JP3621020B2 - 音楽反応型ロボットおよび発信装置 - Google Patents

音楽反応型ロボットおよび発信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3621020B2
JP3621020B2 JP2000136717A JP2000136717A JP3621020B2 JP 3621020 B2 JP3621020 B2 JP 3621020B2 JP 2000136717 A JP2000136717 A JP 2000136717A JP 2000136717 A JP2000136717 A JP 2000136717A JP 3621020 B2 JP3621020 B2 JP 3621020B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
robot
music
motion
dance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000136717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001239485A (ja
Inventor
敏 岩城
彰 中山
保 町野
郁雄 北岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000136717A priority Critical patent/JP3621020B2/ja
Priority to US09/712,945 priority patent/US6947893B1/en
Publication of JP2001239485A publication Critical patent/JP2001239485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3621020B2 publication Critical patent/JP3621020B2/ja
Priority to US11/200,225 priority patent/US20060020467A1/en
Priority to US11/200,288 priority patent/US7657435B2/en
Priority to US12/372,735 priority patent/US7949519B2/en
Priority to US13/071,401 priority patent/US8635072B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術】
本発明は、発信側において、音楽や音声を音響信号として空間に送出し、受信側において、該音響信号に埋め込まれているロボット動作信号を抽出し、これによってロボットの動作を制御する技術およびその応用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
音楽に合わせて踊るロボット玩具は、従来から存在する。例えば、通常ダンシングフラワーと呼ばれる玩具は、見かけ上音楽に合わせて踊っているかのごとく見える。すなわち、音楽に対応して造花や人形が体を揺り動かす。
【0003】
これは、音楽などを、造花や人形に内蔵されたマイクロフォンで受けて電気信号に変換し、その振幅に対応してダンシングフラワー内のアクチュエータを駆動することにより造花や人形を運動させる構造に依っている。そのため、このようなものは、音楽のメロディーやリズムなどには関係なく、体を揺り動かすだけであり、ワンパターンの動作を単調に繰り返すだけであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ロボットの踊りというパフォーマンスを芸術的な領域まで高めるには、音楽のメロディーとリズムに代表される曲調に合わせ、きめ細かい体の動作、すなわち振りを指定する必要がある。
【0005】
従来このような要求に対しては、舞踊音楽とは別に、振りの情報を電波や有線等を用いてロボットに伝達する必要があった。従って、情報のチャンネルが2つ必要になり、その分だけ装置全体の構成が複雑化するという課題があった。このことは、音楽だけでは無く、人の言葉の意味に応じて、動作したり、音声を発するようなロボットを実現する場合にも同様であった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に鑑み、簡潔な構成の伝達手段によって、舞踊音楽や音声と同時にロボットを制御する情報を送信することが可能で、そのため、経済的に実現することが可能な音楽反応型ロボットあるいは音声反応型ロボットを実現することを目的としている。
【0007】
また、音声をロボットに直接伝えるのではなく、テレビ放送などを通じて、テレビ受像機からの音声出力によって伝えることにより、ロボットを動作させたり、音声を発声させたりすることの可能なロボットを実現することを目的とする。そして、このようなロボットにおいて、更に、テレビ放送などの視聴者がロボットを通じて自己の意思を放送局側にフィードバックすることのできるシステムの実現を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上述の課題は前記特許請求の範囲に記載した手段によって実現される。すなわち、請求項1の発明は、楽音信号(1)と該楽音信号(1)のリズムの各拍に対応する予め定められた舞踊動作パターンを表現する舞踊動作信号であるロボット動作信号(2)とをロボット動作信号(2)が楽音信号(1)より先行して送出されるように電気的に合成する信号合成手段と、該信号合成手段により生成された合成電気信号を外界に音響信号として出力する発信装置から出力された音響信号を受信して合成電気信号に変換する変換手段と、
【0009】
変換手段により得られた合成電気信号からロボット動作信号(2)を抽出する信号抽出手段とを備えた受信装置と、該受信装置の信号抽出手段で抽出されたロボット動作信号(2)を解読して機械動作信号に変換する制御装置を有し、該機械動作信号に従って動作する音楽反応型ロボットである。
なお、ロボット動作信号(2)は楽音信号(1)のテンポに同期した舞踊動作信号であり、発信側において、ロボット動作信号(2)を楽音信号(1)より先行させて送出するように構成したものである。舞踊動作信号は舞踊動作パターンを表現するように構成したものである。
【0010】
請求項2の発明は、前記請求項1記載の音楽反応型ロボットにおいて、受信装置の音響信号を電気信号に変換する手段はマイクロフォンであるように構成したものである。
【0011】
請求項3の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の音楽反応型ロボットにおいて、楽音信号(1)と、ロボット動作信号(2)とを、電気的に合成する手段として、データ・ハイディング技術を用いるように構成したものである。
【0012】
請求項4の発明は、前記請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の音楽反応型ロボットにおいて、ロボット動作信号(2)は楽音信号(1)のテンポに同期した舞踊動作信号であるように構成したものである。
【0013】
請求項5の発明は、前記請求項4記載の音楽反応型ロボットにおいて、舞踊動作信号は舞踊動作パターンを表現するコード信号であるように構成したものである。
【0014】
請求項6の発明は、前記請求項4又は請求項5に記載の音楽反応型ロボットにおいて、ロボット動作信号(2)は楽音信号(1)のテンポに同期した舞踊動作信号であり、発信側において、ロボット動作信号(2)を楽音信号(1)より先行させて送出するように構成したものである。
【0015】
請求項の発明は、前記請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の音楽反応型ロボットにおいて、楽音信号(1)は、MIDI信号であり、ロボット動作信号(2)は該楽音信号(1)に付随するMIDIイベント信号であるように構成したものである。
【0016】
請求項の発明は、音響信号を受信して合成電気信号に変換し、該合成電気信号からロボット動作信号(2)を抽出し、該ロボット動作信号(2)から変換された該機械動作信号に従って動作する音楽反応型ロボットに対し、前記音響信号を発信する発信装置であって、楽音信号(1)と該楽音信号(1)のリズムの各拍に対応する予め定められた舞踊動作パターンを表現する舞踊動作信号であるロボット動作信号(2)とをロボット動作信号(2)が楽音信号(1)より先行して送出されるように電気的に合成する信号合成手段と、該信号合成手段により生成された合成電気信号を外界に音響信号として出力する手段とを備えた発信装置である。
【0017】
請求項の発明は、前記請求項記載の発信装置において、合成電気信号を外界に音響信号として出力する手段はスピーカーであるように構成したものである。
【0018】
請求項の発明は、前記請求項5又は請求項6に記載の発信装置において、楽音信号(1)と、ロボット動作信号(2)とを、電気的に合成する手段として、データ・ハイディング技術を用いるように構成したものである。
【0019】
請求項の発明は、前記請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の発信装置において、楽音信号(1)は、MIDI信号であり、ロボット動作信号(2)は該楽音信号(1)に付随するMIDIイベント信号であるように構成したものである。
【0023】
上述のように、本発明においては、踊り用の楽音とその振りの情報を例えば、データハイディング技術(日経エレクトロニクス,No.683(1997),pp.99−162参照)を用いて一元化し、合成音として、これをスピーカーから流して、受信側ではマイクでその音を受け取り、振りの情報を抽出して、ロボット動作を制御させるものである。
【0024】
本発明は、また、楽音だけでは無くその他の音声、例えば人の声に2値信号を合成して合成電気信号を生成し、これをスピーカーから流して、受信側ではマイクでその音を受け取り、振りの情報を抽出して、ロボット動作を制御することもできる。
【0025】
そして、上記合成電気信号で、無線周波数の搬送波を変調してこれをアンテナから例えばテレビ電波として送出し、受信側では、これをテレビ受像機で、受信し、検波して合成電気信号を再生してスピーカーから流し、マイクでその音を受け取り、2値信号を抽出して解読し、その内容に応じてロボット動作を制御することもできる。
【0026】
更に、ロボットに、例えばタッチセンサやマイクロスイッチなどの簡単な入力手段を備え、テレビ受像機から放送される音声に応じて、視聴者がこの入力手段を用いて意思表示を行い、これが、放送局側で埋め込んだ2値信号と対応付けられて放送局側にフィードバックされ、放送局側でこれを集計して表示するようにしている。
【0027】
この系によれば、放送内容に対する視聴者の反応をリアルタイムで知ることができる。前記放送局側で埋め込む2値信号としては、放送局や番組の識別のためのID、視聴者の入力が放送内容のどの部分に対応するものであるかを識別するための情報などがある。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の第1の例を示す図であって、(a)は送信側、(b)は受信側を示している。この実施の形態の例は請求項1の発明に対応している。同図(a)において、数字符号1は楽音信号、2は舞踊動作信号、3は合成音電気信号を表している。
【0029】
また、4は合成装置、5は増幅器(図ではAMPと記載している)、6はスピーカー、7は合成音、8は人間を表している。同図(b)において、数字符号9はマイクロホン、10は抽出装置、11はロボット制御部、12はアクチュエータ指令信号、13は人型ロボット、14はロボットの動作機構部を表しており、その他の数字符号は(a)の場合と同様である。
【0030】
図1(b)に示す受信側の構成図では、各部を人型ロボット13と分離して描いているが、これら受信側の各構成部は人型ロボット13の体内に内蔵させたり、又は、人型ロボット13が乗る台(図示せず)の中に収容したりすることができることは言うまでもない。
【0031】
次に図1における信号の大まかな流れを説明する。まず、送信側では、楽音信号1と、伝達すべき該楽音信号1とは別の舞踊動作信号2とを、例えばデータハイディング技術を用いることにより、舞踊動作信号2の聴覚的存在を人間には知覚し得ない状態で電気的に合成し、増幅器5を通してスピーカー6から合成音として空中に放射する。
【0032】
この合成音を近傍の人間8は自分の耳で聴く。一方受信側では、放射された音をマイクロホン9で収音し、増幅器5を通して合成音電気信号3に変換する。この合成音電気信号3から舞踊動作信号2が抽出される。
【0033】
次にその舞踊動作信号2は、ロボット制御部に入力されてロボット内各アクチュエータ指令信号(または指令値)が生成され、その指令値に従って人型ロボットは動作を行う。その様子を周りの人間が目で見て、耳で舞踊音楽を聞くことにより、ロボットの舞踊パフォーマンスを楽しむことができるのである。
【0034】
次に、楽音(音楽)と振りを対応させる方法について説明する。すなわち、これは、楽音1と舞踊動作信号2の時系列的な対応関係を定義することである。ここでは一例として、図2における楽譜で表現される楽音を用いて、図1の人型ロボットを、図3の4つの舞踊動作パタンの組み合わせ舞踊させる場合について説明する。
【0035】
この曲のリズムは4ビートであるので、1小節当たり4つの舞踊動作を定義する場合を考えるものとする。第i小節の第j拍に対応する舞踊動作コードをCijと表現すれば、この曲の舞踊動作コードの流れ、すなわちコードシーケンスは第1小節より順に、C1112131421222324……のように表現される。
【0036】
次にロボットの舞踊動作の姿勢、すなわち舞踊動作パターンの例として、図3のような4つの姿勢A,B,C,Dを考える。すなわち、Aは両腕を上げた姿勢、Bは両腕を下げた姿勢、Cは右手をあげて左手を下げた姿勢、Dは左手をあげて右手を下げた姿勢である。
【0037】
以下では説明の簡略化のため、一例として、第2小節での動作について説明する。例えば、D,C,B,Aの順に踊らせたい場合には、“数1”のように設定すれば良い。
【0038】
【数1】
Figure 0003621020
【0039】
楽音1とこれらの舞踊動作コードは、合成装置で合成されるが、このとき、先に、本願発明者によって提案され、本願出願人によって出願された特願平11−329914号の技術を用いれば、容易に合成音電気信号を生成することができる。
【0040】
受信側では、上記“数1”と同一の舞踊動作コードが抽出され、ロボットコントローラはこのコードを順に受け取り、人型ロボットにこのコードに対応したアクチュエータ指令値を送る。なお、曲のテンポが相対的に速い場合、ロボット制御動作の遅れや伝送時間の遅れにより、振りが音楽に遅れて見えてしまう場合も考えられる。
【0041】
このような場合は、舞踊動作コードシーケンス全体を、音楽のテンポよりも早めに対応させた複合音を合成すれば良い。こうすることにより受信側では、音楽が流れているある時刻において、その時刻に対応すベき本来の動作パターンコードが、既にロボット制御部に伝達されているので、時間遅れの問題を生ずることなく、音楽に完全に同期したロボット舞踊動作が実現される。
【0042】
図4は本発明の実施の形態の合成装置の構成の例を示す図であって、数字符号1は楽音信号(この場合は音楽)、2は舞踊動作信号(ここでは舞踊動作コード)、3は合成音、15は音楽動作編集部、16はコード埋め込み処理部を表している。
【0043】
同図において、音楽1と舞踊動作コード2は、音楽動作編集部15において編集され、コード埋め込み処理部16で合成されて合成音電気信号3として出力される。以下、この合成装置の動作について4/4拍子の場合を例にとって説明する。
【0044】
Nを総小節数、また記号「;」、「{ }」は時系列を表すものとすると、楽音信号波形は“数2”のように表せる。
【0045】
【数2】
Figure 0003621020
【0046】
また、舞踊動作信号のベクトルは“数3”のように表せる。
【0047】
【数3】
Figure 0003621020
【0048】
更に、合成された楽音信号波形は“数4”のように表せる。
【0049】
【数4】
Figure 0003621020
【0050】
ijへのCijの合成信号波形を“数5”のように表記すると、
【0051】
【数5】
Figure 0003621020
【0052】
前記“数4”中の「mhyper(i)(t)」は“数6”のように表せる。
【0053】
【数6】
Figure 0003621020
【0054】
上記“数5”の生成方法は、図4のコード埋め込み処理部16によって実現される。そしてこの生成方法は、先にも述べた特願平11−329914号にも詳細に述べられている。
【0055】
“数2”で示した楽音信号波形Morg (t)と“数3”で示した舞踊動作信号ベクトルとから“数4”で示した合成された楽音信号波形Mhyper (t)を求める処理を「処理1」とすると、その論理は図5に示す流れ図のようになる。同図中の(S−1)〜(S−9)の表示は、処理のステップを表すもので、下記説明中の同じ表示と対応している。
【0056】
同図において、先ず、iを初期値1に設定する(S−1)。次にjを初期値1に設定する(S−2)。Pij(t)へのCijの合成信号波形を生成する(S−3)。jが4を越えたか否かを調べる(S−4)。若しjが4より小さければjに“1”を加算して(S−3)の処理に戻る(S−5)。
【0057】
次に、iがNを越えたか否かを調べる(S−6)。若しiがNより小さければiに“1”を加算して(S−2)の処理に戻る(S−7)。そしてMhyper (t)を出力して(S−8)処理を終了する。または、(S−9)に示すように、1小節ごとにmhyper(i)(t) を出力することも可能であり、そうすることにより、埋め込みと送出を実時間で行える。
【0058】
図6は本発明の受信側の構成の例を示す図であって、抽出装置、ロボット制御部、ロボットの機械動作部の一部を含む構成を示している。同図において、数字符号2は舞踊動作信号(この場合は舞踊動作コード)、3は合成音電気信号、5は増幅器(図では略号にてAMPと表示)、7は合成音、9はマイクロホン、10は抽出装置、19は舞踊動作コード/関節角度変換部を表している。
【0059】
また、20は音楽テンポ取得部、21は音楽テンポ信号、22−1はθ目標値信号、22−2はθ目標値信号、23−1はモータ1の回転角サーボ機構、23−2はモータ2の回転角サーボ機構、24−1はモータ1、24−2はモータ2、25−1、25−2はモータ駆動電流、13は人型ロボット、14はロボット動作機構部、26−1は人型ロボット13の右腕角度(θ)、26−2は人型ロボット13の左腕角度(θ)を表している。
【0060】
同図において、送信側からの合成音は、マイクロホン9で集音され、増幅器5で増幅されて、その出力である合成音電気信号3が抽出装置10に入力される。また、該合成音電気信号3は音楽テンポ取得部21にも入力される。抽出装置10は、合成音電気信号3から舞踊動作コード2を抽出して出力する。
【0061】
音楽テンポ取得部20は合成音電気信号3から音楽テンポ信号21を生成して出力する。舞踊動作コード/関節角度変換部19は、舞踊動作コード2からθ目標値信号22−1、θ目標値信号22−2を生成して、音楽テンポ信号21に同期して出力する。
【0062】
上記θは同図中に示した人型ロボット13の右腕角度26−1であり、θは同図中に示した人型ロボット13の左腕角度26−2である。モータ1の回転角サーボ機構23−1は、上記θの目標値信号22−1を受けてモータ1(24−1)の回転角を制御する。モータ2の回転角サーボ機構23−2は、上記θの目標値信号22−2を受けてモータ2(24−2)の回転角を制御する。
【0063】
前記ロボット動作機構部14は、主として上述のモータ1の回転角サーボ機構23−1、モータ2の回転角サーボ機構23−2、モータ1(24−1)、モータ2(24−2)によって構成される機械的動作部である。
【0064】
以上説明した実施の形態の例では、送信側でスピーカーにより送出した合成音を受信側でマイクロホンで受けて、その合成音電気信号から人型ロボットの動作信号を抽出する例について述べているが、送信側から有線伝送路を用いて受信側に合成音電気信号を転送し、受信側で該合成音電気信号から人型ロボットの動作信号を抽出するするようにしても目的を達成できるものであることは言うまでもない。
【0065】
図7は本発明の実施の形態の第2の例を説明する図である。この例は合成音をテレビ放送を通じて伝送する例である。同図において、数字符号30はテレビ受像機、31はテレビの画面、32はテレビの画面上のタレントの顔、33はテレビ受像機から出力される音声、35はロボット、36はロボットから出力される音声、37はロボットの動作を表している。
【0066】
図8は、図7に示したロボットの機能ブロック図であって、数字符号41はマイクロホン、42は情報抽出装置、43は運動制御装置、44はロボット動作コマンド対応表、45は駆動機構、46は音声制御装置、47はロボットセリフコマンド対応表、48はスピーカーを表している。図7、図8は請求項9の発明に対応する。
【0067】
以下、これらの図に基づいて、本発明の実施の形態の第2の例について説明する。この場合のテレビ受像機から出力される音声33は、テレビに登場するタレントの声であり、「元気ですか」という自然言語である。このテレビ受像機から出力される音声33は、実は合成音電気信号であり、この「元気ですか」という自然言語には、元々のタレントの声(情報1)にロボットの制御信号(情報2)が埋め込まれている。
【0068】
そして、テレビ受像機から出力される音声33のタレントの言葉にあたかも応えるような言葉と動作の情報を情報2として、情報1に埋め込み、ロボットに伝えるのである。この例では、情報2は「元気だよ」という言葉情報と「右手を振る」という動作情報とする。
【0069】
ロボットには、予め表1に示すような「コマンドと動作の対応表」と、表2に示すような「コマンドとセリフの対応表」、が準備されている。すなわち、表1は、コマンドを示す記号“A”または“B”によってロボットがどのような動作をするかを示す対応表である。表2は、コマンドを示す記号“0”または“1”によってロボットがどのような発声をするかを示す対応表である。これらの対応表は実際にはロボット内にテーブルとして記憶されている。
【0070】
【表1】
Figure 0003621020
【0071】
【表2】
Figure 0003621020
【0072】
上の例の場合のようにロボットに「元気だよ」という発声と「右手を振る」という動作を行わせる場合には、放送局側で、タレントの「元気ですか」という声の中に、情報2を“A”“0”として埋め込んで放送する。受信側では、テレビ受像機30でこれを受信し、タレントの「元気ですか」という音声を出力する。
【0073】
ロボット35は、この音声出力をマイクロフォン41で受けてこれを合成音電気信号として出力する。情報抽出装置42では、この合成音電気信号に埋め込まれている2値信号を抽出し、運動制御装置43と音声制御装置46に渡す。運動制御装置43では該2値信号から“A”または“B”が検出されたら、これに基づいてロボット動作コマンド対応表44をサーチして動作の内容(この場合の動作は「右手を振る」)を知り、当該動作に対応する信号を駆動機構45に渡す。駆動機構45はこれに基づいてロボットの「右手を振る」動作を行う。
【0074】
音声制御装置46では該2値信号から“0”または“1”が検出されたら、これに基づいてロボットセリフコマンド対応表47をサーチして発声する音声の内容を知り、該当する音声を合成してスピーカーから音声信号として出力する。別の例として、ロボットに「元気だよ」と共に左手を振らせたい場合には、情報2を“B”“0”とすれば良い。
【0075】
上記記述では、表2が予めロボットに登録されていることとして説明しているが、これとは別に、このような表を用いずに、セリフテキストを直接情報2として埋め込む方法も有り得る。上の例では、情報2として“A”“GENKIDAYO”とすれば良い。この場合、ロボットは“GENKIDAYO”を抽出した後、音声合成により「元気だよ」と発音させる。
【0076】
図9は本発明の実施の形態の第3の例を説明する図である。同図において、数字符号30〜32,35,37は図7と同様であり、34はテレビ受像機から出力される音声、38はロボットから出力される音声39a,39bはタッチセンサを表している。図10は、図9に示したロボットの機能ブロック図であって、数字符号41〜48は図8と同様であり、49は入力装置、50は制御装置、51は通信制御装置を表している。
【0077】
図11は通信・放送融合システムを実現するための、放送とネットワークの関係を示すブロック図であって、数字符号52はロボット、53はネットワーク、54は通信制御装置、55は集計装置、56は表示装置、57は出演者、58は放送設備、59はテレビ受像機を表している。
【0078】
以下これらの図を参照して本発明の実施の形態の第3の例について説明する。この例において、情報1は、TVに登場するタレントの声であり、「この意見に賛成の人、右手を押して、反対の人、左手を押して」という自然言語である。このタレントの言葉にあたかも応えるような言葉と動作の情報を情報2として、情報1に埋め込んで、ロボットに伝えるのである。この例では、情報2は「どっち」という言葉情報と両手を振る動作情報とする。
【0079】
ロボットには、予め表3、表4のデータが準備されている。表3は、ロボット動作コマンドとその記号の対応表である。表4は、ロボットセリフコマンドとその記号の対応表である。この例のように、ロボットに「どっち」という言葉を発声させ、両手を振る動作を行わせるには、情報2を「A」「0」とすれば良い。これらの対応表は実際にはロボット内にテーブルとして記憶されていることは先に述べたとおりである。
【0080】
【表3】
Figure 0003621020
【0081】
【表4】
Figure 0003621020
【0082】
別の例として、ロボットに「こんにちは」と発声させると共に挨拶をさせたい場合には、情報2を「B」「1」とすれば良い。上の例では、表4が予めロボットに登録されている場合であるが、これとは別に、このような表を用いずに、セリフテキストを直接情報2として埋め込む方法も有り得る。、上の例では、情報2として「A」『DOCCHI]とすれば良い。
【0083】
この場合、ロボットは[DOCCHI」を抽出した後、音声合成により「どっち」と発音させるようにすれば良い。その後、ロボットは、両手に設けられたタッチセンサ39a,39b(機能ブロック図では入力装置49)の入力を受け付けるようになる。視聴者は、番組の内容に併せて、ロボットの右手、もしくは左手のタッチセンサ39aあるいは39bを押す。
【0084】
その入力は、制御装置50によって、情報抽出装置42の出力の一部の情報と対応付けが成されて通信制御装置51を経て、ネットワーク53に送出される。前記情報抽出装置42の出力の一部の情報とは、ネットワークのアドレス(電話番号など)および放送局や、番組あるいは、該当する出演者の言葉などを識別することのできる情報である。すなわち、視聴者の入力が放送のどの部分に対して行われたかを判断するための情報である。
【0085】
このようにして、多くの視聴者から入力されてネットワーク53に送出された情報は、集計装置55にて集計され、表示装置56にその結果が表示される。テレビ番組の出演者57や、テレビ番組の担当者などは、表示装置56に提示された数値を見て、視聴者とのコミュニケーションを図ることができる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、信号を伝送する手段として可聴音信号を用いるので発信手段はスピーカーを用いれば良く、また、受信側はマイクでこれを受信すれば良いので、無線装置あるいは、赤外線送受信装置等の音以外のメディアによる通信手段は不必要であり、装置を簡潔なものとすることができる。
【0087】
従って、特別な発信装置が無くてもスピーカーで音を出すだけで、予めプログラムされた木目細かい舞踊を行う舞踊ロボットが実現することができる。また、一度複合音を合成し録音すれば、ラジオ、テレビ、テープレコーダ、CDプレイヤーなど様々な音楽再生装置が、そのまま送信装置として利用可能である。
【0088】
そしてそれらのコンテンツは、放送、インターネット等の公衆網を使って配信が可能であるし、その際、合成音電気信号にMP3等の圧縮技術を適用することもできる。CDやMD等のメディアを使って物理的な流通も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を示す図である。
【図2】楽音信号と舞踊動作コードと楽譜の時系列的な関係の例を示す図である。
【図3】ロボットの舞踊動作の姿勢とそれに対応する舞踊動作コードを示す図である。
【図4】本発明の合成装置の構成の例を示す図である。
【図5】本発明の合成装置の処理の例を示す流れ図である。
【図6】本発明の受信側の構成の例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の第2の例を説明する図である。
【図8】ロボットの機能ブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態の第3の例を説明する図である。
【図10】ロボットの機能ブロック図である。
【図11】通信・放送融合システムを実現するための、放送とネットワークの関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 楽音信号
2 舞踊動作信号
3 合成音電気信号
4 合成装置
5 増幅器
6 スピーカー
7 合成音
8 人間
9 マイクロホン
10 抽出装置
11 ロボット制御部
12 アクチュエータ指令信号
13 人型ロボット
14 ロボット動作機構部
15 音楽動作編集部
16 コード埋め込み処理部
19 舞踊動作コード/関節角度変換部
20 音楽テンポ取得部
21 音楽テンポ信号
22−1 θ目標値信号
22−2 θ目標値信号
23−1 モータ1の回転角サーボ機構
23−2 モータ2の回転角サーボ機構
24−1 モータ1
24−2 モータ2
25−1 モータ1駆動電流
25−2 モータ2駆動電流
26−1 人型ロボット13の右腕角度(θ
26−2 人型ロボット13の左腕角度(θ
30 テレビ受像機
31 テレビの画面
32 テレビの画面上のタレントの顔
33,34 テレビ受像機から出力される音声
35 ロボット
36,38 ロボットから出力される音声
37 ロボットの動作
39a,39b タッチセンサー
41 マイクロホン
42 情報抽出装置
43 運動制御装置
44 ロボット動作コマンド対応表
45 駆動機構
46 音声制御装置
47 ロボットセリフコマンド対応表
48 スピーカー
49 入力装置
50 制御装置
51 通信制御装置
52 ロボット
53 ネットワーク
54 通信制御装置
55 集計装置
56 表示装置
57 出演者
58 放送設備
59 テレビ受像機

Claims (8)

  1. 楽音信号(1)と該楽音信号(1)のリズムの各拍に対応する予め定められた舞踊動作パターンを表現する舞踊動作信号であるロボット動作信号(2)とをロボット動作信号(2)が楽音信号(1)より先行して送出されるように電気的に合成する信号合成手段により生成された合成電気信号を外界に音響信号として出力する発信装置から出力された音響信号を受信して合成電気信号に変換する変換手段と、
    該変換手段により得られた合成電気信号からロボット動作信号(2)を抽出する信号抽出手段とを備えた受信装置と、
    受信装置の信号抽出手段で抽出されたロボット動作信号(2)を機械動作信号に変換する制御装置を有し、
    該機械動作信号に従って動作することを特徴とする音楽反応型ロボット。
  2. 信装置の音響信号を電気信号に変換する手段はマイクロフォンである請求項1記載の音楽反応型ロボット。
  3. 楽音信号(1)とロボット動作信号(2)とを電気的に合成する手段として、データ・ハイディング技術を用いる請求項1又は請求項2に記載の音楽反応型ロボット。
  4. 楽音信号(1)はMIDI信号であり、ロボット動作信号(2)は該楽音信号(1)に付随するMIDIイベント信号である請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の音楽反応型ロボット。
  5. 音響信号を受信して合成電気信号に変換し、該合成電気信号からロボット動作信号(2)を抽出し、該ロボット動作信号(2)から変換された該機械動作信号に従って動作する音楽反応型ロボットに対し、前記音響信号を発信する発信装置であって、
    楽音信号(1)と該楽音信号(1)のリズムの各拍に対応する予め定められた舞踊動作パターンを表現する舞踊動作信号であるロボット動作信号(2)とをロボット動作信号(2)が楽音信号(1)より先行して送出されるように電気的に合成する信号合成手段と、
    該信号合成手段により生成された合成電気信号を外界に音響信号として出力する手段とを備えた発信装置。
  6. 合成電気信号を外界に音響信号として出力する手段はスピーカーである請求項5に記載の発信装置。
  7. 楽音信号(1)とロボット動作信号(2)とを電気的に合成する手段として、データ・ハイディング技術を用いる請求項5又は請求項6に記載の発信装置。
  8. 楽音信号(1)はMIDI信号であり、ロボット動作信号(2)は該楽音信号(1)に付随するMIDIイベント信号である請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の発信装置。
JP2000136717A 1999-11-19 2000-05-10 音楽反応型ロボットおよび発信装置 Expired - Fee Related JP3621020B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000136717A JP3621020B2 (ja) 1999-12-24 2000-05-10 音楽反応型ロボットおよび発信装置
US09/712,945 US6947893B1 (en) 1999-11-19 2000-11-16 Acoustic signal transmission with insertion signal for machine control
US11/200,225 US20060020467A1 (en) 1999-11-19 2005-08-08 Acoustic signal transmission method and acoustic signal transmission apparatus
US11/200,288 US7657435B2 (en) 1999-11-19 2005-08-08 Acoustic signal transmission method and apparatus with insertion signal
US12/372,735 US7949519B2 (en) 1999-11-19 2009-02-17 Information communication apparatus, transmission apparatus and receiving apparatus
US13/071,401 US8635072B2 (en) 1999-11-19 2011-03-24 Information communication using majority logic for machine control signals extracted from audible sound signals

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-366345 1999-12-24
JP36634599 1999-12-24
JP2000136717A JP3621020B2 (ja) 1999-12-24 2000-05-10 音楽反応型ロボットおよび発信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001239485A JP2001239485A (ja) 2001-09-04
JP3621020B2 true JP3621020B2 (ja) 2005-02-16

Family

ID=26581779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000136717A Expired - Fee Related JP3621020B2 (ja) 1999-11-19 2000-05-10 音楽反応型ロボットおよび発信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3621020B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3632644B2 (ja) 2001-10-04 2005-03-23 ヤマハ株式会社 ロボット、および、ロボットの動作パターン制御プログラム
FR2839176A1 (fr) * 2002-04-30 2003-10-31 Koninkl Philips Electronics Nv Systeme d'animation pour robot comprenant un ensemble de pieces mobiles
JP4537982B2 (ja) * 2006-08-10 2010-09-08 株式会社バンダイ 運動体制御システム、運動体及びそのプログラム
JP5494314B2 (ja) * 2010-07-16 2014-05-14 日産自動車株式会社 生産設備制御システムおよび生産設備制御方法
JP5561263B2 (ja) * 2011-09-26 2014-07-30 ヤマハ株式会社 楽音再生装置及びプログラム
JP5747974B2 (ja) * 2013-11-08 2015-07-15 ヤマハ株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP6616231B2 (ja) * 2016-04-25 2019-12-04 株式会社Soken 動作制御装置
JP6457478B2 (ja) 2016-12-27 2019-01-23 ファナック株式会社 産業用ロボット制御装置
JP7343268B2 (ja) * 2018-04-24 2023-09-12 培雄 唐沢 任意信号挿入方法及び任意信号挿入システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001239485A (ja) 2001-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5270480A (en) Toy acting in response to a MIDI signal
JP4595555B2 (ja) コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法
US5636994A (en) Interactive computer controlled doll
JP4779264B2 (ja) 移動通信端末、楽音生成システム、楽音生成装置および楽音情報提供方法
US7949519B2 (en) Information communication apparatus, transmission apparatus and receiving apparatus
JP4247626B2 (ja) 再生装置および再生方法
WO2014169700A1 (zh) 一种电子乐器、音乐演奏方法
CN101983403A (zh) 演奏相关信息输出装置、具有演奏相关信息输出装置的系统、以及电子乐器
CN101693371A (zh) 跟踪音乐节拍跳舞的机器人
JP2006323161A (ja) 音響信号への制御コード埋込装置、および音響信号を用いた時系列駆動装置の制御システム
JP3621020B2 (ja) 音楽反応型ロボットおよび発信装置
TW201434600A (zh) 具有可因應不同聲音信號產生相對應肢體動作之機器人
CN102172433A (zh) 通过超声波控制的电动玩具及其控制方法
CN106465008A (zh) 终端混音系统和播放方法
CN104378695A (zh) 卡拉ok互动节拍特效系统
JP7095767B2 (ja) 信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータプログラム
KR20080075275A (ko) 음악에 따라 춤을 추는 로봇
JP2006114174A (ja) コンテンツ再生方法およびコンテンツ再生装置
TWI402784B (zh) Music detection system based on motion detection, its control method, computer program products and computer readable recording media
US20200164522A1 (en) Mobile terminal and music play-back system comprising mobile terminal
JP2003010558A (ja) 音声出力玩具
JP5486941B2 (ja) 聴衆に唱和をうながす気分を楽しむカラオケ装置
JP4531916B2 (ja) 情報提供システム及び発声人形
JP4983012B2 (ja) 楽曲再生において立体音響効果を付加する装置およびプログラム
CN113450748A (zh) 一种基于midi技术的电子口哨

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3621020

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees