JP3119535U

JP3119535U - 靴の中敷用指圧器

Info

Publication number: JP3119535U
Application number: JP2005010464U
Authority: JP
Inventors: 中本義範
Original assignee: Tech Corp Co Ltd
Current assignee: Tech Corp Co Ltd
Priority date: 2005-12-09
Filing date: 2005-12-09
Publication date: 2006-03-02
Anticipated expiration: 2009-02-17

Abstract

【課題】この考案は、歩行中でも足の裏を指圧することが出来、しかも、靴内が衛生的であり、又、必要とする箇所に指圧駒を着脱自在に設ける事が出来、且つ、ストッキングや靴下等を損傷する事のない靴の中敷用指圧器を開発・提供するものである。
【解決手段】よもぎを原料の一部として使用した、やや軟質な素材で形成した中敷材を設け、該中敷材には、規則正しく無数の小穴を形成し、且つ、該小穴と小穴の中間部表面側には、小穴と交互に規則正しく無数の半球状の突起部を設け、且つ、裏面側には、所定間隔空けた複数の円筒上の突起部を設け、且つ、該小穴には、磁性体を素材とし、突起した頭部と、該頭部には、前記小穴に適合する係合片を有する指圧駒を、一又は複数裏面側から嵌挿して設けた靴の中敷用指圧器である。
【選択図】図１

Description

この考案は、靴の中敷用指圧器に関するものである。

従来、靴が足に比べて大きい場合に、靴の中敷きは、靴内に入れて調整したり、或いは、靴の中底が汚れている場合に、この中敷きを入れて、靴内を見た目に美麗にカムフラージュする為に使用されるものである。

そして、一方、左右の足の裏には、ツボと称される身体の内臓等をはじめ、各部位の神経が、対称的にそれぞれ集中しており、この各ツボを指圧する事により、各部位を刺激して治療が出来るものである。

しかし、治療をするには、足の裏を常に手の指で押圧する事が必要であり、家庭等で寛いでいる場合にしか、出来なかった。

ところで、最近では、歩行中でも足の裏を指圧する事の出来る靴の中敷用指圧器が市場に出回っているが、それらはストッキングや靴下を履いて使用した場合、中敷材と中敷材の穴部に嵌挿して設けた指圧駒の頭部間にストッキングや靴下が喰い込んだり、挟まったりして損傷する為、苦情が出ている。例えば、特許文献１のように。
実開平２−１４７００７号公報

そこで、この考案は、これらの欠点を除去する為に、発明されたものであり、歩行中でも足の裏を指圧することが出来、しかも、靴内が衛生的であり、又、必要とする箇所に指圧駒を着脱自在に設ける事が出来、且つ、ストッキングや靴下等を損傷する事のない靴の中敷用指圧器を開発・提供するものである。

そこで、この課題を解決する為の手段として、よもぎを原料の一部として使用した、やや軟質な素材で形成した中敷材を設け、該中敷材には、規則正しく無数の小穴を形成し、且つ、該小穴と小穴の中間部表面側には、小穴と交互に規則正しく無数の半球状の突起部を設け、且つ、中敷材の裏面側には、所定間隔空けた複数の円柱状の突起部を設け、且つ、該小穴には、磁性体を素材とし、突起した頭部と、該頭部には、前記小穴に適合する係合片を有する指圧駒を、一又は複数裏面側から嵌挿して設けた靴の中敷用指圧器である。

この考案によると、よもぎを原料の一部として使用した、やや軟質な素材で形成した中敷材（１）を設け、該中敷材（１）には、規則正しく無数の小穴（１ａ）を形成し、且つ、該小穴（１ａ）と小穴（１ａ）の中間部表面側には、小穴（１ａ）と交互に規則正しく無数の半球状の突起部（１ｂ）を設け、且つ、中敷材（１）裏面側には、所定間隔（Ｐ）空けた複数の円筒上の突起部（１ｃ）を設け、且つ、該小穴（１ａ）には、磁性体を素材とし、突起した頭部（２ｂ）と、該頭部には、前記小穴（１ａ）に適合する係合片（２ａ）を有する指圧駒（２）を、一又は複数裏面側から嵌挿して設けた事により、使用者が必要とする箇所に指圧駒（２）を着脱自在に設ける事が出来、且つ、ストッキングや靴下等の損傷を防止出来、且つ、抗菌作用があり、靴内での汗の臭い等も防止出来る等、極めて有益なる効果を奏するものである。

次に、この考案の好適な一実施例を図１〜図４に基づいて説明すると、靴の中敷において、よもぎを原料の一部として使用した、やや軟質な素材で形成した中敷材（１）を設け、該中敷材（１）には、規則正しく無数の小穴（１ａ）を形成し、且つ、該小穴（１ａ）と小穴（１ａ）の中間部表面側には、小穴（１ａ）と交互に規則正しく無数の半球状の突起部（１ｂ）を設け、且つ、中敷材（１）の裏面側には、所定間隔（Ｐ）空けた複数の円柱状の突起部（１ｃ）を設け、且つ、該小穴（１ａ）には、磁性体を素材とし、突起した頭部（２ｂ）と、該頭部には、前記小穴（１ａ）に適合する係合片（２ａ）を有する指圧駒（２）を、一又は複数裏面側から嵌挿して設けた事を特徴とする靴の中敷用指圧器から構成されるものである。

又、指圧駒（２）の素材は、磁性体で構成してもよく、その高さ・大きさについては、特に限定しない。

又、中敷材（１）の表面側ほぼ全面には、小穴（１ａ）と交互して半球状の突起部（１ｂ）を設け、足の裏のツボを刺激すると同時に、足の表面と中敷材（１）の表面間に隙間を設ける事で通気性を良くし、蒸れを解消する。

更に、中敷材（１）の裏面側ほぼ全面には、所定間隔（Ｐ）空けた複数の円柱状の突起部（１ｃ）を設け、前記同様通気性を良くし、且つ、指圧駒（２）等を裏面から嵌挿した際の凹凸による不安定感を無くし、安定した歩行が出来る様、配慮したものである。

この考案の一実施例を示す、平面図である。この考案の一実施例を示す、裏面図である。この考案の一実施例を示す、（Ａ）は図１のａ−ａ断面図で、（Ｂ）は図１のｂ−ｂ断面図である。この考案の一実施例を示す、図３（Ａ）のａ部拡大詳細図である。従来例を示す、指圧駒の取付部拡大詳細図である。

符号の説明

１中敷材
１ａ小穴
１ｂ半球状の突起部
１ｃ円柱状の突起部
２指圧駒
２ａ指圧駒の係合片
２ｂ指圧駒の頭部
３従来品の指圧駒
Ｐ円柱状の突起部の所定間隔

Claims

やや軟質な素材で形成した靴の中敷材において、該中敷材（１）の原料を、一部よもぎとし、該中敷材（１）には、規則正しく無数の小穴（１ａ）を形成し、且つ、該小穴（１ａ）と小穴（１ａ）の中間部表面側には、小穴（１ａ）と交互に規則正しく無数の半球状の突起部（１ｂ）を設け、且つ、中敷材（１）の裏面側には、所定間隔（Ｐ）空けた複数の円柱状の突起部（１ｃ）を設け、且つ、該小穴（１ａ）には、磁性体を素材とし、突起した頭部（２ｂ）と、該頭部には、前記小穴（１ａ）に適合する係合片（２ａ）を有する指圧駒（２）を、一又は複数裏面側から嵌挿して設けたことを特徴とする靴の中敷用指圧器。