JP3186340U - 液体容器用ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体容器に装着されるノズルにおいて、該ノズルが一方向において自在に折曲可能であり、さらに折曲状態を保持することにより、片手で容易に注入作業を行うことができる液体容器用ノズルを提供すること。
【解決手段】 本考案の液体容器用ノズル1は、蛇腹部3と、蛇腹部3の基端に形成された容器連結具4と、蛇腹部3の先端に形成された注入部5とからなるノズル本体2内に、前記蛇腹部3を折曲状態に保持する形状保持具10を収容したことを特徴とする。
また前記形状保持具10は、テーパー状に形成された本体部11と、本体部11の基端に形成された、容器連結具4内に収容される保持体12とを備える。さらに前記保持体12は、幅方向に伸縮自在に形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、一方向において自在に折曲可能であり、さらに折曲状態を保持することにより、片手で容易に注入作業をすることができる液体容器用ノズルに関する。
従来より、灯油等の液体を収容する容器においては、容器内の液体を効率よく他の容器へ注入するためのノズルが装着されている。一般的なノズルは、容器に着脱自在に装着されており、本体を折り曲げ自在とするために、中間部分が蛇腹状に形成されている。
また一般的なノズルにおいては、本体部分が耐久性のあるポリエチレン樹脂にて形成されているため、蛇腹状の中間部分を折り曲げた状態で手を離すと、もとの直状に戻ってしまうという欠点があった。
それらの問題を解決するために、ノズル本体をポリプロピレン樹脂に形成することで、蛇腹部分を折曲状態に保持することができるノズルも開発されている。しかしながら、ポリプロピレン樹脂は耐久性に乏しく劣化しやすいという問題がある。そのため繰り返しの使用により、また長期放置により、蛇腹部分にヒビが入ったり、穴が開いたりするという問題も生じた。
また、上記ノズルに関する先行技術として、液体紙容器から液体を受け入れようとする液体用紙容器からの液体注入方法及び液体注入補助具がある(例えば特許文献1参照)。
上掲特許文献1の液体注入方法は、液体用紙容器の上部に配置した吐出口にノズルを接続し、前記ノズル先端の注入口を自由な位置に移動できるようにしたことを特徴とする。
また液体注入補助具は、液体用紙容器の上部に配置した吐出口に接続配置したジャバラ式ノズルにより構成されていることを特徴とする。
特開平6−211237号公報
しかしながら、特許文献1の液体用紙容器からの液体注入方法及び液体注入補助具においては、液体用紙容器の上部に配置した吐出口に接続配置したジャバラ式ノズルにより構成されているため、注入口の方向を自由に移動することができるが、一方でノズルから手を離すと元の形状に戻ってしまうという欠点があった。そのため、容器内の液体を別の容器に移す場合、片手で液体容器を持ち上げ、他の手でノズルを保持していなければならず、利便性や作業性が悪いという問題が生じた。
そこで本考案は上記の点に鑑み、液体容器に装着されるノズルにおいて、ノズルが一方向において自在に折曲可能であり、さらに折曲状態を保持することにより、片手で容易に注入作業を行うことができる液体容器用ノズルを提供することにある。
解決を解決するための手段
上記課題を解決するために本考案の液体容器用ノズルは、蛇腹部と、蛇腹部の基端に形成された容器連結具と、蛇腹部の先端に形成された注入部とからなるノズル本体内に、前記蛇腹部を折曲状態に保持する形状保持具を収容したことを特徴とする。
また前記形状保持具は、長尺状の本体部と、本体部の基端に形成された、容器連結具内に収容される保持体とを備える。
また前記形状保持具の本体部は、先細のテーパー状に形成されている。
さらに前記保持体は、幅方向に伸縮自在に形成されている。
考案の効果
本考案の本考案の液体容器用ノズルは、蛇腹部と、蛇腹部の基端に形成された容器連結具と、蛇腹部の先端に形成された注入部とからなるノズル本体内に、前記蛇腹部を折曲状態に保持する形状保持具を収容したことにより、蛇腹部が一方向において自在に折曲可能となり、さらに折曲状態を保持することができ、片手で容易に注入作業を行うことができる。
また前記形状保持具は、本体部がテーパー状に形成されているため、蛇腹部を滑らかに折曲させることができる。
さらに前記保持体は、幅方向に伸縮自在に形成されているため、さまざまな寸法のノズルにも好適に対応することができる。
本考案における液体容器用ノズルの断面図である。 前記液体容器用ノズルの他方向からの断面図である。 液体容器用ノズルを折曲した状態の断面図である。 (a),(b)は保持体の詳細を示す。 本考案における液体容器用ノズルの使用状態である。
本考案の液体容器用ノズルは、ノズルが一方向において自在に折曲可能であり、さらに折曲状態を保持することにより、片手で容易に注入作業を行うことができることを特徴とするものである。
以下、本考案の液体容器用ノズルにおける実施の形態を図面に基づいて説明する。
図示する液体容器用ノズル1は、蛇腹部3と、蛇腹部3の基端に形成された容器連結具4と、蛇腹3の先端に形成された注入部5とからなるノズル本体2と、該ノズル本体2内に収容される、蛇腹部3を折曲状態に保持する形状保持具10とを備えることを特徴とする。また前記ノズル本体2は、耐久性の優れ、繰り返しの曲げに強いポリエチレン樹脂にて形成されている。
ノズル本体2は、容器20内に収容された液体、例えば灯油等を効率よく他の容器22へ移行させるものである。前記ノズル本体2は、折曲自在な蛇腹部3と、蛇腹部3の基端に形成された容器連結具4と、蛇腹3の先端に形成された筒状の注入部5とからなる。また前記容器連結具4の底面には開口部6が穿孔されている。さらに前記容器連結具4は、取付具7を介して容器20の開口部21に着脱自在に連結されている。
また特に、前記ノズル本体2内には、前記ノズル本体2の蛇腹部3を折曲状態に保持する形状保持具10が収容されている。形状保持具10は、図1及び図2に示すように、長尺状の本体部11と、本体部11の基端に形成された、容器連結具4内に収容される保持体12とを備える。
前記形状保持具10は、折り曲げた際、その形状を保持することができる鉄、アルミ、真鍮、銅等の金属部材で形成されている。また形状保持具10の本体部11の形状は、先方が細くなるテーパー状に形成されている。そのため、折曲するとノズル本体2の蛇腹部3を滑らかに折曲させることができる。
また、前記形状保持具10の大きさは特に限定されるものではないが、例えば、本体部11の基部幅を10mm、先方幅を5mm、厚みを1mm程度に形成することが望ましい。この形状とすることにより、ノズル本体2が一方向において自在に折曲可能となる。さらに折曲状態を確実に保持することができ、片手で容易に注入作業を行うことができる
また、前記形状保持具10の基端には、ノズル本体2の容器連結具4内に配置される保持体12が設置されている。保持体12は矩形状の大径に形成されており、前記形状保持具10をノズル本体2内に好適な状態で収容し配置させることができる。
前記ノズル本体2内に形状保持具10を収容させることにより、図3に示すように、ノズル本体2を折り曲げると、蛇腹部3を滑らかに折曲させることができる。そのことにより、蛇腹部3が一方向において自在に折曲可能となり、さらに折曲状態を確実に保持することができる。
また他の好適例として、前記保持体12を幅方向に伸縮自在に形成することが好ましい。図4に示すように、形状保持具10の本体部11の基部に開孔部13を穿孔するとともに、長孔15を穿孔した一対の保持板14,14´を前記開孔部13に配置させる。この状態で、ボルト等の係止具16により保持板14,14´を本体部11の基部に螺着させる。
保持板14,14´を本体部11の基部に螺着した後、係止具16を緩め、保持板14,14´を長孔15内で左右にスライドさせることにより、保持板14,14´の幅を任意に調節させることができる。そのため、如何なる大きさのノズルにも形状保持具10を好適に収容させることができる。
次に、図5において、本考案の液体容器用ノズル1の使用状態を示す。
先ず、容器20の開口部21に取付具7を介して容器連結具4を装着させ、ノズル2を任意の状態に折り曲げる。そして注入部5を他の容器22の開口部内に配置させる。
次に、容器20を持ち上げて適宜量の液体を他の容器22内に移行させる。この際、ノズル本体2の蛇腹部3は曲折状態が保持されているため、ノズル本体2を押さえておく必要がなく、片手の操作で容易に、且つ確実に液体の注入作業を行うことができる。
1 液体容器用ノズル
2 ノズル本体
3 蛇腹部
4 容器連結具
5 注入部
6 開口部
7 取付具
10 形状保持具
11 本体部
12 保持体
20 容器
21 開口部
22 容器

Claims (4)

  1. 蛇腹部と、蛇腹部の基端に形成された容器連結具と、蛇腹部の先端に形成された注入部とからなるノズル本体内に、前記蛇腹部を折曲状態に保持する形状保持具を収容したことを特徴とする液体容器用ノズル。
  2. 前記形状保持具は、長尺状の本体部と、本体部の基端に形成された、容器連結具内に収容される保持体とを備える請求項1記載の液体容器用ノズル。
  3. 前記形状保持具の本体部は、先細のテーパー状に形成されている請求項2記載の液体容器用ノズル。
  4. 前記保持体は、幅方向に伸縮自在に形成されている請求項2または3記載の液体容器用ノズル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101942664B1 (ko) * 2017-10-17 2019-01-25 옴니시스템 주식회사 노즐이 형성된 파우치를 갖는 콤팩트형 화장품 케이스
KR20190042973A (ko) * 2017-10-17 2019-04-25 옴니시스템 주식회사 노즐부재를 갖는 콤팩트형 화장품 케이스
KR102585537B1 (ko) * 2023-03-03 2023-10-06 (주)스템포인트 반려동물 귀세정제 용기용 마개

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