JP3118915B2 - 画像認識装置 - Google Patents
画像認識装置Info
- Publication number
- JP3118915B2 JP3118915B2 JP03320173A JP32017391A JP3118915B2 JP 3118915 B2 JP3118915 B2 JP 3118915B2 JP 03320173 A JP03320173 A JP 03320173A JP 32017391 A JP32017391 A JP 32017391A JP 3118915 B2 JP3118915 B2 JP 3118915B2
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- JP
- Japan
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- image
- color
- pixel
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- color extraction
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- Expired - Lifetime
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- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板に部品を実装
したり、部品を組み立て、製品を製造するための生産設
備に用いる画像認識装置に関する。
したり、部品を組み立て、製品を製造するための生産設
備に用いる画像認識装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、生産設備において部品の位置や形
状を測定し、位置合せを行ったり、部品や製品の良否を
判定，検査するのに画像認識が多く利用されるようにな
ってきた。
状を測定し、位置合せを行ったり、部品や製品の良否を
判定，検査するのに画像認識が多く利用されるようにな
ってきた。
【０００３】以下、従来の画像認識装置について図２を
用いて説明する。色抽出用テーブルメモリ１は画像入力
装置あるいは画像メモリ２から順次送られてくる画像デ
ータ４を入力し、あらかじめ設定してある値の範囲のみ
を抽出画像データ５として出力する。画像データ４は画
像位置データ発生部３で作られた画像位置データ７の画
像位置に対応する１画素の画像データである。画像位置
データ発生部３は画面全体を走査するように画像位置デ
ータ７の値を順次変えて出力する。
用いて説明する。色抽出用テーブルメモリ１は画像入力
装置あるいは画像メモリ２から順次送られてくる画像デ
ータ４を入力し、あらかじめ設定してある値の範囲のみ
を抽出画像データ５として出力する。画像データ４は画
像位置データ発生部３で作られた画像位置データ７の画
像位置に対応する１画素の画像データである。画像位置
データ発生部３は画面全体を走査するように画像位置デ
ータ７の値を順次変えて出力する。
【０００４】上記構成の色抽出用テーブルメモリでは色
抽出テーブルとしては一種類のみを有し、入力画像の画
面全体に対し一種類の色抽出しか行えない。別の色を抽
出するには、色抽出用テーブルメモリ１を再度設定した
後に、画像データを順次入力し、この手順を繰返して複
数の色抽出を行わねばならなかった。
抽出テーブルとしては一種類のみを有し、入力画像の画
面全体に対し一種類の色抽出しか行えない。別の色を抽
出するには、色抽出用テーブルメモリ１を再度設定した
後に、画像データを順次入力し、この手順を繰返して複
数の色抽出を行わねばならなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、１回の画面走査で領域の異なる部分に対
し、２種類以上の異なる色抽出テーブルを用いることは
不可能であり、同一画面内の２箇所以上の領域に抽出し
たいパターンが異なった色で存在したり、あるいは領域
により背景の色が異なっているために、異なった色抽出
テーブルを用いる必要がある場合には、２回以上の画面
走査を色抽出テーブルを変えて行わなければならない。
このため色抽出を完了するのに長い時間を必要という課
題があった。
来の構成では、１回の画面走査で領域の異なる部分に対
し、２種類以上の異なる色抽出テーブルを用いることは
不可能であり、同一画面内の２箇所以上の領域に抽出し
たいパターンが異なった色で存在したり、あるいは領域
により背景の色が異なっているために、異なった色抽出
テーブルを用いる必要がある場合には、２回以上の画面
走査を色抽出テーブルを変えて行わなければならない。
このため色抽出を完了するのに長い時間を必要という課
題があった。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、同一
画面上の異なる領域において異なる色抽出テーブルを用
いる必要がある場合においても、１回の画面走査で全画
面の色抽出を行えるようにすることを目的とする。
画面上の異なる領域において異なる色抽出テーブルを用
いる必要がある場合においても、１回の画面走査で全画
面の色抽出を行えるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像認識装置は、入力された画像データから
複数の色の抽出を行う画像認識装置であって、１画素単
位で画像データを取り込み所望の色のデータのみを抽出
し、抽出する色の種類に応じて複数設けた色抽出用手段
と、画素位置において抽出する色によって１画素単位で
前記色抽出手段を指定する指定手段と、を備えたことを
特徴とする。
に本発明の画像認識装置は、入力された画像データから
複数の色の抽出を行う画像認識装置であって、１画素単
位で画像データを取り込み所望の色のデータのみを抽出
し、抽出する色の種類に応じて複数設けた色抽出用手段
と、画素位置において抽出する色によって１画素単位で
前記色抽出手段を指定する指定手段と、を備えたことを
特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明によると、上記した構成により、１画素
単位で色抽出を行う色抽出用手段を必要な色の種類分だ
け備えるだけで、１回の走査における画像データから複
数の色抽出ができるので、記憶容量を大幅に縮小するこ
とができる。即ち、１つの色抽出用手段が処理するのに
必要な画像データの記憶容量は１画素分であり、それに
必要な色の種類分の個数を乗じた記憶容量のみしか使用
しないので、１画素単位で抽出しないものと比較すると
大幅な記憶容量の削減が実現できる。そして、上記の通
り、記憶容量の大幅な縮小を実現するなかで、１回の画
面走査で複数の色の抽出ができるので、画面走査毎に色
抽出手段を設定し直して複数回の画面走査をする必要が
なく、従来のものと比較して高速な画像処理が行える。
単位で色抽出を行う色抽出用手段を必要な色の種類分だ
け備えるだけで、１回の走査における画像データから複
数の色抽出ができるので、記憶容量を大幅に縮小するこ
とができる。即ち、１つの色抽出用手段が処理するのに
必要な画像データの記憶容量は１画素分であり、それに
必要な色の種類分の個数を乗じた記憶容量のみしか使用
しないので、１画素単位で抽出しないものと比較すると
大幅な記憶容量の削減が実現できる。そして、上記の通
り、記憶容量の大幅な縮小を実現するなかで、１回の画
面走査で複数の色の抽出ができるので、画面走査毎に色
抽出手段を設定し直して複数回の画面走査をする必要が
なく、従来のものと比較して高速な画像処理が行える。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を図１を用いて説明する。
１１は色抽出用テーブルメモリで、複数の色抽出用テー
ブルを有しており、使用テーブル指定メモリ９の出力の
使用テーブル指定データ１０に従って、使用する色抽出
用テーブルメモリ１１の出力が色抽出データ５となって
いる。色抽出用テーブルメモリ１１は画像入力装置ある
いは画像メモリ２の出力の画像データ４を入力として、
色抽出用テーブルメモリ１１にあらかじめ設定してある
色抽出テーブルに従った画像データのみを色抽出データ
５として出力する。ここで、画像データ４は画像位置デ
ータ発生部３で発生した画像位置データ７の画像位置に
対応する１画素の画像データである。画像位置データ発
生部３は画面全体を走査するように画像位置データ７の
値を順次変えて出力する。使用テーブル指定メモリ９に
はあらかじめ画像の画素位置ごとに使用すべき色抽出テ
ーブルの指定値を記憶しておき、画像位置データ７の画
素位置の記憶値を使用テーブル指定データ１０として色
抽出用テーブルメモリ１１に出力する。
１１は色抽出用テーブルメモリで、複数の色抽出用テー
ブルを有しており、使用テーブル指定メモリ９の出力の
使用テーブル指定データ１０に従って、使用する色抽出
用テーブルメモリ１１の出力が色抽出データ５となって
いる。色抽出用テーブルメモリ１１は画像入力装置ある
いは画像メモリ２の出力の画像データ４を入力として、
色抽出用テーブルメモリ１１にあらかじめ設定してある
色抽出テーブルに従った画像データのみを色抽出データ
５として出力する。ここで、画像データ４は画像位置デ
ータ発生部３で発生した画像位置データ７の画像位置に
対応する１画素の画像データである。画像位置データ発
生部３は画面全体を走査するように画像位置データ７の
値を順次変えて出力する。使用テーブル指定メモリ９に
はあらかじめ画像の画素位置ごとに使用すべき色抽出テ
ーブルの指定値を記憶しておき、画像位置データ７の画
素位置の記憶値を使用テーブル指定データ１０として色
抽出用テーブルメモリ１１に出力する。
【００１０】本発明の画像認識装置は前述のとおりの構
成であり、以下に述べるように使用する。
成であり、以下に述べるように使用する。
【００１１】すなわち、複数の色抽出テーブルを有する
色抽出用テーブルメモリ１１の各テーブルに、あらかじ
め必要な色抽出テーブルのデータを記憶させ、また使用
テーブル指定メモリ９の各画素位置に、その画素位置で
使用する色抽出テーブルの番号を記憶させておく。その
後に画像位置データ発生部３を動作させ、処理する画像
の一画面を走査する。これにより、各領域ごとに所定の
色抽出テーブルによって色抽出された処理画像が抽出画
像メモリ６に記憶される。
色抽出用テーブルメモリ１１の各テーブルに、あらかじ
め必要な色抽出テーブルのデータを記憶させ、また使用
テーブル指定メモリ９の各画素位置に、その画素位置で
使用する色抽出テーブルの番号を記憶させておく。その
後に画像位置データ発生部３を動作させ、処理する画像
の一画面を走査する。これにより、各領域ごとに所定の
色抽出テーブルによって色抽出された処理画像が抽出画
像メモリ６に記憶される。
【００１２】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、１画素単位で色抽出を行う色抽出用手段を
必要な色の種類分だけ備えるだけで、１回の走査におけ
る画像データから複数の色抽出ができるので、記憶容量
を大幅に縮小することができる。即ち、１つの色抽出用
手段が処理するのに必要な画像データの記憶容量は１画
素分であり、それに必要な色の種類分の個数を乗じた記
憶容量のみしか使用しないので、１画素単位で抽出しな
いものと比較すると大幅な記憶容量の削減が実現でき
る。そして、上記の通り、記憶容量の大幅な縮小を実現
するなかで、１回の画面走査で複数の色の抽出ができる
ので、画面走査毎に色抽出手段を設定し直して複数回の
画面走査をする必要がなく、従来のものと比較して高速
な画像処理が行える。
に本発明は、１画素単位で色抽出を行う色抽出用手段を
必要な色の種類分だけ備えるだけで、１回の走査におけ
る画像データから複数の色抽出ができるので、記憶容量
を大幅に縮小することができる。即ち、１つの色抽出用
手段が処理するのに必要な画像データの記憶容量は１画
素分であり、それに必要な色の種類分の個数を乗じた記
憶容量のみしか使用しないので、１画素単位で抽出しな
いものと比較すると大幅な記憶容量の削減が実現でき
る。そして、上記の通り、記憶容量の大幅な縮小を実現
するなかで、１回の画面走査で複数の色の抽出ができる
ので、画面走査毎に色抽出手段を設定し直して複数回の
画面走査をする必要がなく、従来のものと比較して高速
な画像処理が行える。
【図１】本発明の一実施例の画像認識装置のブロック図
【図２】従来の画像認識装置のブロック図
２ 画像入力装置あるいは画像メモリ ４ 画像データ ９ 使用テーブル指定メモリ １１ 複数の色抽出用テーブルメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06T 7/00 100 G06T 1/00 510 G06T 11/60 120
Claims (3)
- 【請求項１】 入力された画像データから複数の色の抽
出を行う画像認識装置であって、１画素単位で画像デー
タを取り込み所望の色のデータのみを抽出し、抽出する
色の種類に応じて複数設けた色抽出用手段と、画素位置
において抽出する色によって１画素単位で前記色抽出用
手段を指定する指定手段と、を備えたことを特徴とする
画像認識装置。 - 【請求項２】 指定手段は、画素位置毎に指定する色抽
出用手段を予め設定する請求項１記載の画像認識装置。 - 【請求項３】 画像全体を走査し、１画素単位の画像デ
ータを色抽出用手段へ順次送り、同時に各画素に対応す
る画素位置データを指定手段に送る画像位置データ発生
部を備えた請求項１または請求項２記載の画像認識装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03320173A JP3118915B2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 画像認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03320173A JP3118915B2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 画像認識装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05159051A JPH05159051A (ja) | 1993-06-25 |
| JP3118915B2 true JP3118915B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=18118513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03320173A Expired - Lifetime JP3118915B2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 画像認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3118915B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10445612B2 (en) | 2015-10-26 | 2019-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing method, and storage medium |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP03320173A patent/JP3118915B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10445612B2 (en) | 2015-10-26 | 2019-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing method, and storage medium |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05159051A (ja) | 1993-06-25 |
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