JP3117810U - 複数発光パネルを具備するキャスター付き移動看板 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型プラズマディスプレィや液晶ディスプレィ単独では表示しにくい宣伝情報を効果的に、かつ確実に歩行者にむけて情報伝達する。および、大型プラズマディスプレィや液晶ディスプレィが路上の飛まつ水や粉塵などの電気機器に悪影響を与えるものによって故障することを防ぐ。
【解決手段】看板正面に動画像を表示する第一発光パネル1、看板正面に静止画像を表示する第二発光パネル2、看板背面に動画像または静止画像を表示する第三発光パネル3を有し、看板底面の吸気孔5の上部に、吸気孔全面を閉塞できる面積と形状の遮蔽板を吸気孔開口面からやや浮かせた水平位置に配設固定し、吸引外気が前記遮蔽板に沿って概水平方向に流れた後に上昇するようにして、路上の飛まつ水や粉塵などの侵入を阻止する。
【選択図】図1
【解決手段】看板正面に動画像を表示する第一発光パネル1、看板正面に静止画像を表示する第二発光パネル2、看板背面に動画像または静止画像を表示する第三発光パネル3を有し、看板底面の吸気孔5の上部に、吸気孔全面を閉塞できる面積と形状の遮蔽板を吸気孔開口面からやや浮かせた水平位置に配設固定し、吸引外気が前記遮蔽板に沿って概水平方向に流れた後に上昇するようにして、路上の飛まつ水や粉塵などの侵入を阻止する。
【選択図】図1
Description
本考案は、主として屋外に設置して歩行者に入店を呼びかける宣伝を表示したキャスター付き移動看板に関する。営業時間帯は屋外に、閉店時は店内に、と店舗内外を頻繁に移動するのでキャスターが必要である。また、飲食店のように夜間営業する業態の看板として利用するものが多く、その場合には暗くても視認性をよくするために発光する看板であることが必要である。
近年、大型プラズマディスプレィまたは大型液晶ディスプレィの量産技術が進歩し、これらが比較的廉価となったので、移動式看板の表示手段としても利用できるようになった。
たとえば図3は、縦型の大型プラズマディスプレィまたは縦型の液晶ディスプレィを配設してなる移動式発光看板である。図3の(d)は看板正面図、(e)は看板側面図、(f)は看板背面図であって、(f)の看板背面図では背面の風冷用排気孔などは省略した。図3の10が動画像または静止画像を表示する発光パネルである。図3の10は縦型表示であるが横型表示も公知である。縦型のほうが設置スペースをとらないので好まれている。
大型プラズマディスプレィや大型液晶ディスプレィによって、特に宣伝を動画で表示すると宣伝効果が高い。しかしながら、このような移動式看板には二つの問題がある。
第一に、動画は宣伝効果が高いものの、アピール対象である潜在客に確実に情報伝達したい住所や電話番号などの文字情報、常に表示したい当日の目玉商品、といった情報については大型プラズマディスプレィや大型液晶ディスプレィでは不適切な場合がある。動きが多い、過度にカラフルであるなどで、かえって視認性が悪いということである。
第二に、大型プラズマディスプレィや大型液晶ディスプレィは電気機器であるので、熱に弱く、強制風冷しないとオーバーヒートで故障に至る。強制風冷のための吸引は、上部からでは熱気を吸引し好ましくないため、下方から吸引される。しかし、この下方からの吸引が問題である。路上の飛まつ水や粉塵などの電気機器に悪影響を与えるものが看板内に侵入し、大型プラズマディスプレィや大型液晶ディスプレィを故障に至らしめる。
特開2000−322016号公報「ビデオ付きテレビ移動看板」
特開2000−10513号公報「搬送可能な電光看板」
特開2001−60069号公報「照明看板」
特開2005−157151号公報「路上用看板」
大型プラズマディスプレィや大型液晶ディスプレィ単独では表示しにくい宣伝情報を効果的に、かつ確実に歩行者にむけて情報伝達すること、および、大型プラズマディスプレィや大型液晶ディスプレィが路上の飛まつ水や粉塵などの電気機器に悪影響を与えるものによって故障することを防ぐこと、を課題とする。
本考案は(請求項1)、複数の視覚情報を表示する複数の発光パネルを具備したキャスター付き移動看板であって、看板正面に動画像を表示する第一発光パネル、看板正面に静止画像を表示する第二発光パネル、看板背面に動画像または静止画像を表示する第三発光パネルを有し、看板底面の吸気孔から外気を吸引し看板上部の排気孔に強制通風する発光パネルの空冷手段を有するキャスター付き移動看板である(図1参照)。
また、本考案は(請求項2)、アピール対象である潜在客にとって見やすいこと、を考慮して第一発光パネルが看板正面の上方、第二発光パネルが看板正面の下方に配設されるのが好適である。もちろん、第一発光パネルと第二発光パネルの上下を逆にしたり、左右に並列にしたりしてもよいが、このような配列が好ましいことが経験的にわかっている。興味をもった潜在客の目線の下方に確実に情報伝達したい住所や電話番号などの文字情報が静止して表示されていた方が、視認性が良く、読みやすいようである。
さらに本考案は(請求項3)、看板底面の吸気孔の上部に、該吸気孔の全面を閉塞できる面積と形状の遮蔽板を、吸気孔開口面からやや浮かせた水平位置に配設固定し、吸気孔より吸引された外気が前記遮蔽板に沿って概水平方向に流れた後に上昇するようにして、路上の飛まつ水や粉塵などの電気機器に悪影響を与えるものが看板内に侵入を阻止している。これを図2(本考案の看板底面の吸気孔まわりの構成説明図)に示す。
図2(a)は看板底面の吸気孔の上部に配設された該吸気孔の全面を上から閉塞できる面積と形状の遮蔽板の説明斜視図、図2(b)は、「air」で示される吸気された外気が遮蔽板に沿って概水平方向に流れた後に上昇すること、および「water」で示される飛まつ水や粉塵などの電気機器に悪影響を与えるものが遮蔽版で遮断されることを示す図である。
看板底面5Dの吸気孔5Aの上部に、上昇通気孔(パンチングメタルなどでよい)をもつ水平支持部材で外気上昇遮蔽板5Bを水平支持するようにすればよい。吸気孔開口面からやや浮かせる距離(5Aと5Bの離隔距離)は実験的・経験的に決めればよい。この構成で、路面の飛まつ水や粉塵などの電気機器に悪影響を与えるものが遮蔽版で遮断される。図2では、粉塵防止フィルタを略しているが、上昇気流流路に適宜配設すればよい。また図1と図2では、強制風冷用のファン(ブロア)と上部排気孔の記入は略している。
第一発光パネルで、アピール対象である潜在客に気づいてもらう、興味をもってもらう、といったきっかけを与える表示、第二発光パネルで、気づいて興味をもった潜在客に確実に情報伝達したい住所や電話番号などの文字情報、特にアピールしたい当日の目玉商品、といった情報を表示する、いう使い分けが可能となる。このことでより効果的な宣伝ができる。さらに、背面の第三発光パネルも、背面での宣伝効果を付加する。また、路面の飛まつ水や粉塵などの電気機器に悪影響を与えるものが遮蔽版で遮断されるので、表示機器の故障が回避される。
図1に本考案の実施例を示す。図1の(a)は看板正面図、(b)は看板側面図、(c)は看板背面図であって、(b)の看板側面図の一部は(a)看板正面図のXY断面を示す。本考案の第二・第三発光パネルが(請求項2)、パネル内部に有する発光手段の光でパネル表面の半透明の面に描画された濃淡画像を光透過で表示するものが好適である。図12Aが2のパネル内部に有する発光手段(蛍光灯など)である。図1の第三発光パネル3は、静止画像を表示する場合であるが、3Aが3のパネル内部に有する発光手段(蛍光灯など)である。
また図1の9は、表示情報に関連する音声情報を出力する聴覚情報出力手段(スピーカ)である。すなわち(請求項4)、表示情報に関連する「いらっしゃいませ」「当店はこちら」といった音声、あるいは音楽、あるいは効果音などの聴覚情報を出力する聴覚情報出力手段を兼備してもよい。
1 動画像を表示する第一発光パネル
2 静止画像を表示する第二発光パネル
2A 2のパネル内部に有する発光手段(蛍光灯など)
3 動画像または静止画像を表示する第三発光パネル
3A 3のパネル内部に有する発光手段(蛍光灯など)これは3が静止画像を表示する場合である。
4 表示制御手段(パソコンなど。9の音声情報も制御する)
5 看板底面の吸気孔まわりの構成部(図1では詳細は省略、詳細は図2参照)
5A 看板底面の吸気孔
5B 外気上昇遮蔽板
5C 外気上昇遮蔽板の周縁に配設された上昇通気孔(パンチングメタルなどでよい)
5D 看板底面
6 看板移動用キャスター
7 第二または第三発光パネル表面の半透明の面に描画された濃淡画像(文字)
8 吸気孔の上部に配設された外気上昇遮蔽板
9 表示情報に関連する音声情報を出力する聴覚情報出力手段(スピーカ)
10 動画像または静止画像を表示する発光パネル
2 静止画像を表示する第二発光パネル
2A 2のパネル内部に有する発光手段(蛍光灯など)
3 動画像または静止画像を表示する第三発光パネル
3A 3のパネル内部に有する発光手段(蛍光灯など)これは3が静止画像を表示する場合である。
4 表示制御手段(パソコンなど。9の音声情報も制御する)
5 看板底面の吸気孔まわりの構成部(図1では詳細は省略、詳細は図2参照)
5A 看板底面の吸気孔
5B 外気上昇遮蔽板
5C 外気上昇遮蔽板の周縁に配設された上昇通気孔(パンチングメタルなどでよい)
5D 看板底面
6 看板移動用キャスター
7 第二または第三発光パネル表面の半透明の面に描画された濃淡画像(文字)
8 吸気孔の上部に配設された外気上昇遮蔽板
9 表示情報に関連する音声情報を出力する聴覚情報出力手段(スピーカ)
10 動画像または静止画像を表示する発光パネル
Claims (4)
- 複数の視覚情報を表示する複数の発光パネルを具備するキャスター付き移動看板であって、
看板正面に動画像を表示する第一発光パネル、
看板正面に静止画像を表示する第二発光パネル、
看板背面に動画像または静止画像を表示する第三発光パネルを有し、
看板底面の吸気孔から外気を吸引し看板上部の排気孔に強制通風する発光パネルの空冷手段を有する
キャスター付き移動看板。 - 第一発光パネルが看板正面の上方、第二発光パネルが看板正面の下方に配設され、
第一発光パネルがプラズマディスプレィまたは液晶ディスプレィであり、
第二・第三発光パネルが、パネル内部に有する発光手段の光でパネル表面の半透明の面に描画された濃淡画像を光透過で表示するものである請求項1のキャスター付き移動看板。 - 看板底面の吸気孔の上部に、該吸気孔の全面を閉塞できる面積と形状の遮蔽板を、
吸気孔開口面からやや浮かせた水平位置に配設固定し、吸気孔より吸引された外気が前記遮蔽板に沿って概水平方向に流れた後に上昇するようにした請求項1のキャスター付き移動看板。 - 表示情報に関連する聴覚情報を出力する聴覚情報出力手段を兼備した
請求項1から請求項3のいずれかに記載されたキャスター付き移動看板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008716U JP3117810U (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | 複数発光パネルを具備するキャスター付き移動看板 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005008716U JP3117810U (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | 複数発光パネルを具備するキャスター付き移動看板 |
Publications (1)
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JP3117810U true JP3117810U (ja) | 2006-01-12 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107176116A (zh) * | 2017-07-11 | 2017-09-19 | 江苏万聚电气有限公司 | 一种带刹车灯的电动标牌 |
-
2005
- 2005-10-21 JP JP2005008716U patent/JP3117810U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107176116A (zh) * | 2017-07-11 | 2017-09-19 | 江苏万聚电气有限公司 | 一种带刹车灯的电动标牌 |
CN107176116B (zh) * | 2017-07-11 | 2023-06-06 | 江苏万聚电气有限公司 | 一种带刹车灯的电动标牌 |
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