JP2022079858A - 密封装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧条件下でバックアップリングに発生する破損や変形を防止すること。【解決手段】密封装置11は、ハウジング(シリンダ102)に収納されて往復移動する軸(ピストンロッド103)を貫通させる取付環(内側取付環31)に、オイルシール32やダストシール52を架橋接着している。オイルシール32は、シリンダ102の内部に設けられた密封空間I側に延び、所定の接触圧でピストンロッド103に接触する主リップ33を備えている。内側取付環31と主リップ33の内周側との間には、樹脂製又は金属製のバックアップリング71が配置されている。バックアップリング71は、密封空間I内の圧力上昇によって変形しようとする主リップ33を支持する。バックアップリング71の外面は、エラストマー、例えばポリウレタンエラストマーなどの弾性を有する被覆体72で被覆されている。【選択図】図1

Description

本発明は、密封装置に関する。
自動車や汎用機械に用いられる機器には、動作に伴い内部圧力が変動するようなものがある。例えば車両の油圧緩衝器(ショックアブソーバ)は、シリンダ内でのピストンの往復移動に伴い、作動油を密封する密封空間内の圧力を変動させる。
特許文献1には、油圧緩衝器用の密封装置が開示されている。この密封装置は、油圧緩衝器の外筒(111)の開口端部にオイルシール(1)とダストシール(2)とを取り付け、これらの二種類のシールによって外筒とピストンロッド(113)との間をシールする。オイルシール(1)は、密封対象である油液(O)の漏れ出しを防止し、ダストシール(2)は、外部からの異物や泥水などの侵入を防止する(文献1の段落[0020]参照)。
より詳しくは、オイルシール(1)とダストシール(2)とは、円板状をした金属製の取付環に加硫接着されている。オイルシール(1)が接着されているのは内側取付環(11)、ダストシール(2)が接着されているのは外側取付環(12)である。これらの内側取付環(11)と外側取付環(12)とは互いに接合されて密封装置をなし、油圧緩衝器の外筒(111)の開口端部にかしめ止めされる(文献1の段落[0014]~[0018]参照)。
こうして完成した油圧緩衝器は、油液(O)を収容するオイル室を外筒(111)の入口側に、ガスを封入するガス室をその奥側に形成する。このときオイル室に面するオイルシール(1)は、内周側に設けた主リップ(12)によってピストンロッド(113)の外周面からのオイルの漏れ出しを防止し、外周側に設けた外周リップ(13)によって外筒(111)の内周面からのオイルの漏れ出しを防止する。
油圧緩衝器は、ピストンロッド(113)に連結したピストンをオイル室内に配置し、ピストンの往復移動によって緩衝作用を発揮する。このときピストンの伸び側への移動に伴いオイル室内の圧力が上昇する。上昇した圧力は、ピストンロッド(113)に対する接触圧を強めるような変形を主リップ(12)に生じさせようとする。これを防止するのがバックアップリング(3)である。バックアップリングは、「適当な剛性を有し、耐摩耗性に優れると共に摩擦係数の著しく低い例えばPTFE等の合成樹脂材で成形されたもの」とされ(文献1の段落[0019]参照)、主リップ(12)を内周側から支持してその変形を抑制する。
特開2005-090569号公報
自動車の分野では、乗り心地のさらなる向上が求められたり、車両重量が増加する傾向にあったりすることを背景として、油圧緩衝器の使用条件が過酷さを増している。これに伴い、油圧緩衝器用の密封装置に求められる要求水準も高度化してきている。特に封入ガス圧が1MPa以上の油圧緩衝器に用いられる密封装置では、高い水準の耐圧耐久性が求められる。
密封装置の耐圧耐久性を向上させるうえで、前述したバックアップリングは重要な役割を果たしている。その一方で、バックアップリングは、例えば20MPa以上もの高圧条件に置かれると、破損したり変形したりする可能性がある。高圧環境下に晒される場合には、バックアップリングそれ自体の耐圧耐久性の確保が求められる。
本件の課題は、高圧条件下でバックアップリングに発生する破損や変形を防止することである。
密封装置は、往復移動する軸を貫通させる取付環と、前記取付環に固定され、前記軸を収納するハウジングの密封空間側に延びて前記軸に接触する主リップと、前記取付環と前記主リップの内周側との間に配置され、前記主リップを支持するバックアップリングと、前記バックアップリングの外面を被覆する弾性を有する被覆体と、を備える。
高圧条件下でバックアップリングに発生する破損や変形を防止することができる。
油圧緩衝器に組み込んだ密封装置の実施の一形態を示す垂直断面図。 油圧緩衝器に装着される前の密封装置を示す垂直断面図。 バックアップリングの垂直断面図。 組み立て前の密封装置を示す垂直断面図。 (A)は本実施の形態のバックアップリングを組み込んだ主リップ、(B)は被覆体で被覆しないバックアップリングを組み込んだ主リップ、(C)は被覆体の材料で生成したバックアップリングを組み込んだ主リップについて、それぞれ20MPaの圧力を加えたときに生ずる応力をFEM解析によってモデル化した模式図。
実施の一形態を図面に基いて説明する。本実施の形態は、車両の懸架装置(図示せず)の一部である油圧緩衝器101に用いられる密封装置11の一例である。
図1に示すように、油圧緩衝器101は、円筒状を有する金属製のシリンダ102をハウジングとして用いている。シリンダ102の内部は、オイル室111と図示しないガス室とに区分けされている。オイル室111には作動油が収容され、ガス室にはガスが封入されている(いずれも図示せず)。オイル室111及びガス室は、密封装置11によって密閉される密封空間Iとなる。
シリンダ102の開口端側に位置するオイル室111には、図示しないピストンが往復移動自在に収納されている。ピストンから延びる軸としてのピストンロッド103は、シリンダ102の内壁102aに固定されたロッドガイド104に案内され、外部空間Oへ導かれている。
密封装置11は、シリンダ102の開口端を折り返したかしめ部105にかしめられ、ロッドガイド104に円環状に設けられた突部106とかしめ部105との間に挟み込まれて固定されている。
図2に示すように、密封装置11は、円板状を有する金属製の二つの取付環31、51を備え、一方の内側取付環31にオイルシール32を、もう一方の外側取付環51にダストシール52をそれぞれ固定している。オイルシール32は、オイル室111に収容した作動油を密封対象とし、ダストシール52は、外部空間Oからの異物や泥水などの侵入を防止する。
オイルシール32は、内側取付環31の内周側に設けた主リップ33と、外周側に設けた外周リップ34とを有している。
主リップ33は、内側取付環31に設けた貫通孔31aの内壁から内側取付環31の内側表面31b(図1~図3中の上面)にかけての領域に架橋接着されたゴム状の弾性体であり、シール対象であるピストンロッド103の外周面に全周を接触させている。主リップ33は、密封空間Iの方向に向けて斜めに延び、だんだん小径になっていくような断面形状を有している。このような主リップ33は、ピストンロッド103に所定の接触圧で接触する。
外周リップ34は、内側取付環31の外周端側の内側表面31bから外周面31cにかけての領域に架橋接着されたゴム状の弾性体であり、シール対象であるシリンダ102の内壁102aとロッドガイド104の突部106とに全周を接触させている。外周リップ34は、内側取付環31の表面から垂直に立ち上がる断面形状を有している。このような外周リップ34は、シリンダ102の内壁102aとロッドガイド104の突部106との間の断面三角形の空間内で押し潰され、内壁102aと突部106とに所定の接触圧で接触する。
内側取付環31の内側表面31bには、主リップ33と外周リップ34とに連続する膜状の弾性膜部35が環状に成形されている。弾性膜部35のやや主リップ33寄りの位置には、中間突条36も成形されている。主リップ33、外周リップ34、弾性膜部35及び中間突条36は、ゴム状の弾性材料を用いて内側取付環31に一体成形されている。
ダストシール52は、外側取付環51の内周側にダストリップ53を設けている。ダストリップ53は、外側取付環51に設けた貫通孔51aの内壁から外側取付環51の外側表面51b(図1~図3中の下面)にかけての領域に架橋接着されたゴム状の弾性体であり、シール対象であるピストンロッド103の外周面に全周を接触させている。ダストリップ53は、外部空間Oの方向に向けて斜めに延び、だんだん小径になっていくような断面形状を有している。このようなダストリップ53は、ピストンロッド103に所定の接触圧で接触する。
本実施の形態の密封装置11は、主リップ33を支持するバックアップリング71を備えている。以下、バックアップリング71について説明する。
ダストシール52を一体成形している外側取付環51は、内側取付環31よりも軸方向の厚みが厚い。外側取付環51の貫通孔51aは、内側取付環31の貫通孔31aよりも小径である。このため外側取付環51の内側表面51c(図1~図3中の上面)は、内側取付環31の貫通孔31aから露出している。主リップ33は、内側取付環31の貫通孔31aの内壁まで回り込んではいるものの、外側取付環51の内側表面51cに生じた露出部分の全体は覆わず、内側表面51cには露出領域が確保されている。説明の便宜上、この露出領域をバックアップリング71の設置面51dと呼ぶ。
主リップ33は、内側取付環31の貫通孔31aから密封空間Iの方向に向け、径を縮小するように斜めに延びている。このため設置面51dとは空間を開けて対面している。設置面51dに対面する主リップ33の領域は、設置面51dに対して垂直な二面と平行な二面とを含む階段形状になっており、設置面51dとの間の離間距離を二段階に変化させている。説明の便宜上、設置面51dに対面する主リップ33の面を支持面33aと呼び、設置面51dと支持面33aとの間に生ずる空間を設置空間Sと呼ぶ(図4も参照のこと)。
バックアップリング71は、外側取付環51の設置面51dと主リップ33の支持面33aとに合致する端面及び外周面の形状を有し、設置空間Sに嵌り合うように成形されたリング状の部材である。バックアップリング71の内周壁は、ピストンロッド103の軸方向に沿って平行な形状であり、その径は、外側取付環51の貫通孔51aに回り込んでいるダストシール52の内周面と一致している。
バックアップリング71は、高強度材を材料として成形されている。高強度材として用いられるのは、一例として、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などの樹脂であり、別の一例として、アルミ材、マグネシウム材、真鍮材などの金属である。
図3に示すように、バックアップリング71は、被覆体72に被覆されている。被覆体72は、弾性を有する材料によって成形されている。一例として被覆体72は、主リップ33に用いられるゴム材などに比べて硬度が高く、耐摩耗性及び強度(引張強度など)に優れるエラストマー、例えばポリエチレンエラストマーを材料としている。
図4に示すように、オイルシール32を一体成形する内側取付環31と、ダストシール52を一体成形する外側取付環51と、バックアップリング71とはそれぞれ分離している。密封装置11は、外側取付環51の設置面51dと主リップ33の支持面33aとにバックアップリング71を嵌り合わせるようにして設置空間Sに収納した状態で、外側取付環51と内側取付環31とを接合させて組み立てられる(図2参照)。
こうして組み立てられた密封装置11は、主リップ33とダストリップ53とにピストンロッド103を挿入するようにしてシリンダ102に嵌め込み、シリンダ102の開口端を屈曲させたかしめ部105でかしめることによって、油圧緩衝器101に装着されている(図1参照)。
作用について説明する。
オイルシール32の主リップ33は、密封空間I側を向くように配置され、所定の接触圧をもってピストンロッド103の外周面に摺動自在に接触する。これによってピストンロッド103の外周面からの作動油の漏れ出しが防止される。
オイルシール32の外周リップ34は、シリンダ102とロッドガイド104の突部106との間の断面三角形の空間内で押し潰される。これによってシリンダ102の内壁102aを伝わる作動油の漏れ出しが防止される。
このときオイルシール32の弾性膜部35及び中間突条36は、ロッドガイド104の突部106に対するシリンダ102のかしめ部105のかしめ荷重の誤差を吸収する。これによって主リップ33及び外周リップ34による作動油の密閉作用の確実性の向上が図られる。
したがって本実施の形態によれば、密封空間Iからの作動油の漏れ出しを防止することができる。
ダストシール52のダストリップ53は、外部空間O側を向くように配置され、所定の接触圧をもってピストンロッド103の外周面に摺動自在に接触する。これによって外部からの異物や泥水などの侵入を防止することができる。
図1に示すように、油圧緩衝器101では、シリンダ102に内蔵されている図示しないピストンの往復移動に伴い、密封空間I内の油圧Pが上昇する。このとき油圧Pは、主リップ33を変形させ、ピストンロッド103の外周面に対する主リップ33の緊迫力を増大させるように作用する。このような現象に対して、外側取付環51の設置面51dに設置されたバックアップリング71は、主リップ33の支持面33aを支持し、主リップ33の変形を防止する。とりわけバックアップリング71は、ピストンロッド103の軸と平行な二面の垂直面を有するため、径を拡大する方向への主リップ33の変形に対して規制力を発揮する。その結果ピストンロッド103の外周面に対して、主リップ33の緊迫力が過度に増大してしまう事態を防止することができる。
その一方で密封空間I内の油圧Pの上昇が著しく、例えば20MPa以上というような高圧条件が発生すると、バックアップリング71は破損したり変形したりする可能性がある。これに対して本実施の形態のバックアップリング71は、弾性を有する被覆体72で被覆されているために応力が小さくなり、20MPa以上という高圧条件下でも、破損や変形から守られる。弾性を有する被覆体72が応力を分散し、バックアップリング71に発生すべき応力を緩和するからである。
本実施の形態の発明の発明者は、バックアップリング71を組み込んだ状態で主リップ33に加わる圧力条件を20MPaと設定してFEM解析(有限要素法解析)を試みた。比較例として被覆体72を設けないバックアップリング91を組み込んだ主リップ33、被覆体72と同じ材料のみによって生成したバックアップリング92を組み込んだ主リップ33についても解析をしてみた。その結果を示すのが、図5(A)(B)(C)の解析モデルである。これらの各図中、主リップ33に加えられる密封空間I内の油圧P(図1参照)を矢印で示し、このときの応力の大きさを無彩色の濃淡で表している。濃い領域ほど応力が高い。
図5(A)は、本実施の形態のバックアップリング71を組み込んだ主リップ33について、上記条件の圧力を加えたときに生ずる応力分布をFEM解析によってモデル化した模式図である。図5(A)に示すように、外側取付環51の設置面51dに設置される先端領域を中心に応力分布が発生している。被覆体72で被覆したバックアップリング71に作用する最大主応力は、バックアップリング71の部分で+5.5MPa、被覆体72の部分で+0.2MPaという結果を得た。
図5(B)は、被覆体72で被覆しないバックアップリング91を組み込んだ主リップ33について、上記条件の圧力を加えたときに生ずる応力分布をFEM解析によってモデル化した模式図である。本実施の形態のバックアップリング71を組み込んだ状態と比較し、応力分布が拡大していることがわかる。バックアップリング91に作用する最大主応力は+8.4MPaと、本実施の形態のバックアップリング71よりも大きな結果になった。
図5(C)は、被覆体72の材料のみによって生成するバックアップリング92を組み込んだ主リップ33について、上記条件の圧力を加えたときに生ずる応力分布をFEM解析によってモデル化した模式図である。本実施の形態のバックアップリング71と比較すると、応力分布は拡大しないものの、外側取付環51の設置面51dに設置される先端領域の変形度合いが大きくなっていることがわかる。バックアップリング92に作用する最大主応力は+17.98MPaという値で、被覆体72を設けないバックアップリング91(図5(B)参照)と比較しても、格段に大きな値になった。
以上の結果からも、本実施の形態のバックアップリング71によれば、20MPaという高圧条件下でも応力の増大が抑制され、破損や変形から守られることが検証された。
本実施の形態の被覆体72は、金属製のバックアップリング71を採用しやすくするという副産物も有している。金属製のバックアップリング71は、何らかの原因で、径を小さくする方向に過度に変形した場合、ピストンロッド103に接触して損傷させてしまう可能性を持っている。これに対して本実施の形態のバックアップリング71は、もしもピストンロッド103に接触したとしても、弾性を有する被覆体72によって、損傷を引き起こしにくくすることが可能である。その結果、剛性に優れるという優れた特性を有する金属製のバックアップリング71を採用しやすくすることができる。
実施に際しては、各種の変形や変更が可能である。
例えばバックアップリング71や被覆体72の材料としては、上記例示したものに限らず、別の様々な材料を用いることが可能である。
また上記実施の形態のように、オイルシール32を架橋接着する内側取付環31と、ダストシール52を架橋接着する外側取付環51とを別体にせず、一つの取付環にオイルシール32とダストシール52とを架橋接着するようにしてもよい。
そのほかあらゆる変形や変更が可能である。
11 密封装置
31 内側取付環(取付環)
31a 貫通孔
31b 内側表面
31c 外周面
32 オイルシール
33 主リップ
33a 支持面
34 外周リップ
35 弾性膜部
36 中間突条
51 外側取付環(取付環)
51a 貫通孔
51b 外側表面
51c 内側表面
51d 設置面
52 ダストシール
53 ダストリップ
71 バックアップリング
72 被覆体
91 バックアップリング
92 バックアップリング
101 油圧緩衝器
102 シリンダ
102a 内壁
103 ピストンロッド
104 ロッドガイド
105 かしめ部
106 突部
111 オイル室
I 密封空間
O 外部空間
P 油圧
S 設置空間

Claims (6)

  1. 往復移動する軸を貫通させる取付環と、
    前記取付環に固定され、前記軸を収納するハウジングの密封空間側に延びて前記軸に接触する主リップと、
    前記取付環と前記主リップの内周側との間に配置され、前記主リップを支持するバックアップリングと、
    前記バックアップリングの外面を被覆する弾性を有する被覆体と、
    を備える密封装置。
  2. 前記被覆体の材料は、前記主リップの材料よりも高い硬度を有している、
    請求項1に記載の密封装置。
  3. 前記被覆体の材料は、エラストマーである、
    請求項1に記載の密封装置。
  4. 前記エラストマーは、ポリウレタンエラストマーである、
    請求項3に記載の密封装置。
  5. 前記バックアップリングの材料は、樹脂である、
    請求項1ないし4のいずれか一に記載の密封装置。
  6. 前記バックアップリングの材料は、金属である、
    請求項1ないし4のいずれか一に記載の密封装置。
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