JP3118492U - アキュムレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】シェルの内部に圧力変動に応じて伸縮作動するベローズを設けるとともにベローズの遊動端部にベローズキャップを設けてなるベローズ型アキュムレータにおいて、ベローズの伸縮に伴ってシェル内において往復動するベローズキャップに傾きが発生するのを抑えることが可能なアキュムレータを提供する。
【解決手段】ベローズキャップ8の傾きを抑制すべく、ベローズキャップ8の外周部がシェル3の内面と摺動自在に接触するピストン構造31を設ける。ベローズキャップ8の外周部は、この外周部に装着したウエアリング32を介してシェル3の内面と摺動自在に接触する。また、フルード室10とバックアップフルード室34を連通させる連通路35を設ける。
【選択図】図2

Description

本考案は、蓄圧装置または脈圧減衰装置等として用いられるアキュムレータに関するものである。本考案のアキュムレータは例えば自動車用、特に自動車ブレーキ用アキュムレータとして用いられる。
従来から、図10に示す金属ベローズ型アキュムレータ51が知られており、このアキュムレータ51は、高圧の液(フルード)およびガスを保持するための圧力容器としてシェル53、オイルポート54およびガスエンドカバー55よりなるハウジング52を備え、このハウジング52の内部にベローズ56、ベローズキャップ57、制振リング58およびリップシール59等を備え、液圧の変動によりベローズ56が伸縮する構造とされている。
このうち、シェル53は、圧力容器としての機能の他に、制振リング58とともにベローズ56の伸縮およびベローズキャップ57の往復動をガイドする機能を有し、オイルポート54は、ベローズゼロダウン時のストッパーとしての機能を有している。また、制振リング58は、ベローズ56の伸縮作動時にこのベローズ56またはベローズキャップ57がシェル53の内面に対して接触することがないようこれらの作動をガイドする機能を有するが、従来は、図11に示すように、この制振リング58とシェル53の内面との間に所定の大きさの径方向間隙cが設定されている(特許文献1参照)。
したがって、上記構成のアキュムレータ51によると、上記したように制振リング58とシェル53の内面との間に所定の大きさの径方向間隙cが設定されているために、急激なシステム減圧が繰り返されると(減圧速度過大時)、図12に示すように、制振リング58を取り付けたベローズキャップ57に傾きが発生する可能性があり、このようにベローズキャップ57に傾きが発生すると、ベローズ1谷目に変形伸びが発生したり、あるいはベローズゼロダウン時のリップシール59のはみ出し隙間が瞬間的に過大となり、よってリップシール59が破損したりする虞がある。
第2539905号特許公報
本考案は以上の点に鑑みて、ベローズの伸縮に伴ってシェル内において往復動するベローズキャップに傾きが発生するのを抑えることが可能なアキュムレータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の請求項1によるアキュムレータは、シェルの内部に圧力変動に応じて伸縮作動するベローズを設けるとともに前記ベローズの遊動端部にベローズキャップを設けたベローズ型アキュムレータにおいて、前記ベローズキャップの傾きを抑制すべく前記ベローズキャップの外周部が前記シェルの内面と摺動自在に接触するピストン構造を有することを特徴とする。
また、本考案の請求項2によるアキュムレータは、上記した請求項1のアキュムレータにおいて、ベローズキャップの外周部は、前記外周部に装着したウエアリングを介してシェルの内面と摺動自在に接触することを特徴とする。
更にまた、本考案の請求項3によるアキュムレータは、上記した請求項1または2のアキュムレータにおいて、ベローズキャップの外周部または前記外周部に装着したウエアリングには、フルード室とバックアップフルード室とを連通させる連通路を設けたことを特徴とする。
上記構成を備えた本考案の請求項1によるアキュムレータにおいては、ベローズキャップの外周部にピストン構造が設けられ、このピストン構造はベローズキャップの外周部がシェルの内面と摺動自在接触するものとされているために、このピストン構造によりベローズキャップの傾きを抑制することが可能となる。すなわち上記従来技術では、制振リングとシェルの内面との間に径方向間隙が設定され、この間隙によりベローズキャップが浮遊状態にあったことから、ベローズキャップが傾く可能性があったが、本考案のアキュムレータでは、このような間隙が設定されておらずベローズキャップの姿勢がシェルによって規制されるために、ベローズキャップは傾くことがない。したがって、シェルの内側に所定の厚みを備えてピストン構造とされたベローズキャップを内挿することにより、ベローズキャップに傾きが発生するのを抑制することが可能となる。
但し、ベローズキャップの材質によっては、ベローズキャップがシェルの内面に直接接触するのが相応しくない場合があるので、この場合には、ベローズキャップの外周部にウエアリングを装着して、このウエアリングを介してシェルの内面に接触させる。ウエアリングは一般に低摩擦系の樹脂材料等によって成形されているために、シェルの内面に対して円滑に摺動する(請求項2)。
また、ベローズキャップの外周部またはこの外周部に装着したウエアリングがシェルの内面と接触する構造であると、この外周部またはウエアリングの介在によりシェル内のフルード室とバックアップフルード室との連通が遮断され、その結果として、バックアップフルード室とガス室との圧力バランスが崩れてしまうことがある。そこで、ベローズキャップの外周部またはウエアリングに連通路を設けて、フルード室とバックアップフルード室とを連通させ、これによりバックアップフルード室とガス室との圧力バランスを均衡させることにした(請求項3)。
本考案は、以下の効果を奏する。
すなわち、本考案の請求項1によるアキュムレータにおいては、ベローズキャップの外周部がシェルの内面と摺動自在に接触するピストン構造が設けられているために、このピストン構造よりベローズキャップはシェルの内面に対して円滑に摺動し、傾きが発生することがない。したがって、ベローズキャップに傾きが発生してベローズ1谷目に変形伸びが発生したり、あるいはベローズゼロダウン時のリップシールのはみ出し隙間が瞬間的に過大となってリップシールが破損したりするのを未然に防止することができる。
またこれに加えて、本考案の請求項2によるアキュムレータにおいては、ウエアリングの介装によりピストン構造のストローク作動を一層円滑化することができ、本考案の請求項3によるアキュムレータにおいては、連通路の設置によりシェル内の圧力バランスを均衡させることができる。
尚、本考案には、以下の実施形態が含まれる。
(1)ベローズキャップをピストン形状にし、シェル内面をスライドさせることで、ベローズキャップがベローズのガイドとして機能し、急激なシステム減圧が繰り返される場合でも、ベローズの傾きを抑制できる構造。ベローズキャップをピストン形状とすることで、ベローズキャップ自体にベローズガイド機能を持たせることから、従来品の構成部品の一つである制振リングを廃止できる構造。ベローズの傾きを抑制することにより、ベローズ変形伸び防止、リップシール破損防止、および従来品の構成部品の一つである制振リングを廃止できる。
(2)ベローズキャップにウエアリング等を設置し、シェル内面をスライドさせることで、ベローズキャップのベローズガイド機能が向上し、急激なシステム減圧が繰り返される場合(高周波でベローズが作動する場合)でも、ベローズの傾きを抑制できる構造。ベローズの傾きを抑制することにより、リップシール破損防止、ベローズ変形伸び防止効果が向上する。
(3)上記(1)または(2)において、バックアップフルード室の圧力をシステム圧力(Nガス圧力)とバランスさせるため、1つまたは複数の均圧口を設置する。均圧口の形状は、図3に示すように、作動時流体抵抗とならないような流通面積を確保したものとする。または、図7および図8に示すように、ウエアリング保持径を小さくして、ウエアリングに流体流通口を加工しても良い。
(4)ベローズキャップをピストン形状にすることで、ベローズキャップの傾きを抑制する。
(5)従来技術においてシェルと制振リングの間に設けていたクリアランスを、本考案では、素材の線膨張、膨潤を加味した場合にゼロとなるように設定する。すなわち、ベローズキャップないしウエアリングのシェルとのクリアランスを素材の線膨張、膨潤を加味した場合、「0」となるように設定する。
(6)ベローズキャップ(金属)に樹脂材(ウエアリング)を配置(樹脂と金属の一体成形が可能であればその方法も採用可)し、シェルに接触させることでガイド機能を持たせる構造。
(7)ウエアリングについては、ウエアリングを部分的に切り取ったものを巻き付ける方法(図9)や、ベローズキャップに部分的に配置する方法(図10)もある。
(8)ウエアリングは、シェル内面と完全に接触するため、シェル内面と非接触の制振リングに比べ、ベローズキャップの傾きを抑制する効果(ベローズガイド機能)が高い。
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本考案の実施例に係るアキュムレータ1の縦断面を示しており、そのD部拡大図が図2に示されている。当該実施例に係るアキュムレータ1は金属ベローズ型アキュムレータであって、以下のように構成されている。
すなわち先ず、略円筒状を呈するシェル3の両端部にガスエンドカバー4およびオイルポート5が固定されて、これらによって当該アキュムレータ1のハウジング2が構成されており、このハウジング2の内部に、ベローズ7およびベローズキャップ8を備えた作動部材6が収容されている。シェル3、ガスエンドカバー4、オイルポート5およびベローズキャップ8はそれぞれ所定の金属材料によって成形されている。
ベローズ7は、その一端(固定端部)をガスエンドカバー4に固定されるとともに他端(遊動端部)をベローズキャップ8に固定されており、よってこのベローズ7およびベローズキャップ8よりなる作動部材6によってハウジング2の内部が作動部材6の内側のガス室9と外側のフルード室(液室)10とに区分けされている。ベローズ7としては、電着ベローズ、成形ベローズまたは溶接ベローズ等よりなる金属ベローズが用いられるが、アキュムレータ1の仕様や用途等によっては、その他の材質のベローズを用いることも可能である。ベローズキャップ8はベローズ7に対して一体に成形されたものであっても良い。
上記ハウジング2の一部を構成するガスエンドカバー4に、ガス室9にガスを注入するためのガス注入口12が設けられており、この注入口12に、これを閉塞するためのガスプラグ13が取り付けられて六角ナット14により覆われている。したがって、ガスプラグ13および六角ナット14を固定する前に注入口12からガス室9に所定圧力のガスを注入し、注入後にガスプラグ13および六角ナット14を固定することにより、所定圧力のガスをガス室9に封入する。封入するガスの種類としては、窒素ガス等が好適である。ガス室9の内部であってガスエンドカバー4の内側には、ガス室9の容積を調整するためのスペーサー15が組み込まれている。
また、同じくハウジング2の一部を構成するオイルポート5に、当該アキュムレータ1を図示しない油圧システム側の圧力配管等に接続するためのねじ部17を備えた筒状の取付部16が設けられており、この取付部16に、配管側の圧力流体をフルード室10に導入するための圧力流入口18が設けられている。したがって、当該アキュムレータ1を取付部16において配管側に接続し、この配管側の圧力を圧力流入口18からフルード室10に導入する。
オイルポート5の内面(上面)に環状凹部状のシール装着部21が設けられて、このシール装着部21にゴム状弾性材製のシール部材であるリップシール22が装着されている。また、このシール装着部21の内周側であってシール装着部21と圧力流入口18との間に環状凹部状のホルダ装着部23が設けられて、このホルダ装着部23に断面略L字形の金属環よりなるシールホルダ24が装着されている。ゴム状弾性材製のリップシール23は、基部の一端(上端)に外向きのシールリップを一体成形したものであって、ベローズ7の伸張によりベローズキャップ8が下降して来ると、ベローズキャップ8がその端面(下面)をもってシールリップに当接し、バックアップフルードをシールする。したがって、リップシール22とベローズキャップ8との組み合わせにより内周側のシール機構が構成されており、この内周側のシール機構は、組み合わせ片方のリップシール22がゴム製であることから、ゴムシールとされている。
また、オイルポート5の内面におけるシール装着部21の外周側に環状のストッパ部25が設けられており、ベローズ7の伸張によりベローズキャップ8が下降して来ると、ベローズキャップ8がその端面をもってストッパ部25の端面(上面)に当接し、バックアップフルードをシールする。したがって、ストッパ部25を設けたオイルポート5とベローズキャップ8との組み合わせにより外周側のシール機構が構成されており、この外周側のシール機構は、組み合わせ双方の部品が金属製であることから、メタルシールとされている。
上記ベローズキャップ8の作動時における傾きの発生を抑制すべく、ベローズキャップ8の外周部にピストン構造31が設けられており、このピストン構造31は、ベローズキャップ8の外周部がシェル3の内面と常に摺動自在に接触することによりベローズキャップ8の傾きを抑制するように構成されている。また図2に拡大して示すように、ベローズキャップ8の外周部にはウエアリング32が装着されており、ベローズキャップ8の外周部はこのウエアリング32を介してシェル3の内面と常に摺動自在に接触することによりベローズキャップ8の傾きを抑制するように構成されている。ベローズキャップ8の外周部に代わってシェル3の内面に対して摺動するウエアリング32は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)またはPA(ポリアミド)等の低摩擦系樹脂材料によって断面矩形状の環状体として成形され、円筒状の摺動面32aを有し、またベローズキャップ8の外周面に設けた環状の装着溝33に装着されている。ベローズキャップ8の外周部はこのウエアリング32を介してシェル3の内面と接触するので、直接には非接触とされ、ベローズキャップ8の外径寸法はシェル3の内径寸法よりも少々小さく形成されている。
また、装着溝33の内周側に位置してベローズキャップ8の外周部には、上記フルード室10とベローズ8外周側のバックアップフルード室34とを常に連通させる連通路35が設けられている。この連通路35は、ベローズキャップ8の上下両面に開口する貫通穴状のものとして形成され、かつ流量を十分に確保するよう図3に示すように、多数の丸穴(図3(A))または円弧穴(図3(B))が円周上等配状に形成されている。
上記構成のアキュムレータ1は、上記オイルポート5をもって例えば自動車ブレーキ系統の油圧配管に接続され、この油圧配管に生じる圧力変動をガス室9とフルード室10との圧力均衡によって吸収するよう作動するものであって、上記構成により以下の作用効果を奏する点に特徴を有している。
すなわち先ず、上記構成のアキュムレータ1においては、ベローズキャップ8の外周部にピストン構造31が設けられて、ベローズキャップ8の外周部はシェル3の内面と常に摺動自在に接触し、またベローズキャップ8の外周部はこの外周部に装着したウエアリング32を介してシェル3の内面と常に摺動自在に接触することから、このピストン構造31ないしウエアリング32によってベローズキャップ8の傾きが抑制されることになる。すなわち上記従来技術では、制振リングとシェルの内面との間に所定の大きさの径方向間隙が設定され、この間隙によりベローズキャップが一種の浮遊状態にあったために、ベローズキャップが傾く可能性があったが、上記構成のアキュムレータ1では、このような間隙が設定されておらずベローズキャップ8の姿勢がシェル3によって規制されるため、ベローズキャップ8は傾くことがない。したがって、シェル3の内側に所定の厚みを備えたベローズキャップ8を内挿し、ウエアリング32を装着し、これをピストン構造31とすることにより、ベローズキャップ8に傾きが発生するのを抑制することが可能となる。したがって、ベローズキャップ8に傾きが発生してベローズ1谷目に変形伸びが発生したり、あるいはベローズゼロダウン時のリップシール22のはみ出し隙間が瞬間的に過大となってリップシール22が破損したりするのを未然に防止することができる。
また、上記構成のアキュムレータ1においては、ガス室9の圧力とフルード室10の圧力が均衡するようベローズ7が伸縮するが、ベローズキャップ8に連通路35が設けられてフルード室10とバックアップフルード室34が常に連通せしめられているために、バックアップフルード室34の圧力はフルード室10の圧力と常に等しくなり、その結果としてバックアップフルード室34の圧力がガス室9の圧力とが均衡する。したがって、バックアップフルード室34の圧力がガス室9の圧力と不均衡となってベローズ7が径方向に変形し、破損するのを未然に防止することができる。
尚、上記実施例に係るアキュムレータ1は、以下のようにその構成を変更することが可能である。
(1)上記実施例では、ベローズキャップ8の外周部に設けた装着溝33にウエアリング32が隙間なく嵌合されているが、該部はシール作用をなす部位ではないので、いわゆる隙間嵌めであっても良い。したがって、図4に示すように、ウエアリング32の内周側には、装着溝33の内面との間に径方向間隙cが設定されても良く、あるいは図5に示すように、ウエアリング32の軸方向一方に軸方向間隙cが設定されても良い。また図6に示すように、ウエアリング32の内周側および軸方向一方にそれぞれ間隙c,cが設定されても良い。
(2)上記実施例では、フルード室10とバックアップフルード室34とを連通させる連通路35はベローズキャップ8に設けられているが、ウエアリング32に設けても良い。
図7の例では、連通路35は、ウエアリング32の外周面に設けた切欠状のものとして形成されており、この切欠状の連通路35が複数等配状に形成されている。
図8の例では、ウエアリング32は、装着溝33に嵌着されるリング部32bとその外周側に一体成形された複数の凸部32cとよりなり、リング部32bの外周側であって凸部32c同士の間に連通路35が設定されている。凸部32cは複数が等配状に形成され、連通路35は複数が等配状に設定されている。
また、図9の例では、ウエアリング32は、円周上複数に分割された分割体32dよりなり、ベローズキャップ8の外周側であって分割体32d同士の間に連通路35が設定されている。分割体32dは複数が等配状に配置され、連通路35は複数が等配状に設定されている。またこの例では、装着溝33も複数が等配状に配置されている。
本考案の実施例に係るアキュムレータの縦断面図 図1におけるD部拡大図 (A)および(B)ともそれぞれ、連通路の開口形状を示すベローズキャップの一部底面図 ピストン構造の他の例を示すアキュムレータの要部縦断面図 ピストン構造の他の例を示すアキュムレータの要部縦断面図 ピストン構造の他の例を示すアキュムレータの要部縦断面図 (A)はウエアリングの他の例を示すアキュムレータの要部縦断面図、(B)は同ウエアリングの一部底面図 (A)はウエアリングの他の例を示すアキュムレータの要部縦断面図、(B)は同アキュムレータの横断面図 (A)はウエアリングの他の例を示すアキュムレータの要部縦断面図、(B)は同アキュムレータの横断面図 従来例に係るアキュムレータの縦断面図 従来例に係るアキュムレータの要部縦断面図 従来例に係る不具合発生状態を示すアキュムレータの要部縦断面図
符号の説明
1 アキュムレータ
2 ハウジング
3 シェル
4 ガスエンドカバー
5 オイルポート
6 作動部材
7 ベローズ
8 ベローズキャップ
9 ガス室
10 フルード室
12 ガス注入口
13 ガスプラグ
14 六角ナット
15 スペーサー
16 取付部
17 ねじ部
18 圧力流入口
21 シール装着部
22 リップシール
23 ホルダ装着部
24 シールホルダ
25 ストッパ部
31 ピストン構造
32 ウエアリング
32a 摺動面
32b リング部
32c 凸部
32d 分割体
33 装着溝
34 バックアップフルード室
35 連通路

Claims (3)

  1. シェル(3)の内部に圧力変動に応じて伸縮作動するベローズ(7)を設けるとともに前記ベローズ(7)の遊動端部にベローズキャップ(8)を設けたベローズ型アキュムレータ(1)において、
    前記ベローズキャップ(8)の傾きを抑制すべく前記ベローズキャップ(8)の外周部が前記シェル(3)の内面と摺動自在に接触するピストン構造(31)を有することを特徴とするアキュムレータ。
  2. 請求項1のアキュムレータにおいて、
    ベローズキャップ(8)の外周部は、前記外周部に装着したウエアリング(32)を介してシェル(3)の内面と摺動自在に接触することを特徴とするアキュムレータ。
  3. 請求項1または2のアキュムレータにおいて、
    ベローズキャップ(8)の外周部または前記外周部に装着したウエアリング(32)には、フルード室(10)とバックアップフルード室(34)とを連通させる連通路(35)を設けたことを特徴とするアキュムレータ。
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