JP3119646U - パペット電子楽器 - Google Patents
パペット電子楽器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3119646U JP3119646U JP2005004582U JP2005004582U JP3119646U JP 3119646 U JP3119646 U JP 3119646U JP 2005004582 U JP2005004582 U JP 2005004582U JP 2005004582 U JP2005004582 U JP 2005004582U JP 3119646 U JP3119646 U JP 3119646U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- puppet
- electronic musical
- musical instrument
- change
- doll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
【課題】 音楽の演奏をするときには、演奏者が演奏の合間に同じステージで演奏とは別の芸を披露することがある。このときに腹話術やコント等の他の芸にも利用出来る楽器を提供する。
【解決手段】 手で操作する人形であるパペットと電子楽器を一体化し、パペットとその周辺の物理量の連続的な変化を検出してその変化に応じて、出力音声の周波数または音量が変化するようにしたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 手で操作する人形であるパペットと電子楽器を一体化し、パペットとその周辺の物理量の連続的な変化を検出してその変化に応じて、出力音声の周波数または音量が変化するようにしたものである。
【選択図】 図1
Description
本考案は人形の形状をした電子楽器に関する。
従来の人形の形状をした電子楽器としては、マトリョミンというものがある。
これは可動部を持たない人形であるマトリョーシカの内部に、連続的に周波数の変わる電子楽器であるテルミンを組み込んだものであって、人形の形状をしていながら楽器としての機能を有するものであり、観客に演奏を聞かせる上で、視覚的な面白さのあるものである。
音楽の演奏をするときには、演奏者が演奏の合間に観客に話をしたり、同じステージで演奏とは別の芸を披露することが頻繁にある。
しかしながらマトリョミンでは外形が一切変化しないために、演奏以外の話や芸をするときには殆ど役に立つことがないという問題点があった。
本考案は、演奏者が演奏することに加えて人形の操作を様々に行い、観客により大きな楽しさを与えられるようにするために、形状の自由度の大きい手で操作する人形であるパペットと電子楽器を一体化したものである。
このことにより、パペットの動きや、パペット周辺のものの動きに応じて楽器から出る音を変化させることが出来るようになる。
例えば、パペットの口を開けると楽器の音が大きくなるようにすることで、観客にパペットが歌っているような感覚を与え、一層楽しい楽器にすることが出来る。その他にもパペットの手の動きや体の動きに応じて音を変化させることが出来る。
パペットの内部に力の検出手段を備え、その力検出手段から得られる信号により出力音声の周波数または音量が決定されるようにすることで、口の開閉等の動作検出以外でもパペットの外見上は楽器としての操作部分が見えない状態で演奏出来る。
力の検出手段としては、パペットの部材の微少な変形を歪みゲージや圧電素子を用いて検出することが出来る。パペット内部に風船状の感圧部を設け、加わる力を圧力に変換して圧力センサで検出することも出来る。
パペットと周囲の物体との位置関係の検出手段を用いて、この検出手段から得られる信号により出力音声の周波数または音量が決定させるようにすることも出来る。この方式の検出手段として人体と楽器の間の電気的な容量の変化を用いたのがテルミンであるが、検出手段は容量変化に限るものではない。
電子楽器を構成するには、出力音声の周波数または音量の操作部に加えて、電源部、音声信号発生部、信号増幅部、発音部等が必要であるが、これらはパペットに内蔵させても良い。
また、操作部で得られた演奏の信号をテレメータでパペットから送信し、これを受信したパペットとは別体の装置で信号の処理を行っても良い。
本パペット電子楽器に似たものとして、従来からパペットの内部にオルゴールや電子音の再生装置を組み込み、口をスイッチとした玩具があるが、これらは演奏者の意図に沿った高さの音を出したり、音の大きさを変えたりすることが出来ないので、メロディー楽器とも、リズム楽器とも言えないものであり、本考案とは本質的に異なるものである。
上述したように本考案の電子楽器は、演奏中の演奏者自身もより楽しく演奏できると同時に、観客にも視覚的に従来以上の楽しさを提供できる。
また、演奏者は演奏と併せて腹話術やコントを披露することが出来、ステージ上の芸を一層充実したものにすることで、多くの人々に従来以上の楽しさと喜びを提供できるものである。
パペットの口の開度を検出するセンサを配置し、このセンサの出力に比例した音程の変化か音量の変化が生じる電子楽器をパペットの内部に組み込む。
図1に、本パペット電子楽器を左手で操作している一例の断面図を示す。1はパペット。この例は口が開閉できるタイプで動作検出部2として口の開度のセンサを備えている。このセンサは例えばパペットの上顎と下顎の双方に電極を配置し、この二つの電極間の静電容量を測定することで達成できる。電極の代わりに二つのコイルを配置し、相互インダクタンスの変化を検出して口の開度を測定しても良い。
3は力検出部。この例では、パペットの右手の中に圧力を検出するセンサを備えている。この他にどのような物理量の変化を利用しても良い
4は制御回路部。2,3からの制御信号に応じた音声信号を発生する。5は増幅部。6は電源部。この例では乾電池を想定している。7は電気信号を音に変換するスピーカー。
演奏者は左手で口の開閉操作を行い、右手はパペットの右手を握る。右手の握力で音の高さを制御し、左手で操作する口の開度を通して音の大きさを制御する。音の高さと大きさの制御は左右の手で逆であっても良い。
図2は、本パペット電子楽器の信号系統ブロック図である。2,3,8の制御用信号検出部は最低限どれか一つがあれば良い。また、4,5,6,7は、パペット1の外部に図示しているが、これらの要素はパペットの内部に配置しても良い。
1 パペット
2 動作検出部
3 力検出部
4 制御部
5 増幅部
6 電源部(乾電池)
7 スピーカー
8 位置関係検出部
2 動作検出部
3 力検出部
4 制御部
5 増幅部
6 電源部(乾電池)
7 スピーカー
8 位置関係検出部
Claims (1)
- 人の手の操作で形状の変わる人形が、該人形と該人形周辺の物理量の連続的な変化を検出し得る電気的検出手段を有し、該電気的検出手段の出力信号の変化に応じて、出力音声の周波数または音量が変化することを特徴とする電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004582U JP3119646U (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | パペット電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004582U JP3119646U (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | パペット電子楽器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3119646U true JP3119646U (ja) | 2006-03-09 |
Family
ID=43469861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005004582U Expired - Fee Related JP3119646U (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | パペット電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3119646U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108136266A (zh) * | 2015-08-04 | 2018-06-08 | 卢瑟·甘瑟三世·奎克 | 掌中戏偶 |
WO2022145116A1 (ja) * | 2020-12-29 | 2022-07-07 | 三共理研株式会社 | 奏鳴玩具 |
-
2005
- 2005-05-23 JP JP2005004582U patent/JP3119646U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108136266A (zh) * | 2015-08-04 | 2018-06-08 | 卢瑟·甘瑟三世·奎克 | 掌中戏偶 |
JP2018525096A (ja) * | 2015-08-04 | 2018-09-06 | ルサー・ガンサー・クイック・ザ・サード | ダブ人形 |
CN108136266B (zh) * | 2015-08-04 | 2021-11-09 | 卢瑟·甘瑟三世·奎克 | 掌中戏偶 |
WO2022145116A1 (ja) * | 2020-12-29 | 2022-07-07 | 三共理研株式会社 | 奏鳴玩具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5920024A (en) | Apparatus and method for coupling sound to motion | |
US7842879B1 (en) | Touch sensitive impact controlled electronic signal transfer device | |
US20070155277A1 (en) | Mobile/portable and personal pre-recorded sound effects electronic amplifier device/gadget | |
CN102347020B (zh) | 乐音产生控制设备 | |
US10770046B2 (en) | Interactive percussive device for acoustic applications | |
WO2006037198A1 (en) | Portable electronic device for instrumental accompaniment and evaluation of sounds | |
US8237041B1 (en) | Systems and methods for a voice activated music controller with integrated controls for audio effects | |
CN111986639A (zh) | 一种电子打击旋律乐器 | |
US20170132995A1 (en) | Portable Amplification Unit | |
JP3119646U (ja) | パペット電子楽器 | |
CN204178696U (zh) | 带呼吸控制器的数码键盘乐器 | |
JP3621020B2 (ja) | 音楽反応型ロボットおよび発信装置 | |
CN206639579U (zh) | 一种智能乐器 | |
JP2003010558A (ja) | 音声出力玩具 | |
JP3118541U (ja) | 物理量音階変換電子楽器 | |
CN2803272Y (zh) | 脉搏测量型mp3 | |
US20110019863A1 (en) | Microphone-Shaped Speaker | |
KR102699665B1 (ko) | 장단 리듬 전자 악기 | |
KR20080085340A (ko) | 촉각 센서를 이용한 핑거탭 전자 악기 | |
CN216412665U (zh) | 一种乐器跟弹系统 | |
CN211654288U (zh) | 便携式吉他模拟装置 | |
JP6234196B2 (ja) | 電子ハンドベル装置及び電子ハンドベル装置セット | |
JP2004177910A (ja) | 通信カラオケ連動自動コード選択伴奏用ギター | |
JP2003091282A (ja) | 音楽に対する人間の応答動作を利用した音声信号処理装置 | |
CN207950639U (zh) | 一种玩具音乐手提包 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051124 |
|
A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072 Effective date: 20060207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |