JP3119806U - 錠取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て分解の工数を4回から2回に削減することで作業の手間と時間を減らすと共に、錠止めピンをケーシング正面から装着した際に、ケーシングに対し、錠本体部とサムターン部とがガタ付くことなく固定できるようにする。
【解決手段】ドア先端側に埋設固定するケーシング1と、該ケーシング1に対し着脱可能となるように装着する錠本体部2およびサムターン部3と、錠本体部2およびサムターン部3をケーシング1に固定する錠止めピン4とを備える。前記錠止めピン4は、錠本体部2、サムターン部3それぞれの両端に有する一対のピン孔5Aにケーシング1を介して一体となって挿通されるようコ字形状に形成する。また、錠止めピン4は、平板棒状の中央基部4Aと、該中央基部4Aの両側から折曲突設した丸棒状のアーム部4Bとによって形成し、中央基部4Aに対して両アーム部4B先端側が互いに若干窄まるように形成する。
【選択図】図5

Description

本考案は、ドア先端側に埋設固定したケーシングに対し錠を取り付けるための錠取付構造に関する。
従来、ドア先端側に埋設固定したケーシングに対し錠を取り付ける場合には、ドアの外側と内側に対応するケーシングの左右両側に、部屋の外側からキーを用いて施解錠を行なうための例えばシリンダー錠等の錠本体部を挿入する錠本体部装着用孔部と、部屋の内側からこの錠本体部に連動連結したサムターンを回動操作して錠本体部を施解錠するためのサムターン部を挿入するサムターン部装着用孔部とをそれぞれ連通するようにして開設する。
これら錠本体部とサムターン部とのそれぞれ先端側周囲における180度対向位置には、錠本体部のシリンダー回転軸、サムターン部のサムターン回転軸それぞれと直交する方向で、しかも両回転軸に干渉しないようにして錠止めピンを挿入するためのピン孔が穿設された凸部が周面に沿って形成されている。
そして、合計4本の錠止めピンを用意し、前記凸部のピン孔に対応してケーシング正面に穿設された4個のピン取付孔部から錠止めピンの1本1本(合計4本)を貫挿させ、ケーシングの両装着用孔部にそれぞれ挿入されている錠本体部とサムターン部とのピン孔に差し込んでいた。
特になし
しかしながら、従来においては、合計4本の錠止めピンを使用するため、組み立ては勿論、分解の際も工数が4回と多く、作業に手間と時間が掛かる。しかも、これら4本の錠止めピンの1本1本(合計4本)を互いに独立した状態で個々にケーシング正面から装着されているため、ケーシングに対する錠本体部とサムターン部との各錠止めピンによる締着力が非常に弱いものとなり、これによってケーシングに対し、錠本体部とサムターン部とが互いにガタ付いてしまうという問題点を有していた。
そこで、本考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、組み立て分解の工数を4回から2回に削減することで作業の手間と時間を減らすことができ、また、錠止めピンをケーシング正面から装着した際において、ケーシングに対する錠本体部とサムターン部との締着力を働かせることを可能にすることでケーシングへの錠本体部とサムターン部との固定がガタ付くことなくしっかりとしたものとすることができる錠取付構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案にあっては、ドア先端側に埋設固定するケーシングと、該ケーシングに対し着脱可能となるように装着される錠本体部およびサムターン部と、錠本体部およびサムターン部をケーシングに固定させる錠止めピンとを備えた錠取付構造であって、前記錠止めピンは、錠本体部、サムターン部それぞれの両端に有する一対のピン孔にケーシングを介して一体となって挿通されるようコ字形状に形成されていることを特徴とする。
前記錠止めピンは、平板棒状の中央基部と、該中央基部の両側から折曲突設された丸棒状のアーム部とによって形成され、中央基部に対して両アーム部先端側が互いに内側に向けて窄まるような形状を呈して成るものとすることができる。
ケーシングの正面には、錠止めピンの中央基部の厚幅と略同じ深さの溝部が形成され、両アーム部が挿入されて中央基部が該溝部内に配置された状態で蓋板がケーシングの上側から被さるようにしてあるものとすることができる。
本考案によれば、組み立て分解の工数を4回から2回に削減することで作業の手間と時間を減らすことができ、また、錠止めピンをケーシング正面から装着した際において、ケーシングに対する錠本体部とサムターン部との締着力を働かせることが可能となり、これにより、ケーシングへの錠本体部とサムターン部との固定状態がガタ付くことなくしっかりとしたものとなる。
また、錠止めピンは、中央基部に対して両アーム部が互いに内側に向けて若干窄まったような形状を呈しているため、両装着用孔部に挿入させる際には、両アーム部を若干拡開させた状態にしてから押し込まれるようにすることで、ケーシングに対する錠本体部とサムターン部との締着力を、錠止めピンの窄まり方向へバネ付勢されている両アーム部によって効率良く働かせることができる。
さらに、ケーシングの正面には、錠止めピンの中央基部の厚幅と略同じ深さの溝部が形成され、両アーム部が挿入されて中央基部が該溝部内に配置された状態で蓋板がケーシングの上側から被さるようにしてあるので、錠止めピン装着後、ケーシングの正面に蓋板を被せてネジによって固定することで、錠止めピン自体をケーシングから離脱不能な状態にしておくことができる。
以下、図面を参照して本考案を実施するための最良の一形態を説明する。図において示される符号1は、ドアP先端側に凹設形成した錠取付箇所に埋設固定するための矩形板状のケーシングであり、該ケーシング1には、錠本体部2、サムターン部3、コ字形状を呈する一対の錠止めピン4それぞれが着脱可能となることで本考案に係る錠取付構造の各ユニット部材を構成している。
ケーシング1のドア外側に対応する左側面には、図5に示すように、部屋の外側からキーKを用いてラッチLを進出退避方向に駆動させることで施解錠を行なうための例えばシリンダー錠等の錠本体部2を挿入する錠本体部装着用孔部1Aが開設されている。
また、ケーシング1のドア内側に対応する右側面には、部屋の内側からこの錠本体部2に連動連結したサムターンを回動操作して錠本体部2を施解錠するためのサムターン部3を挿入するサムターン部装着用孔部1Bが開設されている。
これら両装着用孔部1A、1Bは、ケーシング1内部に設けた係合孔部1Cを介して互いに連通されており、両装着用孔部1A、1Bに挿入された錠本体部2のシリンダー回転軸、サムターン部3のサムターン回転軸それぞれが係合孔部1Cを介して互いに連動連結されると同時に錠本体部2、サムターン部3のいずれかの操作によってラッチLを進出退避方向に駆動させることができるようにしてある。
また、錠本体部2、サムターン部3それぞれには、錠本体部2のシリンダー回転軸、サムターン部3のサムターン回転軸それぞれと直交する方向で、しかも両回転軸に干渉しないようにして錠止めピン4を挿入するためのピン孔5Aが穿設された凸部5が周面に沿って形成されている。
すなわち、図2および図3に示すように、錠本体部2とサムターン部3とのそれぞれ先端側周囲における180度対向位置である例えば周面上側と周面下側には、当該周面に沿って円弧状の凸部5が形成されており、該凸部5には、錠本体部2のシリンダー回転軸、サムターン部3のサムターン回転軸それぞれと互いに直交する方向に沿って錠止めピン4を挿入するためのピン孔5Aが穿設されている。この凸部5に対応して、前記両装着用孔部1A、1Bの開孔形状も円形開口縁部の上下対称位置に凹部6が形成されている。
また、図3乃至図5に示すように、ケーシング1の正面には、両装着用孔部1A、1Bに挿入された錠本体部2、サムターン部3それぞれの凸部5に形成された前記ピン孔5Aに対応して左右対称で上下一対となった合計4個のピン取付孔部7が穿設されている。
そして、図4または図5に示すように、これら合計4個のピン取付孔部7のうち左側にある上下一対のピン取付孔部7から、平板棒状の中央基部4Aの両側から丸棒状のアーム部4Bがそれぞれほぼ直角に折曲されて全体が略コ字形状となって形成されて成る錠止めピン4の当該両アーム部4Bを貫挿させ、ケーシング1の左側の錠本体部装着用孔部1Aに挿入されている錠本体部2の凸部5におけるピン孔5Aにそれぞれ差し込まれるようにしてある。
同様にして、合計4個のピン取付孔部7のうち右側にある上下一対のピン取付孔部7から、上記と同様に全体が略コ字形状となって形成されて成る錠止めピン4の両アーム部4Bを貫挿させて、ケーシング1の右側のサムターン部装着用孔部1Bに挿入されているサムターン部3の凸部5におけるピン孔5Aにそれぞれ差し込まれるようにしてある。
この錠止めピン4は、中央基部4Aに対して両アーム部4B先端側が互いに内側に向けて若干窄まったような形状を呈しており、両装着用孔部1A、1Bに挿入させる際には、両アーム部4Bを若干拡開させた状態を維持しながら押し込まれるようにしてある。これによって、ケーシング1に対する錠本体部2とサムターン部3との締着力を、錠止めピン4の窄まり方向へバネ付勢されている両アーム部4Bによって効率良く働かせるようにしている。
また、ケーシング1の正面には、錠止めピン4の中央基部4Aを上側から押え付けるためのラッチ用開口部を備えた蓋板8が、ネジ8Aによって着脱可能となるように取り付けられるものとしてある。すなわち、ケーシング1の正面には、合計4個のピン取付孔部7に跨って略H形状となるように、錠止めピン4の中央基部4Aの厚幅と略同じ深さの溝部9が形成され、該溝部9内に中央基部4Aが配置された状態で蓋板8が上側から被さるようにしてある。
次に、以上のように構成された最良の形態についての使用、組立、動作の一例について説明する。
先ず、ドア先端側に凹設形成した錠取付箇所にケーシング1を埋設しネジ止め等によって固定しておく。このケーシング1のドア外側に対応する左側面にある錠本体部装着用孔部1Aに錠本体部2を挿入する。そして、ケーシング1正面の左右対称で上下一対となった合計4個のピン取付孔部7のうち左側にある上下一対のピン取付孔部7からコ字形状の錠止めピン4の両アーム部4Bを貫挿させて、ケーシング1の左側の錠本体部装着用孔部1Aに挿入されている錠本体部2の凸部5におけるピン孔5Aに両アーム部4Bをそれぞれ差し込む。
同様にして、ケーシング1のドア内側に対応する右側面にあるサムターン部装着用孔部1Bにサムターン部3を挿入する。このときケーシング1内部の係合孔部1Cを介して錠本体部2のシリンダー回転軸、サムターン部3のサムターン回転軸それぞれが互いに連動連結される。そして、ケーシング1正面の左右対称で上下一対となった合計4個のピン取付孔部7のうち右側にある上下一対のピン取付孔部7からコ字形状の錠止めピン4の両アーム部4Bを貫挿させて、ケーシング1の右側のサムターン部装着用孔部1Bに挿入されているサムターン部3の凸部5におけるピン孔5Aに両アーム部4Bをそれぞれ差し込む。
最後に錠止めピン4の中央基部4Aを塞ぐようにケーシング1の正面に蓋板8を被せてネジ8Aによって固定することで、錠止めピン4を離脱不能な状態にしておくものである。
本考案を実施するための最良の形態を示す正面図である。 同じくケーシングに装着される錠取付構造の各ユニット部材を示すもので、(a)は錠本体部の背面図、(b)は錠本体部の側面図、(c)はサムターン部の背面図、(d)はサムターン部の側面図、(e)は錠止めピンの背面図、(f)は錠止めピンの側面図である。 同じくケーシングにサムターン部を取り付ける状態を示す分解正面図である。 同じくケーシングに錠止めピンと蓋板を取り付ける状態を示す分解側面図である。 同じくケーシングに錠本体部、サムターン部、錠止めピンそれぞれを取り付ける状態を示す分解斜視図である。
符号の説明
P ドア
K キー
L ラッチ
1 ケーシング
1A 錠本体部装着用孔部
1B サムターン部装着用孔部
1C 係合孔部
2 錠本体部
3 サムターン部
4 錠止めピン
4A 中央基部
4B アーム部
5 凸部
5A ピン孔
6 凹部
7 ピン取付孔部
8 蓋板
8A ネジ
9 溝部

Claims (3)

  1. ドア先端側に埋設固定するケーシングと、該ケーシングに対し着脱可能となるように装着される錠本体部およびサムターン部と、錠本体部およびサムターン部をケーシングに固定させる錠止めピンとを備えた錠取付構造であって、前記錠止めピンは、錠本体部、サムターン部それぞれの両端に有する一対のピン孔にケーシングを介して一体となって挿通されるようコ字形状に形成されていることを特徴とする錠取付構造。
  2. 前記錠止めピンは、平板棒状の中央基部と、該中央基部の両側から折曲突設された丸棒状のアーム部とによって形成され、中央基部に対して両アーム部先端側が互いに内側に向けて窄まるような形状を呈して成る請求項1記載の錠取付構造。
  3. ケーシングの正面には、錠止めピンの中央基部の厚幅と略同じ深さの溝部が形成され、両アーム部が挿入されて中央基部が該溝部内に配置された状態で蓋板がケーシングの上側から被さるようにしてある請求項1または2記載の錠取付構造。
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