JP3157263U - 靴の中敷構造 - Google Patents

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茂太郎 濱田
茂太郎 濱田
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Abstract

【課題】クッション部材が直接足に触れることがない構造を採用することで、装着したクッション部材がずれ難く、且つ装着感に優れ、長時間歩行した場合にも足を痛めにくい靴の中敷の構造を提供する。【解決手段】靴の中敷10は、靴の内部の底板上に敷設された中敷板13と、上記中敷板13の裏面14側のに固定されたクッション部材15とから形成する。また、上記クッション部材15は、発泡ポリウレタンからなるクッション部16と、上記クッション部16を被覆する布材17とから形成され、上記中敷板13の裏面14側において、土踏まず部及び踵部が当接する表面18側部位に対応する位置19に固定されている。また、上記布材17は縫合されることにより上記中敷板13の裏面14側に固定されている。【選択図】図2

Description

本考案は、靴内部の底板に敷設される靴の中敷の構造に関する。
従来、靴の底板上に敷設される中敷は、靴のサイズと足のサイズが合致しない場合の調整用として使用されていた。
近年、サイズ調整の目的以外に、歩行時の足への衝撃の緩和、足つぼの刺激等の目的で、クッション部材が配設された機能性中敷が広く流通している(特許文献1)。
図3に示すように、上記特許文献1に係る靴の中敷30は、上板31と下板32とを備え、上記下板32の上面32aにおいて足の土踏まず部に対応する位置に、液状シリコンゴムの主剤と硬化剤とを混合させて硬化させてクッション部材33、33、33を載置し、上記上板31を、両面テープ等の粘着層34を介して上記クッション部材33、33、33を挟みこんで上記下板32に貼着固定して形成されている。
上記特許文献1に係る中敷30にあっては、上記クッション部材33、33、33は上記下板32には固定されていないため、上記上板31と下板32の間で位置がずれてしまうという不具合を有しており、更に、粘着層34が上記上板31と下板32から外方に押し出された場合には、粘着剤が足に付着する恐れがあるという別途の不具合をも有していた。
更に、クッション部材33、33、33がシリコンゴムから形成されているため、硬く、長時間歩行した場合等には、足を痛めてしまうという別途の不具合をも有していた。
本考案の解決する課題は、装着したクッション部材がずれ難く、且つ装着感に優れ、長時間歩行した場合にも足を痛めにくい、靴の中敷の構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の考案にかかる靴の中敷の構造は、中敷板と、上記中敷板の裏面側に固定されたクッション部材とから形成されていることを特徴とする。
上記クッション部材は、上記中敷板の裏面に直接固定されているため、歩行時にクッション部材の位置がずれてしまうことがない。
また、請求項2の考案に係る靴の中敷の構造は、上記クッション部材は、発泡ポリウレタンからなるクッション部と、上記クッション部を被覆する布材とから形成され、上記中敷板の裏面側において、土踏まず部及び踵部が当接する表面側部位に対応する位置に上記布材が固定されていることを特徴とする。
従って、歩行時の衝撃が上記発泡ポリウレタンのクッション部によって速やかに吸収されるとともに、土踏まず部を刺激する。
また、請求項3の考案に係る靴の中敷の構造は、上記布材は縫合されることにより上記中敷板の裏面側に固定されていることを特徴とする。
従って、上記布材に被覆されているクッション部が歩行中にずれることがない。
請求項1の考案にあっては、中敷板と、上記中敷板の裏面側に固定されたクッション部材とから形成されていることから、装着したクッション部材がずれ難く、且つ中敷板の裏面側にクッション材が装着されていることからクッション部材と足裏が直接触れないため、装着感に優れた靴の中敷の構造を提供することができる。
また、請求項2の考案にあっては、上記クッション部材は、発泡ポリウレタンからなるクッション部と、上記クッション部を被覆する布材とから形成され、上記中敷板の裏面側において、土踏まず部及び踵部が当接する表面側部位に対応する位置に上記布材が固定されていることから、請求項1の効果に加え、発泡ポリウレタンの柔軟性により、長時間歩行した場合にも足を痛めにくく、且つ、土踏まず部への刺激によるつぼ押し効果をも期待できる。
また、請求項3の考案にあっては、上記布材は縫合されることにより上記中敷板の裏面側に固定されていることから、請求項2の効果に加え、歩行時におけるクッション部材がよりずれ難い靴の中敷の構造を提供することができる。
特開2008−048863号公報
本考案の一実施の形態を示し、実施例の形態における靴の中敷の構造を有する靴の斜視図である。 本考案の一実施の形態を示し、(a)は実施例の形態における靴の中敷構造を表す裏面図、(b)は(a)のクッション部材のA−A線切断平面図である。 従来の靴の中敷構造を示す分解斜視図である。
本考案の実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施例に係る靴の中敷10の構造は、靴11の内部の底板12上に敷設された中敷板13と、図2(a)に示すように、上記中敷板13の裏面14側のに固定されたクッション部材15とから形成されている。
また、上記クッション部材15は、図2(b)に示すように、発泡ポリウレタンからなるクッション部16と、上記クッション部16を被覆する布材17とから形成され、上記中敷板13の裏面14側において、土踏まず部及び踵部(共に図示せず)が当接する表面18側部位に対応する位置19に固定されている。
また、上記布材17は縫合されることにより上記中敷板13の裏面14側に固定されている。
以下に、図面を用いて本実施例について詳細を説明する。
図1は、本実施例の形態における靴の中敷の構造を有する靴の斜視図である。
図1に示すように、本実施例に係る中敷10は、靴11の内部において底板12の略同一の形状に形成され、上記底板12上に敷設されている。
上記中敷10の中敷板13の素材は、本実施例に示した発泡ポリウレタンと同等の適宜の柔軟性、通気性、耐久性等を備えていれば特にその素材は問わない。
また、図2(a)は、上記中敷板13の裏面図である。
図2(a)に示すように、中敷板13は足裏と略同一形状に形成され、上記クッション部材15は全体略Ω形状に形成され、上記中敷板13の裏面14側の長さ方向略中央部から踵側端部にかけて、縫合線20、21に沿って上記中敷板13に逢着固定されている。
また、図2(b)は、上記クッション部材15を図2(a)のA−A線に沿って切断した状態を示す平面図である。
図2(b)に示すように、クッション部16は所定の厚みを有する板状に形成され、布材17によって被覆されている。
上記縫合線20、21上記布材の外周縁部に沿って平行に形成されている。
本実施例の作用および効果について図面を用いて詳述する。
図1に示すように、本実施例に係る靴の中敷10の構造においては、クッション部材15が中敷板13の裏面側に逢着固定されているため、靴を履いた際に、上記クッション部材15が直接足に触れることが無いため、装着時の違和感が少なく、極めて良好な装着感が得られると共に、クッション部材15が直接視認されないため、外観品質も良好である。
更に、上記クッション部材15と足裏とが直接擦り合うことが無く、且つ粘着剤等を用いず逢着により強固に固定されていることから、歩行や走行によって、上記クッション部材15にずれ、若しくは剥がれ等が生じ難い。
また、発泡ポリウレタンからなるクッション部16は、適当な硬さと共に、優れた衝撃吸収性を有していることから、歩行、走行時に足裏が受ける衝撃を軽減すると共に、土踏まず部等に刺激を与えることによって、つぼ押し効果を得ることができる。
なお、図1に示すように、本実施例は、布製の靴に本考案を適用した例を示しているが、本実施例の形態は、運動靴、革靴等、靴の種類を問わずに適用することが可能であり、適用可能な範囲は極めて広い。
なお、クッション部材の配置位置については、足の形状、刺激するつぼの位置等、目的に応じて適宜変更することが可能である。
更に、クッション部材の布材についても、クッション部と同様に、適宜の柔軟性、通気性、耐久性等を備えていれば、その素材は特に限定されない。
本考案は、靴内部の底板に敷設される靴の中敷の構造に適用可能である。
10 靴の中敷
11 靴
12 底板
13 中敷板
14 中敷板の裏面
15 クッション部材
16 クッション部
17 布材
18 中敷板の表面
19 土踏まず及び踵部の当接位置
20 縫合線
21 縫合線
30 中敷
31 上板
32 下板
32a下板の上面
33 クッション部材
34 粘着層

Claims (3)

  1. 靴内部の底板上に敷設する靴の中敷の構造であって、
    中敷板と、上記中敷板の裏面側に固定されたクッション部材とから形成されていることを特徴とする靴の中敷の構造。
  2. 上記クッション部材は、発泡ポリウレタンからなるクッション部と、上記クッション部を被覆する布材とから形成され、
    上記中敷板の裏面側において、土踏まず部及び踵部が当接する表面側部位に対応する位置に固定されていることを特徴とする請求項1の靴の中敷の構造。
  3. 上記布材は縫合されることにより上記中敷板の裏面側に固定されていることを特徴とする請求項2に記載の靴の中敷の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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