JP3118704U - 連結構造およびそれを用いた身飾品 - Google Patents

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直美 佐藤
雅紀 伴田
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株式会社バンビ
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Abstract

【課題】 溶接・切断手段を不要とする連結構造の提供にある。
【解決手段】 連結構造10は、接続部材20とそれに隣り合うリング状のリング部材50とを交互に連結させて構成されている。接続部材20は、隣り合うリング部材50を係止可能とする係止手段を有する雌パーツ21と、リング部材50との係止状態を維持するように雌パーツ30に取外自在に嵌合する雄パーツ40とからなる。雌パーツ30は、ピン材21を通すピン孔32を設けた基部31と、その基部31を中心に左右対称にフック状に形成された係止手段35,35とを備える。また、雄パーツ40は、中央にピン材21を通すピン孔42,42を設けるとともに、雌パーツ30の長手方向両端を残して嵌合する嵌合溝45を備える。
【選択図】 図1

Description

本考案は、チェーンやバンドなど複数の部材を着脱自在に連結させた連結構造およびその構造を用いた身飾品に関するものである。
チェーンやバンドなど複数の部材を連結させた連結構造にあっては、複数の部材を連結させるため、或いは、長さ調整のために、当該部材を溶接又は切断することが多い。
例えば、図5に示す特許文献1に記載のチェーンでは、リング4を連結する連結金具1が本体の一面に2個の突片5,6を設けた構造の上下ピース2,3のみからなり、上下ピース2,3が突片5,6の溶着(溶接)のみによって結合されている。また、特許文献1の構造を例にすると、上下ピース2,3は一体構造で、これに連結するリング4に切断面があり、連結金具1に係合させた後にその切断面を溶接する場合もある。
特公平6−104084号公報
しかし、溶接・切断手段を用いた連結構造には、次のような問題点がある。
(1)連結構造の使用中に何かの拍子で溶接部分が開いてしまい、連結部材が外れてしまうおそれがある。このため、製品の耐久性に問題がある。
(2)長さ調整のために連結部材を取り付け・取り外しする場合に、溶接・切断という作業が必要となり、手間と技術を要する。
(3)溶接跡が残ってしまい、見た目が良くない。
そこで、本考案者は、上記のような問題点を解決すべく、溶接・切断手段を不要とする連結構造の提供を目的とし、本考案を完成するに至った。
上記目的を達成するために、第1の考案は、複数の部材を着脱自在に連結させた連結構造にあって、隣り合う隣接部材を係止可能とする係止手段を有する雌パーツと、隣接部材との係止状態を維持するように雌パーツに取外自在に嵌合する雄パーツとからなる接続部材を備えたことを特徴とするものである。
第2の考案は、隣接部材の一部を挿通可能とする開口部と隣接部材の一部を保持可能とする保持部とによって係止手段を構成する雌パーツと、雌パーツの開口部を閉塞して雌パーツに嵌合する雄パーツとからなる接続部材であることを特徴とするものである。
第3の考案は、ピン材を通すピン孔を設けた基部と、その基部を中心に左右対称にフック状に形成された係止手段とを備えた雌パーツと、中央にピン材を通すピン孔を設けるとともに、雌パーツの長手方向両端を残して嵌合する嵌合溝を備えた雄パーツとからなる接続部材であることを特徴とするものである。
第4の考案は、隣接部材が、リング状の部材又は係止孔を備えた部材又は係止輪を備えた部材であることを特徴とするものである。
第5の考案は、上記連結構造を用いた身飾品であることを特徴とするものである。ここで「身飾品」には、ブレスレットやネックレスの他に、時計バンドなど広く身に付けるもの全般が含まれる。
本考案によれば、次のような効果を有する。
(1)溶接・切断手段を用いない連結構造であるので、連結構造の使用中に何かの拍子で溶接部分が開いてしまい、連結部材が外れることを防止できる。このため、製品の品質が向上する。
(2)長さ調整のために連結部材を取り付け・取り外しする場合に、溶接・切断という作業が不要となり、手間と技術を要しない。従って、素人でも簡単に長さ調整ができるようになる。また、連結部材を無駄にすることもなくなる。
(3)溶接跡がないため、見栄えがよい。
(4)特に接続部材の雄パーツには技術上の制約が余りないので、デザインバリエーションが豊富になる。
本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の実施形態を示す説明図である。図1に示す連結構造10は、接続部材20とそれに隣り合う隣接部材たるリング状のリング部材50とを交互に連結させて構成されている。
接続部材20は、隣り合うリング部材50を係止可能とする係止手段を有する雌パーツ21と、リング部材50との係止状態を維持するように雌パーツ30に取外自在に嵌合する雄パーツ40とからなる。
雌パーツ30は、ピン材21を通すピン孔32を設けた基部31と、その基部31を中心に左右対称にフック状に形成された係止手段35,35とを備える。また、雄パーツ40は、中央にピン材21を通すピン孔42,42を設けるとともに、雌パーツ30の長手方向両端を残して嵌合する嵌合溝45を備える。
この連結構造10の組立て方は、次の通りである。
(1)まず、接続部材20の雌パーツ30と雄パーツ40とを分離させる。
(2)次に、雌パーツ30の係止手段35,35に隣り合うリング部材50,50を挿入する。
(3)そして、雌パーツ30に雄パーツ40を嵌合させる。
(4)最後に、雄パーツ40のピン孔42,42と雌パーツ30のピン孔とにピン材21を挿通させる。これによって、接続部材20とリング部材50の連結される。
そして、この連結構造10の連結部材(接続部材20又はリング部材50)を取り外す場合には、これと逆の作業をすればよい。
連結構造10は、以上のような構造となっているので、従来のように連結部材を溶接して連結させたり、連結部材を切断して取り外す必要がなく、極めて簡単に着脱自在に連結させることができるのである。
図2は、連結構造10の効果の一例を図示したものである。
図2(A)は、連結構造10の側面図である。接続部材20の雄パーツ40は雌パーツ30の長手方向両端を残して嵌合しているので、矢印に示すように、リング部材50が上下方向に回動自在となる。
また、図2(B)は、連結構造10の平面図である。同じく接続部材20の雄パーツ40は雌パーツ30の長手方向両端を残して嵌合しているので、矢印に示すように、リング部材50が左右方向に回動自在となる。
このように、接続部材20に連結したリング部材50が上下左右に回動自在になることで、この連結構造10は自在に変化できる。この結果、身体等に装着した場合には、その装着部位の形状に対応でき、フィット性に優れたものとなる。
図3は、接続部材20のその他のピン材を示したものである。図1で示したピン材は略V字形をしたいわゆるヘアピン21であるが、その他に、雄パーツ40のピン孔42に保持具としてのCリング26を備えた棒ピン25を使用しても良い。この棒ピン25とCリング26は、ヘアピン21が使用できないような比較的小型サイズの接続部材20の場合有効である。ただし、ピン材は、これらに限定されるものではない。
図4は、その他の隣接部材を示すものである。図4(A)に示す隣接部材は、接続部材20の係止手段35に係止させるための係止孔54,54を備えた隣接部材53である。また、図4(B)に示す隣接部材は、接続部材20の係止手段35に係止させるための係止輪57,57を備えた隣接部材56である。ただし、隣接部材は、これらに限定されるものではなく、また、隣接部材のデザインによって、連結構造10のデザインを大きく変化させることができるのである。
なお、同様に雄パーツ40のデザインも様々なバリエーションをとることができ、連結構造10のデザインを大きく変化させることができるのである。
本考案は、チェーンやバンドなど複数の部材を着脱自在に連結させる連結構造物に広く利用できるものである。
本考案の実施形態を示す説明図。 連結構造の効果の一例を図示した側面図及び平面図。 接続部材20のその他のピン材22を示した説明図。 その他の隣接部材を示す斜視図。 特許文献1(従来技術)に記載のチェーンを示す要部断面図。
符号の説明
10 連結構造
20 接続部材 21 ピン材(ヘアピン) 25 棒ピン 26 Cリング
30 雌パーツ 31 基部 32 ピン孔 35 係止手段
40 雄パーツ 42 ピン孔 45 嵌合溝
50 リング部材 53,56 隣接部材 54 係止孔 57 係止輪

Claims (5)

  1. 複数の部材を着脱自在に連結させた連結構造であって、
    隣り合う隣接部材を係止可能とする係止手段を有する雌パーツと、
    隣接部材との係止状態を維持するように雌パーツに取外自在に嵌合する雄パーツとからなる接続部材を備えたことを特徴とする連結構造。
  2. 隣接部材の一部を挿通可能とする開口部と隣接部材の一部を保持可能とする保持部とによって係止手段を構成する雌パーツと、
    雌パーツの開口部を閉塞して雌パーツに嵌合する雄パーツとからなる接続部材であることを特徴とする請求項1記載の連結構造。
  3. ピン材を通すピン孔を設けた基部と、その基部を中心に左右対称にフック状に形成された係止手段とを備えた雌パーツと、
    中央にピン材を通すピン孔を設けるとともに、雌パーツの長手方向両端を残して嵌合する嵌合溝を備えた雄パーツとからなる接続部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の連結構造。
  4. 隣接部材が、リング状の部材又は係止孔を備えた部材又は係止輪を備えた部材であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の連結構造。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の連結構造を用いた身飾品。
JP2005009713U 2005-11-18 2005-11-18 連結構造およびそれを用いた身飾品 Expired - Lifetime JP3118704U (ja)

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