JP3117788U - 袋保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 袋体を開口させた状態で位置ずれなく安定性よく自立保持させることができる袋保持具を提供すること。
【解決手段】 柔軟性を有する袋体1の内側に装着され、袋体1を開口させた状態で自立保持させるための袋保持具10であって、袋体1の開口部2を支持するための開口枠部11と、開口枠部11から下方外側に向けて延設された弾性を有する脚部12a〜12eとを備え、袋体1内に挿入された脚部12a〜12eの開脚方向への復元力により、袋体1の胴部3が保持されるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は袋保持具に関し、より詳細には、柔軟性を有する袋体の内側に装着され、該袋体を開口させた状態で自立保持させるための袋保持具に関する。
従来からポリエチレンやナイロン等の柔軟性を有する容量が大きなごみ袋は、大型のポリ容器等のごみ容器内に装着して使用されるのが一般的である。このような大型のごみ容器は、据置用として使用される場合には特に大きな問題は生じないが、自宅の庭や公園等の敷地を清掃する場合に、このような大型のごみ容器内に装着されたごみ袋に、集めたごみを袋詰めしていく作業は、容器の携行性が悪く、不便であり、また普段使用しないときにこの大型容器を収納しておくための広いスペースも必要になるという問題があった。
そのため、自宅の庭や公園等の敷地の清掃時に、このようなごみ袋を内側に装着する形式のごみ容器はあまり利用されておらず、集めたごみをごみ袋に直接投入してゆく場合が多い。この場合、ごみ袋の口を安定した状態で開口させておくのが難しいため、誰かにごみ袋の口を手で広げてもらった状態で、ごみを投入したり、また、一人の場合には、ごみ袋の胴部を広げた状態で地面におき、口を広げて、少量ずつごみを袋に入れ、次第にごみ袋の胴部を引き上げながら、ごみを入れていかなければならず、集めたごみを一度に大量にごみ袋に入れることが難しく、ごみの袋詰め作業に意外に時間がかかってしまうという問題があった。
そこで、ごみ等の投入を助成するために開口した状態に袋を支持するための手段をもったスタンドやフレームが開発されている。図11は、下記の特許文献1に記載されたごみ袋の固定器具を模式的に示した斜視図である。
ごみ袋の固定器具100は、逆凹形状をした2つの脚部101a、101bの上部が連結部材102a、102bで連結された構造になっている。ごみ袋の固定器具100を、ごみ袋110の内側に差し込んで設置し、ごみ111が一杯になったら、ごみ袋110から上部へ抜き取るようにして使用するようになっている。ごみ袋の固定器具100によれば、ごみ袋110に直接ごみ111を容易に投入することができるとしている。
しかしながら、特許文献1記載のごみ袋の固定器具100は、ごみ袋110に脚部101a、101bを単に差し込んでいるだけなので、ごみが少ない時には、ごみ袋110の開口部110aが下にずれてしまい、ごみ袋110の自立状態の安定性が悪いという問題があった。また、ごみ袋の固定器具100は、フレームだけで構成されているものの、依然として不使用時の収納性に劣るという問題があった。
特開2003−292105号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本考案は上記課題に鑑みなされたものであって、袋体を開口させた状態で位置ずれなく安定性よく自立保持させることができ、また、利用時の携帯性や不使用時の収納性に優れた袋保持具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本考案に係る袋保持具(1)は、柔軟性を有する袋体の内側に装着され、該袋体を開口させた状態で自立保持させるための袋保持具であって、前記袋体の開口部を支持するための開口枠部と、該開口枠部から下方外側に向けて延設された少なくとも3本以上の弾性を有する脚部とを備え、前記袋体内に挿入された前記脚部の開脚方向への復元力により、前記袋体の胴部が保持されるように構成されていることを特徴としている。
上記袋保持具(1)によれば、前記開口枠部と、該開口枠部から下方外側に向けて延設された少なくとも3本以上の弾性を有する脚部とを備え、前記袋体の内側に挿入された前記脚部の開脚方向への復元力(すなわち、前記脚部の弾性力)により、前記袋体の胴部が張った状態で保持されるので、前記袋体に物(ごみ等)が入っていない状態であっても、また、横に倒して使用したりしても、前記袋体の開口部や胴部が下にずれないように保持することができ、前記袋体を開口させた状態で位置ずれなく安定した状態に自立させることができ、ごみ等の物の投入を確実かつ迅速に行うことができる。
また本考案に係る袋保持具(2)は、上記袋保持具(1)において、前記袋体の開口部を前記開口枠部に止めるための固定手段を備えていることを特徴としている。
上記袋保持具(2)によれば、前記固定手段によって、前記袋体の開口部を前記開口枠部に確実に止めることができ、ごみ等の投入時等における前記袋体の開口部の位置ずれを防止することができる。また、前記袋体を自立保持させておくだけでなく、例えば、前記袋体を倒して開口部を側面にした状態で、塵取りのように利用することができ、前記袋体の使い方のバリエーションを増やすことができる。
なお、前記固定手段としては、例えば、前記開口枠部に一端側が回動自在に取り付けられた係止片を設け、袋体の開口部の一部を前記開口枠部と前記係止片との間に挟んだ状態で、前記係止片の他端側に設けられた引掛部を前記開口枠部に形成された係止部に係止させる構成、前記開口枠部にJ字形状等のフック(係止手段)を設け、該フックに袋体の開口部を係止(突き刺してもよい)させる構成、又はクリップ等の挟持具を用いて前記袋体の開口部を前記開口枠部に止める構成等が採用され得る。なお、前記固定手段は、前記開口枠部の形状やサイズ等に応じて、十分な固定機能が得られるように必要個数設けることが好ましい。
また本考案に係る袋保持具(3)は、上記袋保持具(1)又は(2)において、前記開口枠部が、矩形形状からなり、対向する一対の枠辺が互いに2等分された状態で枠内又は枠外に向けて折り畳めるように構成されていることを特徴としている。
上記袋保持具(3)によれば、前記開口枠部が、矩形形状からなり、対向する一対の枠辺が互いに2等分された状態で枠内又は枠外に向けて折り畳めるように構成されているので、前記開口枠部を折り畳んだコンパクトな状態で携帯することができるとともに、不使用時には、前記開口枠部を折り畳んだコンパクトな状態で収納することができ、携帯性及び収納性に優れたものにすることができる。
また本考案に係る袋保持具(4)は、上記袋保持具(1)又は(2)において、前記開口枠部が、複数の枠棒部材と、これら枠棒部材及び前記脚部を連結するための複数の継手手段とを含んで構成されていることを特徴としている。
上記袋保持具(4)によれば、前記開口枠部が、複数の枠棒部材と、これら枠棒部材及び前記脚部を連結するための複数の継手手段とを含んで構成されているので、不使用時には、前記開口枠部を複数の枠棒部材と継手部品とに分解し、各部を分解したコンパクトな状態で収納することができ、収納性に優れたものとすることができる。また、さらに前記複数の枠棒部材と前記脚部とを継手手段を介して伸縮性の弾性部材(例えば、コイルバネやゴムなどの弾性繊維等)で連結する構成としてもよく、係る構成によれば、各部を分解したあとでも、部品がばらばらになることなく、弾性部材で繋がった状態で折り畳んで収納することができ、また、繋がった状態になっているので組立時間も短縮することができる。
また本考案に係る袋保持具(5)は、上記袋保持具(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記複数の脚部を束ねるとともに、該束ねた脚部を開脚させるための巻き止め手段を備えていることを特徴としている。
上記袋保持具(5)によれば、前記巻き止め手段で前記複数の脚部を束ねることによって、前記脚部を束ねた状態のまま、前記袋体に差し込みながら、前記開口枠部が前記袋体の開口部に引っ掛かる程度まで、前記袋体の開口部を上に引き上げる作業、すなわち、袋保持具の位置合わせ作業を容易に行うことができ、前記袋体への装着を容易かつ正確に行うことが可能となる。
以下、本考案に係る袋保持具の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係る袋保持具を模式的に示した斜視図であり、(a)は、袋体未装着時の状態、(b)は、袋体装着時の状態を示している。なお、以下の実施の形態では、大容量(例えば、45L以上)の袋体に適用される袋保持具について説明する。
図中10は、袋保持具を示しており、袋保持具10は、柔軟性を有する袋体1の開口部2を支持するための略半円形状をした開口枠部11と、開口枠部11から下方外側に向けて延設された弾性を有する5本の脚部12a〜12eとを備えており、袋体1内に挿入される脚部12a〜12eの開脚方向への復元力(すなわち、脚部12a〜12eの弾性力)によって、袋体1の胴部3が張った状態で保持されるように構成されている。
開口枠部11と脚部12a〜12eとは、円柱又は円筒形状をしたプラスチック材により一体形成されており、開口枠部11の大きさは、袋体1の開口部2の大きさと略同程度か、やや小さめとなるように設定されている。なお、開口枠部11と脚部12a〜12eとは、曲げ弾性を有する細めの金属棒や木材等で構成することもできる。
また、脚部12a〜12eの長さは、袋体1に装着した時の脚部12a〜12eの先端部分の広がりが、開口枠部11のサイズよりも小さくならないように(すなわち、自立時の安定性が保たれるように)、好ましくは、開口枠部11のサイズよりも幾分大きく広がるように袋体1のサイズ等を考慮して設定されている。さらに、袋体未装着時における脚部12a〜12eの開脚角度θ(垂直軸となす角)は、脚部の長さ、太さ、弾性、及び袋体1のサイズや材質(強度)等を考慮し、脚部12a〜12eによって、袋体1の胴部3が、位置ずれしない程度の力で押さえられる角度であれば、0°より大きく90°未満の範囲で特に限定されるものではないが、袋体1への装着のしやすさ等を考慮して、例えば、3°〜30°程度の範囲に設定するのが好ましい。脚部12a〜12eの先端部は、袋体1を傷付けにくい形状、この場合半球状に加工されている。
また、袋保持具10の袋体1への装着後、複数の挟持具13によって、袋体1の開口部2が開口枠部11の内側に巻き付けた状態で止められるようになっており、袋体1の開口部2が弛まないようにしている。
次に袋保持具10の袋体1への装着方法について説明する。図2は、実施の形態(1)に係る袋保持具10の袋体1への装着方法を説明するための図である。まず、準備として、袋体1の開口部2を広げたものを用意し、次に、袋保持具10の脚部12a〜12eを束ねる(図2(a))。なお、袋体1への差し込みが容易になるように、開口枠部11の上から枠内に手を通して片手(図示せず)で脚部12a〜12eを束ねるようにするとよい。
次に、脚部12a〜12eを束ねた状態のまま、袋体1に差し込みながら、開口枠部11が、袋体1の開口部2に引っ掛かる程度まで、袋体1の開口部2を引き上げる(図2(b))。
次に、片手で束ねていた脚部12a〜12eを解放する(図2(c))。すると、脚部12a〜12eが開脚して、袋体1の胴部3に接するとともに、内側に曲げていた脚部12a〜12eの復元力により袋体1の胴部3が押し広げられ、袋体1がずれないように保持されるとともに、脚部12a〜12eの先端部が広がった状態で保持されるようになっている。その後、図1(b)に示したように複数の挟持具13で、袋体1の開口部2を開口枠部11の内側に巻き付けた状態で止める。
また、使用時には、袋保持具10が装着された袋体1を自立させた状態(すなわち、図1(b)の状態)で使用したり、或は、図3に示したように、横に倒して、塵取りのように使用することもできる。
上記実施の形態(1)に係る袋保持具10によれば、開口枠部11と、開口枠部11から下方外側に向けて延設された弾性を有する脚部12a〜12eとを備え、袋体1内に挿入された脚部12a〜12eの開脚方向への復元力により、袋体1の胴部3が張った状態で保持されるので、袋体1に物(ごみ等)が入っていない状態であっても、また、横に倒して使用したりしても、袋体1の開口部2や胴部3が下にずれないようにすることができ、袋体1を開口させた状態で位置ずれなく安定した状態で自立保持させることができ、ごみ等の物の投入を確実かつ迅速に行うことができる。
また、袋体1の開口部2を開口枠部11に止めるための複数の挟持具13を備えているので、これら挟持具13によって、袋体1の開口部2を開口枠部11に確実に止めることができ、ごみ等の投入時における袋体1の開口部2の弛みや位置ずれを防止することができる。また、販売店舗等では、袋保持具10を上に重ねた状態で保管や陳列を行うことができる。
なお、上記実施の形態(1)では、開口枠部11を略半円形状とし、脚部12a〜12eを5本設ける構成としたが、開口枠部11の枠形状は、袋体1の開口部2内に納まる形状であれば、円形、矩形、多角形など、どのような形状であってもよく、また、脚部は、立脚時の安定性が保てるように3本以上で構成されていればよい。
また、上記実施の形態(1)では、複数の挟持具13によって、袋体1の開口部2が開口枠部11に巻き付けて止められるようになっているが、別の実施の形態では、図4(a)、(b)に示したように、開口枠部11に一端側14aが回動自在に取り付けられた側面視円弧形状をした係止片14を設け、袋体1の開口部2の一部を開口枠部11と係止片14との間に挟んだ状態で、係止片14の他端側14bに設けられた引掛部14cを開口枠部11に形成された係止部11aに係止させる構成(図4(b)参照)として、袋体1の開口部2を開口枠部11に止めるようにしてもよい。なお、係止片14は、開口枠部11の複数箇所(例えば4箇所以上)に設けるのが好ましく、また、係止片14の内側面にゴム等の弾性部材(図示せず)を設けることにより、開口枠部11との係合力を高めることができ、内容物の重みによる袋体1の位置ずれを防止する効果を高めることができる。また、係止片14の形状は、開口枠部11の形状に合わせた形状に設定すればよく、係止片14の幅も開口枠部11の形状を考慮して大小様々なサイズ(例えば、10mm以上)に設定することが可能であり、また、係止片14の引掛部14cと、開口枠部11の係止部11aとの係止構造も種々の形態のものが採用され得る。
また、挟持具13や係止片14等を用いずに、開口枠部11の枠のサイズを、袋体1の開口部2のサイズよりも少し大きめに設定し、袋体1の柔軟性を利用して開口部2を開口枠部11に係止させる構成としてもよい。
図5は、実施の形態(2)に係る袋保持具を模式的に示した斜視図であり、(a)は、袋体未装着時の状態、(b)は、袋体装着時の状態を示している。
図中20は、袋保持具を示しており、袋保持具20は、柔軟性を有する袋体1の開口部2を支持するための矩形形状をした開口枠部21と、開口枠部21の四隅から下方外側に向けて延設された弾性を有する4本の脚部22a〜22dとを備えており、袋体1内に挿入される脚部22a〜22dの開脚方向への復元力によって、袋体1の胴部3が保持されるように構成されている。
実施の形態(2)に係る袋保持具20における開口枠部21は、対向する一対の枠辺が互いに2等分された状態で枠内に向けて折り畳めるように構成されている。図6は、実施の形態(2)に係る袋保持具20の開口枠部21の折り畳み構造を説明するための図であり、(a)は、組立後(折り畳み前)の状態を示す平面図、(b)は、折り畳み後の状態を示す平面図である。
開口枠部21は、角棒形状をしたプラスチック材からなる枠部材23a〜23fと、回転軸の両側に揺動可能な取付板を備えたヒンジ部品24a〜24fとを含んで構成されており、長辺の枠部材23a、23dの両端下面側から、丸棒形状をしたプラスチック材からなる脚部22a〜22dが下方外側に向けて延設されている。また、対向する一対の枠辺を構成する、枠部材23b、23c、及び枠部材23e、23fは、開口枠部21の一辺(短辺)を2等分する長さに設定されている。また、開口枠部21の大きさは、袋体1の開口部2の大きさと略同程度か、やや小さめとなるように設定されている。
ヒンジ部品24a、24c、24d、24fは、開口枠部21の四隅の内側側面に取り付けられており、ヒンジ部品24bは、枠部材23b、23cの連結部の外側側面に取り付けられており、ヒンジ部品24eは、枠部材23e、23fの連結部の外側側面に取り付けられている。
また、枠部材23b、23cの連結部の内側側面と、枠部材23e、23fの連結部の内側側面とには、開口枠部21の組立状態を保持するためのかんぬき型式のロック手段25が設けられている。ロック手段25は、ロック棒25aと、ロック棒25aを通すための筒部が形成された固定板25b、25cとを含んで構成されており、ロック棒25aを固定板25b、25cに通した状態にすることにより、ヒンジ部品24b、24eの揺動が阻止され、開口枠部21の組立状態が保持されるようになっている。なお、ロック棒25aと固定板25b、25cとの挿通状態は、袋保持具20を倒したり、逆さにしても外れない構造になっている。
上記構成により、図6(a)に示した、組立後(折り畳み前)の状態から開口枠部21を折り畳むには、左右のロック手段25のロック状態を解除して(すなわち、ロック棒25aを固定板25cから外して)、枠部材23b、23c、及び枠部材23e、23fを、枠の内側に折り畳むことで、図6(b)の状態に開口枠部21を折り畳むことができるようになっている。また、組み立てる場合には、枠の内側に折り畳まれた枠部材23b、23c、及び枠部材23e、23fを外側に押し広げた後、左右のロック手段25のロック棒25aを固定板25cの筒部に差し込むことにより図6(a)の状態に組み立てられる。
また、脚部22a〜22dの長さは、袋体1に装着した時の脚部22a〜22dの先端部分の広がりが、開口枠部21のサイズよりも小さくならないように(すなわち、自立時の安定性が保たれるように)、好ましくは、開口枠部21のサイズよりも幾分大きく広がるように袋体1のサイズ等を考慮して設定されている。さらに、脚部22a〜22dの開脚角度θ(垂直軸となす角)は、脚部の長さ、太さ、弾性、及び袋体1のサイズや材質(強度)等を考慮して、脚部22a〜22dによって、袋体1の胴部3が、位置ずれしない程度の力で押さえられる角度であれば、0°より大きく90°未満の範囲で特に限定されるものではないが、袋体1への装着のしやすさ等を考慮して、例えば、3°〜30°程度の範囲に設定するのが好ましい。脚部22a〜22dの先端部は、半球状に加工されている。
また、袋保持具20の袋体1への装着後、複数の挟持具13によって、袋体1の開口部2が開口枠部21の内側に巻き付けた状態で止められるようになっており、袋体1の開口部2が弛まないようにしている。
袋保持具20の袋体1への装着方法は、図2に示した実施の形態(1)に係る袋保持具10の袋体1への装着方法と略同様に行うことができ、まず準備として、袋体1の開口部2を広げたものを用意し、次に、開口枠部21の上から枠内に手を通して、袋保持具20の脚部22a〜22dを片手で束ね、次に、脚部22a〜22dを片手で束ねた状態のまま、袋体1に差し込みながら、開口枠部21が袋体1の開口部2に引っ掛かる程度まで袋体1の開口部2を引き上げた後、片手で束ねていた脚部22a〜22dを解放すればよい。
すると、脚部22a〜22dが開脚して、袋体1の胴部3に接するとともに、内側に曲げていた脚部22a〜22dの復元力により袋体1の胴部3が押し広げられ、袋体1が位置ずれしないように保持されるとともに、脚部22a〜22dの先端部が広がった状態で自立保持されるようになっている。また、使用時には、袋保持具20が装着された袋体1を自立させた状態で使用したり、或は、横に倒して、塵取りのように使用することもできる。
上記実施の形態(2)に係る袋保持具20によれば、上記実施の形態(1)に係る袋保持具10と略同様な効果が得られるとともに、開口枠部21が、矩形形状からなり、対向する一対の枠辺(すなわち、枠部材23b、23c、及び枠部材23e、23f)が互いに2等分された状態で枠内に向けて折り畳めるように構成されているので、開口枠部21を折り畳んだコンパクトな状態で携帯することができるとともに、不使用時には、開口枠部21を折り畳んだコンパクトな状態で収納することができ、携帯性及び収納性に優れたものにすることができる。
なお、上記実施の形態(2)では、開口枠部21が、対向する一対の枠辺(すなわち、枠部材23b、23c、及び枠部材23e、23f)が互いに2等分された状態で枠内に向けて折り畳めるように構成されているが、別の実施の形態では、開口枠部21が、対向する一対の枠辺(すなわち、枠部材23b、23c、及び枠部材23e、23f)が互いに2等分された状態で枠外に向けて折り畳める構成(例えば、ヒンジ部品24a、24c、24d、24fを、開口枠部21の四隅の外側側面に取り付け、ヒンジ部品24bを、枠部材23b、23cの連結部の内側側面に取り付け、ヒンジ部品24eを、枠部材23e、23fの連結部の内側側面に取り付けた構成)とすることもできる。
図7は、実施の形態(3)に係る袋保持具を模式的に示した斜視図であり、(a)は、袋体未装着時の状態、(b)は、袋体装着時の状態を示している。図8は、実施の形態(3)に係る袋保持具の平面図である。
図中30は、袋保持具を示しており、袋保持具30は、柔軟性を有する袋体1の開口部2を支持するための矩形形状をした開口枠部31と、開口枠部31の四隅から下方外側に向けて延設された弾性を有する4本の脚部32a〜32dとを備えており、袋体1の内側に挿入される脚部32a〜32dの開脚方向への復元力によって、袋体1の胴部3が保持されるように構成されている。
開口枠部31は、丸棒形状をしたプラスチック材からなる枠棒部材33a〜33dと、枠の四隅に配置され、隣り合う枠棒部材33a〜33dを直角に連結するとともに、丸棒形状をしたプラスチック材からなる脚部32a〜32dを連結するための三叉円筒状の継手部品34a〜34dとを含んで構成されており(図8参照)、枠棒部材33a〜33dと脚部32a〜32dとを対応する継手部品34a〜34dにそれぞれ差し込んで、組み立てられるようになっている。
また、脚部32a〜32dが継手部品34a〜34dから外れにくくするために、脚部32a〜32dの挿入側の端部と、継手部品34a〜34dの脚部挿入口とにねじを切って、ねじ止めできる構成としたり、脚部32a〜32dの挿入側の端部に凸部(又は凹部)、継手部品34a〜34dの脚部挿入口に凹部(又は凸部)を形成し、これらを係合させる構成としてもよい。また、開口枠部31の大きさは、袋体1の開口部2の大きさと略同程度か、やや小さめとなるように設定されている。
また、脚部32a〜32dの長さは、袋体1に装着した時の脚部32a〜32dの先端部分の広がりが、開口枠部31のサイズよりも小さくならないように(すなわち、自立時の安定性が保たれるように)、好ましくは、開口枠部31のサイズよりも幾分大きく広がるように袋体1のサイズ等を考慮して設定されている。さらに、脚部32a〜32dの開脚角度θ(垂直軸となす角)は、脚部の長さ、太さ、弾性、及び袋体1のサイズや材質(強度)等を考慮し、脚部32a〜32dによって、袋体1の胴部3が、位置ずれしない程度の力で押さえられる角度であれば、0°より大きく90°未満の範囲で特に限定されるものではないが、袋体1への装着のしやすさ等を考慮して、例えば、3°〜30°程度の範囲に設定されるように、継手部品34a〜34dの脚部挿入口の角度が設定されるようになっている。脚部32a〜32dの先端部は、半球状に加工されている。
また、袋保持具30の袋体1への装着後、複数の挟持具13によって、袋体1の開口部2が開口枠部31の内側に巻き付けた状態で止められるようになっており、袋体1の開口部2が弛まないようにしている。
袋保持具30の袋体1への装着方法は、図2に示した実施の形態(1)に係る袋保持具10の袋体1への装着方法と略同様に行うことができ、まず準備として、袋体1の開口部2を広げたものを用意し、次に、開口枠部31の上から枠内に手を通して、袋保持具30の脚部32a〜32dを片手で束ね、次に、脚部32a〜32dを片手で束ねた状態のまま袋体1に差し込み、開口枠部31が袋体1の開口部2に引っ掛かる程度まで差し込んだ後、片手で束ねていた脚部32a〜32dを解放すればよい。
すると、脚部32a〜32dが開脚して、袋体1の胴部3に接するとともに、内側に曲げていた脚部32a〜32dの復元力により袋体1の胴部3が押し広げられ、袋体1が位置ずれしないように保持されるとともに、脚部32a〜32dの先端部が広がった状態となり、自立安定性が高められるようになっている。また、使用時には、袋保持具30が装着された袋体1を自立させた状態で使用したり、或は、横に倒して、塵取りのように使用することもできる。
上記実施の形態(3)に係る袋保持具30によれば、上記実施の形態(1)に係る袋保持具10と略同様な効果が得られるとともに、開口枠部31が、枠棒部材33a〜33dと、枠棒部材33a〜33d及び脚部32a〜32dを連結するための継手部品34a〜34dとを含んで構成されているので、不使用時には、開口枠部31を枠棒部材33a〜33dと継手部品34a〜34dとに分解し、各部を分解したコンパクトな状態で収納することができ、収納性に優れたものとすることができる。
なお、上記実施の形態(3)では、開口枠部31が、枠棒部材33a〜33dと、枠棒部材33a〜33d及び脚部32a〜32dを連結するための継手部品34a〜34dとで構成され、不使用時には、分解してコンパクトな状態にして収納することができるようになっているが、各部品を紛失しないように、袋や箱等に入れて収納する必要がある。そこで、別の実施の形態では、図9に示すように、各継手部品34a〜34dに連結される枠棒部材33a〜33dと脚部32a〜32dとの端部を、伸縮性のあるコイルバネ35(或は弾性繊維等)で連結するようにしてもよく、係る構成によれば、各部を分解したあとでも、部品がばらばらになることなく、繋がった状態で折り畳んで収納することができ、また、繋がった状態になっているので組立時間も短縮することができる。
なお、上記実施の形態(1)〜(3)では、袋保持具10(20、30)の脚部12a〜12e(22a〜22d、32a〜32d)を片手で束ねた状態のまま、袋体1へ差し込む装着方法について説明したが、別の実施の形態では、脚部を束ねる巻き止め具を使用するようにしてもよい。例えば、図10(a)に示したような、脚部を挿入するための脚部挿入部41と、脚部を束ねるための伸縮性帯部42と、伸縮性帯部42の両端に設けられた係止部43とを備えた巻き止め具40を使用することができ、巻き止め具40を使用すれば、図10(b)に示した状態に袋保持具10の脚部12a〜12eを束ねることができ、脚部12a〜12eを束ねた状態のまま、袋体1に差し込みながら、開口枠部11が、袋体1の開口部2に引っ掛かる程度まで、袋体1の開口部2を上に引き上げる作業、すなわち、袋保持具10の位置合わせを容易に行うことができる。そして、巻き止め具40の係止部43による脚部12a〜12eの結束状態を解除することにより、脚部12a〜12eによる袋体1の胴部3の適切な保持状態を作り出すことができ、袋体1への装着を確実かつ容易に行うことができる。
また、上記実施の形態(1)〜(3)では、袋保持具10、20、30が、大容量(例えば、45L以上)の袋体1に適用される場合について説明したが、大容量の袋体1への適用に限定されるものではなく、大小さまざまな柔軟性のある袋体、例えば、スーパーのレジ袋、小型のビニール袋、網袋、布袋、紙袋などにも適用することができ、袋体のサイズ等に合わせて、袋保持具の各部のサイズ等を設定すればよく、また、ごみを入れる用途以外にも適用することができる。
本考案の実施の形態(1)に係る袋保持具を模式的に示した斜視図であり、(a)は、袋体未装着時の状態、(b)は、袋体装着時の状態を示している。 (a)〜(c)は、実施の形態(1)に係る袋保持具の袋体への装着方法を説明するための図である。 実施の形態(1)に係る袋保持具が装着された袋体の別の使用方法を説明するための図である。 (a)、(b)は、別の実施の形態に係る袋保持具の開口枠部の構造を模式的に示した部分拡大断面図であり、(a)は、袋体を係止片で止める前の状態、(b)は袋体を係止片で止めた後の状態を示している。 実施の形態(2)に係る袋保持具を模式的に示した斜視図であり、(a)は、袋体未装着時の状態、(b)は、袋体装着時の状態を示している。 実施の形態(2)に係る袋保持具の開口枠部の折り畳み構造を説明するための図であり、(a)は、組立後(折り畳み前)の状態を示す平面図、(b)は、折り畳み後の状態を示す平面図である。 実施の形態(3)に係る袋保持具を模式的に示した斜視図であり、(a)は、袋体未装着時の状態、(b)は、袋体装着時の状態を示している。 実施の形態(3)に係る袋保持具の組立後の状態を示す平面図である。 別の実施の形態に係る袋保持具の組立後の状態を示す部分断面平面図である。 (a)は、巻き止め具を模式的に示した斜視図であり、(b)は、巻き止め具を使用して袋保持具の脚部を結束した状態を示した図である。 従来のごみ袋の固定器具を模式的に示した斜視図である。
符号の説明
1 袋体
2 開口部
3 胴部
10、20、30 袋保持具
11、21、31 開口枠部 12a〜12e、22a〜22d、32a〜32d 脚部

Claims (5)

  1. 柔軟性を有する袋体の内側に装着され、該袋体を開口させた状態で自立保持させるための袋保持具であって、
    前記袋体の開口部を支持するための開口枠部と、 該開口枠部から下方外側に向けて延設された少なくとも3本以上の弾性を有する脚部とを備え、
    前記袋体内に挿入された前記脚部の開脚方向への復元力により、前記袋体の胴部が保持されるように構成されていることを特徴とする袋保持具。
  2. 前記袋体の開口部を前記開口枠部に止めるための固定手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の袋保持具。
  3. 前記開口枠部が、矩形形状からなり、対向する一対の枠辺が互いに2等分された状態で枠内又は枠外に向けて折り畳めるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の袋保持具。
  4. 前記開口枠部が、複数の枠棒部材と、これら枠棒部材及び前記脚部を連結するための複数の継手手段とを含んで構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の袋保持具。
  5. 前記複数の脚部を束ねるとともに、該束ねた脚部を開脚させるための巻き止め手段を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の袋保持具。
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JP2013199381A (ja) * 2012-02-22 2013-10-03 Isao Maekawa 廃棄物袋の形状保持体
JP2019013204A (ja) * 2017-07-11 2019-01-31 有限会社西川鉄筋 農作業補助具

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