JP3118209B2 - 車載用計量装置 - Google Patents

車載用計量装置

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JP3118209B2
JP3118209B2 JP09201056A JP20105697A JP3118209B2 JP 3118209 B2 JP3118209 B2 JP 3118209B2 JP 09201056 A JP09201056 A JP 09201056A JP 20105697 A JP20105697 A JP 20105697A JP 3118209 B2 JP3118209 B2 JP 3118209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、運搬車輛に載せ
る積載物の重量を、搭載の際に予め計測して、計測した
データを表示盤により表示し、プリントアウトすること
ができるようにした車輛用計量装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、運搬車輛に設けられた計量装
置により積載物の重量を計測するものとして、例えば、
実開昭61−87746号、実開平7−5918号、実
開昭58−124341号などが知られている。そのう
ち、前記実開昭61−87746号の考案は、塵芥車の
積載量表示のコントロール装置であって、後部車輪の車
軸に積載量検出器を設け、塵の積載による車軸の撓みを
計測して表示盤に表示するものであり、表示盤の指示針
の動作とPTO操作レバーを連動させ、操作レバーを
「接」にすることで荷台に搭載した塵の総量が表示盤に
表示される。
【0003】また、実開平7−5918号の考案は、車
輛本体の後部上面と荷台の底面間に荷台の重量を測定し
得る重量測定装置を設けると共に、車輛の適所に前記重
量測定装置の測定結果を表示する表示器を設けて、荷台
の積載重量を車輛本体で測定し表示させることで積載量
が容易に目視できるようにしたものである。さらに、実
開昭58−124341号の考案は、車輛後部に装着さ
れたゲート板を油圧シリンダの操作力で水平に支持しな
がら昇降させる荷役作業機であって、ゲート板を駆動す
る油圧シリンダへの送油径路に送油圧力から前記ゲート
板上の荷重を示す重量計を設けることによりゲート板上
への過積載を防止できるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、前記の従来技
術のうち、実開昭61−87746号及び実開平7−5
918号の考案では、荷台に設けた重量計で搭載された
積載物の総量を計測するものであって、荷台へ積載物を
載せる前の段階で、予め積載物の重量を個別的に計測し
ておく手段を備えていない。そのため、荷台に積載物を
搭載してからでないと、その積載物の総重量を把握する
ことができず、過積載の原因となる問題点を有してい
る。
【0005】一方、前記の従来技術のうち、実開昭58
−124341号の考案では、積載物を地上から荷台へ
昇降するための昇降装置の駆動用油圧回路に積載物の重
量を検出する重量計を一体に設ける構造であるため、こ
の重量計には、常に昇降装置を旋回駆動するための力と
搭載する積載物の荷重とが合わせて計量されることにな
り、過大な昇降装置の駆動力を差し引かなければ荷重の
正確な値が測定できないという問題点や、油圧回路に油
漏れなどによりパワーダウン等の障害が生ずると、重量
計に積載物の適正な荷重を計量できなくなるという問題
がある。さらに、この装置では、荷台後端部を軸にリフ
トアームを回動してゲート板を昇降させる構造であるた
め、荷台の後方にリフトアームを旋回することができる
十分に広 い積み荷スペースが必要となる、という問題点
を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は、従来における
車載用計量装置の上記のような問題点を解消することを
目的として、コンパクトな構成で、積載物を搭載する際
に予めその重量を昇降用の油圧装置に影響を与えずに個
別的に計測でき、計測データが表示盤に入力されて正確
な記録として把握でき、しかも既成の運搬車輛にも簡単
に取り付けることができる耐久性に優れた車載用計量装
置の提供を目的としたものである。
【0007】本発明は、そのための具体的手段として、
運搬車輛の荷台後部両側に設けられたテールゲートと、
前記両テールゲート間に配置された積載物を乗せるため
のテールゲートフロアと、車輛の運転室などに設けられ
た積載物の重量などのデータを表示およびプリントアウ
トする表示盤とからなり、前記テールゲートは、筒状の
アウターコラムに摺動自在に内挿されたインナーコラム
と、前記インナーコラムと連結されて、昇降手段により
アウターコラムの外側を昇降するスライダーと、前記ス
ライダーの下端部に枢着されたロアプレート及びこのロ
アプレートの上面に計量器を介して配置されたアッパー
プレートとからなっており、前記テールゲートフロア
は、前記両側のアッパープレート上に支持される両端間
の中間部下面がロアプレートの下面よりも低い位置に設
定されており、前記ロアプレートとアッパープレートと
の間に設けられる前記計量器と前記表示盤とが接続され
ていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る車載用計量装
置の構成を、図面に示す実施例により説明すると、図1
に示すように、この車載用計量装置1は、運搬車輛にお
ける荷台2の後端両側に配置されたテールゲート3と、
前記両テールゲート3,3間に設けられた積載物Aを乗
せるためのテールゲートフロア13と、前記テールゲー
ト3に設けられた計量器4及びその計測データを表示す
る表示盤5とから基本的に構成されている。
【0009】前記テールゲート3は、荷台2後部の両側
に夫々立設した筒状のアウターコラム6と、このアウタ
ーコラム6に摺動自在に内挿されるインナーコラム7
と、前記アウターコラム6の外側に上下動可能に配設さ
れたスライダー8と、前記インナーコラム7の下端部に
枢着されたロアプレート11及びアッパープレート12
とからなっており、前記スライダー8とインナーコラム
7とをアウターコラム6に設けたスリット10内を通る
接続片9で連結し、インナーコラム7の上昇に伴いスラ
イダー8も上方へ摺動するように構成さている。
【0010】また、図2に示すように、各スライダー8
の下端部には、夫々ロアプレート11が枢着されてお
り、このロアプレート11の上面に計量器4を介してア
ッパープレート12が取着されている。
【0011】さらに、図3に示すように、対向するアッ
パープレート12,12には、積載物Aを載せるための
テールゲートフロア13の両端部夫々固定されるよう
に配設されており、このテールゲートフロア13の両端
間における中間部底面はロアプレート11,11の底面
よりも低い位置に設定されている。
【0012】一方、ロアプレート11とアッパープレー
ト12との間に設けられた計量器4は、配線コード14
を介して車輛の運転室などに設けた、図4に示すような
表示盤5と接続されており、計量器4で計測された積載
物Aの重量は表示盤5にデジタル表示されると共に、必
要に応じて印字ボタンを押すことでデータがプリントア
ウトされるようになっている。
【0013】このように構成される車載用計量装置1
は、車輛の運転時などでは、テールゲートフロア13が
荷台2の後部枠となるように垂直に保持されている。車
輛が停止して積載物Aの積載作業を始めるときには、テ
ールゲートフロア13を水平に倒して、荷台2の後部下
面に設けた油圧ポンプ17のコントロールスイッチ16
を操作して降下させ、テールゲートフロア13を接地さ
せる。なお、この油圧ポンプ17はコントロールスイッ
チ16を操作することにより作動して油圧シリンダのロ
ッドを縮ませロッドの先端に係合したワイヤが緩むこと
によりインナーコラム7が降下すると共にテールゲート
フロア13が下がるようになっている。
【0014】次に、接地したテールゲートフロア13に
積載物件Aを載せ、コントロールスイッチ16を操作し
てインナーコラム7を上昇させる。そして、インナーコ
ラム7の上昇に伴い積載物Aを載せたテールゲートフロ
ア13が上昇すると、ロアプレート11とアッパープレ
ート12との間に介装した計量器4が積載物Aの重量を
計測して表示盤5に表示する。
【0015】また、表示盤5に表示された積載物Aの重
量は、印字ボタン15を押すことで、日時、業者コード
などのデータと共に、明細票18としてプリントアウト
される(図5(a)参照)。さらに、この表示盤5は図
5(b)に示されるように、一日の全作業の集計票19
をプリントアウトすることもできる。
【0016】一方、積載物Aはテールゲートフロア13
を荷台2と同一面まで上昇させたのち、作業者によって
荷台2に積み込まれ。積載作業の完了後は、テールゲ
ートフロア13を荷台2側に折り畳んで次の積み込み場
所に車輛を移動させる。
【0017】
【発明の効果】先に述べたように、本発明によれば、昇
降自在に形成したテールゲートに計量器を設けたので、
装置がコンパクトになるだけでなく、テールゲートを交
換するだけで簡単に計量手段を設けることができるの
で、既成の運搬車輛にも容易に採用することができる。
【0018】また、積載物を個別に計量して表示盤に入
力するので正確な重量を把握できると共に、積載物の
を荷台に載せる前に行うので荷台上に計量不要なもの
を載せても計量に影響を与えることがない。
【0019】さらに、テールゲートフロアの底面がロア
プレートの底面より低い位置にあることから、テールゲ
ートフロアが接地しているときには計量器に荷重が加わ
らない。従って、積載物を載せる時の衝撃が計量器の負
担になることもないので、耐久性を向上させることがで
きる。
【0020】しかも、積載状況が明細票及び集計票とし
てプリントアウトされるので、積載量や作業工程が明瞭
化されるなど種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用計量装置の構成を示す斜視
図。
【図2】図1に示す車載用計量装置の側面説明図。
【図3】図1に示す車載用計量装置のテールゲートフロ
アとロアプレートとの関係を示す説明図。
【図4】本発明に係る車載用計量装置の表示盤の形状を
示す説明図。
【図5】図4に示す表示盤からプリントアウトされる明
細票及び集計票の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1:車載用計量装置 2:荷台 3:テールゲート 4:計量器 5:表示盤 6:アウターコラム 7:インナーコラム 8:スライダー 9:接続片 10:スリット 11:ロアプレート 12:アッパープレート 13:テールゲートフロア 14:配線コード 15:印字ボタン 16:コントロールスイッチ 17:油圧ポンプ 18:明細票 19:集計票
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 5/00 B60P 1/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運搬車輛の荷台後部両側に設けられたテー
    ルゲートと、前記両テールゲート間に配置された積載物
    を乗せるためのテールゲートフロアと、車輛の運転室な
    どに設けられた積載物の重量などのデータを表示および
    プリントアウトする表示盤とからなり、前記テールゲー
    トは、筒状のアウターコラムに摺動自在に内挿されたイ
    ンナーコラムと、前記インナーコラムと連結されて、昇
    降手段によりアウターコラムの外側を昇降するスライダ
    ーと、前記スライダーの下端部に枢着されたロアプレー
    ト及びこのロアプレートの上面に計量器を介して配置さ
    れたアッパープレートとからなっており、前記テールゲ
    ートフロアは、前記両側のアッパープレート上に支持さ
    れる両端間の中間部下面がロアプレートの下面よりも低
    い位置に設定されており、前記ロアプレートとアッパー
    プレートとの間に設けられる前記計量器と前記表示盤と
    が接続されていることを特徴とする車輛用計量装置。
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