JP3118704U - 連結構造およびそれを用いた身飾品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 連結構造10は、接続部材20とそれに隣り合うリング状のリング部材50とを交互に連結させて構成されている。接続部材20は、隣り合うリング部材50を係止可能とする係止手段を有する雌パーツ21と、リング部材50との係止状態を維持するように雌パーツ30に取外自在に嵌合する雄パーツ40とからなる。雌パーツ30は、ピン材21を通すピン孔32を設けた基部31と、その基部31を中心に左右対称にフック状に形成された係止手段35,35とを備える。また、雄パーツ40は、中央にピン材21を通すピン孔42,42を設けるとともに、雌パーツ30の長手方向両端を残して嵌合する嵌合溝45を備える。
【選択図】 図1
Description
(1)連結構造の使用中に何かの拍子で溶接部分が開いてしまい、連結部材が外れてしまうおそれがある。このため、製品の耐久性に問題がある。
(2)長さ調整のために連結部材を取り付け・取り外しする場合に、溶接・切断という作業が必要となり、手間と技術を要する。
(3)溶接跡が残ってしまい、見た目が良くない。
第2の考案は、隣接部材の一部を挿通可能とする開口部と隣接部材の一部を保持可能とする保持部とによって係止手段を構成する雌パーツと、雌パーツの開口部を閉塞して雌パーツに嵌合する雄パーツとからなる接続部材であることを特徴とするものである。
第3の考案は、ピン材を通すピン孔を設けた基部と、その基部を中心に左右対称にフック状に形成された係止手段とを備えた雌パーツと、中央にピン材を通すピン孔を設けるとともに、雌パーツの長手方向両端を残して嵌合する嵌合溝を備えた雄パーツとからなる接続部材であることを特徴とするものである。
第4の考案は、隣接部材が、リング状の部材又は係止孔を備えた部材又は係止輪を備えた部材であることを特徴とするものである。
第5の考案は、上記連結構造を用いた身飾品であることを特徴とするものである。ここで「身飾品」には、ブレスレットやネックレスの他に、時計バンドなど広く身に付けるもの全般が含まれる。
(1)溶接・切断手段を用いない連結構造であるので、連結構造の使用中に何かの拍子で溶接部分が開いてしまい、連結部材が外れることを防止できる。このため、製品の品質が向上する。
(2)長さ調整のために連結部材を取り付け・取り外しする場合に、溶接・切断という作業が不要となり、手間と技術を要しない。従って、素人でも簡単に長さ調整ができるようになる。また、連結部材を無駄にすることもなくなる。
(3)溶接跡がないため、見栄えがよい。
(4)特に接続部材の雄パーツには技術上の制約が余りないので、デザインバリエーションが豊富になる。
図1は、本考案の実施形態を示す説明図である。図1に示す連結構造10は、接続部材20とそれに隣り合う隣接部材たるリング状のリング部材50とを交互に連結させて構成されている。
雌パーツ30は、ピン材21を通すピン孔32を設けた基部31と、その基部31を中心に左右対称にフック状に形成された係止手段35,35とを備える。また、雄パーツ40は、中央にピン材21を通すピン孔42,42を設けるとともに、雌パーツ30の長手方向両端を残して嵌合する嵌合溝45を備える。
(1)まず、接続部材20の雌パーツ30と雄パーツ40とを分離させる。
(2)次に、雌パーツ30の係止手段35,35に隣り合うリング部材50,50を挿入する。
(3)そして、雌パーツ30に雄パーツ40を嵌合させる。
(4)最後に、雄パーツ40のピン孔42,42と雌パーツ30のピン孔とにピン材21を挿通させる。これによって、接続部材20とリング部材50の連結される。
そして、この連結構造10の連結部材(接続部材20又はリング部材50)を取り外す場合には、これと逆の作業をすればよい。
図2(A)は、連結構造10の側面図である。接続部材20の雄パーツ40は雌パーツ30の長手方向両端を残して嵌合しているので、矢印に示すように、リング部材50が上下方向に回動自在となる。
また、図2(B)は、連結構造10の平面図である。同じく接続部材20の雄パーツ40は雌パーツ30の長手方向両端を残して嵌合しているので、矢印に示すように、リング部材50が左右方向に回動自在となる。
このように、接続部材20に連結したリング部材50が上下左右に回動自在になることで、この連結構造10は自在に変化できる。この結果、身体等に装着した場合には、その装着部位の形状に対応でき、フィット性に優れたものとなる。
なお、同様に雄パーツ40のデザインも様々なバリエーションをとることができ、連結構造10のデザインを大きく変化させることができるのである。
20 接続部材 21 ピン材(ヘアピン) 25 棒ピン 26 Cリング
30 雌パーツ 31 基部 32 ピン孔 35 係止手段
40 雄パーツ 42 ピン孔 45 嵌合溝
50 リング部材 53,56 隣接部材 54 係止孔 57 係止輪
Claims (5)
- 複数の部材を着脱自在に連結させた連結構造であって、
隣り合う隣接部材を係止可能とする係止手段を有する雌パーツと、
隣接部材との係止状態を維持するように雌パーツに取外自在に嵌合する雄パーツとからなる接続部材を備えたことを特徴とする連結構造。 - 隣接部材の一部を挿通可能とする開口部と隣接部材の一部を保持可能とする保持部とによって係止手段を構成する雌パーツと、
雌パーツの開口部を閉塞して雌パーツに嵌合する雄パーツとからなる接続部材であることを特徴とする請求項1記載の連結構造。 - ピン材を通すピン孔を設けた基部と、その基部を中心に左右対称にフック状に形成された係止手段とを備えた雌パーツと、
中央にピン材を通すピン孔を設けるとともに、雌パーツの長手方向両端を残して嵌合する嵌合溝を備えた雄パーツとからなる接続部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の連結構造。 - 隣接部材が、リング状の部材又は係止孔を備えた部材又は係止輪を備えた部材であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の連結構造。
- 請求項1から4のいずれかに記載の連結構造を用いた身飾品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009713U JP3118704U (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 連結構造およびそれを用いた身飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005009713U JP3118704U (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 連結構造およびそれを用いた身飾品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3118704U true JP3118704U (ja) | 2006-02-02 |
Family
ID=43468968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005009713U Expired - Lifetime JP3118704U (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 連結構造およびそれを用いた身飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3118704U (ja) |
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2005
- 2005-11-18 JP JP2005009713U patent/JP3118704U/ja not_active Expired - Lifetime
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