JP3118961U - フラスコ - Google Patents

フラスコ Download PDF

Info

Publication number
JP3118961U
JP3118961U JP2005010191U JP2005010191U JP3118961U JP 3118961 U JP3118961 U JP 3118961U JP 2005010191 U JP2005010191 U JP 2005010191U JP 2005010191 U JP2005010191 U JP 2005010191U JP 3118961 U JP3118961 U JP 3118961U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flask
opening
peripheral surface
main body
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005010191U
Other languages
English (en)
Inventor
真利 柴田
康彦 白濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sibata Scientific Tech Ltd
Original Assignee
Sibata Scientific Tech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sibata Scientific Tech Ltd filed Critical Sibata Scientific Tech Ltd
Priority to JP2005010191U priority Critical patent/JP3118961U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3118961U publication Critical patent/JP3118961U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

【課題】溶液のコンタミネーションを招くことの無いフラスコを提供する。
【解決手段】フラスコ本体10と該フラスコ本体10の開口13を封止可能なフラスコ用キャップ20から構成されたフラスコであって、前記フラスコ用キャップ20は、前記フラスコ本体10の開口13の外周面13aに密接可能な内周面21aを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、化学実験や、容積測定などに使用されるフラスコに関する。
一般に、フラスコは、主に、フラスコ本体とそのフラスコ本体の開口を封止可能なフラスコ用栓により構成されており、フラスコ用栓の外周面は、開口の内周面に密接するように形成されている。したがって、フラスコ封止時の密閉度は高く、フラスコ内に溶液を入れて、フラスコ用栓を封止すれば、過度の衝撃を加える以外においては、フラスコ内からその溶液が外部に流出することはない。このような形状を有するフラスコは、容積を測ると共に、フラスコを封止して、フラスコを振り、溶液の混合や固体試料の溶解を行う等の用途に使用される。
しかしながら、フラスコの開口付近には、粉塵等が付着しやすく、上述のようにフラスコ用栓は、外周面がフラスコ本体の開口の内周面に密接可能に構成されているため、フラスコの開閉時、フラスコ本体の開口付近に付着した粉塵等が、開口からフラスコ本体内の溶液に混入してコンタミネーションを生じさせることがある。また、フラスコ本体内の溶液を他の容器に移し替える場合においても、溶液はフラスコ用栓が接する開口の内面を通るので、開口付近に付着した粉塵等が、溶液と共に混入してコンタミネーションを生じさせることがある。このため、精密分析などに影響を与えるという問題がある。また、最も粉塵等の付着が影響を及ぼすフラスコ用栓との密接面は、フラスコ本体の内周面にあるので、その構造から十分に洗浄を行うことは困難であるという問題がある。
そこで、本考案は、このような問題を解決するものであって、溶液のコンタミネーションが生じるのを可及的に防止すると共に、フラスコ本体の密接面の洗浄を容易に行うことが可能なフラスコを提供することを目的とする。
本考案に係るフラスコは、フラスコ本体と該フラスコ本体の開口を封止可能なフラスコ用キャップから構成されたフラスコであって、前記フラスコ用キャップは、前記フラスコ本体の開口の外周面に密接可能な内周面を有することを特徴とする。
このように本考案に係るフラスコによれば、フラスコ用キャップは、フラスコ本体の開口の外周面に密接可能な内周面を有しているので、その開口を封止する際に開口付近に付着された粉塵をフラスコ内の溶液に混入させてコンタミネーションを生じさせることを可及的に防止できる。また、フラスコ用キャップは、開口の内面に接することはないので、フラスコ内の溶液を他の容器に移し替える場合においても、開口付近に付着された粉塵を溶液に混入させてコンタミネーションを生じさせることを可及的に防止できる。また、本考案に係るフラスコは、このような形状からフラスコ本体の開口を完全に覆うことができるので、粉塵等がフラスコ本体の開口付近に付着することは少ない。また、上記のようにフラスコ用キャップとの密接面がフラスコ本体の外周面であるため、洗浄を容易に行うことができる。
以上のように本考案によれば、溶液のコンタミネーションが生じるのを可及的に防止すると共に、フラスコ本体の密接面の洗浄を容易に行うことが可能なフラスコを提供することが可能となる。
次に、本考案に係るフラスコの実施例について図面に基づいて説明する。
本考案の実施例に係るフラスコは、図1に示すように、主に、溶液を収容するフラスコ本体10とそのフラスコ本体10の開口13に密接した状態で封止可能なフラスコ用キャップ20から構成されている。このフラスコは、例えば、ガラス等の材料から形成されている。
フラスコ本体10は、所謂メスフラスコ型であって、その底部に液を溜めるために膨らんだ形状を有する液溜め部11と、液溜め部11の中心を軸として筒状に上方に延びるとともに上端に開口13が形成された頸部12と、を備えている。
頸部12には、フラスコ本体10に入れられる溶液の体積の標線12aが刻印されている。
開口13は、頸部12の外径よりも大きな外径を有しており、その外周面13bは、その上端に向かって先細りとなるテーパ状に形成されている。開口13の外周面13bは、摩擦係数が高い、例えば、摺りガラス等により形成されている。
フラスコ用キャップ20は、その下方に向けて開口された開口21を有しており、この開口21の内周面21aは、フラスコ本体10の開口13の外周面13aと密接するように開口21の端部から上方に向かって先細りとなるテーパ状に形成されている。この内周面21aは、摩擦係数が高く、例えば、摺りガラス等により形成されている。また、開口21の端部には、外周面の全周に亘って径方向に突出した、所謂、フランジ状に形成された突出部21bが形成されている。
上記のように形成された本実施例に係るフラスコによれば、図2及び図3に示すように、フラスコ本体10の開口13の外周面13aとフラスコ用キャップ20の開口21の内周面21aが、密接可能であるので、開口13を封止する際に開口13付近に付着された粉塵をフラスコ内の溶液に混入させてコンタミネーションが生じさせることはない。また、本実施例に係るフラスコは、フラスコ用キャップ20によりフラスコ本体10の開口13を完全に覆うことができるので、粉塵等がフラスコ本体10の開口13付近に付着することはない。また、フラスコ用キャップ20との密接面がフラスコ本体10の外周面13aであるため、洗浄を容易に行うことができる。さらに、ユーザは突出部21bを把持して、フラスコ本体10からフラスコ用キャップ20を容易に取り外すことが可能である。
以上、考案の実施例を説明したが、本考案は上記構成に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加、置換等が可能である。例えば、本実施例は、一口のメス型のフラスコであったが、三角フラスコ、丸底フラスコ、或いは2口、3口のフラスコ等であってもよい。
本考案の実施例に係るフラスコの分解正面図である。 本考案の実施例に係るフラスコの正面図である。 本考案の実施例に係るフラスコの図2のA−A’断面図である。
符号の説明
10…フラスコ本体、11…液溜め部、12…頸部、12a…標線、13…開口、13a…外周面、20…フラスコ用キャップ、21…開口、21a…内周面、21b…突出部。

Claims (4)

  1. フラスコ本体と該フラスコ本体の開口を封止可能なフラスコ用キャップから構成されたフラスコであって、
    前記フラスコ用キャップは、前記フラスコ本体の開口の外周面に密接可能な内周面を有することを特徴とするフラスコ。
  2. 前記フラスコ本体の開口の外周面は、上方に向かって先細りとなるテーパ状に形成されており、前記フラスコ用キャップの内周面は、前記フラスコ本体の開口の外周面に対向するテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のフラスコ。
  3. 前記フラスコ用キャップの前記開口の末端は、外周の全周に亘って径方向に突出するフランジ状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のフラスコ。
  4. 前記フラスコ本体は、メスフラスコ型であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のフラスコ。
JP2005010191U 2005-12-01 2005-12-01 フラスコ Expired - Fee Related JP3118961U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010191U JP3118961U (ja) 2005-12-01 2005-12-01 フラスコ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010191U JP3118961U (ja) 2005-12-01 2005-12-01 フラスコ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3118961U true JP3118961U (ja) 2006-02-09

Family

ID=43469214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005010191U Expired - Fee Related JP3118961U (ja) 2005-12-01 2005-12-01 フラスコ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3118961U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7175041B2 (en) Cap with attached utensil
US9908672B2 (en) Container with removable lid and removable applicator
JP2008128776A (ja) 蓋付き容器
WO2008048039A1 (en) Container device with safety device for preventing loss of closure plug
JP4630315B2 (ja) 蓋付きキャップ
ZA200708155B (en) Liquid dispensing apparatus and device
JP3118961U (ja) フラスコ
CN211292242U (zh) 一种痰液液化防污染痰杯
US11485556B1 (en) Vessel connector
JP2007040710A (ja) 検体検出用抽出容器
RU81100U1 (ru) Пробирка (варианты)
JP3107824U (ja) 検体検出用抽出容器
JP2019164002A (ja) 採便容器
JP2010184729A (ja) ヒンジキャップ
JP2009083879A (ja) 二剤混合容器
JP2009154949A (ja) アンプル容器
CN207591889U (zh) 一种防挥发化学试剂容量瓶
JP6730574B2 (ja) 容器
JP5537838B2 (ja) 計量キャップ
KR200358633Y1 (ko) 스포이드 장착용 액상 저장용기
JP6708390B2 (ja) 採尿用容器
JP4437643B2 (ja) 包装用容器および中栓
JP4906264B2 (ja) 中蓋付容器キャップ
JP2518603Y2 (ja) 容 器
JPH0333650Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees