JPH02277177A

JPH02277177A - 画像処理装置

Info

Publication number: JPH02277177A
Application number: JP9831189A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Yahiro; 八尋　博司; Kazuo Kondo; 和雄近藤
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-04-18
Filing date: 1989-04-18
Publication date: 1990-11-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業の利用分野）この発明は、例えば紙や布の抄き装置等の金網等のメツ
シュに残留するごみ等を検査する検査システムに用いら
れる画像処理装置に関する。

（従来の技術）一般に、この種の画像処理装置は、撮像手段で取り込ん
だ２次元画像にメツシュの縞が入ってしまうために、取
り込んだ画像より、メツシュの縞を除去した２次元画像
を抽出する処理が施される。即ち、カメラで取り込んだ
メツシュの入った２次元画像は、先ず、メツシュのスト
ライブと垂直な一方向の１次元フーリエ変換処理が施さ
れて、スライプのピークスペクトラムが除去され、次ぎ
にメツシュの他方向の縞の処理を同様に施し、メツシュ
情報の除去された２次元画像が生成されていた。

ところが、上記画像処理装置では、メツシュの縞を一方
向づつ処理して除去しなければならない構成上、その処
理が非常に面倒で、しかも、その処理に多くの時間がか
かるために、スーパーコンピュータや大型コンピュータ
を用いなければ、高精度な処理精度と共に、処理時間の
短縮化を図るのが困難であるという問題を有していた。

そのため、その構成が非常におおがかりとなり、実用性
が低いものであった。

（発明が解決ようとする課題）以上のべたように、従来の画像処理装置では、処理が面
倒であると共に、処理に時間かかかるという問題を有し
ていた。

この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、構成簡
易にして、迅速にメツシュ情報の除去を行い得るように
した画像処理装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決しようとする手段）この発明は、メツシュの入った２次元画像を撮像する撮
像手段と、この撮像手段で撮像した２次元画像を２次元
フーリエ変換しよりを施して、空間周波数領域に変換し
、規則的なメツシュによって生じた複数のピークスペク
トルから所定レベル以上のピークの点を除去してメツシ
ュ情報を除去する２次元フーリエ変換手段と、この２次
元フーリエ変換手段で求めた値を２次元逆フーリエ変換
処理を施して前期メツシュを除去した２次元画像を得る
２次元逆フーリエ変換手段とを備えて画像処理装置を構
成したものである。

（作用）上記構成によれば、撮像手段で取り込んだ２次元画像は
、２次元フーリエ変換処理が施されてメツシュ情報が除
去された後、２次元逆フーリエ変換処理が施されことに
より、メツシュの除去された２次元画像が生成される。

従って、メツシュのはいった２次元画像を１回処理する
だけで、メツシュの除去された２次元画像を得ることが
できるため、可及的に処理速度の迅速化を図ることがで
きる。

（実施例）以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。

第１図はこの発明の一実施例に係る画像処理装置を示す
もので、撮像カメラ１０で撮像したメツシュの入った２
次元画像データは画像処理部１１に入力される。画像処
理部１１はパーソナルコンピュータ１２に接続されてお
り、このパーソナルコンピュータ１２を介して駆動制御
されて、入力した２次元画像を後述するように画像処理
して、メツシュを除去した２次元画像を生成する。画像
処理部１１はテレビジョン受像機等の表示部１３に接続
され、この表示部１３にはメツシュの除去された２次元
画像が表示される。また、画像処理部１１には、出力端
子１４が設けられ、この出力端子１４には図示しない処
理装置等が接続される。

なお、パーソナルコンピュータ１２には操作用キーボー
ド１５が設けられる。

第２図は上記画像処理部１１の詳細を示すもので、メツ
シュの入った２次元画像は入力端子１１ａを介してカメ
ラ入力ボード１１ｂに入力される。カメラ入力ボートｌ
ｌｂにはプロセッサボードｌｌｃが高速データバス１６
を介して接続され、このプロセッサボードｌｌｃにはフ
レームメモリボードｌｉｄが高速データバス１６を介し
て接続される。フレームメモリボードｌｌｄにはモニタ
出力ボードｌｉｅが高速データバス１６を介して接続さ
れ、このモニタ出力ボード１１ｅには表示部１３に接続
される表示部接続端子及能の処理装置に接続される接続
端子１１ｇが接続される。

これらカメラ入力ボード１１ｂ１プロセツサボード１１
ｃ１フレームメモリボードｌｉｄ及びモニタ出力ボード
ｌｉｅは制御バス１７を介して接続され、この制御バス
１７にはインターフェース１８を介してパーソナルコン
ピュータ接続端子１８ａが接続される。

なお、プロセッサボード１１ｃは、例えば第３図に示す
ようニＤ　Ｓ　Ｐ　（Ｄｌｇｌｔａｌ　ＳｉｇｎａｌＰ
ｒｏｃｅｓｓｏｒ　）　１１０及び第１乃至第３のデー
タメモリ１１１〜１１３で構成される。ＤＳｐＨＱとし
では、例えば１０２４点の複素フーリエ変換を２ｍ５ｅ
ｃで実行でき、５１２Ｘ５１２点の２次元フーリエ変換
が可能なＶＬＬＳ　Ｉである東芝製Ｔ−９５０６を用い
た高速プロセッサボードＤＳＰＴ９５０６が使用される
。

すなわち、撮像カメラ１０で撮像したメツシュの入った
２次元画像は、第４図に示すようにステップＳ１で、カ
メラ入力ボードｌｌｂを介してプロセッサボード１１Ｃ
に入力される。プロセッサボード１１ＣはＤＳＰｌｌｏ
及び第１乃至第３のデータメモリ１１１〜１１３を用い
てメツシュの入った２次元画像を２次元フーリエ変換処
理して、空間周波数領域として、規則的なメツシュによ
って生じた複数のスペクトルのピーク（ピークスペクト
ル）の所定レベル以上のピーマ点を除去する（ステップ
Ｓ３）。ここで、メツシュの入った２次元画像は、その
ピークスペクトラムがメツシュ情報に対応されることで
、メツシュ情報が除去される。次に、ステップＳ４では
、メツシュ情報を除去した値を２次元逆フーリエ変換処
理が施されてメツシュの除去した２次元画像が生成され
、その後、ステップＳ５で高速データバス１６を介して
フレームメモリボード１１ｄ１モニタ出力ボード１１ｅ
に出力して、例えば表示部１３に２次元画像を表示する
。

このように、上記画像処理装置は撮像カメラ１０で取り
込んだ２次元画像を２次元フーリエ変換処理してメツシ
ュ情報を除去した後、２次元逆フーリエ変換処理を施し
て、メツシュを除去した２次元画像を生成するように構
成したことにより、メツシュのはいった２次元画像を１
回処理するだけで、メツシュを除去した２次元画像を得
ることができるため、可及的に処理速度の迅速化を図る
ことができる。

なお、上記実施例では、メツシュの入った２次元画像を
２次元フーリエ変換処理を施して、そのスペクトルのピ
ークを除去することにより、メツシュ情報を除去するよ
うに構成したが、これに限ることなく、例えば、前処理
としてメツシュの標準２次元画像を取込んで、この標準
２次元画像を２次元フーリエ変換処理して、その値を第
１のデータメモリ１１１に記憶して置き、この値を基に
第５図に示すように、メツシュ情報を除去するように構
成することも可能である。

すなわち、前処理として、ステップＳ１０゜Ｓｌｌ、５
１２では、メツシュの標準２次元画像を取込んで２次元
フーリエ変換処理し、その値を、例えば第１のデータメ
モリ１１１に記憶する。そして、処理が開始されると、
まず、ステップ８１３では、メツシュの入った２次元画
像を取り込み、ステップ５１４で、２次元フーリエ変換
処理を施してステップＳ１５で、第２のデータメモリ１
１２に記憶する。次に、ステップＳ１６では、これれら
の値を引き算してメツシュ情報を除去して第３のデータ
メモリに１１３記憶し、その後ステップＳ１７で、同様
に２次元逆フーリエ変換処理を施して、ステップＳ１ｇ
で、メツシュの除去された２次元画像を得る。

また、上記実施例では、撮像カメラ１０を用いてメツシ
ュの入った２次元画像を取込んだ場合で説明したが、こ
れに限ることなく、パーソナルコンビコータのハードデ
ィスクやフロッピーディスクに記録した２次元画像を取
込むように構成することも可能である。

よって、この発明は上記実施例に限ることなく、その他
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形を実
施し得ることは勿論のことである。

［発明の効果］以上詳述したように、この発明によれば、構成簡易にし
て、迅速にメツシュ情報の除去を行い得るようにした画
像処理装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る画像処理装置を示す
ブロック図、第２図は第１図の画像処理部の詳細を示す
ブロック図、第３図は第２図のプロセッサボードの詳細
を示すブロック図、第４図は第１図の処理動作を示すフ
ローチャート、第５図はこの発明の他の実施例を示すフ
ローチャートである。１０・・・撮像カメラ、１１・・・画像処理部、１２・
・・パーソナルコンピュータ、１３・・・表示部、１４
・・・出力端子、１５・・・キーボード、１６・・・高
速データバス、１７・・・制御バス、ｌｌａ・・・入力
端子、１１ｂ・・・カメラ入力ボード、１１ｃ・・・プ
ロセッサボード、１１ｄ・・・フレームメモリボード、
１１ｅ・・・モニタ出力ボード、ｌｌｆ・・・表示部接
続端子、１１ｇ・・・接続端子、１８・・・インターフ
ェース、１８ａ・・・パーソナルコンピュータ接続端子
、１１０・・・ＤＳＰ、１１１〜１１３・・・第１乃至
第３のデータメモリ。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）メッシュの入った２次元画像を撮像する撮像手段
と、この撮像手段で撮像した２次元画像を２次元フーリエ変
換処理を施して、空間周波数領域に変換し、規則的なメ
ッシュによって生じた複数のピークスペクトルから所定
レベル以上のピークの点を除去してメッシュ情報を除去
する２次元フーリエ変換手段と、この２次元フーリエ変換手段で求めた値を２次元逆フー
リエ変換処理を施して前期メッシュを除去した２次元画
像を得る２次元逆フーリエ変換手段とを具備したことを
特徴とする画像処理装置。
（２）前記２次元フーリエ変換手段は前記撮像手段で撮
像した２次元画像を２次元フーリエ変換処理を施して得
た値よりメッシュだけの標準２次元画像を２次元フーリ
エ変換処理を施した得た値を差し引いてメッシュ情報を
除去してなることを特徴とする請求項１記載の画像処理
装置。