JP3118446B2 - フィッシングリールへカバーを取外し可能に装着する装置 - Google Patents

フィッシングリールへカバーを取外し可能に装着する装置

Info

Publication number
JP3118446B2
JP3118446B2 JP10113038A JP11303898A JP3118446B2 JP 3118446 B2 JP3118446 B2 JP 3118446B2 JP 10113038 A JP10113038 A JP 10113038A JP 11303898 A JP11303898 A JP 11303898A JP 3118446 B2 JP3118446 B2 JP 3118446B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
fishing reel
activation
flange
locking pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10113038A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10295236A (ja
Inventor
レイフォード・エイ・コックラム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brunswick Corp
Original Assignee
Brunswick Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brunswick Corp filed Critical Brunswick Corp
Publication of JPH10295236A publication Critical patent/JPH10295236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3118446B2 publication Critical patent/JP3118446B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0192Frame details
    • A01K89/01921Frame disassembly features
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0183Drive mechanism details

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本件発明はベイトキャストフ
ィッシングリール(baitcast fishing
reels)へ側方カバーを取り付けるための装置に
関する。ベイトキャストフィッシングリールは良く知ら
れている。
【0002】
【従来の技術】記述の簡便さのために、種々のリール及
びリール要素の記載においては右手側斜視図が使用され
ている。当業者に明らかなように、一般に左手側のベイ
トキャステイングリールはリール要素の配置を単に反対
にするだけで製造することが出来、従ってこの左手側の
リールは右手側のリールの鏡像になっている。
【0003】ベイトキャステイングリールの左側カバー
はリールスプールへ容易に接近することが出来るように
容易に取り外されかつフレーム側方プレートへ再装着出
来るようになっていることは非常に重要なことである。
更に、ある場合には、この左側カバーがスプールドラッ
グ(spool drag)又はスプール制動機構へ容
易に接近することが出来るように容易に取り外されかつ
再装着出来ることは非常に重要なことである。
【0004】リールの左側カバーを迅速にかつ容易に取
り外しかつ再装着出来ることは、リールが遠心力制動シ
ステムを使用しているときには特に重要である。残念な
ことに、遠心力制動システムによって発生する制動力の
大きさは、例えば、より重いルアー又はより軽いルア−
の使用のために、しばしば調整されなければならない。
このような調整は、標準的には、制動組立体への接近の
ためにリールの左側カバーが取り外されることを要求し
ている。
【0005】ベイトキャステイングリールへ対して左側
カバーを取り付けるために一般的に使用されている方法
は米国特許第5108042号に開示されている。この
米国特許第5108042号は右側カバー及びリールフ
レームを介して伸びている3個のボルト状リテーナーの
使用を開示している。これらのリテーナーは左側カバー
へ設けられたねじ付孔へ受け入れられている外ねじ付き
の末端を有している。2本のボルト状リテーナー部材は
フレーム側方プレート間に設けられたスペーサーポスト
を介して伸びている。第3のボルト状リテーナー部材は
リールのレベルワインド機構の一部を形成しているトラ
ンスバースラインガイド(transverse li
ne guide)を介して伸びている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ボルトタイプの取り付
けシステムは大きな欠点を有している。これらのシステ
ムは高価であり、(a)複数の長い特別使用のボルト状
部材を必要とし、更に(b)これらのボルト状部材を保
持しかつ保護するためにフレーム側方プレート間に伸び
ている特別の溝を必要としている。加えて、左側カバー
から解放されたときに、個々のボルト状部材がリールか
ら落下し簡単になくなってしまう。更に、リールから取
り外されたとき、これらの細く長いボルト状部材は曲が
り又は損傷を受け易い。その上、使用者の手が濡れてい
たり滑り易い時には、又は使用者が釣糸を保持しなけれ
ばならない時には、これらのボルト状部材は取り扱いが
困難となる。更に、これらのボルト状部材に設けられた
こぶ付きボルトヘッドは障害物を提供することになり、
このうえに、釣糸が簡単に絡まるようになる。またこの
ボルト状システムの作動は不便であり時間がかかり、左
側カバーを取り外しかつ再取り付けする際に複数のボル
ト状部材が操作されかつ保持されなければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本件発明はフィッシング
リールフレームへカバーを取り外し可能に取り付けるた
めの装置を提供する。この発明の装置は、ロッキングピ
ンを有しているロッキング部材を含んでいる。この発明
の装置は更に、フレームへカバーを固着するためにロッ
キングピンを受け入れるための、好ましくはフレームプ
レートによって提供されている受け入れ手段を含んでい
る。このロッキング部材は直線往復運動に沿って往復運
動するようにカバーへ保持されている。この装置は、更
に、受け入れ手段からロッキングピンを取り外すためそ
の直線往復運動に沿ってロッキング部材を移動するため
カバーの外側から操作可能な起動手段を有している。
【0008】この発明の装置は、上述の必要性を満足し
かつ上記課題を解消している。この発明の装置は、単に
ボタンを押し次いでカバーをリールフレームに対して僅
かな角度だけ回転することにより、リールカバーを取り
外し出来るものである。その後、カバーは単にフレーム
へカバーを配置し、該カバーを反対方向に僅かな角度だ
け回転することにより再取り付けが出来るのである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2には本件発明のカバ
ー取り付け装置の統合体2を有するベイトキャステイン
グリール(baitcasting reel)4が示
されている。このベイトキャステイングリール4は、右
側フレームプレート18と左側フレームプレート20と
を有しているリールフレーム8と、左右のフレームプレ
ート18、20間に回転可能に載置されたラインスプー
ル(line spool)22と、該ラインスプール
22を介して長手方向に伸びている細長いスプールシャ
フト24と、リールフレーム8の右側フレームプレート
18へ取り外し可能に取り付けられている右側カバー2
6と、右側カバー26から突出しているクランクハンド
ル28と、巻き取りの間中スプール22に対して左右方
向に移動しているレベルワインド(level−win
d)機構30と、リールフレーム8から伸びている脚構
造体32と、左側フレームプレート20へ取り外し可能
に取り付けられている左側カバー34と、を有してい
る。左側カバー34は、円形の端部壁36と、実質的に
円筒形の側方壁38と、を有している。左側カバー34
は、本件発明の取り付け装置統合体2によってフレーム
プレート20へ取り外し可能に取り付けられている。ベ
イトキャステイングリール4が完全に組み立てられる
と、本件発明の統合体2の外部より見ることが可能な特
性は、カバー34の側方壁38内に形成された孔42か
ら突出する起動ボタン40のみである。
【0010】本件発明の統合体2は、フレームプレート
20の平坦な外表面21へ固着された一対のフランジ保
持部材10と、ロッキングポスト(locking p
ost)12と、起動部材14と、スプリング44と、
を有している。ロッキングポスト12と起動部材14と
スプリング44とはスプール保持部材46によって左側
カバー34内へ作動可能に保持されている。左側カバー
34はスプール制動組立体70を収容している。
【0011】スプール保持部材46は、実質的に円形の
保持プレート48と、保持プレート48から後方に突出
している実質的に円筒形をなす外方壁50と、外方壁5
0から半径方向外方へ突出している外方フランジ52
と、外方フランジ52から外方へ突出して平坦な半径方
向耳部54と、を有している。外方フランジ52にはフ
ランジ保持部材10を作動可能に受け入れるために一対
のノッチ56が設けてある。スプール保持部材46はボ
ルト58によって左側カバー34の内方に取り付けられ
ている。これらのボルト58は円形の保持プレート48
に設けられた孔60を介して伸びておりかつカバー34
の内方に形成されているねじ付きボス61、62、63
へ受け入れられている。スプール保持部材46は更に、
保持プレート48から後方へ突出している円筒形のベア
リングカップ64と、保持プレート48から前方へ伸び
ている制動組立体ガイドポスト66と、を有している。
ベアリングカップ64はスプールシャフトベアリング6
8を保持している。
【0012】ここで使用されている、“前方”、“前方
へ面して”等の用語は、リールフレーム8の左側フレー
ムプレート20の外表面21から離れた面及び/又は位
置を意味している。また“後方”、“後方へ面して”等
の用語は、フレームプレート20の外表面21の方向へ
の面及び/又は位置を意味している。
【0013】当業者に明らかなように、本件発明の統合
体2の一般的な構造及び作動は、このリールにおいて使
用しているスプールドラッグ(spool drag)
又はスプール制動装置の形式にかかわりなく実質的に同
一である。このリール4において使用されている特定の
制動組立体70は、調節可能な遠心力利用の制動装置で
あって、スプールシャフト24へ圧力嵌合している制動
パッドハウジング72であってキャステイングの間中該
ハウジング72がシャフト24と一緒に回転している制
動パッドハウジング72と、ハウジング72の回転に応
答して半径方向外方へ滑動する複数の制動パッド74
と、ハウジング72の周りに選択的に位置付け可能な制
動リング76と、制動リング76が取り付けられている
後方に突出しているねじ付きボス80を有しているカム
スライダ78と、カバー34へ設けられた孔86を介し
て突出している制動調整ダイアル84と、を有してい
る。カムスライダ78と制動リング76とは制動組立体
70によって発生した制動力の量を調整するため軸線方
向に移動可能となっている。ダイアル84にはカム斜板
85が設けてあり、対応するカム斜板はカムスライダ7
8に設けてあり、それによりカムスライダ78及び制動
リング76の軸線方向位置がダイアル84を回転するこ
とにより選択的に調整可能となっている。
【0014】少なくとも2つのフランジ保持部材10が
フレームプレート20の外表面21へボルト96によっ
て固着されている。これらのフランジ保持部材10はス
プール保持部材46の外方フランジ52を受け入れかつ
保持し、保持部材46及び左側カバー34がフレーム8
へ緩く保持されるようにしている。フランジ保持部材1
0がプレート20へ設けられたスプール孔23に隣接し
て位置付けてあり、これにより左側カバー34がフレー
ム8へ固着されるときに、スプールベアリング68がス
プールシャフト24へ適切に整合され、調整可能な制動
リング76が制動パッドハウジング72へ適切に整合さ
れている。
【0015】各フランジ保持部材10は好ましくは、ボ
ルト96を受け入れるために貫通している一対の孔10
0を有している本体部分98を含んでいる。各保持部材
10はまた本体部分98から突出している保持リップ部
分102を有している。各保持リップ部分102はスプ
ール保持部材46の外方壁50の曲率半径に等しい曲率
半径を有する側方縁部分104を含んでいる。保持リッ
プ部分102は更に、端部プレート20の外表面21か
ら離れておりかつ該端部プレート20の外表面21に実
質的に平行な実質的に平坦な平坦リップ部分106と、
保持リップ部分102の実質的に平坦な平坦リップ部分
106に対して保持リップ部分102の先端縁部分11
0から伸びている初めの傾斜した傾斜リップ部分108
と、保持リップ部分102の後縁部分に設けられたスト
ップ部分112と、を有している。傾斜リップ部分10
8は実質的に平坦な平坦リップ部分106の方へ下方に
傾斜しており、これによりリップ部分102と外表面2
1との間の先端縁部分110の間隙は、該外表面21と
実質的に平坦な平坦リップ部分106との間の間隙より
も大きくなっている。
【0016】フランジ保持部材10はプレートの孔23
の周りに間隔をおいて配置されており、これによりスプ
ール保持部材46とカバー34とがフレームプレート2
0へ対して配置されるとき、フランジ保持部材10は外
方フランジ52へ設けられたノッチ56を介して受け入
れられる。フランジノッチ56へ保持部材10を配置し
カバー34をフレーム16に関して時計方向に回転する
と、保持フランジ52のノッチ縁57が保持リップ部分
102の先端縁部分110の下方へ受け入れられる。カ
バー34を時計方向へ回転し続けると、ノッチ縁57が
保持リップ部分102の傾斜リップ部分108と滑動係
合することにより、フランジ52とカバー34とをフレ
ームプレート面21の方へ引き寄せる。その結果、フラ
ンジ52が実質的に平坦な平坦リップ部分106の下方
に最終的に受け入れられるときに、カバー34はフレー
ムプレート20へ対して緩く保持される。カバー34の
時計方向回転はリップ部分102へ設けられたストップ
部分112とノッチ縁57との最終衝接によって停止さ
れる。
【0017】図9〜12に示されるように、本件発明の
統合体2に使用されているロッキングポスト12は好ま
しくは、長手方向軸線116の周りに半径方向に位置付
けられており前方に面している前方面118と後方に面
している後方面120とを有している中央円形板114
と、前方面118から突出している実質的に円柱形又は
円筒形の長い保持スタッド122と、後方面120から
突出している長いロッキングピン124と、ロッキング
ピン124の両側に後方面120から突出している一対
の半径方向隆起部(側方構造部)126と、を有してい
る。種々の形状が使用可能であるが、ロッキングピン1
24は、好ましくは、隆起部126に対して垂直をなし
ている一対の長手方向に切り取られた切り取り面127
を有する実質的に円筒形又は円柱形をなしている。
【0018】図13〜18に示すように、起動部材14
は、好ましくは細長い起動プレート130を有してお
り、この起動プレート130は、内方長手方向端部13
2と、外方長手方向端部134と、平坦前方側部136
と、段付き後方側部138と、を有している。段付き後
方側部138によって画定されるように、起動プレート
130は、内方の長手方向セグメント140と、外方の
長手方向セグメント142と、を有している。カバーボ
ス62が貫通しておりかつこれを受け入れるような寸法
となっている第1の長手方向スロット即ち溝144が内
方の長手方向セグメント140に設けてある。ロッキン
グピン124が貫通しておりかつこれを受け入れるよう
な寸法となっている第2の細長いスロット即ち溝146
が外方の長手方向セグメント142に設けてある。起動
ボタン40が起動プレート130の外方長手方向端部1
34に形成されている。
【0019】起動プレート130の前方側部136には
凹み148が形成されている。この凹み148は、起動
プレート130の外方の長手方向セグメント142に設
けてあり、かつロッキングポスト中央円形板114を受
け入れるような寸法に形成されている。この凹み148
は平坦な内面150を有しており、この内面150は起
動プレート130の平坦な前方側部136に対して実質
的に平行になっている。側方凹み152がロッキングポ
スト隆起部126を受け入れるために該内面150に形
成されている。側方凹み152は傾斜した後方壁154
を有しており、この後方壁154はロッキングポスト1
2を作動するための隆起部126と相互に作用し合って
いる。図14に示すように、細長いスロット146は側
方凹み152を介して伸びており、かつ該側方凹み15
2に対して垂直となっている。
【0020】起動部材14は、ボタン40及び起動プレ
ート130が往復運動出来るようにカバー34へ滑動可
能に設けられている。好ましくは、起動部材14は、カ
バー34へ形成された支持ボス156と、スプール保持
部材46と、の間において往復運動可能に取り付けられ
ており、起動プレート130の平坦前方側部136がボ
ス156の実質的に平坦な端部面158へ接触しその端
部面を滑動し、起動プレート130の第1段付き面13
9が保持プレート48の前方面143へ接触しその前方
面を滑動し、起動プレート130の第2段付き面141
がスプール保持部材の半径方向耳部54の前方面145
へ接触しその前方面を滑動する。起動プレート130へ
設けられた細長い第1の長手方向スロット144の幅は
好ましくはカバーボス62の直径よりも僅かに大きく、
該カバーボス62は起動部材14を直線160に沿って
往復運動するように案内している。この直線160は起
動プレート130の平坦前方側部136の長手方向中心
線に一致している。
【0021】こうして、ボス62と、支持ボス156
と、保持凹み148と、スプール保持部材半径方向耳部
54とが、起動部材14を保持しかつ案内し、起動部材
14が回転することなく直線160に沿って平坦な通路
内を往復運動出来るようになっている。
【0022】ロッキングポスト12は長手方向軸線11
6に沿って往復運動するようにカバー34内へ保持され
ている。この長手方向軸線116は好ましくは起動部材
14が往復運動する直線160に対して垂直となってい
る。またこの長手方向軸線116は好ましくは該直線1
60に対して交差している。ロッキングポスト保持スタ
ッド122はカバー34へ設けられたピンボス162へ
対して位置付けられている。このピンボス162は好ま
しくは円筒形穴164を有しており、この円筒形穴16
4内に保持スタッド122が往復運動可能に受け入れら
れている。ロッキングポスト12は起動部材14によっ
てピンボス162内へ保持されている。好ましくはロッ
キングポスト12及び起動部材14は、(a)ロッキン
グピン中央円形板114が起動プレート130とカバー
34との間に位置づけられ、(b)ロッキングポスト隆
起部126が起動プレート130の側方凹み152内に
受け入れられ、かつ(c)ロッキングピン124が起動
部材14内へ形成された第2の細長いスロット146を
介して後方へ突出する、ように位置付けられている。第
2の細長いスロット146は、ロッキングピン124が
起動部材14の必要な往復運動を妨げないような、長さ
となっている。
【0023】ロッキングピン124は、更に、スプール
保持部材耳部54へ形成された孔170を介して伸びて
いる。この孔170は軸線116に沿ってロッキングポ
スト12を往復運動するように案内するような寸法とな
っている。
【0024】ロッキングピン124を受け入れるために
種々の形状の保持部材構造がフレームプレート20上に
又は該フレームプレート20内へ設けられることが出来
る。好ましくはロッキングピン124を受け入れるため
にフレームプレート20の外表面21には孔166が設
けられており、これによりカバー34をリールフレーム
8上の固定位置へロックしている。孔166はフレーム
プレート20内に位置付けられており、スプール保持部
材の外方フランジ52のノッチ縁57がフランジ保持リ
ップ部分102に設けられたストップ部分112へ衝接
するときにロッキングピン124が孔166内へ受け入
れられるようになっている。ロッキングポスト12は、
好ましくは、ロッキングピン124が孔166内に受け
入れられるときに、ロッキングポストの長手方向軸線1
16が少なくともフレームプレート20の外表面21に
対して実質的に垂直になるように、整合されている。
【0025】スプリング44がカバー34とロッキング
ポスト中央円形板114との間においてピンボス162
の周りに配置されている。このスプリング44はロッキ
ングポスト隆起部126を起動部材の凹み152内へ保
持しかつロッキングピン124をフレームプレートの孔
166へ係合する方へ偏倚している。
【0026】ロッキングピン124は起動ボタン40を
押圧することによりフレームプレートの孔166から容
易に離されることが出来る。ボタン40が押されると、
起動部材14が直線160に沿って内方へ運動する。起
動部材14が直線方向内方へ運動すると、起動部材の側
方凹み152の傾斜した後方壁154がロッキングポス
トの隆起部126を横切って滑動し、こうしてロッキン
グポスト12をフレームプレートの孔166から離れる
ように軸線116に沿って前方へ押圧する。起動ボタン
40が解放されると、スプリング44が、側方凹み15
2の傾斜した後方壁154へ対してロッキングポスト隆
起部126を強制しこうして直線160に沿って外方へ
起動部材14を押圧することにより、ボタン40をその
初期位置まで戻すように作用する。
【0027】起動ボタン40がフレームプレートの孔1
66からロッキングピン124を引き戻すように作動さ
れると、カバー34はリールフレーム8に関してカバー
34を僅かな角度だけ回転することによりフレームプレ
ート20から容易に取り外されることが出来、それによ
りスプール保持部材の外方フランジ52は保持リップ部
分102から取り外される。
【0028】
【発明の効果】この発明の装置では、単にボタンを押し
次いでカバーをリールフレームに対して僅かな角度だけ
回転することにより、リールカバーを取り外し出来る。
その後、カバーは単にフレームへカバーを配置し、該カ
バーを反対方向に僅かな角度だけ回転することにより再
取り付けが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置を内蔵した統合体2を有している
ベイトキャステイングリール4の一部分破断の上面図で
ある。
【図2】 ベイトキャステイングリール4の第2の一部
分破断の例を示している図である。
【図3】 ベイトキャステイングリール4の左側部カバ
ー組立体6の分解斜視図である。
【図4】 側部カバー組立体6の後方立面図である。
【図5】 図4に示す矢線5−5方向に見た側部カバー
組立体6の一部分破断の立面図である。
【図6】 側部カバー組立体6の第2の一部分破断の立
面図である。
【図7】 ベイトキャステイングリール4に使用される
リールフレーム8の前方立面図である。
【図8】 図7に示す矢線8−8方向に見たリールフレ
ーム8の立面図である。
【図9】 本発明の装置2に使用されているロッキング
ポスト12の側方立面図である。
【図10】 ロッキングポスト12の別の側方立面図で
ある。
【図11】 ロッキングポスト12の後方立面図であ
る。
【図12】 ロッキングポスト12の前方立面図であ
る。
【図13】 本発明の装置統合体2に使用されている起
動部材14の前方立面図である。
【図14】 図13に示す矢線14−14方向に見た起
動部材14の一部分破断の立面図である。
【図15】 起動部材14の側方立面図である。
【図16】 起動部材14の後方立面図である。
【図17】 起動部材14の外方端部立面図である。
【図18】 起動部材14の内方端部立面図である。
【図19】 本発明の装置2に使用されているフランジ
保持部材10の斜視図である。
【符号の説明】
2:統合体 4:ベイトキャス
テイングリール 6:左側部カバー組立体 8:リールフレー
ム 10:フランジ保持部材 12:ロッキング
ポスト 14:起動部材 16:フレーム 18:右側フレームプレート 20:左側フレー
ムプレート 21:外表面 22:ラインスプ
ール 23:スプール孔 24:スプールシ
ャフト 26:右側カバー 28:クランクハ
ンドル 30:レベルワインド機構 32:脚構造体 34:左側カバー 36:円形端部壁 38:円筒形側方壁 40:起動ボタン 42:孔 44:スプリング 46:スプリング保持部材 48:保持プレー
ト 50:外方壁 52:外方フラン
ジ 54:半径方向耳部 56:ノッチ 57:ノッチ縁 58:ボルト 60:孔 61、62、6
3:ボス 64:ベアリングカップ 66:制動組立体
ガイドポスト 68:スプールシャフトベアリング 70:スプール制
動組立体 72:制動パッドハウジング 74:制動パッド 76:制動リング 78:カムスライ
ダ 80:ねじ付きボス 84:制動調整ダ
イアル 85:カム斜板 86:孔 96:ボルト 98:本体部分 100:孔 102:保持リッ
プ部分 104:側方縁部分 106:平坦リッ
プ部分 108:傾斜リップ部分 110:先端縁部
分 112:ストップ部分 114:中央円形
板 118:前方面 120:後方面 122:保持スタッド 124:ロッキン
グピン 126:半径方向隆起部 127:切り取り
面 130:起動プレート 132:内方長手
方向端部 134:外方長手方向端部 136:平坦前方
側部 138:段付き後方側部 139:第1段付
き面 140:内方長手方向セグメント 141:第2段付
き面 142:外方長手方向セグメント 143、145:
前方面 144:第1長手方向スロット 146:第2細長
スロット 148:凹み 150:内面 152:側方凹み 154:後方壁 156:支持ボス 158:端部面 162:ピンボス 164:円筒形穴 166、170:孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−137487(JP,A) 特開 平10−52196(JP,A) 実開 平5−51070(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 89/015

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィッシングリールへカバーを取外し可
    能に装着するための装置であって、 ロッキングピンを有しており、往復運動直線に沿って往
    復運動するように前記カバーへ保持されているロッキン
    グ部材と、 前記フィッシングリールへ前記カバーを固着するため前
    記ロッキングピンを受け入れるための受け入れ手段と、 該受け入れ手段から前記ロッキングピンを取り外すため
    前記往復運動直線に沿って前記ロッキング部材を移動す
    るため、前記カバーの外側から作動可能な起動手段と、 からなり、 前記起動手段が起動直線に沿って往復運動するように前
    記カバーに保持された起動ボデーを有しており、該起動
    直線が実質的に前記往復運動直線に対して垂直をなして
    いる、 フィッシングリールへカバーを取外し可能に装着するた
    めの装置。
  2. 【請求項2】 前記フィッシングリールがフレームプレ
    ートを有しているフレームを含んでおり、前記ロッキン
    グピンが前記受け入れ手段によって受け入れられると
    き、前記カバーがフレームプレートへ固着され、前記受
    け入れ手段が前記フレームプレートによって提供されて
    いる請求項1に記載のフィッシングリールへカバーを取
    外し可能に装着するための装置。
  3. 【請求項3】 前記ロッキング部材が更に前記往復運動
    直線に対して実質的に垂直な半径方向構造体を含んでお
    り、 前記起動手段が前記往復運動直線に沿って前記ロッキン
    グ部材を移動させるため前記半径方向構造体に起動力を
    及ぼすように作動可能である、 請求項1に記載のフィッシングリールへカバーを取外し
    可能に装着するための装置。
  4. 【請求項4】 ロッキング部材が更に前記往復運動直線
    に対して実質的に垂直をなす側方構造体を有しており、 前記起動ボデーが内部に前記側方構造体を受け入れるよ
    うに形成された溝を有しており、 該溝が傾斜壁を有しており、 前記起動手段が前記受け入れ手段から前記ロッキングピ
    ンを取り外すように作動されるとき該傾斜壁が前記側方
    構造体へ滑動可能に係合しかつ前記往復運動直線に沿っ
    て前記ロッキング部材を移動させる、 請求項1に記載のフィッシングリールへカバーを取外し
    可能に装着するための装置。
  5. 【請求項5】 前記起動ボデーが溝を含んでおり、この
    溝を介して前記ロッキングピンが伸びており、これによ
    り該ロッキングピンが前記起動ボデーの前記非回転の往
    復運動を妨げない請求項1に記載のフィッシングリール
    へカバーを取外し可能に装着するための装置。
  6. 【請求項6】 前記起動ボデーが溝を含んでおり、この
    溝を介して案内部材が前記起動線に沿って前記起動ボデ
    ーの前記非回転の往復運動を案内するように受け入れら
    れている請求項1に記載のフィッシングリールへカバー
    を取外し可能に装着するための装置。
  7. 【請求項7】 前記案内部材が前記カバーから突出して
    いるボスである請求項1に記載のフィッシングリールへ
    カバーを取外し可能に装着するための装置。
  8. 【請求項8】 前記フィッシングリールがフレームプレ
    ートを有しているフレームを含んでいる請求項1に記載
    のフィッシングリールへカバーを取外し可能に装着する
    ための装置であって、該装置が、 前記カバーへ固着されたスプール保持部材と、 該スプール保持部材に設けられたフランジと、 前記フランジを取り外し可能に受け入れかつ保持するた
    め前記フレームプレートへ設けられたフランジ保持手段
    と、 を有している、 請求項1に記載のフィッシングリールへカバーを取外し
    可能に装着するための装置。
  9. 【請求項9】 前記フランジ保持手段が、前記フランジ
    が下方に受け入れられているフランジリップを有してい
    る複数のフランジ保持部材を有している請求項8に記載
    のフィッシングリールへカバーを取外し可能に装着する
    ための装置。
JP10113038A 1997-04-25 1998-04-23 フィッシングリールへカバーを取外し可能に装着する装置 Expired - Fee Related JP3118446B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US845597 1997-04-25
US08/845,597 US5810274A (en) 1997-04-25 1997-04-25 Apparatus for attaching a cover to a fishing reel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10295236A JPH10295236A (ja) 1998-11-10
JP3118446B2 true JP3118446B2 (ja) 2000-12-18

Family

ID=25295604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10113038A Expired - Fee Related JP3118446B2 (ja) 1997-04-25 1998-04-23 フィッシングリールへカバーを取外し可能に装着する装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5810274A (ja)
JP (1) JP3118446B2 (ja)
KR (1) KR100310968B1 (ja)
CN (1) CN1198299A (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200448136Y1 (ko) 2008-02-18 2010-03-18 주식회사 코커스 낚시용 릴
US9439409B2 (en) * 2010-09-03 2016-09-13 106941 Ab Ltd. Fishing reel housing with adjustable line retainer assembly
CN103461291B (zh) * 2012-06-05 2015-12-09 Doyo工程有限公司 具有快开侧盖的渔线轮
KR101418029B1 (ko) * 2012-12-07 2014-07-09 주식회사 도요엔지니어링 사이드커버 분실 방지용 낚시용 릴
JP6198538B2 (ja) * 2013-09-13 2017-09-20 株式会社シマノ 両軸受リール
JP6198537B2 (ja) * 2013-09-13 2017-09-20 株式会社シマノ 両軸受リール
CN103734104B (zh) * 2013-12-31 2015-10-21 宁波中源欧佳渔具股份有限公司 一体式主体盖渔线轮
JP6368515B2 (ja) * 2014-03-25 2018-08-01 株式会社シマノ 両軸受リール
JP6656813B2 (ja) * 2015-03-10 2020-03-04 株式会社シマノ 釣り用リールの往復移動機構及び釣り用リール
JP6691343B2 (ja) * 2016-10-31 2020-04-28 グローブライド株式会社 両軸受型リール
KR101980638B1 (ko) * 2017-07-12 2019-05-21 유한책임회사 도요엔지니어링 하향 회전 잠금식 사이드커버를 구비한 낚시 릴
KR102127297B1 (ko) * 2017-08-10 2020-06-26 유한책임회사 도요엔지니어링 팜측 제1 사이드커버용 출몰식 락레버를 구비한 낚시 릴

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US900563A (en) * 1908-03-30 1908-10-06 George Edward Matts Fishing-reel.
US5108042A (en) * 1985-07-22 1992-04-28 Zebco Corporation Bait casting fishing reel
JPH0810279Y2 (ja) * 1989-08-10 1996-03-29 ダイワ精工株式会社 魚釣用両軸受型リール
US5429318A (en) * 1991-10-04 1995-07-04 Shimano Inc. Baitcasting reel having a locking device disposed laterally of a reel body
JP2572090Y2 (ja) * 1991-12-18 1998-05-20 株式会社シマノ 両軸受リール
JP2575446Y2 (ja) * 1992-02-18 1998-06-25 株式会社シマノ 両軸受リール

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10295236A (ja) 1998-11-10
CN1198299A (zh) 1998-11-11
KR100310968B1 (ko) 2001-12-31
US5810274A (en) 1998-09-22
KR19980081738A (ko) 1998-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3118446B2 (ja) フィッシングリールへカバーを取外し可能に装着する装置
JP3182401B2 (ja) フィッシングリール用のブレーキ作動装置
KR100333135B1 (ko) 베이트 캐스트 릴을 위한 조정가능한 브레이크
JP3118447B2 (ja) フィッシングリール用ブレーキ装置及びブレーキ要素組立体
US4549702A (en) Drag for spinning reel
US4371124A (en) Drag system for spinning style fishing reel
US6422498B1 (en) Adjustable brake for baitcast reel with infinite control
US4402469A (en) Self-aligning drag drive for fishing reels
JPH0371848B2 (ja)
US4778124A (en) Line retaining means for a spinning reel
JP3515880B2 (ja) 魚釣用リール
US3970263A (en) Ruggedized closed face spinning reel
US4875639A (en) Depth setting device for a spinning reel
US3018979A (en) Level wind fishing reel
US5897069A (en) Fishing reel frame
US5918827A (en) Line spool retainer for a spin cast fishing reel
EP0027318A1 (en) Fishing reel
US4491285A (en) Oscillating system retaining means
CA1040607A (en) Closed face spinning reel
JP2514323Y2 (ja) 魚釣用覆面型リ―ル
US5564639A (en) Slide mechanism for spinning reels used in fishing
JP2880395B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
US4266739A (en) Clip for fishing reel
JP4381896B2 (ja) スピニングリールの発音機構
US5931399A (en) Fishing reel anti-reverse mechanism

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees