示される。すなわち、図
中の部分のように、ユーザの指示したフリーフォーマ
ットウィンドウ上の信号端子の持つ信号値時系列データ
がストリームウィンドウに表示されるのである。
【0069】この図20に示すような論理シミュレーシ
ョン結果情報が表示されるときにあって、ユーザが入力
装置3での信号端子を指示すると、バックトレースモ
ードにセットされているときには、図21に示すよう
に、その信号端子に接続される前段側の信号端子の持つ
信号値時系列データがストリームウィンドウに表示され
る。すなわち、図中の部分のように、ユーザの指示し
たストリームウィンドウ上の信号端子に接続される前段
側の信号端子の持つ信号値時系列データがストリームウ
ィンドウに表示されるのである。
【0070】一方、図20に示すような論理シミュレー
ション結果情報が表示されるときにあって、ユーザが入
力装置3での信号端子を指示すると、フォワードトレ
ースモードにセットされているときには、図22に示す
ように、その信号端子に接続される後段側の信号端子の
持つ信号値時系列データがストリームウィンドウに表示
される。すなわち、図中の部分のように、ユーザの指
示したストリームウィンドウ上の信号端子に接続される
後段側の信号端子の持つ信号値時系列データがストリー
ムウィンドウに表示されるのである。
【0071】図示実施例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、実施例では色
を変えることでユーザの注意を喚起する構成を開示した
が、本発明はこれに限られることなく、明るさを変えた
り、フリッカさせたりするような別の構成を採ることも
可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の論理シミ
ュレーションシステムでは、多数の信号端子の信号値を
表示可能にするフリーフォーマット表示形式での論理シ
ミュレーション結果情報と、信号端子の信号値の時間的
な流れを把握可能にするストリーム表示形式での論理シ
ミュレーション結果情報とを同一ディスプレイ画面上に
同時に表示することを基本構成にして、フリーフォーマ
ット表示形式の表示データから必要とするストリーム表
示形式の論理シミュレーション結果情報を呼び出した
り、ストリーム表示形式の表示データから必要とするフ
リーフォーマット表示形式の論理シミュレーション結果
情報を呼び出したり、更に、ストリーム表示形式の表示
データから必要とするストリーム表示形式の論理シミュ
レーション結果情報を呼び出したりする構成を採ること
から、ユーザは、論理シミュレーション解析を効率的に
実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例である。
【図3】論理回路データファイルの管理データの説明図
である。
【図4】フリーフォーマット表示形式の一例である。
【図5】シミュレーションテーブル管理機構の管理デー
タの一実施例である。
【図6】論理シミュレーション結果情報の表示例であ
る。
【図7】アイコン部のキー構成図である。
【図8】結果表示制御機構のプログラム構成の一実施例
である。
【図9】イベント処理プロセスの実行する処理フローの
一実施例である。
【図10】ストリームウィンドウ表示プロセスの実行す
る処理フローの一実施例である。
【図11】フリーフォーマットウィンドウ表示プロセス
の実行する処理フローの一実施例である。
【図12】表示時刻変更プロセスの実行する処理フロー
の一実施例である。
【図13】信号端子表示プロセスの実行する処理フロー
の一実施例である。
【図14】信号端子表示プロセスの実行する処理フロー
の一実施例である。
【図15】表示色変更プロセスの実行する処理フローの
一実施例である。
【図16】FINDコマンド処理プロセスの実行する処
理フローの一実施例である。
【図17】モード切換プロセスの実行する処理フローの
一実施例である。
【図18】論理シミュレーション結果情報の表示処理例
である。
【図19】論理シミュレーション結果情報の表示処理例
である。
【図20】論理シミュレーション結果情報の表示処理例
である。
【図21】論理シミュレーション結果情報の表示処理例
である。
【図22】論理シミュレーション結果情報の表示処理例
である。
【符号の説明】
1 論理シミュレーションシステム 2 端末 3 入力装置 10 入出力制御手段 11 論理回路データ情報管理手段 12 論理シミュレーション手段 13 設定手段 14 第1の管理テーブル 15 第2の管理テーブル 16 第3の管理テーブル 17 現表示時刻管理テーブル 18 結果表示制御手段 19 変更手段 20 検索手段 21 時刻設定手段 22 選択手段 23 登録手段 24 判定手段 25 指定手段 26 方向選択手段 27 特定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−99373(JP,A) 特開 昭58−216961(JP,A) 特開 昭58−66865(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 672 G01R 13/28 G06F 11/28

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理回路をシミュレートして、その論理
    シミュレーション結果情報をディスプレイ画面に表示す
    る論理シミュレーションシステムにおいて、 論理シミュレーション結果情報をなす信号端子毎の信号
    値の時系列データを管理する第1の管理テーブルと、対話処理により、時系列要素を持たない任 意の態様を許
    す論理シミュレーション結果情報の1つ又は複数の表示
    形式を設定する設定手段と、 上記設定手段により設定されるフリーフォーマット表示
    形式の表示態様を管理する第2の管理テーブルと、 論理シミュレーション結果情報の時系列表示形式となる
    ストリーム表示形式の表示態様を管理する第3の管理テ
    ーブルと、上記第1及び第2の管理テーブルの管理データに従っ
    て、現 表示時刻におけるフリーフォーマット表示形式で
    の論理シミュレーション結果情報を特定してディスプレ
    イ画面に表示するとともに、上記第1及び第3の管理テ
    ーブルの管理データに従って、現表示時刻を含むストリ
    ーム表示形式での論理シミュレーション結果情報を特定
    してディスプレイ画面に表示する示制御手段とを備え
    ることを、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の論理シミュレーションシ
    ステムにおいて、対話処理により、現 表示時刻を変更する変更手段を備え
    ることを、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の論理シミュレーシ
    ョンシステムにおいて、 第1の管理テーブルの管理データを検索することで、指
    定された信号端子の信号値が指定されたものに変化する
    論理シミュレーション時刻を検索する検索手段と、 上記検索手段の検索する論理シミュレーション時刻を現
    表示時刻として設定する時刻設定手段とを備えること
    を、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    される論理シミュレーションシステムにおいて、 示制御手段は、ストリーム表示形式の論理シミュレー
    ション結果情報を表示するときに、現表示時刻を識別可
    能とする表示態様で表示していくよう処理することを、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    される論理シミュレーションシステムにおいて、 示制御手段は、現表示時刻が変更されるときにあっ
    て、フリーフォーマット表示形式中の信号値変化の発生
    した信号値部分については、その旨を識別可能とする表
    示態様で表示していくよう処理することを、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    される論理シミュレーションシステムにおいて、 示制御手段は、論理シミュレーション結果情報の信号
    値を16進数で表示することで、複数の信号端子の信号
    値をまとめて表示していくよう処理することを、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    される論理シミュレーションシステムにおいて、対話処理により、フ リーフォーマット表示形式中の信号
    値を選択する選択手段と、 上記選択手段の選択する信号値の指す信号端子を第3の
    管理テーブルに登録する登録手段とを備え、 示制御手段は、上記登録手段により登録された信号端
    子の時系列論理シミュレーション結果情報をストリーム
    表示形式でもってディスプレイ画面に表示していくよう
    処理することを、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の論理シミュレーションシ
    ステムにおいて、 示制御手段は、登録手段により登録された信号端子の
    ストリーム表示形式の信号値については、その旨を識別
    可能とする表示態様で表示していくよう処理すること
    を、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項に記載
    される論理シミュレーションシステムにおいて、対話処理により、ス トリーム表示形式中の信号端子を選
    択する選択手段と、 上記選択手段の選択する信号端子が第2の管理テーブル
    に登録されているか否かを判定する判定手段とを備え、 示制御手段は、上記判定手段により既登録であると判
    定されるときには、上記選択手段により選択された信号
    端子のフリーフォーマット表示形式の信号値について
    は、その旨を識別可能とする表示態様で表示していくよ
    う処理することを、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1項に記
    載される論理シミュレーションシステムにおいて、対話処理により、ス トリーム表示形式中の信号端子を指
    定する指定手段と、対話処理により、前 段方向か後段方向のいずれかを選択
    する方向選択手段と、 上記指定手段により信号端子が指定されるときに、論理
    シミュレーション対象の論理回路データ情報を参照する
    ことで、該信号端子に関連付けられる信号端子であっ
    て、上記方向選択手段の選択した方向に属する1つ又は
    複数の信号端子を特定して第3の管理テーブルに登録す
    る特定手段とを備え、 示制御手段は、上記特定手段により特定された信号端
    子の時系列論理シミュレーション結果情報をストリーム
    表示形式でもってディスプレイ画面に表示していくよう
    処理することを、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の論理シミュレーショ
    ンシステムにおいて、 示制御手段は、特定手段により特定された信号端子の
    ストリーム表示形式の信号値については、その旨を識別
    可能とする表示態様で表示していくよう処理すること
    を、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の論理シミュ
    レーションシステムにおいて、 特定手段の特定する信号端子が第2の管理テーブルに登
    録されているか否かを判定する判定手段とを備え、 示制御手段は、上記判定手段により既登録であると判
    定されるときには、上記特定手段により特定された信号
    端子のフリーフォーマット表示形式の信号値について
    は、その旨を識別可能とする表示態様で表示していくよ
    う処理することを、 特徴とする論理シミュレーションシステム。
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