JP3118284U - 履物の中敷き - Google Patents

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Abstract

【課題】畳表を利用した中敷きにおいて、型くずれしにくく、歩行中に違和感がなく、また手間を掛けることなく製造することができる履物の中敷きを提供するものである。
【解決手段】裏面に印刷により形成された滑り止め用の突起6を有する不織布5からなる滑り止め裏打ちシート2に、表側となるイ草3からなる畳表材シート1が貼着により積層され、イ草3の横目が水平線に対して外側に向かって5°〜10°上向き勾配となっており、爪先部および踵部のイ草が接着されて脱落防止されている履物の中敷き。
【選択図】図1

Description

本考案は、靴やスリッパなどの履物に敷いて使用する中敷きに関する。
靴、スリッパ、サンダルなどの履物に、中敷きが利用されている。特許文献1には、靴の中敷に畳表材を使用して靴蒸れを解消するとともに、夫々の靴のサイズに合わせて切断することができる中敷が開示されている。この中敷きは、畳表材を平面靴底型にカットして中敷本体を形成し、その中敷本体の周縁に沿って第1の縫目を縫着するとともに、第1の縫目から幅方向に鋏で容易に切断できる程度あけてその周縁に沿って一以上の第2の縫目が縫着され、各縫目間または縫目の位置を鋏で切断することにより、中敷のサイズ調整が可能となっており、畳表材の細材が中敷の幅方向に平行に配置され、爪先部および踵部には中敷の長手方向にその縁まで、細材の離脱を防止するための端部縫目が設けられている。
実用新案登録第3073086号
前記の畳表材を利用した中敷きは、畳表材のみからなるため、中敷き自体が履物の上で滑りやすく、さらに長手方向の滑り止め作用により爪先部や踵部へ寄せられてヨレてしまい、型くずれする場合がある。
また、前記従来の畳表材を利用した中敷きは、畳表材の細材が中敷の幅方向に平行に配置されているため、中敷きの長手方向へ滑り止めの作用はあるが、足が細材に沿って外側へ滑りやすく、歩行に違和感がある。
前記の畳表材を利用した中敷きは、細材の脱落を防止するために、中敷本体の周縁に沿って平行に複数の縫目を設け、さらに爪先部および踵部に端部縫目を形成する必要があるため、縫着作業に手間が掛かる。
そこで、本考案は、畳表を利用した中敷きにおいて、型くずれしにくく、歩行中に違和感がなく、また手間を掛けることなく製造することができる履物の中敷きを提供するものである。
本考案の履物の中敷きは、裏面に滑り止め用の突起を有する不織布からなる滑り止め裏打ちシートに、表側となるイ草からなる畳表材シートが貼着により積層され、イ草の横目が水平線に対して外側に向かって上向き勾配となっていることを特徴とする。勾配は5°〜10°が好ましい。また、滑り止め裏打ちシートの突起が不織布に印刷により形成することができる。また、爪先部および踵部のイ草が接着剤あるいは紙の貼着により脱落防止してもよい。
本考案の中敷きは、裏面に突起を形成した滑り止め裏打ちシートの上に畳表材シートを積層することにより、突起により靴との間の滑りを防止することができるので、履物の中でズレることがなく、また中敷きのヨレ、皺の発生及び破断を防止することができる。
また、イ草の目が水平線に対して外側に向かって上向き勾配となるようにカットされているので足の滑り止めとなるとともに、目に沿って内側(土踏まず側)へ足がずれる感触があるので、歩行中に違和感がない。
また、畳表材シートのイ草と、通気性を有する不織布製の滑り止め裏打ちシートにより、さわやかな履物内環境を提供することができる。
図1(a)は本考案による中敷きの畳表材シートの平面図、(b)は滑り止め裏打ちシートの平面図、(c)は中敷きの断面図である。
本考案の中敷きは、表側となるイ草からなる畳表材シート1とこれを積層する、裏面に滑り止め用の突起6を有する不織布5からなる滑り止め裏打ちシート2で構成される。
畳表材シート1は、イ草で製造した畳表や花ゴザを使用することができる。イ草は空気の浄化作用、抗菌性があり、夏は涼しく、冬は暖かく温度調節の作用がある。
本考案の中敷きは、イ草3の横目が水平線に対して外側に向かって5°〜10°上向き勾配となるようにカットされる。イ草3の目を傾斜させることにより、足の滑り止めとなるとともに、目に沿って内側(土踏まず側)へ足がずれる感触があるので、歩行中に違和感がない。仮に傾斜方向を外側に向かって下方へ傾斜させると、足が外へずれる感触がして違和感がある。なお、足の大きさに合わせてカットし易いように切断線を表示しててもよい。
畳表材シート1は滑り止め裏打ちシート2に貼着するので、爪先部および踵部のイ草が脱落するおそれはないが、イ草の脱落を確実に防ぐために、爪先部および踵部には、接着剤4を塗ったり、あるいは紙片を折り曲げて畳表材シート1と滑り止め裏打ちシート2に貼ったりしてもよい。
滑り止め裏打ちシート2は、紙あるいはポリエステルなどの不織布5の表面に間隔をおいて多数の突起6を形成する。不織布5を使用することにより、通気性を確保することができるとともに、薄い厚みで中敷きのヨレと滑り止めが可能となる。
突起6は点状、環状あるいは線条などを印刷により形成する。塗料には、熱発泡性絵具(顔料、水溶性アクリル樹脂、発泡剤、精製水の混合物)が適している。なお、紙不織布をポリエステルの不織布に重ねると、紙不織布に塗料の印刷がし易くなる。
不織布シート5には、消臭、抗菌あるいは水虫防止のために、適宜、消臭剤、抗菌剤あるいは水虫薬を含浸させてもよい。
畳表材シート1は、滑り止め裏打ちシート2に貼着して積層する。畳表材シートと滑り止め裏打ちシート2との通気性を確保するため、部分的あるいは周縁に貼着するのが好ましい。
裏面に突起6を形成した滑り止め裏打ちシート2の上に畳表材シート1を積層することにより、突起6により靴との間の滑りを防止することができるので、履物の中でズレることがなく、また中敷きのヨレ、皺の発生及び破断を防止することができる。
(a)は本考案による中敷きの畳表材シートの平面図、(b)は滑り止め裏打ちシートの平面図、(c)は中敷きの断面図である。
符号の説明
1:畳表材シート
2:滑り止め裏打ちシート
3:イ草
4:接着剤
5:不織布
6:突起

Claims (4)

  1. 裏面に滑り止め用の突起を有する不織布からなる滑り止め裏打ちシートに、表側となるイ草からなる畳表材シートが貼着により積層され、イ草の横目が水平線に対して外側に向かって上向き勾配となっていることを特徴とする履物の中敷き。
  2. 勾配が5°〜10°であることを特徴とする請求項1記載の履物の中敷き。
  3. 滑り止め裏打ちシートの突起が不織布に印刷により形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の履物の中敷き。
  4. 畳表材シートの爪先部および踵部のイ草が接着により脱落防止されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の履物の中敷き。
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