JP3119444B2 - ぶれ補正機能を備えた撮像装置 - Google Patents

ぶれ補正機能を備えた撮像装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ぶれ補正機能を備
えたビデオカメラ等の撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラは、近年、小型・軽量化、
および高倍率、多機能化に伴って、その普及は目覚まし
いものがある。
【0003】上述のビデオカメラでは、撮影に関する機
能の殆どが自動化されているため、ビデオカメラ自体の
機能に起因する撮影の失敗は極めて少なくっている。
【0004】ところで、ビデオカメラで最も多用する手
持ちの体勢では、画面は必ずぶれているといって過言で
はなく、このような画面ぶれによる画質低下とともに、
ビデオ酔いなどの不快な状況が近年問題とされている。
【0005】上述の画面ぶれを解決する手段として、従
来からジャイロ機構を利用した画像安定化装置がある。
【0006】この装置では、レンズ鏡筒系をジャイロ機
構により可動させ安定した像を得るもので、この装置で
は、カメラ本体が大型化されるとともに重量が増大する
という問題がある。
【0007】そこで近年では、撮影光学系の光軸をカメ
ラの振れに応じて偏心させることにより光学像を撮像素
子の所定の結像面上に位置させる可変頂角プリズムなど
の光軸偏心手段から構成される像ぶれ補正手段を備えた
撮像装置が開発されている。
【0008】上述の可変頂角プリズムは、2枚の透明板
に挟持された蛇腹を有するアコーディオン状の容器の内
部に、一定の屈折率を持った液体を封入した構成とされ
ている。そして、被写体側の透明板を磁気回路からなる
駆動機構により傾動制御することにより撮影光軸を偏心
させる。
【0009】このように上述の装置では、可変頂角プリ
ズムにより光軸を偏心させるので、レンズ鏡筒系を可動
させる必要がなく、カメラ本体の大型化、重量の増大化
を最小限とすることができ、像ぶれを有効に防止した良
好な画像を得ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の撮像
装置では、可変頂角プリズムの透明板を磁気回路からな
る駆動機構により傾動させることにより像ぶれ補正を行
うため、通常の撮影モードに較べ消費電力が増大するた
め、効率的なバッテリーセービングを行うことが要望さ
れている。
【0011】本発明は、上述した従来の課題を解決する
ためのもので、撮像装置のモードに応じて像ぶれ補正を
有効に行うことができ、効率的なバッテリーセービング
を有効に行うことのできる、ぶれ補正機能を有する撮像
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、その特徴とするところ
は、結像面上の光学像を画像信号に変換し出力する撮像
手段と、前記撮像手段より出力された画像信号を記録す
るとともに、その記録信号の再生を行う記録再生手段
と、前記撮像手段より出力された画像信号をモニタへと
供給して表示する画像出力手段と、ぶれを検出するぶれ
検出手段と、前記ぶれ検出手段の出力に基づいて、前記
ぶれによる画像の動きを補正するぶれ補正手段と、前記
撮像手段より出力された画像信号を前記記録再生手段に
より記録するとともに、前記画像出力手段によって前記
画像信号を前記モニタに表示している状態では、前記ぶ
れ補正手段によるぶれ補正動作を可能とし、前記記録再
生手段により再生動作が行われているときは、前記ぶれ
補正手段によるぶれ補正動作を停止する制御手段とを備
えた撮像装置にある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の撮像装置を説明
するためのブロック図である。
【0015】同図において、1は光軸偏心手段である可
変頂角プリズム(VAP:Variable Angl
e Prism)、2は撮像光学系でフォーカシングレ
ンズを含む撮像レンズ2aと絞り2bを有する。撮像レ
ンズ2aはフォーカス駆動回路3により駆動制御される
とともに、絞り2bはアイリス駆動回路4a、アイリス
制御回路4bにより撮像光学系の入射光量が制御される
よう駆動される。
【0016】5は撮像光学系2によって結像面に結像さ
れた被写体像を光電変換して撮像信号に変換する撮像手
段としての撮像素子であるCCD、6はCCD5から図
示を省略したプリアンプにより増幅され出力された映像
信号にガンマ補正、ブランキング処理、同期信号の付加
等、所定の処理を施して規格化された標準テレビジョン
信号に変換し、ビデオ出力端子より出力するカメラプロ
セス回路である(このカメラプロセス回路は撮像素子5
とともに撮像手段を構成する)。カメラプロセス回路6
から出力されるテレビジョン信号は図示を省略した記録
再生手段としてのビデオレコーダ部へ出力されるととも
に、電子ビューファインダ等のモニタ7に供給される
(画像出力手段)。
【0017】8はCCD5から出力された映像信号中か
ら被写体像のボケ幅(被写体像のエッジ部分の幅)を検
出するボケ幅検出回路で、合焦状態に近付く程被写体の
ボケ幅が小さくなる性質を利用して合焦検出を行うもの
である。
【0018】9はシステム全体の制御を司るたとえばマ
イクロコンピュータにより構成される制御手段としての
制御回路で、I/Oポート、A/Dコンバータ、RO
M、RAMから構成される。この制御回路9には、上述
のボケ幅検出回路8から出力されるボケ幅情報および図
示を省略したバンドパスフィルタからの高周波成分のピ
ーク値情報を取り込み、映像の1フィールド期間におけ
るボケ幅が最小となるようかつ、高周波成分のピーク値
が最大となるよう上述の撮像レンズ2aを駆動すべくフ
ォーカス駆動回路3に所定の駆動制御信号を出力する。
また、制御回路9には、撮像装置であるビデオカメラ本
体の振れ量を検出するぶれ検出手段としての振れ検出セ
ンサ10からの検出信号が入力され、この検出信号によ
る振れ量およびビデオカメラ本体の作動モードに応じて
光軸を補正する補正信号をVAP駆動回路11に出力す
る。これにより、VAP駆動回路11は、CCD5の結
像面の所定の箇所に撮像光学系2からの光学像が結像さ
れるようVAP1を傾動させて光軸を偏心させる。この
VAP1とVAP駆動回路11波ぶれ補正手段に相当す
る。
【0019】次に、上述した可変頂角プリズム(VA
P)1、振れ検出センサ10、VAP駆動回路11の詳
細を図2を用いて説明する。
【0020】同図に示すように、振れ検出センサ10は
円筒形のケース12の中に所定の屈折率を持つ液体13
が満たされており、この液体13中には所定の回転軸の
回りに回転可能な浮体14を設けた構成とされている。
この浮体14はケース12を取り巻くように設けられた
永久磁石15で構成されている閉磁気回路によって、ぶ
れのない場合には所定の位置に保持されるようになって
いる。そして、ビデオカメラ本体にぶれが生じ、浮体1
4がケース12に対して相対的に回転すると、発光素子
16からの信号光が浮体14の表面で反射して位置検出
用の受光素子17に入射されるようになっている。した
がって、浮体14の位置により受光素子17への光の入
射位置が変化し出力信号が変化する。受光素子17から
の出力信号は位置検出回路18を介して上述した制御回
路9に出力される。
【0021】一方、可変頂角プリズム1は2枚の透明板
21a、21bの間に挟持された蛇腹を有するアコーデ
ィオン状の容器22の内部に、一定の屈折率を持った液
体23を封入した構成とされている。この可変頂角プリ
ズム1は撮像光学系2、CCD5の前面側に配置され、
上述の振れ検出センサー10側の位置検出回路18の出
力に応じて制御回路9により制御されるVAP駆動回路
11により磁気回路24が駆動されて可変頂角プリズム
1の被写体側の透明板21aが傾動される。透明板21
aの傾動量は検知装置25、26により検知され、その
出力信号は位置検出回路27を介して制御回路9に出力
される。そして、制御回路9では振れ検出センサ10側
の位置検出回路18の出力と可変頂角プリズム1側の位
置検出回路27の出力の差が「0」となるようVAP駆
動回路11を制御して磁気回路24を駆動し可変頂角プ
リズム1の透明板21aを傾動させる。
【0022】次に、本発明の撮像装置の特徴となる上述
の制御回路9の動作を図3のフローチャートを用いて説
明する。
【0023】まず、ビデオカメラが防振モードに設定さ
れたか否かが確認される(ステップS1)。防止モード
設定状態であると、ビデオカメラが再生モードであるか
否かが確認される(ステップ2)。再生モードでないモ
ードであると、CCD5からの撮像信号に基づく画像が
モニタ7に出力されている(たとえば、RECポーズ、
REC等の状態)か否かが確認される(ステップ3)。
画像がモニタ7に出力されていると防振機能が作動され
る(ステップ4)。すなわち、撮像した画像をモニタ7
に出力可能なときは、録画されていなくても防振機能を
動作可能とするものである。
【0024】また、CCD5からの撮像信号に基づく画
像がモニタ7に出力されていない場合、あるいは、上述
のステップ1において防振モードに設定されていない場
合、上述のステップ2において再生モードである場合、
防振機能がOFF状態とされる(ステップ5)。
【0025】したがって、この実施例では、CCD5の
撮像信号に基づく画像がモニタ7に出力されていると
き、制御回路9によりVAP駆動回路11を介してVA
P1の駆動を許可するよう制御し、図示を省略したレコ
ーダ側から再生モードを示す信号が制御回路9に出力さ
れているとき、VAP1、VAP駆動回路11の動作を
停止させるよう制御回路9により制御するので、像ぶれ
補正を有効に行うことができ、しかも効率的なバッテリ
ーセービングを有効に行うことができる。
【0026】なお、上述した実施例では、CCD5から
出力された映像信号中から被写体像のボケ幅を検出し、
合焦点に近づくほどこのボケ幅が小さくなる性質を利用
して合焦検出を行ういわゆるTV−AF(テレビジョン
信号を用いたオートフォーカス)を用いた例について説
明したが、発光、受光素子からなるアクティブAFであ
っても本実施例を適用することが可能である。
【0027】また、上述した実施例では像振れ補正機構
を撮像装置であるビデオカメラに一体に設けた例につい
て説明したが、可変頂角プリズム、振れ検出センサ、V
AP駆動回路および制御回路を別体に構成しビデオカメ
ラ本体に着脱自在としたアダプタとしてもよく、さら
に、制御回路をビデオカメラ本体側と兼用とする構成に
してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の撮像装置で
は、撮像手段により画像電気信号が出力されているとき
に、ぶれ補正を可能とし、記録再生手段により記録信号
の再生が行われているとき、ぶれ補正手段の動作を停止
させるので、像ぶれ補正を有効に行うことができ、しか
も効率的なバッテリーセービングを有効に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の撮像装置の構成を示すブロ
ック図
【図2】図1の可変頂角プリズム、振れ検出センサおよ
びVAP駆動回路の詳細を説明するためのブロック図
【図3】図1の制御回路の動作を説明するためのフロー
チャート
【符号の説明】
1 可変頂角プリズム 2 撮像光学系 5 CCD 7 モニタ 9 制御回路 10 振れ検出センサ 11 VAP駆動回路 21a、21b 透明板 24 磁気回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/232 G03B 5/00 H04N 5/225

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結像面上の光学像を画像信号に変換し出
    力する撮像手段と、 前記撮像手段より出力された画像信号を記録するととも
    に、その記録信号の再生を行う記録再生手段と、 前記撮像手段より出力された画像信号をモニタへと供給
    して表示する画像出力手段と、 ぶれを検出するぶれ検出手段と、 前記ぶれ検出手段の出力に基づいて、前記ぶれによる画
    像の動きを補正するぶれ補正手段と、 前記撮像手段より出力された画像信号を前記記録再生手
    段により記録するとともに、前記画像出力手段によって
    前記画像信号を前記モニタに表示している状態では、前
    記ぶれ補正手段によるぶれ補正動作を可能とし、前記記
    録再生手段により再生動作が行われているときは、前記
    ぶれ補正手段によるぶれ補正動作を停止する制御手段
    と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
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