JP3118903U - 防水フェンス - Google Patents

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Abstract

【課題】車道からの跳水を防止できる防水フェンスを廉価に製作すること。
【解決手段】車道Rと歩道Wとを区画する防護体の支柱1にアーム部11を介して防水フェンス10を設置する。防水フェンス10は、枠状に形成した枠体12に樹脂材で形成した保護フェンス15を枠体12のほぼ全面に装着して構成する。枠体12は、縦アングル131と横アングル132とをボルト・ナットで締結して枠状にした主枠体13と、主枠体13を補強する補強アングル14とで構成する。枠体12を支柱1に装着する際、下方の横アングル132を歩道Wの地面に当接させて、アーム部11を支柱1に装着する。これによって、安定して防水フェンスを配置させることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、車道からの跳水を防止する防水フェンスに関する。
従来、車道と歩道とを区画するために防護柵(ガードレール)が設置されている。この防護柵は、車道からの車両が歩道に跳び込み易い危険な場所に設置されて、一定間隔で立設された支柱に支持されている。しかし、この防護柵は、車両の飛込みに対して防護することが目的であることから、車両の高さに応じた位置に配置されていて、通常、地面との間に隙間を有している。そのため、この防護柵では雨天時や車道に水溜りがある場合等、車両が走行することによって発生する跳水を防止することができなかった。
また、防水機能として機能する防護柵は、特許文献1によって知られている。これによると、洪水時に堤防を越えた水を堰止めする防水フェンスを有して設置されている。この防護柵は、堤防の上にコンクリート製の基礎ブロックを敷設し、基礎ブロック上に立設した支柱間に、基礎ブロックとの間に隙間がないように装着した堰板が配置されていた。
特開2001−182017公報(2頁、図3参照)
特許文献1の防護柵(堰板)は、上述のように、洪水時の水の堰止めのために設置されるものであるから、防護柵は堤防沿いに基礎ブロックを含めて大掛かりな工事を必要とすることになる。そのため、全国各地の道路において、車道からの跳水を防止するための防水対策を行うには、コストがかかりすぎて、実現することが困難であった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、従来の防護柵を利用して廉価に製作できる防水フェンスを提供することを目的とするものである。そのために、本考案に係る防水フェンスは、以下のように構成する。すなわち、
請求項1記載の考案では、車道からの跳水を防止するための防水フェンスであって、
車道と歩道とを区画する防護体に装着される枠体と、前記枠体に支持される保護フェンスを有し、前記保護フェンスが地面に対して隙間なく縦方向に立設されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の考案では、前記枠体は、前記保護フェンスを囲む主枠体と、前記主枠体を補強する補強枠体とを含んで構成されていることを特徴としている。
請求項3記載の考案では、前記枠体は、前記防護体にアームを介して装着されていることを特徴としている。
請求項4記載の考案では、前記保護フェンスは、縦方向に配置される主フェンスと主フェンスの上方に配置される補助フェンスとを備え、補助フェンスが車道側に傾斜するように配置されていることを特徴としている。
請求項5記載の考案では、前記保護フェンスは、正面視、平行四辺形状に形成されていることを特徴としている。
本考案に係る防水フェンスでは、防水フェンスを構成する枠体は、車道と歩道との間にある防護体用の支柱を利用して装着されているから、道路の基礎工事を必要とすることなく廉価なコストで工事を行うことができる。また、防水フェンスを構成する保護フェンスは、歩道の地面に対してほぼ隙間のないように枠体に支持され、立設されていることから、車両の走行によって発生する歩道への跳水を防止することができる。
また、この防水フェンスでは、保護フェンスが枠体で支持され、アームを介して支柱に支持されることが、廉価に製作する上で好ましく、また、保護フェンスを支持する主枠体に補強枠体を設けて支持すれば、主枠体を補強することができ保護フェンスを安定して装着することができる。
さらにこの防水フェンスは、道路が坂道である場合には、枠体や保護フェンスは坂道の傾斜面に沿って形成されるために、正面視、平行四辺形を形成することとなる。
次に、本考案の一形態による防水フェンスを図面に基づいて説明する。
図1は、車道Rと歩道Wとを区画する防護体(支柱1及びガードレール3)に、本実施形態の防水フェンス10を取り付けた状態を示すものであり、支柱1に支持されるアーム部11と、アーム部11を装着した枠体12と、枠体12に支持される保護フェンス15と、を有して構成されている。なお、図1において、枠体12の上部において、車道Rに向かって傾斜した傾斜枠体30が配置されているが、傾斜枠体30を有する形態の防水フェンスは、別の形態として説明することから、図2〜3においては、傾斜枠体30を除いて説明するものとする。
枠体12は、主枠体13と補強枠体14とを備えて構成されている。主枠体13は、図2〜3に示すように、縦方向に配置した等辺山形鋼(以下、縦アングルという。)131と横方向に配置した等辺山形鋼(以下、横アングルという。)132をボルト・ナットで締結して枠状に形成する。つまり、図2において、縦アングル131が背中合わせで接続されている部位から、次の背中合わせの縦アングル131と、それぞれの縦アングル131、131を結ぶ上下の横アングル132、132とで1つの枠体13が形成されている。そしてこのように形成された主枠体13のほぼ全体にわたって保護フェンス15を装着する。主枠体13の中央部には、主枠体13を補強する補強枠体(以下、補強アングルという。)14が取り付けられ、縦アングル131と同一方向(縦方向)に配置させて主枠体13を補強する。さらに、この枠体13を連続して繋げることによって、所定の長さの防水フェンス10を形成することとなる。
この際、防護フェンス15は、図3及び図4に示すように、上部及び下部において縦アングル131の裏面側と横アングル132の表面側との間に挟まれて装着され、ボルト、ナットで締結されている。なお、横アングル132と防護フェンス15との間には、保護フェンス15を保護するための保護プレート16を介在している。また、補強アングル14は、上下部において縦アングル131の裏面側でボルト・ナットで締結され、防護フェンス15とは横アングル132の板厚分の隙間を有している。
なお、図2に示すように、枠体12の端部12Aにおいては、主枠体13を構成する背中合わせの縦アングル131の上下部に、横アングル132を、所定長さに長さ調整された分突出して形成するとともに、上下の横アングル132、132を接続する端部用縦アングル131Aを配置する。
さらに、保護フェンス15は、図5に示すように、主枠体13との装着において、保護フェンス15端部の一部に切欠部151を形成してボルト・ナットとの締結を除いている。この場合、主枠体13を構成する縦アングル131の一箇所あるいは数箇所にボルトの挿通孔を長孔131aに形成するとともに、保護フェンス15の切欠部151を長孔131aの位置に合わせて装着する。これによって、樹脂製で形成されている保護フェンスの,ボルトの締め付けによる割れを防止することとなる。
傾斜枠体30を形成する場合は、図1に示すように、主枠体13より上方の部位に上方に向かって車道R側に傾斜して配置されている。傾斜枠体30は、正面から見た場合に、枠体12と同様の構成をしている。つまり、縦アングル311と横アングル312とを有して主枠体31が形成され、2つの縦アングル311の中間位置に縦アングル311と平行に補強アングル32が形成されている。そして主枠体31には保護フェンス33が装着されている。
傾斜枠体30と、主枠体13とは、傾斜枠体3の縦アングル311と主枠体13の縦アングル131とを溶着することによって一体的に固着する。この場合、主枠体13の縦アングル131の上部を上方の横アングル132より上方に突出するとともに、縦アングル131の上面を水平面より上傾させて形成する。
一方、傾斜枠体30の縦アングル311は、下方の横アングル312より下方に突出させるとともに縦アングル311と直交する面に対して下傾して形成する。そして、主枠体13の縦アングル131の上傾面と傾斜枠体30の縦アングル311の下傾面とを合わせた上で溶着する。これによって、傾斜枠体30は、枠体12に対して車道Rに向かって傾斜して配置されることとなる。なお、保護フェンス33の主枠体32への装着は、前述の形態と同様に行われる。
上記のように形成された防水フェンス10は、図6に示すように、防護体の支柱1にアーム部11を介して支持されている。アーム部11は、断面コ字状に形成されるとともに、開口された腕部111の先端部で支柱1を挟んで長ボルト・ナットで締結され、元部112で背中合わせの2枚の縦アングル131にボルト・ナットで締結されている。アーム部11は、支柱1の縦方向に対して少なくとも2箇所以上装着することが望ましい。
この際、主枠体13の下方の横アングル132が、歩道Wの地面に接するようにアーム部11を支柱1と縦アングル131との間に装着すれば、枠体12は、支柱1に支持されるとともに地面にも支持されることとなるから、安定した装着を行うことができる。
なお、上記のアーム部11は、支柱1に対してボルトを螺着できるものであるが、支柱1によっては、ねじが形成されないものがある。その場合は、図7に示すように、固定バンド181と装着バンド182とを有するバンド18を介して装着可能なアーム部20であってもよい。このアーム部20は、主枠体13の縦アングル131にボルト・ナットで締結するベースプレート21と、ベースプレート21から1箇所立ち上がる連結プレート22と、ベースプレートの先端部に溶着する半円環薄板状の固定バンド181とで構成されている。そして固定バンド181は、支柱1の外径より僅かに小さい内径を有して形成されるとともに、両端に装着バンド182とねじ締結可能な耳片181a、181aを形成している。
一方、装着バンド182は、アーム部20に固着された固定バンド181と別体で半円環薄板状に形成され、内径が固定バンド181の内径とほぼ同一の内径を形成するとともに両端に耳片182a、182aを形成している。そして、支柱1を挟んで固定バンド181と装着バンド182とを装着して、固定バンド181の一対の耳片181a、181aと装着バンド182の一対の耳片182a、182aとをボルト・ナットで締結することによって、枠体12は、支柱1に支持されることとなる。
また、この防水フェンスを坂道で使用する場合は、図8に示すように、図1〜3に示す防水フェンス10を、坂道の傾斜角度に合わせた角度で枠体26と防護フェンス27を平行四辺形に形成した防水フェンス25としてもよい。
上述のように、実施形態の防水フェンス10は、アーム部11を介して、防護体の支柱1に装着可能に形成することから、歩道Wを改造する工事を行わないで済み、廉価な費用で施工することができる。この際、枠体12の下部は、歩道Wの地面にも支持されることから、車道Rから歩道Wへの跳水を防止することができる。さらに枠体12の上方に傾斜枠体30を設けて保護フェンス33で覆うことによって、高く舞い上がった跳水も防止することができる。また、この防水フェンス10は、保護フェンス15の取り付けの際に、保護プレート16を介在させたり、あるいは、切欠部151を設けたりして保護フェンスを傷つけないように保護することによって、長期間の使用を可能とすることができる。
なお、本考案の防水フェンスは上記に限定するものではなく、枠体の構成や主枠体の構成、あるいはアーム部の構成は、一般的に知られている方法によって構成することができる。
本考案の一形態を示す防水フェンスの防護体への装着状態を示す側面図である。 図1における枠体を示す正面図である。 図1における傾斜枠体を除いた枠体の上部を示す斜視図である。 図2におけるIV−IV断面図である。 図3における保護フェンスの切欠部を示す一部正面図である。 図1における支持アーム部を示す平面図である。 支持アーム部の別の形態を示す平面図である。 防水フェンスの別の形態を示す正面図である。
符号の説明
1、支柱
3、ガードレール
10、防水フェンス
11、アーム部
12、枠体
13、主枠体
131、縦アングル
132、横アングル
14、補強アングル
15、保護フェンス
20、バンド部
30、傾斜枠体

Claims (5)

  1. 車道からの跳水を防止するための防水フェンスであって、
    車道と歩道とを区画する防護体に装着される枠体と、前記枠体に支持される保護フェンスを有し、前記保護フェンスが地面に対して隙間なく縦方向に立設されていることを特徴とする防水フェンス。
  2. 前記枠体は、前記保護フェンスを囲む主枠体と、前記主枠体を補強する補強枠体とを含んで構成されていることを特徴とする請求項1記載の防水フェンス。
  3. 前記枠体は、前記防護体にアームを介して装着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の防水フェンス。
  4. 前記保護フェンスは、縦方向に配置される主フェンスと主フェンスの上方に配置される補助フェンスとを備え、補助フェンスが車道側に傾斜するように配置されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の防水フェンス。
  5. 前記保護フェンスは、正面視、平行四辺形状に形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の防水フェンス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114150603A (zh) * 2021-11-23 2022-03-08 吴友谊 一种道路防溅护栏

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