JP3117759U - ホースホルダー付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内側面と底の境界の角に沿って円形状にホースホルダーを設けることで渦巻状に給水し、給水を飛散させず、複数の容器を積み上げ収納してもホースホルダーが邪魔にならない容器を提供する。
【解決手段】容器1の内側面4と底5の境界の角に沿って給水ホースを通すことができる穴又は溝を備えるホースホルダー2a,2b,2cを設けたホースホルダー付き容器。内側面4と底5の境界の角に沿って少なくとも3箇所にホースホルダーを円形状に配置して設けたことにより、ホース先端部出口を一定方向へ向けて渦巻状に給水し、給水時の水圧によるホースの動きを止め給水を飛散させず、容器の底面を積み重ねても安定性がよく収納できる。
【選択図】図1
【解決手段】容器1の内側面4と底5の境界の角に沿って給水ホースを通すことができる穴又は溝を備えるホースホルダー2a,2b,2cを設けたホースホルダー付き容器。内側面4と底5の境界の角に沿って少なくとも3箇所にホースホルダーを円形状に配置して設けたことにより、ホース先端部出口を一定方向へ向けて渦巻状に給水し、給水時の水圧によるホースの動きを止め給水を飛散させず、容器の底面を積み重ねても安定性がよく収納できる。
【選択図】図1
Description
本考案は、水道から容器に給水する水圧の反作用により生じるホースの動きを止めるホースホルダーの設置箇所が容器の底にあって、給水が飛散しないように給水口が一定の方向に向き、給水ホースの先端部が容器の底にあるため作業の邪魔にならず、ホースホルダー付き容器の収納時に複数積み上げても安定性がよい容器に関するものである。
バケツ、タライ、などの容器にホースを保持する装置は、給水の際に給水用のホース(以下「給水ホース」という。)が水圧の反作用で動き回るのを容器に固定できる利点があるので、特許文献に示されたようないろいろなホース保持具として実用に供されている。
実用のホース保持装置は、容器に給水ホースの保持ができるのみで実用上十分であった。
実用のホース保持装置は、容器に給水ホースの保持ができるのみで実用上十分であった。
しかし、給水が飛び散るのを生じにくくするため容器の底辺に給水ホースを固定するためには、ホースの出口を容器の底に沿わせてホースを十分に容器の底辺に固定する必要がある。
特許文献26〜28は、容器と別体に作られたホース保持具であるから容器に着脱することができるものである。これらは、容器の収納時には取り外される。容器と保持具の分散を生じ、このために忘れられることになる。いずれの保持装置を使用するものであっても、給水ホースのホース出口が保持部より突出して邪魔になったり、ホース出口の固定の仕方が不安定である。例えば特許文献20ではホースの出口が容器上縁の本体に設けられた保持部に挿し込まれるのみであり、水の出口が保持具から抜けやすいため給水ホースが外れることなどが起きる。
特許文献26〜28は、容器と別体に作られたホース保持具であるから容器に着脱することができるものである。これらは、容器の収納時には取り外される。容器と保持具の分散を生じ、このために忘れられることになる。いずれの保持装置を使用するものであっても、給水ホースのホース出口が保持部より突出して邪魔になったり、ホース出口の固定の仕方が不安定である。例えば特許文献20ではホースの出口が容器上縁の本体に設けられた保持部に挿し込まれるのみであり、水の出口が保持具から抜けやすいため給水ホースが外れることなどが起きる。
水圧のかかった水道水を容器に供給する用途において、給水の際にホースの出口から噴出した水圧により、給水ホースはこれにかかる反作用が生じ抜けやすい。この欠点は給水の障害であるのみならず、容器と保持部が一体になっている場合は、容器の収納に際して容器を積み上げると保持具が邪魔になる場合があるなどの欠点があった。
この改善策として、水圧がかかった給水ホースをさまざまなやり方で固定する方法がある。先行技術調査の結果を次に記載する。従来技術では、容器縁の取っ手の取り付け部に一緒に保持具を有するもの(例特許文献1〜4)、容器の取っ手にホースを保持できるようにしたもの(例特許文献5〜18)、容器本体に保持部が一体であるもの(例特許文献19〜25)、容器に着脱可能な構造を持つ保持具であるもの(例特許文献26〜28)がある。
容器縁の取っ手の取り付け部に一緒に保持具を有するもの
特開平08―150087号公報
特開平08―150089号公報
特開平08―336470号公報
実開昭56−169840号公報 容器の取っ手にホースを保持できるようにしたもの
特開平08―150086号公報
特開平08―150088号公報
特開平07―191772号公報
特開平09―103377号公報
特開平10―94492号公報
実開昭60−63138号公報
実開昭61−71054号公報
実開昭62−4252号公報
実開昭62−155747号公報
実開昭63−79842号公報
実開昭63−88251号公報
実開昭63−129541号公報
実開昭63−192942号公報
実開昭63−196644号公報 容器本体に保持部が一体であるもの
実開昭57−36247号公報
実開昭58−37848号公報
実開昭58−37849号公報
実開昭59−27746号公報
実開昭59−27747号公報
実開昭59−145344号公報
実開昭60−27835号公報 容器に着脱可能な構造を持つ保持具
実開昭57−27240号公報
実開平03−68851号公報
実開平03−103052号公報
実開平05−88462号公報
容器縁の取っ手の取り付け部に一緒に保持具を有するもの
解決しようとする問題点は、水道水を容器よりこぼれることなく給水ができるようにする場合に障害となる給水ホースを容器の底に固定できない点である。
本考案は、容器の底辺に位置させた給水ホースの出口より常に容器内側面に沿って流れるように給水し、柄杓で水遣り、雑巾の濯ぎ、洗濯物の濯ぎをするなどに使用可能とするため、底辺の角にホースホルダーを設けたものであってそのホースホルダーで給水ホースを保持し、内側面に沿うほぼ円形状にホースの先端部を容器の底角に位置させて給水することを最も主要な特徴とする。
本考案のホースホルダー付き容器は、容器の底に給水が流れるようにするため、実施例1,2に示すように容器内の底角に穴又は溝を備えるホースホルダーを設けて給水ホースの先端部をホルダーに通して、給水ホースを容器の底に円形状に配置するので、先端部出口を一定方向に向けて渦巻状に給水できるので飛び散らない。ホース先端部出口が外れたり、先端部がホースホルダーから出てもそれが邪魔にならないし、ホースホルダーは内部にあり幾つもの容器の積み上げもできるという利点がある。
容器内の底にホースホルダーを設けて水圧がある水道水を飛び散らないように渦巻状に給水するという目的を、給水中のホースの先端部出口が外れず、ホースの先端部が邪魔にならず、容器の積み上げを損わずに実現した。ホースホルダーは、容器本体の底に内側面に沿って配設し、ホースホルダーに装着する給水ホースがほぼ円形状になるようにする。本考案を実施するに当たっては、ホースホルダーは容器本体に接着、固着、溶着、本体と一体成型のいずれであっても良い。
図1〜4は、本考案装置の1実施例の断面図であって、1は容器、2a,2b,2cはホース通しの穴を備えるホースホルダー、4は容器の内側面、5は容器内の底, 6はホースを装着する穴である。
容器1の内側面4と底の境界の角に沿ってホースを装着する穴を備えるホースホルダーを設けたホースホルダー付き容器である。
容器1の内側面4と底の境界の角に沿ってホースを装着する穴を備えるホースホルダーを設けたホースホルダー付き容器である。
実施例1のホースホルダー付き容器は、容器1の内側面4と底の境界の角に沿ってホース3を装着する穴6を備えるホースホルダー2を容器の底に内側面に沿い配設して、平面図(図4)に示すようにホースホルダー2にホースを装着してほぼ円形状に保持できるようにした。前記穴は、ホースホルダーに給水ホースを装着する手段であるからホースを通して挿し込める筒状又は柔らかいホースを押さえて挿し込める程度に開いている開口部分を有する溝状であってもよい。
実施例1では、前記のホースホルダーは、容器1の内側面4と底5の境界の角に沿って少なくとも3箇所(2a,2b,2c)に設けた。このように数箇所にホースホルダーを設けることによって、そこに装着した給水ホースに曲がりが生じて、飛び散らないように容器の内側面に沿った円形の渦巻状に給水することができる。
このようなホースホルダーの配置を円形状の底に内側面に沿わせるようにしたので、給水はホースから出て渦巻状になり容器の外に給水が飛び出るおそれはなくなる。又、数箇所のホースホルダーを通すことによってホースの先端部がホースホルダーから外れることがない。さらに、ホースの先端部は底に着いているからホースが邪魔にならず、容器から柄杓で散水するとき容易であって、雑巾や洗濯物の濯ぎの際に水が流れて濯ぎが容易となる効果がある。
図5の実施例2は、ホースホルダーに設けた開口部7によって、ホースホルダーの穴にホースを通すだけでなくホースを挟み入れるように装着する。例えばホースホルダーの側部又は上部に開口する部分を有し、開口部7からホースホルダーに装着しホースを挟むことができる構造である。ホースを容器の底に保持するためには、ホースホルダーへのホースの装着又は取り外しの操作性が良いことが要となるので、ホースホルダーの穴の側面又は上面に開口する部分があることがホース装着操作の容易さにおおいに役立つものである。
容器の底に設けたホースホルダーを用いて容易に給水ホースの保持ができ、底の円形状に沿って三箇所のホルダーに給水ホースを取付けることによって、給水ホースを容器の底面にほぼ円形状に保持され渦巻状に給水可能になる。本考案の実施例は、タライ、バケツのような給水を貯める容器に適用できる。雑巾の濯ぎ、タライを使用する洗濯物の濯ぎの用途にもホース先端部が外れたり、ホース先端部の給水の出口に邪魔されたりせずに使用できる。ホースホルダーは常時容器の底に在っても、複数容器の積み上げに支障が生じない。
1 容器
2a,b,c ホースホルダー
3 給水ホース
4 内壁
5 底(底辺)
6 穴
7 開口部
2a,b,c ホースホルダー
3 給水ホース
4 内壁
5 底(底辺)
6 穴
7 開口部
Claims (4)
- 容器1の内側面4と底の境界の角に沿って円形状にホースホルダーを配置して設けたホースホルダー付き容器。
- ホースホルダーを内側面4と底の境界の角に沿って少なくとも3箇所に設けた請求項1に記載のホースホルダー付き容器。
- ホースホルダーの側部又は上部に開口部を有し、開口部からホースホルダーに給水ホースを装着する構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載のホースホルダー付き容器。
- ホースホルダーは円筒形の穴に給水ホースを装着する構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載のホースホルダー付き容器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008626U JP3117759U (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | ホースホルダー付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005008626U JP3117759U (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | ホースホルダー付き容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3117759U true JP3117759U (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=43468074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008626U Expired - Fee Related JP3117759U (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | ホースホルダー付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3117759U (ja) |
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2005
- 2005-10-19 JP JP2005008626U patent/JP3117759U/ja not_active Expired - Fee Related
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